リプレイ
ラウム・マルファス
ラップってヤツカナ?ボクには理解はできないケド楽しそーだよネ、音楽って難しイ
パフォーマンス、ボクは無理だからドローンに任せよウ
コミカルな動物を象ったドローンたち
3頭身くらいのネコやクマ、カラスやクラゲ
新宿島で流行ってる感じのポップな音楽をドローンから流して踊ってもらうヨ
ボクは無理
腰の高さまで足上がんないノ
音楽鳴らしてるドローンに乗ってよウ
踊りながらドローンの機能で風を起こして胞子を吹き飛ばし、キラキラとキノコを枯らす薬品を撒くヨ
枯れないなら爆薬搭載の子でドッカン
芸術は爆発らしーから音楽も爆発してオッケーだネ
エリンギ生えたら持って帰って晩酌のつまみに……え、消えるノ?あとで買って帰ろうかナァ
セフィー・ステラ
アドリブ(キノコの生える細かい位置等お任せ)&連携歓迎です。
音楽の悪用なんて音楽好きのボクとして放っておけないよ!色々とまだ慣れないけどがんばるね!
街の人たちを演奏で鼓舞しながら戦えばいんだよね?
キノコ楽団?ぬめぬめしてそうで気持ち悪い…しかも何かぼやけてる部分あるし…
集落で見てきたキノコはもっとかわいかったような?
魔楽器を【演奏】して魔術的な力で攻撃するよ!
わわっ!?胞子が!?
きゃっ!キノコが生えてきた!?
服の中にも生えてきて気持ち悪いよ…
アンジェリカにもキノコが!?
早く倒さないともっと生やされちゃう!
今度は胞子が当たらない範囲からパラドクスで英雄を創造して攻撃するよ!
英雄さんたちお願いね☆
アストライア・ノートン
アドリブ連携OK
ふーむ
確か仏教には念仏踊りなるものがあると聞くが…どう見ても違うなコレぇ!?
まぁ演奏バトルである以上受けぬ訳にもゆかぬ
余のニューオーリンズ仕込みのギターテクに酔いしれるが良い!(ジャカジャカと掻き鳴らしながら【突撃】)
開幕一番にメタルヒザを群れ目掛けて叩き込み、キックやギターによる【強打】を次々と叩き込んで…
おアーッ!地面に生えてるキノコに足を取られて滑ってしまったではないかコラーッ!
スタイリッシュに決めようと思ったが予定変更である!(ギターをフランクにぶつけ叩き折る)
やはりピースメイカーによる【砲撃】のファンファーレこそ、予が奏でるに相応しい音楽であるな!
では早速喰らえーい!
魔破・克也
???
……??????
何であの敵上の方にモザイクかかっているんだ???
あれか、どっかの版権的な物に引っ掛かるとかそういう事か????
まあ、細かい事は良いか
楽器は得意じゃないが、俺にはこの体がある
ハカで正面から立ち向かおう!!
Ka mate, ka mate!
ka ora! ka ora!
Ka mate, ka mate!
ka ora! ka ora!
Tēnei te tangata pūhuruhuru
Nāna nei i tiki
mai whakawhiti te rā
Ā, upane! ka upane!
Ā, upane, ka upane,
whiti te ra!
あ、胞子は水洗いして流す
天星・雲雀
革命裁判を再開させるわけには行きません!人々のエネルギーは、弾圧からの開放へ向かう物です。奪わせませんよ!
練り歩くなら、バグパイプで。半妖妖狐の肺活量で、勇敢な音楽です!
上向ききのこさん。お、おっきいです。
戦闘では、舞と合わせてリズミカルにスッテプを踏みながら戦うので、手に持つ楽器は、ウインドオーブの金具と満長で、トライアングルの様に、静かに清らかに高々と歴史の変わり目を告げるような音色で、木魚と念仏を払拭です!
精神を操られた人は大気と風と心を震わす音色を聞いて、元の精神を取り戻してください。
使うパラドクスは、奪魂尾獣穿。おっきなきのこをペチペチして倒します。
「???」
いや待って欲しい。これは仕方のない事なんだ。魔破・克也(金欠守護者・g00588)が首を傾げる視線の先を見てくれ。
「……??????」
凄まじい勢いで疑問符を連発する克也が見たものは……。
「何であの敵、上の方にモザイクかかっているんだ?あれか、どっかの版権的な物に引っ掛かるとかそういう事か?」
え、そこ?蛇とボディビルダーとキノコを繋ぎ合わせた怪物が木魚叩いてるカオスを前に、そこを気にする?
「まあ、細かい事は良いか。楽器は得意じゃないが、俺にはこの体がある……ハカで正面から立ち向かおう!!」
かくして克也は手を打ち合わせて足を踏み鳴らし、じりじりと距離を詰めていく……。
「ラップってヤツカナ?ボクには理解はできないケド楽しそーだよネ、音楽って難しイ」
独特のイントネーションで叫び声をあげながら進む克也を見送り、ラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)は三頭身SDキャラなアニマル系ドローンを飛ばした。猫、熊、鴉にクラゲ……なんでクラゲ!?
「それじゃ、ミュージックスタート」
ラウムが指を鳴らせば、浮遊機から流れ出すのはポップミュージック。新宿島で現在流行中の曲と共に、ドローン達が踊り出し……待て。お前は何をしている?
「ボクは無理。腰の高さまで足上がんないノ」
俺がこの記録を残す際にツッコまれる事を想定していたのか、誰にともなく言い訳するラウムはスピーカーを搭載したドローンの上で胡坐をかき、高みの見物……大人とは、効率を優先してズルくなっていくものなのだな……。
「音楽の悪用なんて音楽好きのボクとして放っておけないよ!色々とまだ慣れないけどがんばるね!街の人たちを演奏で鼓舞しながら戦えばいんだよね?」
心をクリーンナップする為にも、ここで今回のお子様を紹介しよう。やる気十分なこちらが幼女(真)ことセフィー・ステラ(エルフのサウンドソルジャー・g06416)。そして真がいるということは、偽もいるわけで。
「革命裁判を再開させるわけには行きません!人々のエネルギーは、弾圧からの開放へ向かう物です。奪わせませんよ!」
幼女(偽)はこちら、天星・雲雀(妖狐のシャーマン・g00400)である。何故彼女が偽物なのか気になった場合は、パーソナルデータを見て欲しい。主に年齢の部分。
「キノコ楽団?ぬめぬめしてそうで気持ち悪い……しかも何かぼやけてる部分あるし……集落で見てきたキノコはもっとかわいかったような?」
「上向ききのこさん……お、おっきいです」
怪訝な顔をするセフィーと、虚ろな目をしている雲雀……未来ある子ども達には健全に育って欲しかった(手遅れ感)。
「ふーむ、確か仏教には念仏踊りなるものがあると聞くが……どう見ても違うなコレぇ!?」
復讐者に囲まれ、マッスルポーズを取り始めたキノコを前に叫ばずにはいられなかったのがアストライア・ノートン(アメリカ帝国皇帝・g04806)。そんな彼女の手には一本のギター。
「まぁ演奏バトルである以上受けぬ訳にもゆかぬ。余のニューオーリンズ仕込みのギターテクに酔いしれるが良い!」
などとかき鳴らす腕前は本物。休むことを知らぬ町と謳われた地域で身に着けた技術は、伊達ではないようだ。
「よーし、ボク達だって!」
「ディアボロス音楽隊の力を見せてあげましょう!」
こちらの息が合うお子様二人は同じ楽器なのかと思いきや、セフィーは木彫りのフルート。雲雀は……。
「プープピープーペー……」
なんでバグパイプなんか選んだんだお前は!?な、何はともあれ、五つの音楽(若干一名はボディパーカッション)がクロノヴェーダを取り囲み、無事に敵を撃破するのであった。
具体的に何があったのか、きちんと記載できればよかったのだが、俺の文章能力では不可能だったため、当該報告書には映像記録を添付しておく。
▼映像を再生しますか?
