リプレイ
カナト・ラウルス
紅花(g03888)と
恋人同士、アドリブ歓迎
空色に桜の柄の浴衣
紅花は和装がやっぱり似合うよね
いつもより大人っぽく見えて…とっても綺麗
偶然だけど紅花と僕とで昼夜のお花見みたいなデザインだね
お揃いみたいで嬉しいな
……桜、帯の青
もしかして、僕をイメージして浴衣を選んでくれてたりって思うのは自惚れかなあ?
お月見しながらお菓子が頂けるなんて最高のシチュエーションだね
僕も食べることは大好きだから食い気は大歓迎
和と洋、どっちにする?
やっぱり慣れ親しんでいるのは洋菓子だけど、結構和菓子も気に入ってるよ
抹茶も最初は苦いって思ったけど、今じゃすっかりハマっちゃって…
せっかくなら紅花のおすすめの和菓子が食べたいなあ
じゃあ洋菓子は僕の好きなタルトやマドレーヌをお勧めしちゃう
それにしても月が綺麗だね
……あ、違う違う
いや違わないけど!
僕はフランス男児だよ
そんな遠回しな表現をわざわざしなくてもね
……紅花、大好きだよ
ずっと一緒にいようね
“ずっと”の意味、分かってるかな?
ふふ、まあいいけど
ちゃんとした言葉はまた追々、ね?
緋薙・紅花
カナト(g00321)さんと一緒に
関係は恋人同士・アドリブ大歓迎
黒地に桜柄の浴衣
ふぅ……着れる浴衣があってよかった!
えへへ……そういってもらえると嬉しいです!
そういうカナトさんだってとっても似合ってますよ!
あー!ほんとですね!
お揃いお揃い♪
……えっと、もしかしなくとも、その通りと言いますかなんといいますか……(照れ)
お月見は食い気
それは日本古来より受け継がれし……すみません、ちょっと嘘言いました
でもお月見の時期って美味しいものがいっぱい♪
わたしのおすすめ和菓子……やっぱり練り切りですかね!
でも最中も美味しいですよ♪
じゃあわたしが和を頼むので
カナトさんは洋でシェアしませんか?
どちらも捨てがたいので!
えっ!(ここで愛の告白!?)
しかもそんな情緒あふれる……あ、違った?
ふふ、そんなに慌てなくても
ほんとに月がきれ……ふぇっ?!(ちょっと油断したらしい・直撃)
あ、えと、はい……わたしも、大好きです!
ずっと一緒に居てくださいね!
え?もちろんわかってますよ?
じゃあ今度は、たくさん想いを重ねましょうね?
●月明かりに重ねて
屋上庭園に飾られた鬼灯の提灯が風に揺れる中、カナト・ラウルス(桜華狂咲・g00321)と緋薙・紅花(サージェナイト・g03888)は用意された席に向かう。
「ふぅ……着れる浴衣があってよかった!」
本日のドレスコードは浴衣、レンタルするのも楽しそうだけれど、折角なので以前に仕立てた黒地に桜が咲く浴衣を着用した紅花が笑う。
「紅花は和装がやっぱり似合うよね」
しっとりとした雰囲気を纏い、提灯の灯りをほんのりと照り返す夜桜のような彼女の姿に、カナトが柔らかな視線を向ける。
「いつもより大人っぽく見えて……とっても綺麗」
「えへへ……そういってもらえると嬉しいです! そういうカナトさんだって、とっても似合ってますよ!」
照れたように紅花がはにかむと、カナトの空色の地に桜が咲いた浴衣を褒めた。
「ありがとう、気に入ってるんだ」
よく見れば半身が縦縞になっていて、なんとも粋な浴衣。足元に洋装を取り入れているのもカナト流のお洒落だ。
「偶然だけど紅花と僕とで昼夜のお花見みたいなデザインだね。お揃いみたいで嬉しいな」
「あー! ほんとですね! お揃いお揃い♪」
昼桜と夜桜、並んで歩けばまるで対のようで、紅花も嬉しそうに頷く。そんな彼女に笑みを返しつつ、ふと気付いたカナトが歩みを止めた。
「カナトさん?」
「……桜、帯の青。もしかして、僕をイメージして浴衣を選んでくれてたりって思うのは自惚れかなあ?」
自分を想う彼女のコーディネイト……だったらいいな、という気持ちをこめてカナトが紅花の瞳を見つめる。
「……えっと、もしかしなくとも、その通りと言いますかなんといいますか……」
