リプレイ
獅子城・羽鳥
連携・アドリブ歓迎
味方の不利になる行動はしない
常に《臨機応変・早業・忍耐力・幸運》活用
独り身なのに俺も爆破対象にされる気がするんだよ
(※記憶ごと奪われた恋人がいて夢に現れる)
でも恋人や配偶者への貞節を守る為には
それぐらいの覚悟を持った方がいいかも
?????
暗い色の服で海面スレスレを飛翔
《地形の利用・情報収集・看破》を駆使して偵察、安全な経路を割り出す
照明が必要なら極力注意して《光遣い》使用
上陸後は《忍び足》で同様に偵察しながら進む
避けられない敵は背後から《不意打ち》
一般人は《気絶攻撃》で縛って猿轡
クロノヴェーダはニードルガンや短槍で静かに《投擲・貫通撃・制圧射撃》で《暗殺》
可能ならどこかに隠す
不惑・明日法
嫉妬団員か……
なんとなくだが今回の話は私が出撃しないわけにいかないような気がした。
さて11月も終わりに近づいてきたこの時期に水泳せにゃならんのか。使命感があるとはいえ、これはちょっと厳しいかも。なんか手持ちで使えそうなのは……【操作会得】か。無理やりでっちあげるなら、これかな。
これでなんか泳ぎに使えそうな道具の操作を会得して泳ぎやすくなれば多少はマシになるかなと。あとは念動力で自分の体を動かせば無理やり寒い中を泳ぐ事もたぶんできそうな感。
あとは……うん、他に手持ちもないし、根性と使命感だけで泳ぐ!黒の嫉妬に染まってしまった者たちは、せめて白の嫉妬で楽にしてやらなければ。
備傘・鍬助
…なんで、東京って都会の中心で泳がなきゃならんのだかなぁ…
あれか?
洗って出直して来いって嫌がらせか?
とまぁ、そんなこと愚痴ってても仕方がないわな
風使いで推進力、M.B.Cで空気を取り込んで呼吸確保
看護人を召喚して重さ確保して、海中を静かに移動していこうか
でさ、この海中って、どうなってるんだろうか…
ほら、沈んでる残骸である程度、ここで何があったのか、理解できると思うしな
新宿島と、この新宿海、繋がりがあるのか、無いのか、それだけでも解れば、この後の対策が練れるかもしれないしなぁ
あと、なんか、使えそうな資源があれば、こっそりポッポにナイナイしていこう
後で直して、使えるかも
アドリブ、絡み好きにしてくれ
●水も滴る……?
夜の新宿海を飛翔で低空飛行しながら、男達は思っていた。
なんで、この冬に水泳をしなくてはならないのか。
「さて11月も終わりに近づいてきたこの時期に水泳せにゃならんのか。これはちょっと厳しいかも」
出撃しないわけにいかないような気がしたという使命感を抱きつつも、眼下に広がる暗い海を見降ろすと、不惑・明日法(放送禁止・g02378)は憂鬱な気分になった。
「だよなぁ。……なんで、東京って都会の中心で泳がなきゃならんのだかなぁ……」
極力冷たい海水に触れたくないのは、備傘・鍬助(戦闘医・g01748)も同じだ。
「あれか? 洗って出直して来いって嫌がらせか?」
愚痴っても仕方ないとは分かってはいるが、口にせずにはいられない。
「一瞬の辛抱だ。それに入り口についたようだな」
念のため全身を暗い衣装に着替えていた獅子城・羽鳥(メタリックトルバドゥール・g02965)は、海中に開いた地下鉄の入り口を示した。
「……行くしかないよね?」
覚悟を決めつつ、鍬助はパラドクスを発動する。
「人手が足りないんだ、出てこい、看護人形たち!」
戦闘のサポートから、人の捜索、看護サポートまで、多岐にわたり手伝ってくれる看護人形達。だが今回は……。
呼び出された人形達は、それぞれの足に掴まり沈むための重りとなった。
施術用に主に用いる抗菌もできるバリア膜のM.B.Cに空気を取り込み、鍬助は酸素ボンベ代わりに進む。
他の二人は、念動力と飛翔を駆使し、早々に海中トンネルを突き進んでいった。
(「新宿島と、この新宿海、繋がりがあるのか、無いのか、それだけでも解れば……」)
そんな事を思いつつ鍬助は、海中トンネルの中を探索しながら進んでいた。