はい← /いいえ
「分かるかキノコ野郎?この俺の不安が!焦燥が!!」
鬼気迫る表情で荒ぶる舞を披露する克也。彼が抱く心のモヤ。それは……。
「登録商標じゃなければ許されると思っていた行動指針が通らなかった時の、この焦燥が!出撃寸前に『グレーはアウトで』と言われて、頭真っ白でこの場に臨むことになったこの俺の危機感が!!分かるか!?」
自ら窮地に陥った事を告白し、その勢いのままに敵を精神的に圧倒する。敵さんから反撃の意思よりも理解できない事への恐怖の感情を向けられているのが、克也。彼の身に何が起こったのかと言えば、シンプル(っていうか、メタ)な話。事前に練ってた作戦が、実在の歌詞と被っている疑惑があったため、文章化できなかったのである。でも成すべき要素は含まれてたから、出撃してしまったという悲劇(喜劇?)がそこに……。
「何故だ!音楽で勝負というから、全力で歌詞を用意してきたというのに!」
ビシッと決めた、『敵から逃げ切った事を祝うポーズ』のまま微動だにせず敵に迫る克也。元々動きやリズムは自由とされている音楽とはいえ、まさか仔細を記録されないであろう、しかしせっかくだから用いてみたかった音楽を体で表現してくるとは。
「正々堂々かかってこい!こちとら戦を前にした民族舞踊だ!さぁ、さぁ!さぁ!!」
今でこそ、スポーツの試合前などに見られる舞踊だが、元々は戦う前に敵を煽るためのものだったらしい克也の舞。まさかそれが敵を威圧する使い方になろうとは……。
と、どんどんばんばん、自身の体と大地を打楽器代わりにメンタルアタックを仕掛ける復讐者がいる一方で。
「余のライブはここから始まる……者共、聞けー!!」
前奏から繋いでテンションのピークを迎えたアストライアが、早速歌詞に入るのかと思いきや、パカッ。
『?』
突如、彼女の左脚の装甲が開いたかと思うと、ポンと上空に何かが打ち上げられていく。最近のサイボーグは花火でも搭載してるのかなー……と、見せかけ、バァン!!
「見よ!これぞ余の愛国心【パトリオット】である!!」
イッツァクレイジー!!上空に吹っ飛んだグレネードが爆ぜたかと思ったら、ライトニング!!いや、実際には目には見えないんだけど、火薬の代わりに電磁パルスがキノコをスマッシュ!!めっちゃ痺れて頭(傘?)がぐねんぐねん揺れてるところに向かって、アメリカ皇帝様がランニーング!かーらーの。
「これが弾頭蹴りというものだ!!」
機械兵器に改造された両足を揃えて放つ、強烈なドロップキックが炸裂ッ!吹っ飛んだキノコ、立ち上がることができずに、ワン、ツー……K.O!!
「フハハハハ!圧倒的ではないか我が兵そォアーッ!?」
おぉっと!ここでアメリカ皇帝、蹴りつけたせいで脚底についた胞子で滑って盛大にスリーップ!
「貴様のせいで滑ってしまったではないかコラーッ!」
しかも逆ギレのおまけつきだ!皇帝は何を言っても許されると思っているのか!?
「スタイリッシュに決めようと思ったが予定変更である!」
ザリザリと地面を蹴って胞子を擦り付け、しっかり踏みしめるとギターを構えて、フルスウィング!キノコの傘とギターのボディが仲良く吹き飛んでいくッ!!
「やはりピースメイカーのファンファーレこそ、予が奏でるに相応しい音楽であるな!では早速喰らえーい!」
理不尽ッ!好き放題暴れた挙句、三体ワンセット感のあったキノコの生き残りめがけて、超至近距離で徹甲炸裂弾を発射!キノコは犠牲になったのだ……。
「わわっ!?胞子が!?」
オイコラアメリカンエンペラー、キノコを爆発四散させたせいで、セフィーがモロに胞子被ってんぞ!?
「覚えておくといい……人は、困難を乗り越えてこそ成長するのだ……!」
一見それっぽい事言ってるけど、無茶苦茶にぶっ放した責任から逃げてるだけだコレ!?
「きゃっ!キノコが生えてきた!?服の中にも生えてきて気持ち悪いよ……」
とか言ってる間に、セフィーはキノコに侵食されていき……。
「え、待って、ボクはどこにいくの!?」
全身で食らってたせいで、体中からシメジが生え、毬藻ならぬ、毬茸状態のセフィーが転がっていく……しかし、彼女には心強い相棒がいた。
「あ、ありがとう、アンジェリカ……」
と、オラトリオが受け止めてくれたことでどこまでも転がり続ける末路は避けたのだが。
「アンジェリカにもキノコが!?」
そりゃー、キノコの塊になってるセフィーに触ったんだもの。アンジェリカもキノコる(動詞)よね。
「早く倒さないともっと生やされちゃう!英雄さんたち、お願いね☆」
シメジ玉と化したセフィーの隣で、アンジェリカが舞茸のドレスに囚われていると、呼び出されたのは……あの、どう見ても死神なんですが?
「いっけー!キノコ狩りの英雄さん!!」
あのでっかい鎌、草刈りめいたサムシング用なの!?何はともあれ、上半身っていうか、首っぽい部分から上を三人分まとめてスパーン!深夜の通販番組かな?ってノリで綺麗にいきましたね。
キノコ狩られたキノコは地面の上でぴちぴち跳ね、キノコ狩られなかった胴体の方は陸に打ち上げられた魚の如くビクンビクン……酷い絵面だな。
「収穫される覚悟はいいですか!?」
雲雀!アレは食べられないからね!?聞こえてなくとも、ツッコミを入れたくなる彼女は、バグパイプから風の宝珠&パリィナイフに武器……じゃねぇよ、楽器を持ち換えた。どうやって演奏するのかって?
「秋を越え、冬も折り返し春が近づく今……キノコさんの季節はもう終わりです!」
宝珠を支える金具を、満長と銘打たれた短剣の直剣及び大柄の鍔でキンコンキンコン……甲高い音色を響かせながら、左右にステップを刻みリズムを読ませず距離感を狂わせて。
「来年の冬、美味しいキノコ鍋に生まれ変わってください!」
短剣を引き、刺突が来るとキノコが身構えた瞬間。
カッキィイイイン……!
打ったぁあああああ!!突如巨大化した雲雀の尻尾が、キノコのマッスルバディを捉えて今!遥か彼方の上空へと消し飛ばしました!文句なしの(戦)場外サヨナラです!!
「……」
さて、残ってたキノコもさすがに察する。こいつらはいろんな意味でヤベェ、と。キノコたる者、その足跡は菌床。さりげなーく来た道を戻って逃げようとするが。
「何処にいくのカナ?」
周りがフリーダム過ぎて暇してたラウムが菌床部分に殺菌剤をシューッ。すっかり枯れてしまった菌床は使い物にならず、もはや退路なんてなかった!