ばれちゃいましたか、と照れたように頬に手を当てる彼女に、カナトが瞳を瞬いて。
「すごく嬉しい。ありがとう」
「えへへ、はい……!」
自分の色を纏った紅花の手を引き、緋毛氈がテーブルクロスとして敷かれたテーブルへに到着すると、席に着いた。
「お月見しながらお菓子が頂けるなんて最高のシチュエーションだね」
提供されたメニュー表を眺めつつ、カナトが紅花に笑いかける。
「お月見は食い気、それは日本古来より受け継がれし……すみません、ちょっと嘘言いました」
「嘘なの? でも、僕も食べることは大好きだから食い気は大歓迎だよ」
「嘘でもないかも……? お月見の時期って美味しいものがいっぱいですからね♪」
じゃあ、いっぱい食べようとカナトが言えば、紅花も嬉しそうに頷いた。
「やっぱりこのティースタンドが気になるよね。和と洋、どっちにする?」
「どっちも美味しそうですね」
そうなんだよね、とカナトが真剣な顔で二つのティースタンドを見比べる。
「やっぱり慣れ親しんでいるのは洋菓子だけど、最近じゃ結構和菓子も気に入ってるよ。抹茶も最初は苦いって思ったけど、今じゃすっかりハマっちゃって……」
「甘いものを食べた後に飲むお抹茶って、癖になるんですよね」
「そう、それそれ。癖になる、だね。そうだ、せっかくなら紅花のおすすめの和菓子が食べたいなあ」
いいことを思い付いたと、カナトが紅花へと視線を向けた。
「わたしのおすすめ和菓子……やっぱり練り切りですかね! でも最中も美味しいですよ♪」
「練り切りに最中……美味しそうだね」
和菓子も気になるけれど、洋風のティースタンドにも心惹かれてしまうとカナトが天を仰ぐ。
「ふふ、じゃあわたしが和を頼むので、カナトさんは洋でシェアしませんか?」
「えっ、いいのかい?」
「はい、どちらも捨てがたいので!」
「嬉しいな、じゃあ洋菓子は僕の好きなタルトやマドレーヌをお勧めしちゃう」
和と洋のティースタンドを頼み、届いた重箱風のティースタンドに二人がはしゃぐ。
「どちらも頼んで正解でしたね、ではこの練り切りと最中はカナトさんに」
「ありがとう、このタルトとマドレーヌを紅花に」
月明かりの下で思う存分舌鼓を打ち、カナトが抹茶に手を伸ばす。
「この渋みが最高なんだよね……それにしても――」
抹茶を一口飲み、夜空を見上げたカナトが思わず零す。
「月が綺麗だね」
「えっ!」
その言葉に驚いたのは紅花で、ここで愛の告白を!? と、動きを止めてカナトを見遣る。
「しかもそんな情緒あふれる……」
「え? あ、違う違う! いや違わないけど!」
「あ、違った? あれ? 違わない?」
どっちだろうか、と紅花が首を傾げると、カナトが小さく咳払いをして紅花に向き合う。
「僕はフランス男児だよ? そんな遠回しな表現をわざわざしなくてもね」
日本らしい愛の伝え方は奥ゆかしく、美しいとは思うけれど。
「ふふ、そんなに慌てなくても。ああ、でもほんとに月が――」
綺麗ですね、と続けようとした紅花の言葉はカナトの言葉に遮られた。
「……紅花、大好きだよ」
「ふぇっ!?」
油断していたところに、不意打ちの一撃。その言葉は甘く深く、紅花の心に響き渡って。
「ずっと一緒にいようね」
「あ、えと、はい……わたしも大好きです! ずっと一緒に居てくださいね!」
紅花の返事に、カナトが柔らかく目を細める。
「……『ずっと』の意味、分かってるかな?」
「え? もちろんわかってますよ?」
「ふふ、まあいいけど」
不意打ちは成功したし、紅花の反応はとても可愛らしかったし。この続きは、次の機会にとカナトが微笑む。
「ちゃんとした言葉はまた追々、ね?」
「じゃあ今度は、たくさん想いを重ねましょうね?」
あなたとわたしの、たくさんの想いを言葉にして――。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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【プラチナチケット】LV1が発生!