放棄された線路はいつからなのか。そもそも、沈んだのはいつなのだろうか、人気のない暗いトンネルを突き進みながら浮かぶ疑問は尽きない。
少なくとも地理は、記憶の片隅にある街と同じような気がする。
放棄された線路の残滓を眺めながら、一同は程なく水上へと顔を出した。
びしょ濡れになりながらも、彼らは突き進む。
寒い、冷たい、気持ち悪い。
それぞれの思いを一瞬忘れる程の冷たさに、思考が飛んでいた。
(「根性と使命感だけで泳いだが……寒い!」)
凍えそうな自分の身体を抱きながら、明日法は思い出す。
(「黒の嫉妬に染まってしまった者たちは、せめて白の嫉妬で楽にしてやらなければ」)
垣間見えた彼らを救えるのは、いや分かり合えるのは自分しかいない。
(「嫉妬団員か……」)
どうして黒い天使になってしまったのか、謎は深まる。
謎の使命感を抱く明日法とは打って変り、羽鳥は妙な胸騒ぎを感じていた。
独り身のはずなのに、爆破対象にされる気がする。
それは記憶の底、失った何かの欠片。浮き上がっては消える、泡の如く。
羽鳥は、緊張を浮かべていた。
地下鉄の通路は、程なく水位が下がり、しばらく歩いていると不思議な事に濡れたはずの髪や服から水気は消えていた。
これも新宿海から離れたせいだろうか。
到着した江戸川橋駅も、放棄されたまま人気はなかった。
慎重に駅から外に出ると、巡回の黒ずくめの信者の一団が近付いてくるのが見える。
なるべく目立たない様に、そっと視線を外すと一般信者の一人が羽鳥の肩を叩いた。
「同士だね。仮面を忘れたのかい、予備を貸すよ」
暗い色の服が功を奏したのか、一般信者には同士と思われたようだ。
クロノヴェーダが同行していたら暴かれていたかもしれないが、一般人相手なら多少の誤魔化しは通りそうだ。
「隊長、今日はカップルの待ち合わせはなさそうです」
「喫茶店の方は爆破済みであります」
黒ずくめに仮面姿の信者達は、精力的に活動しているようで活き活きとしている。
ひとまず、ここで揉めても仕方がない。そのまま、差し出された予備の仮面を受け取り、一同は信者達と共に教会へと向かうのであった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【飛翔】LV1が発生!
【操作会得】LV1が発生!
【ハウスキーパー】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
【能力値アップ】LV2が発生!
グレン・ゲンジ
TOKYOエゼキエル出身の若者です
性格:言動は不良ですが、根は善良な青年です
敵に対しては粗暴で無慈悲です
困っている人に頼み事をされたら、文句を言いつつも引き受けます
根底に「自分の感情に嘘をつきたくない」という気持ちがあります
行動:念動力も持ちますが、装備武器による近接攻撃を得意としています
戦い以外では力仕事や、翼で飛行する事による運搬作業を得意とします。それ以外の特技を持ちませんが、他ディアボロスの行動は可能な限り手伝います
台詞例:
「クソ野郎…!ブッ殺す!」
「お前には、もう誰もやらせねえ!」
「頼み?…しょうがねえな、やってやるよ」
他のディアボロスの邪魔はしません。よろしくお願いします
備傘・鍬助
ほほぅ…
つまり、裸の大天使にしてあげろ、とな?
ならば、やってやれないこともないな
ってことで、教会に忍び込んで、鎧を破壊するんだが…
これだけでも、戦闘力があるとか、どれだけなんだってな
まずは銃撃で牽制しつつ、念動力で動きを封じ、衝撃波を与えて、鎧全体に衝撃を与えておく
そして、ある程度、蓄積が見られたら、ジェットブーツで急接近しつつ、打診撃を打ち込む
つなぎ目に衝撃が苦手ってんなら、嫌って程、全体に衝撃を与えて、止めの衝撃を与えてやれば、すぐに分解するってな
戦闘能力があろうが、戦う頭がなきゃ、ただのでくの坊ってやつよ
所で、これって、どんな理屈で動いてるんだろう?