「結構強力な殺菌剤なんだケド……さすがにクロノヴェーダ本体は枯れないネ?」
ラウムが首を傾げれば、アニマルドローンはキノコを囲んでフォークダンスし始める。
「芸術は爆発らしーから音楽も爆発してオッケーだネ」
ラウムが暴論を叩きつけて、ニコォ……その数秒後、チュドーン!!ドローンが一斉に起爆してしまい、後には何も残らなかった……。
「そろそろ俺たちも決着と行こうか……」
さて、どんどこどんどこ踊りながら至近距離まで詰め寄っていた克也。荒ぶる戦士のポーズで迫る彼はどんな大惨事を……。
――サクッ、ぽてっ。
「はい、おしまい」
一瞬だけ見せたポケットから抜き放ったナイフ。速攻で収納した時には敵の首が落ちているという
、今までの民族舞踊からはとても想像がつかないスタイリッシュアサシネイト……。
「俺、もともとは従者してたからな。あんま目立つ武器は持てないんだよ」
と、地味に上質なスーツをパッと整えた克也はセフィーをコロコロ。
「ちょ、ボクをどこに転がしていくの!?」
「ここに来る途中に湖があったからな。このままじゃ町に入れないし……とりあえず胞子は洗い流そう」
「あの、だとしてもせめて自力で入れるようにキノコを……」
「ほら、いくよ?せーの……」
「ちょ、心の準備が……のわー!?」
ドッポーン!!
――映像は水飛沫とセフィーの悲鳴で終わっている。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【フライトドローン】LV1が発生!
【プラチナチケット】LV1が発生!
【避難勧告】LV1が発生!
【アイテムポケット】LV1が発生!
【狐変身】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV2が発生!
【アクティベイト】LV1が発生!
【先行率アップ】LV1が発生!
ラウム・マルファス
ドローンは自爆させちゃったケド、まだパーツはいっぱいあるから、さっきと同じ4種類を組み立てよウ
くらげ増やそっカナ
癒されるって聞くし、フラダンス踊れるシ
……あれ、フラダンスってフランスのダンスのことじゃないんだっケ?
まーイーヤ
他の音楽考えるの面倒だし、何か眠くなる感じで好きだシ
ってことで、フラダンス鳴らすドローンの上で見物しよウ
相手も踊るみたいだし、くらげも一緒に踊らせよウ
ふわふわ浮いて踊るヨ。くらげだからネ
触手には猛毒の針がついてるヨ。くらげだからネ
隙を突いてちくっとするヨ。パラドクスだからネ
動物ドローンは市民の人と一緒に踊るヨ
鼓舞かどうかは知らないケド、可愛いから多分オッケーだヨ
アッシュ・シレスティアル
心情
やっとこさ合流できたが、面白そうなイベントには間に合わなかったな…。
せめて淫魔どもの御姿を拝んでいってやるぜ。
戦闘
「歌よりはこっちの方が良さそうだな。」
勇奏剣を装備し、横笛のように構えて曲を奏でつつ、パラドクスで幻影騎士を呼び出す。
「準備は整った。俺の演奏、しっかり味わっていけよな!」
淫魔にお近づきできるせっかくの機会なので勇奏剣を構えなおし、振って音を鳴らす事で演奏を続け幻影に指示を出しながら自身も接近戦を仕掛ける。
「おぉ、バインバインと揺れてやがる…っと。」
相手の攻撃は翼を用いたジャンプで回避。
え、相手をジロジロ見過ぎ?
最終的に倒すんだから多少は楽しんでも…ダメか?
※アドリブ、絡み
天星・雲雀
入城時と演奏はバグパイプで、市民の皆さんに勇気をお届けします。
広場では、ここぞとばかりにジャンジャン盛り上げていきましょう。
淫蕩な舞。国旗の下のポールダンスとかでしょうか?いろんな文化圏の舞は覚えておいて損無しですし、広場までにすれ違った物は、後学のために参考にしますね。機械式の義眼で・REC
気持ちがほわほわしても、移動の足は止めませんよ?
広場で戦闘に成ったら、パフォーマンスを人形舞踊に変更!
戦士の舞を取り入れた、武勇演目でダンスマカブルです!
糸を切られないように、建物の壁や、屋台の屋根などを走り、立体的に宙を舞いながら戦います!
観客を巻き込まないように適度に距離を取りつつ。活劇しましょう!
アストライア・ノートン
アドリブ連携OK
パルマの民衆よ!!
遠からば音に聞け!近く寄らば目にも見よ!
余である!(ドン!)
アメリカはカリフォルニアから最新のヒットナンバーを引っ提げてきた故、心して楽しむが良い!
なにっ、1803年じゃまだゴールドラッシュも迎えてないだろ?
…こまけぇこたぁ気にするな!
と、そんな感じで剣舞団とのパフォーマンスバトルであるな!
余はサウンドソルジャーではないがジミヘンとかラインハルトに憧れて培ったギターテクがある!そして「拳」がある!
余の演奏を邪魔するものは遠慮なくリズムに合わせて【強打】で殴る!
覚悟の準備をしておいてください!(あえての敬語)
音楽と喧嘩ショーで民衆(フロア)を盛り上げていくぞ!
――プーパプープーピー……。
バグパイプ独特の絶える事のない音色を響かせて、天星・雲雀(妖狐のシャーマン・g00400)が先導する復讐者音楽隊がパルマの入口へと辿り着く。一瞬の警戒を見せる門番であったが、事前に淫魔楽団の話は通っていたのだろう。復讐者達へ道を開くと、リサイタル予定の広場までの地図を手渡してくる。
「やっとこさ合流できたが、面白そうなイベントには間に合わなかったな……せめて淫魔どもの御姿を拝んでいってやるぜ」
地図を眺め、待ち構える敵の集団を想いアッシュ・シレスティアル(蒼破拳・g01219)は不敵に笑う。これからの戦いに向けて士気を高めるこちらに対して、プラモデル作り感が漂う色白眼鏡がこちら、ラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)。
「くらげ増やそっカナ。癒されるって聞くし、フラダンス踊れるシ……あれ、フラダンスってフランスのダンスのことじゃないんだっケ?」
「何かが違う気がしますね……」
何かって言うか縁もゆかりもないのだが、雲雀はそっと苦笑。そんな気遣いも置いといて、ラウムはエチゼンクラゲ式浮遊機の上でSDアニマルドローンズを組み立てていくのだが、明らかにクラゲだけ種類が多い。
「淫蕩な舞。国旗の下のポールダンスとかでしょうか?いろんな文化圏の舞は覚えておいて損無しですし」
広場までの道のりは決して長くはないが、雲雀が周りを見回しながら歩みを進めていくと、既に人が集まっている広場がある。問題は……。
「おっと、既にあちらさんはお待ちかねだったみたいだな?」
「貴様等……淫魔楽団ではないな?」
敵が待ち構えていたことだ。
「ならば話は速いです……戦闘歌劇の開幕ですよ!」
バグパイプを背中に回して雲雀が十指を伸ばし両手を広げる。指先から伸びる糸が繋ぐは虚空。虚無を砕き、次元の狭間より姿を見せた影は白い装甲に翡翠の結晶が煌く機械人形。舞い降りた白き装甲人形と糸が繋がれば、雲雀と人形は左右対称に開き、片手は高く、片手は低く、敵を前に斜に構え。
