翠の要塞を抜けて(作者 小鳥遊彩羽
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#幻想竜域キングアーサー  #フローラリア防衛要塞群  #妖精郷  #フローラリア 

●翠の要塞を抜けて
 森の一角に聳え立つのは、緑の葉や苔に覆われた、巨大な樹。
 その幹を深くくり抜いて作られた巨大な洞は、フローラリアの防衛拠点であった。
 がさがさと揺れる枝葉。しかし、よく見るとそこには葉に擬態するようにヴァインビーストが隠れており――。
 不用意に近づけば、忽ちの内に上から降ってくるヴァインビースト自身や、伸ばされる蔦に囚われてしまうことだろう。
 彼らを退けなければ、この防衛要塞を守るリーフナイトには至れない。
「何としても、ここだけは守り抜かなければ……」
 リーフナイトは忌々しげに唇を噛み締め、森の彼方を睨むように見つめていた。

「みんな、あけましておめでとう! 今年もよろしくね!」
 新年らしい挨拶と共にディアボロスたちを出迎えた花峯・真帆(Starry Bouquet・g03187)は、早速だけれど、と一同を見渡して。
「昨年はエルフのディアボロスのみんなも来てくれて、賑やかになったよね。これからはエルフのみんなとも力を合わせて戦えるのは、とっても心強いと思う。それでね……」
 ――その、エルフたちが囚われていたフローラリアの領域。
 彼らが身を潜めている本拠地への道を切り開くために、力を貸して欲しいと真帆は言った。
「フローラリアの拠点で発見された隠し通路の先に、ドラゴンの勢力を警戒する監視拠点が存在していたのはもうみんなも聞いてるかもしれないけれど、あの辺りには他にもまだ防衛要塞が残っているの。そこでね、みんなにはそのひとつを無力化してほしいんだ」

 フローラリアの防衛要塞は、クロノ・オブジェクト化した大樹を利用して作られており、内部にクロノヴェーダがいる限りは、高い防御力を発揮するようだと真帆は続ける。
 まともに戦えば不利な戦いとなるが、工夫次第で互角に近い戦いが出来るようになるかもしれない。
「まずは拠点の防衛を主に行っているヴァインビーストを倒してね。木々の葉に紛れて発見しづらいから、そこは注意して。そうしたら、アヴァタール級のリーフナイトとの戦いになるよ」
 アヴァタール級であるリーフナイトを撃破することで防衛要塞は崩壊し、今回の攻略は完了する。

「ここに囚われていたエルフのみんなの救出は完了してるから、あとは防衛要塞を攻略して、フローラリアとの決戦に向けて攻略を進めていくだけだね。もちろん、一旦ここで作戦自体を中断して、ドラゴンへの対策を進めるのも手だと思う」
 いずれにしても、フローラリアとドラゴンへの対応がどうなるかは今後の攻略旅団の方針次第だ。気になる人がいたら行ってみてね、と真帆は付け加えてから、あ、と思い出したように手を叩いた。

「そう言えば、みんなはもう初詣に行った? もしまだの人がいるなら、勿論、もう行った人でも、出発までは少し時間があるから、神社にお参りしてくるはどうかなって」
 つい最近まで新宿区だけだった新宿島にも、先日の大戦でいくつかの区が復活した。
 年が明けたばかりの今だからこそ気持ちを新たにしたり、戦勝祈願などをしたり。あるいは、おみくじやお守り、御朱印などを頂いてくるのも良いのではないだろうか。
「フローラリアの事件も大事だけれど、お参りも大事だと思うから、よければ行ってみてね」
 そうして、真帆はいつものように、いってらっしゃいと笑顔で皆を送り出すのだった。


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●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【士気高揚】
1
ディアボロスの強い熱意が周囲に伝播しやすくなる。ディアボロスから「効果LV×10m半径内」の一般人が、勇気のある行動を取るようになる。
【飛翔】
5
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【狐変身】
1
周囲が、ディアボロスが狐に変身できる世界に変わる。変身した狐は通常の狐の「効果LV倍」までの重量のものを運べるが、変身中はパラドクスは使用できない。
【怪力無双】
1
周囲が、ディアボロスが怪力を発揮する世界に変わる。全力で力仕事をするならば「効果LV×3トン」までの物品を持ち上げる事が可能になる。
【フライトドローン】
1
最高時速「効果LV×20km」で、人間大の生物1体を乗せて飛べるドローンが多数出現する。ディアボロスは、ドローンの1つに簡単な命令を出せる。
【託されし願い】
1
周囲に、ディアボロスに願いを託した人々の現在の様子が映像として映し出される。「効果LV×1回」、願いの強さに応じて判定が有利になる。
【動物の友】
1
周囲の通常の動物がディアボロスになつき、意志の疎通が可能になる。効果LVが高い程、知能が高まり、友好的になる。
【エアライド】
3
周囲が、ディアボロスが、空中で効果LV回までジャンプできる世界に変わる。地形に関わらず最適な移動経路を見出す事ができる。
【光学迷彩】
2
隠れたディアボロスは発見困難という世界法則を発生させる。隠れたディアボロスが環境に合った迷彩模様で覆われ、発見される確率が「効果LV1ごとに半減」する。
【エイティーン】
2
周囲が、ディアボロスが18歳から「効果LV×6+18」歳までの、任意の年齢の姿に変身出来る世界に変わる。
【完全視界】
1
周囲が、ディアボロスの視界が暗闇や霧などで邪魔されない世界に変わる。自分と手をつないだ「効果LV×3人」までの一般人にも効果を及ぼせる。
【活性治癒】
3
周囲が生命力溢れる世界に変わる。通常の生物の回復に必要な時間が「効果LV1ごとに半減」し、24時間内に回復する負傷は一瞬で完治するようになる。
【土壌改良】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の地面を、植物が育ちやすい土壌に変える。この変化はディアボロスが去った後も継続する。
【液体錬成】
1
周囲の通常の液体が、ディアボロスが望めば、8時間冷暗所で安置すると「効果LV×10倍」の量に増殖するようになる。
【書物解読】
1
周囲の書物に、執筆者の残留思念が宿り、読むディアボロスに書物の知識を伝えてくれるようになる。効果LVが高くなる程、書物に書かれていない関連知識も得られる。
【ハウスキーパー】
2
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の建物に守護霊を宿らせる。守護霊が宿った建物では、「効果LV日」の間、外部条件に関わらず快適に生活できる。
【クリーニング】
2
周囲が清潔を望む世界となり、ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の建造物や物品が、自動的に洗浄殺菌され、清潔な状態になる。

効果2

【能力値アップ】LV3 / 【命中アップ】LV5(最大) / 【ダメージアップ】LV6 / 【ガードアップ】LV2 / 【フィニッシュ】LV1 / 【反撃アップ】LV2 / 【リザレクション】LV1 / 【先行率アップ】LV1 / 【ドレイン】LV4 / 【ダブル】LV2 / 【ロストエナジー】LV1

●マスターより

小鳥遊彩羽
 ご覧くださいましてありがとうございます、小鳥遊彩羽です。
 本年もどうぞ宜しくお願い致します。
 今回のシナリオは、『幻想竜域キングアーサー』よりお届けします。

 詳細はオープニングをご参照ください。リプレイの執筆は①より順次進めていく予定です。
 ①は出発前の初詣パートです。お参りをしたり、おみくじを引いたり、お守りや御朱印をいただく…などが出来ます(NPCの同行はありません)。
 ②と③は純粋にフローラリアの防衛要塞のひとつにうおーのりこめーするパートとなります。
 ①は可能な限り、②③はほぼ👑達成に必要な人数での進行となるかと思いますので、予めご了承下さい。

 以上となります。どうぞよろしくお願いいたします。
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このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


シル・ウィンディア
戦場に行く前に、のんびりする時間があるのはいいよねー。
せっかくだから行こうかな?

神社にいって、まずはお参りだね
ええと、確か作法があるんだっけ?
お作法をしっかり確認してから、神社に行くよ
お参りは、これから行くところで、無事に帰れますようにと
戦勝祈願と安全祈願と…


その後は、これっていうお守りを買ってから
おみくじも引こうかな?
どんな結果かなー♪

どんな結果でも、前向きに頑張るよっ!

さて、のんびりと気力も養えたし…
さぁ、それじゃ、いきましょうかっ!

気合を入れなおして、トレインへ向かうよ


アンゼリカ・レンブラント
さてさて、せっかくだから初詣に行こうっ!
2礼2拍、1礼て順番だったかな
確認してからお参りに行くね

あ、猫が見えるっ
境内の中で見る動物は神様の遣いなんだっけ
何かいいことあるかもね

お祈りすることは
依頼の成功に、今年も沢山の大地を人々に取り返せるように
それから……記憶の奥にある少女への誓いを
君の愛した世界を、私たちの、みんなの日常を取り戻す。
誓いを新たに、だね

さぁ続いてはおみくじを引いてみよう
アンゼリカ選手、おみくじを引きます!
今年の運勢は果たしてどうだっ!
勝手に盛り上がりつつ引いてみると
結果にやっぱりまた盛り上がって

神社で手を合わせると気合が入りなおせる
やっぱりいいものだね
さぁ、張り切って頑張るぞ!


「さてさて、せっかくだから初詣に行こうっ!」
「戦場に行く前に、のんびりする時間があるのはいいよねー」
 笑顔で告げるアンゼリカ・レンブラント(黄金誓姫・g02672)に、こちらもせっかくだからと笑顔で頷いたのはシル・ウィンディア(虹色の精霊術士・g01415)だ。
 ――お参りの作法は、二礼二拍手一礼。
 きちんと確認を済ませてから、新宿駅で居合わせた二人は連れ立って神社へと向かう。
 鳥居の前で一度立ち止まり、礼をして。
 それから一歩、境内へと足を踏み入れれば――静謐な空気に心が洗われるよう。
 物珍しげに辺りを見回していたアンゼリカは、ふと、視界の片隅にひょこりと顔を覗かせた気配に目を瞬かせた。
「あ、猫だ!」
「わっ、可愛いねー♪」
 そこには、どこかきりりとした顔立ちのキジトラの猫が。
 二人の声にぴんと耳を立てた猫は、尻尾をゆっくりと振って――どうやら、歓迎してくれているようだった。
「境内の中で見る動物は、神様の遣いなんだっけ」
「それなら、何かいいことがあるかも?」
 期待に胸を膨らませながら、二人は笑顔で猫に小さく手を振り返し、歩いていく。
 そうして顔を見合わせて頷き、事前に確認した通りに二礼、二拍手を。
 目を閉じて手を合わせ、シルはこれから向かう戦いの場から無事に帰れるよう、戦勝と安全とを祈願して。
 アンゼリカも同じく依頼の成功と、今年もたくさんの大地をこの最終人類史とこの時代に生きる人々の元に取り戻せるように願い――。
 それから、記憶の奥にある、少女への誓いを新たにする。
(「……君の愛した世界を、私たちの、みんなの日常を取り戻す」)
 再び開かれた天光色の瞳は、力強い光に満ちていた。
 最後に深く一礼をして参拝を終えた二人は、次に授与所へと足を運んだ。
 シルが心願成就の青いお守りを頂いている傍らで、アンゼリカはおみくじの筒をじっと見つめて。
「あ、アンゼリカさん、おみくじ引くの? わたしも引こうかな?」
 シルの問う声に、アンゼリカはうんと頷いて。
「アンゼリカ選手、おみくじを引きます!」
 巫女さんたちが微笑ましく見守る中、気合いを入れておみくじの筒を振るうアンゼリカ。
「今年の運勢は果たして、どうだっ!」
 ――果たして、その結果は。
「……大吉だ!」
 受け取ったおみくじには大きく“大吉”の文字。
 ――願い事の欄には、信ずれば叶うと記されている。
「やった、良いことがありそうだ!」
「おめでとう、アンゼリカさんっ。わたしのおみくじは、どんな結果かなー♪」
 同じように筒を振るっておみくじを受け取ったシルも、同じく記されていた“大吉”の文字にわあっと瞳を輝かせた。
「シルも大吉か。お揃いだな!」
 笑みを弾ませるアンゼリカにうん、と笑顔で答えながらも、シルは自然と――恋愛の欄を目で追ってしまう。
(「互いを思いやること、かぁ……」)
 小さく頷き、シルはお守りとおみくじをそっと一緒に仕舞い込んだ。
 これからも頑張ってくださいね、と巫女さんたちの激励も受けて、二人は新宿駅へ戻るべく神社を後にする。
「やっぱり、こういう風にお参りするのはいいものだね」
 神社で手を合わせれば、新たに気合いも入るもの。
 出発前にのんびりと、気力も養って――気合いは十分。
「さぁ、それじゃ、いきましょうかっ!」
 笑顔で告げるシルに、アンゼリカも力強く頷いた。
「――さぁ、張り切って頑張るぞ!」
 
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【エアライド】LV1が発生!
【怪力無双】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!

