リプレイ
ナイナ・ヴィラネスティズム
POW
同選択肢の他者との協力可
「あの生贄砲台、まだ残っていらっしゃったのですわね。エルフの皆様が協力してくれるようになった恩義に報いるといたしましょう」
事前準備として毒の胞子を吸い込まない対策として口元を覆うマスク着用
光学迷彩展開で隠密行動を重視し、敵との接触・交戦を避けながら連絡路を移動していく
敵に感づかれる危険性が見えたらマジックグレネードを陽動目的で投擲し敵の注意を逸らせるよう善処
囚われたエルフを見つけたらまずは手当て
他に囚われたエルフがいないかを尋ね、得られた情報は他者と共有
連れ出す際は敵に見つからないもしくは避けられそうなルートを選んで進み、安全圏へ離脱できるまで護衛する
宇佐美・アリス
胞子対策にマスク着用
マントに草や枝等の迷彩を施して羽織って、身を隠しながら、戦闘を避けて移動をするわ
ビーストの相手をしてる人達に敵の注意が向いている様なら、締めたものね
【過去視の道案内】で補給基地の場所を探れるわ
解放後は、負傷者の手当をしつつ、動けるエルフの人数を確認ね
少人数もしくは明らかにビーストと戦ってる人の方に敵が向かう、かつ、無事なエルフ達で負傷者を運べるなら、彼らを護衛しつつ安全な所まで撤退
大人数、または負傷者が多ければ、物資(OPの椰子の実など)に隠れてもらい周囲を護衛しましょ
手当の間にこの場所に敵が来る頻度なども確認
死者の埋葬は、申し訳ないけど、安全がある程度確認できてから
王・天花
(サポート)
『皆が愛した国は、歴史は、私達が取り戻します……!』
人間の無双武人×破軍拳士、16歳の女です。
普段の口調は「礼儀正しい(私、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?)」、独り言は「凛々しい(私、~さん、だ、だな、だろう、なのか?)」です。
パラドクスは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他のディアボロスに迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
●生贄砲台の後始末
「あの生贄砲台、まだ残っていらっしゃったのですわね……」
発見した砲台陣地からの連絡路を進むナイナ・ヴィラネスティズム(凱閃令嬢・g00383)は、その様相にマスクで隠した顔立ちをきつく歪めた。
陣地の奥に隠された連絡路がこれほど大規模で、また重要拠点まで繋がっていたとは!
「ごめんなさい、また少し遅くなるわ。仲間たちを助けたら必ず戻るから」
形を失くしつつある生贄砲の犠牲者に黙とうし、同じくマスクを装備する宇佐美・アリス(兎に非ず・g01948)は『リピートベイン』に『過去視の道案内』の道案内を頼む。
流れ込んでくる色のついた空気が教えている。まだフローラリアたちの要塞は健在だと。
「護衛は特にいないようですね……今のうちに」
「えぇ。エルフの皆様が協力してくれるようになった恩義に報いるといたしましょう」
後方の警戒を青龍偃月刀を手にした王・天花(人間の無双武人・g03356)に頼み、ナイナたちは『光学迷彩』を頼りに道案内の影を追う。
残っているヴァインビーストたちは仲間たちが抑えに向かってくれたはずだ。
「また道が分かれているようですけれど……」
「大丈夫、影が導いてくれる……こっちよ」
連絡路の分岐はそう複雑ではないが、さながら樹木の幹のように多数の支道が伸びている。
おそらく主道が拠点への道なのだろう。
天花の確認にアリスは影の行く先を指さしながら、マスクの下で『Last kiss』を塗った唇に舌を這わせていた。
「本当に……『弾薬庫』と言う他ありませんわ」
導かれた目的地を前に、ナイナは思わずと吐き捨てていた。
ヴァインビーストたちが動かす並べられた巨大な椰子の実。これは椰子の実を模した『薬莢』であり、スタペリアケージの生贄砲にエルフのディアボロスという『弾薬』装填するためのもの。