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【ダメージアップ】LV1が発生!
ア・ンデレ
愛するドラゴンであるリューロボロスさん(g00654)と一緒にティーパーティ!
浴衣2026の浴衣で参加します。
リューロボロスさん、赤い浴衣も似合ってますよ。
とても綺麗です。
小さくて可愛い手も、大きくて透きとおるような瞳も全部全部素敵です。
和菓子と洋菓子が両方用意されているらしいので、当然両方もらいましょう。
シェアなんてしません。
リューロボロスさんの前にも当然のように全種類一式のお菓子を並べます。
和紅茶があるらしいですよ。
紅茶といえば中国というイメージが強いですが、和紅茶というのもあるのですね。
綺麗な月夜に美味しいお茶とお菓子、そして素敵なドラゴン。最高の夜とはこのことですね。
リューロボロスさん、愛しています。
また500年後にもこうやって二人で月を見ましょう。
リューロボロス・リンドラゴ
愛するアンデレ(g01601)と共に。
浴衣2026。互いをイメージした浴衣である。
そうか。似合っておるか。
四年前は己の色でお揃いの浴衣を纏った我らであるが。
今やすっかり、ぬしの色が我の色であり、我の色がぬしの色だの。
それを我は嬉しく思う。
嬉しく思える今を幸せに思う。
ぬしも似合っておるぞ。最高にの!
う、うむぅ。我は少食なのだがのう。
まあこうなるかと思うて腹は空かせてきたが。
全く。今やすっかりいつもの光景よな。
ほほう。色々知っておるぬしをしても初耳か!
良いの!
この先まだまだいっぱい我らには初めてがあるのであろうな!
とてもとても楽しみだの!
月、か。
500年後には宇宙から見た月の方が多くなってそうよなぁ。
でもだからこそ。
こうして地球から見た月をずっと覚えていよう。
アンデレよ。我らが宇宙に飛び立とうとも。何度でも。この星に帰ってこよう。
この星からだからこその月夜を、二人で見上げよう。
こういう時は月が……ああ、そうか。
死んでもいいとぬしは言わせたくも言いたくもない、か。
我もだ、アンデレよ。
愛してる。
●五百年後もその先も
カラリ、コロリと下駄を鳴らし、屋上庭園を歩くのはア・ンデレ(すごいぞアンデレちゃん・g01601)とリューロボロス・リンドラゴ(ただ一匹の竜・g00654)の二人。
「リューロボロスさん、赤い浴衣も似合ってますよ」
愛しのドラゴンが身に纏うのは赤地に縦縞、撫子が華やかに咲き誇る浴衣。対するア・ンデレは藍紫の地に縦縞、大小さまざまな花紋が散りばめられた浴衣だ。
「そうか。似合っておるか」
ア・ンデレに褒められて、リューロボロスがふわりと笑みを浮かべる。
「四年前は己の色でお揃いの浴衣を纏った我らであるが。今やすっかり、ぬしの色が我の色であり、我の色がぬしの色だの」
互いの色を纏える幸福を何といえばいいのだろうか? ありきたりな言葉しか浮かばないけれど、リューロボロスは素直な胸の内を伝えるべく、唇を開いた。
「それを我は嬉しく思う。嬉しく思える今を幸せに思う」
「私も、そう思います」
隣を歩ける幸福を、一番近い距離で愛するひとを見つめることができる喜びを。
「小さくて可愛い手も、大きくて透きとおるような瞳も、全部全部素敵です」
