【第一次東京奪還戦】品川駅周辺ファーストアタック

 このシナリオは【第一次東京奪還戦】に関連する特別シナリオです。
 港区の東京タワーに攻め寄せんとする、隣接区のクロノヴェーダの軍勢に戦闘を仕掛けます。
 この戦闘によって、敵の戦力を削ることが出来ます。
 勝利したシナリオ数に応じて、対応する戦場の敵の数が減少し、戦いを有利に進めることが出来るようになります。

 このシナリオの攻撃対象は、品川駅周辺に集結しつつある品川区の軍勢です。
『クローン天使兵H型』と戦闘を行います。
「成功したシナリオ数×5%」だけ、「⑥ロードガルガリン」の敵残存率を低下させます。

【第一次東京奪還戦】ディアボロスを排除せよ!(作者 ゆうきつかさ
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●品川駅周辺
「私達は、すべてを失った」
「アイツ等のせいで、大切なモノを……!」
「こうなってしまったのも、すべてディアボロス達のせい」
 お茶会を台無しにされたクローン天使兵H型が、瞳孔の開いた目でブツブツと呪いの言葉を吐いていた。
 デイアボロス達によって、お茶会を邪魔され、穢された。
「このままだと、私達に未来はない!」
 クローン天使兵H型は、お茶会欠乏症になっていた。
 それは彼女達だけが罹る(と思い込んでいる)不治の病。
「だから、倒すの、ディアボロスを……!」
「れっつ、クッキングゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!」
 そう言ってクローン天使兵H型が一斉に刃物を振り上げ、両目をギラギラさせるのだった。

●アヤメからの依頼
「現在、作戦は順調に進みつつある。この流れに乗って、ガンガン攻めていけば、アタシ達の勝利は確実なモノになるだろう」
 鬼姫・アヤメ(鬼人の鬼狩人・g03328)が新宿駅グランドターミナルの前にディアボロス達を集め、今回の依頼を説明した。

●今回の目的
「アタシらが相手をするのは、クローン天使兵H型だ。クローン天使兵H型は、せっかくのお茶会を何度もアタシらに台無しにされ、みんな殺気立っているようだ。その分、厄介な事になっているが、やるべき事に変わりはない。とにかく、無理をしないようにな」
 そう言ってアヤメがアヤメがディアボロス達に対して、クローン天使兵H型の排除を依頼するのであった。


→クリア済み選択肢の詳細を見る


●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【飛翔】
1
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。【怪力無双】3LVまで併用可能。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【狐変身】
1
周囲が、ディアボロスが狐に変身できる世界に変わる。変身した狐は通常の狐の「効果LV倍」までの重量のものを運べるが、変身中はパラドクスは使用できない。
【強運の加護】
1
幸運の加護により、周囲が黄金に輝きだす。運以外の要素が絡まない行動において、ディアボロスに悪い結果が出る可能性が「効果LVごとに半減」する。
【現の夢】
1
周囲に眠りを誘う歌声が流れ、通常の生物は全て夢現の状態となり、直近の「効果LV×1時間」までの現実に起きた現実を夢だと思い込む。
【神速反応】
1
周囲が、ディアボロスの反応速度が上昇する世界に変わる。他の行動を行わず集中している間、反応に必要な時間が「効果LVごとに半減」する。
【託されし願い】
1
周囲に、ディアボロスに願いを託した人々の現在の様子が映像として映し出される。「効果LV×1回」、願いの強さに応じて判定が有利になる。
【友達催眠】
2
周囲の一般人を、誰にでも友人のように接する性格に変化させる。効果LVが高いほど、昔からの大切な友達であるように行動する。
【プラチナチケット】
2
周囲の一般人が、ディアボロスを関係者であるかのように扱うようになる。効果LVが高い程、重要な関係者のように扱われる。
【トラップ生成】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の空間を、非殺傷性の罠が隠された罠地帯に変化させる。罠の種類は、自由に指定できる。
【完全視界】
1
周囲が、ディアボロスの視界が暗闇や霧などで邪魔されない世界に変わる。自分と手をつないだ「効果LV×3人」までの一般人にも効果を及ぼせる。
【建造物分解】
1
周囲の建造物が、ディアボロスが望めば1分間に「効果LV×1トン」まで分解され、利用可能な資源に変化するようになる。同意しない人間がいる建造物は分解されない。
【操作会得】
1
周囲の物品に、製作者の残留思念が宿り、ディアボロスの操作をサポートしてくれるようになる。効果LVが高い程、サポート効果が向上する。