だいぶ空きの目立つ部屋は既に相当使われた跡という事か、それともこれから埋まるのか……。
「どうしましょうか? 数は少ないですが、この場で戦えばエルフたちを巻き込むかも」
「お引き取り願いましょう。まぁお任せくださいな……その隙に」
オーラを抑える天花にナイナは二つ返事で言うと通路を戻り、『マジックグレネード』をアンダースローでほおり投げる。
数秒おいて爆発。
「ミッ!?」
「いってらっしゃい……さぁて、片付けましょうか」
ビクリと震えたヴァインビーストたちが飛び出していく様を見送りつつ、アリスは『フェアリーソード』を椰子の実へと走らせる。
「あぁもう、こういう時とか困るのよね……!」
「は、は……」
硬そうな殻はあっけなく割れ、漏れ出す粘り気のある果肉。
地肌の多い『バニーアーマー』の露出に文句をつけるアリスに、天花も『漢服』の袖をまくって腕をねじ込んでいく。
「怪我は大丈夫?」
「え? あぁ、はい……私たち、助けられたのですか」
「えぇ……といいたいけど、まだ途中。ナイナさん、何か着るものはない?」
引っ張り出されるエルフの少年、少女たち。
そのあられもない姿に、天花とアリスは衣服を貸してやりつつ、その手を引いて来た道を急ぐ。
振り返ればヴァインビーストたちとディアボロスの仲間の戦いの音も遠く聞こえだしていた。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【光学迷彩】LV1が発生!
【過去視の道案内】LV1が発生!
【士気高揚】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
赤上・イズル
■アドリブ・絡み歓迎
まだ救出の必要なエルフ達がいるのですね。
ドラゴン達が再び活発な動きを見せる前に助け出さねば…
急ぎましょう、マリコさん
モーラットのマリコさんに声をかけ救出へ向かう
まずは…徘徊しているヴァインビーストらをなんとかしましょうか
救出作業中に妨害されてもなんですので一掃します
まずは霧で不明瞭な視界を確保する為にパラドクス【白夜】の効果【完全視界】を発動させる
敵の咆哮には【勇気】を持って怯まず
そのまま一気に間合いを詰め2体同時に【白夜】にて切りつける
敵が噴出させるガスには噴出時のわずなかな動きに注視しガスを浴びぬように回避を試みる
磯富良・曹以
キノコがたくさん生えてるってことは、要塞の方はジメジメしてるのかな?
湿っぽいのは別にいいけど、ヌルッとしてたらやだなぁ。
まずはヴァインビーストを倒して、道を空けておいた方がいいよね。
敵の蔓に捕まらないように【一撃離脱】を心がけ、【黒金叢濃】で攻撃するよ。
もし砲弾を担いでるなら、上からの接近には気付きにくいんじゃないかな?
【飛翔】しても木とかで要塞からの監視を遮れるなら、上から【不意打ち】すればもっと上手くいくかも。
胞子の霧は、連絡区間ならあまり濃くはないと思いたいけど……。
多少なら「神通力」で体内を【浄化】して耐えられるはず。
対策はあるけどまだ温存、濃い方には必要なく近付かないようにするよ。
スラヴァ・カーン
後の拠点攻略の為にも、奴らは始末しておいた方が良いだろう。
他に戦闘に参加している者がいるようだな、戦力的には大丈夫かもしれないが…確実を期すために俺も参加させてもらう。
俺は戦闘音などに気を取られている奴がいれば上空から竜翼翔破で急襲し確実に仕留めて行こう。
少々卑怯な手ではあるがドラゴン共の動きもある、今は速さと確実さを優先させるべきだろう。
相手の反撃は【飛翔】で上空へ飛び回避を試みる。
上手く行けばパラドクスの効果で皆も【飛翔】が使用可能になる、拠点攻略にも役立ってくれるだろう。
●後顧の憂いを切り裂いて
「なんだかジメジメしてきたね……湿っぽいのは別にいいけど、ヌルッとしてたらやだなぁ」
キノコがたくさん生えてるってことはそういうことなのだろう。
拠点に向かう連絡路に磯富良・曹以(霖雨蒼生・g01054)は眉をひそめた時だ、小さな爆発音と共にヴァインビーストとナイナの声が横合いを飛び出してきたのは
