【刻逆決戦】②ニューオーリンズの斧男
このシナリオは【刻逆決戦】に関連する特別シナリオです。
500年後の未来から、人類改竄術式「刻逆」を使い、断片の王アル・カポネの歴史を奪った、『アル・カポネ』によって、宇宙の戦いの為に『再現』された、ジェネラル級ワイズガイ『ニューオーリンズの斧男』の戦場に攻め込みます。
この戦場の制圧は、戦局に重大な影響は与えませんが、新宿島の一般人に対する脅威がある為、捨て置く事も出来ないでしょう。
「成功したシナリオ数×5%」だけ、「ニューオーリンズの斧男」の敵残存率を低下させます。
【刻逆決戦】新宿島殺人事件を阻止するために(作者 ライ麦)
#空想科学コーサノストラ
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上機嫌でジャズの音楽を口ずさみながら、ジェネラル級ワイズガイ『ニューオーリンズの斧男』は、ディアボロスの襲撃を今か今かと待ち構えていた。
「ここまで待たされたが、やっと、ディアボロスを殺せるぜ」
血飛沫を周囲に纏わせたその男は、気味の悪い笑い声をあげて、斧を振り回す。ここはアル・カポネの座上する、巨大UFOアルカトラズの外周。宇宙空間ではあるが、装備した宇宙装備により、宇宙適応に近い効果を得ているらしい。その背後では、同じく宇宙装備に身を固めたワイズガイが、黙々と新たな防衛ラインの構築を行っている。それを率いながら、ニューオーリンズの斧男はニヤリと笑った。
「ああ、思う存分殺しまくれると思うとワクワクするぜ。早く来やがれ、ディアボロス!」
「皆、状況は理解しているかしら?」
新宿駅グランドターミナルで、アナベル・アイヴォリー(人間の私立探偵・g11681)が切り出す。
「凄く分かりづらいけど……今、イデアロゴスが刻逆を利用して、最終人類史のディアボロスを滅ぼしに来ているの」
ディアボロスから見れば、つい数時間前に、500年間の観察猶予期間を貰ったばかりだった。だが、その500年の間に、最終人類史のディアボロスの行動により、イデアロゴスが滅びに瀕したらしい。それで500年後のイデアロゴスが未来を変えるべく、攻め込んできたのだ。『空想科学コーサノストラ』の断片の王である、『アル・カポネ』、いや……彼が進化した『アル・カポネRED』を連れて。
「最終人類史のディアボロスが、イデアロゴスに対抗するには、アル・カポネREDと、アイザック・アシモフの撃破がどうしても必要……だから、皆には巨大UFOアルカトラズ及び、フレンドシップを中核とする、空想科学コーサノストラのワイズガイの軍勢と戦って、その戦力を削って欲しいのよ」
アナベルが人差し指を立てる。ディアボロス達の活躍により、地上のワイズガイを宇宙に合流させる事は防いだのだが、500年後から戻って来た『アル・カポネ』もとい『アル・カポネRED』が、イデアロゴスからの援助により、同等の存在を宇宙空間に作り出してしまったらしい。
「地上からの合流が無かった事で、戦力は半減……となっている計算だけど。それでもその戦力は侮れないわ。それに……」
一旦言葉を切ったアナベルが俯き、ギュッと拳を握りしめる。
「……皆に戦ってもらうのは、『ニューオーリンズの斧男』の軍勢なんだけど。その『ニューオーリンズの斧男』は、ディアボロスの足止めを図りつつ、趣味と実益を兼ねて新宿島での殺人事件を引き起こすつもりなの」
探偵として、そんなことを許すわけにはいかない。そのためにも、とアナベルは面を上げ、真っ直ぐな瞳でディアボロス達に言う。
