リプレイ
グスタフ・カツラギ
ヴァネッサ(g03173)と
足湯は初めてですが、寮に温泉があるのでどういうものかは知っておりますよ
ヴァネッサさん入浴は日本式のものに慣れましたか?……って女性に聞くのは失礼でしたね
さ、滑りやすいのでお手をどうぞ
一度温まってしまうとなかなか抜け出せませんよね……わかりますよ
よろしければご希望の食べ物など頂いてきますよ、いえいえそのまま温まっておいてくださいな
それにほら、僕、人前で食事しませんので
ではいくつか見繕ってきますね
ところで、その、眼鏡曇ってますよ
素顔は初めて見ましたけど、成る程成る程
好きですよ、眼鏡している方が美人ですから
は!は!は!帰りに曇り止めでも探しますか!
ヴァネッサ・エーデルシュタイン
カツラギさん(g00055)と
私もこういう足湯は初めてかも
日本式のお風呂は何度か使ったけどね、って
そういうの付け足されると逆に気恥ずかしいと思うな!?
まぁいいけど。ありがとね、なんて手を取って
そっちこそ転ばないようにね
あ~、温かい
周りが寒いくらいだから、体の芯に届くようで
え、いいの? そんな気を使わなくても大丈夫なのに
そこまでいうなら、うん、お願いしようかな
モクテル試してみようと思うんだけど、カツラギさんはどう?
なんて油断してると湯気で眼鏡が
うう、こればっかりは不便なんだよね
外して拭いて、また戻して
まぁた、さらっとそういうことを言って
それはもう、私に合わせて作ったんだからなんて笑って返すね
足湯は初めてなんですよね。ちゃぽりと湯船に足を着けたグスタフ・カツラギ(Alles ist gut・g00055)の開口一番の台詞は、それだった。
「足湯は初めてですが、寮に温泉があるのでどういうものかは知っておりますよ」
「私もこういう足湯は初めてかも。日本式お風呂は何度か使ったけどね」
グスタフにエスコートされたヴァネッサ・エーデルシュタイン(御伽噺をもう一度・g03173)も、興味半分、緊張半分で湯船に足を落とす。成る程、確かに足湯は温泉観光地で見るものが大半だ。新宿島で経験する事など滅多にないだろう。
「そう言えば、日本式のお風呂は慣れましたか……って、女性に聞くのは失礼でしたね」
足湯からお風呂へとグスタフの思考が移り行ったのも不思議はなかった。失礼失礼と頭を掻く彼に、ヴァネッサが浮かべた表情は、むしろ戸惑いであった。
「そういうの付け足されると逆に気恥ずかしいと思うな?!」
「いやー、失敬しました」
滑らないようにと手を伸ばせば、ありがとうと手を受け止める。そんな二人は湯船の縁となるベンチに腰を掛け、キラキラと輝くイルミネーションに視線を送る。
空気は冷たく、しかし、足下は温かい。その寒暖差が、身体を芯からぽかぽかと温めてくれるようだ。
「宜しければご希望の食べ物など、頂いてきますよ」
「え? いいの? そんなに気を遣わなくても大丈夫なのに」
立ち上がったグスタフに、ヴァネッサはぶんぶんと首を振る。彼の申し出は温もりを享受している自分にはありがたく、しかし、同時に申し訳なく感じる。
一緒に立ち上がろうとするヴァネッサを、しかし、グスタフは緩やかに押し戻す。しっかり暖まっていて欲しい。エスコートする彼は笑顔の表情を形成すると、冗談交じりにもう一言、付け加える。
「それにほら、僕、人前で食事しませんので」
互いに意固地になっていても仕方ない。ヴァネッサは溜め息を吐くと、全て、彼に任せることにした。
「判りました。そこまで言うなら、うん、お願いしようかな」
モクテル――mockとcocktailを組み合わせた造語のノンアルコールが気になるとヴァネッサが口にすれば、判りましたとグスタフは優美な礼を返す。