アドリブ、絡み、好きにしてくれ
獅子城・羽鳥
連携・アドリブ歓迎
可能なら味方を援護し、不利になる行動はしない
残留効果活用
(恋人か妻が居るかもしれなくて独り身の辛さ、この敵にもガチのリア充にもわかるまい…)
《忍耐力と情熱(ヤケクソ)・臨機応変・早業・地形の利用・幸運》で臨む
一般人を巻き込まないよう注意
場合によりディフェンス
光学迷彩と飛翔で近接武器やニードルガンで死角から
継ぎ目などの弱点を《看破》し《不意打ち・投擲・貫通撃・制圧射撃》を叩き込んで《一撃離脱・ダッシュ》
誤射に要注意
躱せなさそうな物理攻撃は武器で受け止め
精神系攻撃には装備の耳栓と、ヘヴィメタの《演奏・歌唱》で対抗し撹乱
味方が洗脳されたら頭を叩いて解除
自分の場合も同様に戻してもらう
●殻の鎧
信者達に混じり、小十字教会に辿り着いた一同を嫉妬団が待ち受けていた。
同じような黒服仮面姿で少々分かりにくいが、駅からここまでディアボロス達と一緒に来た者達は一般人の信者。
教会の入り口に立っている全身黒ずくめタイツに猫の仮面を付けているのが嫉妬団、トループス級の天使である。
「見回りご苦労。どうであったか?」
「喫茶店と公園の方に、ファイヤーしてきたであります」
「今年のクリスマスは、我々の炎で燃やし尽くしてくれよう」
信者達の勢いに押され、そうかと嫉妬団のほうが若干引いているようにも見える。
「む? 何やらリア充の臭いが……」
嫉妬団……仮に嫉妬団員AとBとしておこう。
嫉妬団員Aが鼻をヒクヒクと動かし、紛れ込んだディアボロス達へと近付いてくる。
誰を嗅ぎ分けたか分からないが、ここで足止めされるわけにはいかない。
獅子城・羽鳥(メタリックトルバドゥール・g02965)と、グレン・ゲンジ(狂刃のスレイヤー・g01052)は強行突破し、教会へと踏み込んだ。
たちまち、小十字教会は黒い嫉妬の信者と嫉妬団とディアボロス達で、たちまち大騒ぎとなった。
「リア充が紛れ込んだぞ!」
「モテ臭だ! 慈悲は無い!」
「見つけだして爆破してやる」
「俺なんて、彼女いない歴年齢なんだぞー!」
「爆破するべし! クリスマスを黒く染めろ!」
リア充が紛れ込んだと広がり、何とも言えない信者達の叫びが響く。
騒動に乗じて一足先に大聖堂に忍び込んだ備傘・鍬助(戦闘医・g01748)は、中央に置かれてる天鎧を眺めた。
恐らく主の姿に合わせた鎧なのだろう。蛇の尾のように、鎖帷子が長く伸びている。
「ほほぅ……これを壊す。つまり、裸の大天使にしてあげろ、とな?」
ならば、やってやれないこともないなと、まずは様子見も兼ねてハンドガンで銃撃してみれば、即座に持ち主の居ない鎧は動き出し戦闘態勢をとった。
「これだけでも、戦闘力があるとか、どれだけなんだってな」
突撃してくる天鎧の動きを念動力で抑えながら、鍬助は床を転がり避ける。
基本的な戦闘能力は、アヴァタール級と同等。油断は出来ない。
継ぎ目の位置を確認しながら、動きを止めないよう大聖堂の中を移動していると、グレンと羽鳥が飛翔し天窓より飛び込んできた。
どうやら信者や団員を、振り切れたようだ。
「さっさと片付けてやるよ」
「あまり長くは誤魔化せないだろう」
急降下しつつ、刺々しい先端部を持つ改造シャベルを豪快に振るい、グレンは首の継ぎ目を断ち切り、兜を吹っ飛ばし。
羽鳥はパラドクス幻朧幻夢奇襲術を発動し、急接近するとフィンガーニードルガンで肩を撃ち抜き離脱する。
パーツを失ったせいか天鎧は不安定に揺れながら、魔法を発動し侵入者を排除しようとするが遅い。
懐へと入り込んだ鍬助が左掌底で、天鎧胴部を打つ。
「医者が放つ防御不可避の破壊技ってな!」
パラドクス打診撃による、音響打診で弱点は把握した。続く右掌底を打ち込み、強力な衝撃を内より響かせる。
「診断結果は、末期だ。お前の余命は、もう残っていない」
鍬助の手が離れると同時に、天鎧は力を失いバラバラに砕け散った。
「戦闘能力があろうが、戦う頭がなきゃ、ただのでくの坊ってやつよ。ところで、これって、どんな理屈で動いてたんだろう?」
「さあな。クロノ・オブジェクトだからな。特殊な力があったのかもしれねえな」
グレンが改造シャベルで足元に転がっていた兜を軽く突くと、簡単に崩れ砂と化した。
ひとまず、これで大天使が戻って来ても天鎧を纏い強化される心配はなくなった。
後は……。
騒々しい叫びと共に、嫉妬団員AとCが勢い良く扉を開ける。
「ここだ! モテ臭はこの中からするぞ!」
「リア充死すべし!」
こいつだと嫉妬団員Cは、羽鳥に近付き謎の決めポーズをとった。
「待て、俺は独り身だ。……居たかもしれないが、分からないんだ。少なくとも、今は俺は独りだ。この辛さ分かるまい」
羽鳥の訴えに、嫉妬団員Cは、考えた。
嫉妬団員Aは、異を唱えた。
信者は、首を捻った。
暫し、黒ずくめは顔を付き合わせ審議を始めた。
そして、判決が出る……。
「無罪!」
妙な決めポーズで、ドヤッと嫉妬団員Aが宣言した。
疑いが晴れたなら良かったと、羽鳥は一般人信者達に話しかけながら、さり気なくその場から連れ出していく。
諸々問題のある信者だが、一般人を巻き込むわけにはいかない。
彼らの姿が見えなくなったところで、鍬助は治療を始めるため、目の前の嫉妬団員と向き合った。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【怪力無双】LV1が発生!