「できる限り、彼の配下……スナイプレディを倒してきて頂戴」
ちなみに、アル・カポネREDは、500年後から刻逆を使って戻る際に、アル・カポネの歴史と名を奪ったようだ。アーサー王がアーサー王の歴史と名を奪ったのと、似ているのかもしれない。
「なんにしても……歴史を奪ったからには、その因果も引き継いでいるもの。アル・カポネについては、戦力を削ぐだけでなく、決戦も挑めるわ」
実際、ファーストアタックと並行して、アル・カポネREDとの決戦も行われている。だが、決戦に勝利できるかは分からない。
「だから、どちらにしても対応できるようにファーストアタックを仕掛けてね」
そう締めくくり、アナベルはディアボロス達を送り出した。
リプレイ
ソラス・マルファス
新宿島での殺人事件か……宇宙に居ながら、どうやって起こすのかもわからねぇが、起きるってんなら止めねぇとな。
5年以上耐えてきたんだ、誰一人死なせやしねぇ。
少しでも狙撃し難いよう、目立たない黒い服を着て行こう。
宇宙適応を使って戦場へ行くぜ。大剣に風を纏い、手近なスナイプレディを吹き飛ばす。飛ばした敵を当てて体勢を崩させたり、射線を切って狙撃を難しくしよう。狙いを定めた1射がくるなら、狙いを定めるのを邪魔してやるさ。
銃撃は大剣の腹で可能な限り受け止め、戦闘を続行しよう。集中砲火を受けそうなら、無理せず下がって体勢を立て直そう。太陽を背にできれば、狙いを定めさせにくいかもな。
ニューオーリンズの斧男……叶うなら今すぐ1発殴ってやりたいが、そうもいかねぇだろうな。まだ戦いは控えてるんだ。充分数が減ったら、ジェネラル級が来る前に撤退するぜ。
「新宿島での殺人事件か……起きるってんなら止めねぇとな」
険しい顔をしたソラス・マルファス(呪詛大剣・g00968)は、少しでも狙撃し難いよう、目立たない黒い服に身を包み、【宇宙適応】を使って戦場に乗り込む。新宿島の人々はディアボロスを信じ、5年以上耐えてきた。それに報いるためにも。
(「誰一人死なせやしねぇ」)
決意を胸に、大剣に風を纏わせる。
「いたぞ! ディアボロスだ!」
「狙撃用意!」
ソラスの姿を確認するや否や、すぐさまライフルを構え、狙撃態勢に入るスナイプレディ達。その準備が整わぬうちに、ソラスは素早く大剣を振るい、手近な敵を纏わせた風で吹き飛ばす。
「うわぁ!」
悲鳴を上げて、スナイプレディは風に飛ばされていく。それだけでは済まない。吹き飛んだ敵は、他のスナイプレディにも激突し、体勢を崩させ、射線を切っていく。
「くそっ!」
腹立たしげにソラスに銃口を向けるスナイプレディだが、風に飛ばされ、体勢が崩れた状態ではうまく狙いが定まらない。放たれた弾丸は大剣の腹に弾かれ、再びの天つ風にスナイプレディごと吹き飛ばされていく。
「おのれ!」
敵が一斉にソラスに照準を合わせる。だが、一度退き、太陽を背にした彼の姿は逆光で上手く捉えられない。まごついているうちに、ソラスはスナイプレディを蹴散らしていく。
粗方の敵を片付けたところで、ソラスは注意深く周囲を見回した。ニューオーリンズの斧男らしき姿はまだ見えない。
(「叶うなら今すぐ1発殴ってやりたいが、そうもいかねぇだろうな」)
ソラスは思案する。まだ戦いは控えているのだ。ここで無理をするわけにはいかない。ジェネラル級が来る前にと、ソラスは撤退していくのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【宇宙適応】LV1が発生!
効果2【フィニッシュ】LV1が発生!
