リプレイ
雅諒院・基経
【公園】と共闘する。
ううむ、見たところ鳥の羽が生えた人間に見えるが…これが天使という存在なのか…なるほど?
では参ろうか、浄化の歌は聞けば戦意が喪失…となれば火急に責めるがよろしいだろう。【先行アップ】で先制を取り、風牙烈破で全てを吹き飛ばす。
公園の人間たちと協力し、攻撃を行えれば良いな。
アドリブなどは歓迎、可能な限りカタカナや外来語は使わないように、使うとしたらひらがなでお願いします。
真崎・冬弥
【公園】
仲間と連携していくよ
エゼキエル出身のオレは、決戦時は戦う力……覚悟が無かった
だから今は、その時の分まで、天使も悪魔も喰らい尽してやる
妖刀を携えて、待ち構える
祈る時間くらいはくれてやる
大天使を挑発して最初に剣を出させてから、妖刀の斬撃で切り払う
刃が足りなきゃ増やすまでだ。魔骸連刃・失楽の悪魔の刃にて、光の剣を噛み砕く
反撃やダメージを負っても厭わず不敵に笑って見せる
デーモンイーター……悪魔を喰った人間の匂いはわかるだろ
不倶戴天の敵だ、尻尾巻いて逃げるわけにはいかないよな?(更に挑発して攻撃を惹きつけて)
祈る時間はお終いだ
残りは天国で直接言ってな
復讐者が来たってな
※味方には穏やか、敵には辛辣
ユエト・ミナヅキ
アドリブ/連携〇
さて、大きな戦いの前哨戦。
【公園】の仲間達と雑魚を蹴散らして道を切り開きますヨ
兎に角、攻撃面積を増やして数を攻撃するのが重要ですよネ
六六式強襲魔導刀にはカートリッジ[雷電]を装填
電撃を纏わせた【白兎星連舞】の連撃をひたすら敵に当てていきますヨ
倒せなくても痺れで動きが鈍ってくれるかもしれませんシ
戦闘中は【壁歩き】でビルや建物を利用し立体軌道で相手に肉薄しまス
時折、仲間の様子は確認しましょウ
後衛が狙われるようなら[ディフェンス]もしますヨ
御森・白露
【公園】で連携。アドリブ絡みは大歓迎。
おうおう、数ばかりは揃えたようじゃな。
よろしい、もっと数を増やしてやろう。天使を細切れにしてじゃがな。
前線で切った張ったするとしよう。ここで暴れて後衛に届かせぬようにせねばな。
呪詛を追加で纏わせた【繊月・五百重波】を敵集団に飛ばす。
特に後衛に何かをしようとする敵を優先して狙うぞ。
反撃の浄化歌は自分自身を呪うことで強引に防ぐ。浄化された端から怒りで満たしてやれば戦意は無くならぬよ。我が憎悪、容易く搔き消せる等と思い上がるなよ?羽虫共が。
レオ・レーラー
【公園】で連携、アドリブ絡みは歓迎。
炎舞を使って敵の集団に突撃。
敵の攻撃は【観察】して【ダッシュ】と【フェイント】による緩急をつけての回避は行うけど、多少の負傷は無視する。炎を纏った手足で格闘攻撃をしながら【ロストエナジー】の死の瘴気を振り撒く。これで相手の浄化を減衰出来ればラッキーかな。味方に影響が出そうなら範囲内に味方がいない距離を保つ。
【グラップル】による投げ技で味方を狙う相手がいたらそこに今戦ってる相手をぶん投げる。撤退は出来る限りギリギリまで粘ってから撤退に入るよ。
「この時代の人達が歩む筈だった歴史、大切な人達と過ごす筈だった日常、全て返してもらうよクロノヴェーダ!!」
●斬り込む刃
虎ノ門ヒルズの周辺には、夥しい数の天使が布陣していた。にもかかわらず、声どころか、衣擦れの音一つすら聞こえてこない。異常なまでの静寂が、虎ノ門全域を包み込んでいる。
それゆえに、その声は殊の外大きく周囲に響き渡った。
「おうおう、数ばかりは揃えたようじゃな。よろしい、もっと数を増やしてやろう。おぬしら天使を細切れにしてじゃがな」
声の主である御森・白露(放浪する転寝狐・g05193)は、凶暴な笑みを浮かべてそう宣言するや、『荒魂・忌椿』が封じられし刀を連続で振るう。たちまち、禍々しい呪詛と凍てつく氷片を纏った斬撃が放たれ、祈りを続ける天使『静謐のクリアホワイト』達を切り裂いていった。