効果2

【能力値アップ】LV1 / 【命中アップ】LV1 / 【ダメージアップ】LV7 / 【ガードアップ】LV1 / 【ドレイン】LV1 / 【アヴォイド】LV1 / 【ダブル】LV1 / 【ロストエナジー】LV1

●マスターより

ゆうきつかさ
 クローン天使兵H型はディアボロス達を探して、品川駅周辺をウロついています。
75

このシナリオは完結しました。


『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。


発言期間は終了しました。


リプレイ


桜・姫恋
連携・アドリブ歓迎

逆恨みもいいところね?
敵が優雅にお茶会なんてできるわけないじゃないの。まぁ、因縁の仲ってやつかしら?
あなた達に日常を奪われた私達の方がよっぽどあなた達のこと恨んでいるのを忘れないでよね?

パラドクス【終焉舞】で桜の花びらの幻覚と共に無数の銃弾の雨が敵に降り注ぐ。

「ねぇ、私を楽しませてちょうだい?」と敵を挑発しつつ相棒のスフィンクス「ルナ」に敵を引きつけてもらいながら次々と倒していく。「この恨みの連鎖はここでとりあえず終わりにしましょう?この幻覚はあなた達へのせめてもの慰め程度にはなるかしら?」

ある程度の数を倒したら【一撃離脱】を使用し撤退する。


メルキディア・セデクリエル
連携・アドリブ大歓迎

ツッコミ所が…ツッコミ所が多すぎるッ!?
クローン型なのに感情豊かで天使なのにダークな感情駄々洩れ……姫恋さんから話は聞いてたけどお茶会の恨みでここまで…でも一つだけツッコミさせて?
先に総てを奪ったのは貴方達クロノヴェーダだからねッ!

ツッコミ精神とシリアス希望な想いを乗せて、収束砲形態のキャノンオブシェキナーで先制攻撃。
ヘイトが向いたらジェストと一緒に囮役で【飛翔】してゆく。
他の仲間が隙をついてくれたらフリューゲルソーサーを展開。
囮逃走から反転して飛ばしたソーサーと一緒にアーチクリーヴァーとイオスラッガーの二刀流で切り込んでいくわ。

頃合いになったら姫恋さんに合わせて離脱よ。


赦蜘・九朗
連携・アドリブ歓迎

【Nyx】

…チッ(悠々と空を飛ぶ彼女等を憎々しげに見上げ)飛んでピーチクパーチクわめくしか脳が無い鳥風情が何言うとんねん

あー…手羽先もええけどロティサリーチキン食いたなったわ…今日の晩飯ソレやな

ちゅう訳で調理されんのはお前らや

……行くで《鋼》、出番や

【行動】
《鋼》(有刺鉄線型寄生体)と共に不規則に出現する《鋼》の分身を足場や敵の行動妨害にしつつ、《鳴烏》で連撃を繰り出す【アヴォイド】でのHit&Way戦法。

連携が取れそうなら、なるべく罵声や煽りで目立ち、攻撃を自身に向けさせ、他は合わせる。

ある程度数を減らす・戦況が不利と判断した場合は即座に《鋼》の分身を放ち、仲間を援護し離脱


レナータ・ペトリェンコ
【寒凪】

アドリブ・連携OK

奪還の為に敵戦力を削る…
初陣として相応しいです
元より神など信じてはいませんが、あの出来損ないが天使とは
あちらは相当苛ついているようですが
何とも愉快ですね

天使達は銃弾を浴びたらどのような悲鳴を上げるのでしょう?