「いざ、尋常に勝負!」
「他の音楽考えるの面倒だし、何か眠くなる感じで好きだシ、ってことで、フラダンス鳴らすドローンの上で見物しよウ」
「な、逃げるのか貴様!」
雲雀がこれから戦うぞって言ってるのに、エチゼンクラゲに乗って空高くふわふわと飛んでいってしまうラウム。だが、その程度で取り逃がすクロノヴェーダではない。中東を思わせる透き通った宵闇のドレスを靡かせて、ラウムの眼前まで飛び上がり黒鉄の双曲刀を構える。
「おっと、ボクは真っ向勝負って嫌いなんだヨネ」
自ら後ろ向きに落下して、下方より浮かび上がるライオンタテガミクラゲの傘に落ち移るラウムが空中をふわふわ。彼を取り逃がしたクロノヴェーダは地上へ舞い降りると、仲間達と横一列に並び。
「ならばこちらで……!」
踏み鳴らすリズムに寸分の違いもなく、刻んだ旋律が五線譜に踊る。楽器を用いずとも、石畳を叩くその肢体こそが音色を響かせる器にふさわしい。
「なるほど……歌よりはこっちの方が良さそうだな」
瞬く間に民衆の視線を集めていく開戦の流れを受け、アッシュが構えたのは片刃の長剣。日本刀にも似た形状を持つそれは峰に節穴が開けられており、一見すれば斬撃による血糊を逃がす機構にも見えた。剣を横に構え、片手を柄に、片手を刀身に。柄に備えられた節穴に唇を添えれば、アッシュの背後には三人に甲冑騎士が顕現。
「準備は整った。俺の演奏、しっかり味わっていけよな!」
淫魔の脚がリズムを刻む。アッシュの指が音符を生み出す。舞踊と演奏がぶつかり合い、民衆の間に喧騒が広まっていく……淫魔の衣装は細身の肢体に対して薄布を大きく膨らませて作られており、舞い踊るたびにふわりと広がって、民衆の視線を集める。そしてピタと動きを止めるたび、人々の視線を己の肉体に誘導することで情欲を掻き立て、堕落の舞へと引き込んでいく……対するアッシュが奏でる音色は勇敢なる冒険譚。伝承に残された騎士達の旅路を描いた物語は人々の心に勇気と探求心を湧き起こす。
ぶつかり合う心への干渉。民衆を堕落させ損ねたクロノヴェーダが苛立たし気に舞い上がり、民衆の心を揺らがせるべく斬撃を振るわんとすれば白い機械人形が青き光の剣を抜き放ち、斬り払う。
「バックダンサーにBGMまであるんです。こちらも盛大に踊りましょう!」
「私達に舞で挑むか。面白い……!」
前後から挟撃を仕掛けるクロノヴェーダに対して、雲雀と機械人形は背中合わせに身構えた。クルリ、クルリ、煌びやかな衣装を揺らしながら踊り子は舞う。その両手の刃は不規則に高さを変えて、剣戟の軌道を読ませぬままに、右へ左へステップ。
迫りくる斬撃を迎え撃つは白騎士の機械人形。たった一つの得物を構え、振るわれる斬撃は四つ。双曲刀へ向けて武器を片手に持ち替えて、刺突の構えを取る人形。片手を腰裏に背筋を正した人形とは逆に、雲雀は体を丸めて低く身構えて、跳ぶ。
横っ飛びに転がるようにして斬撃から逃れる雲雀は街灯を駆け上がり、残された機械人形は刺突を持って踊り子の胸を穿ち、翼を思わせるショルダーシールドで曲刀を受けた。
「逃がさん……」
回避した雲雀を追い、舞踊に沿って眼光が尾を引くクロノヴェーダ。高所へ逃れた雲雀目掛けて振るわれるその刃が、中空に縫い留められる。
「なん
……!?」
「これなるは人形劇。舞台には見えざる演者、操り手があるものです!」
ピンと、張りつめたそれは糸。人形と雲雀と繋ぐ糸が踊り子の体を捉え、押し返す。
「チッ……」
ふわり、宙転して舞い降りたクロノヴェーダが糸を断とうと刃を振るえば突っ込んできた機械人形がその剣戟を阻み、その隙に雲雀は街灯から隣接する店舗の屋根へ飛び移り、身を捻って体の上下を反転。両腕を交差、糸を引き絞るように手繰り寄せれば人形と雲雀に挟まれたクロノヴェーダが糸の間に囚われ、握り潰されるように動きを封じられる。
「しまっ……」
「それではご退場願いましょう!」
機械人形の投げた光の剣が、踊り子の首を刎ねて霧散していった。
「激しいネェ……あ、ボクはあんな動きできないカラネ?」
「ならば大人しく死ね」
大型クラゲの上で大きく欠伸したラウムめがけて、一糸乱れぬダンスによって視線を捕えている隙に背後に回った踊り子が双曲刀を振りかざして。
「まぁまぁ、ここはゆっくり踊ろうヨ?」
振り向きもせずに手を振るラウムの合図に、地上からビゼンクラゲ式浮遊機が射出。踊り子を直撃して二人仲良く(?)空の彼方へと飛んでいった。
「なんだ今のはー!?」
「クラゲだケド?」
まさかの事態に、空の彼方で微笑んでいる気がする別個体の幻影を見たクロノヴェーダがツッコミを叫ぶが、ラウムはマイペースにケラケラ。掴みどころのない彼を体現するように、ふわふわゆらゆらするカツオノエボシ風浮遊機。
「ふわふわ浮いて踊るヨ。くらげだからネ」
「いや、物凄い勢いで引きずってるんだが!?」
触手が長すぎて、思いっきり地面の上を引きずられている。ふわふわひらひら舞い踊る踊り子達とは酷い違いであるが。
「触手には猛毒の針がついてるヨ。くらげだからネ」
「そんなものを放置するなぁあああ!!」
ふわふわゆらゆらしながら、クルクル踊るカツオノエボシはさりげなーく触手で踊り子たちを取り囲んでおり、しれっと包囲網を敷いていた事に気づいたクロノヴェーダが脱走を試みた瞬間。
「隙を突いてちくっとするヨ。パラドクスだからネ」
「えっ」
シャッ!今までのゆるゆるスピードは何だったんだってくらい急加速&急上昇するカツオノエボシ風浮遊機!当然引きずってた触手も急に持ち上がるし、何なら描いてた輪も絞られる!
「ほぎゃぁあああ!?」
まぁ、そうなるな。全身に触手が絡みついた踊り子は毒針を打ち込まれ、地面に転がりビクンビクン……クラゲの触手に絡みつかれて、虚ろ目で痙攣している……絵面としては結構まずい、そんな気がする。
「アニマルズに踊ってごまかしてもらおうカ」
用意してあった猫やら鴉やらのSDドローンズが観衆の前でアニマルダンスを披露している隙に、こっそり別のクラゲに運んで隠してもらったところで。
「あれ、彼ハ?」
騎士を召喚して真正面から挑んだアッシュがどうなったのか、ラウムが視線を滑らせると。
「くっ……!」
苦戦していた。誰が何と言おうと、苦戦していた。そういう事にしておいてあげて欲しい。
「……あの」
何か言おうとした雲雀を、ラウムがそっと手で制して。
「そっとしておいてあげヨウ?」
この会話だけ聞くとラウムがアッシュを見捨てたように見えるかもしれないが、実際のところは三人のクロノヴェーダ相手に三人の騎士を召喚し、単純な数の勝負なら対等なアッシュ。事実、双曲刀を相手に伝承に名を刻む百戦錬磨の騎士の幻影は各々が持つ独特の立ち回りにより剣戟を弾き返して見せている。で、あればアッシュ自身がフリーになっている分(逆説連鎖戦による事象改竄で戦況をひっくり返される事は一旦抜きにして)有利なはずなのだが、何故苦戦しているのかと言えば。
「おぉ、バインバインと揺れてやがる……」
踊り子のたわわな果実(意味深)を眺めていたから。いや本当に何やってるんだ彼は?
