リプレイ
雨鈴・小夜
データ奪取班が事を成すまで時間を稼がねばなりませんね
陽動としてトループス達を相手に致しましょう
「とはいえ増援を呼ばれて大勢をまとめて相手にするのはなるべく避けたいところです。巡回しているチームを各個撃破が狙いですね」
物陰に潜んで巡回チームが接近するのを待ち構え
相手が刀の間合いに入ったら一気に飛び出して先制攻撃です
一人斬り捨てられれば最上ですが、あまり期待し過ぎないようにしましょう
逃げ場がなくなるのはまずいので、相手が露骨に時間稼ぎの体勢に入ったら逃げて仕切り直しです
「騒ぎが起きて襲撃者を探す間、通常の書架の巡回は止まりますものね。データ奪取さえ終わってしまえばこちらのものです」
石心・リーリャ
・仲間との連携、アドリブ
大歓迎
・心情
大天使カマエルの情報をゲットする千載一遇のチャンスってわけ。
仲間が機密データ奪取をやり切るまで、巡回してる煉火獄下兵の相手はうちらが引き受けなきゃね。邪魔させないよ!
そういえば図書館って初めて来るんだけど、案外面白そうな場所じゃん?面白そうな本があったら立ち読みしてみよ。
・行動
【揺月】で確実に葬ってく。
まずは本館3Fの入り口に続く廊下に陣取って、1対1の戦いを強制するように障害物を置いとくよ。
「タイマン勝負なら任せてよ。さ、かかってき!」
敵が増えてきたら、本館3F内まで退いて、空の書架や棚を倒して、敵を先に向かわせず、こっちに向かってくるよう仕向けるよ。
仕込み箒を片手に件の国会図書館へ潜入する雨鈴・小夜(桜月の冷たい夜・g00135)の姿は、一見して侵入者という物騒な響きからは遠いところにあるように思える――しかし物陰に背を預けて待ち構え、敵の集団が近づいた刹那に閃く刃はあまりにも的確に命を絶つ暗殺の業であった。
「な――」
誰だ、と叫ばせるより早く石心・リーリャ(アンチェインド・サイレンス・g04371)の揺月が2人目を屠る。慌てて反撃体勢を取る煉火獄下兵陣営であったが、異変に気付くまでそれほどの時間はかからなかった。
「これは、バリケードか!?」
あらかじめリーリャが仕込んでおいた机や椅子が積み上げられた障害物によって、一瞬対応が遅れたのである。本館3F前の廊下がその戦場。
リーリャは「うまくいきますように」と背後に視線を差し向けた。
(「仲間が機密データ奪取をやり切るまで、こいつらに邪魔はさせない」)
幸い、相手はまだ事態が呑み込めていないようで統率を欠いた状態だ。小夜は箒に仕込んだ細い刃を抜き払い、一切の存在感を消して戦場を影のように舞った。自分が切られたことも気づかないままに倒れ伏す煉火獄下兵たち。
「増援を呼ばれる前に片付けましょう」
「りょ! タイマン勝負なら任せてよ。さ、かかってき!」
リーリャもまた、確実に一体ずつ数を減らすことを心がける。敵は集団、数で押されたらこちらが不利なのは目に見えていた。
「そうか、侵入者……まずいぞあの本がこいつらの手に渡ったら……倒せ、早く!」
「ようやく気付きましたの? でも、遅過ぎますわ」
くすりと小夜が微笑む。
彼らの意識が書架の巡回から襲撃者に変われば、陽動は成功したも同然だ。
「あとは、うまくデータ奪取が終わるかどうか……」
小夜は祈った。
果たして本の謎は解けただろうか。少し名残惜しく思ったが、敵に囲まれた後では脱出もままならない。他の巡回チームが駆け付ける気配を察し、一足先に離脱。
「でりゃあッ!」
一方のリーリャも室内にまで退き、手あたり次第に周囲のものを倒して敵の注意を引き付けた。
「くそっ、先にあいつを倒せ!」
「よーし、分かってるじゃん?」
息を弾ませながらも、リーリャは強気に言い放った。
「ただし、一名ずつで! ……そういえば、図書館って初めて来たけど……」
古い紙の匂い、めずらしい装丁。ゆっくり立ち読みする時間があれば嬉しいが――そのためにはまず、この戦いにカタをつける方が先決だった。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【モブオーラ】LV1が発生!