「ううむ、見たところ鳥の羽が生えた人間に見えるが……これが天使という存在なのか……なるほど?」
顎に手を当て興味深げに天使達を眺めていたのは、山伏の様な姿の雅諒院・基経(はぐれ者の元天狗・g00191)だ。白露ら『名もなき公園』で出会った仲間達と共にこの虎ノ門へとやってきた基経は、『錫杖六角棒』をシャンと鳴らすと、腰に下げた『紅葉羽団扇』へと手を伸ばした。
「では参ろうか、浄化の歌は聞けば戦意が喪失……となれば火急に責めるがよろしいだろう」
紅葉羽団扇を手にした基経が、その羽団扇を大きく振りかぶる。
「これぞ天狗の神通力……風の方角、我が道を塞ぐ、たわけものを吹き飛ばす!! 風牙烈破!!」
紅葉羽団扇が振るわれると同時に巻き起こった突風が、竜巻の如くビル街を駆け抜け、それぞれに祈りを捧げていたクリアホワイト達を宙へ舞い上げ吹き飛ばしていく。
ディアボロスの来襲に、なんとか耐え凌いだクリアホワイト達が、初めて口を開いた。もっとも、その口から放たれたのは言葉ではなく、歌。
天使達は恍惚とした表情で天を見上げ、静かにクロノヴェータを賛美する歌を唱え始めたのだ。思わず聞き惚れたくなる歌声だが、これは聞く者の戦意を奪う、魔性の歌声だ。
「さて、大きな戦いの前哨戦。戦意を喪失する前に、雑魚を蹴散らして道を切り開きますヨ」
「了解だ。この時代の人達が歩む筈だった歴史、大切な人達と過ごす筈だった日常、全て返してもらうよクロノヴェーダ!!」
その歌う天使達へと問答無用で攻撃を仕掛けていったのは、サイボーグのユエト・ミナヅキ(weißer Hase・g05751)とレオ・レーラー(サイボーグのデストロイヤー・g04422)だった。どちらも中性的な見た目の二人だが、戦い方は苛烈そのもの。
「胸部動力炉『獅子心王』超過駆動開始、コード『炎舞』!!」
レオは胸部に組み込まれた動力炉から生み出した炎を全身に纏うと、高速のダッシュで敵陣のただ中に突入。歌うクリアホワイト達を蹴散らしつつ死の瘴気を振り撒いていく。
「では、小細工無しで、いきますヨ」
ユエトは[雷電]のカートリッジを装填した『六六式強襲魔導刀(試)』を、縦横無尽に振り回し、クリアホワイト達を蹂躙していった。電撃を纏わせた刀を、傭兵仕込みの体術を織り交ぜながら放つその圧倒的な手数の連撃は、まるで舞の如く。
「……」
天使達が、歌うのを止め祈りの言葉を次々とつむぎ始めた。すると虚空より無数の光り輝く剣が召喚され、レオ目掛けて振り注いでいく。
その攻撃を、レオは時にフェイントも交えながら巧みな体捌きでかわしていった。
そして天使の召喚した剣はレオだけでなく、戦場に現れたもう一人の剣士――真崎・冬弥(妖魔五剣・g02934)にも襲いかかっていく。
(「エゼキエル出身のオレは、決戦時は戦う力……覚悟が無かった。だから今は、その時の分まで、天使も悪魔も喰らい尽してやる」)
妖刀を構えた冬弥は、静かにクリアホワイトの召喚した剣を待ち構えていた。
「来い、祈る時間くらいはくれてやる」
そして一斉に襲いかかってきた剣を、妖刀の一閃で切り払う。だが、いかんせん天使達の召喚した剣は数が多い。妖刀一本で捌ききるのは困難だ。
「刃が足りなきゃ増やすまでだ」
冬弥が出現させたのは、【魔骸連刃・失楽】。妖刀に悪魔の刃を纏わせた魔道の秘剣だった。捕喰形態と化した悪魔の多層の刃が振り注ぐ光の剣に喰い付き、粉々に噛み砕いていく。それでも数本の剣が冬弥をかすめその身を切り裂くが、冬弥は傷つきながらも不敵な笑みを浮かべて見せた。
「デーモンイーター……悪魔を喰った人間の匂いはわかるだろ。不倶戴天の敵だ、尻尾巻いて逃げるわけにはいかないよな?」
冬弥の挑発に、しかし周囲のクリアホワイト達は顔色一つ変えはしない。けれど、冬弥へと振り注ぐ剣の数は確実に増えていた。