[忍び足][地形の利用]で物陰や死角となる場所を移動、敵を見渡せる高所…ビル等の屋上に陣取ります

着いたら[精神集中]によってより正確に攻撃できるよう準備を

敵の反撃も[精神集中]で対処します
雪香の陽動を合図にRPM-21で《銃弾の大嵐》で奇襲、天使をボロ切れにしましょう
いっそ壊滅させるつもりで[弾幕]による[制圧射撃]です

ある程度攻撃を済ませたら雪香と共に撤退します


佐伯・雪香
【寒凪】

アドリブOK
他と連携OK


奪還、か
皆が積み重ねて来た成果、想い、無駄にしないよ
敵もフラストレーション溜めてるみたいだけど、強烈なの一当てして、戦力的にも心情的にも更に追い詰めようか

情報収集と計略を使って、適宜身を隠し、ナータ(レナータ)と付かず離れずの位置を確保
攻撃回避が困難で、接続の良い隘路を見張り、2人で倒すのに丁度良い集団を待ち伏せよう

敵が来たら光使いの誘導弾を利用し、2人から見当違いの物陰に注意を惹きつけて
直後のナータの奇襲に合わせ、《咲き誇る蒼天》でシエルを召喚、精神集中で反撃に対する隙を減らしつつ、主導権握ったまま連携して殲滅戦に移行したいね


近衛・悠
いや、元々ここはアンタ達がお茶会する場所じゃないだろ。ここは幼なじみと俺の生まれ故郷でね。故郷を勝手に占拠する奴らは迷惑なんだ。それに全てを奪ったのはアンタ達の方だ!!

悪いが説法は効かないぜ。俺はそのクロノヴェーダに故郷を奪われたんでね。【地形の利用】でその辺にある建物を利用して【忍び足】で背後をとり、【罠使い】で煙幕を仕掛け、【両断】【毒使い】【呪詛】を併せた陽炎の進撃で攻撃。これが奪われたものの痛みだ。喰らっとけ!!囲まれたなら【風使い】【吹き飛ばし】で吹っ飛ばす。

ある程度敵が減ったら撤退。まあ、お茶会は中止だな?


姫乃・葵
美味しいお菓子大好きだから
邪魔されるとヤな気持ち、ちょっとわかる
でも怒りすぎはダメだよ

他の仲間達のサポート主体
幼い舌っ足らずさで愛らしさの【誘惑】を強調したパラドクスの【歌唱】で
天使さん達を【精神攻撃】で油断させながら味方の【ダメージアップ】しつつ逃げ回る
もしお歌うるさいなー邪魔だなーってなったら囮にもなれるかなって
戦うのはニガテだけどがんばるよ

ずっと怒ってるのは疲れちゃうよ
おねーさん達も歌おうよー!

マキおにーちゃん(g04665)に声かけられたら
はーいって従う
あおちゃんいーこだからね!

※怖いもの知らずで敵味方問わず仲良くしたいが
 怒られたり痛いのは嫌いで泣き出して空気を掻き乱す可能性有り


瀧夜盛・五月姫
怨霊に憑かれています。
連携、アドリブ、歓迎ぞ。

無様。愍然たる身なりよな。
そんなに、茶会がしたいのか?
よい。ならば吾が設けてやろうぞ。
新皇将門平が直々にな。

――禁呪『霊都新皇饗宴儀』
ほら、サンドイッチ、スコーン、ショートケーキにペストリー……ぞ。
いざいざ、遠慮せずに食らえ。
なに、毒などは入っておらぬ。
空気も読まぬ不埒者に邪魔された分、存分に茶会を満喫するが良い。

ところで“黄泉竈食い”を知っておるか?
いや、知っていようが知っていまいが、関係ないよな。
今宵は宴よ。
ハハハ、存分に喰らえ!

黄泉の国のアリス(クロノヴェーダ)たちを背に、矢木(g04665)や姫乃(g01627)と共に去るぞ。


矢木・真輝
なんか、"大切"、ちっちゃい、ね……。
僕たちは、もっと、ずっとおっきい、大切の、ために、戦ってんの。
お茶会なんか、いつでも、できるでしょ。

葵(g01627)の歌につられて、敵が『聖なる調べ』を発動したら、オーラを発現。
「これは、ヒトならざるモノ、妖の獣。この身に纏いし魔力の源」
(以後、オーラ発現により纏う雰囲気が変わる)
「……この片鱗を、味わわせてやる」
くだらねぇこと言ってる敵どもは、俺が幻影の軍団ごとぶっ飛ばしてやらぁ。
川の水でも飲んでろってんだ。