半乃目・丁
今年の初依頼前に初詣、しておきましょうか。
折角ですから、先日取り戻しました渋谷区になど。

鳥居潜る前の一礼よーし。
手水よーし。
お賽銭の五円玉よーし。
鐘を鳴らして二礼二拍手一礼、と……。

今年一年、大きな怪我も災いも無く、みんな揃って次のお正月を迎えることが出来ますように。
こんな時だからこそ、神様のお力もお借りしたいですね。
あとはお御籤など…。

【アドリブ連携等大歓迎】


 今年の初依頼前に、半乃目・丁(舞台裏の白狐・g04619)も初詣に。
 折角だからと選んだのは、先日の大きな戦いで取り戻した渋谷区。
 数多くある神社のひとつに訪れた丁は、鳥居を潜る前に深く一礼をし、澄んだ空気で満たされた広い境内をゆっくりと歩みながら手水舎へ。
 真冬の冷たい水で両手と口を清めてから、拝殿へと向かう。
(「お賽銭の五円玉、よーし」)
 頷いて、五円玉を賽銭箱に投げ入れ、大きな鈴をガランゴロンと鳴らし。
 それから改まって二礼、しっかりと二拍手。
 そうして手を合わせながら、丁は共に過ごす大切な仲間たちを想う。
 新たなこの一年も、大きな怪我や災いに見舞われることなく――。
(「……みんな揃って、みんな笑顔で、元気に次のお正月を迎えることが出来ますように」)
 ディアボロスとして初めて迎えた、新たな一年。
 少しずつ最終人類史に奪われた土地を取り戻し始めてこそいるけれど――まだまだ、戦いは続く。
 こんな時だからこそ、借りられるものならば神様の力だって借りたいと、丁は思うのだ。
 最後に深く一礼し、お参りを済ませた丁は、そのまま授与所へ。
「あとはお御籤など……」
 ある意味、これも神頼みと言えるだろうか。
 真剣な顔で弾いたおみくじの結果は――中吉。
 ――願い事は、時が来れば叶う。とのことだ。
 お参りをしたおかげか、随分と晴れやかな心地になりながら、丁は気持ちを新たに新宿駅へと戻るのだった。
 
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【狐変身】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!

セレスティン・ウィンディア
せっかくだから初詣に行ってくるわ
御神籤引いて(判断お任せ)えっと、悪い結果だったら糸に結びつけるんだったよね
お守りや御朱印・・・はお守りを買ってこう
ちょっとでも神様の力をお借りしたい

・・・えっと、日本の神社の参拝方法を守りつつ
私みたいなエルフでも神様って守ってくれるかな
なんだか今日はしんみりしちゃうのは何故かしら

エルフの森・・・頑張って平和にしていきたいわね。
私の種族の故郷だからいつもより頑張りたい
ううん、いつだって頑張ってる・・・だから神様これからも見守っていてください・・・!


「せっかくだから私も、初詣に行ってくるわ」
 良い機会だからと、セレスティン・ウィンディア(エルフのデーモンイーター・g06011)は近くにある神社へ。
 お守りや御朱印も気になるけれど、まずは神様へのご挨拶を。
(「えっと……日本の神社の参拝方法、……こう、かな?」)
 周りの人の様子を見つつ、見様見真似でセレスティンもお参りを。
 その動きはちょっぴりたどたどしくはあったけれど、セレスティンとしては精一杯、心を込めたつもりだ。
 無事にお参り出来たことにほっと安堵の息をつき、セレスティンは本殿を見やる。
 この地に祀られているのは、日本の神様だ。
 セレスティンが知る神様は、きっと日本にはいない。
(「……日本の神様は、私みたいなエルフでも、守ってくれるかな」)
 ぽつりと胸中で呟けば、何故だか心がしんみりするようで。
「エルフの森……頑張って平和にしていきたいわね」
 幻想竜域キングアーサーの妖精郷。そこは、エルフにとっての故郷である世界だ。
 だからこそ、いつもより頑張りたい――そう思いかけて、セレスティンは小さく首を横に振った。
「ううん、いつだって頑張ってる……だから、神様。これからも見守っていてください……!」
 両手を合わせて神様にお祈りして、それからセレスティンはおみくじを引きに行く。
「……えっと、悪い結果だったら糸に結びつけるんだったよね。小吉……失くし物は近くにあるって書いてあるけど……」
 悪い結果ではなさそうだからとセレスティンはおみくじを持ち帰ることにして、改めてお守りや御朱印帳を持って並んでいる人たちを見やる。
「このお守り、くださいっ」
 それから、己の髪の色にも似た青いお守りをセレスティンは選んだ。
 これから先も続く戦いを乗り越えていくためにも、少しでも、神様の力を借りられたら――そう、思うから。
 そっと握り締めれば、不思議と心が安らぐような気がして。
(「これも、神様のお力……なのかしら?」)
 心機一転、こくりと頷き、セレスティンは新宿駅へ戻っていくのだった――。
 
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【活性治癒】LV1が発生!
効果2【ドレイン】LV1が発生!

積商・和沙
あけましておめでとう。
今年もよろしくね。
って、アンテナ何よその目は。
私が新年の挨拶をしてたら変って言いたいのかしら?
っと、新年早々からこれじゃあ駄目よね。
改めて、今年もよろしくね。

さて、今日の事件解決を願っておみくじでも引いていきましょうか。
アンテナよりいいのを引き当てるんだからね。
(二人のおみくじの結果はおまかせします。)


「あけましておめでとう。今年もよろしくね」
「も、もきゅ……?」
「……って、アンテナ、何よその目は」
 思わずジト目になって、積商・和沙(四則演算の数秘術師・g02851)はモーラット・コミュのアンテナと見つめ合う。
 まさかそんな言葉が聞けるなんて夢にも思っていなかった――つぶらな瞳で何だかそう語っているようなアンテナに、和沙は小さくため息を付いた。
「私が新年の挨拶をしてたら、変って言いたいのかしら?」
「きゅ!? もきゅきゅ! きゅー!!」
「……っと、新年早々からこれじゃあ駄目よね」
 びくっと跳ねて、ぶんぶんと全身を横に振るアンテナに、はっと瞬いて和沙も首を横に振った。
 それから、藍色の瞳を僅かに和らげて、和沙はアンテナに告げる。
「――改めて、今年もよろしくね」
「きゅ……もきゅー♪」
 途端にぱっと笑顔になり、とても嬉しそうに周りを飛び回るアンテナに、和沙は内心くすぐったいような複雑な気持ちを覚えながらも、何事もなかったかのようにお参りを済ませて。
「さて、今日の事件解決を願っておみくじでも引いていきましょうか」
「きゅ!」
 きりりと表情を引き締めるアンテナ横目で見やりながら、和沙はおみくじの筒へ手を伸ばす。
「……見てなさい。アンテナよりいいのを引き当てるんだからね」
 ――それから、程なくして。
「さあ、行きましょう」
「きゅー……」
 アンテナが引いた大吉のおみくじと一緒に、和沙は吉のおみくじをしっかりと木に結ぶのだった。
 
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【書物解読】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV2になった!

アンダルシア・ノォヴェント
【品川区】

初詣、新年に神社に向かうこと、かしら?
馴染みのない文化ですが、折角なので行ってみましょうか?

お参り、おみくじ、それから・・・お守り、ですか?
ええと、作法が解らないのですが、そうですね・・・他の方の見様見真似で?
神様を奉る場所と聞いております、無作法でも、穢すような行いをしなければ大丈夫でしょう?

お守りは流石に少々、どう扱えば良いか、呪符なのか呪物なのか、触媒なのか解りませんのでやめておきましょうね?
・・・おみくじ、占いでしょうか?
こちらでしたら面白そうなのでやってみましょう、ええと・・・?

(おみくじの内容はお任せします。)
ふむ、なるほどなーですね?
これは持って帰ればいいのでしょうか?


「初詣。新年に神社に向かうこと、かしら?」
 確かめるように呟きながら、そっと首を傾げるアンダルシア・ノォヴェント(アンダルシアの魔女・g05231)。
 日本生まれではないアンダルシアにとっては、馴染みのない文化のひとつだ。
 けれどこれも良い機会と、アンダルシアは品川区にある神社に訪れた。
 お参りについての作法を知らないアンダルシアではあったけれど――。
(「ええと、……どうやらまずここで礼をするようですね?」)
 他の参拝客に倣い、まずは鳥居の前で一礼してから境内へ。
 ここでするのはお参りだと聞いてきた。
 物珍しげに視線を巡らせながら歩いていると、おみくじやお守り、破魔矢、御札――といった文字が見える。
 ひとまず他の参拝客についていったアンダルシアは、やはり見様見真似ではあるけれど恙無く参拝を終える。
 ここに祀られているのは名も知らぬ神なれど、最大限の敬意を持って。
 すると、どこからともなく吹いてきた風に撫でられて――アンダルシアは、不思議と心が澄んでいくような心地を覚えた。
 お参りを終えたアンダルシアは、先程おみくじやお守りの文字が見えた授与所へ足を運ぶ。
 開運、厄除け、交通安全、商売繁盛、縁結び、などなど、色々なお守りがあったけれど。
 呪符なのか呪物なのか、あるいは触媒なのか――アンダルシアは真剣に考え込んでいた。
 妙な気配などは感じられなかったものの、初めて見るそれらをどう扱えばよいか今ひとつ勝手がわからなくて。
 結局お守りには手を出さず、アンダルシアは代わりにおみくじに目を向ける。
「おみくじ、これで未来を占うのですか? なるほど、面白そうなのでやってみましょう、ええと……?」
 箱の中に入れられた、たくさんの小さな紙の包み。
 その中の一つを引いて、アンダルシアは結果を確かめる。
 結果は――大吉。
 失くしたものは、時間は掛かるが必ず出てくる――とのことだ。
「ふむ、なるほどなーですね? これは持って帰ればいいのでしょうか?」
 聞いてみると、持ち帰っても結んでもどちらでも、とのこと。
 持ち帰ることは勿論、結ぶことにも、神様との縁を結ぶという意味があるのだと聞いたアンダルシアは、少し考えた末に、折角だからとそのままおみくじを持ち帰ることにしたのだった。
 
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【フライトドローン】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV3になった!

