リプレイ
ナイナ・ヴィラネスティズム
※アドリブ可
※自身の意見はあくまで提案なので多数決には従う
映画の都であるハリウッドで銀幕を飾れる誉ほど素晴らしいものはございませんわよね
好きなように演じてもよろしいのでしょう?
あちらで公開される映画が宇宙人戦争を題材にしているのならば特殊撮影即ち「特撮」ものが無難なのかしら?
ならば色々なジャンルのヒーロー・ヒロイン(即ち復讐者)が侵略宇宙人(即ちワイズガイ)と戦うという体の内容で提案してみましょう
復讐者に必要なのはスターたるに相応しい演技力と日頃の戦いぶりをアクションとして見せる行動力かしらね?
あとはヒーロー・ヒロインの変身シーンとキメ台詞を派手に取り入れる事
一番重要になりそうですわ
シーン撮影は最終人類史の映像のプロの方々にお頼みすれば映像美で見せつけてくれる事請け合いですの
これらを提案した私がまずは変身のお手本をお見せすべきですわね
ドレスを脱ぎ捨てたボディスーツ姿を晒し、
「717」と書かれた覆面を着用、更に目元に天狗面を装着して「変身」
劇場版が叶った地獄からの死者・覆面ドライバー!
●ディアボロスアッセンブル!
新宿島のとある会議室に集まった映像クリエイターたちを前に、ナイナ・ヴィラネスティズム(喜殺令嬢・g00383)は自分の案を話し出す。
「映画の都であるハリウッドで銀幕を飾れる誉ほど素晴らしいものはございませんわよね」
と微笑むナイナが提案した映画は、英雄が侵略宇宙人と戦うというヒーローモノであった。
「侵略宇宙人とは、即ちワイズガイよ」
「ふむ、撮影時にワイズガイを出演させるわけにはいきませんから、そのあたりはCGや着ぐるみスーツを使いますか」
とスタッフたちは実現のために必要そうなものを書き出していく。
「撮影はプロの皆様にお任せしますわ」
彼らなら最終人類史の技術で素晴らしい映像美を見せつけてくれるとナイナは信頼している。
「宇宙人と戦うヒーローは、ディアボロスの皆様だという認識ですが」
「そう、ディアボロスに必要なのはスターたるに相応しい演技力と日頃の戦いぶりをアクションとして見せる行動力かしらね」
ナイナは、様々なジャンルのヒーローやヒロインが集結するのが良いという。
「一番重要なのは、ヒーロー・ヒロインの変身シーンとキメ台詞を派手に取り入れることですわ」
こんなふうに、とナイナは唐突にドレスを脱ぎ捨てた。
ボディスーツ姿のナイナは、『717』と書かれている覆面をかぶると、目元に天狗面を装着するなり高らかに宣言する。
「変身!」
決めポーズをとるナイナの首元で真っ赤なマフラーとともにたなびく金の巻き毛。
――劇場版が叶った地獄からの死者・覆面ドライバー!
万事承知した、とスタッフが目を輝かせる。
「ははぁなるほど、ヒーロー大集合! これはちびっこが大喜びですね」
「いやいや、大人も大興奮ですよ。了解しました、おまかせを! ドハデに行きましょう、ドハデに!」
ということで、一同はヒーロー大集合の映画予告編を撮影すべく、スタジオなどを準備するのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【エアライド】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
ナイナ・ヴィラネスティズム
※併せ・アドリブ可
特殊撮影の歴史とはつまるところ近代文明における大衆向け娯楽の歴史にも連なります
その末席に加えてもらえる栄誉を楽しみましょう
こちらは某県にある採石場を舞台に、
①
これまでの戦いで培った格闘術と剣術を華麗に披露しつつ、戦闘員的な敵を相手に変身前の生身アクション演技
発せられる声は高揚良く
他勢に無勢のところで②へ
②身に纏うドレスを宙へ勢いよく投げ捨てボディスーツ姿を露わに、
717と挿された覆面と天狗面を着用後、
スーツに赤い閃光を走らせて首元に赤いマフラーを発現
皆さんお待ちかね
変身・口上・名乗りのお時間ですわよ
『宇宙人キラー・覆面ドライバー!!』
※ネメシスモード時は「覆面ドライバー717号」
③変身後は先の格闘術と剣術の他に魔銃と魔散弾銃を得物としたガンアクションを取り入れたヒーローばりのアクションを意識
ダイナミックでスーパーに立ち回りますわね!
②は名乗り直後、③はアクションの終幕に爆発演出を取り入れていく
爆発だ爆発だ!
目立ちすぎますが気後れで負けるつもりはなくてよ
格好良く決めましょ
●夏だ! ヒーロー映画だ!
