リプレイ
白蔵主・天狐
他の方との絡み&アドリブはご自由に
ふーん、クリスマスね。面白い文化じゃない。
ま、理由はなんでもいいのよ。美味しそうな料理が食べ放題、それだけで来る意味があるわ。
戦争は、やっぱ疲れたわね。皆働きすぎ。もっと手抜いてよかったんじゃない?
ま、おかげで美味しい料理が食べられるってんなら頑張った価値もあったってもんでしょ。
よーし、端から端まで全部食べるぞー。おー。
● 大勝利のパーティ
高く掲げた乾杯ドリンクを口にした白蔵主・天狐(空狐に至らんとする者・g05726)は、早速始まるパーティを見渡すと楽しそうに目を細めた。
「ふーん、クリスマスね。面白い文化じゃない」
「あ、天狐さーん! 楽しんでる?」
親しげに話しかける声に振り返った天狐は、乾杯の音頭という大役を終えて舞台を降りたつかさに軽く手を挙げた。
「あら、つかさじゃない。乾杯の音頭、お疲れさま」
「ありがとー! やーなんか、柄にもないことしたら疲れちゃった。……クリスマスと戦勝パーティが一緒にできるなんて、頑張った甲斐があったよ」
「ま、理由はなんでもいいのよ。美味しそうな料理が食べ放題、それだけで来る意味があるわ」
「違いないね!」
天狐と同時に頷いてしばし。ふと顔を上げたつかさは、乾杯と同じドリンクを天狐に手渡しながら首を傾げた。
「天狐さんは、戦争どうだった?」
「戦争は、やっぱ疲れたわね。皆働きすぎ。もっと手抜いてよかったんじゃない?」
思わず天を仰いでぼやいた天狐は、つい先日繰り広げられていた戦争を思い出すと苦笑いをこぼした。
ディアボロスとなって最初の戦争。どうなるのか手探りの状態だったけれど、蓋を開けてみれば始終ディアボロス達の優勢に進んだ戦争は、予想よりはるかに早く終結したのだ。
この結果を出せたのも、皆で考えて戦って勝利したおかげ。もし負けていたら、楽しいパーティなんて開いている余裕は無かったのだ。
「大勝利だったもんね。私はあんまり貢献はできなかったけど、皆が頑張ってくれたから安心してお任せできたよ」
「ま、おかげで美味しい料理が食べられるってんなら頑張った価値もあったってもんでしょ」
「大アリだよ! 戦況が安心できたから、途中から戦勝パーティがあったら何を作ろうかとか考えちゃって……って、今のナシナシ!」
慌てて両手を振るつかさに、天狐は微笑んだ。皆で頑張って掴んだ勝利。まだまだ戦いは続くけれど、今日くらいは楽しんでも罰は当たらない。
「よーし、端から端まで全部食べるぞー。おー」
「じゃんじゃん食べちゃって! じゃんじゃん持ってくるから」
同時に手を振り上げた天狐は、いそいそと厨房へ戻るつかさの背中を見送るとお皿を手に料理のテーブルを見た。
ビュッフェ形式で提供されるお料理の数々。美味しそうな匂いで誘ってくるごちそう達に、天狐は駆け寄るt心ゆくまで堪能するのだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【狐変身】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
赤広・竜二
【竜猫】
メリークリスマス!
乾杯の音頭にグラスを掲げた後、葵のグラスと合わせ音を鳴らす
料理は勉強も兼ねて喫茶店に出せそうなものを
おっ!こいつも美味いな…と途中から目的を忘れて普通に食べることを楽しむ
サンドイッチみたいだが中の具が普通と違いすぎて、俺には何を使ってるのかさえ分からん!と葵と交換
食べながら戦争の話を聞き、泣き虫の葵が頑張ったなと頭を強く撫で笑みを…おぉ!あれを忘れていた!と懐から小さな袋
近所に住んでた兄貴分から葵にクリスマスプレゼント、猫柄の文房具を渡す
いつかまたこの姉弟に俺達兄弟がプレゼントを贈れる日が来ますように…
それにしても…葵のケーキ俺の作ったのより美味いな…
姫乃・葵
【竜猫】
めりーくりしゅますー!
リュウジお兄ちゃんとグラスを合わせ
僕お菓子たべるー!
えー、最後?