風花・波那
新宿の神社あまり詳しくないのよね。
名前だけで花園神社に決めたけど、どんなところかな~。

何を隠そう御朱印帳は持っているのよ!
最近神社巡り出来てなかったけど、
せっかくだし御朱印もらいつつお参りしようっと。

神社の空気って澄んでて好き。
なんか気持ちがすっきりする気がする。(深呼吸)

手持ちのピンクの御朱印帳で御朱印依頼して。
待ち時間の間におみくじでもしておこうかな!
色んなデザインあるから見るだけでも楽しいしね。
あ、この筒みくじ花っていうの可愛い!これにしよ!
大吉出るかなぁ…。
縁結びもほしいなぁ。
ディアボロス向けにモラ縁結びとかあればいいのに。

参拝もちゃんとするわよ!

※アドリブ、行動順変更など歓迎です。


 新宿の神社にはあまり詳しくはなく、風花・波那(夢詠の花果・g00593)はただ名前だけで花園神社に決めていた。
「どんなところかな~おお~!」
 まず朱塗りの鳥居に圧倒されて、波那はそれでも落ち着いて一礼してから、鳥居の端を潜っていく。
 都会の真ん中にあるというのに、喧騒とはまるで無縁のような、静謐な気配。
 きっとどの神社にもあるものだろう独特の空気は、波那もよく知っていた。
「神社の空気って澄んでて好き。なんか気持ちがすっきりする気がする」
 深呼吸をひとつ、ふたつ。心がすっきりと晴れやかになっていくようで。
 久しぶりの神社巡りに心を弾ませつつ先にしっかりとお参りを済ませた波那は、いそいそと授与所へ足を運ぶ。
 そうして鞄から取り出したるは――何を隠そうピンク色のマイ御朱印帳だ。
「すみません、御朱印、いただけますか?」
「はい、お待ち下さいね」
 そうして御朱印帳を預けている間に、波那はおみくじを引こうかと目をあちらこちらへ。
「あ、この筒みくじ花っていうの可愛い! これにしよ!」
 色々な花柄の筒をじっと眺めやり、これ!と思った一つを選ぶ。
(「大吉、出るかなあ……」)
 どきどきしつつ慎重に筒を開け、おみくじを取り出して広げれば――目に入ってきたのは、吉の文字。
 大吉ではなかったけれど、綴られた文字を辿っていくと、学問の欄に、努力の分だけ結果が出ると書かれていた。
(「恋愛……は普通かな……?」)
 ひとまずおみくじは筒に戻して持ち帰ることにして。
 改めておみくじやお守りを見やれば、色々なデザインのものがあるから見ているだけでも楽しくて。
「縁結びもほしいなぁ。こっちの鞠のお守りも可愛い。……ディアボロス向けに、モラ縁結びとかあればいいのに」
 ぽつりと零す波那の耳に、どこからともなくもきゅ!と励ますような幻聴が聞こえてきた気がしたが、きっと気のせいだろう。
 そうして出来上がった御朱印を頂き、笑顔でお礼を告げた波那は、最後にもう一度お守りを見て。
 少し悩んだ末に縁結びのお守りも頂いて、新宿駅へと戻るのだった。
 
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【エアライド】がLV2になった!
効果2【命中アップ】がLV4になった!

ガーデニア・ラディーチェ
人形「ロズリエル」に手を引かれつつ
渋谷区の明治神宮、に

色んなこと、教えてもらっていた、けれど……
さすが、に……ロズから、極東の国のお参り方法を聞いたことは無かった、わ
初詣?も神宮?も、初めての経験、なの

掲示されている参拝の手順なんかを、参考にしつつ……見よう見まね、で
二礼二拍手一礼で良いの、かしら
自信が無い、わ
願うこと、は……勿論
今年もその先も。ずっと貴方の傍に

散策の傍ら、ポスターが目に留まれば
……ねぇ、ロズ
神前挙式も行ってるみたい、ね
和風で神聖で素敵、なの

だけど……和服って、帯や紐でグルグル巻きになるもの、よね?
……苦しそう、だわ
何という、か……凄いわよ、ね
今はまだ……憧れる、だけ、で


「とっても広い、のね……!」
 思わず零れる、感嘆の息。
 人形のロズリエルに手を引かれつつ、ガーデニア・ラディーチェ(クチナシの花護り・g03839)は渋谷区にある明治神宮に訪れていた。
 ロズリエルもまた、初めて見る景色にどこかそわそわとしているようにも感じられる。
「ふふ、ゆっくり行きましょう、ロズ」
 微笑むガーデニアに、ロズリエルも柔らかく微笑んで頷いた。
 ――ガーデニアは、彼から色々なことを教えてもらっていた。
 でも、さすがに極東の国のお参り方法を聞いたことはなくて。
 初詣という風習も、神宮と呼ばれるこの地に訪れるのも、初めての経験だ。
 だから、そわそわしていたのはガーデニアも同じ。
 瑞々しく澄んだ空気に満たされた参道は、人もまばらであったけれど。
 本殿に近づくにつれて、少しずつ人の姿が見えるようになってきた。
「あんな風、に……お祈り、するの、ね」
 祈る人々の姿を見つつ、掲示されている参拝の手順も確かめて。
 見様見真似で、ガーデニアは礼を二度、そして二度拍手をしてから、そっと両手を合わせる。
 隣で同じように、ロズリエルも手を合わせた。
 ――ガーデニアが願うことは、ただひとつ。
(「今年もその先も。――ずっと、貴方の傍に」)
 最後に深く一礼し、顔を見合わせた二人は、ほっと一息ついて微笑み合う。
 お参りを済ませ、広い境内をゆっくりと散策していたその時、ふと、ガーデニアは一枚のポスターに目を留めた。
「……ねぇ、ロズ。ここでは、神前挙式も行ってるみたい、ね」
 紋付袴を着た男性と、白無垢を着て微笑む女性。
「和風で神聖で素敵、なの」
 ポスターの二人に自分たちを重ねて、ガーデニアはふわりと、笑みを綻ばせる。
 そんなガーデニアの様子に、ロズリエルもどこか楽しげに微笑んでいた――けれど。
「だけど……和服って、帯や紐でグルグル巻きになるもの、よね? ……苦しそう、だわ」
 苦しくはないのだろうか――と、ちょっぴり真剣な顔でポスターの女性を見つめるガーデニア。
 はたして自分は、帯や紐でぐるぐる巻きにされても、こんな風にありのままの笑顔を見せられるだろうか。
 ――なんて考えてしまって、ガーデニアは小さく溜め息をつくのだった。
「何という、か……凄いわよ、ね」
 今はまだ――憧れるだけ。
 けれど、いつか。
 そんな未来があっても素敵だと思いながら、ガーデニアはロズリエルの手をそっと握り締めた。
 
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【士気高揚】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!

ラルム・グリシーヌ
【白花】

作法に倣い清め参拝後
ゆったり境内を散策

御神籤や絵馬
目に映るもの全てが初めてで
あれは何?これは?
興味に惹かれる侭視線巡らせてると

いつの間に買ったのか
不意に差し出されたのは
鮮やかな紅い彩に
金絲の花刺繍が咲く御守り

心願成就の願いが込められてると
彼が優しい声で紡ぐ
その音が、気持ちが
嬉しくて温かくて

やっぱり君は幸せな音をくれるね
ありがとう…
柔く笑んで貰った御守りを
そっと握りしめる

紅白がめでたいなら
俺からは銀絲の福寿草が咲く
純白の御守りを
厄除けの願いが込められてるんだって

二つの御守りを並べて見れば
紅と白
ふふ、ニイナと俺の彩りだね

これがあれば無事に
ニイナの元へ還れるよ
だから、待っててね


篝・ニイナ
【白花】

お参り後の散策中
仔犬のように飛んでくる声に答えながら
しれっと買っておいた御守りを渡す
心願成就の願いを込めた紅色の御守り
金絲の刺繍は魔除けの柊

ラルムクンは白くて御守りは赤
紅白でめでたいでしょ?
なんて、本当はその紅が
厄を燃やす炎や己の一房の髪のようで
自分の彩を持たせたかっただけ
なのに浮かぶ柔い笑顔と大事そうに握るのが
どうにも暖かい気持ちになる

彼の姿を思い出させる純白の御守り
俺の厄なんか彼の笑顔だけで吹き飛びそうだけど
貰ってやるよと
つい素直になれない返事をしてしまう
それでも嬉しそうにするから
ラルムクンには勝てないな

彼が向かう戦いに、望む結果が得られるように
…いってらっしゃい、帰りを待ってるよ


 ――あれは何? これは?
 御神籤や絵馬、御札に破魔矢。それから熊手。
 目に映るものすべてが初めてで、ラルム・グリシーヌ(ラメント・g01224)はその一つ一つを指差しながらペリドットの双眸をきらきらと輝かせて。
 まるで初めて外の世界に出た仔犬のように飛んでくる声を傍らで微笑ましく聴きながら、篝・ニイナ(篝火・g01085)は一つ一つ答えていく。
 作法に倣い手と口を清めて参拝した後、ゆったりと境内を散策していた二人だったが――。
(「気の所為かラルムクンに尻尾が見え……いや、」)
 はち切れんばかりに振れる尾の幻影が、うっかりニイナの目に映っていたかもしれないが、それはさておき。
「――ラルムクン」
 興味を惹かれるままに視線を巡らせるラルムを呼んで、ニイナはその手にしれっと買っておいたお守りを握らせた。
「ニイナ、これは?」
「心願成就の御守り。ラルムクンは白いから、御守りは赤。紅白でめでたいでしょ?」
 一際目を引く鮮やかな紅の彩に、金絲の花刺繍が咲いている。
「この花は?」
「――魔除けの柊。控えめな感じが可愛いでしょ」
 紡がれるニイナの声はどこか優しくて。きっと、彼は気づいていないかもしれないけれど。
 その音が、籠められた気持ちが、とても嬉しくて、――あたたかい。
「やっぱり、君は幸せな音をくれるね。……ありがとう」
 胸の裡にいくつもの花が咲いたような心地になりながら、ラルムは柔く笑んでそっと御守りを握り締めた。
 そんなラルムの様子にニイナは常と変わらぬ笑みで頷いてみせながらも、内心ではほんの少しだけ、その笑みを複雑なものに変えて。
(「……告げたら、どんな顔をするだろうな」)
 魔除けであることに違いはないけれど、――本当は。
 彼の手に託したその紅が、厄を燃やす炎や己の髪の一房のようで。
(「――自分の彩を持たせたかっただけ、なんて」)
 御守りを大事そうに握って無邪気に微笑うラルムに、ニイナはどうにもあたたかな気持ちになるのを感じていた。
「じゃあ俺からは……これを」
 不意に聞こえた声に瞬いたニイナに悪戯っぽく双眸を細めて、ラルムは純白の御守りを手に取った。
 紅白がめでたいのならば、やはり白だろうと。
「こっちは厄除けの願いが込められてるんだって」
 純白に咲くのは銀絲の福寿草。
 ニイナにとってはラルムを思わせるまっさらな白に、思わず。
「……貰ってやるよ」
 たとえ厄が降り注ごうと彼の笑顔だけで吹き飛んでしまいそうだけれど――つい、素直じゃない返事をして、ニイナは差し出された御守りを受け取った。
 それぞれの手に握られた紅と白。
 二つの御守りを並べて、ラルムは心の底から嬉しいというように笑みを深める。
「ふふ、ニイナと俺の彩りだね」
「……っ」
 何気なく零れた言葉にニイナは瞬いて――。
「……ラルムクンには勝てないな」
 それから、緩い吐息と共に笑う。
「これがあれば、無事にニイナの元へ還れるよ」
 御守りをもう一度握り締め、そして失くさぬように仕舞い込んで。
「だから、待っててね」
 満面の笑みで告げるラルムに、ニイナもまた笑って頷く。
 彼が向かう戦いに、どうか望む結果が得られるように。
「……いってらっしゃい、帰りを待ってるよ」
 
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【活性治癒】がLV2になった!
【光学迷彩】LV1が発生!
効果2【ドレイン】がLV2になった!
【ダブル】LV1が発生!