「いらぬ世話かもしれないが」
そこへ、光の剣の進路を塞ぐかのように、何かが飛び込んでくる。光の剣は急には軌道を変えられないのか、次々とその飛び込んできたものに突き刺さっていった。それは、レオが柔道の如き投げ技で豪快に投げ飛ばしたクリアホワイトの一体だった。
圧倒的な数的優位にあるにも関わらず、劣勢を感じ取ったクリアホワイト達の一部が、翼を羽ばたかせ空中へと浮かび上がる。すると、その天使達の翼から、小さな光弾が放たれた。
「おっと、中々面白い技を使いますネ」
その攻撃を、ビルや建物の壁を蹴りながら立体軌道でかわしつつ、ユエトがクリアホワイト達に肉迫していく。ユエトは舞い踊るように魔導刀を振るい、光弾を放った天使達を次々と切り伏せていった。
「うむ、やはり『名もなき公園』の人間達は、頼りになるな」
次々と突風でクリアホワイト達を吹き飛ばしながら、基経が感心した声を上げる。だが、基経は次第に自身の心から戦う意志が薄まっていくのを感じていた。徐々に、天使達の歌声の効果が現れてきたようだ。
「早急に決着を付けられればと思っていたが、これだけ数が多いとそれも難しいか」
意識を集中させ、なんとか戦意をかき立てる基経。
一方、白露は全く別の方法で戦意の喪失に対抗していた。自分自身を呪うことで浄化の歌の力を強引にはね除けたのだ。
「浄化された端から怒りで満たしてやれば戦意は無くならぬよ。我が憎悪、容易く搔き消せる等と思い上がるなよ? 羽虫共が」
その憎悪が赴くまま振るわれた刃は、渦呪の刃嵐となって周囲のクリアホワイト達の翼を切り裂いていく。
「祈る時間はお終いだ。残りは天国で直接言ってな、復讐者が来たってな」
総崩れの様相を呈したクリアホワイト達へと、冬弥は冷たくそう言い放ったのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【クリーニング】LV1が発生!
【活性治癒】LV1が発生!
【壁歩き】LV1が発生!
【使い魔使役】LV1が発生!
【熱波の支配者】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
【ドレイン】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!
桜木・満
【公園】メンバーで連携
心情:
漁夫の利狙いとは、天使の世界も世知辛いね。
とはいえ、それを許してやる義理はないな。
「俺たちが――俺たちの時代の人間が築いた未来を、こんな戦争の歴史に巻き込みやがって。取り戻させてもらうぜ、子供が戦わずに済む未来をな」
行動:
フライトデバイスで飛行しながら天使相手に空中戦、味方メンバーの頭上を守るように立ち回ろう。
攻防の中で敵に隙を見つけるか、味方が被弾しそうならば、パラドクスを発動、フライトデバイスで加速し居合抜刀・雷光で攻撃。
「祈る時間はやらねぇよ、真っ二つだ」
敵からの反撃は一撃離脱によって回避。
飛翔を活用し、余裕がある内に味方と連携しながら撤退しよう。
ルミ・アージェント
【公園】
まずは1発!ドーンと決めて次に繋げよう!
数が多いし、こっちも手数を増やさないと!
【公園丸・万射ち】で周囲に公園丸の複製を展開して戦うことにしようか!
まず飛翔して出来るだけ戦場を見渡せる場所を確保したいね!
そこから仲間の隙をカバーして守れるように対象とタイミングを選んで公園丸を飛ばして攻撃する!サポート重視の戦いだよ!
特にイーディスが設置したゲートは注意して見て繋がりを確認しておこう!こちらが移動する為のゲートは守らなきゃだし、わざと通した敵も出口が分かっていれば狙い放題だよ!
公園丸は周囲にも残しておいて、後衛のみんなに向かった攻撃への迎撃に使いたいね!
あたしに向かってくるやつはその次!