とても綺麗だと、ア・ンデレが微笑む。
「ふふ、ぬしも綺麗だ、よく似合っておるぞ。最高にの!」
誰よりも一番と笑えば、一番はリューロボロスだとア・ンデレが言い、ぬしに決まっておろうとリューロボロスが言い返す。そんな他愛もない戯れに笑いながら、二人は用意された席へと着いた。
「リューロボロスさん、和菓子と洋菓子が両方用意されているらしいです」
「うむ。どちらにするか……」
ちと迷うな、と言うよりも早くア・ンデレがメニューを畳む。
「当然、両方もらいましょう」
シェアなんて甘っちょろいことはしない、一人につき二つです! と、ア・ンデレが勢いよく両方を頼む。そして運ばれてきたのは、和のティースタンドと洋のティースタンド、それぞれ二人分――合計四台である。
「う、うむぅ。我は少食なのだがのう。まあこうなるかと思うて腹は空かせてきたが」
それにしても二人前であるか、とリューロボロスが笑う。
「全く。今やすっかりいつもの光景よな」
目の前に並べられた、全種類一式のお菓子の量に、これが一人ではないということか、とリューロボロスの瞳が柔らかく細められた。
「そういえば、和紅茶があるらしいですよ」
「和紅茶?」
「はい、紅茶といえば中国というイメージが強いですが、日本で作られた和紅茶というのもあるのですね」
「ほほう。色々知っておるぬしをしても初耳か!」
ならば飲んでみようと、給仕に頼めば出てきたのは澄んだ琥珀色の紅茶。日本産の茶葉を使い、紅茶にしたものだという説明を受け、口をつける。
「良いの! まろやかな甘みがある!」
「華やかな香りも良いですね」
和紅茶の味を一通り楽しみ、ティースタンドにも手を伸ばす。気になるものを摘み、これが美味しい、こちらも美味しいです、なんて互いの好みを勧めあった。
「食べたことのないもの。飲んだことのないもの。この先まだまだいっぱい我らには初めてがあるのであろうな! とてもとても楽しみだの!」
それを共に分かち合えるのだと思うと、自然と笑みも浮かぶというもの。
暫しの間、和紅茶とお菓子を楽しみ、お腹もいっぱいになってきた頃にア・ンデレがしみじみと夜空を見上げた。
「綺麗な月夜に美味しいお茶とお菓子、そして素敵なドラゴン。最高の夜とはこのことですね」
「月、か。500年後には宇宙から見た月の方が多くなってそうよなぁ」
でも、だからこそ。こうして地球から見た月を――二人で見た月をずっと覚えていようとリューロボロスはア・ンデレを見つめる。
「アンデレよ。我らが宇宙に飛び立とうとも。何度でも。この星に帰ってこよう。この星からだからこその月夜を、二人で見上げよう」
何度だって、共に。
「リューロボロスさん」
「なんだ?」
「愛しています」
どこまでも真っすぐな言葉に、リューロボロスがふふ、と笑う。
「こういう時は月が……ああ、そうか。死んでもいいとぬしは言わせたくも言いたくもない、か」
ならばこそ、真っすぐな言葉で返そう。
「我もだ、アンデレよ。愛してる」
「はい! また500年後にもこうやって二人で月を見ましょう」
その時も、きっと美味しいお茶とお菓子を用意して――。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【断末魔動画】LV1が発生!
【水面走行】LV1が発生!