ここは空想科学コーサノストラのハリウッドの片隅にある小さな映画館。
映写室で一人の技師が気絶しており、彼の横ではこのディヴィジョンではあり得ない投影機器が光っている。
その機器がスクリーンに映し出すのは、この時代の人々が見たこともない鮮やかでスペクタクルな作品であった。
切り立った崖に囲まれた、大小の石が転がる平野。
採石場であろうそこで、若い女が大立ち回りを繰り広げている。
「ハッ! ヤッ!」
鋭い気迫の声をあげ、金に輝く髪とドレスの裾を大きく揺らしながらナイナ・ヴィラネスティズム(喜殺令嬢・g00383)は、ワイズガイのように見える宇宙人に、拳や足、そして細身の剣『妖精刀【カノー】』を叩きつけていた。
威勢のよいナイナだったが、どんどん数を増していく敵により彼女は徐々に追い詰められていく。
そしてついに、ぐるりと宇宙人に取り囲まれてしまった単身のナイナ!
――観客たちは思わず手に汗握り、固唾を呑んだ。
絶体絶命のその時、ナイナは不敵に笑う。
「さあ、皆さんお待ちかね!」
バッと画面いっぱいにナイナが着ていたドレスが舞い上がる様子が映る。
カメラが次にナイナを映すとき、ナイナはナイナではなかった。
そう。
「宇宙人キラー・覆面ドライバー!!」
赤き閃光走るボディスーツに、717の表記がある覆面、目元を覆うは天狗面。
首元の長く真っ赤なマフラーがたなびく姿、すなわち『覆面ドライバー717号』!
ちなみにメタなことを言うと、彼女はネメシス化しているのではなく、あくまでも着替えただけである。
「さあ、ダイナミックでスーパーに立ち回りますわよ!」
『妖精刀【カノー】』だけでなく、ステンレスリボルバー銃『魔銃【SR45型・エレンスゲ】』、ライオットガン『魔散弾銃【BS12・ハイドラ】』を構えて声高らかに宣言する彼女の背後で、ドカーンドカーンと派手な爆発。
やはり近代文明における大衆向け娯楽『特撮』といえば、大爆発!
大迫力の戦闘と爆発に観客は度肝を抜かれ、短いフィルムだったにも関わらず、思わず感嘆の声を漏らし、スタンディングオベーションを贈るのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【プラチナチケット】LV1が発生!
効果2【凌駕率アップ】LV1が発生!
●ワイズガイ登場!
「誰です? スポンサー様のご意向を無視して勝手な映画を上映している不届きな輩は?」
劇場に響き渡る声とともに、バターンと映画館の観音開きの扉が開き、どやどやと鮮やかな服装の『トウロウローシ』がなだれ込んできた。
その後ろからゆうゆうと現れるのは『提供』の二文字を頭とする『マッド・コマーシャライザー』。
「えっあっ、ハリウッドスター!?」
「ひえっ? なにこれ、ショウ?」
混乱し、困惑する観客たち。
さあ、ディアボロスの出番だ。
クールに、エンターテインメントに、解決してしまおう!
ナイナ・ヴィラネスティズム
POW
※アドリブ可
まあ!ここまでノリノリで来られるとは宇宙人のお役目お疲れ様ですの
ここからは(戦闘も含めて)本番ですわよ
主演直々のサプライズ登場を演出すべく、ステージ上にてスーパーヒーロー着地
その後映像内同様、ドレスを宙に勢いよく脱ぎ捨ててのボディスーツ姿を晒し、「717」と書かれた覆面と天狗面を着用してからの口上名乗りッ
クールクールと寒い時代をホットなソウルで熱くする者・覆面ドライバー!
観客に被害が及ばぬように配慮しつつヴィラネスト・レイジモードによる攻撃
妖精刀と魔銃によるパラドクス斬撃・射撃で悪への怒りをぶつけるかの如くトループス級を相手取る(能力値アップ・命中アップ込み)
徒手空拳を織り交ぜつつの肉弾戦を見せたり、エアライドによるジャンプをバトル演出の一環として取り入れ
大衆に魅せるヒロイックな戦い方を意識
フハハハハ!間近で観ると壮観でしてよ?
敵からの攻撃には妖精刀の切り払いで防御しつつ敵の頭部触手を引っ掴んでは反対側に叩きつけてのパラドクス反撃で対応(能力値アップ)
●ヒロイックバトル
突然背後の扉から現れた『トウロウローシ』達ワイズガイの乱入に、観客らが後ろを見ながら混乱しているさなか、
ダァン……ッ!