レベッカ・ブルーゾイス
【星夜】
ニホンについては未だ理解が浅く
わたしたちふたり、御参りをするのはおかしいのかしら?

紫紺に金銀刺繍
胡蝶とレースを重ね
初めての和装は、思ったより動きづらくて
ラファレさんは…何を着ても様になるのね
うつくしいのだから当然といえば当然だけれど

慣れない草履と窮屈な足周り
途中、彼の手を借りながら
慎重に石段を進んで
そのうち自然と背筋が伸び
しゃなり歩む本殿への道なり

聖夜を想い返しながら
わたしの祈りはふたつにひとつ
帰らぬあなたを秘めたまま
"特別"を希う

いつの間に…と受け取る御守り
これにはどんな意味があるのかしら?
わからないけれど、…魔除けではなさそうね
だって、いまも貴方がこんなに近くにいるのだもの


ラファレ・リロード
【星夜】

天使と悪魔が初詣とは、普通では滑稽ですね
今日は和装というのを着てみたのですが如何ですか?
美しい?ありがとうございます
レベッカさんの方が神をも嫉妬する程の美しさですね

彼女の反応にふふっと笑って
ではお参りをしましょうか?
一連の流れの習わしをし
神らしいものが住まうという神社に祈りを捧げる
悪魔が神に、ねぇ
まぁそれはそれで面白そうです
彼女の『特別』が消える事なく
私がその位置にいれる事を願って

嗚呼、そうそう
御守りというものを先程購入しまして、どうぞ
気休めくらいかもですが
おや?それは確かに。
まぁ本当に魔除けだったとしてもその程度では私は払えませんね
とくすりと笑って


 ディアボロスとしての暮らしも慣れてきたつもりだけれど、この国――“ニホン”については未だ理解が浅い。
「わたしたちふたり、御参りをするのはおかしい……かしら?」
 ほんの少し案じるようにぽつりと零すレベッカ・ブルーゾイス(嫉みの星魔女・g02252)に、傍らを歩むラファレ・リロード(夜影ノ偽公子・g03117)は至極あっさりと答えた。
「天使と悪魔が初詣とは、普通では滑稽ですね」
「……確かに」
 思わず真剣な表情になるレベッカだったが、ふと見やればにこにこと笑うラファレがこちらをじっと見ていた。
「今日は私も和装というのをしてみたのですが、如何ですか?」
 常とは違う、和の装い。
 ある意味とても新鮮ではあるけれど、それ以上に。
「ラファレさんは……何を着ても様になるのね。うつくしいのだから、当然といえば当然だけれど」
 そう、素直に紡いだレベッカもまた、紫紺の地に金銀の美しい刺繍が映える、胡蝶とレースを重ねた晴れ着を纏っていた。
 初めての和装は思ったより動きづらくて、少し、動作がぎこちないけれど。
 そんなレベッカの様子さえ愛らしいと表情で語りながら、ラファレは晴れ着姿のレベッカを目に焼き付けるように見やって。
「美しい? ありがとうございます。まぁ、レベッカさんの方が神をも嫉妬する程の美しさですけれどね」
「……もう、ラファレさんったら」
 レベッカの擽ったそうな様子にふふっと笑って、ラファレは手を差し伸べる。
「では、お参りをしましょうか? 足元にお気をつけて。ゆっくり行きましょうね」
 慣れぬ草履と窮屈な足周りに、結果的にラファレの厚意に甘える形となったレベッカは、彼の手を借りながら慎重に石段を進んでゆく。
 ――次第に自然と背筋が伸びて、レベッカは、本殿への道をしゃなりと歩んでいた。
 そうして、一連の流れの作法に則り、神らしいものが住まうという神社でふたり、祈りを捧げる。
(「……悪魔が神に、ねぇ」)
 ただの笑い話だと言ってしまえばそれだけのこと。
 けれど、これはこれで面白そうだとラファレは特に気にすることもなく。
 ラファレが願うことは、決まっていた。
(「――彼女の“特別”が消える事なく、私がその位置にいられるよう」)
 薄目で傍らを見やれば、同じく手を合わせて祈るレベッカの――美しい横顔が見える。
 ――聖なる夜に、穹へと捧げた祈りのひかりを。
 二人で共に見た、優しい煌めきに満ちた光景を思い返しながら――レベッカは、祈る。
 祈りは、ふたつにひとつ。
 帰らぬあなたを秘めたまま、“特別”を希う――。
「……嗚呼、そうそう。御守りというものを先程購入しまして、どうぞ」
 不意に傍らから届いた声と差し出された御守りに、レベッカは一瞬呆気に取られて。
「気休めくらいかもですが」
 にっこり笑うラファレは、確かめるまでもなく平常運転である。
「いつの間に……えっと、ありがとう……?」
 受け取った御守りを矯めつ眇めつ眺めやってから、レベッカはそっと首を傾げた。
「これにはどんな意味があるのかしら? わからないけれど、……魔除けではなさそうね」
 魔除け。魔を祓うもの。であるならば――。
 レベッカは確かめるようにラファレを見て、何故だか微笑ってしまう。
「――だって、いまも、貴方がこんなに近くにいるのだもの」
「おや? それは確かに」
 レベッカの言葉に瞬いて、ラファレはつられるようにくすりと笑った。
「まぁ、本当に魔除けだったとしても、その程度では私は祓えませんね」
 
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【飛翔】LV2が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV4になった!

咲樂・祇伐
【黒華】

初詣、ご一緒させていただきます!
巡ったひととせ
初めの日の心地良さは良きもの
一緒に過ごせるなんて嬉しいわ

ふれてまじわり、そうして世界は広がっていくのでしょう
私も同じです

御朱印が記されていく様子をじっと見つめる
…懐かしい
お父様も、こうして記していた
祈りをこめて微笑んで──優しく慈愛深い、私と同じ柘榴の瞳が──……はっ、すみません…
父の背中を思い出して…
受け取った御朱印を大切に抱く
そうします、千景さん
私の一歩に違いないわ

まるで私達を映したようなお守りに笑み深め
では、私の桜をあなたに
あなたを守っていけるよう
祈りを重ねて込めました

ふふ!其れでこそ千景さんですね!
ゆきましょう
私達の路を
願いを叶えに


紫空・千景
【黒華】

初詣、鍛錬に明け暮れて忘れていたな
祇伐、付き合ってくれるか?

…偶には、と思ったんだ
繋がった縁の先で
馴染みない物に触れるのも

御朱印
実物を見るのは初めてだが貰っておこう
ふと視線は次第に隣の拠り所へ
柘榴の眸に浮かぶは郷愁
どうした、何か懐かしい物でも?
父の背中…か
なら想い出に寄り添え、祇伐
其れもあんたの落とし物の欠片になる
…多分な

足を止めたのはお守り並ぶ場所
眼を惹いたのは桜が咲く対護
掛紐に夜明と柘榴の色彩を編んだ組紐が揺れて
買わないかと差し出せば
ふっ、あんたの祈り桜が重なるなら無敵だな
ならば私からも誓いをひとつ
凡てから祇伐を護ると重ね

願いはある
でも神に預ける心算も無い
叶えて行くのは私達だからな


 年が明けたというのにひたすら鍛錬に明け暮れていたから、初詣のこともすっかり頭から抜け落ちていた。
 ――という事実を口実に出来たのは、紫空・千景(暁の切り札・g01765)にとっては幸いだったかもしれない。
「祇伐、付き合ってくれるか?」
 こうして――。
 何気なくそう切り出した千景に、咲樂・祇伐(櫻禍ノ巫・g00791)は満面の笑顔を咲かせて大きく頷いたのだった。
「是非とも初詣、ご一緒させていただきます!」
 巡るひととせの初めの日。清々しい空気が満ちる中、共に在れば自然と心も華やぐもの。
 その心地良さを、祇伐は知っているから。
「千景さんと一緒に過ごせるなんて嬉しいわ」
 桜彩綻ぶ柘榴の瞳を細める祇伐に、千景は、胸の裡がどこかくすぐったくなるような心地を覚えつつぽつぽつと紡ぐ。
「……偶には、と思ったんだ。繋がった縁の先で、馴染みない物に触れるのも」
 一人だったらきっと、思い出すこともなかっただろう。
 たとえ思い出したとしても、わざわざ足を運ぶことはなかったかもしれない。
 でも、きっと彼女ならこんな風に頷いてくれて、一緒に来てくれるだろうと、そう思えたから。
「――ふれて、まじわり。そうして世界は広がっていくのでしょう」
 私も同じです、と。祇伐はそっと胸に手を当てながら微笑んでみせる。
 お参りを済ませた二人は、御朱印を頂きに。
 実物を見るのは初めてという千景の隣で、祇伐は御朱印が記されていく様子をじっと見つめていた。
 不意に胸の裡に淡く描き出された姿に、どうしようもない懐かしさが込み上げてくる。
(「――お父様、」)
 届かぬ背に、祇伐は心の中で呼びかける。
 祈りを籠めて、筆を走らせる――かつて父も、こんな風に記していた。
 優しくて慈悲深い、祇伐のそれと同じ柘榴の瞳が穏やかに微笑んで――。
「……どうした、何か懐かしい物でも?」
 目の前で記される御朱印から、次第に隣の拠り所へと向いた夜明けの眸が捉えたのは、柘榴の眸に浮かぶ郷愁。
 何気なく向けられた千景の声に、祇伐ははっと瞬いて。
「すみません……父の背中を思い出して……」
 それから、ちょうど出来上がった御朱印を受け取り、大切に抱き締めた。
「父の背中……か」
 はにかむような微笑みにほんの少しの寂しさが混ざっていることに、千景が気づかぬはずはなく。
 ほんの少しの間を挟んで、千景は続ける。
「なら想い出に寄り添え、祇伐。其れもあんたの落とし物の欠片になる。……多分な」
 千景の、飾り気のない真っ直ぐな言葉に、祇伐は揺らぎかけた目の前に光が差したような――そんな心地がした。
「……そうします、千景さん。これも、私の一歩に違いないわ」
 御朱印を受け取った二人は、次に並ぶ御守りの前で足を止めた。
 千景の眼を惹いたのは、桜が咲く対の護。
 掛け紐に揺れる夜明けと柘榴の色彩を編んだ組紐に、千景はそっと手を伸ばす。
「――買わないか?」
 差し出せば、まるでふたりを映したような御守りに、祇伐も笑みを深めて頷いた。
「では、私の桜をあなたに。あなたを守っていけるよう、祈りを重ねて込めましょう」
 それは何物にも代えられぬ、ただひとつの祝福に違いなく。
「ふっ、あんたの祈りと桜が重なるなら無敵だな。ならば、私からも誓いをひとつ」
 祇伐の手のひらに己のそれをそっと重ねて、千景は紡ぐ。
「――凡てから、祇伐を護る」