効果2【ドレイン】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV2になった!
霧崎・和月
【暁月2】
ドレスコードは2022浴衣
宵色、月に芒の浴衣を纏い
六花のショールを羽織って緩く髪を纏める
千景さんと夜を並び歩き
掛けられた言葉に瞬いて
千景さんの方がもっと綺麗ですよ?
返す言葉は冗談も揶揄いの色もなく当然のように
そうなのですね
俺は和菓子も大丈夫ですよ
でも洋菓子もあるならそちらも気になりますね
良ければまた、お裾分けでいかがでしょう
……アップルパイも、あるでしょうか?
実はアフタヌーンティーという文化に慣れぬ身
耳に届いた好物の響きに思わずそわりと身じろいで
和と洋を織り交ぜた雰囲気
慣れない空気感にどこか緊張したように椅子に座るも
菓子が並べばそれも和らぐ
夜明けの彩がお茶を手に取ったなら合わせるように和紅茶を一口味わって
月を見る余裕も少しずつ出てくる
なんだか不思議な気分ですが……
そう言ってもらえて嬉しいです
俺も、夜明けの空を見れば千景さんを思い出しますから
こうしてお裾分けの楽しさを教えてくれたのも彼女で
何にも代えがたい縁だから
届いた感謝の言葉にはいつものように、同じ言葉を返しましょう
紫空・千景
【暁月2】
ドレスコードは2023浴衣
髪を結い、朝焼けのダリアを飾り
夜明けに桜が咲く浴衣を纏いて
和月と並び桜のぽっくりを鳴らし歩く
すっかり陽が眠った刻に浮かぶ月を綺麗だなと思うも
隣の月の方がやっぱり綺麗だな
和月を見て思う侭を零すも
――ふふ、変わらず真っ直ぐな音だな
返る音に嘘も打算もないから、有難うと素直に返そうか
イギリス出身としては懐かしい文化だが
和のアフタヌーンティーは珍しいな
あんたは和菓子も平気か?
アップルパイも屹度あるさ、探してみよう
秘密ごとのように耳打ちひとつ
お裾分けは勿論、しない理由がなかろう
赤い傘の下、テーブルに敷かれた緋毛氈を見遣れば立派な野点のよう
ゆったりと選んだ菓子や飲み物を並べ
見上げるは月
抹茶を一口、喉へと通して味わいながら
……月を見ると和月を思い出すんだ
あんたはずっと静かでうつくしい月だから
『暁』と『月』で文を綴っていたのも懐かしく感じるよ
文字で繋がった縁は今も尊くて
今日も有難うと感謝を告げれば、返る音は心地好い
日常を紡ぐ音の中で今暫し
非日常の和に浸りながら、ゆるりと
●月下に綴る
すっかりと夜の帳が下りた屋上庭園は今日の為の飾り付けがされ、昼間とは違う顔を見せていた。
そんな庭園を散策するのは夜明けに桜が咲く浴衣を纏った紫空・千景(夜明の導べ・g01765)と、宵色の地に芒と月を描いた浴衣に六花のショールを羽織る霧崎・和月(彷徨う器・g06070)である。
長い髪を結い上げ、朝焼けのダリアを飾った千景が空を仰ぎ、和月へと視線を向けた。
「見事な月だが……隣の月の方がやっぱり綺麗だな」
隣の月、と言われた和月は瞳をぱちりと瞬いて、千景を見遣る。
「千景さんの方がもっと綺麗ですよ?」
冗談でもなく、揶揄いを含む言葉でもなく、心から出たであろう和月の言葉に千景が笑う。
「――ふふ、変わらず真っ直ぐな音だな」
嘘も打算もない響きに、千景の口からも素直に『有難う』の言葉がこぼれる。
「浴衣もとてもよく似合っていますよ」
「和月も良く似合っている」
改めて互いの浴衣姿を堪能すると、用意されたテーブルへ向かい、腰を落ち着けた。
「ティーパーティか、イギリス出身としては懐かしい文化だが……和のティースタンドとは珍しいな」