【落下耐性】LV1が発生!
【光学迷彩】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV4になった!
【アヴォイド】LV1が発生!
備傘・鍬助
…ごめん、おじちゃん、心の病は直せないの
まぁ、なんだ、リア充だからって、充実してるかどうかは、わからないぞ?
さて、とりあえず、説得(物理)で治療してあげよう
風使いと、M.B.Cで、防御しつつ、銃剣の銃撃と衝撃波で動きをけん制しつつ、接近して、閃光腕で気を叩き込んであげよう
…あのさ、リア充に見えても、あれはあれで、大変なのよ?
浮気を疑われたり、疑ったり、結婚すれば、自由はないし、ほかの女性といちゃつけば、レッツゴー裁判所&高額出費が待ってるのよ?
…それでも、リア充が憎い?
といった感じでリアルな男女のもつれをねちねち話してあげよう
これが効くんだ
まぁ、私も一人だがなぁ…
アドリブ、絡み、好きにしてくれ
モリオン・スモーキー
アドリブ、連携歓迎
何やら、見ても面白くない軍団ですね……
さっさと対峙してしまいましょう。
<ガジェットウェポン>使用し、遠距離から打ち合います。
機を見て、【パラドクス】使用。取り付けた宝石で疑似的に魔力を集中、氷のミサイルを発射します。「頭を冷やしていただきましょうか!」
その後も引き続き、氷のミサイルを発射していきます。
頭を冷やしていただくためにね。
味方と連携しつつ攻撃していきましょう。
前に行く味方には「背中はお守りいたします」と声をかけて近づくものを攻撃。
共に後ろで戦う味方には「攻撃を併せます。集中して倒しましょう」と言いつつ攻撃を。
長月・夜永
なーーーんか変な格好の一団が駅の方に接近してるんだけど?
潜入ポイントがバレるの割とヤバくない?
アレ何?もしかして噂に聞く嫉妬団って奴?
うん、オブラートに包んでもキモいね?ボク的には半径100以内に近づいて欲しく無いかな?
嫉妬団の言動で、どうもボクの事を男だと思ってるみたい、、、
あのさぁ、そういうトコだよ?
モテナイの、、、
アハハ、、、ボクはねぇ
男の子じゃなくて女の子!!
胸がなくて悪かったな!!
目が笑っていない絶対零度の笑顔
問答無用の【連続魔法・誘導弾・早業】の忍法・氷柱舞を発動!!
【改造】で射速を上げた氷柱で
嫉妬団達の股間を撃ち抜いて再起不能【捕縛】を狙います
不惑・明日法
哀しい。実に哀しいな。黒の嫉妬にさいなまれた者たちよ。生まれる時代や場所や状況が違っていたら、きさまらとは良き友になれたかもしれないのに。
嫉妬団か。どことなく懐かしいような、なんとも親しみを感じるような、そんな響きのある言葉よ。実際私も嫉妬団の名称は考えた。でもまあ、なんつーか、さんざん使い古されてる気もしたし、今回はやめといたってことがあってねえ。代わりに考えた名称がこれだ。
リア充死ね死ね団
だから。ホントすまん。私はきさまらの同志にはなれそうにない。
代わりに見せてやろう。黒き嫉妬を打ち破る白の嫉妬というものを!
くらえ!ふわっくあすほう!!