【怪力無双】LV1が発生!
効果2【フィニッシュ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
エヴァ・フルトクヴィスト
まずは情報を制しましょう!
事前に資料から内部の情報を収集。
書庫へは光学迷彩を使いつつ侵入。
本棚や階段など物陰を利用し移動。
見張りが来た場合は上下で身を隠せる所へ隠れて、
巡回ルートや時間を観察し、合間を縫って書庫の探索。
発見時の謎解きの答えは楔形文字からメソポタミア。
そして1という事から最初に興った統一国家という意味があるのでしょうか?
それなれば流れを汲む、
そして世界帝国としても一番最初という事で国名はアッシリア。
BC700年はある地域の反乱を収めた年。
場所に関してはバビロンという事になるでしょうか。
バビロニアかどちらかを正とするかは悩みますので相談して決めますよ。
本を鞄に詰めたら撤退開始です!
すぐ近くで戦いが始まった。エヴァ・フルトクヴィスト(星鏡のヴォルヴァ・g01561)はその喧噪に紛れ、光学迷彩で壁紙と同化しながら物陰をゆく。
巡回の動きについては事前に把握済みであった。敵の動きが規則的であるのなら、いつどこを通るのかも十分に予想ができる。
「……あった!」
巡回の合間を縫うようにして本館3Fの閉架書庫へ潜り込んだエヴァはすぐにその光る本を見つけ、手に取った。
――まっさらな世界地図に楔形文字の『1』と『BC700』。
エヴァは顎に指を寄せ、考え込むように目を細める。
「楔形文字……はメソポタミアを、『1』という事から最初に興った統一国家という意味が導き出されるのではないかと思ったのですが……」
ならば、最も可能性の高い国名はひとつしかあり得ない。『BC700』が紀元前700年を意味し、ある地域の反乱を収めた年だとすれば――。
「答えはアッシリアですね」
本はひと際まばゆく輝き、世界地図にアッシリアの領土が広々と描かれた。どうやら正解のようだ。やった、とエヴァの顔も輝いた。
「あとは場所ですが、バビロンではないようですね。バビロニアでもないとすれば、一体?」
少しずつ、戦闘の気配が近づいてくる。エヴァは考えた。アッシリアは当たっているのだ。
その時、何かが激しくぶつかり合う音が轟いた。書架の入り口が破られた。戦闘がこの場所にまで及びかけている。今はまだ仲間が食い止めているが、このままでは時間の問題だ。
「楔形文字の『1』……『最初』に興った統一国家……いえ、もっとこの場所に関わりの深い答えがある? アッシリア……最初――」
成功🔵🔵🔴
効果1【光学迷彩】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!
エヴァ・フルトクヴィスト
なるほど、そういう事ですか。
この場所、図書館である事を失念していました。
謎を解く鍵の一つだったのですね。
書籍を集める場所たる図書館として、世界で初めて作られた場所。
象形文字の「1」というのはこちらにも引っ掛けていたと。
BC700年も紀元前7世紀とも掛かって、
年代も世界初の図書館も一致、その答えは一つです。
メソポタミア北部のニネヴェのクユンジクの丘に建てられた、
アッシュルバニパルの図書館。
こちらが答えでしょうか。本好きは返上ですね。
機密データを奪取後、パラドクスで通信領域を展開。
機密データ回収に成功。合流後撤退しましょう!