「捕まったエルフたちを見つけましたわ! お手数ですが、ここはお願いいたします」
「まだ救出の必要なエルフ達がいるのですね。わかりました、ドラゴン達が再び活発な動きを見せる前に助け出さねば……いきましょう、マリコさん」
モーラット・コミュ『マリコさん』に呼びかけ、赤上・イズル(陽炎の刃・g04960)はすらりと『陽炎一文字』を抜き放つ。
「ミィィィーッ!」
「九字切流・白夜!」
甲高い鳴き声と共にヴァインビーストが吹き出す毒ガスごと、『白夜』の一閃がヴァインビーストの群れを切り開く。
皮膚を焼き視界を歪める腐食ガスも御仏の加護がもたらす『完全視界』を邪魔する事は出来ない。
「このガス、逃すとエルフたちが危険だな……後の拠点攻略の為にも始末しておいた方がいいだろう」
「そうだね。彼らは砲弾の輸送部隊のようだし、被害を減らすためにもっ」
縛り上げてくる蔦ごとヴァインビーストを引きずり、曹以はスラヴァ・カーン(ドラゴニアンの撃竜騎士・g05580)と左右に飛んだ。
連絡路は生贄を運ぶための都合か相応に高さがある。
そこをつき、二人は上空を攻めた。
「少々卑怯な手ではあるが、今は速さと確実さを優先する!」
広げる翼にスラヴァの心で人であった頃、領主であった頃の誇りがチクリ心を刺すが、仇敵たるドラゴンも迫る現状がそれを上回った。
赤髪をたなびかせ、ドラゴニアンの撃竜騎士は『竜翼翔破』の一撃を決める。
竜翼の羽ばたきがヴァインビーストの『デッドリーハウリング』ガスを吹き飛ばした瞬間、曹以は短い落下を全速で駆けた。
「ミ、ミィ!」
「こういうのはビビったら負け! いくよ!」
ガスを払われたヴァインビーストが慌てて網のように投げかける束縛の蔦を『黒叢雨』が切り裂いていく。
そして反動で転回。超低空の水平飛行に移った曹以はすれ違いざま、逆手の『金叢草』を振るい、鋭角軌道で旋回した。
描かれる一撃離脱の『黒金叢濃』の軌道。
二刀の短剣の残像に裂かれた大気が戻っても、切り裂かれたヴァインビーストたちの身が戻ることはない。
「救出班は……無事に脱出できたようですね。後はっ」
わずかに逃れたものたちへ、再びイズルの『白夜』。陽炎の赤に尾を引かせた刀が鞘に戻れば、両断されたフローラリアの眷族は動きを止めていた。
「これで、全部かな」
「うむ。ドラゴンどもの動きも気になる。急ぐとしよう」
深水色の目を瞬かせ、曹以はガスの脅威が消えた事を確認する。
このあたりはまだ防衛要塞のキノコがない事もあり、毒胞子もそこまではないようだ。
念入りにと羽ばたき、あたりの空気を入れ替えるスラヴァ。三人が進んでいく連絡路の先には、茸の要塞がその姿を現しつつあった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【完全視界】LV1が発生!
【飛翔】LV2が発生!
効果2【フィニッシュ】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!
赤上・イズル
■アドリブ絡み歓迎
なるほど、俺もマスクをしてみますか
と皆のマスクを見て…と言っても用意はないのでポケットにあったハンカチをマスク変わりに
とはいえ毒霧の中、あまり長期戦は避けたい所ですね
早めに片づけましょう
そう言いつつ【飛翔】で飛び足場の問題を、
【完全視界】で視界不良の解決しつつ【空中戦】と【戦闘知識】を生かして戦闘を開始する
我が神速の剣技、受けてください…!
【飛翔】のままパラドクス【神速】を発動させ
【神速反応】で得た速度のままマイコニドの群れに突っ込み斬りかかる
【残像】を残しつつ敵を翻弄させる
磯富良・曹以
救出の方もうまくいったみたいでよかった……!
後はあの樹にいるヤツらをやっつけるだけかな。
とりあえず行けるところまで要塞に接近。
さすがに濃くなってきた……これ以上はキツそうかも。
私は胞子の霧対策を主軸に、サポート中心の行動をするよ。
【水盡天降】を集束させずに使うことで、要塞の周囲一帯に横殴りの豪雨を降らせて、飛んでる胞子を地面に落としてやる!