…じゃあコロッケたべるー!
あ、ハンバーグもいいなぁ
リュウジお兄ちゃんなに食べてるの?
一口こーかんこしよ!
途中少しだけキッチンの方に
せんそーはね、ころんだり大変だったけど
お友達と一緒にがんばったよ
ほめてほめてー!
撫でられたら嬉しそうに笑いつつ
袋を取り出す様に首を傾げ
なぁに?
わぁ猫ちゃんだ!かわいいー!
もらっていいの?
ありがとー! 大事にするね!
あのね、僕もお菓子作ったの!
いちごのロールケーキだよ
生地にもいちご混ぜたんだ、ピンクでかわいいでしょ
お兄ちゃんにあげるね!
(主にお菓子に発揮される【料理】スキル)
● 美味しい料理とプレゼント交換
テーブルについた姫乃・葵(青の純真・g01627)は、ウーロン茶の入ったグラスを持つと同じグラスを持った赤広・竜二(猛き憤怒の炎・g00986)に向けて手を掲げた。
「今日はいっぱい食べようね! めりーくりしゅますー!」
「メリークリスマス!」
澄んだ音を立てて鳴らされたグラスを口元に運ぶ。冷たいウーロン茶を一口含めば、ちょっと苦味のあるお茶が喉を滑り落ちていって。これはこれで美味しいけれど、甘党の葵はやっぱり甘いもののほうが気になるのだった。
「僕お菓子たべるー!」
「菓子はデザートにとっておこうぜ」
「えー、最後? ……じゃあコロッケたべるー! あ、ハンバーグもいいなぁ」
「料理は勉強も兼ねて、喫茶店に出せそうなものにするかな」
竜二と二人、ビュッフェエリアを巡ってしばし。お皿にコロッケとハンバーグを盛り付けた葵は、席に戻ると早速コロッケを口に運んだ。
フォークを刺した時点でサクッと小気味よい音を立てるコロッケは、中はふんわり柔らかなホクホクじゃがいも。俵型のコロッケを頬張れば、じゃがいもの甘みとひき肉の旨みが口いっぱいに広がって。衣のサクサクとした食感と中身のホクホクふんわりしたじゃがいもが口の中で一緒に踊っているみたいだ。シンプルな味わいのコロッケだが、二口目にはソースを掛ければこれもまた味が絡んでとっても美味しい。
続けて食べたハンバーグも、満点の出来栄えで。フォークを刺すと肉汁が溢れてきて、デミグラスソースと絡んでソースの味わいを深めていて。湯気の立つ断面は真ん中までちゃんと火が通っていて、こういうビュッフェ形式のお約束が守られている。口にすれば噛むほどに肉が解けて肉汁が溢れて、デミグラスソースと絡んで口の中が幸せでいっぱいになってくる。
「んー、おいしい! リュウジお兄ちゃんなに食べてるの?」
「ん? 俺か? 俺はサンドイッチだろ、ナポリタンにオムライス……」
たくさんの種類を少しずつ盛り付けた皿にスプーンを滑らせた竜二は、サンドイッチを頬張ると微妙な顔になった。
「これ……。サンドイッチみたいだが中の具が普通と違いすぎて、俺には何を使ってるのかさえ分からん!」
「じゃあ一口こーかんこしよ!」
「頼む」
サンドイッチとハンバーグを交換した葵は、サンドイッチを頬張るとまじまじと見た。何か魚が挟んであるとは思ったが、何の魚かは分からない。ほぐした魚の身とレタスが挟んであり、独特の匂いと塩味がなんとも言えない創作料理感を醸し出している。まずくはないが、まだまだ工夫の余地がある。
「まずけりゃ俺が食べるぜ?」
「んー美味しいよ!」
もすもす完食する葵の手の甲を見た竜二は、眉を顰めた。手の甲に貼られた絆創膏は、戦争前には無かったはず。戦争で怪我をしたのか。嫌なことがあったか気になった竜二は、なんともない風に尋ねた。
「なあ、この間の戦争はどうだった?」
「せんそーはね、ころんだり大変だったけど、お友達と一緒にがんばったよ。ほめてほめてー!」