生まれ変わったら今度こそ友として相まみえようぞ。
●モたざるモノ
非モテを集めた非モテのための教会にリア充が襲撃してきたと騒ぎになり、信者達は混乱に包まれていた。
嫉妬団と違い、一般信者には嗅ぎ分けセンサーは無い。
隣の者が、実はリア充なのではと疑ったとしても仕方ない。
「同士よ落ちつきたまえ。今ここにリア充は居ない、純然たるボッチだけだ! 断言しよう!」
嫉妬団員Bの言葉に、惑っていた信者達は落ち着きを取り戻す。
「案ずるな、我らは一つ!」
「爆破せよ!」
「リア充死すべし! 慈悲は無い!」
どこから湧き出したのか、嫉妬団員D、E、Fが現れ息の合った連携でポーズを取り。
信者達も続いた。
「なーーーんか変な格好の一団。アレ何? もしかして噂に聞く嫉妬団って奴?」
「何やら、見ても面白くない軍団ですね……さっさと対峙してしまいましょう」
長月・夜永(は普通の女のコである・g03735)と、モリオン・スモーキー(存在奪われし魔術発明家・g05961)が、遠巻きに見ている。
一般信者が少々邪魔だが、強行したほうが早いかもしれない。
「哀しい。実に哀しいな。黒の嫉妬にさいなまれた者たちよ。生まれる時代や場所や状況が違っていたら、きさまらとは良き友になれたかもしれないのに」
心から嘆きながら、不惑・明日法(放送禁止・g02378)は嫉妬団の前に出た。
明日法にとって、ここ場に居る嫉妬団や信者は、他人とは思えない。どことなく懐かしいような、なんとも親しみを感じるような、そんな響きを感じていた。
「嫉妬団か。実際、私も嫉妬団の名称は考えた。でもまあ、なんつーか……(中略)……今回はやめといたってことがあってねえ。代わりに考えた名称がこれだ……!」
語る明日法の周りに、いつの間にか嫉妬団員が集っている。
やはりどこから湧き出したのか、G以降Lぐらいまで増殖していた。
「リア充に制裁をくだすのだ!」
「燃え滾れ嫉妬の炎」
「天に変わって悪を打つ、これは私怨ではない」
「今年のクリスマスは無い!」
「その名も、リア充死ね死ね団」
何故か、嫉妬団と綺麗にポーズが決まった。いつの間に練習していたんだと思うくらい、見事な連携である。
「その名も捨てがたいな」
「同志は分かっておる」
「リアルで異性と付き合うとか汚らわしい」
「異性が何だ! リアルが何だ!」
「我らには脳内に無限の友と愛がいるではないか!」
嫉妬団絶好調。明日法も、すっかり馴染んで仲良く会議を始めている。
と、小十字教会の内よりドアを破って嫉妬団員Cが吹っ飛んで来て、明日法の後頭部にぶつかった。
「……ごめん、おじちゃん、心の病は直せないの」
疲れた表情で、備傘・鍬助(戦闘医・g01748)が嫉妬団員Aと戦いながら教会の中から出てくる。
中でも壮絶な戦いがあったのかもしれない。
「しっかりしろ、同志よ。傷は浅い」
「……あ、あそこに可愛い子、が」
「気をしっかりもて、弱気になっているからって女顔の男に癒しを求めたら負けだ」
嫉妬団員Cが夜永に向かって手を伸ばし、駆け寄ったBとDが何やら妙な事を口走っている。
「へっ、ボク……?」
「いいか、顔が可愛くてもその胸に双丘は無い。あるのは絶壁だ。現実を知った時、悲しむのはお前だぞ!」
いくつかの単語が、夜永に突き刺さった。
「あのさぁ、そういうトコだよ? モテナイの……」
アハハと笑う夜永の目は、氷のように冷え切っていた。
絶対零度の笑顔で、発動するのは忍法・氷柱舞。
「ボクはねぇ、男の子じゃなくて女の子!!」
勢いよく迫り上がる氷柱が、嫉妬団員を吹っ飛ばす。
「バカな、そんなささやかな胸がっ
……!?」
「胸がなくて悪かったな!!」
怒りの氷柱が、嫉妬団員Bの股間を直撃。打ち上げる。
潰れたカエルのような呻きと共に、Bは再起不能に陥った。もう、戦闘には戻ってこないだろう。
その光景に他の嫉妬団員らも、痛そうに震えあがっている。
「背中はお守りいたします」
ガジェットウェポンで援護しながら、モリオンは夜永の背後についた。
さすがに一般信者は戦闘の騒ぎに、逃げていったか。
「お、俺は、ボクっ子、好きだ……」
弱々しく嫉妬団員Cが、夜永に手を伸ばすが……。
「うん、オブラートに包んでもキモいね? ボク的には半径百メートル以内に近づいて欲しく無いかな?」
嫉妬団員Cは、胸に立ち上がれない程のダメージを受けた。他数名も、同じように打ちひしがれている。
嫉妬団員Aを退けた鍬助に、団員らが殺到し始めていた。
「銀髪、長髪がどうした。男は髪を失ってからが本番だ!」