効果は要塞になってる樹の高さとか枝の張り方によると思うけど、最悪でもいくらかは薄められるんじゃないかな。
敵の攻撃と足場の悪さは、【飛翔】すればそれほど怖くはないはず。
効果の有無を問わず胞子対策の結果が見えてきたら、空中から接近して短刀の【斬撃】で援護するよ。
スラヴァ・カーン
よし、救出は上手く行ってくれたみたいだな。
ならば後は攻め入るのみだ!
要塞の毒胞子は【飛翔】で上空を取る事で対処しよう、反撃のパラドクスも空中にいれば地上にいるとき程脅威にはならないだろが、警戒をするに越した事はないだろう。
攻撃にはアイスエイジブリザードを使う、貴様ら植物にはこの冷気は堪えるだろう。せいぜい眠っておけ、永久にな。
余裕があれば足場を破壊、ないし斬り落とすなどして叩き落としてやるのもありかもすれないな。
だがこの辺りは他の味方次第だな、臨機応変に対応していきたい所だ。
●茸の要塞に挑め
「救出の方もうまくいったみたいでよかった……!」
後はこの防衛要塞を突破するだけ。姿を現したフローラリアの防衛要塞を見上げ、磯富良・曹以(霖雨蒼生・g01054)は息苦しさを増す空気に気を引き締める。
「南南西、敵性体を確認」
「敵性体を確認。防御胞子、戦闘濃度散布」
樹上から見下ろすマイコニドたちが反応を開始したのも時を同じく。
「なるほど、俺もマスクをしてみますか……!」
一気に濃さを増す毒胞子の霧に、赤上・イズル(陽炎の刃・g04960)もハンカチで口元を覆い簡易マスクを着用する。隙間だらけではあるがないよりはマシだ。
「視界は問題ないといえ……っく」
「気をつけろ! どうも、精神まで作用するらしい……っ」
『飛翔』しようとした体がぐらりとふらつき、激突しかけたスラヴァ・カーン(ドラゴニアンの撃竜騎士・g05580)が警告する。
口鼻以外、あらゆるところから『ポイゾナススポア』の毒はイズルを侵しつつあった。
「この、足元のキノコもなのか……」
更に胞子は毒であると同時、新たなキノコを生み出す『種』でもある。
気付けば周囲を埋め尽くすほど生えた『キノコ包囲網』に曹以も慌てて飛び上がる。
だが問題は飛翔の高度だ。今の残留効果で飛び上がれる距離は100メートルほど、これだけで一気に中枢へと辿り着くことはできない。
「上の胞子も、濃くなってきた……何とか薄めないと」
曹以は懐から取り出した『黒豆』の種に霊力を込め、大きく投げる。
「神様、力を貸して」
投げ上げられた豆は空に爆ぜ、代わりに降り注ぐのは雷、嵐。
宿る龍の権能は豆を媒介に『水盡天降』を実らせ、雷雨の種となったのだ。
「霧が薄れてきてますよ……スラヴァさん!」
「そうか……キノコは湿気を好むが、湿度を帯びた胞子は発芽のため落ちるしかない!」
クロノヴェーダであるフローラリアのキノコも、その性質は自然と近しいらしい。
イズルと共に快哉を上げたスラヴァは、即座に次の策で応じた。
「貴様ら植物にはこの冷気は堪えるだろう。せいぜい眠っておけ、永久にな」
「気温低下、急速低下、低下、低下……」
羽ばたく翼が雨を雪へと変えていく。スラヴァの放つ『アイスエイジブリザード』にマイコニドたちが無機質な声を凍り付かせ、地へと落として封じていく。
胞子が地に落ちたなら、後は繁殖できないよう止めてしまえばいいだけだ。
「ありがとう! 今のうちに、イズルくん!」
「戻らせはしません、九字切流・神速!」
曹以突然の寒気に震えるモーラット『マリコさん』を『黒スーツ』の懐にしまい、イズルが飛び降りる。
風雨に凍えながらもなお胞子をちらさんと傘を広げるマイコニドの頭を『神速』で切り飛ばし、返す刀で足場のキノコも両断。
百メートルまでなら飛べるのだ、低層の足場を残しておく意味もない。
「きゅ、きゅーっ」
「少しの辛抱です、早めに片づけましょう」
ぷるぷると体を揺するマリコさんをひと撫でし、跳躍。
上空より降り注ぐポイゾナススポアの毒煙が降り注ぐが、そこにあるのは既に残像。足場を占拠するマイコニドが見たのは突き刺さる『小夜時雨』の切っ先だった。
「敵性体進出、出……」
「残念だったな、こちらだ」
なおも敵を探すマイコニドへと叩きつけられるスラヴァの『ソード・オブ・カーン』。雪に覆われた地上へと落ちていくクロノヴェーダを一瞥し、二人は確保したキノコの足場を踏みしめた。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【神速反応】LV1が発生!