「そうか。泣き虫の葵が頑張ったな」
楽しそうに微笑む葵の顔に、内心胸を撫で下ろす。トラウマになるような酷い目には遭っていないことに安心し、そんな自分を誤魔化すように手を伸ばして葵の頭を強く撫でてやる。撫でられて嬉しそうに笑う葵につられて微笑んだ竜二は、カバンに手を伸ばした。
「……おぉ! あれを忘れていた!」
「なぁに?」
「近所に住んでた兄貴分から葵に、クリスマスプレゼントだ」
小さな袋を受け取った葵は、早速開けると中に入っていた文房具に目を輝かせた。
「わぁ猫ちゃんだ! かわいいー! もらっていいの?」
「もちろん」
「ありがとー! 大事にするね!」
猫柄の文房具を嬉しそうに眺める笑顔に、時逆で失った兄弟の姿が重なる。
(「いつかまたこの姉弟に、俺達兄弟がプレゼントを贈れる日が来ますように……」)
心のなかで祈りを捧げる竜二に、葵は立ち上がると「ちょっと待ってて!」と言いおいて厨房へと駆け込む。しばらくして現れた葵は、ピンク色のケーキをテーブルに置いた。
「あのね、僕もお菓子作ったの! いちごのロールケーキだよ」
「葵が作ったのか。売り物かと思ったぜ」
「生地にもいちご混ぜたんだ、ピンクでかわいいでしょ。お兄ちゃんにあげるね!」
「ありがとよ! 早速貰うぜ」
微笑みながら差し出されるロールケーキはにフォークを刺した。ふんわりしっとりしたスポンジケーキはふんわりいちごの風味がして、巻き込まれたいちごクリームとフレッシュいちごがいいアクセントになっている。正直に言って、美味しい。
「それにしても……葵のケーキ俺の作ったのより美味いな……」
ぽつり呟いた声は、幸い聞かれてはいないようだ。このケーキなら店で客にも出せるだろう。竜二も練習して、美味しいケーキを焼けるようにならなければ。
決意を新たにした竜二と純粋に食事を楽しむ葵の、美味しい楽しいクリスマスパーティーはまだまだ続くのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【士気高揚】LV1が発生!
【口福の伝道者】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【凌駕率アップ】LV1が発生!
ファルディゴール・バレットレイン
ジェト(g01750)と
ジェト、料理の腕に自信は?
いや、俺もあまりない
……オムライスに限るなら、得意だ
氷竜な俺が触れては食材を氷らせてしまうんだが、加減する
それしか作れないだけだが
シェフにサポートを頼むか?
一緒に仲良くクッキング
卵は多めにやや砂糖も多めにふんわりとさせる
中身のライスのケチャップはやや薄味めに
表面に絵や文字を描いて伝えるという文化もあるそうだから
ジェト用にそれを行う
『来年も負けないぞ』
出来映えさえダイスの導きだろう
普段ダイスを用いた遊びに付き合ってくれる親友に強気に笑って宣戦布告だ
負け越しも勝ち越しも独り占めは許さないぞ
来年も、愉快に遊ぼうじゃないか
感謝用オムライス
俺も協力しよう
ジェト・ネヘフ
ファル(g00078)と
お互いにオムライスを作って交換する
料理の腕は普通だと思う
……何でオムライス限定?
まあいいか
シェフには大変申し訳ないけど少し見守って貰いたい
卵に牛乳を入れて、両面を焼いたスタンダードなオムライスを目指す
中はガーリックライスに
できた
さて、ケチャップで落書きしよう
ケチャップ落書きは良い文化と『夢』も言ってた
これはファルの分だから……何を書こう?
『ダイスは気紛れ』
これでいいか
いつもダイスに振り回されてる私達には丁度いい言葉だと思う
宣戦布告の返答としても満点では?