天破星・巴
アドリブ辻連携歓迎
【心情】
僅か五百年でディアボロスがイデアロゴスに追いつくとは
やはりイデアロゴスはディアボロスが進化したと言われても
進化の止まった行き止まりの存在だということじゃ。
気合を入れて生き延び五百年後を見届ける為にも此度の戦いを勝つのじゃ。
【戦闘】
ジェネラル級に遭遇しないよう【偵察】【観察】技術で警戒
状況を見極め【忍び足】で敵に接近し【一撃離脱】戦法で削っていく
血液で弾丸を成形し鬼の腕力でマシンガンの様に弾いて【連射】し【弾幕】の如き【制圧射撃】で敵を【蹂躙】する
本物のマシンガンと異なり指弾なので音もなく【不意打ち】し易いのが強み
以前は弾を撃ちまくる出血大サービスで貧血になっていたが
今は液体錬成で自分の血液を増やして瓢箪に入れて持ってきているので安心だ
「未来の勝者たる、わらわ達が此度の戦いで負けるはずがあろうか?」
「否、無いのじゃ(反語)」
「500年後の未来を見届けるまでわらわは死なぬのじゃ」
(一世紀以上生きている巴は気合で500年後まで長生きするつもりの様だ)
(「僅か五百年でディアボロスがイデアロゴスに追いつくとは……やはりイデアロゴスはディアボロスが進化したと言われても、進化の止まった行き止まりの存在だということじゃ」)
ソラスの【宇宙適応】の効果を借り、戦場に降り立った天破星・巴(反逆鬼・g01709)はしみじみと思う。気合を入れて生き延び、五百年後を見届ける為にも。
(「此度の戦いを勝つのじゃ」)
決意を胸に、巴は忍び足でスナイプレディの背後に近付き、血液で生成した弾丸を鬼の腕力でマシンガンの様に連射する。狙撃手には狙撃で対抗だ。本物のマシンガンと異なり、指弾なので音もない。不意を突かれたスナイプレディ達は次々に巴の魔䰠銃に貫かれていく。
「っ……敵襲!」
ディアボロスの存在に気付いたスナイプレディは巴にライフルを向けるが、咄嗟のことで上手く狙いも定まらない。易々と避けた巴は再び血液の弾丸を放ち、敵を屠っていく。以前は弾を撃ちまくる出血大サービスで貧血になっていたものだが、今は液体錬成で自分の血液を増やして瓢箪に入れて持ってきているので安心だ。弾切れの心配もない。そうして、一撃離脱戦法にて順調に敵を減らしていく巴に、撃ち抜かれたスナイプレディが恨めしそうな声を上げる。
「私達にはイデアロゴスがついているのに……どうして……」
息も絶え絶えに言う彼女に、巴は振り向いて言い放つ。
「未来の勝者たる、わらわ達が此度の戦いで負けるはずがあろうか? 否、無いのじゃ」
言われてみればその通りかもしれない。自信満々な彼女にスナイプレディも、観念したように目を閉じる。巴は前を見た。ジェネラル級に遭遇しないよう、偵察と観察の技能も用いて警戒しているため、ここまで順調に来れている。
「500年後の未来を見届けるまで……わらわは死なぬのじゃ!」
気合で500年後まで長生きするつもり満々の彼女はそう言って、戦場を駆けるのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【友達催眠】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
空木・朱士
※アドリブ連携歓迎
新宿島の人達は『刻逆』で孤立してた最初の頃から俺達を信じて応援してくれてた大事な仲間だ。
殺して回ろうなんて絶対させねぇよ!
宇宙適応を使って戦場に到着したら先手必勝!先制攻撃だ!
銃撃を仕掛けてくる敵に対し、自らは不用意に正面へ立たず、自在に飛翔する【北斗七星剣】を操って迎え撃つ。
放たれる銃弾に対しては、丸盾を割り込ませて弾道を逸らしながら、自身も足を止めずに回避。
ただ防ぐだけでなく、銃撃の合間を縫って大剣を自在に旋回させ、正面・側面・背後と様々な方向から敵へ斬り込ませる。
敵が大剣を迎撃しようと銃口を向ければ、その瞬間には既に別の軌道へ。
一撃離脱を繰り返しながら、狙いを定める余裕を奪い、敵を翻弄する。
敵の注意を飛翔する大剣へ集中させた隙に、自身も一気に距離を詰める。
最後は大剣を力強く加速させ、銃身ごと敵の防御を突破するような渾身の一撃を叩き込む。
世界中の人達の願いと一緒に俺等は未来へ行く!
止められるもんなら止めてみな!
ある程度戦力を削り頃合いと判断したら即時撤退。
「新宿島の人達は『刻逆』で孤立してた最初の頃から俺達を信じて応援してくれてた大事な仲間だ。殺して回ろうなんて絶対させねぇよ!」
熱い想いを胸に、空木・朱士(Lost heart・g03720)は仲間の宇宙適応の効果を借り、戦場に立つ。敵影を見つけた朱士は先手必勝とばかりに先制攻撃、北斗七星の輝きを宿す大剣を放った。敵が銃撃を仕掛けてくるのは分かっている。不用意に正面に立つわけにはいかない。自在に飛翔する大剣が、スナイプレディ達を斬り裂く。朱士の存在に気付いた敵はすぐさま、ライフルを構え、狙いすまして撃つが、朱士は展開した真紅の丸盾を割り込ませて弾道を逸らすと同時に、自らも足を止めずに回避した。それだけではない。銃撃の合間を縫って大剣を自在に旋回させ、正面・側面・背後と様々な方向から敵へ斬り込ませる。大剣を迎撃しようと銃口を向けたところで、その瞬間には既に別の軌道へ。一撃離脱を繰り返す大剣に翻弄される敵は、狙いを定める余裕すらない。彼女らの注意が大剣に向いている、その隙に朱士は一気に距離を詰めた。気付いた時にはもう遅い。
「世界中の人達の願いと一緒に俺等は未来へ行く! 止められるもんなら止めてみな!」
その言葉と共に、力強く加速した大剣が、銃身ごと敵の防御を貫き、渾身の一撃を叩き込む。崩れ落ちたスナイプレディ達を前に、朱士は息を吐いた。戦力はある程度削れただろう。そろそろ頃合いだと、朱士は撤退する。この戦に勝って、未来を作るために。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【完全視界】LV1が発生!