【水源】LV1が発生!
【使い魔使役】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【反撃アップ】がLV2になった!
【能力値アップ】がLV2になった!
赤上・イズル
■アドリブ・絡み歓迎
このまま残りも一気に倒します…!
(マリコさん、もう少しなので我慢してくださいね)
スーツの中にいるモーラットのマリコさんを気遣いながらも戦闘を続ける
毒が体を回るのも気にせずただ今は一体残ら倒すことのみ自身の体を奮い立てる
【飛翔】【神速反応】の残留効果をそのまま続行し
マイコニドの動きは先ほどの戦いで【記憶術】にて【看破】
敵の攻撃『爆発するキノコ』を難なくと避け肉薄する
【精神集中】させ奥義を発動
九字切流奥義…紅蓮雀!!
パラドクス【紅蓮雀】を放つ
掃討が完了したらパラドクス効果【治癒活性】と【ドレイン】にて失った体力を回復させる
一息つけたらマリコさんをなでなでする
「このまま一気に倒します……!」
「きゅ!」
踏みしめた巨大キノコの固さを感じ取り、赤上・イズル(陽炎の刃・g04960)は懐のモーラット『マリコさん』と声を合わせ跳躍した。
マイコニドと防衛要塞は新たな毒胞子を撒こうとするが、濃度が薄れた今なら『活性治癒』で十分に耐えきれる。
「敵性体接近」
「攻撃開始」
マイコニドたちがバラバラと撒くキノコが手りゅう弾のように炸裂するが、紙一重をイズルは突っ切った。
「正確な連携ですが、それゆえに……っ!」
集中がもたらす『神速反応』の世界でイズルは針の穴を通すように爆発の間隙を突き抜ける。
クロノヴェーダといえど菌類という事か、マイコニドたちの動きは没個性的だ。
その恐るべき連携も一人の動きを記憶しておけば最小のダメージでかいくぐるくらいは問題ない。
「そこだ。九字切流奥義……紅蓮雀!」
飛翔の限界高度を超え、足場のキノコを八艘飛びしながらイズルは『刀ホルスター』から『陽炎一文字』を鞘走らせる。
「敵性体……!」
「きゅぅっ」
燃える。
加速にマリコさんが声を震わせる。
摩利支天の加護を帯びた刀身が炎を迸らせ、羽ばたく火の鳥がマイコニドを一撃両断。
「掃討、完了……!」
ドレインされた力を深呼吸し、最後の一段をイズルは飛んだ。
「ディアボロス……!?」
大きく開けた防衛要塞の樹上。きびきびと指揮を取る、リーフナイトの元へ。
成功🔵🔵🔴
効果1【活性治癒】LV1が発生!
効果2【ドレイン】LV1が発生!
龍統・光明
『その業喰わせて貰う。さぁ、貴様の業を数えろ……』
ドラゴニアンのガジェッティア × レジェンドウィザード
性別:男
口調:俺、呼び捨て、だ、だな、だろう、なのか?
特徴:基本冷静沈着。但しノリは良い。
普段二刀流と蹴術を織り交ぜる戦闘スタイルだが、
AS展開時は一転二丁銃と羽形ブラスターを操り戦う。
基本回避優先で防御の際は左腕を盾代わりに使う
常にクールである事に努めており、他に迷惑をかけない様に心掛けている
例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!(NG:ギャグ・コミカル)
スラヴァ・カーン
さぁ、貴様を守る者はもう誰も居ない…覚悟してもらうぞ、リーフナイト!