イーディス・レヴェリー
【公園】
大天使達がたっくさん!
我が物顔で羽ばたいて、見ているだけで面白いくらい……お腹が立つわ
大鋏『空裁つ黄昏』を双剣のように二つに分けて戦いながら、発動した【空の織目】による二種類の裂け目を空中に沢山造りだしていくわ
囲まれたら裂け目を潜ることで移動したり、敵の光弾の前に裂け目を造ることでもう片方の裂け目からお返ししてあげながら戦っていきましょう
相手が何処と繋がっているのかを把握してきた裂け目なんかは閉じてしまったり、わざと残して通ってきた所をルミおねーさんの攻撃の的になってもらうわ
それとは別に後衛の皆が距離を取ったり、皆が撤退する時に使えそうな裂け目を他の裂け目とは違う形で造っておきましょう
ネリリ・ラヴラン
【公園】の皆と一緒だよ。
何度もこの時代で戦って、少しは慣れてきたよ。
怖くないわけじゃないけど、それ以上に取り戻したい気持ちに溢れているわ。
どうしてなのかは今のわたしにはちょっと解らないけれどね。
詠唱のみ終えた”爛れた輪舞”の蝙蝠を侍らせて、【飛翔】で上空から敵さんと皆の戦いを一望するよ。【空中戦】【ダンス】で踊るように飛び回って、狙いを定め難くして剣や翼を避け、歌の攻撃をしてる敵さんを見つけて魔法を撃ち込むね。声だけは避けるのも守るのも難しいから、優先したいよ。
蝙蝠を飛ばせたら直ぐに【連続詠唱】で次弾を作り出して、声を発すれば何度でも狙い撃つわ。
アドリブや連携は大好きだよ。
●虎ノ門を舞う翼
「大天使達がたっくさん! 我が物顔で羽ばたいて、見ているだけで面白いくらい……お腹が立つわ」
『名もなき公園』の仲間達と共に虎ノ門へとやってきたイーディス・レヴェリー(色褪せた翼・g00391)は、想像を上回る数のクリアホワイト達の数に思わず目を回しかけたが、気を取り直して巨大な鋏『空裁つ黄昏(クレプスキュール)』を構えた。
「織られた空を、此処で裁つ」
そしてその鋏を、思いっきり中空で振るう。この鋏が断つのは敵ではなく、空間そのものだ。果たして空中に一対の裂け目が生じ、イーディスは敵を攪乱するように自らその裂け目へと身を躍らせ、姿を消す。
その様子を、魔力の翼を広げたルミ・アージェント(全力乙女・g01968)は、遙か上空で観察していた。
「イーディスが設置したゲートは注意して見て繋がりを確認しておかないとね」
イーディスが切り裂いた一対の空間の裂け目はお互いに繋がっており、移動にも回避にも敵の誘導にも利用できるのだ。
「さあ、それじゃまずは1発! ドーンと決めて次に繋げよう!」
ゲートの位置や敵の布陣状況を把握したルミは、自身の周囲に魔力によって短刀『公園丸・影打』を複製したものを生み出していった。公園丸は名もなき公園で仲間達と共に作った思い出の品だ。公園の仲間達と共に戦う今回の戦いに、これほどふさわしい武器はないだろう。
「数が多いし、こっちも手数を増やさないと! 対応しきれない程の数で一気に攻めるんだよ!」
眼下には、裂け目を利用して空間移動をしながら戦っているイーディスや、先陣を切って斬り込んでいった白露ら剣士達の姿が見える。彼らをサポートすべく、ルミは公園丸・影打を巧みに飛ばして援護していった。
「漁夫の利狙いとは、天使の世界も世知辛いね。とはいえ、それを許してやる義理はないな」
同じく空中から戦場を見下ろしていたのは、サイボーグの航空突撃兵である桜木・満(桜花剣風・g00771)だった。空中戦の専門家である満はフライトデバイスを巧みに操り、地上で戦う仲間達の頭上を守るように立ち回り、クリアホワイト達自身やその召喚した剣を迎撃していった。
「何度もこの時代で戦って、少しは慣れてきたよ。怖くないわけじゃないけど、それ以上に取り戻したい気持ちに溢れているわ。どうしてなのかは今のわたしにはちょっと解らないけれどね」
もう一人、空中で天使達と仲間達の戦いを一望している者がいた。パラドクス【爛れた輪舞】によって生み出した蝙蝠達を周囲に侍らせたサキュバスのネリリ・ラヴラン(★クソザコちゃーむ★・g04086)だ。