「お前ら、気が済んだら帰るぞー」
葵と、近くにいれば五月姫(g00544)にも、(めんどくさそうに)声をかけて撤退だ。
動かないようなら担いで帰るぜ。


白水・蛍
アドリブ、連携歓迎

お茶会とは優雅ですね……しかし、いまする事でもないでしょうに。
地下の世界に行ってされたらいかがでしょうか?
(ブレイドハープの切っ先を下に向けつつ挑発します。)

ではでは接近戦で参りましょう。
「ブレイドハープ」を振るって敵を<両断>します。
また、敵がWIZパラ使用時にこちらも【パラドクス】使用。
幻影ごと敵を吹っ飛ばします。
そのような幻影。その程度の歌で私にはかなわない事を思い知りなさい。
と敵を挑発しつつ上回る<歌唱・演奏>を見せつけて差し上げましょうか。

その他、「ブレイドハープ」の攻撃に合わせて刀琴弦で<不意打ち>。
多少の怪我は厭いません。
また、味方の様子を見て順次撤退致します。


若葉・夏姫
あはっ!げきおこってカンジ?ウケるんだケド!
そんなにお茶会したいなら、させてあげてもいーヨネ?
【トラップ生成】で、お茶会のハリボテ作る
お茶会に飢えた天使なら、真っ先に食いつくかしら
世界律:拘束吸収、ディス・コードのワイヤーと見えざる糸で拘束
目の前でお茶を飲んで見せて挑発。デザートは貴女達ね!

肉体を傷付けるだけが攻撃じゃないカラ。精神的にいたぶってアゲル♪
ねぇねぇ、悔しい?縛られて屈辱?天使の精神エネルギー、美味しく頂いちゃうワケ!(精神攻撃でドレイン)

拘束解かれても自力で立ち上がれないよう叩きのめすわ
徹底的に反抗の意志を挫く
あーあ、かわいそー
お茶が飲みたいなら……口移しならいーよ❤(からかい


長谷川・優香
★アドリブ、連携歓迎

「なんといいますか、勝手に自己中心的な妄執の病に陥って暴れるとは天使の名を持つ割には小物も小物、三流以下ですね」

クローン天使兵H型撃破のため、こちらも『契約召喚』にて天使を呼び出して戦わせます。攻撃の際に持っている銃型サモンデバイス『GUNCOM』の【魔術知識】や【情報収集】にて悪魔への有効打を考えながら攻撃をします

また、相手の攻撃については【結界術】で結界を張り対応をします

あなた方のような小物に名乗るのはもったいないですがせっかくなので私が従えている者の真名を明かしましょう。彼の者はイズラーイール。あなた方クロノヴェーダに死を撒く者です。さあ、時の河の底へ還りなさい


エトルリア・メイオール
連携、アドリブは歓迎だぜ

【Nyx】で参加
おいおい、人のせいにすんじゃねえよ
……え、こいつら食えるの?

敵も空を飛ぶのか、ならこいつでトンボ取りにしてやるぜ
飛行する敵には避けきれねえ規模の落石を起こし、まとめて地面に叩き落とす!

地上から来る敵に対しては、斧で地面をぶっ叩いて振動波をぶち込むぜ!
とにかく数を相手にするから、囲まれねえように立ち回るぜ

敵はあたしらを探すのに血眼なんだろ
だったら派手に暴れてやりゃ向こうから湧いてくるな

豪快に暴れてあたしに注意が向いた敵を、味方に不意打ちして貰おう
逆に味方に注意が行った敵は不意打ちの落石を見舞ってやる

捌ききれねえ数が出てきたら、最後に大岩落として撤退だ


プニ・プティフルニエ
■外見等
生意気な子供シスター
一人称は「プニ」

■心情
天使ちゃんなんてらくしょ~瞬殺~♥

■行動
「天使ちゃんかわいい~♥なんて言うと思った~?ざぁ~こ♥紅茶冷えてますか~♥」
敵を挑発しながら、パラドクス【罪と罰】で呼び出した鎚を投げつけながら戦います。
「天使ちゃんは~天国でお茶会してね~♥」