本当は一緒に飲みたかったが、注文に向かったのは人前で食事しないと言う彼だ。彼自身の分を頼んでくれるのか。それが少し気になって、彼を目線で追ってしまった。
結果、二、三語をウェイトレス風の衣装のドラゴニアンと会話する彼の姿が見えただけだったけれども。
「持ってきて頂けるそうです。ところで、その、眼鏡、曇ってますよ」
「わわわ。……うう。こればっかりは不便なんだよね」
程よく彼が見えなかったのは曇りの所為と思うことにした。慌てて眼鏡を外し、眼鏡拭きで拭う。そして再び眼鏡を掛ければ――そこに何故か視線を感じた。
向かいの湯縁に戻ったグスタフが、ヴァネッサの顔をじっと見つめていたのだ。
「素顔は初めて見ましたけど、成る程成る程」
「……な、何ですか?」
目も口も鼻もある。可笑しい所は何もないはずだ。いや、眼鏡姿の方を見慣れ過ぎているのであれば、違和感を抱くかもしれないけれども。
だが、続いた彼の台詞は賞賛で、しかも、眼鏡姿に対するそれだった。
「好きですよ、眼鏡している方が美人ですから」
それは一体、どう受け止めるべきやら。
揶揄でもなく、口説いている訳でもなく、しかし、ただのリップサービスにしては、少し過剰ではないだろうか。
「まぁた、さらっとそういうことを言って。私専用の私の為に作った眼鏡だから、当然だよ」
だから、こちらもさらりと返すことにした。
「は! は! は! それでは、帰りに曇り止めでも探しますか!」
「そうだね。夜はまだまだ長いもんね」
何処かに残っていればいいけれども。
それを探す夜も悪くないだろう。身体も、そして心もほっこりと温まりながら、ヴァネッサはクスリと笑うのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【水面歩行】LV1が発生!
【ハウスキーパー】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV2が発生!
フィーナ・ユグドラシア
※アドリブok
温泉を作るよりは確かに手間はないでしょうが、足湯もそれなりの労力が必要な気も……。
とはいえ、興味深くはありますし、体験してみましょうか。
足湯となると、マントは邪魔なので代わりにストールを羽織ります。ドレスの裾はたくし上げれば濡れませんが、靴とソックスは、流石に脱がないとだめですか?
足湯に入って暖まっている間、マッタリと夜空を眺めながら軽食を頂きましょう。
折角なので、チョコパフェと紅茶……ではなく、モクテルとやらを。
星空に合った感じの落ち着けるものってあるんですかね?(無茶振り?)
一段落したら、スタッフや協力してくれた人達に感謝の言葉を述べましょう。
皆様にも良きクリスマスを、です。
「温泉を作るよりは確かに手間はないでしょうが、足湯もそれなりの労力が必要な気も……」
フィーナ・ユグドラシア(望郷の探求者・g02439)が真っ先に抱いた感想は呆れ半分、感心半分と言った処だった。
それを数日の突貫工事で完成させたと言う新宿島の人々の想いに、むしろ凄みすら感じてしまう。それが感謝の表れだと知っているのだが、その一方で、その想いも致し方なかった。
「靴とソックスは流石に脱がなきゃ駄目ですよね?」
「あ、こちらがあります!」
準備にと裾をたくし上げるフィーナの問いに、シルシュが笑顔で差し出したのは、使い捨てのビニールソックスだった。流石に靴を脱がなければ漏水の憂き目に遭いそうだが、素足になる必要は無さそうだ。
「それと……ご注文の『星雲』――ネビュラです」
「へぇ……」
差し出されたドリンクに思わず感嘆の吐息を零してしまう。
目の前に佇むそれは、紫色の液体の中、白い液体が揺れ動く不可思議な色合いのモクテルであった。材料はバイオレットシロップと炭酸水、そして少量のココナッツミルクとのこと。紫色に染まる液体の中、薄白の輝きが揺れ動くグラスは、確かに星雲の名に相応しい。