上空にも敵がいることに気付いたクリアホワイト達は、ある者は聖なる光で創られた浮遊する剣を召喚し、またある者は自ら空中に飛び上がると翼から光弾を放ち、ディアボロス達を撃ち落とさんとする。
「ルミおねーさんを狙わせたりしないわ」
天使達の前面に飛び出したイーディスが鋏を振るえば、空中に出来た裂け目が光弾を飲み込み、天使の背後に出現したもう一つの裂け目から吐き出した。自身の放った光弾を自ら受ける形になったクリアホワイトが、声一つ漏らさず地面へと墜落していく。
「ありがと、イーディス!」
ルミは眼下に礼を言うと、先程イーディスが生み出した裂け目へと公園丸・影打を突入させた。裂け目に飲まれた公園丸は対になるもう一つの裂け目から飛び出し、その先にいたクリアホワイト達に不意打ちを浴びせていった。
「仲間の援護が最優先! あたしに向かってくるやつはその次!」
戦場全体を見渡して、前衛で戦う仲間だけでなく、後衛として狙撃やサポートを行う仲間達の援護としても公園丸・影打を飛ばしていくルミ。
一方ネリリは飛んでくる剣や光弾をまるで空中でダンスをするかのように飛び回って避けると、天使達の中でも浄化の歌を歌い続ける者へと狙いを定め、蝙蝠達を突撃させていった。蝙蝠達は歌う天使達の傍に至ると突然爆発を起こし、クリアホワイトにダメージを与えていく。
「声だけは避けるのも守るのも難しいからね」
ネリリはすぐさま呪文を唱え、新たな蝙蝠を生み出すと、手を休めることなく別の歌うクリアホワイトへと蝙蝠を飛ばしていった。
「電光影裏に春風を断つ。その隙、貰ったぞ!」
そして満は、クリアホワイト達が祈りを捧げている間は無防備状態になることを見逃さなかった。フライトデバイスで一気に加速をかけて天使に急接近すると、
「祈る時間はやらねぇよ、真っ二つだ」
擦れ違いざまに抜き打ちの斬撃で天使の身体を真一文字に切り裂いていく。
「俺たちが――俺たちの時代の人間が築いた未来を、こんな戦争の歴史に巻き込みやがって。取り戻させてもらうぜ、子供が戦わずに済む未来をな」
満は迫り来た光の剣をフライトデバイスの加速で振り切ると、宣言するようにそう言い放ち、再び電光石火の早業で空中から天使達へと斬り込んでいったのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV3が発生!
【アイテムポケット】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
【ガードアップ】LV2が発生!
【先行率アップ】がLV2になった!
アルラトゥ・クリム
【公園】で連携
アドリブ&絡み連携OK
「何かひたすら陰気だね…正直あんまり関わりたくないけど…!」
そっちが歌で攻めてくるなら、こっちも歌で対抗
「互いのソウルを賭けて…さあ、ショーダウンだ!」
サウンドユニットを装着、最大稼動
演奏も歌声も魔力も、フルパワーで叩き付ける!
ついでに歌自身が、仲間の鼓舞になれば幸いって事で
(IS:荒廃地(GE Ver.))
ある程度の数、敵を撃滅できたら。逆撃を受ける前に撤退
予め決めておいた撤退の合図の歌を演奏して、皆に撤収を伝えます
思う所ありそうな五月姫さんに
「アレってあくまで、あの人達にとっての『浄化』でしょ?
それが五月姫さんの呪いを解く事にるとは思えないかなあ…」
矢木・真輝
【公園】のみんなと。
葵(g01627)との連携がメイン。
なに、あれ、こわい。
今回は、みんなもいるし、アイツ(オーラ)に、任せようかな。
「あ、待っ――行っちゃった……。僕たちも、行くよ」(独り言のように言って)
「穢れた世界に、」
(〈オーラ操作〉で、纏う雰囲気が変化)
「破壊の闇を。ってなァ。てめぇらの浄化なんざ、俺の呪いで沈めてやらぁ!」
チビ猫(葵)がへったくそな歌で気を引いてる間に、俺は適当に暴れるぜ。
【公園】には遠距離攻撃を使う奴もいたはずだ。取りこぼしはそいつらに任せる。光弾は止める
「おい、ボケっとしてんな、帰るぞ!」
葵を掻っ攫うように担いで【飛翔】やらを使って撤退だ。
「ッこら、暴れんな!」
姫乃・葵
【公園】のみんなと
まきおにーちゃん(g04665)と!