「そうなのですね」
イギリスのティータイムといえばアフタヌーンティー、夕方に楽しむもの。今の時間で言うとハイティーになるだろうか、などと思いつつ、千景はメニュー表から和月へと視線を向ける。
「あんたは和菓子も平気か?」
「俺は和菓子も大丈夫ですよ。でも洋菓子もあるならそちらも気になりますね」
「何が気になる?」
「そうですね……アップルパイはあるでしょうか?」
こんがりと焼き色のついたパイ生地に、甘く煮たりんごがとろりと絡むアップルパイ。あるならば、是非食べてみたいと和月が笑う。そんな彼に小さく笑い、千景がそっと唇を耳元へと寄せる。
「アップルパイも屹度あるさ、探してみよう」
秘密ごとのように囁かれた言葉に、和月が思わず身じろいで、是非にと頷く。
「良ければまた、お裾分けでいかがでしょう」
和と洋のティースタンドを一つずつ、と和月が提案する。
「いいな、そうしよう」
お裾分けは勿論、しない理由がなかろうと千景がメニューを閉じた。
赤い和傘の下、運び込まれた重箱のようなティースタンドはテーブルに敷かれた緋毛氈も相まって、立派な野点のよう。
「美味しそうですね」
和と洋が混ざり合う慣れぬ空気の中、僅かに緊張していた和月も運び込まれたティースタンドに並べられたお菓子を見れば、その緊張も解かれて。
「ああ、いただこう」
食べたいものを皿に取り、千景は抹茶を一口。それに合わせるように、和月も和紅茶を一口喉へと通す。月を見上げながらのお茶会は、次第にリラックスした時間へと変わっていく。
「……月を見ると和月を思い出すんだ。あんたはずっと静かでうつくしい月だから」
ぽつりと零された言葉に、和月がふわりと笑みを返す。
「なんだか不思議な気分ですが……そう言ってもらえて嬉しいです」
月を見て自分を思い出してくれる、その事実にただ嬉しいと和月は思う。そして、まっすぐに彼女の瞳を見つめて言葉を紡ぐ。
「俺も、夜明けの空を見れば千景さんを思い出しますから」
「ふふ、それは嬉しいな」
空を見れば思い出すのなら、世界のどこにいたって互いを思い出すことができるだろう。
「なんだか『暁』と『月』で文を綴っていたのも懐かしく感じるよ」
文字で繋がった縁は今も深く、尊いことだと千景は思う。
「そうですね、それがなければこうして共に過ごすこともなかったでしょうから」
こうやって、お裾分けの楽しさを教えてもらうことも。何にも代えがたい縁だと和月が微笑んだ。
「和月、今日も有難う」
「こちらこそ、ありがとうございます」
返る音は心地好く、千景は再び抹茶を味わい、和月もまた和紅茶を口にして。
日常を紡ぐ音の中、今しばらくの間、非日常の和に浸って――ゆるりと夕月夜のティーパーティを楽しんで。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【猫変身】LV1が発生!
【クリーニング】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【ラストリベンジ】LV1が発生!
レックス・ウェリタス
ミア(g07746)とレグルスと
2023年の祖国の花咲く浴衣
月が綺麗な時間に
ふふ、広いよねここ
空も近くってイイ感じ
アフタヌーンティーが和だなんて珍しい試みだよね
和菓子をちゃんと食べるのは何年ぶりかな
――見て、ミア
テーブルなのにこの国の文化……野点って言うんだっけ
確りとした作法でお茶を飲む場所みたい
僕は和に浸ろうと思うけどミアはどうする?