「医者が何だ! 貴様、リア充だろう」
マルチバリアシステムのM.B.Cを展開し、鍬助は攻撃を防ぐ。
「まぁ、なんだ、リア充だからって、充実してるかどうかは、わからないぞ? あれはあれで、大変なのよ?」
浮気を疑われたり、疑ったり。結婚したことで、失う自由もある。
「非モテには、そういう悩みすらないのだよ!」
ガバッと明日法が復活した。何だかしばし記憶が無いような、後頭部が痛いような。
「ほかの女性といちゃつけば、レッツゴー裁判所&高額出費が待ってるのよ? ……それでも、リア充が憎い?」
リアルな男女のもつれ話に、数人の嫉妬団員は意気消沈した。
肩を落としている姿は哀れだが、敵である以上倒すしかない。鍬助は閃光腕を叩き込んだ。
「まぁ、私も一人だがなぁ……」
「頭を冷やしていただきましょうか!」
困った敵だと、ガジェットに取り付けた宝石で疑似的に魔力を集中し、モリオンが発射するのは、パラドクスフリージングミサイル。
「下だけでなく、頭も冷やしていただいた方がいいでしょう」
上からは氷のミサイルが降り、下からは氷柱が迫り、嫉妬団らを冷気が押しつぶす。
「一気に減ったかな?」
一息ついた夜永は、少し落ちついたのかいつもの表情に戻っている。
残る嫉妬団員はD、E、Fの三体。
「同志よ! 共にリア充を爆破しよう」
「あのボクっ子に、俺は打ち抜かれたい」
「あいつらに制裁を!」
どんな状況でも自由なのか、嫉妬団員らはハイテンションで明日法に駆け寄る。
「……私にはもう同志が居る。だから……ホントすまん。私はきさまらの同志にはなれそうにない」
嫉妬団員Eが横に逸れ、望み通り夜永の氷柱に打たれ、幸せそうに逝ってしまわれた。
明日法は嫉妬団には入れない。
「代わりに見せてやろう。黒き嫉妬を打ち破る白の嫉妬というものを!」
こめる憎しみは、リア充へのそして敵への。
「くらえ! ふわっくあすほう!!」
陣地ごと殲滅させる、パラドクス不惑明日砲を連続発射させた。
「我々は、不滅である!」
「燃やせ、嫉妬魂! ふぁいやー!」
嫉妬エナジーを迸らせながら、嫉妬団は散っていった。
「生まれ変わったら、今度こそ友として相まみえようぞ」
酷い戦いであった。氷に覆われ半壊した、小十字教会の入り口に計都星が空より戻ってくる。
呆れたような、冷たい眼差しで静かに、ディアボロス達を見降ろしていた。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【士気高揚】LV1が発生!
【冷気の支配者】LV2が発生!
【建造物分解】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV5になった!
【ロストエナジー】LV2が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
備傘・鍬助
…あの嫉妬団を連れてるって事は、この人、実はかなりアレな人だったりするんだろうか?
それとも、異性関係で大変な目にあった事のある人とか。
クロノヴェータも苦労してるんだなぁ…
って事で、オーラ操作で身体能力を上げつつ、ARMSの防御形態で攻撃を受け流す
そして、衝撃波と誘導弾でけん制して接近したら、グラップルで掴み、武整体で体のコリを強制的にほぐしてやろう
心身ともに癒されない整体ってのは、初めての経験だろうからな
それにしても、見た目は綺麗なのに、中々、厳しい現実を生きてきたんだろうなぁ…
今は、美人でも異性関係で悩む時代
クロノヴェータであっても、それは変わらず、かぁ
アドリブ、絡み、好きにしてくれ
長月・夜永
アドリブ&連携歓迎
汚いモノを射抜いてしまった
ホントヒドイ戦いだった
アンタが親玉?
部下の品格はホント、ホントに選ぶべきだと思うな、、、
吐き捨てるように呟くと
ケートゥの胸に視線が行き
露骨に舌打ちします
ねぇ?やっぱ胸?胸なの?
(ΦωΦ)フフフ…
ダイエットしよっか♪
遠慮しないで?その駄肉削り取ってスリムにしてあげるね♪
怒りの暴走継続
『早業』で素早く小型拳銃を抜き【忍法・凍雲】で、怒っている割には冷静に動きを見切り
『氷雪使い+武器改造』で精製した氷の弾丸を『連続魔法』で装填
胸のムカムカを晴らすように無限∞連射!!
暗闇で周囲を包み込まれても、
『誘導弾』が込められた氷の弾丸は確実に射抜きます
獅子城・羽鳥
非モテがコンプレックスの者達を煽ってた奴にそんな目で見られる筋合いはないんだが?