むずかしいお話よくわかんないけど
おにーちゃんのお手伝いする!
お歌にはお歌でしょーぶだー!
戦場に見合わぬ無邪気な笑顔で【誘惑】しながら
指定パラドクスで【歌唱】しつつちょこまか動き回り
可愛さの【精神攻撃】でおねーさん達の気を引いて隙を作るの
シロにも二手に分かれて逃げてもらったら
もっとぶん…ぶんさん?できるかなぁ
いっぱい頑張って、後で褒めてもらうんだ
お歌楽しんでもらえないと寂しくって
ちょっとしょぼんとしちゃう
けどまきおにーちゃんに回収されたら楽しくなって
わーたかーい、はやーい!(きゃっきゃ
●歌には歌を
「なに、あれ、こわい」
ひたすらに祈りを捧げ続ける大天使クリアホワイト達の姿を、矢木・真輝(風を奏でる放浪者・g04665)はドン引きした様子で眺めていた。
「今回は、みんなもいるし、アイツに、任せようかな……」
真輝の言うアイツとは、『名もなき公園』の仲間達のことではなく、自身に潜む獣の力のことだ。
「むずかしいお話よくわかんないけど、おにーちゃんのお手伝いする! お歌にはお歌でしょーぶだー!」
だがそれを自分のことと勘違いしたのか、姫乃・葵(青の純真・g01627)が脳天気にクリアホワイト達に向かって飛び出していってしまう。
「あ、待っ――行っちゃった……」
真輝の制止は、残念ながら葵には届かなかったようだ。
「あたらしいおうたおぼえたの! 聞いて聞いてー♪」
葵はしたったらずな声で無邪気に陽気な歌を歌いながら、浄化の歌を歌うクリアホワイト達の間をちょこまかと動き回った。加えて、葵の連れているスフィンクスのシロまで同じように駆け回るものだから、天使達からすればウザいことこの上ないだろう。
「何かひたすら陰気な連中だね……正直あんまり関わりたくないけど……!」
真輝や葵とは別の方向から合流したアルラトゥ・クリム(現代の魔法使い・g05088)も、クリアホワイト達の狂信的な姿に引き気味だったが、元気に歌いながら駆け回る葵の姿を見て何かしらインスピレーションを得たようだった。
「歌には歌で対抗か。私もやってみようかな。互いのソウルを賭けて……さあ、ショーダウンだ!」
アルラトゥは音響装置型魔導システム『マギウスサウンドユニット』を装着すると、最大出力で稼働させた。
「演奏も歌声も魔力も、フルパワーで叩き付ける!」
歌声に乗せた情報ウイルスでクリアホワイト達の思考や精神を破壊しつつ、同時に仲間達を鼓舞するという難しい行為を、しかしアルラトゥは見事やり遂げてみせる。
「仕方ない……僕たちも、行くよ」
葵とアルラトゥの歌声に背中を押されるように、真輝が自らの内に潜む獣にそう声を掛けると、
「穢れた世界に、」
真輝の纏う雰囲気が、まるで別人のようにガラリと変化した。
「破壊の闇を。ってなァ。てめぇらの浄化なんざ、俺の呪いで沈めてやらぁ!」
内なる獣の具現化した鋭い爪に呪詛を乗せて、真輝は傍若無人なまでにクリアホワイト達を蹂躙していく。
自由気ままに歌いながら駆け回る葵と、まるで猫又のように暴れ狂う真輝の二人に、クリアホワイト達はペースを崩され振り回されていった。さらにアルラトゥの歌声が、自らの仕える大天使カマエルへの信仰心に満たされていたクリアホワイト達の心を、少しずつ蝕んでいく。
「いっぱい頑張って、後で褒めてもらうんだ!」
そんな中、天真爛漫に歌い続ける葵には、戦意を喪失させるクリアホワイト達の歌も効果が薄いようだ。そもそも最初から、戦意というものがあるかどうかも分からないけれど。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【プラチナチケット】LV2が発生!