じゃ一緒に楽しみ隊しよっか
一応レグルスは洋菓子にしつつ様子見
オススメ聞いてもイイかも
同じ物食べれたら嬉しいもんね
赤い傘に鬼灯……現代の異国に迷い込んだようと
熱砂の男は楽しげに笑いながら
馴染めてる? ふふ、嬉しいな
ミアは妖精みたいに違う色の空彩を魔法で紡いでるみたい
ね、ミア
――月が綺麗ですね
この国ではそんな言葉で気持ちを伝えたりもするらしいよ
でもこんな月が美しい日なら想いも膨ら…
今膨らんでるのはミアの頬かな?
ハムスターみたいになってるその頬を指先で柔く
ふは、そんなに勢い良く突かないって
ん、三人で見る月ならいつだって綺麗だよね
和菓子を口に月を仰ぎ見ては満足な、
ミア・メア
ロイ(g07184)とレグルスと!
今年の浴衣で参加します
ほわあぁ…空が広いですね
よいお月見日和になりそうです
和のアフタヌーンティはミアも初めて拝見しますの
野点…ふむふむ屋外で行われるティーセレモニーですね!
ミアも和を楽しみ隊、です!
レグルス、和菓子の方でも気になるのあったら教えて下さいまし
分けてあげますよう!
不思議なものです
和風全開!って設えですけれども
ロイの今日のお姿、よく馴染んでいると思うのですよ
んふふー素敵な浴衣でしょう!と得意げ
抹茶の緑色は綺麗ですねえ
故郷の森の色を思い出して落ち着きます
――ふぁいっ?
おお待ちくださいこの御萩がとっても大きくて
でもひとくちで頂くのが一番美味しい食べ方かなって思いまして!
むぐぐ突っついても構いませんが
御萩が飛び出さない程度で何卒…!
何とか咀嚼し飲み込んで
お茶を頂き一息ついてから
ロイとレグルスと見てる月ですからね、綺麗なハズですの
と、お返ししましょうっ
先程の月を愛でる言葉
新宿島では素敵な意味もあるとミアも聞いた事があるので
返すならば之だと思ったのです!
●月夜に輝く言の葉を
今年仕立てたばかりの浴衣を身に纏い、ミア・メア(璃々・g07746)は屋上庭園から見える夜空を仰ぐ。
「ほわあぁ……空が広いですね」
くるりと振り返れば、彼女の視線の先にはレックス・ウェリタス(Memento mori・g07184)と彼の愛猫ことスフィンクスの『レグルス』がいて、穏やかな笑みを浮かべていた。
「ふふ、広いよねここ。空も近くってイイ感じ」
「はい! よいお月見日和になりそうです」
からん、ころん、と音を立てながら、鬼灯の提灯をたどるように歩いていく。
「アフタヌーンティーが和だなんて珍しい試みだよね」
「そうですね、和のアフタヌーンティはミアも初めて拝見しますの」
元々はイギリスを発祥とする社交文化であり、カフェやホテルなどで見るのは洋風のものが多い。だからこそ、和と聞いて心惹かれて訪れたのだ。
「楽しみだね、和菓子をちゃんと食べるのは何年ぶりかな」
「ミアもとっても楽しみなのですよ!」
二人の言葉に同意するかのように、レグルスも白い尻尾をゆらりと振って見せる。
「ふふ、レグルスも楽しみだって」
「いっぱい食べましょうね!」
軽やかな足取りで進んでいけば、野点のように緋毛氈を敷いたテーブルに和傘が立てられているのが見えた。
「――見て、ミア。テーブルなのにこの国の文化……野点って言うんだっけ、確りとした作法でお茶を飲む場所みたい」
「野点……ふむふむ、屋外で行われるティーセレモニーですね!」
なんて雅やかなのでしょう、と笑いながら席へ着くとメニュー表を開いて二人で覗き込んだ。
「僕は和に浸ろうと思うけどミアはどうする?」
「ミアも和を楽しみ隊、です!」
「じゃ、一緒に楽しみ隊しよっか」
和のティースタンドを二つと、レグルスの分は洋菓子を幾つか選んで頼む。少しして、テーブルへ届けられたのはお重をモチーフにした三段のティースタンド。そして数種類のケーキと甘い香りが漂うバターたっぷりのクッキーだ。