■その他
アドリブや連携歓迎



「見つけたわよ、ディアボロス! お茶会を邪魔された恨み……、一日たりとも忘れた事がなかったわ。もう終わりよ。……覚悟しなさい!」
 クローン天使兵H型達が殺気立った様子で、ディボロス達の前に陣取った。
「なんと言いますか、勝手に自己中心的な妄執の病に陥って暴れるとは天使の名を持つ割には小物も小物、三流以下ですね」
 その殺気に気づいた長谷川・優香(サクセサー・オブ・レメゲトン・g00350)が、呆れた様子で溜息を漏らした。
「この期に及んで、よくそんな事が言えるわね!」
「私達は被害者よ! 迷惑を受けた側なのに……!」
「私達は、ただお茶会を楽しみたかっただけなのに……!」
 クローン天使兵H型達が両目を血走らせ、恨めしそうにブツブツと言葉を吐いた。
「そもそも、お茶会をするような状況ではないでしょう。そこまでお茶会がしたいのであれば、地下の世界に行ってされたら、いかがでしょうか?」
 白水・蛍(鼓舞する詩歌・g01398)がブレイドハープ―詠唱―(刀)の切っ先を下に向け、クローン天使兵H型達に皮肉を言った。
「この場所が、いいの!」
「この場所以外、考えられない!」
「そうよ、そうよ、ここがいいの!」
 クローン天使兵H型達が、ムッとした様子で答えを返した。
「いや、元々ここはアンタ達がお茶会する場所じゃないだろ。ここは幼なじみと俺の生まれ故郷でね。故郷を勝手に占拠する奴らは迷惑なんだ。それに全てを奪ったのはアンタ達の方だ!!」
 近衛・悠(黄昏のフィラメント・g02300)が、ビシィッと言い放った。
「な、何よ、逆ギレ?」
「私達は何も悪くないし!」
「そうそう、悪いのは、あなた達! 存在自体が罪だもの!」
 その言葉がザクと胸に刺さり、クローン天使兵H型達が涙目になりつつ、文句を言った。
「逆恨みも、いいところね? そもそも、この状況で、優雅にお茶会なんて、出来る訳がないじゃない。まぁ、これも因縁の仲ってやつかしら? あなた達に日常を奪われた私達の方が、よっぽどあなた達の事を恨んでいる事を忘れないでよね?」
 桜・姫恋(苺姫・g03043)が、皮肉混じりに呟いた。
「それこそ、逆恨みじゃない!」
「……何も悪い事をしてないし!」
「身も心も……マジで天使だもん、ねー♪」
 クローン天使兵H型達が、自信満々な様子で胸を張った。
「ツッコミ所が……ツッコミ所が多すぎるッ!? クローン型なのに感情豊かで、天使なのにダークな感情駄々洩れ……姫恋さんから話は聞いてたけど、お茶会の恨みでここまで……でも一つだけツッコミさせて? 先に総てを奪ったのは貴方達クロノヴェーダだからねッ!」
 メルキディア・セデクリエル(閃機術士のエンジェリアン・g03132)が、刃物の如く切れ味の鋭いツッコミを入れた。
「私達は、お茶会がしたいだけなの!」
「お茶会を邪魔した時点で、あなた達は悪っ!」
「そうそう、お茶会は正義なの! 邪魔をした時点で、あなた達が悪よ!」
 クローン天使兵H型達が好き勝手な事を言いながら、自分達の正当性を強調した。
 それが自分勝手で、独りよがりな考えではあるものの、自らの正義を貫く勢いで、言葉を吐き捨てた。
「なんか、『大切』、ちっちゃい、ね……。僕達は、もっと、ずっとおっきい、大切の、ために、戦ってんの。お茶会なんか、いつでも、できるでしょ」
 矢木・真輝(風を奏でる放浪者・g04665)が、心にザクっと突き刺さる言葉を吐いた。
「うぐっ!」
「はぐっ!」
「もぐっ!」
 その言葉をモロに浴びたクローン天使兵H型達が、胸を押さえてヨロめいた。
「でも、美味しいお菓子大好きだから、邪魔されるとヤな気持ち、ちょっとわかる。だからと言って、怒りすぎはダメだよ」
 そんな中、姫乃・葵(青の純真・g01627)が諭すようにして、クローン天使兵H型に語りかけた。
「まあ、そうだけど……」
「そう言われると、怒るのも、良くないかなって思うけど……」
 クローン天使兵H型が複雑な気持ちになりつつ、ションボリとした。
「そんなに、茶会がしたいのか? ならば吾が設けてやろうぞ。新皇将門平が直々にな」
 瀧夜盛・五月姫(無自覚な復讐鬼・g00544)が、クローン天使兵H型を見つめてボソリと呟いた。
「あはっ! そうネ。そんなにお茶会したいなら、させてあげてもいーヨ」
 その流れに乗るようにして、若葉・夏姫(キュートアグレッション・g05943)が【トラップ生成】で、お茶会のハリボテ作った。
「そうよ、それでいいのよ!」
「まったく、素直じゃないのね!」
「でも、許して、ア・ゲ・ぎゃああああああああ!」
 その途端、クローン天使兵H型達が、次々とトラップに引っ掛かって、悲鳴を上げた。
「……いい気味ね。デザートは貴女達よ」
 それと同時に、夏姫が【世界律:拘束吸収(エナジードレイン)】を発動させ、ディス・コード(拘束用絶縁ワイヤー)と見えざる糸で、クローン天使兵H型達を拘束し、目の前でお茶を飲んで見せて挑発した。
「天使ちゃんなんて、らくしょ~、瞬殺~♥」
 それに合わせて、プニ・プティフルニエ(クジャク蜘蛛・g06025)がノリノリな様子で、【罪と罰(フォールン)】を発動させ、重厚な十字架状の鎚をブン投げ、クローン天使兵H型の頭を潰した。
「ア、アナベルちゃんが!」