今度は前方から大きな音が聞こえ、一同はそちらへと向き直った。
上映されているフィルムの光を浴びながら、ステージの上に大きく足を開き、片手を床につける――いわゆるスーパーヒーロー着地をしている女一人。
彼女はゆっくりと立ち上がると、一同を眺め回してから大仰に口を片手で押さえてみせた。
「まあ! ここまでノリノリで来られるとは宇宙人のお役目お疲れ様ですの」
そして女はニヤリと不敵に笑う。
「ここからは、本番ですわよ!」
バッと女、ナイナ・ヴィラネスティズム(喜殺令嬢・g00383)はまとっていたドレスを脱ぎ捨て放り上げる。
「あっ! この流れは!」
観客は気付いた。気付かされた。
目の前で、717の覆面と上半分だけの天狗面を装着したボディスーツ姿の女こそ先程まで彼らが見ていた映画に出演していた『宇宙人キラー・覆面ドライバー』ではないか!
今回もやはり変身ではなく単なる着替えであるが、それでもナイナの心は戦意に燃えている。
「クールクールと寒い時代をホットなソウルで熱くする者・覆面ドライバー!」
高らかに名乗りを上げたナイナに、『トウロウローシ』がワッと襲いかかってきた。
(「観客に被害が及ばぬようにいたしませんとね」)
と配慮しつつもナイナは内なる怒りの感情を高めに高めて、敵の襲来を待ち受けた。
キエーッ! 怪鳥のような甲高い声とともにトウロウローシがナイナめがけて拳を引き絞る。
その拳がナイナの肌に当たる前に、彼女も叫んだ。
「加虐憤怒! 傷痕残る逆さ鱗を撫でられた悪女の乱暴狼藉!」
殴りかかる拳を『魔銃【SR45型・エレンスゲ】』でさばき、飛んでくる鋭い爪付きの足を『妖精刀【カノー】』で払い、極めつけのように頭を振るうトウロウローシの触手拳を掴み投げて、ナイナはフハハハ! と笑いながら、吹っ飛んだ相手へ『魔散弾銃【BS12・ハイドラ】』の散弾を浴びせる。
「ハッ!」
掛け声軽やかに、ナイナは空高く舞い上がり、飛び蹴りを仕掛けてくるトウロウローシと空中で丁々発止の肉弾戦を魅せつけた。
「間近で観ると壮観でしてよ?」
「おおーっ」
スクリーンを飛び出し劇場内で勃発した切った張ったに、観客は思わず手に汗握る。
超成功🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【平穏結界】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
ネリリ・ラヴラン
ふふ、お見事といったところね、717
優雅に登場する黒の衣裳で身を包んだサキュバス
ヒーロー物には女幹部の需要があるかなって思うので
どうせなら敵さん側から出てくるよ
誰だよ、的なワイズガイ達の視線は無視して
ヒーローとの因縁に決着をつけそうな雰囲気で【星なき夜の交響曲】
放たれた蝙蝠達は、一度味方を狙ったような機動を取ってから旋回して
もちろんワイズガイさん達にどーん
映画版だからね、戦いを経て寝返る展開も熱いんだよ
テレビ版ならクライマックス前に役立たずとして退場する幹部ポジでも
映画ならどんでん返しが合って構わない(はず)
勘違いをしないことね、正義なんてものに興味はないわ
あんな後釜にお前を倒す大役を譲りたくないだけ
でも、日常パートで味わった平和に魅力を感じるのも確かで…
そんな場面はないけれど、何かありそうな沈黙演技とか入れていこうっ
あ、勝手にマッドさんを自分の後任者扱いにしてるよ
そんなお話は知らない? 演者ならついてこれるはず!
アドリブや連携や過剰演出は歓迎だよ!
ノリで走り抜けるわっ
相原・相真
なかなか派手なことになっているようで
それでは、こちらも加わるとしましょうか
すこし小恥ずかしいですがノリに合わせていきましょう
こちらも目元を覆う狼の面を付けて参戦。旗槍を振るいながら立ち回りに割って入ります
一対多とは見過ごせません。この俺、…仮面ランサーが助太刀させていただきます!
戦闘時は旗布を翻しながらの接近戦
翻る旗布で敵を惑わし、生まれた隙に槍の一閃や長柄での打撃をくわえていきます
元が演武の技なので、それを活かして[ダンス]のような派手な立ち回りができれば観客の受けもいいんじゃないかと
そうやってこちらで敵を引き付けることで観客を巻き込まないようにし、位置取りにも気を付けながら戦っていきましょう
…これってもう映画じゃなくてヒーローショーだな?、なんてのは思っても口には出さず
この場は盛り上がればよし!、でしょうからね!