「一緒に初詣に来られて、良かったです」
 笑み綻ばせて紡ぐ祇伐に、千景はそうかと小さく頷いてから、思い出したように続けた。
「……私にもそれなりに願いはある。でも、神に預ける心算も無い」
 神前で手を合わせこそしても、願いを託すことはしなかった。
 瞬いた祇伐に、千景は笑って。
「叶えて行くのは私達だからな」
「ふふ! 其れでこそ千景さんですね!」
 夜明けの双眸に灯る確かなひかりに、祇伐は小さく肩を揺らしながら笑みを深めた。
「ゆきましょう。私達の路を、――願いを叶えに」
 ここに来る時もそうだったけれど、ほんの少しだけ、――否、それ以上に。
 軽やかな足取りで、二人は新宿駅へと続く道を戻っていった。
 
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【飛翔】がLV3になった!
【光学迷彩】がLV2になった!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
【ダブル】がLV2になった!

永辿・ヤコウ
ラヴィデさん(g00694)と

和服で参拝
羽織は濃灰
着物は白

帯を締めると背筋が伸びる心地がしますね
よくお似合いですよ
見惚れてしまいます

御祭神へ詣でた後は
漸うゆったりした笑みにて

朱鳥居連なる稲荷参道を散策
幽世に紛れ込みそうな光景に
思わず足を止めるけれど
数段先を行く彼が
待っていてくれたから
傍らへ駆け

どんな場でも
あなたの隣に並び立てるような
誇れる自分になりたいな

誓いと共に
授与所で頂いたお守りをラヴィデさんへ

災厄より身を守ってくださるよう
厄除の守袋
澄んだ鈴音が、ちりん

交換に差し出されたお守りへ破顔

きっと大成してみせますとも
あなたが一等の常連客になってくださるならば
商売安泰
僕の誓いも一歩叶うというものです


ラヴィデ・ローズ
ヤコウくん(g04118)と

千代田区『日枝神社』

黒炭色の羽織と着物で参詣

人生初初詣はヤコウ先生を手本に
着物姿は神仏めいて
いやぁ、キミこそね
思わず溜息

彼の浮世離れの美を赤鳥居が引き立てるが
ひとつ名を呼べばせっせと駆け来る様は
すっかり只の人間だから微笑ましい

お守り、オレに?
ありがとう
耳にした誓いごと大事に仕舞って
でも
実はオレもキミの分、買ってたんだよね~!
じゃん、とお返しに渡すお守りは商売繫盛
影繕屋さんの益々の繁栄を祈って、なんて言うと固いけど
キミの暮らしが何者にも脅かされない、それって素敵なことだよね

――あはは、その意気だ!

誓ったことを後悔させない
そんな強さを手にしたいとは、口に出さずとも胸の内


 白の着物に濃灰色の羽織を纏い、永辿・ヤコウ(繕い屋・g04118)はゆるりと傍らへ笑いかける。
「よくお似合いですよ。見惚れてしまいます」
「……いやぁ、キミこそね」
 思わず感嘆の溜め息を零しながら答えたラヴィデ・ローズ(la-tta-ta・g00694)も、黒炭色の着物と羽織姿だ。
 二人が足を運んだのは、千代田区にある日枝神社。
 ヤコウの着物姿は、彼が九尾の――今は訳あって一尾だが、狐の一族に名を連ねるものだからだろうか、ラヴィデにはさながら神仏めいて見えて。それだけではなく、神社というこの場所に満ちる独特の雰囲気、空気とか気配とかそういったものが、ヤコウの神々しさを一層引き立てているようにも感じられた。
 ラヴィデにとっては人生で初めての初詣であったが、“ヤコウ先生”というお手本のお陰もあり、参拝は恙無く。
 帯を締めると不思議と背筋が伸びるような心地に、柏手を打つ仕草ひとつとっても些かの緊張が見て取れたヤコウも、お参りを済ませた後はだんだんとゆったりした笑みを綻ばせるようになっていた。
 それから、二人並んで朱の鳥居が連なる稲荷参道をゆるりと歩む。
 二人を招き入れたのは、さながらこの世ならざる美しい光景。
 ――だからこそ、だろうか。
 不意に、ヤコウは路の途中で足を止めた。
 澄んだ静謐な気配が満ちる中、延々と続く赤はどこまでも美しい――けれど。
 鳥居を一つ潜る度に、まるで、幽世に紛れ込んでしまいそうな心地がして。
 その場から動けなくなってしまったヤコウより数段先で、彼が立ち止まったことに気づいたラヴィデが振り返った。
 少し距離を置いて見れば尚のこと――ヤコウが持つ浮世離れした美しさが、赤鳥居によってより一層引き立てられているとラヴィデは感じる。
「――ヤコウくん」
 それでもひとつ名を呼べば、狐の耳と尾がぴくりと動いて。
 どこか安心したような笑みを咲かせながらすぐに傍らへ駆けてくる様はすっかり只のひとそのものであるから、ラヴィデからすれば微笑ましい限りだ。
「そうだ、ラヴィデさん。――これを。災厄より、あなたの身を守ってくださるよう」
 そうして、ヤコウは授与所で頂いていた厄除の守袋をラヴィデへと差し出した。
「お守り、オレに?」
「……どんな場でも、あなたの隣に並び立てるような、誇れる自分になりたいな」
 こんな風に、と。願いと誓いを重ねた言の葉と共に、澄んだ鈴音がちりんと唄う。
「――ありがとう」
 紡がれた想いごと、ラヴィデは御守りを大事に仕舞い――代わりに、白い歯を見せながら満面の笑みを。
「でも、実はオレもキミの分、買ってたんだよね~!」
 じゃん!とお返しにラヴィデが差し出したのは、商売繫盛のお守り。
 一瞬目を丸くしたヤコウにしてやったりとばかりにウインクひとつ、ラヴィデは続ける。
「影繕屋さんの益々の繁栄を祈って、なんて言うと固いけど。キミの暮らしが何者にも脅かされない、それって素敵なことだよね」
 ラヴィデの想いと御守りに、ヤコウは破顔して。
「きっと、大成してみせますとも」
 それから、ほんの少しばかり悪戯めいた色を浮かべた笑みに乗せた。
「あなたが一等の常連客になってくださるならば、商売安泰。……僕の誓いも、一歩叶うというものです」
「――あはは、その意気だ!」
 思わず吹き出し、それからラヴィデは満足げに頷いた。
 ――誓ったことを、後悔させない。
 そんな強さを手にしたいとは、口に出さずとも胸の内に留め置いたままで。
 
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【ハウスキーパー】LV1が発生!
【完全視界】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【フィニッシュ】LV1が発生!

風花・波那
光学迷彩を使用し物陰に隠れて進む。
ヴァインビーストは一番倒してる敵な気がする。
雑魚っぽいのに油断出来ないのが厄介なのよね~。

視界内に違和感のある植物は無いか、隠れられそうな空間は無いか。
自然の音とは別の移動音や呼吸音はないか。
よく見て。静かに集中して観察。頭上も注意。

怪しい場所に先手で遠距離攻撃!
妖精12体召喚。風波一閃!
斬撃をあちこち飛ばす。
外れても驚いて出てきたら儲けものってことで!

仲間と連携。
敵が見えたら剣を鞘に戻し警戒態勢。
回避時はうかつに前進せず、エアライドで後方へ回避。
隙を突いて居合いの様に一瞬攻撃し、すぐ警戒態勢に戻る。

剣の達人(漫画で習得)である私に勝とうなんて100年早いわ!


アンダルシア・ノォヴェント
さて、幸先の良いであろう占いも得ましたし、本番と参りましょうか?
森の中に一人と言うのもなんですし、何方かと連携を取ってもいいかも知れませんね?

木の葉に紛れているとか、なるほどなーですね?
木を隠すなら森の中、良い考えですが、ならば相手からの攻撃を待つ方が良さそうですか?
無理に探りを入れて不意を突かれるよりは、ね?

シャインオセロットサイス、これを展開して歩きましょう、万一拘束されても即座に反撃出来るようにね?
森の中を飛び回るのは流石に難しいので、1mほどだけ浮いて、低速で飛翔しましょう、蔦に反応しやすいかも知れませんしね?
気休めでしょうけれど、何の対策もなしと言うのは魔女らしくありませんことよ?