戦闘中の方々と連絡を取って、
名残惜しそうにしながらも合流の為走り出します。
時間がゆっくりと流れてゆく感覚。戦いの喧噪も、エヴァ・フルトクヴィスト(星鏡のヴォルヴァ・g01561)の思考の中にまでは割り込むことができない――やがて、答えに思い至ったエヴァは小さく息を呑んだ。
薄っすらと微笑み、世界地図に手を伸ばす。
「なるほど、そういう事ですか。うっかりとこの場所が何処であるかを失念していました」
それも謎を解くために必要な鍵の一つであったのだと、今すべてを理解する。
「書籍を集める場所たる図書館として、紀元前7世紀に世界で初めて作られた場所……即ち、メソポタミア北部のニネヴェのクユンジクの丘に建てられた、アッシュルバニパルの図書館。こちらが答えでしょうか?」
エヴァがかつてアッシリアの首都があった場所を指差すと、世界地図は星の欠片のように細かな粒子に変化してひとつの粘土板の形をとった。どうやらこれが機密データのようだ。
「本好きは返上ですね」
両手に粘土板を受け取り、エヴァはパラドクス通信で仲間に連絡を取る。
「機密データの奪取に成功。合流後撤退を――」
言い終える前に再び本が開き、耳障りな警告音が鳴り響くのと同時に雷と光を纏った魔方陣が展開。パッ、とまるで紙吹雪みたいに細かな光が宙を舞った。
「じゃじゃーん、アリエルさまのご登場よ。まさか出番があるなんて思ってもみなかったから、出て来れて嬉しいわ」
「アヴァタール級! 機密データに仕掛けられていたプロテクトによって召喚されたのですね」
エヴァは粘土板を抱き締め、合流の為に走り出すタイミングを計った。まったく、せっかくの蔵書たちを名残り惜しむ暇もない。
「この粘土板は、絶対に死守します!」
大成功🔵🔵🔵
効果1【パラドクス通信】LV1が発生!
効果2【ダブル】がLV2になった!
ココ・ジスカールアンベル
■外見
笑顔(糸目)のシスター
■性質
人間味が薄く、肉食昆虫の化身のような戦闘狂
敵と敵以外、肉と肉以外というような識別しかできない狂信者
■戦闘
他のディアボロス達の後に図書館に侵入しており、戦闘中のトループス級のクロノヴェーダ達の背後から、突如現れます。結果的に挟み撃ちの格好になります。
【光学迷彩】も併用します。
パラドクス【腐肉に集るもの】で全身から放つ黒い霧は、周囲をも高温で焦がしながら、敵を焼き包みます。
「斯様に獲物が集まると…たやすい…。我が主の恵み、なんと深きこと…」
強力なアヴァタール級の出現を感じ取ると、嬉しさのあまり、目前の獲物を手早く狩り尽そうとします。
■その他
アドリブや連携歓迎です。
「あぁ……」
ココ・ジスカールアンベル(甜血の蟲籠・g04970)は強大なる敵の出現を感じ取るなり、うっとりと甘い微笑を浮かべた。周囲の景色に溶け込み、気配を消して近寄る異形の影……ココは一見して清楚にすら見える微笑みの裏に肉食虫の獰猛さを隠して、敵の後背を挟み撃つ形で取ったのだ。
「なに、新手か!? いつの間に――う、ぐぁ、ああッ
……!?」
全身の節という節から噴出する毒性の霧が煉火獄下兵の集団を飲み込み、苦悶を与える。
「斯様に獲物が集まると……たやすい……。我が主の恵み、なんと深きこと……」
――毒、熱、腐。
三重の攻撃にのたうち回る彼らを、ココは捕食者としての立場から眺め渡した。
「さあ、早く腐りきってしまいなさい……」
鈍色の腐食痕を掻きむしりながら頽れる者たちを見下ろし、本能の疼きに身を任せる。肉にもランクというものが存在するのだ。当然、よりよい肉を屠るほうが心躍る。
「新たな獲物……アヴァタール級の……。ふふっ、もう少々だけお待ちくださいませ……」
ようやく霧が収まった後で動くものはいなかった。主への供物を捧げ終えたココは祈りを捧げ、再び気配を消す。
大成功🔵🔵🔵
効果1【口福の伝道者】LV1が発生!
効果2【凌駕率アップ】LV1が発生!