「フィーナ様のリクエストは『星空にあった感じの落ち着ける物』でしたので、星空をイメージして作ってみました」
モクテルを出したウェイトレスはえへんと、得意げに胸を張る。その様子が何処か背伸びしている子供を思わせて、少しだけ可愛く感じてしまった。
「ありがとう。じゃあ、それと……」
「はい。チョコレートパフェも直ぐ、お持ちしますね! ゆっくりとお寛ぎ下さい!」
それだけを言い残し、シルシュは厨房へと引っ込んでしまう。
(「忙しいなぁ」)
新宿島の人々の張り切りも大概だったが、彼女も類に漏れないのだろう。
ふふりと笑い、空を見上げる。
東京から見上げる筈の夜空は、しかし、星々が明るく、それ故に、世界は滅んだ後なのだなぁ、と妙な感慨を抱いてしまう。
(「当たり前の景色を取り戻さないといけませんね」)
その為に彼女も、そして仲間達も戦っている。ここで英気を養い、そして新しい戦いへと赴く。それが彼女達の役割だ。
(「その前に、この時間を下さった人々に感謝を述べないと行けませんわね」)
パフェとモクテル、そして足湯を楽しんだ後。この足湯の施設から立ち去る前に、皆に良きクリスマスが訪れることを祈ろう。
今、この瞬間、そう決めたのだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【勝利の凱歌】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
黄泉王・唯妃
娑婆蔵さん(g01933)と。
御食事は中々一緒に楽しめないので、こういうところならご一緒できますね娑婆蔵さん。
そういえば組に温泉はありますけど足湯はありませんでしたか。
これも良いシノギになりそうですけど……。
娑婆蔵さんはそれでいいんですよ。
足りない所を補いたいから組に来てくれている人もいるんですから。
こういう時、蜘蛛の手足でなければなんて思ってしまいますけど。
いえ、こういう私でなければ娑婆蔵さんにも出会えませんでしたし後悔はありませんけど。
酒精の類はないようですけど何かお飲みになられますか?
(グラスを傾けて)
ではメリークリスマス、です。
奴崎・娑婆蔵
●唯妃(g01618)と
お前さんとどこぞ息抜きに行こうってんなら、こうした骨休めや景観を眺めて回る仕儀が鉄板である。よござんす。
こんな時でも組の台所事情を考えて下すっておいでとは頭が下がりやす。
いや、あっしが机仕事を諸々ブン投げッぱなしなのが悪いのか……?
鉄火場へ刀を振り回しに行くばかりの、いつまで経っても喧嘩小僧の抜けねえカシラで申し訳ねえ。
応とも、いいじゃァありやせんか蜘蛛の手足。
地獄の亡者と蜘蛛の糸。似合いの組み合わせと来たモンで。いつか浄土に至るまで中途でちょん切れてくれなさんなよ? カハハ。
さて、品書きはノンアルでござんすか。
こいつァいかがで?
この真ッ赤なエル・ディアブロ風とやら。
黄泉王・唯妃(灰色の織り手・g01618)と奴崎・娑婆蔵(月下の剣鬼・g01933)の二人もまた、足湯を楽しみに訪れた復讐者の一員であった。
「御食事は中々一緒に楽しめないので、こう言う処ならば、ご一緒出来ますね。娑婆蔵さん」
「お前さんと何処ぞ息抜きに行こうってんなら、こうした骨休めや景観を眺めて回る仕儀が鉄板である。よござんす」
会話の端々から滲み出る語句は、堅気の台詞ではなかった。明らかにその筋の者の物言いだったが、しかし、それでも周りは気にしない。彼らが復讐者の一員であり、そして、何よりクリスマスを楽しむ一員で在る以上、恐れる理由など存在しなかった。
「いらっしゃいませ! 唯妃様、娑婆蔵様。ご注文はお決まりでしょうか?」