「こうなったら、ロードガルガリン様の力を借りるわよ!」
「ここまで私達を追い詰めてしまった事を、心の底から後悔しなさい!」
 クローン天使兵H型が後光を背負い、ロードガルガリンを称える説法を行いつつ、心を惑わす精神波で攻撃を仕掛けてきた。
「悪いが説法は効かないぜ。俺は、そのクロノヴェーダに故郷を奪われたんでね。これが奪われたものの痛みだ。喰らっとけ!!」
 その間に、悠が【罠使い】で煙幕を仕掛け、忍び足でクローン天使兵H型の背後に迫り、【両断】【毒使い】【呪詛】を併せた【陽炎の進撃(カゲロウノシンゲキ)】で攻撃を繰り出し、息の根を止めた。
「あなた方のような小物に名乗るのはもったいないですが、せっかくなので私が従えている者の真名を明かしましょう。彼の者はイズラーイール。あなた方クロノヴェーダに死を撒く者です。さあ、時の河の底へ還りなさい」
 その間に、優香が【契約召喚】で天使を呼び出し、クローン天使兵H型達と戦わせながら、銃型サモンデバイス『GUNCOM』を使って、クローン天使兵H型に対する有効打を考えた。
「……と言うか、さっきから放置されている仲間は無視? いいの? 好きにしちゃって? 仲間達からも見捨てられて可哀想ネ。あーあ、かわいそ。ねぇねぇ、悔しい? 心が折れるほど、悲しい?」
 そんな中、夏姫が拘束したまま放置されたクローン天使兵H型達を煽って、精神エネルギーを美味しく戴いた。
「それじゃ、天使ちゃんは~天国でお茶会してね~♥」
 その隙をつくようにして、プニが再び【罪と罰(フォールン)】を発動させ、重厚な十字架状の鎚をブン投げ、クローン天使兵H型を仕留めていった。
「ま、まだよっ!」
「むしろ、これからが本番ッ!」
「出でよ、大天使の軍団! 私達を守って!」
 次の瞬間、クローン天使兵H型が聖なる歌を歌い、大天使の軍団を創造した。
 それは単なる幻影であったが、まるで実体があるかの如く、機敏な動きでディアボロス達に攻撃を仕掛けてきた。
「そのような幻影、その程度の歌で、私にはかなわない事を思い知りなさい」
 蛍がクローン天使兵H型を挑発しながら、【此処に綴るは未来への凱歌(ココニツヅルハミライヘノガイカ)】を使い、圧倒的な歌唱と演奏を披露した。
「お歌だったら、僕も歌うよ。ねえねえ、聞いてー」
 それに合わせて、葵が舌っ足らずさで幼い愛らしさを強調しつつ、【ぷりてぃ♡きてぃ】で歌を歌い、クローン天使兵H型を油断させ、防御力を低下させた。
「素直に聞くつもりがないんだったら、川の水でも飲んでろってんだ」
 続いて、真輝が【妖獣の禍魔衣(ケモノノカマエ)】で内なる獣のオーラを自らの尾に集中させ、クローン天使兵H型を斬りつけた。
「……と言うか、幻影なのに、どうしてまわりのモノを壊せるの!」
 そんな中、メルキディアがツッコミ精神とシリアス希望な想いを乗せて、収束砲形態のキャノンオブシェキナーで、大天使の幻影に攻撃を繰り出した。
「そんな事、どうでもいいでしょ!」
「細かい事を気にいたら、駄目よ、絶対っ!」
「だから、気にせず死んで! 私達のために!」
 クローン天使兵H型が瞳孔の開いた目で、ディアボロス達に攻撃を仕掛けていった。
「だったら、もっと私を楽しませてちょうだい? まさか、これで終わりという訳ではないでしょ?」
 姫恋がスフィンクスのルナと一緒に、クローン天使兵H型達を挑発した。
「ば、馬鹿にしてぇ!」
「許さない、許さない!」
「あなただけは、絶対に!」
 その挑発に乗ったクローン天使兵H型達が、次々と襲い掛かってきた。
「この恨みの連鎖は、ここでとりあえず終わりにしましょう? この幻覚はあなた達へのせめてもの慰め程度にはなるかしら?」
 それを迎え撃つようにして、姫恋が【終焉舞(シュウエンノマイ)】を発動させ、桜の花びらに見える幻覚をかけた銃弾の雨を降らし、クローン天使兵H型達を攻撃した。
「悪いけど、遊んでいる暇はないの」
 その流れに乗るようにして、メルキディアが【フリューゲルソーサー】が天使の翼を羽ばたかせ、舞い落ちる羽根を4つの光輪に変化させ、クローン天使兵H型に放って斬りつけた。
「先程は酷い目に遭ったようじゃが、今度は本物じゃ。ほら、サンドイッチ、スコーン、ショートケーキにペストリー……ぞ。いざいざ、遠慮せずに食らえ。なに、毒などは入っておらぬ。空気も読まぬ不埒者に邪魔された分、存分に茶会を満喫するが良い」
 そんな中、五月姫がクローン天使兵H型達を呼び寄せ、【禁呪『霊都新皇饗宴儀』(キンジュ・レイトシンノウキョウエンノギ)】を発動させた。
 次の瞬間、現し世と黄泉の国との境界を曖昧になり、霊都の支配者の為の饗宴が催された。
「今度は……大丈夫そうね」
「これで毒でも入っていたら、承知しないんだから!」
「あら、美味しい。特に毒とかは入っていないようね。これも、これも、全部、美味しい!」
 その事に気づかぬまま、クローン天使兵H型がサンドイッチや、ケーキを食べ始めた。
「ところで『黄泉竈食い』を知っておるか? いや、知っていようが知っていまいが、関係ないよな。今宵は宴よ。存分に喰らえ! ハハハハッ!」
 五月姫が途中で考えを改め、敢えて真実を語らず、笑い声を響かせた。
「お前ら、そろそろ帰るぞー。……撤退だ」
 そう言って真輝が面倒臭そうにしながら、仲間達に声を掛け、戦線を離脱するのであった。