ラウム・マルファス
「サーテ、どうやって侵入しようカナ」
図書館の敷地へ1歩踏み出した瞬間、鳴り響く警報
「エ?エ?ボクなんか罠踏んダ?!」
咄嗟に足を引き戻し、フライトドローンの上に乗ル
同時にパラドクス通信で僅かに状況を把握
「えェと、とりあえず、合流すればイイカナ。よし、ぶち破ろウ」
ドローンに乗ったまま3階まで飛ぶヨ
移動しながらドローンに爆薬搭載
状況ワカンナイし、煙幕強めのも用意しておこウ
Rewriterの物質変換機能で壁を空気に変換
合流できるまで適当に壁をくりぬいて探そウ
見つけたらドローン突撃
「あ、ヤバ、いきなり強煙幕の突撃させちゃっタ」
爆発とともに広がる煙
「ま、まぁ、壁の穴からすぐに排出されるでショ」
雨鈴・小夜
風と光の大天使ですか
相手にとって不足なし、ですわ
空を舞い銃弾の嵐を降り注がせる彼女の戦い方は
わたくしのような剣士には天敵と言っても過言でないですわね
「ですが、天翔ける兵士は機械化帝国でも運用していました。対処法の一つや二つ、心得ておりましてよ」
何よりここは屋内
天空を舞うほど自在とは行かない筈……
本棚を盾、というより目眩ましに使い
アリエルとの距離を詰めると
その場の棚や机の残骸を足場に一気に跳躍
交差する一瞬にすべてを掛けて【新月】の一閃を放ちます
「加護で刃から逃れるなら、纏う加護ごと断てば良いだけのこと。獲った!」
首が貰えれば最上ですが
翼の一枚でも頂戴できれば成果としては十分
後は仲間に託しましょう
「サーテ、どうやって侵入しようカナ」
ちょうどラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)が敷地内へ足を踏み入れるのとアヴァタール級が出現するタイミングが重なった。
「エ?エ?ボクなんか罠踏んダ?!」
鳴り響く警報にラウムはびっくりして足を引き戻し、フライトドローンに飛び乗ってパラドクス通信に耳を傾ける。
「……ふゥむ、なるほど。ピンチというわけだネ。とりあえず合流しないとカナ。よし、ぶち破ろウ」
ドローンで一気に3階まで飛び、適当に当たりを付けた壁を物質変換することで奥に進んだ。いそいそとドローンに爆薬を積み、「これも要るカナ?」なんて呟きながら煙幕強めのやつも準備万端。
「戦場は、あちらっぽイ?」
3Fの閉架書庫から聞こえる戦闘音は、雨鈴・小夜(桜月の冷たい夜・g00135)が目くらましに使った本棚をアリエルのガトリング砲が木っ端みじんにするそれであった。
「風光の大天使ですか。けれど、ここは屋内……果たしてその真価を発揮できますかしらね?」
小夜は挑戦的な微笑を浮かべ、一気に距離を詰める。空の覇者のようなアリエルの大胆な戦法は、小夜のような剣士にとっては天敵そのもの。
けれど、と小夜の唇が動いた。
「天翔ける兵士は機械化帝国でも運用していました。対処法の一つや二つ、心得ておりましてよ」
「やるわね……!」
アリエルは驚いたように言った。
「でも、私の砲弾は無限よ。そろそろ捉え――」
言い終える前に、ラウムの突撃させた爆薬満載のドローンがアリエルを直撃。室内に爆炎が満ち、ラウムは爆風で髪を煽られながら焦った声を上げる。
「あ、ヤバ、いきなり強煙幕の突撃させちゃっタ。……ま、まぁ、すぐに排出されるでショ」
眼鏡を押し上げ、状況を探るように目を凝らした。
足元に倒れた棚や机の残骸を足場にして、小夜はアリエル目がけ――跳ぶ。
「!」
たなびく煙の切れ目にて、小夜とアリエルの視線が一瞬だけ交錯した刹那に銀閃が瞬く。
「加護で刃から逃れるなら、纏う加護ごと断てば良いだけのこと。獲った!」
煙ごと敵を断つ、奥義が一閃。
「くッ……」
アリエルの翼が一枚、根元から斬り落とされて床に落ちた。小夜は音もなく着地した後、再び煙に紛れる。その声だけがどこかから響いた。
「まずは、御自慢の翼から頂戴いたしましたわ。先に申し上げておきますが、これは序の口に過ぎませんわよ――」
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【フライトドローン】LV1が発生!
【一刀両断】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV2が発生!