「ほわぁ……っとっても素敵なのですよ!」
「どれも美味しそうだね、レグルスも気になるかい?」
洋菓子も美味しそうだけれど、和風のものも気になる素振りを見せるレグルスに、レックスが笑う。
「レグルス、和菓子の方でも気になるのあったら教えて下さいまし。分けてあげますよう!」
「うん、同じものを食べれたら嬉しいもんね」
僕のも分けてあげると、レックスがレグルスの頭を撫でた。
「わあ、このマドレーヌ、あんバターのお味ですよ」
「この抹茶の苺大福も美味しいよ」
ミアとレックスがレグルスにも分けてあげながら、和尽くしながらもほんのりと洋を感じるお菓子に舌鼓を打つ。
「それにしても、赤い傘に鬼灯……まるで現代の異国に迷い込んだようだね」
「不思議なものです。和風全開! って設えですけれども、ロイの今日のお姿、よく馴染んでいると思うのです」
そんな不思議も今日という日には相応しい気がして、熱砂の男は楽し気に笑う。
「馴染めてる? ふふ、嬉しいな」
灰色がかった茶色地に、睡蓮の花咲く浴衣はレックスにとって祖国の花を意匠にしたお気に入りの浴衣。この場に馴染んでいるなら嬉しいと、目を細める。
「ミアは妖精みたいに、違う色の空彩を魔法で紡いでるみたい」
「んふふー、素敵な衣装でしょう!」
淡い水色を基調とし、裾に向かって藤や桃に染まっていく浴衣には撫子の花が咲いていて、ともすれば暮れていく空のようにも見える華やかな浴衣だ。ミアが得意げに浴衣の袖を揺らすと、次は何を食べようかと視線を迷わせ、抹茶のお菓子に定めた。
「抹茶の緑色はとても綺麗ですねえ。故郷の森の色を思い出して落ち着きます」
「うん、とっても綺麗だよね。ね、ミア」
そう言って、レックスがふと空を見上げる。
「――月が綺麗ですね。この国ではそんな言葉で気持ちを伝えたりもするらしいよ」
日本らしい奥ゆかしさがあると、レックスは思う。
「でも、こんな月が美しい日なら想いも膨ら……今膨らんでるのはミアの頬かな?」
「――ふぁいっ?」
月から視線をミアに戻せば、そこにはまるでハムスターのように頬を膨らませたミアの顔があって、レックスは思わず笑ってしまう。
「お、お待ちくださいこの御萩がとっても大きくて、でもひとくちで頂くのが一番美味しい食べ方かなって思いまして!」
「ふふ、うん」
なんて可愛らしいんだろうかと、レックスがミアの頬を指先で柔く突く。
「むぐぐ、突っついても構いませんが、御萩が飛び出さない程度で何卒……!」
「ふは、そんなに勢い良く突かないって」
そうです? と首を傾げる姿もハムスターを思わせる仕草で、レックスがお茶を差し出しながら笑う。
「ん、ありがとうございます……っ」
何とか咀嚼して飲み込むと、受け取ったお茶を一口飲んでミアが一息ついた。
「こほんっ、ロイとレグルスと見てる月ですからね、綺麗なハズですの」
「ん、三人で見る月ならいつだって綺麗だよね」
「はい! 先程の月を愛でる言葉、新宿島では素敵な意味もあるとミアも聞いた事があるので返すならば之だと思ったのです!」
ミアの言葉にレックスが笑いながら和菓子を摘み、月を仰ぎ見ては満足そうに頷いて。
月が綺麗ですね――その答えとして、これ以上のものはないと、笑ったのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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【強運の加護】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV2になった!
【アヴォイド】LV1が発生!