他の仕事があるからこんな奴、さっさと倒して帰るぞ
※路傍の石コロを見る目
連携・アドリブ歓迎
残留効果活用
可能なら味方を援護し、不利を招く行動はしない
常に《臨機応変・幸運》活用
飛翔と光学迷彩、《早業》で他のパラドクスに用いる鋼糸(左手に収納)で《捕縛》
《不意打ち・気絶攻撃・制圧射撃・暗殺》併用でパラドクスを叩き込んだら、反撃に備えて《一撃離脱・光遣い》
色々な武器で《フェイント》も狙う
ダメージは《忍耐力》でやり過ごす
POW攻撃の毒とSPD攻撃の高熱は装備の軽量防護服で対処
お前の恋愛経験なんぞ心の底からどうでもいいな!
不惑・明日法
さて上は女の子、下は……蛇か。うーん異形系はいろいろボーダーラインギリギリではあるが、それ以前にリア充とクロノヴェーダに男女の区別なしだ。なんとなくえらそうだし、たぶんリア充だろう。
リア充は死ね!!
ということで。
今回はめずらしく白兵戦だ。右手に大金棒、左手に100tハンマーを持ち、全力で相手にたたきつける。この時必殺技の名前を大声で叫ぼう。
くらえ!ゆーまざはっきんしっと!!(あくまで技名です)
相手は暗闇を生み出すらしいけど、暗闇もリア充が生み出したものならたぶんリア充なので、まあ殴れば消えるだろうたぶん。坊主憎けりゃ今朝まで腹立たしいってやつだ。うん。
モリオン・スモーキー
アドリブ連携歓迎
……さて、意外に苦労をしていらっしゃるのでしょうか?
とはいえ、あなたは敵ですから。いざ、参ります。
黒い宝石を<ガジェットウェポン>にはめ込み、管狐の「ケアン」と共に【パラドクス】使用。
「闇の魔力を解放。『ケアン』。行きますよ! 全力でいきます!」
黒い宝石から闇の魔力を取り出し、敵の影に潜ませた管狐「ケアン」と共に敵を(不意打ち・捕縛)します。
敵の足が鈍ればその隙にお味方の皆様が攻撃して下さるでしょう。
その後は黒い宝石に残った魔力を使い、と管狐と共に敵を(不意打ち・捕縛)で攪乱しつつ攻撃いたしましょう。
手を緩める事なく攻撃いたしましょう!
●蝕の形
教会の前に計都星が舞い降り、壊れた入り口を見あげる。
集めた信者達は、この騒動で散ってしまい。部下の天使は倒され、天鎧も失った。
「好き放題、やってくれましたね」
「非モテがコンプレックスの者達を煽ってた奴にそんな目で見られる筋合いはないんだが?」
「アンタが親玉? 部下の品格はホント、ホントに選ぶべきだと思うな……」
獅子城・羽鳥(メタリックトルバドゥール・g02965)は、路傍の石コロを見るような目で。長月・夜永(は普通の女のコである・g03735)は、吐き捨てるように呟いた。
「あんたが、変なのを部下にするから……汚いモノを射抜いてしまった。ホント、ヒドイ戦いだった……」
思い出すだけでも、げんなりしてしまう。
「愚かな……不敬ですね。それとも、私の下僕になりますか?」
急に何を言っているんだろうか。計都星へ向ける視線が、更に微妙になった。
(「……あの嫉妬団を連れてるって事は、この人、実はかなりアレな人だったりするんだろうか? それとも、異性関係で大変な目にあった事のある人とか」)
(「……さて、意外に苦労をしていらっしゃるのでしょうか?」)
(「クロノヴェータも苦労してるんだなぁ……」)
備傘・鍬助(戦闘医・g01748)とモリオン・スモーキー(存在奪われし魔術発明家・g05961)の向ける眼差しが、ほんのり優しくなった。
「何だか、不敬な事を考えていますね。あなた達」
心の声が聞こえたのか、計都星は顎を上げ見降ろすよう視線を送る。
「うーん……上は女の子、下は……蛇か。異形系はいろいろボーダーラインギリギリではあるが……」
不惑・明日法(放送禁止・g02378)は、上から下へと計都星を眺め、被りを振るう。
「それ以前にリア充とクロノヴェーダに男女の区別なしだ。なんとなくえらそうだし、たぶんリア充だろう」
「……私は全ての徒人の主です。特定の誰かのために在ってはならないのですよ」
微妙に言葉に詰まりながらも、計都星は精一杯胸を張ってみせた。
服の形状のせいもあるが、露骨に大きな胸の谷間が強調される。
そこに露骨な舌打ちが響いた。
「ねぇ……やっぱ胸?……胸なの?」
紅一点、夜永から黒い笑いが沸き起こる。
強調された双丘に、男性陣の視線が刺さっていたとしたら、それは不可抗力。男の性のなせるもの。だって、そこに胸があったのだから。
「それは分かりませんね。私、胸がなかった事ありませんから」