【腐食】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV3が発生!
瀧夜盛・五月姫
姫は後衛。
前を攻める、【公園】の、みんなを。そして、銃撃をする、ゆうきさんの背中、護る、《ディフェンス》する、よ。
地獄の炎、【召喚】して、蛇のように、操る。
隙をついて、皆を襲うクロノヴェーダ、焼き払い、【薙ぎ払い】つくそう。
姫を直接、襲いくる、クロノヴェーダの剣撃は、薙刀で受け止め、やはり焼き尽くす。
……その清浄の剣。姫の呪い、払うことできるのでは、淡く思う、よ。
でもだめ、ここはダメ。絶対に抜かせないし、させてあげない。
さあ、“姫たち”を、取り戻すための初めての戦い《ファーストアタック》。まずはここを、切り開く、よ。
松中・誠
【公園】
戦争の前段階…ちょっとはがんばるんだぜぃ。
連携して攻撃するんだぜぃ。小さいおっさんが。
仲間の攻撃を補助したり、補助したり、相手の攻撃を妨害させたりするんだぜぃ。
おっさんがんばれ!俺っちは…おっさんを追加で召喚しておくんだぜぃ。
遠くにいるならおっさんを投げて何とかするんだぜぃ。
おっさんゴー!
…後衛に居る仲間はディフェンスの対象なんだぜぃ。
怪我をしないのは無理だけど、怪我を少なくする努力はするつもりなんだぜぃ。
連携アドリブ歓迎
長内・ゆうき
【公園】のみんなと協力して戦う
絡み連携アドリブ歓迎
【心情】
初めての戦争ね、手が震えるけど、仲間を、友達を助けなきゃ。
数の暴力……ある意味一番相性の悪い敵だわ。広範囲攻撃はないし、囲まれたらわたしじゃどうしようもない。
守られるだけじゃダメ……最近会得したこのライフルで貢献しなきゃ。
【戦法】
トループス級といえ、前線で戦えるような能力もないので、パラドクスを用いながら遠距離からの狙撃に徹する。
仲間を狙う敵、弱ってる敵を優先に狙い
飛んでいるので翼を撃ったり、召喚した浮遊剣を撃ち落としたり、やれる仕事をやる。
台詞例
「冷静に……守られるんじゃない、わたしが守るんだ…!」
「みんな、誰も怪我しちゃダメよ!」
●後方からの一撃
「初めての戦争ね、手が震えるけど、仲間を、友達を助けなきゃ」
大天使クリアホワイト達が布陣している虎ノ門ヒルズを臨むビルの屋上で、長内・ゆうき(幼馴染系ヒロイン・g01491)は『対物対人両用狙撃銃』を構えていた。そのスコープの先に映るのは、布陣する数多の天使の姿。そして、彼らと今まさに戦いを繰り広げている『名もなき公園』の仲間達の姿だった。
「数の暴力……ある意味一番相性の悪い敵だわ。広範囲攻撃はないし、囲まれたらわたしじゃどうしようもない」
思わず弱音を漏らすゆうきに、
「だいじょうぶ。銃撃をする、ゆうきさんの背中、姫が、護る、よ」
護衛に付いていた瀧夜盛・五月姫(無自覚な復讐鬼・g00544)が安心させるように薄く微笑んだ。
「そうだぜぃ。ここは俺達に任せるんだぜぃ。戦争の前段階……ちょっとは俺もがんばるんだぜぃ」
同じく守りを固めるドラゴニアンの松中・誠(ヤンキードラゴニアン・g03037)も、竜の顔に笑みを浮かべてみせる。
「二人ともありがとう。でも、守られるだけじゃダメ……最近会得したこのライフルで貢献しなきゃ」
覚悟を決めたようにそう口にすると、ゆうきは再びスコープを覗き込んだ。
「そんじゃあ連携して攻撃するんだぜぃ……小さいおっさんが。ヘルプミーおっさん!」
誠がそう叫ぶと、その頭部にいつの間にか、文字通り小さな髭面のおっさんが姿を現していた。
「そんじゃおっさん、がんばれ!」
誠は頭上のおっさんをムンズと鷲掴みにすると、全力で前方へとぶん投げた。小さなおっさんが、空を裂くように飛んでいく。
見た目に寄らず、おっさんは小さいながら有能だ。前線に降り立てば、仲間の攻撃を補助したり天使の攻撃を妨害したり、いろいろと活躍してくれることだろう。
「姫も、戦う、よ。地獄のような、怨火に、焦がされて」