敵の攻撃は閃光の如し斬撃か、本来なら俺の剣では不利だろうが…それは普通に打ち合えばの話だ。
重量のある俺の武器は高所から落下するように振るえば、その重量がそのまま速度となる、まぁもっとも切り刻まれたところで止まる様な覚悟でここに立っているわけではないがな!
俺は【飛翔】で相手の頭上へと飛びそのまま落下するように最高速度で突っ込み、重量を生かしてパラドクスを放つ。そうだな、重量を生かすなら突きがいいか?
【飛翔】した際念の為太陽を背にしておこう、これで威力が弱化するとも思はないが、何の対策もしないよりはいいだろう。
リューロボロス・リンドラゴ
助けられたエルフたちには少年少女もいたそうだな。
そうか、貴様らは幼子さえも生贄とするか。
――ならば我の敵である。
我は龍、我こそはドラゴン。
貴様達の知らぬドラゴンの在り方を冥土の土産にするがよい。
足場には残留効果の飛翔と空中戦で対処。
我が翼は伊達ではないのでな。
胞子は我が羽撃きの風で吹き飛ばしてくれようぞ……そうよな、そこにブレスの火炎で粉塵爆発もくれてやろう。
胞子を返されようとも身内の毒は効かぬ油断してるやもだしな、そこを着火してくれるわ。
それでも残るのならオーラで防ごうぞ。
リーフナイトの斬撃は羽撃きによる吹き飛ばしと一撃離脱で間合いを保つことで対処しつつ、我が極大弾を撃ち込もうぞ。
●深緑の騎士との戦い
防衛要塞の中核は大樹の頂点であり、天守閣のように群生した巨大キノコの上に、その騎士は姿を現した。
「お前は話せるようだな、リーフナイト」
「よく辿り着いた。だがここまでだ、ディアボロス」
霊樹槍を構える深緑の騎士、強敵の圧へ息を整えるイズルの傍らには二人の竜が並び立つ。
「さぁ、貴様を守る者はもう誰も居ない……覚悟してもらうぞ、リーフナイト!」
「助けられたエルフたちには少年少女もいたな。貴様らは幼子さえも生贄とするか――ならば我の敵である」
咆哮と共に名乗りを上げるスラヴァ・カーン(ドラゴニアンの撃竜騎士・g05580)、そして竜の翼を広げたリューロボロス・リンドラゴ(ただ一匹の竜・g00654)。
二人の姿はリーフナイトをして宿敵を連想させるものゆえか。鋭く手にした槍が閃いた。
「竜に名を連ねるものか、ディアボロス……!」
「我は龍、我こそはドラゴン。貴様達の知らぬドラゴンの在り方を冥土の土産にするがよい」
太陽の輝きを宿した『ソーラースラッシュ』はレーザービームの如く、リューロボロスもまた翼を身じろがせ最小限に反らす。
角が削れ、頬皮が裂ける。羽ばたく翼が胞子の雲を吹き飛ばす。
「我ら竜の身であり、竜を討つもの!」
かつての屈辱を吠えるスラヴァの手で、『アトラツィオーネ』へと姿を変えた宝剣『ソード・オブ・カーン』がリーフナイトの槍を抑え、切り上げる。
「リューロボロス!」
「任せよ」
重々しく切り裂く『メテオライト』が槍を弾く。
作り出した隙へ、血を滲ませたリューロボロスの腕が開き、極大の力が放たれる。
「万物万象燃え尽きよ。火を吹くは竜である」
広域を殲滅する『赫焉の竜王極大弾』が天守を焼いた。
圧倒的火勢は毒胞子の燃焼速度よりも早く、爆発すら起こさせぬ炎がリーフナイトを焼き払う。
「っ、言うだけの事はある……!」
「ほう、耐えたか。いや……凌いだか」