ココ・ジスカールアンベル
■外見
笑顔(糸目)のシスター
同格以上の敵を狩る時は目が開きます。
■性質
敵と敵以外、肉と肉以外というような識別しかできない狂信者
ネメシス形態になり、半身が蟷螂と化した戦闘狂
■戦闘
手負いの強力な敵の存在に惹きつけられ、何かを呟きながら亡霊のように影から現れます。
目は完全に見開いています。
「肉…ここにいましたか…」
「…我が主の御許辺は…苦しみも…痛みも…跡形もなく…」
「…見ぬ肉は見よ…唖の肉は歌え…羽なき肉は飛べ…」
言葉が途切れるが否や、影という影から、黒い瘴気を纏った蟲の群れが、断末魔のような耳障りな羽音を立てながら、意思を持った無数の手のように、敵に襲い来たります。
■その他
アドリブや連携歓迎です
エヴァ・フルトクヴィスト
支援し応援に来てくれたディアボロスの方々に御礼を申し上げながら。
本で無く、粘土板で良かったとワイルドな救出方法から思ったりも。
脱出の為の壁がわざわざ近くに来てくれてありがとうですね。
地の利は向こうにある訳ですからね。
後は倒すのみ!
増殖した相手は動きを観察しつつ、
光学迷彩とフライトドローンを上手く活用して攪乱。
光の槍を高速詠唱で生み出して、統率しながら投擲しながら本体へ。
魔法使いが接近戦が出来ないなんて決めつけるのいけませよ!
本体に接近して光の槍で弱った関節部を一刀両断、
最後は勇気を以って貫通の魔力を込めたチャージで吹き飛ばします!
戦闘後は何が書き込まれているか思いを馳せつつ、そのまま撤退です!
シトロン・ヘイゼルワース
戦場となる以上荒れることは常とはいえ……警備する者の振る舞いとは思えない
閑散と眠るこの書物たちも大切な知識の結晶……無下に扱うのは許しがたい!
【光学迷彩、モブオーラ】の効果を使い、無暗に射撃を行われないよう隠密行動に努めつつ相手へ近づく
室内とあらばこちらが攻撃できない高度まで飛べはしないでしょう。仕掛けるタイミングは一直線に距離を詰められる場所で
「粗暴な振る舞いはそこまでです、風光の大天使」
遮蔽物等には隠れません。……無数無限の弾であろうと、この大楯で受け止めてみせる
その防御態勢のまま【怪力無双】の力を乗せ、【パラドクス】で突撃。勢いをつけた盾を叩き付ける!
石心・リーリャ
・仲間との連携、アドリブ
大歓迎!
・心情
エヴァさん達は無事にデータを奪取できたみたいだけど、ボスキャラがまだ通せんぼ中ってことね。意外に粘ってくれるじゃん?
これ以上足止めされると余所から他の敵が来てヤバそうだし、押し切るしかないっつーワケね。
せっかく奪取できたデータを渡したくないし、うちも加勢するよ!
・行動
ボスキャラとの戦闘音を頼りに、パラドクス【薄明螺旋剣】の鎖鋸をフル稼働させて、隣の部屋をぶち抜いて戦闘に加勢するよ。壁や書架が多少焼き切れるのは気にせず、ボスキャラ目掛けて突っ込んでく。
「加勢するし!データは任せたよ!」
可能なら仲間をディフェンスするようにしとく。
「引き受けるよ!任せといて!」
ココ・ジスカールアンベル(甜血の蟲籠・g04970)が歩くたびに奇妙な足音が響くのだ。カサッ、という……人非ざる者が奏でる前触れの調べ。その正体はネメシス形態へと変化した半人半虫の戦闘狂であった。
「肉……ここにいましたか……」
真っ赤な瞳孔に映るのは上等な“肉”だ。おあつらえ向きなことに、もぎ甲斐のありそうな羽までついている。
「新手?」
アリエルが気づいた時には、隣の壁を鎖鋸でぶち壊して石心・リーリャ(アンチェインド・サイレンス・g04371)までもが派手に乱入。
「加勢するし! データは任せたよ!」
「はい!」
エヴァ・フルトクヴィスト(星鏡のヴォルヴァ・g01561)は頷き、入手した粘土板をしっかりと胸に抱き締めた。
「有難いです、後はこの相手を倒すのみ!」
解き放つフライトドローンの動きに紛れ、エヴァは光学迷彩で自らの存在感を極限まで抑え込む。行方を見失ったアリエルは自らに似せた信者の群れを使い、粘土板の奪取を呼び掛けた。