「わざわざ空を飛ぶなんて、お馬鹿さんね」
「私達だって、空を飛べる事を、お忘れのようね」
「だったら、後悔させてあげる! 空で戦う事を選んだ事を……!」
 一方、【Nyx】の面々は、クローン天使兵H型に襲われ、孤立しつつあった。
「……と言うか、わざわざ囲んで、フルボッコにする気か? 卑怯な真似をしやがって!」
 エトルリア・メイオール(ロストロード・g01211)が空を飛びながら、ムッとした様子で愚痴をこぼした。
「それは私達に対する誉め言葉ね」
「自分の愚かさを後悔しながら、死になさい!」
「これでも、少しは同情しているのよ、何となくね」
 クローン天使兵H型が皮肉を言いながら、ケタケタと笑い声を響かせた。
「……チッ! 飛んでピーチクパーチクわめくしか脳が無い鳥風情が何言うとんねん」
 赦蜘・九朗(死んでも社畜・g03801)が悠々と空を飛ぶエトルリア達を憎々しげに見上げ、苛立ちを隠せない様子で毒づいた。
「随分と余裕ね、戦闘中に余所見なんて……」
「それだけ死にたいって事でしょ? ウフフフフ……」
「でも、この子、飛べないみたい? だったら、空から襲いましょうか」
 クローン天使兵H型がクスクスと笑いながら、空から急降下して何度も九朗に攻撃を仕掛けていった。
「あー……、手羽先もええけどロティサリーチキン食いたなったわ。……今日の晩飯ソレやな。ちゅう訳で調理されんのはお前らや。……行くで《鋼》、出番や」
 すぐさま、九朗が【犍陀多ノ獄戀華(カンダダノゴクレンカ)】で、蜘蛛の巣の様に張り巡らした《鋼》(有刺鉄線型寄生体)の分身を足場にしつつ、《鋼》と共に不規則で無慈悲な連撃をクローン天使兵H型に叩き込んだ。
「……え、こいつら食えるのか?」
 そんな中、エトルリアが空を飛びながら、ハッとした表情を浮かべ、【地竜の剛腕(チリュウノゴウワン)】を発動させた。
 それと同時に、大量の岩がクローン天使兵H型達に降り注ぎ、辺りに悲鳴が響き渡った。
 その間に、エトルリアが勇将の斧でアスファルトの地面を叩き、振動波を起こしてクローン天使兵H型達を蹴散らした。
「た、食べる事なんて出来ないわよ!」
「このケダモノ! もうすぐ仲間が来るから、フルボッコにしてやるわ!」
 その事に危機感を覚えたクローン天使兵H型が、悲鳴にも似た声を上げた。
「そろそろ、引き際か。……行くで!」
 そう言って九朗が、そばにいたクローン天使兵H型を妖刀《紅姫》で斬り捨て、エトルリアに声を掛けながら戦線を離脱した。