来年も一緒に、愉快に過ごそう親友
食べ終わったら
ケチャップで「ありがとう」って書いたオムライスを新宿島の人に差し入れたい
● オムライス作ろ! ~ファルディゴールの場合
クリスマスパーティーが始まる少し前。会場の厨房に立ったファルディゴール・バレットレイン(凍壁の鉾・g00078)は、エプロンの紐を結びながら隣に立つジェト・ネヘフ(白昼夢・g01750)を振り返った。
「ジェト、料理の腕に自信は?」
「料理の腕は普通だと思う。ファルは?」
「いや、俺もあまりない」
「そう。言えばサポートしてくれると思うけど……」
袖をまくりながら振り返ったジェドは、ファルディゴールが用意した材料が置かれた調理台を見渡して苦笑いをこぼしてる。たくさんの卵に米やご飯。玉ねぎやマッシュルームやガーリックなどの副食材に、ケチャップや生クリームといった調味料。これだけの材料で作れる料理は自然と限られてきて。
「……何でオムライス限定?」
「……オムライスに限るなら、得意だ」
見上げるジェドの視線から、逃げるようにそっと逸らす。首を傾げたファムは、一つ頷くと卵を手に取った。
「まあいいか」
「いや、他の料理でもいいんだがな。氷竜な俺が触れては食材を氷らせてしまうんだ。だが、加減する。……それしか作れないだけだ」
「いいよ。オムライスを交換するなんて、楽しそう」
我ながら言い訳がましくなってしまうファルディゴールの言葉に微笑んだジェトは、慣れた手付きで卵をボウルに割り入れる。その姿に内心胸を撫で下ろしたファルディゴールは、様子を見に来たシェフにサポートを頼んだ。
早速卵をボウルに割り入れる。オムライスはたっぷり卵が命。一人前で卵2個では心もとない。3つ割り入れ溶いた卵には、砂糖を入れればふんわりする。卵の味が濃いなら、中のご飯はあっさりめの味付けにしてバランスを取る。
アドバイスに頷きながら卵を用意したファルディゴールは、続けてケチャップライスの支度に取り掛かる。慣れない手付きながらも心を込めたオムライスが完成するのに、そこまで時間は掛からなかった。
● オムライス作ろ! ~ジェトの場合
真剣な眼差しでオムライスを作るファルディゴールの隣に立ったジェトは、サポートを申し出るシェフの言葉をやんわりと断った。
「大変申し訳ないけど、少し見守って貰いたい」
「分かりました」
頷いて下がったシェフを見送り、調理に取り掛かる。目指すのは、両面を焼いたスタンダードなオムライス。今はふわとろが流行りらしいが、卵に牛乳を入れてしっかり焼いたオムライスも美味しいもので。
中のご飯はケチャップライスかガーリックライスが主流だ。少し考えてガーリックライスをチョイスする。振るうフライパンからガーリックのいい香りが立ち上れば、それだけで立派な一品になりそうなガーリックライスができあがる。
焼き上げた卵でガーリックライスを包んだジェトは、形を整えると腰に手を当てた。
「できた」
「俺もできたぞ」
満足そうな声に振り返ると、同じく腰に手を当てたファルディゴールがオムライスを前に笑みを浮かべている。
そこにあるのは、ふんわりオムライス。自信があると言っていただけあって、ふっくらつやつやしていて美味しそうだ。期待に頷いたジェトは、ケチャップのボトルを手に取った。
「さて、ケチャップで落書きしよう。ケチャップ落書きは良い文化と『夢』も言ってた」
「そんな文化もあるのか。じゃあ俺も書こう」
同じくケチャップの容器を手に取ったファルディゴールが、オムライスを前に何やら考え込んでいる。やがて書き始める姿を見守ったジェトは、自分のオムライスに向き合った。
これを機にファルディゴールに言いたい言葉。伝えたい気持ち。何がいいか考えたジェトは、一つの言葉をひらめくとオムライスの上にケチャップを滑らせた。
● オムライス交換会
できあっがったオムライスを丸トレイに乗せてクローシュを被せたジェトは、同じくトレイに銀の丸い覆いを被せたファルディゴールのオムライスと交換すると席についた。
何も書かれていないオムライスは横目で見たが、お互いケチャップで何を描いたのかまでは見ていない。少し緊張しながらトレイを交換したジェトは、先に銀の丸い覆いを持ち上げた。
銀の蓋の下にあったオムライスには、『来年も負けないぞ』と書かれている。少し線がよれたりしてはいるが、力強い筆跡はファルディゴールらしい。目尻がわずかに下がったジェトに、ファルディゴールは大きく胸を張り強気に笑った。