焼け焦げながらも飛び出すリーフナイトへ、リューロボロスも関心をもって敬意を示す。
深緑の騎士は耐えた。ソーラースラッシュの勢いをもって炎の前に風を巻き込み、こらえて見せた。
「興味深い力だ。ならばその業、喰わせて貰おう」
一筋縄ではいかない相手だが、ならば攻めるのみだ。龍統・光明(千変万化の九頭龍神・g01001)はASユニットを機動させる。
『フェザーブラスト』思考制御式羽型自律砲台を射出し、『絶』二挺銃と共に弾幕を展開。
対するリーフナイトの葉の鎧から放たれる小札の如き葉の刃と激しくぶつかる火花のなか、光明は『コアスラスター』を激しく推力偏向させた。
「さぁ、貴様の業を数えろ……!」
「それが貴様の龍か!」
旋回戦は光明が勝った。
跳躍するリーフナイトが体勢を崩す側面を突き『顕現』する、龍氣を極限圧縮した双頭の龍。
「であれば!」
応じるリーフナイトの反撃は無数の樹。
要塞より飛び出した枝は瞬時に葉を為し、光明の竜を受け止める。
鎧を為すのと同じ、しかし数十倍もの数を為した剃刀よりも鋭い枝葉『リーフスラッシャー』が食らいつく龍氣の顎を切り裂いていく。
「もらった」
「やるな! だが、切ったのはまだ一枚のJOKERだ」
生やした樹木を足場に逆撃を仕掛けるリーフナイト。しかし睨む光明の顔はまだ紅の眼光を失ってはいない。
「燃料を増やしてくれるとは、感謝する」
「なにっ!?」
声と共に差す竜翼の影。
ハッと身をかわすリーフナイトだが、一手遅い。
「改めてしれ、我が吐息は業火と――」
槍を返す暇もなく放たれるリューロボロスの『赫焉の竜王極大弾』
広域殲滅のブレスはリーフナイトの領域をその主ごとに飲み込んだ。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【活性治癒】がLV2になった!
【建造物分解】LV1が発生!
【熱波の支配者】LV1が発生!
効果2【ドレイン】がLV2になった!
【ダメージアップ】がLV2になった!
【ロストエナジー】LV1が発生!
赤上・イズル
■アドリブ・絡み歓迎
ドレインして些か体力を回復したと言っても受けたダメージの蓄積によって昂揚しトランスし始める精神
最後の一段を飛んでそのまま【飛翔】【神速反応】の効果を得てリーフナイトへ突っ込む
突っ込みつつも右腕を【肉体改造】させる
…行くぞ…リーフナイト…!
いつの間にか発動していたパラドクス【トランス<捕食形体>】に完全に捕食形体に変形した刀と右腕
そのままリーフナイトに食らいつく
前の敵を屠る事だけに意識が集中するも自我はコントロール出来ている
先へ行かせて貰う為に…お前を斃す!!
ナイナ・ヴィラネスティズム
SPD
同選択の他者と協力可
「オホホホホ!切り札となるはずだった弾丸役の方々は皆出ていかれましたわ。人質にすらできなくて残念でしたわね!」
託されし願いで救出したエルフ達の様子を見せながら相手の神経を逆撫でするように精神攻撃、相手からの攻撃を誘発を狙う
霊樹の槍には妖精刀で切り払いつつ、反撃には片方の空いた拳と脚技のコンビネーションによるヴィラネストアーツ
こちらから打って出る場合は両手の拳とフェイントを織り交ぜたローキックのコンビネーションによるヴィラネストアーツ
逃がしませんわよ・・・
生贄砲の弾丸にされたエルフ達の怒りをその身で味わいながら果てなさい!