効果2【凌駕率アップ】LV1が発生!
一ノ瀬・綾音
殺人事件を起こす奴の配下がスナイパーとは、本当に殺意満々だね……何が何でも殺すって気に満ちている……
こっちが気圧されないようにしないと……
拒絶と色彩の剣を発動、宇宙適応を発動
相手は集団索敵をしてくるだろうから常に移動するようにし、仲間とはぐれないように
孤立している敵を探して無彩の方の剣を投げて注意を寄せ、その隙に色彩の剣を構えて孤立している敵に攻撃
こうすれば援軍が来てもすぐに対応することもできるはず
包囲をされそうならバックステップなどを使い逃げる
ほらほら、その程度では綾音ちゃんのハートを撃ち抜けないよ?
もし攻撃が当たるようなら致命傷になりうる部分だけは防ぐ
仮に斧男が乱入してきたら剣を突き付けて宣言してみよう
綾音ちゃんがいる限り新宿島で殺人事件なんか起こさせない
新宿島の、綾音ちゃんの友達は誰も殺させないから
撤退の際は仲間とタイミングを合わせて
相手が遠距離攻撃のスナイパーなので狙われないようにブラフ的移動を噛ませつつ
じゃあね、次はもっと狙撃の腕を鍛えてくるのをお勧めするよ?
「殺人事件を起こす奴の配下がスナイパーとは、本当に殺意満々だね……何が何でも殺すって気に満ちている……こっちが気圧されないようにしないと……」
一ノ瀬・綾音(色彩に溢れし少女・g00868)は呟き、拒絶と色彩の剣を発動、宇宙適応の効果を纏って戦場に立つ。相手は集団索敵をしてくるだろうと、常に移動しながら機を窺う綾音はやがて、少数で哨戒活動をしているスナイプレディ達の姿を発見した。すかさず色がなく禍々しいオーラを放つ無彩の剣を投げつける。半歩引き、それを避けたスナイプレディは剣呑な顔をした。
「剣?」
「気を付けろ、敵は近くに……」
敵が無彩の剣に気を取られているうちに、綾音は色に溢れ輝かしいオーラを放つ色彩の剣で斬りかかる。こうすれば援軍が来てもすぐに対応することもできるはずだ。一本目の剣がブラフと気付いたスナイプレディ達は一斉に銃口を向け、射撃を加えるが、綾音は華麗なバックステップで避け、
「ほらほら、その程度では綾音ちゃんのハートを撃ち抜けないよ?」
と挑発しながら、二つの剣を振るう。無彩と色彩、相反する二つの剣に翻弄されるスナイプレディは歯噛みした。
「こんなところで……これから新宿島で大量に殺人事件を起こさないといけないのに」
その言葉に、綾音の目が鋭くなる。そんなこと、絶対にさせない。綾音は剣を突き付けて宣言する。
「綾音ちゃんがいる限り、新宿島で殺人事件なんか起こさせない。新宿島の、綾音ちゃんの友達は誰も殺させないから」
本当は斧男の方に言ってやりたい台詞だったが、この場にいない以上仕方ない。配下を通じて、本人にその言葉が届く可能性もあるだろう。そう割り切り、敵の数を減らした彼女はそろそろ潮時かと、
「じゃあね、次はもっと狙撃の腕を鍛えてくるのをお勧めするよ?」
と、相手が遠距離攻撃のスナイパーなので狙われないように、ブラフ的移動を噛ませつつ撤退する。本番は、まだまだこれからなのだから。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【宇宙適応】がLV2になった!
効果2【命中アップ】LV1が発生!