「負け越しも勝ち越しも独り占めは許さないぞ」
「宣戦布告か。いいね。私のも見てみて」
ジェトの声にクローシュを持ち上げたファルディゴールは、そこに書かれた文字におおらかに笑った。
「『ダイスは気紛れ』、か。確かに!」
「いつもダイスに振り回されてる私達には丁度いい言葉だと思う。宣戦布告の返答としても満点では?」
「違いない」
大きく頷いたファルディゴールは、ダイス遊びに興じたこの半年間を思い返した。時逆による混乱と、続く戦いの日々。ともすれば心を病んでしまいそうな状況が続く中、自分が自分で在ることができた要因の一つは親友とのダイスゲームなのは確かなことで。その時間にどれだけ救われただろう。
普段ダイスを用いた遊びに付き合ってくれる親友に対する強気の宣戦布告は、真っ直ぐ受け止められてきちんと返された。ジェトには感謝しかない。気恥ずかしさを誤魔化すようにグラスを持ち上げたファルディゴールに、ジェトもグラスを持ち上げた。
「来年も、愉快に遊ぼうじゃないか」
「来年も一緒に、愉快に過ごそう親友」
掲げたグラスが澄んだ音を立てて鳴らされる。お互いのオムライスに舌鼓を打ち楽しんだジェトは、満足そうなファルディゴールを見上げた。
「食べ終わったら、ケチャップで「ありがとう」って書いたオムライスを新宿島の人に差し入れたい」
「感謝用オムライスか。俺も協力しよう」
頷いたファルディゴールと一緒に立ち上がり、再び厨房に向かう。
二人が仕上げた感謝のオムライスは、新宿島の人々に喜びと感謝を持って受け取られるのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【活性治癒】LV1が発生!
【ハウスキーパー】LV1が発生!
効果2【ドレイン】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV2になった!
福籠・こるの
■方針
・アド/絡◎
■行動
楽しそうですわね。
折角ですし、お邪魔させていただきますわ。
食べ放題は有難いですわね。
お恥ずかしながら、最近はお腹がすくことが多くなっておりまして。
結構な量でも問題無く食べきれると思いますが、最大でどの程度食べられるか判っていないのですわ。
折角ですし、全種類の制覇を目標に限度を調べてみたいですわね。
一通り頂いて、見た目も結構お腹が膨れておりますが、まだまだ問題無く入りそうですわね。
ただ、これ以上素晴らしい品を頂くのも申し訳有りませんし、何か「大量に食べて問題無い料理」を頂いても宜しいでしょうか?
正直なところ、食べきれなくなるよりお腹の重さで動けなくなる方が早そうですわね。
● 美味しい料理をたっぷりと
美味しい料理は次々に運ばれ、人々の胃袋と心を存分に満たしていく。そんな会場に目を細めた福籠・こるの(とある豊饒の女神の信者・g00887)は、お料理がどんどんサーブされていく様子に嬉しそうに微笑んだ。その姿に声を掛ける人影があった。
「あ、こるのさん! 祝勝会に来てくれたんだ!」
「つかさ様。折角ですし、お邪魔させていただきますわ」
「どうぞどうぞ! 私もご飯食べに来たの。一緒に食べよ!」
「ええ」
頷いたこるのは、トレイに平皿を置くと早速ビュッフェエリアに入った。席とビュッフェエリアを何往復かしたこるのは、一通り取ると席に戻った。満足げなこるのに、つかさは目を丸くすると感心したように言った。
「ほええ。こるのさん、ご飯たくさん食べるんだね」
「お恥ずかしながら、最近はお腹がすくことが多くなっておりまして。結構な量でも問題無く食べきれると思いますが、最大でどの程度食べられるか判っていないのですわ。ですから、食べ放題は有難いですわね」
「恥ずかしくなんかないよ! 美味しく食べて貰うためにお料理作ってるんだから、たくさん食べてもらえるなら本望だよ!」
フォークを手に力説するつかさに、こるのはホッと胸を撫で下ろす。微笑みフォークを手にしたこるのは、手を合わせるとお料理たちと向き合った。
「折角ですし、全種類の制覇を目標に限度を調べてみたいですわね。それじゃあ……」
「「いただきます」」
食を前に一礼。まずはグラタンのお皿を手にしたこるのは、早速頬張った。濃厚なホワイトソースはクリームの風味も豊かで、とろけたチーズと一緒に食べるとチーズの旨みと塩味が口の中にフワッと広がってくる。上に乗った焦がしパン粉も香ばしく、サクサクとした食感が心地よいアクセントになっている。