ひらひらと舞うドレスを振って、民衆の視線を集めながら振るう双曲刀が騎士剣とぶつかり火花を散らす。ついでに服とは言い難い布に隠されているだけの胸が衝撃で揺れる。柔く震える膨らみを眺めて、視線に気づいたクロノヴェーダが曲刀の柄で殴り掛かってくれば、青光の翼を広げて大きくバックステップ。
「おのれ……!」
逃げ回るばかりで立ち向かおうとしないアッシュに苛立ちを覚えたのか、彼の視線が釘付けになることを計算してか、踊り子がやや前かがみになりつつ睨みつけ、自ずと寄せられる胸が左右から押し上げられて、むにぃ……深い谷間が生まれてアッシュの視線が沈んでいき……。
「ぐぁあああ!?」
背後から思いっきり斬られた。
「くっ、なんて恐ろしい敵だ!でも、俺はくじけないぜ!!」
いかにも主人公っぽいセリフを吐いてごまかそうとするアッシュだが、既に戦闘を終えたラウムと雲雀が虚無顔でジッと無言の視線を投げている。
「え、相手をジロジロ見過ぎ?最終的に倒すんだから多少は楽しんでも……ダメか?」
「敵の特性的に、それは事実上の敗北じゃないカナ?」
「胸の話ばっかり……男の人って、最低です」
アッシュに味方なんていなかった!!
「いや待ってくれほら、健全な男であれば淫魔にお近づきできる機会を不意にするわけには」
「……えい」
ドスッ。
「ッアー!?」
言い訳してるうちに、背中から盛大に刺されたアッシュが地面に伸びてぷるぷる……。
「み、見るなら、余所見してないで私だけ見なさいよ……」
などと、後ろ手を組み、胸を突き出しながらぷいと顔を背けた踊り子に、アッシュが生唾を飲んだところで。
「斬っていですよね?これは仲間の目を覚まさせるために必要なことですよね?」
「ボク、知ーらナイ」
「そ、そんなおっぱ……モノには騙されないぞ!!」
雲雀が殺気と共に白騎士人形を構えさせたり、ラウムが民衆とアニマルダンスして素知らぬフリを始めたため、さすがに命の危機を感じたアッシュが剣を構え直し。
「プレリュード:旅立ち」
踏み込み、振るわれる横薙ぎの一撃。単純な一閃ゆえに、クロノヴェーダが飛び退いた瞬間、空振りに終わった剣から響くは旋律。虚空を薙ぎ、刀身に掘られた穴を空気が通り抜けて生まれた、演奏という名の指揮を受け、飛び退いた個体を二人の騎士が左右から斬り捨て一人、血だまりに沈む。
「続けていくぞ……アリア:決戦」
手の中で剣を弄び、虚空で踊る剣が奏でる寂しげな音色を受けて、騎士は『飛び退いた』。
「何?」
襲撃を予測していたクロノヴェーダの反応が一瞬遅れた隙に、距離を詰めたアッシュの眼光が引き絞られる。素早く左右から振るわれる斬撃が交差し、咄嗟に受けようとした双曲刀を切り飛ばし、打ちあがった両腕により、ノーガードになった胴体を蹴り飛ばして踏み倒し、動きを封じて喉を刺し貫く。
「おのれ……!」
「これで終いだ!フィナーレ:落日」
振るわれる剣戟を剣一つでいなし、弾き、防戦一方でありながら甲高い金属音と共に奏でられる旋律、そして背後に回るもう一人の幻影騎士。
「覚えておくといい。戦場ってものは、いつの世も感情に囚われた奴から呆気なく死んでいく」
「……カハッ」
アッシュに敵意を向けている隙に、後ろから胸を刺し貫かれたクロノヴェーダが崩れ落ちて、役目を終えた三騎士は一礼して消えていく。
「まだやるか?」
「図に乗るなよ。この程度で勝った気に……」
再び長剣を横笛のように構えたアッシュへ、残る踊り子が双曲刀を突きつけた時だった。
「パルマの民衆よ!!」
復讐者もクロノヴェーダも、果てはその呼びかけた先の民衆すらも耳を塞ぐ大音声が全てをねじ伏せる。
「遠からば音に聞け!近く寄らば目にも見よ!」
大声過ぎてむしろ聞こえないようにしてる民衆の中を、アストライア・ノートン(アメリカ帝国皇帝・g04806)が突き進んで広場に至ると振り返り。
「余である!」ドォン!!
ふんぞり返って宣言すると同時に、踏みしめた石畳が粉砕されて粉塵が舞い上がる。あの脚部装甲、出力が調整されていないのだろうか?
「アメリカはカリフォルニアから最新のヒットナンバーを引っ提げてきた故、心して楽しむが良い!」
ざわざわとどよめき始める民衆を前に、アストライアは訝し気に片目を細めて片目を開き、耳に手を添えて。
「なにっ、千八百三年じゃまだゴールドラッシュも迎えてないだろ?……こまけぇこたぁ気にするな!」
言ってない!絶対誰もそんな事言ってない!!というか言ってたらそいつは絶対この時代の存在ではないはずだ!!
「さて、後は剣舞団とのパフォーマンスバトルであるな!」
困惑する民衆を置き去りにして、宣戦布告するアストライア。なんだかよく分からないままに、しかし舞と音楽で勝負をするということ『だけ』を理解した民衆の視線は自ずとアストライアへ集まって。
「余はサウンドソルジャーではないがジミヘンとかラインハルトに憧れて培ったギターテクがある!そして『拳』がある!」
『!?』
こいつ何言ってんだ!?という視線を一身に受けて、アストライアは先ほど自分で粉砕したギターを修復して持ち込んでおり、弦の張りを確かめるべく細やかに弾き鳴らすと。
「余の演奏を邪魔するものは遠慮なくリズムに合わせて殴る!覚悟の準備をしておいてください!」
唐突な敬語で綴られる後半は、クロノヴェーダに中指を立てて、実に行儀の悪い演奏が……。
「オラァ!!」
始まらないッ!?
「不意打ちだと!?」
開幕早々殴り掛かってきたアストライアに面食らいつつ、飛び退く踊り子をアメリカ皇帝は執拗に狙い。
「ボーカルは余!ギターも余!!そして貴様『が』ドラムだァ!!」
「無駄な事を……」
パラドクスでなければ、クロノヴェーダに有効打を与えられない。当たったところで痛く……は、あるかもしれないが、ダメージとは言えない。何なら、被害そのものを無効にだってできる。故にこそ、アストライアを敵にすら値しないと見下す踊り子であったが……。
「何やってんだよデカ女!!」
「強そうなのは口先だけか!?」
民衆からのヤジが飛び、口元が歪む。
「……やってくれたな」
騒々しい登場にわけのわからない言動、そしてこの無茶苦茶な暴力。既に民衆の意識はアストライアに集中してしまっている。今ここで彼女が活躍したならば、彼らは賛辞を贈るだろう。逆に苦戦したならば、盛大にヤジを飛ばして石を投げるかもしれない。
「気づいたか?戦況がどちらに転ぼうと、民衆は余の背中しか見ておらぬ!!」
良くも悪くも、注目を独り占めしてしまったアストライア。本来であれば、戦闘中でも舞を披露して民衆の堕落を進められたかもしれない。それが、たった数分の演説をもって完封されてしまっている。
「おのれ……!」
タン、タン、タタンッ。ステップを刻み、薄布のドレスを揺らして舞い踊るクロノヴェーダ。反撃に振るったギターを空振りしたアストライアの体へ、双曲刀を突き立てるが……。
「捕えたぞ、踊り子よ!」
「なっ!?」
自ら刃へ突っこんだアストライアは直撃と引き換えに、踊り子の首をギターのネックで締め上げて、至近距離で大音声を響かせる。
「貴殿も綺麗な歯をしておる。せっかくだからピック代わりにして一曲どうだ!?」
体格差を以て吊るし上げ、踊り子をぶん回しながら演奏を続けるアストライア。あまりにもぶっ飛んだパフォーマンスに民衆が沈黙する中、最後にギター諸共踊り子をぶん投げて……。
「そして最後はお約束!」
握りしめた金属の拳は赤熱し、大気を焦がして炎を纏う。落下する踊り子めがけて引き絞り。
「ギターは燃やして破壊するものだッ!!」
ギターのネックと踊り子の脊椎をまとめて粉砕、炎上、大爆発!!……いや待て、最後のは何故起こった!?