使える効果2は全て使用
宇佐美・アリス
ネメシスモードは服装がよりバニーぽくなる程度の変化
エルフさん達は逃がしたわよ
システマティックに命を使う辺りが植物ぽいけど、ちょっと趣味が悪いわよ
皆との連携を心がけるわ
遠距離からタイミングを見ての投げキッス
敵の攻撃の直前や直後等、攻撃されたら嫌だろうなタイミングを狙えたら最高ね
こちらに注意が向いたら、好都合
不本意ながら「はぁ~い」と姿相応のポーズを取ったり、その中に投げキッスを混ぜてして、煽ってやるわ
私より強い人が沢山いるんだから、こっちに注意が向けばその分、隙が出来るわよね
攻撃は【飛翔】を交えて出来るだけ躱す様にするわ
激しい攻防の中、赤上・イズル(陽炎の刃・g04960)は高揚する精神を必死に制御する。
「行くぞ……リーフナイト……!」
「その姿、貴様……!?」
リューロボロスからの直撃を帯びてなお飛び出す深緑の騎士に、伸ばした腕が『トランス<捕食形体>』へと変型を開始。
それは戦闘の高揚がトランスさせたデーモンイーターとしての本質。
「きゅ……」
「大丈夫だ、コントロールできる」
不安そうなモーラット『マリコさん』の声にやさしく答え、『陽炎一文字』と融合、捕食する顎へと肉体改造された腕をイズルは振り抜く。
乾いた音と共に、切り裂かれるリーフナイトの装甲。
焼け焦げた表面がゴッソリと奪われ、その下で再生し続ける深緑の鎧とフローラリアの肉体が露わとなる。
「それが手品のタネかぁ!」
「フローラリアの再生力、甘く見られては困る!」
叫びをあげ止めを見舞わんとするイズルを襲う、輝く槍の連続突き。
補色形体の牙を為す『小夜時雨』が弾かれ、抉れた肩口から鮮血が吹き上がる。
「なるほど、そういうことでしたの」
更なる追撃に身を固めるイズル。だが迫る必殺の一撃に、背後からも飛び込んでくる閃光があった。
「新手か……!?」
「お待たせいたしまして至極恐縮ですわ。切り札となるはずだった弾丸役の方々のご案内にお時間を取られまして……人質にすらできなくて残念でしたわね!」
硝煙漂う『魔銃【SR45型・エレンスゲ】』を手にオホホホホ! と、嘲笑うナイナ・ヴィラネスティズム(凱閃令嬢・g00383)へ、リーフナイトの存在しない歯がギリと音を立てたのをイズルは聞いた気がした。
「ナイナさん、では……!」
「そういうこと……エルフさん達は逃がしたわよ。システマティックに命を使う辺りが植物ぽいけど、ちょっと趣味が悪いわよ」
イズルの快哉に答えるのは『はぁい』と『投げキッス』をぶつける宇佐美・アリス(兎に非ず・g01948)。
ネメシス形態へと変化した『バニーアーマー』の姿らしい跳躍力で飛び乗ってくるアリスの魔力はフローラリアをもよろめかせ、その力をドレインしていく。
「おのれぇっ!」
それでもすぐ立ち直るパワーはさすがのフローラリアという事か。
突き刺さる『霊樹槍』。だがナイナが差し込んだ『妖精刀【カノー】』が受け流し、そこから絡め足。
「その言葉はお返ししますわ……生贄砲の弾丸にされたエルフ達の怒りをその身で味わいながら果てなさい!」
シンプルがゆえに意表を突く小技によろめくリーフナイト。隙を逃さぬ三連突きが鎧の隙間を撃ち抜いた。
「ごぁっ」
「令嬢制裁! 拳に込めるは怒りの打擲!」
拳と脚技のコンビネーションによる『ヴィラネストアーツ』、アリスの投げキスが再び力を奪い、浮き上がる体。
既にイズルは体勢を立て直し、宙へと飛び上がっていた。
「しまっ」
「……喰らう!」
叩きつけられる捕食形体の腕にリーフナイトの逃げ場はない。
大きく開いた顎が胴を掴み、再生すら許さず食い千切る。
「きゅっきゅっ」
息を荒げるイズルたちを労い、引っ張るように当たりを示すモーラット『マリコさん』
「おー……やったみたいよ」
「えぇ。まずは一つ、勝利ですわ」
アリスが驚き、ナイナがほぅと溜め息をついた空。
気付けば胞子の霧は晴れ、要塞の上には爽やかな晴れ間が広がっていた。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【断末魔動画】LV1が発生!
【託されし願い】LV1が発生!
【植物活性】LV1が発生!
効果2【ドレイン】がLV4になった!
【ダメージアップ】がLV3になった!