予想以上に美味しい料理に目を細めたこるのは、次々にお皿を平らげていく。たくさん食べているからガツガツしてそうにも思えるが、まるで溶けていくかのような流麗な食事は周囲の視線を自然と集める。一通り食べ終えたこるのがナプキンで口元を拭いた時、周囲から拍手が沸き起こった。
「すごーい! 本当に制覇しちゃったよ!」
「凄いだなんてそんな」
「そろそろ締めのデザートに行っちゃう?」
首を傾げるつかさに、こるのは次々下げられていくお皿を見送った。見た目も結構お腹が膨れているが、まだまだ問題無く入りそうだ。二巡目と思ったが、こるのが食べている間もビュッフェには人が次々に集まっている。彼らの分も食べるのは申し訳ない。
「あの、何か「大量に食べて問題無い料理」を頂いても宜しいでしょうか?」
「大量に食べても問題無い料理だね! 任せて!」
請け負い立ち上がったつかさは、エプロンを付け直すといそいそと厨房へと駆け込む。待つことしばし。運ばれてきた多種多様なパスタに、こるのは嬉しそうにフォークを握り締めた。
「食べきれなくなるより、お腹の重さで動けなくなる方が早そうですわね」
ウキウキしながら帰りのことを考えながらも、こるののフォークは止まることなくパスタを口へと運ぶのだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【過去視の道案内】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!
七田・ナナ
(サポート)
ウチの出番ッスか? ハイパーにお任せッスよ!
ウチにとっての先輩は、つまり他のディアボロスの人全員ってコトッス!
ウチは先輩達のカッケーパラドクスとか装備とかがハイパー大好きッス。だから、先輩達を援護したり、お手伝いするのが基本になるッス!
情報収集の時は『不思議なメモ帳』片手に頑張って情報集めるし、バトルなら身軽さを生かして飛び跳ねちゃうッスよ!
日常系ならウチ、ご飯を食べたいッス! お腹がハイパーペコペコッス~!
ご飯でなくても先輩達とお話出来るなら、喜んでついてくッス!
あとは色んな勝負も好きッス! 倒した敵の数を競うとか、ッスね!
ケガとか全然気にしないッス! ハイパーお好きにどうぞ、ッス!
● 美味しいご飯と尊敬する先輩方
祝勝会を兼ねたクリスマスパーティーが盛り上がりを見せる中、会場を訪れた七田・ナナ(エンジョイガール・g05125)は嬉しそうに目を細めた。
賑やかで和やかなパーティ会場では、ディアボロスも住人も仲良く食事を楽しんでいる。さざなみのように聞こえる会話は内容まではよく分からないけれど、明るく楽しくポジティブなことは確かで。
先日起きた、初めての大きな戦争。ナナにとって尊敬する先輩たちであるディアボロスがカッケーパラドクスやハイパーな装備を駆使して戦う様子は、それだけで胸アツもので。
それだけじゃなくてディアボロス達にクリスマスパーティーの案内までできたのは、とてもいい思い出になるのは間違いないだろう。賑やかな会場に目を細めたナナに、声が掛けられた。
「あ、ナナさん! 来てくれたんだ!」
「つかさ先輩! 何かお手伝いすることは無いっすか?」
「お手伝い?」
目を丸くしたつかさは、にんまり微笑むと会場を見渡した。
「じゃあ、美味しいご飯を食べてってよ! まだまだ作り足りないんだ!」
「ウチの出番ッスね? ハイパーにお任せッスよ!」
嬉しそうに微笑んだナナのお腹がグー……っと鳴る。響くお腹の音に笑いあったナナは、照れたように頭を掻いた。
「お腹がハイパーペコペコッス~!」
「待っててね! じゃんじゃん作って追加するから!」
「じゃあウチは先にビュッフェに行ってるッス! ……っと、他のディアボロスの先輩方、いるッスかね?」
「あの辺りにいるんじゃないかな?」
「おお! ビュッフェより先に挨拶しなきゃッスね! お料理、期待してるッス!」
「任せて!」
サムズアップを交わしあったナナは、厨房へ駆け出すつかさの背中を見送ると歓談するディアボロス達へと駆け寄る。
賑やかなパーティは賑やかに続いていくのだった。
成功🔵🔵🔴
効果1【建造物分解】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!