何か切れたような音が聞こえた。
男性陣の中に、この会話に入り込もうという猛者はいない。
「遠慮しないで? その無駄な駄肉、削り取って、スリムにしてあげるね♪」
黒く暗く真っ黒に、いい笑顔で夜永の怒りが計都星に向けられた。
「ダイエットしよっか♪」
小型拳銃を早業で抜き放ちながら、夜永は攻撃を仕掛け始める。
すかさず、計都星は星無き蝕の闇を、周囲に降ろす。
「いざ、参ります」
「よし、リア充は死ね!!」
「他の仕事があるからこんな奴、さっさと倒して帰るぞ」
「やれやれ、美人でも今は異性関係で悩む時代かぁ」
遅れて一斉に他のディアボロス達も、攻撃に動き出した。
パラドクス忍法・凍雲で見切った夜永は、精製した氷の弾丸を相手の胸に目掛け連射した。
まるでガトリング並みの勢いで、着弾した銃弾は次々と氷の華を咲かす。
光学迷彩で闇に紛れ込んだ羽鳥は、左手より鋼糸を伸ばし捕縛する。
乱れた闇は揺らぎながらも、生気と魔力を奪おうとするが、その闇が朧げな白い翼によって遮られる。
その翼は戦乙女のような女性の幻影のもの。羽鳥を護る謎の加護は、優しく彼の手を取り光の槍を預ける。
「何者かは知らないが、力を借りるぞ」
投擲する槍は呼応するかのよう巨大に、計都星を貫き逆にその生命力を吸い取り、闇を払った。
「こ、これは酷い……! 女性を連れて、しかも戦闘中に触れ合うなんてっ」
妙なところにダメージが入ったようだ。
否定しようと羽鳥は一瞬思ったが、相手は倒すべき敵だ。
「お前の恋愛経験なんぞ、心の底からどうでもいいな!」
「ぅ……ぅぅぅ……大逆には、死を!」
蛇の身体をうねらせ、計都星は辺りを薙ぎ払いながら突進する。
「それにしても、見た目は綺麗なのに、中々、厳しい現実を生きてきたんだろうなぁ……」
複雑な何かがあるのだろうと察しながら、鍬助はタクティカルARMSの防御形態で受け流しながら、武整体をかけるため掴んだ。
「愚かな……急に何を言うのです。綺麗など、愚かな……」
頬を赤らめる計都星の反応に、やりにくいと感じながらもやるべき施術は最後までと、体のコリを強制的にほぐしていく。
「心身ともに癒されない整体ってのは、初めての経験だろうからな」
さすがに蛇の半身への施術は難しいが、やってやれないことはない。
「っン……やぁ、痛ッ……ぁ、でも肩コリが酷かったのに楽になっています」
再び夜永の氷の弾丸が容赦なく浴びせられるが、計都星はその痛みに怯まず鍬助に迫り、淡く月光の光に輝く瞳で覗きむ。
「あなたからの痛み、確かに受け取りました。ケートゥの相手と認めましょう。さぁ、私の……」
精神を錯乱させようとする月の魔力の輝きに、モリオンは、黒い宝石をガジェットウェポンにはめ込みクダキツネのケアンを呼ぶ。
「闇の魔力を解放。ケアン、行きますよ! 全力でいきます!」
光があれば、影が出来る。
己の輝きで大きく広がった計都星の影より、ケアンが飛び出しその影の喉笛に牙をたてた。
自由の奪われた計都星の尾から、スルリと鍬助が抜け出し、かわりに物凄い形相の明日法が近付いてくる。
その右手には、大金棒。その左手には、100tと書かれたウォーハンマー。
「……そうやって、あいつらを従えたのか?」
仲間の絆は、無理矢理結ぶものではない。本人の意志を歪めて従わせたのだとすれば、それは傷つけたことに等しい。
「私は彼らに夢を与えたのですよ。心の蝕を、照らしたのです」
動けないながらも、翼から輝く太陽の光が地表を熱していくが、明日法は止まらない。
こんな風に白兵戦で挑もうとすることは、めずらしい程。だ
大金棒に籠めるのは、リア充への恨み。100tハンマーに籠めるのは、仲間を傷つけた者への恨み。
「くらえ! ゆーまざはっきんしっと!!」
全力で叩きつけた強烈な一撃は計都星を屠った。
騒ぎが治まったことを知れば、信者達が戻ってくることだろう。
その前に、ディアボロス達は静かに小十字教会を立ち去るのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【活性治癒】LV2が発生!
【平穏結界】LV1が発生!
【悲劇感知】LV1が発生!
【傀儡】LV1が発生!
効果2【ドレイン】LV2が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
【ロストエナジー】がLV3になった!
【反撃アップ】がLV2になった!