「……奪還、か。皆が積み重ねて来た成果、想い、無駄にしないよ。敵もフラストレーションを溜めてるみたいだけど、戦力的にも心情的にも更に追い詰めようか」
 一方、佐伯・雪香(天魔の翼・g01694)は、【寒凪】の仲間であるレナータ・ペトリェンコ(“Klyk”・g01229)と共にビルの屋上に立っていた。
「元より神など信じていませんが、あの出来損ないが天使とは……何とも愉快ですね」
 レナータがビルの屋上からクローン天使兵H型達を見下ろし、嫌悪感をあらわにした。
 クローン天使兵H型達は空を飛びながら、他のディアボロス達と戦っていた。
「幸いボク達には気づいていないようだね。さて、始めようか」
 雪香が物陰に隠れつつ、光り輝く誘導弾を使って、クローン天使兵H型達の注意を引いた。
「ところで天使達は銃弾を浴びたら、どのような悲鳴を上げるのでしょう?」
 その間に、レナータが精神を集中させ、RPM-21(軽機関銃)を構え、【銃弾の大嵐(テンペスト)】で地の利を活かし、暴風雨にも似た大量の銃弾を降らせ、クローン天使兵H型達を攻撃した。
「いやああああああああああ!」
 その途端、クローン天使兵H型達が悲鳴を上げ、銃弾の雨から逃げ惑った。
「行くよ、シエル。ボク達で見せてあげよう。深く清い、澄み渡った蒼空を……」
 そこに追い打ちをかけるようにして、雪香が【咲き誇る蒼天(ル・シエル・ブルー)】を発動させ、オラトリオであるシエルを召喚し、契約と二人による魔力の循環で飛躍的に威力を高めた魔法を行使した。
 次の瞬間、無数の蒼い花弁が、クローン天使兵H型達に襲いかかった。
「キャハ、キャハハッ!」
「終わりよ、あなた達……!」
「もうすぐ、ここに大群が押し寄せてくるわ!」
「そうしたら、終わり! 終わりよ、あなた達!」
 そう言ってクローン天使兵H型達が血塗れになりながら、狂ったように笑い声を響かせた。
「……そろそろ時間のようですね」
 その事に危機感を覚えたレナータが、雪香に合図を送って、戦線を離脱するのであった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【操作会得】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
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【神速反応】LV1が発生!
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【建造物分解】LV1が発生!
【託されし願い】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
【アヴォイド】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV7が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!
【ドレイン】LV1が発生!

最終結果:成功

完成日2021年12月17日