ひょっこりと出現したウェイトレスも、そんな素振りを一切見せない。――彼女の場合は、単純に空気が読めないだけとの可能性もあったが、まぁ、大体そんなもんだ。
「さて。品書きはノンアルでござんすか」
「はい! こちらではモクテルを提供させて頂いています!」
目を細め、品書きを見定めれば、横から嬉しそうなウェイトレスの声が響く。自身も復讐者のくせに、復讐者に関わるのがとても嬉しいと言わんばかりの様子に、少し面食らってしまう。パタパタと尻尾が揺れている様は、何処か、大型犬を想像させた。まぁ、実際、見た目からして大きかった。
「この真ッ赤なエル・ディアブロ風とやらを頂こうか。お前さんもそれでいいかい?」
「娑婆蔵さんと同じ物、頂きますよ」
唯妃の応えに頷き、ウェイトレスへ注文を告げる。そして、彼女が厨房へと引っ込んだのを見計らっていたのか、唯妃が「はふぅ」と感嘆混じりの吐息を零した。
「どうしやした?」
どちらかと言えば喜色混じりの息遣いだった。故に問題無いと判断した娑婆蔵はそのまま問う。彼女が何に興味を抱き、感嘆したのか、それは少しだけ気になった。
「いえ、組に温泉はありましたが、足湯はなかったなぁ、と。これは良いシノギになりそうなのですが……」
思うところは組のことか、と思わず感心してしまう。
まあ、それはつまり。
(「いや、あっしが机仕事を諸々ブン投げッぱなしなのが悪いのか
……?」)
と言う事だろうか。部下が苦労性なのは上司の責任と言われれば、返す言葉もない。
「鉄火場へ刀を振り回しに行くばかりの、いつまで経っても喧嘩小僧の抜けねえカシラで申し訳ねえ」
思わず足湯の縁に手を付けて頭を下げてしまう。何だったら湯船の中で土下座したいくらいの気持ちもあった。
「いえ。娑婆蔵さんはそれでいいんですよ」
返ってきたのは唯妃の苦笑。その言葉に、むむっと唸りつつ頭を上げる。
「足りない所を補いたいから組に来てくれている人もいるんですから」
「そんなもんでござんすか?」
「そんなもんでござんすよ」
独白に重なる言葉は、何処までも優しい。
「こういう時、蜘蛛の手足でなければなんて思ってしまいますけど」
伸ばした両手の先にあるのは、インセクティアの手指だ。己の存在を恨めしく思った事は無いが、それでも、これが人の手足であれば、もっと彼の役に立てたのかと思ってしまう。
(「でも、こう言う私だからこそ、娑婆蔵さんにも出会えた訳で」)
そこに後悔は微塵も無く。
「応とも、いいじゃァありやせんか蜘蛛の手足」
ガハハと笑われれば、その分、心が軽くなってしまう。罪作りな人だな。それも唯妃の抱く想いであった。
「地獄の亡者と蜘蛛の糸。似合いの組み合わせと来たモンで。いつか浄土に至るまで中途でちょん切れてくれなさんなよ?」
「娑婆蔵さんなら、きっと大丈夫ですよ」
蜘蛛の糸に縋った罪人は、亡者達に塗れたことで糸が切れてしまった。だが、あの罪人と目の前の彼は違う。その事を唯妃はよく知っている。
「お待たせしました! エル・ディアブロ風です!」
丁度話題の転機にと、ドラゴニアンのウェイトレスがモクテルを運んでくる。
テーブルに置かれた真っ赤なドリンクはカシスの色が赤々と、確かに名前の通り、悪魔の飲み物の様に思える代物だった。
「ではメリークリスマス、です」
「メリークリスマスでござんすね」
グラスが重なり、チンと澄んだ音を立てる。
温まれば、次は何処に行こうか。これからそれを語るのも悪くない。
(「クリスマスは始まったばかり、ね」)
それは目の前でグラスを傾ける娑婆蔵も、同じ気持ちなのだろうか。
グラスに口を付けながら見つめる唯妃の視線は、彼の一挙一動を見守るように向けられていた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【強運の加護】LV1が発生!
【一刀両断】LV1が発生!