ラルム・グリシーヌ
懐に仕舞った紅の御守りに触れる
彼の彩が傍に在ると思えば
守られている様な心地に
望む未来を掴む為に頑張らないとね

敵の移動した跡や不自然な音、葉の揺れ等に注意
奇襲に備え光学迷彩で物陰に身を潜め移動
仲間と死角を補い合うよ

ヴァインビーストの緑…森だと立派な保護色だね
もっと派手な色なら見つけやすいんだけど

敵が飛び掛かる際の葉擦れの音や鳴き声に
気付けたらすぐに迎撃できる態勢を
翠葩を奏で靭く翔けた風と共に
爛漫たる花嵐を生み出し敵の命脈を穿つ

声掛け連携重視
奏でる音で注意を惹き付け敵を釣り出したり
着地点を予測し氷雪で地面ごと足を凍結させ
仲間が攻撃する隙を作るよ

弱った敵を狙い確実に数を減らす
回避にはエアライドや飛翔


 向こうが森の木々に紛れているのなら、こちらも身を隠すまで。
 光学迷彩を纏い、風花・波那(夢詠の花果・g00593)は要塞が見える位置に身を潜めていた。
 エルフとの出逢いからフローラリアが起こす事件に積極的に関わってきた波那は、ヴァインビーストとの戦いの経験も少なくはない。と言うより、一番倒している敵のような気がすると思うほど。
 ゆえに、波那はその厄介さをよく知っていた。
「雑魚っぽいのに油断出来ないのが厄介なのよね~」
 量産型のトループス級と言えども、その身を形作る蔓や樹木による攻撃は決して侮れるものではない。
「木の葉に紛れているとか、なるほどなーですね?」
 囁くように声を潜め、アンダルシア・ノォヴェント(アンダルシアの魔女・g05231)はどこか感心したように呟く。
 木を隠すなら森の中というのは確かに良い考えだ。
 ならば無理に探りを入れて不意を突かれるよりは、相手からの攻撃を待つ方が良さそうだろうか――。
 そう思案を巡らせはしたものの、アンダルシアはふと思い直す。
 今は、共に戦う仲間がいる。
 ――敵を“見つけられる”のであれば。待つ必要はないだろう。
「ヴァインビーストの緑……森だと立派な保護色だね。もっと派手な色なら見つけやすいんだけど」
 嘆息混じりに呟きつつ、ラルム・グリシーヌ(ラメント・g01224)は懐に仕舞った紅の御守りにそっと触れる。
 ――すぐ傍に在る、確かなぬくもり。
 厄を燃やす焔のような彩に守られているような心地になりながら、ラルムは小さく頷いて微笑んだ。
「……望む未来を掴む為に、頑張らないとね」
 聳える翠の城塞を見つめながら、波那は息を殺し、耳を澄ます。
 見える範囲に何か違和感はないか、隠れられそうな空間はないか。
 あるいは、自然の音とは違う別の移動音や呼吸音はないか――。
(「よく見て。静かに集中して観察。頭上も注意」)
 五感のすべてを総動員して敵の気配を探っていた波那は、大きく目を瞬かせた直後、鞘に納めていた魔法の剣を抜き放った。
「――そこ!」
 神速の風波一閃。風の様に疾く波の様に解き放たれた十二体の妖精たちが、煌めく軌跡の花を咲かせて木々に紛れていたヴァインビーストたちを次々に斬り裂き、その存在を明るみに出す。
 同時に奏でられた旋律と、重なり響く声。
 ラルムもまた、不自然に揺れた葉の動きを見逃してはいなかった。
「さあ、奏でよう――心を囚えゆく調べを」
 爪弾く指先の踊るような動きに合わせて、珪化木の竪琴に咲き零れる白藤が揺れる。
 詠ずるは古き謡。優しくも靭き歌聲に導かれ、綻び咲くは透徹の花。
 碧き風を纏いて翔ける花嵐が緑の獣を穿ち、命脈を散らしてゆく。
 そうして次々に姿を見せたヴァインビーストたちに、アンダルシアも口元に笑みを浮かべて。
「さて、幸先の良いであろう占いも得ましたし、本番と参りましょうか?」
 その時には既に、アンダルシアも準備を終えていた。
「――光よ光よ、穢れを追いて切り裂きなさい」
 淀みなく紡がれる詠唱と共に溢れる魔力。魔術により束ねられた光がいくつもの鋭い牙となって、半ば引き摺り出される形で現れたヴァインビーストたちに襲い掛かった。
 光の牙はまるで山猫のように鋭く獲物を見据えた後、しなやかに回転しながら飛んでいき――さながら死神が振るう大鎌の如く獣たちを無慈悲に斬り裂いていく。
「グルルァ……ッ!」
 攻撃を受けたヴァインビーストが牙を剥いた。
 鋭い牙のような樹の枝や、あるいは得物を捕らえようと伸ばされる蔓や蔦。それらを波那は大きく後方に飛び退って躱し、アンダルシアは光の牙で斬り落として。
 そのまま蔦の動きに気を配りつつ低空で飛翔しながら、アンダルシアは矢継ぎ早に光を編み上げていく。
 ――刹那。
 軽やかな竪琴の音色につられて地に降りたヴァインビーストの脚が、ラルムが描いた氷雪の陣によって縫い留められる。
 そこへすかさず波那が抜剣し、十二の花の一閃で吹き飛ばした。
 敵意を剥き出しにしながら唸るヴァインビーストの群れを前に、波那はすぐに剣を鞘に戻し、次の攻撃に備えて警戒態勢を取る。
「――剣の達人である私に勝とうなんて百年早いわ!」
 それはこれまでに何度も繰り返し呼んだ、様々な漫画で学んだものだ――というのは、波那だけの秘密である。
 
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【エアライド】がLV3になった!
【飛翔】がLV4になった!
【エイティーン】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV5(最大)になった!
【ガードアップ】がLV2になった!
【能力値アップ】がLV2になった!

積商・和沙
ちょっと、アンテナが大吉で私が吉ってのは納得がいかないんだけど。
帰ったら、もう一度おみくじで勝負よ。
さて、そんな呑気のことを言っているのはここまでかしら。
この森結構いるわね。
【完全視界】で隠れたヴァインビーストは見つけられないかしら?
見つけられたら円周障壁陣で閉じ込めてあげるわ。
うっかり蔓に掴まってしまうのは『吉』の私なのね。
『大吉』組はうまく攻撃を躱している気がするわね。
あなたもそう思うでしょ。
運よく攻撃が当たってない『大吉』のアンテナさん。
【怪力無双】で蔓ごと敵を引き上げ、敵を持ち上げるわ。
持ち上げた敵を放り投げて円周障壁陣で攻撃よ。
運が悪いことは気にしてないのよ、別に。


「ちょっと、アンテナが大吉で私が吉ってのは納得がいかないんだけど」
「きゅきゅ、きゅ~……」
 思い出したように眉を寄せた積商・和沙(四則演算の数秘術師・g02851)に、モーラット・コミュのアンテナは何だか申し訳無さそうにしゅんとしていた。
「帰ったら、もう一度おみくじで勝負よ。……さて、そんな呑気のことを言っているのはここまでかしら」
「きゅ……!」
 和沙の声に、アンテナの鳴き声にも緊張感が漂い始めた――ような気がした。
「この森、結構いるわね」
 呟いて、和沙は鋭く目を凝らす。
 完全視界によって薄暗さを感じない世界で、和沙は僅かな色彩の揺れを見出して――すぐさま、口を開いた。
「3.1415926535897932384626433832795028841971693993751058209749445……」
 淀みなく諳んじられる数字の羅列は円周率。
 すると、隠れていたヴァインビーストを中心に螺旋を描いて立ち昇るように、円周率の障壁が現れた。
「きゅー!」
 アンテナが応援の声を上げる中、和沙はヴァインビーストたちを障壁の中に閉じ込める。
 だが、螺旋の障壁を突き抜けるように植物の蔓が伸ばされた。
「……っ、」
 負けじと和沙を蔓で締め付けるヴァインビースト。
「きゅきゅー!」
 一方辛くも逃れたアンテナが、後方で必死に声を上げている。
「……そう、こうしてうっかり蔓に掴まってしまうのは“吉”の私なのね」
 その時、ぽつりと和沙が零した。
「……きゅ?」
「――“大吉”組はうまく攻撃を躱している気がするわね。あなたもそう思うでしょ。運よく攻撃が当たってない“大吉”のアンテナさん?」
「きゅ、きゅ~……」
 和沙はそのまま己を縛る蔓を強く握り締め、再び円周率を唱え始めた。
「グルル……!?」
 逃れようとしても動けぬまま、ヴァインビーストたちは再び円周率の障壁に閉じ込められて――。
「運が悪いことは気にしてないのよ、別に」
 そうして小さく息をつき、蔓を払い落としながら和沙は紡ぐ。
「きゅ……?」
 本当に?と不安げに見つめてくるアンテナの瞳は、敢えて見ないふりをした。
 
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【ハウスキーパー】がLV2になった!
効果2【能力値アップ】がLV3になった!

シル・ウィンディア
お友達のアンゼリカさん(g02672)と一緒に向かうよ

さて、本格的に攻めますか
クロノ・オブジェクトになっているなら、おびき寄せが大切だね

世界樹の翼をtype.Cに変形させてから、光使いで光を付与した誘導弾を照明弾代わりにして要塞に向けて撃っていくよ
狙うは要塞じゃなくて、敵の潜んでそうな場所へ…
打撃を与えられなくても、視認できればそれで味方が攻撃できるしね

しばらくは誘導弾(照明弾モード)を撃って場所を把握したら
高速詠唱で、風撃衝圧破っ!
風だから、ちょっと威力が減っても完全に防げはしないでしょっ!

これで焦れて出てきたら、あとは任せるねっ!!

※連携・アドリブ歓迎です


アンゼリカ・レンブラント
友達のシル(g01415)と一緒に
まずはクロノ・オブジェクトになっている
要塞からおびき出そうか

【光学迷彩】の恩恵を受けつつ、
発見されないようにして少しずつ要塞に迫る
音を立てるもの、おかしいもの等あれば
仲間と周知しつつ敵の位置を把握しよう
【光使い】で生み出した灯を先行させたり
【臨機応変】に動いていくね

光や、シルの誘導弾に反応したところを攻撃だ
【幸運】も助けになるといいな

攻撃は必殺のパラドクスの剣撃で1体を確実に倒す!
倒しきれなくても一撃叩き込んだら
【エアライド】も使い一度下がり敵の動きを見るよ

無理せず囲まれないように注意して、
仲間と狙いを合わせ少しずつ倒していこう
全部倒したら、いよいよボスかな!


「さて、本格的に攻めますか。アンゼリカさん、頑張ろうねっ!」
「ふふ、シルがいてくれたら百人力だよ!」
 シル・ウィンディア(虹色の精霊術士・g01415)がにっこりと笑いかけるのに、アンゼリカ・レンブラント(黄金誓姫・g02672)も力強く頷いてみせる。
 光学迷彩に身を隠しながら見上げる先。
 眼前に聳える大樹の要塞は、クロノ・オブジェクトと化しているという。
 まずは木々の葉に紛れ息を潜めている“門番”たちをおびき寄せ、引き摺り出す必要があるだろう。
 シルは風翼の装飾と藍鉱石の蕾を抱く白銀の長杖――世界樹の翼(ユグドラシル・ウィング)を魔力銃へと変形させ、要塞目掛けて誘導弾を撃ち出した。
 次々に撃ち込まれる眩い光。それは勿論要塞自体を狙ったものではないし、これでクロノヴェーダに有効な打撃を与えられないことはシルもよく理解している。
 だが、シルの狙い通りに。
「――グルル……!」
 生い茂るの向こうから、光に反応する声が届いた。
「見つけたっ、――アンゼリカさん!」
「こちらはいつでも準備万端だ! シル!」
 名を呼び、頷きを交わして。
 シルは眼前に迫る獣たちへと向き直り、すっと息を吸い込んだ。
「悠久を舞う風よ、吹き荒れる嵐よ。――我が前の障害を吹き飛ばせっ!!」
 高速で紡がれる詠唱と共に一気に圧力を増した風が、突風となってヴァインビーストたちに叩きつけられる。
「風だから、ちょっと威力が減っても完全に防げはしないでしょっ!」
 風の衝撃に耐えきれず、次々に地上に降りて――というよりも、落ちてくる獣たち。
「アンゼリカさん、あとは任せるねっ!!」
「――任された!!」
 シルの風に背を押され、アンゼリカが力強く地を蹴った。
「裁きの光よ、我が手に集いて剣となり、全てを斬り裂けぇっ!」
 刹那、握り締めた拳の中から眩い輝きが生まれ、アンゼリカの身の丈を超える巨大な光の剣となる。
 鍛え上げられた身体から繰り出される、巨大な光剣の一撃。
 避ける間もなく叩きつけられた膨大な光に呑み込まれ、ヴァインビーストが消え失せた。
「よし、まずは一体!」
 すぐさまアンゼリカは後方へ跳んで獣たちとの距離を取り、呼吸を整える。
 伸ばされる植物の蔓を切り裂きながら、シルは間を置かずに再び風を編み上げた。
 囲まれないように動き回りつつ、シルが風圧を広範囲にぶつけて獣たちをおびき出し、アンゼリカが光剣を豪快に振るって確実に倒す。息の合ったコンビネーションで、二人は同胞たちと共に着実にヴァインビーストの数を減らしていく。
「全部倒したら、いよいよボスかな!」
 そうして、最後の一体を斬り伏せたその時。
「貴様ら、何を……!」
 一瞬の静寂を裂くように、ディアボロスたちの前にどこからともなく現れた影がひとつ。
 全身が葉で覆われた、ひとの形をしたフローラリア。
 それは紛れもなくこの城塞を護るアヴァタール級クロノヴェーダ――リーフナイトに他ならなかった。
 
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【クリーニング】LV1が発生!
【エイティーン】がLV2になった!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
【リザレクション】LV1が発生!