「はっはっは!アイアムウィナー!!」
鎮火して、白煙を上げる拳を突き上げるアストライアへ、わずかな沈黙を挟み民衆からの拍手が贈られるのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【フライトドローン】がLV2になった!
【プラチナチケット】がLV2になった!
【壁歩き】LV1が発生!
【託されし願い】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV3になった!
【ダメージアップ】がLV4になった!
無事に……とは、色んな意味で言えないが、目的を果たした復讐者達。あとは安全な地域まで撤退するだけなのだが……。
「あら、あら、困ったわ」
あれだけの騒ぎを起こしたのだ。追手に気取られぬようにと、人気のない裏路地に踏み込んだ時、ソレは現れた。
「淫魔楽団とうちの子達のパフォーマンスを見に来たら、野蛮なショーの真っ最中なんですもの」
露出が多く、お子様には刺激の強い衣装に身を包んだ女が、悩まし気に呟く。フルートを指先で弄ぶ、ただそれだけの仕草から、視線を外せなくなるほどの蠱惑。一瞬とはいえ、意識を持っていかれていた復讐者が我に帰ると、それはクスリと淡く微笑んで。
「大丈夫……ここなら誰も見てないわ……堕ちて、蕩けて……死んでくださらない?」
引き込まれるような微笑みと共に、刺し貫く殺意が投げられた。
ラウム・マルファス
まだ音楽やるノ?そろそろネタ切れだよボク
くらげに乗って寝てよーカナ
ダメ?
まーいーヤ、嫌がらせしヨ
トラップ生成で近くの壁から敵に向かってクラッカーを鳴らすヨ
中身は紙リボンと、やたら細かい紙吹雪、ついでに胡椒粉
フルート吹くなら鼻から呼吸するらしいからネ
「頑張レ、クラッカーで応援してるよボク」
って挑発して、追ってきたら地面を踏んだら音が鳴る床に変えながら逃げるヨ
童謡っぽい音楽が鳴るように配置しておこウ
最後の1音を踏んだら振り返ってお辞儀して、飛び退こウ
相手が踏む瞬間、即座にPDで変換して、床が抜けて落とし穴
ついでに頭上から金ダライが降ってくるヨ
狭い路地で良かったヨ、頭上の仕掛けがしやすいからネ
アッシュ・シレスティアル
心情
フルーティア…思えばこいつに遭遇してから淫魔に対してなんつーか変に興味を抱くようになったんかな。
…今回の魅了と殺意の両方を向けてくるのもあり、だな。
戦闘
「もう人目もないし、パフォーマンスもする必要はなさそうだ。」
勇奏剣をしまい、ブーステッドフィストを装備する。
「呑気に演奏できると思うなよ!」
最速で接近し、【ブーストスマッシュ】を打ち込み、以降の戦闘はほぼ零距離でのインファイトを維持。
「にしても…色々とやりづれぇ。」
耳塞いでも防げないのを知ってるため、装備してる守護人形にその度意識を引き戻してもらいながら戦う。
流石に前の戦闘で多少は懲りたはず
…相変わらず見過ぎだって?
※アドリブ、絡み歓迎
「まだ音楽やるノ?そろそろネタ切れだよボク。くらげに乗って寝てよーカナ……ダメ?」
こっちを見ないでくれラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)。私は君達の戦闘の仔細を文章にして記録しているだけだから、映像記録の中からこちらに質問されても返答ができなくて困るんだ。
「まーいーヤ、嫌がらせしヨ」
ラウムが指を鳴らせば、狭い戦場の両端を形作る民家の壁が、碁盤状の発射口を形成。火薬の臭いを漂わせて、一斉射撃に備えているかに見えた、が。
「頑張レ、クラッカーで応援してるよボク」
実にイイ笑顔でサムズアップした瞬間に、パァン!!発射されたのは紙リボンに粉雪めいた紙吹雪、そして黄黒色の粉末こと胡椒。
「へくちっ……ちょ、何よこれ……くちゅん!」
「アハハ頑張っテー」
胡椒粉末のせいでくしゃみが止まらなくなったクロノヴェーダを置き去りに、ラウムが逃げ出した!
「あ、こら待ちなッチャイ!?」
セリフの途中でくしゃみしたクロノヴェーダが、その場でステップを刻み、衣装と豊満な肉体を揺らしながら横笛を奏でるのだが……。
「曲ッ!!」
突然思いっきり足を踏み鳴らした。それもそうだろう、煽情的な音色を奏でているのに、ステップの度に某両生類を題材にした輪唱音楽が響くのである。上はアダルティックメロディ、下は動揺。噛み合うはずのない不協和音がラウムを襲う!!
「いや待っテ、普通に飛んでくるんだケド!?」
すまない……完封しないとパラドクスは止められないんだ……さすがにボス戦で雑なワンサイドバトルやるのは問題だと思ったんだ……。
「ネタ依頼なんだからもうちょっと手加減して欲しかったカナ!?」
目に見えない音の弾丸が服やら頬やらを掠め、割とボロボロになったラウムが突如反転し。
「とはいえ折角のプロの演奏ダ。こちらも全力で応えるのが礼儀カナ?」
恭しく一礼。ようやく真面目に戦うのかと、クロノヴェーダが口角を上げた途端に、すかっ。
「?」
足元が物足りない……ちらと視線を落とすと、石畳がなくなっていて。
「落ちる……とでも思ったかしら?」
突如開いた落とし穴であるにも関わらず、クロノヴェーダは翼を広げて滞空。不意打ちが失敗に終わった……んだろうが、ラウムの嫌がらせは終わってなかった。
\ゴワァアアアン!!/
「あーれー……」
これは酷い……頭上から降って来た金盥がクロノヴェーダの脳天を直撃。目を回して、頭上にエロ衣装の悪魔と薄布一枚の天使をぴよぴよくるくるさせながら落下していった。
「狭い路地で良かったヨ、頭上の仕掛けがしやすいからネ」
いい仕事したなーって顔で額を拭うラウムだが、割とせこい。そんな気がする。
「フルーティア……思えばこいつに遭遇してから淫魔に対してなんつーか変に興味を抱くようになったんかな」
感慨深く呟くアッシュ・シレスティアル(蒼破拳・g01219)。彼とクロノヴェーダ……フルーティアの邂逅は……。
「……今回の魅了と殺意の両方を向けてくるのもあり、だな」
思春期男子感漂う、アレな感じだった。というか、アッシュは復讐者としての矜持云々よりも、淫魔見物に来てはいないか……?