効果2【アヴォイド】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
ネレッセ・シュナイダー
ああ、足湯ですか
無い記憶のはずなのに非常に懐かしい気持ちです
ズボンの裾を腿まで捲り上げ実戦で否応なしに鍛え抜かれた素足を足湯にそっと入れます
入れた瞬間、熱さでブルっと体が震えますが以後はそのまま静かに目を閉じて30分近く微動だにせず、汗は吹き出すままにします
(大きく息を吐き目を開け)
エヌマエリシュさん、今だけで良いですから自分と一杯付き合ってもらえないでしょうか
飲み物については知識が無いので、炭酸系の葡萄のものがあるとよいのですが
しばらく話して
こういう場で言うものではないでしょうが、この先の戦いも生き抜いてまたクリスマスを祝いたいですね
アドリブ連携歓迎
記憶にないはずなのに、非常に懐かしい。
それが、足湯に対して、ネレッセ・シュナイダー(まな板・g02357)が抱いた感想だった。
ズボンの裾をまくり、静かに息を整える。足から伝わる熱も、空気に混じる熱気も、何もかもが心地良い。ぶわっと吹き出てくる汗もそのままに、彼は静かに佇んでいた。
「エヌマエリシュさん」
きっちり30分。微動だにせずお湯を楽しんだ彼は、ウェイトレスにと奔走するシルシュへ、声を掛ける。
「はい! ご注文ですか?!」
呼び掛けに返ってきたのは満面の笑顔だった。そうですね……と思考を巡らせ、二つの注文を行う事にした。
「飲み物については知識が無いので、炭酸・葡萄系の飲み物をお願いします。それと……一杯だけ、付き合って頂けませんか?」
「はい! 承り……ん? あ、はい! 喜んで!」
そのまま受けそうになり、そこで気付いたのだろう。だが、そこは接客に従ずる人間。柔軟に是と応えてくれる。
少しして、彼女が持ってきたのは薄く泡立つ赤色の液体だった。どの様なモクテルかと問えばノンアルコール・ワインとノンアルコール・スパークリング・ワインの合いの子、所謂『キールロワイヤル風です』と楽しげな声が返ってくる。
「失礼しますね。よいしょ、と」
それを二つテーブルに並べ、自身も足湯へと足を投入する。ちゃぽんと景気の良い音が鳴った。
薄く色付く湯船の中、二人、都合四本の足が並ぶ。
ネレッセの足が鍛え抜かれた戦士の足ならば、シルシュの足は、白い陶磁器を思わせるものであった。ドラゴニアンらしく、背の翼で飛ぶ方が多いのだろうか。薄い肉付きの足に、そんな想いを馳せてしまう。
「それでは、乾杯しましょう」
「はい。乾杯です!」
口に含むモクテルは、甘さよりも香気、そして渋みを主としているようだ。スッキリとした後味が、模造のお酒感を強く醸し出していた。
そのお陰か、話題が弾む。二、三の世間話に、むしろ、コロコロと変わる彼女の表情を楽しんでいただけのような気もするけれども。
「こういう場で言うものではないでしょうが、この先の戦いも生き抜いてまたクリスマスを祝いたいですね」
「そうですね。是非!」
あの戦争を勝ち抜いた。それを続ければおそらくまた、この様な宴が催される日も来るだろう。
その際に、また楽しめれば良いな。その想いと共に、ネレッセはくいっとモクテルを飲み干すのだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【フライトドローン】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
レナータ・ペトリェンコ
【寒凪】
雪香と一緒に足湯を楽しみます
まだ一歩を踏み出したばかりでほとんど何も出来ていませんが、次の戦いに備えて羽を伸ばすことにしましょう
ストッキングは脱いでおいて足湯に浸かります
今は冷えますから、ゆっくり足元から温まるのはきっと気持ち良いでしょうね
私達はモクテルをいただきましょうか
この季節やシチュエーションに合うモクテルがあるなら訊いてみて、それをいただきます
それと別にヴァージン・チャイナブルーも頼みます
好きなモクテルです
瞳の色にも似て…私はトルマリンブルーですが
この調子でいけば、いつかは日常を取り戻す…ことができるのでしょうか
私にはまだ想像も付きません
その時が来るまで、ただ戦い続けるだけです