レベッカ・ブルーゾイス
【星夜】
唯、只管に毀すだけというのは
判り易くてよいわね

暫く初詣の余韻に浸りたかったけれど
この胸だけに秘めておきましょう

騎士と名乗るだけあって
一撃も重く、真っ直ぐだこと
焱の結界を紡いだなら
触れた先から侵してみせるわ
嗚呼でも、森の緑達には燃え広がらぬよう
精霊と共に意識を留めましょう
ラファレさんも…おねがい

さあ…ごらんなさい、魔女の夢を
降り頻る焔星
七色の燈雨に撃たれてはいかが?
逃げ場など何処にも在りはしないのだから
灼熱に溺れてしまいましょ

姫?…まさかわたしのこと?
いいえ、憧れがないわけではないけれど
その…近くで呼ばれるとこそばゆいわ
彼も騎士らしいと云えば相違ない
なら……王子様はいずこかしら


ラファレ・リロード
【星夜】
えぇ、今回はそうですね
でもせっかくのレベッカさんとのお参りを邪魔するのは良くないです

騎士とはとてもお強いですね
おやおや、騎士たるもの姫様に攻撃はいけませんよ?
ねぇレベッカさん?と彼女を抱えて攻撃をかわしつつ
姫様?それはレベッカさんの事ですよ、ふふっ
ではこちらも炎の弾を込めて魔弾で攻撃を
はい?レベッカさんのお願いでしたら仕方ありませんねぇ
燃え移らない様に氷の弾を込めてその場を撃っていく

彼女の攻撃で逃げ場を無くした敵に
更に魔晶剣で斬りつける
大丈夫ですか?お姫様
王子様ですか?それは連れ攫われない様にしないとですね


「唯、只管に毀すだけというのは、判り易くてよいわね」
 現れた城塞の主、翠の騎士リーフナイトの姿を双眸の涙星に映しながら、レベッカ・ブルーゾイス(嫉みの星魔女・g02252)はそう零す。
「えぇ、今回はそうですね。でも、せっかくのレベッカさんとのお参りを邪魔するのは良くないですから」
 だからさっさと倒してしまいましょう――と。ラファレ・リロード(夜影ノ偽公子・g03117)はさも当たり前のように、レベッカににっこりと笑いかけた。
 ラファレの言葉に、レベッカははたと瞬いて、それからふわりとあえかな笑みを綻ばせる。
 ――本当は。
 レベッカも暫く初詣の余韻に浸っていたかった――というのは、今はこの胸だけに秘めておくことにして。
「如何なる者であろうとも、全て斬り伏せてくれよう!」
 リーフナイトが放つ、眩い太陽の輝きを宿す閃光の如き斬撃。
 それがレベッカに届くより先に、ラファレは彼女の華奢な身体を抱えて空高くへ飛び上がっていた。
「おやおや、騎士たるもの姫様に攻撃はいけませんよ? ねぇ、レベッカさん?」
 斬撃が空を切る。それを見つめながら、レベッカはふとラファレを見やって。
「姫? ……まさかわたしのこと?」
「勿論、姫様とはレベッカさんのことですよ、ふふっ」
 それが何か?とばかりにさらりと答えてくるものだから、レベッカは、ほんの少しばかり頬が熱くなってくるのを感じた。
「いいえ、憧れがないわけではないけれど、その……近くで呼ばれるとこそばゆいわ」
 そして、どうにもこころが擽ったいのを誤魔化すように、レベッカはラファレの腕の中で重ねた炎の結界を紡いで、触れた先から騎士の体を侵していく。
「小癪な……!」
 だが、リーフナイトはそれを剣の一振りで掻き消した。
「騎士とは……とてもお強いですね」
 呟くラファレに、レベッカも小さく首肯する。
「本当に……騎士と名乗るだけあって、一撃も重く、真っ直ぐだこと」
 消えてしまったレベッカの炎に重ねるように、ラファレも炎を魔弾に籠めようとして――。
 彼の炎の気配に、レベッカは小さく身動いた。
「ラファレさん、森の緑たちに燃え広がってはいけないわ。……おねがい」
「はい? まぁ、レベッカさんのお願いでしたら仕方ありませんねぇ。では、そのように」
 レベッカは精霊と共に意識を留めて、緑の騎士だけに届くように再び炎を踊らせる。
 そして、ラファレは森の緑を燃やさぬよう、悪魔の翼から氷の魔弾をリーフナイト目掛けて撃ち出した。
 炎と氷の波状攻撃に僅かな隙を見せた翠の騎士へ、レベッカは囁くように語りかける。
「さあ……ごらんなさい、魔女の夢を。いらっしゃい、“わたし”の世界へ……」
 深い夜色の双眸が、宵の帳に瞬く星と七色のひかりを映したなら。
 ――そこはもう、魔女の生み出した幻想世界。
「七色の燈雨に撃たれてはいかが? 逃げ場など何処にも在りはしないのだから……灼熱に溺れてしまいましょ」
 降り頻る焔星がまるで流星群のように、騎士の元に降り注いだ。
 そうして、彼女の世界の中で逃げ場を失くした翠の騎士に、ラファレが魔晶剣で斬りかかる。
「――大丈夫ですか? お姫様」
「ふふ、ラファレさんも騎士のよう。なら……王子様はいずこかしら」
 華麗に剣を振るう彼の姿にレベッカは微笑んで、それから零したのは純粋な疑問だったけれど――。
「王子様ですか? ……それは連れ攫われない様にしないとですね」
 そう、たとえ彼女に相応しそうな“王子様”がこの先現れたとしても。
 ラファレとしては当然、レベッカを渡すつもりなどないのだ。
 
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【動物の友】LV1が発生!
【飛翔】がLV5になった!
効果2【ダメージアップ】がLV5になった!

風花・波那
ナイトって言うだけあって小細工しなさそうね。
潔くていいと思うわ!
仲間と連携して戦う。

剣で勝負してみたいところだけど、私のメインはこっちだから悪しからず!
風花の幻影でリーフナイトを描く(剣だけ可愛く)。

幻影を向かわせて私は飛翔しながら剣で牽制攻撃。
敵の攻撃もエアライドで回避しつつ迎撃!

戦況有利になったら会話。
そろそろ諦めたら?
残る防衛要塞もあとわずか。ドラゴン監視所ももう制圧してるのよ。
もう挽回する手段なんて無いんじゃないの?
なぜそこまで頑張るのよ。

会話中も油断はせず。

相手が悪かったわね。
私は全てを奪還するまで諦めるつもりはないのよ。
この先に誰がいるのか、何があるのか分からないけど、覚悟してね。


アンゼリカ・レンブラント
友達のシル(g01415)と一緒に
フローラリアのナイトというところかな
さぁ堂々と勝負しよう!

【飛翔】で空を舞い勢いをつけてのパラドクスの【突撃】!
叩き込んだ後は間合いを取り様子を見て
相手からの反撃は【オーラ操作】で厚くした障壁で
凌ぎ、受けきってみせる
同じ系統の技能…でも、私のほうが上を行っているよ!

受けきることができたら、
【グラップル】で抑え、仲間が狙いやすい位置へ投げる!
今だよ、狙い撃っちゃえーっ!
私もラッシュを仕掛けていくよ!

敵が集中攻撃で消耗したら、【呼吸法】で
力をめいっぱい蓄えての、《光輝勇突撃》で決めるよ!
これが私の必殺の一撃だよ――貫けぇッ!

無事勝利できたら仲間と勝利を喜び合うね!


シル・ウィンディア
お友達のアンゼリカさん(g02672)と一緒に

エルフさん達の為にも…
倒させてもらうよっ!

飛翔で飛びあがってからの空中戦。
世界樹の翼type.Cから誘導弾を発射だね
吹き飛ばしを試みて、敵の体勢を崩すことを狙っていくよ

敵の攻撃は、空中戦機動で残像を生み出して、フェイントをかけつつ攪乱
被弾しそうな時は、結界術を致命箇所に展開して防御するね

いたた…。でも、防いだよっ!

その後は、味方の攻撃が敵に集中するまで誘導弾で吹き飛ばしを行って
味方の攻撃が集中し始めたら
世界樹の翼をtype.Aにしてから…
全力魔法の六芒星精霊収束砲っ!
さぁ、わたしの全部、遠慮なく持っていけーっ!

終わったらアンゼリカさんとハイタッチ♪


ラルム・グリシーヌ
君が此の砦の最後の盾であり、剣だね
けれどそれも、あと僅かで終わり
さて、覚悟はいいかな?
戯れに騎士然とした礼を

掲げる杖から生まれる花は
紫電と成りて集い
葉刃を悉く灰燼と散らすべく
翔ける天雷と化す

君に守りたいものがあるように
俺にも守るべきものが、世界があるんだ
一欠片でも繋がっていれば
いつか、すべて取り戻せるから
その覚悟を、操る杖に宿して揮うよ

声掛け連携重視
回避には飛翔
仲間を狙うなら魔力を紡ぎ氷槍で牽制

敵が武器を振り上げる等
攻撃の予備動作が分かれば仲間に報せつつ
体勢を崩すように
地を慄す震電を奔らせようか

異形の騎士と共に砦が全て崩れ落ちた後
状況がどう移ろうともクロノヴェーダは斃す
ただ、それだけだよ


アンダルシア・ノォヴェント
リーフナイト・・・?
騎士と魔女は古来より相容れないもの、多くの物語では、悪い魔女は騎士に倒されてしまいますが・・・ふふ、さて、今回はどうでしょう?
私が悪い魔女であれば、やはり騎士の剣の前に倒れるのでしょうか?

騎士と名乗るからには、あの身体は鎧のように強固なのでしょう?
であれば、一点集中、一度で駄目なら何度でも、ですね?
なるべく同じところ、特に関節部分を狙って撃ちましょう、仲間の人が楽に戦えるようになればいいのですけれどもね?

樹木が召喚されれば身を低くして当たる面積を小さくしましょう、全ては防げずとも、致命傷さえ避ければなんとでもなりましょう?

ふふ、魔女の物語、子供たちに聞かせられないわね?