そう口にした五月姫の身体から呪詛にまみれた地獄の業火が噴き上がった。その業火は蛇のように形を変え、小さなおっさんを追うように前線へと突き進んでいき、仲間達と戦う天使達に絡みつき焼き払っていく。
「冷静に……守られるんじゃない、わたしが守るんだ……!」
そんな様子を全てスコープ越しに見ていたゆうきが、遂に引き金を引いた。放たれた弾丸が、小さなおっさんのタックルを受けてよろけたクリアホワイトの額を、寸分の狂いもなく撃ち貫く。
だがその銃撃で、クリアホワイト達もゆうき達後衛の存在に気付いた。天使の召喚した光の剣と翼から放たれた光弾が、距離の離れたこのビルの屋上へも迫り来る。
「おっと、やらせないんだぜぃ。怪我をしないのは無理だけど、怪我を少なくする努力はするつもりなんだぜぃ」
次々と小さなおっさんを呼び出しては投じていた誠が『バールだったもの』を振り回して飛んでくる光の剣を払いのけ、
「だめ、ここはダメ。絶対に抜かせないし、させてあげない」
五月姫は薙刀で光弾を薙ぎ払い、地獄の炎で光の剣を焼き払っていった。
「だるまさんが……転んだ」
仲間達が守りを固めている間に、ゆうきが引き金を引いた。遊戯を極限までに昇華させたゆうきの狙撃術は、実はあえて敵に居場所がばれている方が、集中力と攻撃性が上昇する。続けざまにライフルの引き金が引かれる度に、クリアホワイトが一体、また一体と、着実に絶命していったのだった。
●撤退
戦況は、『名もなき公園』の仲間達の優位に見えた。だが、未だに数はクリアホワイト達の方が遙かに多い。
「これは、有利な状況の内に撤退した方がいいわよね」
アルラトゥは装着した『マギウスサウンドユニット』を操作して、戦場中に響く音楽を鳴り響かせた。それは、撤退を告げる合図だ。
「引き際か。余裕がある内に撤退というのは悪くないな」
満がさっそくフライトデバイスのブースターから火を噴かせ、後退を開始する。
「ルミおねーさん、この裂け目を浸かって」
イーディスは大鋏『空裁つ黄昏』を使って空間に撤退用の裂け目を作ると、空中戦を繰り広げていたルミにも撤退を促した。
「おい、ボケっとしてんな、帰るぞ!」
真輝は未だに戦場を駆け回って歌っている葵を掻っ攫うように担いで、空中へと身を舞わせた。自分の歌をクリアホワイト達に楽しんでもらうことが出来ずしょぼんとした様子の葵だったが、真輝に抱きかかえられたことですぐに楽しくなってきたようだ。
「わーたかーい、はやーい!」
子供のようにキャッキャとはしゃぐ葵に、
「ッこら、暴れんな!」
真輝は葵を落とさないように慌てて抱く腕に力を入れ直す。
「みんな、誰も怪我しちゃダメよ! 家に帰るまでがファーストアタックなんだからね」
ゆうきも構えていた狙撃銃を肩に担ぎ、周囲にそう呼びかけながら素早く撤退を開始した。
だがそんな中、未練があるように戦場へと眼を向けていたのは五月姫だ。
「……その清浄の剣。姫の呪い、払うことできるのでは、淡く思う、よ」
誰にともなくそう呟く五月姫。そんな彼女を我に返らせたのは、空を飛んで後退してきたアルラトゥだった。
「アレってあくまで、あの人達にとっての『浄化』でしょ? それが五月姫さんの呪いを解く事になるとは思えないかなあ……」
アルラトゥの言葉に、五月姫も迷いを吹っ切ったかのように撤退を始める。
「“姫たち”を、取り戻すための初めての戦い《ファーストアタック》。まずはここを、切り開いて、無事帰る、よ」
こうして『名もなき公園』の仲間達は、与えられた役割を十全にこなして、一人も欠けることなく帰路へと付いたのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【熱波の支配者】がLV2になった!
【ハウスキーパー】LV1が発生!
【完全視界】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】がLV2になった!
【能力値アップ】がLV3になった!