「早く探し出して――」
「……我が主の御許辺は……苦しみも……痛みも……跡形もなく……」
ゆらりと蟷螂の影が近づいた。
「え?」
「……見ぬ肉は見よ……唖の肉は歌え……羽なき肉は飛べ……」
――ココを中心とした遍く影より出でし瘴気の蟲が我先にとアリエルに群がり、真っ黒に塗り潰さんと暴れ回った。
「ちょっと、なによこれっ!?」
「……終わりの歌にございますわ……」
ココはシスター服の裾をつまみ、優雅にお辞儀する。
「主よ……こうして格別なる肉と見えたお導き……恐悦至極にございます……」
瘴気の蟲はアリエルの分身までをも蝕み、まるで蝗が去った後のような惨状をもたらした。この戦況では、身を潜めて隠密行動に徹するシトロン・ヘイゼルワース(極光の盾騎士・g05679)の存在をアリエルが事前に察知できるわけがない。
(「まだだ、もう少しだけ……」)
シトリンは仕掛けるタイミングを慎重に図った。まず、室内であれば上方へ飛んで逃げることは不可能と見る。仕掛けるのならば、一直線に距離を詰められるタイミングと位置関係が揃う瞬間に限られた。
「やだもう、私の獅子なる瞳でこんなもの……ッ!」
アリエルは旋回しながら中空へ舞い上がり、恐るべき高速で突撃槍を瞬かせる。リーリャは咄嗟に仲間の盾としての役割を果たした。
「引き受けるよ! 任せといて!」
鎖鋸が突撃槍の穂先と噛み合い、狂ったような金属音が鼓膜を刺激する。
「くっ!」
「早くこいつ倒さなきゃ、余所から他の敵が来てヤバそうじゃん? 押し切るしかないっつーの!」
「どいてよ!」
「断固拒否ッ」
リーリャはぐっ、と力を籠めた鎖鋸を螺旋状に引き摺り回して炎の軌跡を描きながらアリエルの胴体を薙ぎ払った。
「い、いったー! 今のは効いたわ!」
空中で尻もちを付いたような格好のアリエルへと、身の丈ほどもある大楯を構えたシトロンが勝負を賭ける。
「粗暴な振る舞いはそこまでです、風光の大天使」
「正面から私とやり合おうって言うの? お望み通り、蜂の巣にしてあげるわ!」
シトロンは襲いかかる無限にも思しきガトリングの砲弾から目を逸らすことなく、真っ向から受け止める。じわり、と最初は摺り足で前に進んだ。やがて力強く踏み込み、機を見て一気に突撃する。
「な……ッ」
まさか楯を構えたまま突っ込まれるとは思ってもみなかったアリエルは驚愕に目を見開いた状態でシトロンの構える楯の直撃を受けた。
「馬鹿な――」
「戦場が荒れてしまうことは常とはいえ……あなたの戦いぶりは警備する者の振る舞いとはとても思えません。閑散と眠るこの書物たちも大切な知識の結晶です。それらを無下に扱ったことを、せめて悔いながら消えなさい」
シトロンの最後通告にエヴァの高速詠唱が重なって、光り輝くトネリコの杖が顕現する。それを投擲するのみならず、エヴァは共に駆けた。
「ま、まずい……!」
咄嗟に最初の光槍に反応して回避行動に入ってしまったアリエルは、エヴァによる至近距離からの攻撃にまで対応することができなかった。
「先入観はいけませんね! 魔法使いだって、時には勇気を以ってこうするのです!」
「きゃ――」
光槍で関節部を仕留め、動きを封じたところへ直接魔力を叩き込む。アリエルは吹き飛ばされる過程で輪郭を失い、最期は光と風に戻って消滅した。
エヴァはほっとしたように一息をつき、すぐさま毅然と顔を上げる。
「さあ、撤退しましょう。粘土板にどんな秘密が隠されているかは、帰ってのお楽しみですね!」
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【書物解読】LV1が発生!
【活性治癒】LV1が発生!
【託されし願い】LV1が発生!
【避難勧告】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV3になった!
【ドレイン】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV3になった!