「リーフナイト……?」
 降り注ぐ焔星の雨と氷の魔弾に撃たれながらも、何とか体勢を立て直したアヴァタール級クロノヴェーダ――リーフナイトを見つめながら。
 確かめるように、あるいはほんの少しの疑問を含めて、アンダルシア・ノォヴェント(アンダルシアの魔女・g05231)はその名を口にした。
 かのクロノヴェーダは騎士であり、己は魔女である。
 ――騎士と魔女は、古来より相容れないものだ。
 何故なら、多くの物語では、悪い魔女は騎士に倒されてしまうものであるから。
「……ふふ、さて、今回はどうでしょう? 私が悪い魔女であれば、やはり騎士の剣の前に倒れるのでしょうか?」
 口元に楽しげな笑みを浮かべ、アンダルシアは深い帽子に隠された眼差しをリーフナイトへ向ける。
「君が此の砦の最後の盾であり、剣だね。けれどそれも、あと僅かで終わり」
 戯れに騎士然とした礼をひとつ、一歩前に歩み出たラルム・グリシーヌ(ラメント・g01224)は穏やかに笑って告げる。
「――さて、覚悟はいいかな?」
「戯言を!」
 リーフナイトが樹木の枝を編み上げて作られた霊樹の槍を構えると同時、ラルムも白木の杖を掲げていた。
「燦たる終わりへと導く花を、君にあげる」
 凛と響く声。振るう軌跡に合わせて編み上げられた魔力が紫電の花となって咲き、瞬く間に翔ける天雷と化した。
 翠の騎士を穿ったひかりが、舞う葉刃の悉くを灰燼と散らしてゆく。
「フローラリアのナイトというところかな。さぁ、堂々と勝負しよう!」
 自信に満ちた笑顔を浮かべ地を蹴ったのはアンゼリカ・レンブラント(黄金誓姫・g02672)。
「エルフさんたちの為にも……倒させてもらうよっ!」
 そして、アンゼリカに続きシル・ウィンディア(虹色の精霊術士・g01415)も空高く舞い上がった。
 ディアボロスたちは、地上と空中の両方から攻撃を繋いでゆく。
 魔力銃モードへ変形させた白銀の長杖ユグドラシル・ウィングから誘導弾を撃ち出すシル。
 あしらわれた風の翼が広がり、藍鉱石の蕾が煌めいて。
 足元で爆ぜた誘導弾に僅かにリーフナイトが体勢を崩した隙に、勢いをつけたアンゼリカがリーフナイトへ突撃していく。
「勇気を胸に! めいっぱい叩き込むよ。さぁ、勝負だーっ!」
 胸の裡に溢れる勇気と共に、アンゼリカはパラドクスの光に身を包み。
 鍛え上げた肉体から、力強い一撃を放った。
 すぐさま反撃として繰り出される霊樹の槍。魔力を帯びた穂先を、アンゼリカは咄嗟に練り上げたオーラの障壁で凌ぐ。
「ナイトって言うだけあって小細工しなさそうね。潔くていいと思うわ!」
 同胞たちと刃を交えるリーフナイトを見やりながら、風花・波那(夢詠の花果・g00593)は笑みと共にうん、とひとつ頷いて。
 そうして構えたのは魔法の剣――ではなく、魔法のペンであった。
「剣で勝負してみたいところだけど、私のメインはこっちだから悪しからず!」
 波那が描き出す幻影は勿論目の前の敵、リーフナイトだ。
 瑞々しい葉を何枚も重ねて、けれど幻影の彼が携える槍には、綻ぶ花のアレンジを加えて可愛らしく。
 そうして幻影が地を蹴ると同時に、波那もまた空へ飛翔する。
 本物のリーフナイトが槍を払うように振るえば、生い茂る樹木から鋭い刃と化した大量の木の葉が放たれて。
 それらを高く跳んで躱しつつ、波那は牽制するように剣で斬りつける。
 その隙に死角から迫った幻影のリーフナイトが、花の穂先を繰り出した。
 時空と世界法則を書き換えながら、鮮やかに瞬いて爆ぜる火花のように巡る逆説連鎖戦。
 迸る魔力の砲撃を放った直後、舞い踊る刃の木の葉を前に、シルは結界を張り巡らせて防御する。
 守りの壁をすり抜けて踊る小さな刃が細かな傷を作っていくけれど。
「いたた……でも、防いだよっ!」
 そうして、いつだって明るくシルは笑うのだ。
 騎士と名乗るからには、あの葉で覆われた――あるいは葉で出来た身体は鎧のように強固なのだろう。
 であれば、一点を集中して狙い、僅かでも綻びを作れないだろうかとアンダルシアは考える。
 一度で駄目なら、何度でも。
「――風よ風よ、小石を友に奔りなさい」
 魔術で起こした風が、砂を礫に変えて巻き上がる。
 狙うは武器を持つ腕、その関節部分。
 中空から放たれた礫の弾丸が弧を描いて急降下しながら、リーフナイトの腕を貫く。
 舞い踊る刃の木の葉が細かな傷を作っていくけれど、身を低くして防御態勢を取ったおかげで、アンダルシアは何とか致命傷を避けられた。
「……そっちに気を取られている場合じゃないと思うよ?」
 そして、アンダルシアの狙いを見て取ったラルムが静かに告げながら、リーフナイトの動きを阻むように魔力の氷槍を重ねて撃ち込んだ。
 ディアボロスたちの猛攻を前に、もはや逃げ場はなく。
 とは言え、どれほど窮地に陥ったとしても、リーフナイトが逃走を選ぶことはなかっただろうけれど。
「そろそろ諦めたら? 残る防衛要塞もあとわずか。ドラゴン監視所ももう制圧してるのよ」
 毅然と告げる波那に、リーフナイトは黙したまま。
「もう挽回する手段なんて無いんじゃないの? なぜそこまで頑張るのよ」
「――煩い!」
 答える代わりに繰り出される樹木の槍を、幻影のリーフナイトが花槍で弾いた。
「……君に守りたいものがあるように、俺にも守るべきものが、世界があるんだ」
 縁が、想いが、ラルムの魂を繋ぎ止めたように。
 一欠片でも繋がっていれば、いつか必ず、すべてを取り戻せるから。
 揺るがぬ覚悟を胸の裡に灯し、ラルムは杖を振るって万華鏡めいた煌めきの花を咲かせてゆく。
 すかさずリーフナイトが槍を振るおうとするが、アンゼリカが動くほうが早かった。
 呼吸を整え、蓄えた力を拳に集中させて。
「これが私の必殺の一撃だよ――貫けぇッ!」
 アンゼリカは再び光を纏い、力強く踏み込んで――全身でぶつかっていく。
「――シル!」
 声を上げて名を呼んだその時、シルの背には青白い魔力の翼が広がっていた。
「闇夜を照らす炎よ、命育む水よ、悠久を舞う風よ、母なる大地よ、暁と宵を告げる光と闇よ――!」
 ユグドラシル・ウィングを元の長杖に戻し、シルは四大元素、そして光と闇、六つの属性の力を一点に収束させる。
「六芒星に集いて、全てを撃ち抜きし力となれっ!」
 そうして放たれるは六芒星精霊収束砲(ヘキサドライブ・エレメンタル・ブラスト)。
 増幅魔法『六芒星増幅術(ヘキサドライブ・ブースト)』を使用して、シルが発動させることが出来る最大威力の砲撃魔法だ。
「さぁ、わたしの全部、遠慮なく持っていけーっ!」
 眩い光が戦場を包み――。
「ガアアアアッ――!!」
 そして、迸る六芒星の輝きに呑み込まれたリーフナイトは、断末魔を残して跡形もなく消滅した。

「やったね!」
 笑顔でハイタッチを交わすシルとアンゼリカ。
「……ふふ、魔女の物語、子供たちに聞かせられないわね?」
 リーフナイトが倒されると同時に、翠の要塞はその彩を失い、枯れ落ちていく。
 それを見つめながら、アンダルシアはどこか悪戯っぽく微笑んだ。
「相手が悪かったわね」
 もうどこにも居ないリーフナイトに向けて、波那は言った。
「私は全てを奪還するまで諦めるつもりはないのよ。この先に誰がいるのか、何があるのか分からないけど、覚悟してね」
 眼差しは真っ直ぐに森の彼方を見据えて。
 力強く告げた波那の隣で、ラルムも崩れ落ちた要塞を見つめながら、静かに紡いだ。
「状況がどう移ろうともクロノヴェーダは斃す。……ただ、それだけだよ」
 
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【液体錬成】LV1が発生!
【託されし願い】LV1が発生!
【クリーニング】がLV2になった!
【活性治癒】がLV3になった!
【土壌改良】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】がLV2になった!
【ダメージアップ】がLV6になった!
【ドレイン】がLV4になった!
【ロストエナジー】LV1が発生!

最終結果:成功

完成日2022年01月21日

フローラリア防衛要塞群

 フローラリアの生贄砲は、対ドラゴンの最前線基地となっていました。
 ディアボロスは、この陣地を攻略した上で、フローラリアの本拠地に続くだろう通路も発見する事に成功しています。
 これにより、フローラリアの本拠地を守る防衛要塞群の攻略が可能になりました。
 防衛要塞群を制圧する事で、フローラリアの本拠地への道を切り開くことが出来るでしょう。

 しかし、スタペリアケージの生贄砲を破壊した事で、ドラゴンの再侵攻の危険性も高まっています。
 場合によっては、防衛要塞群の攻略を打ち切って、ドラゴンへの対応を優先させる必要があるかもしれません。

 この決断は【攻略旅団】を通じて行う事が出来ますので、攻略旅団の解説をご確認ください。

※エルフの救助について
 8シナリオ成功した時点で、エルフの救助は完了します(エルフ救助の選択肢が無くなります)。
 16シナリオ成功すれば、防衛要塞群を破壊し、フローラリアの本拠地への道を切り開くことが出来るでしょう。

タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#幻想竜域キングアーサー
🔒
#フローラリア防衛要塞群
🔒
#妖精郷
🔒
#フローラリア


30




選択肢『【期間限定】新宿島の初詣』のルール

 パラドクストレインで、事件を解決に出発する前に、新宿区および第一次東京奪還戦で奪還した『港区、品川区、大田区、千代田区、渋谷区、江東区』の神社で初詣を行なう選択肢です。
 全員が同じ神社に向かう必要はありませんので、初詣をする神社をプレイングで指定してください。
 残念ながら、屋台や露天などが並ぶような事はありませんが、どの神社も、参拝客は多く無いので、ゆっくりと初詣が楽しめるかもしれません。


 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 なお、この選択肢には、特殊ルールはありません。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👾拠点防衛のトループス級『ヴァインビースト』のルール

 防衛拠点でディアボロスを迎撃するトループス級クロノヴェーダ(👾)と戦闘を行います。
 クロノヴェーダは、砦に布陣したり、城壁やバリケードを利用する為、有利に戦いを進めていきます。
 なんの工夫も無く漠然と戦うだけでは、苦戦(🔴を得やすくなる)してしまうでしょう。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【🔑】この選択肢の🔵が👑に達しない限り、マスターは👿のリプレイを執筆できない。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👿アヴァタール級との決戦『リーフナイト』のルール

 事件の首魁である、アヴァタール級クロノヴェーダ(👿)と戦います。
 👿を撃破する事で、この事件を成功で完結させ、クロノヴェーダの作戦を阻止する事が可能です。
 敵指揮官を撃破した時点で、撃破していないクロノヴェーダは撤退してしまいます。
 また、救出対象などが設定されている場合も、シナリオ成功時までに救出している必要があるので、注意が必要です。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「1体」出現します。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、敵を倒し、シナリオは成功で完結する。ただし、この選択肢の🔴が🔵より先に👑に達すると、シナリオは失敗で完結する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※このボスの宿敵主は「シメオン・グランツ」です。
※クロノヴェーダには、同じ外見を持つ複数の個体が存在しますが、それぞれ別々のクロノヴェーダで、他の個体の記憶などは持っておらず、個体ごとに性格なども異なっています。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。