佐伯・雪香
【寒凪】
ナータ(レナータ)と足湯頂こうかな
こうして大きな形を表して感謝して貰えて、照れくさい気もするね
ゆっくり疲れを癒しながら、更けてく夜と街並みの光と賑わい、後は飲み物も貰って楽しんで、次の戦いに備えよう
モクテルはナータと同じの頂こう
緑も綺麗で素敵だよね
うん、美味しい
ボクらが取り戻した、というには働けてないかもしれないけど、今までとは違ってもこうして賑わった、新しい日常を取り戻していけると良いな
ボクに流れ込んでいる皆の苛烈な感情も、その一部が緩んでるのを感じる……「帰って来る」皆の想いも、すぐにボクの一部になるから、一時のことだろうけど
でも、確かに受け取ったよ、皆の感謝も、喜びも
ありがとう
「こういう風に大きな形に示されると、照れ臭い気もするね」
足湯を前に、佐伯・雪香(天魔の翼・g01694)はむむっと呻ってしまう。公園に設置された木造の足湯は広く大きく、既に先客が何人も、その温もりを楽しんでいた。
「有り難くその感謝の気持ちを頂いておきましょう」
レナータ・ペトリェンコ(“Klyk”(クルィーク)・g01229)もまた、その光景に圧倒された一人であったが、それでも、その温もりを享受することが、この設備を作った人達への礼節だと思い直し、それ相応に楽しむ事にした。
ストッキングを脱ぎ、湯船の中へ足をぽちゃりと投入する。冬の外気によってすっかり冷え切ってしまった足に、熱いくらいの温もりは却って心地が良かった。
「そうだね。次の戦いに備えて今は羽根を伸ばす時期だよね」
クリスマスの夜は次第に更けていく。街光りは昔と違い、少し弱く感じる物の、だが、そこに彼らが息吹き、生きていることを感じさせる。まだまだ、街はクリスマスパーティに沸いている。そう思わせるのに充分だった。
「それじゃあ、この季節――クリスマスに相応しいモクテルと、あと、ヴァージン・チャイナブルーも頂けますか?」
「ボクもナータと同じものをお願いします」
「はい、喜んで!」
二人の注文に、ウェイトレスの元気な声が返ってくる。
しばしの時間を起き、二人の前に置かれたのは色鮮やかな青色のロングカクテル――ならぬ、ロングモクテル。そして、濃い茶色の色味したショートモクテルだった。
「こちらは?」
「キャロルと言う名前のカクテル……の、モドキです」
「なるほど。あの賛美歌ですね」
ノンアルコールワインとフレーバーコーラをステアしたキャロル・モドキは、確かにクリスマスの名に相応しい飲み物だろう。
四つのグラスが並ぶ様も、グラスが灯りを受けてキラキラと輝く様も、何処か華やかで煌めくパーティの夜を思わせた。
レナータと雪香は杯を掲げ、ゆっくりと重ねる。チンと澄んだ音が、湯船の上に響き渡った。
「8月以来、こんな時間が過ごせるとは思っていなかった。でも、取り戻せた。これからも、こうして賑わう新しい日常を取り戻していけると良いな」
雪香の言葉にレナータは頷く。それは何処か曖昧で、迷いのある同意だったけれども。
「いつかは日常を取り戻す……ことができるのでしょうか」
「出来るよ。きっと」
その為に皆が戦っている。その為にレナータも、そして雪香自身も戦っている。その先に、必ず平和な未来が待ち受けている筈だ。
「……だったら、その時が来るまで、ただ、戦い続けるだけです」
「そうだね。みんなで取り戻そう」
そして、雪香はヴァージン・チャイナブルーに視線を落とす。灯りの下、それは青磁機の様に透明感のある青色で輝いていた。
「綺麗で素敵だよね」
「――ええ」
それはモクテルの色か。それともレナータの瞳の色か。青と緑の合いの子の様な瞳に視線を向け、雪香は照れたような笑みを浮かべ。
「……美味しい。この温もりも、この味も、新宿島のみんながボク達に感謝しているって事なんだよね」
「はい。そうですよ」
それを受け取ったことを伝える意味でも、自身が楽しんでいると強く主張する。
そんな雪香の感謝に目を細め、レナータもまた、軽く微笑んでいた。
――ありがとう。
向けられた感謝の言葉へのお礼がそのまま届けばいい。
彼女の想いもまた、相方と同じ物であったのだ。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【完全視界】LV1が発生!