「もう人目もないし、パフォーマンスもする必要はなさそうだ」
取り出したのは二枚のエンブレム。剣を納め、中心に青い宝玉が備えられた白銀の紋章を投げ、拳を突き上げれば広がる影が両の手を包み込み、爪を思わせる手甲と化す。二枚の曲刃で挟まれた意匠のエンブレムはその開口部より無数の牙を重ねたような腕甲を伸ばし、肘の位置に竜の頭蓋を模した装飾と先端が開いた刃状の装甲を形成。防具と呼ぶには余りにも刺々しいガントレットを打ち鳴らし、アッシュは腰を落とした。
「呑気に演奏できると思うなよ!」
クロノヴェーダが落とし穴から這い出てくると、わずかな砂埃を残し、光翼を広げたアッシュが姿を消す。一足で距離を詰めた彼は、既に敵の懐に在り。
「色々やりづれぇ相手だ……!」
かつて、相手が演奏するより先に仕掛けることで演奏の妨害を仕掛けた事がある。だが、逆説連鎖戦においては、敵もまた時間を歪める以上、それでは防げない事も経験済み。もしも取り込まれることがあれば『保険』が仕事をしてくれると信じて。
「一気に片付ける!」
ただひたすらに、速度に物を言わせた拳の乱打。大きく開かれた衣装によって晒された、無防備な腹部へ鉄拳を幾度となく叩き込み、更に一歩、相手の両脚の間へ踏み込んだ。深く、低く、一瞬動きを止めて、引き絞った拳が鳩尾を抉る。
「ブースト……」
打ち上げた敵に追従し、跳躍。飛び上がる敵を追い越して、両拳を重ねて掌中に魔力を集中。
「スマッシュ!!」
振り下ろすスレッジハンマー。散々打ちのめした腹部に叩き込まれた拳圧はそのしなやかな肉体をへし折り、同時に伝播する魔力は内部より臓腑をかき乱す。外圧による粉砕と内圧による破砕。逃げ場のない破壊力がクロノヴェーダの肉体を食い破りながら、直撃の慣性に吹き飛ばされたフルーティアは石畳に全身を打ち付けられる。
「……激しいのね、嫌いじゃないわ」
だが、仕留め損ねた。敵の時間干渉能力を果てさせるにはまだ足りない。時が巻き戻り、傷を癒したクロノヴェーダは横笛を構えて……。
「いびゃびゃびゃびゃびゃ!?」
聞いた者を心身共に蕩かせる魔性の音色……の、はずなのだが、アッシュは肩に乗っていた巫女服風ツイン三つ編みおさげ人形に頬を思いっきり引っ張られてそれどころではない……いや待て、あのぬいぐるみ動くのか!?
「た、助かった!助かったからもういい、大丈夫だって、な!?」
言い聞かせるアッシュであったが、何故か肩のりぬいぐるみは虚無を映した瞳でアッシュの頬を引っ張り、放そうとしなかったとかなんとか……。
「多分、あの時だヨネ」
分かったのかラウム博士!!
「さっきの接近戦に持ち込んだ時、一瞬止まったケド……」
こちらと意思疎通なんてできないのに、ラウムはベストタイミングで語り始めて。
「打ち上げる瞬間、さりげなく胸を見てたからじゃないカナ?あわよくば顔を埋めようと……」
「してない!してないからそういう事言うな!!」
後頭部に回ったぬいぐるみに、両頬を引き伸ばされるアッシュなのであった。敵が置いてけぼり状態だが、もうちょっとだけ戦闘は続くぞ!
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【トラップ生成】LV1が発生!
【建造物分解】LV1が発生!
効果2【ドレイン】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV5になった!
菱神・桐梧
アドリブ連携大好き
バインバイーン……バランスボールでバインバイーン……
俺は自重しねえから覚悟しておけ
恨むなら、こんな案件持って来た奴を恨むんだな
あっこれネタ依頼でいいんですよね?対戦宜しくお願いします
とりまたわわメロンをガン見、自作のぺえぺえの歌(歌唱は無いので情熱でゴリ押し)を歌いながら接近
失神対策は【捨て身の一撃】【強打】で自分をぶん殴って気付けだ
あいつ笛吹いてばっかで全然揺れねえじゃねえか嘗めてんのか?
気に入らんので気付けしながら距離を詰め、パラドクスをぶち込んで揺らしに行く
それだけかい?まだあるんじゃないか?
(【託されし願い】)見ろ、観客も期待してるぜ……どんどん揺らしていこうな!
アッシュ・シレスティアル
心情
いてて…やっと人形も落ち着いてくれたぜ。
にしても確かに前のやつはもっと揺らしてたな…閃いたぜ。
戦闘
「この雷撃はしびれるぜぇ!」
その場で戦術端末Xicusを取り出して起動させてパラドクスを相手がぎりぎり避けれるぐらいに散らしながら放つことで相手の演奏頻度を減らしつつ移動させることで何とは言わないが揺れを観測できるはず!
音の弾丸はパラドクスで撃ち落とすことでこっちの被害を最小限にしつつ、相手を動かすという作戦。
「あまりにも完璧…違う待ってくれ。」
もう片手でぬいぐるみの目であろう部分を覆うがバレても攻撃?はやめない。
今日の出来事はしかとこの目に焼き付けたぜ…いだっ!?
※アドリブ、絡み歓迎
アストライア・ノートン
アドリブ連携OK
ふははは、即興ライブでヤンデレなおっかけバンビーナを作ってしまうとは、余は何とも罪作りな皇帝であろうか
しかし許せ、余の愛は第一に我が帝国の全臣民に平等に捧ぐものなのだ
貴殿の余を殺したいほどに重い愛は嬉しいが、しかしそれでも貴殿一人を特別扱いにする訳には…は?違う?マジで殺しに来た?
…よくも余を、アメリカをナメてくれたな貴様ァ!このアストライア、容赦せん!
皇帝の本懐とは!ナメられたら殺す!これに尽きる!
つまり決斗(タイマン)開始である!(銀貨を弾く)
【突撃】からの【グラップル】で拘束し、【地形の利用】で路地の壁の出っ張りや窓枠などを駆け上がり、頂上からバックドロップで投げ落とす!
天星・雲雀
黒幕さんの登場ですね。ここで果てる雲雀ちゃんじゃないので、フルート演奏をずっと聞いて居たく成る前に倒します!
敵の奏でる音だけを的確に妨害しちゃいましょう。音色は風の流れですし。激しい渦風の不協和音で包んで相殺します!
使うパラドクスはサンドストームで。
味方のディアボロスさんを支援。
突っ込んでいく方が居たら道を作ります。
激しい戦いで、雲雀ちゃんのも揺れてますね!きっと揺れてます、心の目で観れば揺れてるとわかるはずです!
それ以外にも思いついたことは、その都度やっていきたいと思います。
「バインバイーン……バランスボールでバインバイーン……」
謎の呪文(?)と共に菱神・桐梧(喧嘩屋・g05613)が参戦!鋭い眼光を放ち、拳を鳴らす彼はジッとフルーティアを睨み。
「俺は自重しねえから覚悟しておけ……恨むなら、こんな案件持って来た奴を恨むんだな」
と、いかにも好戦的なセリフなのだが、何故か姿勢を正して『こちら』へ振り向き。
「あっこれネタ依頼でいいんですよね?対戦宜しくお願いします」
えー……ちょっと待ってね。これ判定的に対戦の流れにならな……ゲフンゲフン!!私は君達の戦闘を記録するだけだから、カメラ目線で事前にそんな事を言われても困るんだ。
「ぺーぺーぺぺーぺーぺぺーぺーぺぺー」
作詞作曲:桐梧。ぺえぺえの歌を歌いながらずんずん近づいていく桐梧。対するフルーティアは笛に唇を添えて構え、動かない……結果、二人は額を突き合わせるほどの至近距離に。身長差の関係で見下ろす形になった桐梧は、じっとクロノヴェーダ……っていうか、主にその谷間(意味深)をガン見して。
「って、よく考えたらお前笛吹いてばっかで揺れねぇじゃねぇか!!」
「いったーい!?」
これは酷い……今までの戦闘の流れからして、フルーティアは演奏による精神汚染がメイン。となると、あまり動かないのが当然なのだが、何故かブチ切れた桐梧は彼女の胸を思いっきりひっぱたき、その衝撃で揺れた双膨が、たゆん……。
「それだけかい?まだあるんじゃないか?もっとこう、たぷたぷとかたゆんたゆんとか擬音がつきそうな何かが!!」
「いきなり人の胸を叩いておいて言うセリフがそれ!?」
崩れ落ちたフルーティアは胸を庇うように自らを抱き、その細腕からあふれ出す柔みが、むにぃ……。
「見ろ、観客も期待してるぜ……どんどん揺らしていこうな!」
「違う!俺はそんなんじゃない!!」
観客として示されたアッシュ・シレスティアル(蒼破拳・g01219)は、肩に乗った人形の両目がキュピーン☆した気配を感じて首をぶんぶん左右に振りつつ。
「しかし、確かに前のやつはもっと揺らしてたな……閃いたぜ」
というわけで取り出しましたこちらがアッシュのケータイ。何?スマフォって書け?表記揺れぐらい許せや。
「この雷撃はしびれるぜぇ!」
アプリ起動と同時にフリック。指先で辿った軌跡にそって、地を這う雷撃がフルーティアを襲う!しかし、速度こそ電撃のそれだが、あまりにも単純な軌道である故に、ひらりと躱すクロノヴェーダ。更には自身の肢体を見せつけるよう、しなやかなステップと共に石畳を叩く靴音が見えざる弾丸となってアッシュを射抜く。
「チィ……!」
咄嗟に雷鳴の壁を起こし、肝臓と心臓への直撃は防いだが軽傷には程遠い。だが、アッシュは不敵に笑う……。
「あまりにも完璧……」
「へっ、やるじゃねぇか……」
アッシュの狙いに気づいた桐梧がサムズアップ。この戦闘記録を見ている人にはわけが分からないかもしれないが、現場のヤロウ二名はフルーティアの舞踊攻撃を避けようともせず、ステップの度に上下に荒ぶる胸を見ていたのである。
桐梧はまだいい。敵のパラドクスに遅れて放つことで、致命傷を回避しつつあえて直撃を食らいカウンターを叩き込む、いわば斬肉断骨の一撃。んなモン持ち込んだもんだから、様子をうかがう敵との睨み合いに陥り、パラドクス抜きのフィジカルバトル(一方的なセクハラともいう)に発展したため両者ともに実質ノーダメージだったから。
だがアッシュ、てめーはダメだ。わざとパラドクスを外して敵のステップを引きだし、豊満な果実のダンスを眺めようとしたせいでモロに食らってんじゃねぇかオイ。シリアス依頼ならただじゃ済まねぇぞ?
「ここはネタ依頼……つまり、死ななければ何をしても許される……!」
一方的にダメージ食らってるのに、謎の勝利への確信を抱くアッシュ。その視線は何をするでもなく攻められる復讐者を不気味に想い、腕を組みつつ若干引いているフルーティアへ。具体的には下から支えられる形になり、やんわりと形を変える二つの膨らみへ向けられていた。
「黒幕さんの登場ですね。ここで果てる雲雀ちゃんじゃないので、フルート演奏をずっと聞いて居たく成る前に倒します!」
このままだと男二人が敵の女を視姦するだけという、最低の記録になりかねないところに差し込んだ希望、天星・雲雀(妖狐のシャーマン・g00400)。彼女の周囲にはつむじ風が吹き始めて。
「音色とは風の流れです……激しい渦風の不協和音で包んで相殺します!」
宣言と同時に巻き起こるは風圧の暴力。天へと伸びる竜巻が砂を巻き込み、敵味方諸共に吞み込んで、戦場そのものを砂塵の暴風域へと塗り替えた。
「ようやくまともな子が出てきたわね……」
フルーティアが若干涙ぐんでいるのは気のせい。そういう事にしておこう。
「でもね……」
現に、怪しく微笑むその顔は毒婦そのものなのだから。
「私の音色はその程度のノイズじゃ消えないわよ?」
「ッ!」
物理的干渉を無視して、雲雀の耳へ直接流し込まれる旋律。両手で両耳をモフ……もとい、押さえても、脳内に直に響くが如く、音色は止まない。
「く……さすがは黒幕、やりますね……激しい戦いで、雲雀ちゃんのも揺れてますね!きっと揺れてます、心の目で観れば揺れてるとわかるはずです!」
雲雀の精神が汚染された!?カムバック真面目だった雲雀ちゃん!?
それはそれとして、心の目で、って事は物理的な視覚上は揺れてないって事になるのでは……?実況の桐梧さんと解説のアッシュさんにお話を伺ってみましょう。
「まだまだ未熟だな……見ろ、あの完熟メロンを!!」
と、桐梧が示したのはフルーティアのたわわ(名詞)。砂嵐に揉まれて微かにぷにぃ、している。
「そしてアレを見た後にこっちを見てみろ」
で、示されたのは砂塵の暴風をものともせずに支配する雲雀。素晴らしい安定感である。何がどうとは言わないが。何がどうとは言わないが!
「ま、総合すると今後に期待ってところだな」
などとアッシュがまとめたところで、雲雀が、にこー。絵に描いたような微笑みを浮かべた次の瞬間!
▼砂嵐が桐梧とアッシュを襲う!!
「いだだだだ!この砂嵐、小石が混じってんぞ!?」
「違う待ってくれ俺は何も……砂が!砂が喉にッ!?」
体からビシバシと音を立てる桐梧と、肩のり人形に頬を両側から引っ張られて口に砂が入りまくるアッシュ。胸の話なんかするから……。
「ふははは、即興ライブでヤンデレなおっかけバンビーナを作ってしまうとは、余は何とも罪作りな皇帝であろうか」
はい、出ました。ここまでの流れをぶった切って砂塵のど真ん中を突っ切るアメリカンエンペラー、アストライア・ノートン(アメリカ帝国皇帝・g04806)さんです。
「しかし許せ、余の愛は第一に我が帝国の全臣民に平等に捧ぐものなのだ。貴殿の余を殺したいほどに重い愛は嬉しいが、しかしそれでも貴殿一人を特別扱いにする訳には……」
と、片手を胸に、片手を天に、愁いを帯びた表情を見せていたアストライアが気づいた。全身滅多打ちにされた後の桐梧(犯人は雲雀)と、口から砂を垂れ流しにして体からは血を滲ませるアッシュ(一応フルーティアが下手人)に。
「は?違う?マジで殺しに来た?」
きょろきょろと見比べる二人の復讐者だったモノ。ちょっと視線を滑らせれば、さめざめと涙する雲雀もいる。
「……よくも余を、アメリカをナメてくれたな貴様ァ!このアストライア、容赦せん!」
「私は何もしてないんだけどぉ!?」
今回ばかりはフルーティアの叫びの方が正しい気もするが、敵なので我慢してもらおう。
「皇帝の本懐とは!ナメられたら殺す!これに尽きる!つまり決斗【タイマン】開始である!」
ピーン……甲高い金属音と共に、銀貨が高速回転しながら宙を舞う。ちらと、動きに釣られてフルーティアの視線が浮いた瞬間、既にアストライアはその背後に在り。
「覚悟はできているか?余はとっくの昔にできているぞ」
「ひゃん!?」
「「おぉ!」」
腰に腕を回して抱え上げ、義足のパワーに物を言わせて壁を蹴り、隣接する民家の壁へ飛び移ると三角跳びを繰り返して屋根の上へ。なお、アストライアが敵を抱え上げた瞬間に、大きく『ばるんっ』とした様を若干二名が目撃している辺り、奴らは健在なので安心してほしい。
「援護します!」
若干目元やら鼻が赤くなっている雲雀の声と共に、アストライアを竜巻が飲み込んで上空へと運び上げれば、彼女は身を逸らしながら自らの肩にフルーティアの尻を押し付けるようにして。
「食らうがいい!これぞアメリカ式バックドロップ!!」
高高度から、ぶっこ抜く形で上下を反転しアストライアが急降下。抑え込まれたフルーティアは脳天から叩き落され……。
――チリン。
銀貨が石畳を叩くと同時、血霧となって散っていった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【隔離眼】LV1が発生!
【パラドクス通信】LV1が発生!
【勝利の凱歌】LV1が発生!
【土壌改良】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV4になった!
【ダブル】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!