【友達催眠】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
南井・未希
(サポート)
ハーイ、ミキでーす。
アゲアゲでギャルやってまーす、みたいな?
自分で言うのも何だけどあたし「勉強苦手&見た目派手だけど根はイイ子」だと思う!
誰にでもフレンドリーで世話焼き系だし、困った人見ると助けなきゃ!ってなるから、人助けとか裏方とか和ませ役とか任せて、みたいな!
戦闘はノリノリで頑張るけど、自分が目立つより仲間のアシストが好き!
パラドクスは持ってったやつを状況に応じて使って、残留効果もちゃんと意識するよー。
連携アドリブとか大歓迎!
セリフに困ったら、マジとかヤバいとかウケる的なコト言わせとけばだいたいあたしっぽくなるよ、ベンリっしょ!
公序良俗はめっちゃ守るし、人にメーワクもかけないから!
よろー!
宴にも何れ、終わりがやってくる。イルミネーションで輝く街も、何れはその輝きが褪せ、次の輝きへと移ろいでゆく。
終わることはとても寂しいことだけど。しかし、悲しいことではない。
次の「始まり」の為、ここで終えるだけなのだ。
「ハーイ、ミキでーす」
足湯会場の中で、一人の少女が声を上げる。南井・未希(超アゲアゲ↑全力ガール・g03256)。時先案内人の1人であった。
「みんなー。今日、ここに来てくれてアリガトー。この会場を作ってくれた人達も、みんなに……だけじゃないね。東京を奪還しようと走り回った復讐者のみんなにとても感謝している」
その結果が、「港区」「品川区」「千代田区」「江東区」「渋谷区」「大田区」の6区を最終人類史に奪還した『第一次東京奪還戦』だ。
絶望に打ちひしがれ、怒りを燃やすだけの彼らの一矢は、復讐者達によって報われたのだ。そこに感謝の念が生まれることは当然であった。
「だからね、ここで復讐者のみんなが楽しんでくれたことは、新宿島のみんなにとって、とても嬉しいことだと思うんだ」
見渡せば、喜びの顔が幾つもあった。
足湯を作った大工頭の棟梁、お湯を運んだ運送屋さん、そして、厨房でモクテルや軽食を作り続けたマスター達……。
彼らから起きる拍手は、復讐者達への感謝の証しだ。
「楽しかったです!」
ウェイトレスに奔走したシルシュもまた、わーっと歓声を上げる。このクリスマスの忙しい最中、しかし、予想以上の大入りに、一番喜んでいるのは、この足湯の実行・運営を任された彼女だったのかも知れない。
「それじゃ、まだまだクリスマスは終わらないけど! この場はここで締めさせて貰うね! ――メリー、クリスマス!」
「「「メリー、クリスマス!」」」
未希の声に合わせ、人々は言葉を口にする。
この瞬間に皆が口にするそれは、まるで、聖句のように、響き渡っていた。
「メリークリスマス! 来年も再来年も楽しみましょう!! そしていつか、世界史全てを奪還して、みんなで笑い合えれば、それは、とても、とても素敵な事なんです!」
「と言うわけで、時先案内人が終了をお伝えするよ!」
未希の締めの言葉に合わせ、未希とシルシュ、2人の時先案内人は深々と頭を下げる。
それが、この宴の終着点となった。
夜空には満天の星々が輝き、そこから零れたような粉雪が舞いながら静かに降り積もる。
宴の終わりを迎える人々の目に映ったのは、そんな優しげな光景であった。
成功🔵🔵🔴
効果1【液体錬成】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!