*アドリブや連携歓迎
無茶振りされたら頑張って合わせていくと思います
バサッとはためく音一つ。
「一対多とは見過ごせません」
槍『技装:Bravely』についた長い旗布をなびかせながら、相原・相真(銀腕・g01549)の登場だ。
「この俺、……仮面ランサーが助太刀させていただきます!」
と名乗る相真の目元は狼の面で隠れており、なるほど彼もまた仮面戦士ということであろう。
「接続、起動。流刃戦舞……!」
長い旗を翻し、相真はトウロウローシの群れへと果敢に攻め込んでいく。
旗槍に宿る記憶が相真に水の如き流麗なる武術を『舞わせて』いく。
槍を一閃するだけでなく、石突で床を叩いて支えにし自らの足で蹴り飛ばしたり、大きく振るって薙ぎ倒したり。
トウロウローシの華麗なる蹴りもなんのその、槍でいなして突き飛ばす。
派手な武術と武術のぶつかり合いに観客が指笛を吹いたり拍手したり、劇場は大盛りあがり。
(「これってもう映画じゃなくてヒーローショーだな?」)
思いつつも、相真はそれで良しと頷く。この場が、観客が、盛り上がっているのなら大成功なのだから。
触手を伸ばしてきたトウロウローシを相真が蹴り飛ばしたとき、
「ふふ、お見事と言ったところね」
派手に飛んでいったトウロウローシの骸を踏みつけながら、黒衣のサキュバスが優雅な所作で現れた。
「……」
ワイズガイたちは一様に彼女に視線を送る。
頼もしい援軍だー! ではない、誰だ、あいつ? の視線である。
彼女はネリリ・ラヴラン(★クソザコちゃーむ★・g04086)。ワイズガイではなく、ディアボロスだ。
「あなたたちとの因縁もここまでね!」
それらしいことを言いながら、ネリリは仮面ランサーへと指を向けた。
「狙いはしっかり……ねっ」
くるりと回す指が描く魔法陣から、小型の蝙蝠がポポポンと出る。
蝙蝠の群れは一斉に相真に向かっていく――と見せかけ、彼の鼻先でくるりと反転すると、呆然としていたトウロウローシへと飛びかかって爆発した。飛び散るトウロウローシ(だったもの)の迫力に、観客も思わず悲鳴をあげた。
「どーん」
トループス級全滅という戦果にニコリと微笑んでから、ネリリはくるりと振り向いて相真を見つめる。
「勘違いをしないことね」
「な、なに……!?」
急に振られた相真は目を白黒させながらも、迫真の演技で台詞を返す。だって彼も立派なハリウッドスター。共演者からのアドリブなんて朝飯前で対応できるはずだ。
相真はネリリの衣装や蝙蝠の軌跡から、どうにか彼女が『裏切ってこちら側についた悪役女幹部』を演じていると察した。
故に、『ヒーロー:仮面ランサー』としての台詞はこうだ!
「あなたは正義に目覚めたんじゃないんですか!?」
ネリリは仮面ランサーのアドリブ演技に満足そうに目を細めると、続ける。
「正義なんてものに興味はないわ。あんな後釜にお前を倒す大役を譲りたくないだけ」
とネリリは『マッド・コマーシャライザー』を指さした。
「!?」
急に後釜扱いをされたアヴァタール級は肩をビクつかせ、自分の親指で自分を指した。
「私!?」
「そうよ」
「勝手なことを! 我々の筋書きを無視したアクションにとどまらず、勝手な設定の後付まで! これはスポンサー様のご意向に反します。到底許されることでは……!!」
わなわなと震えているマッド・コマーシャライザーに、ネリリは涼しい顔で微笑む。
「マッドさんもハリウッドスターなんだよね? ならついてこれるはず、でしょ!」
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV1が発生!
【活性治癒】LV1が発生!
効果2【グロリアス】LV2が発生!
相原・相真
残るは一人。さあフィナーレです
この舞台、最後までやり通させてもらいましょうか!
引き続き「仮面ランサー」として敵と対峙
…他の方と一緒だと自分で言った「一対多」が逆になってしまいますが、
それだけ敵が強力である、ということで
自分のこだわりを捨ててでも勝つ!、という感じにしておきます
戦闘時も変わらず旗槍を構えての接近戦
トループス戦での舞うような型から一撃の重さを重視した型にチェンジ
敵の攻撃は真っ向から受け止めて防ぎ、全力の一撃を叩き込みます
こうやって自分から踏み込んでいくことで周囲を巻き込まないよう敵の攻撃を誘導
あと、戦い方が変わるのは観客受けもいいんじゃないか、という部分もあります
物欲は弱い方(新しい物を買うより思い入れのある物を長く使う派)
攻撃が重くなるのはきついですが、性分はどうしようもない
ならば開き直って正面から対峙し打ち勝ちます!
正直、助っ人という気持ちだったので主役と言われると照れくさい
けどそう言ってもらってのらないのも野暮ですね
その言葉、応えさせてもらいましょう!
ナイナ・ヴィラネスティズム
WIZ
全員がハリウッドの主役につき味方との協力・連携重視
アドリブ可
フハハハハ!侵略宇宙人のファーストステップもここまでのようですわね!
今こそヒーローの出番の時ッ!
引き続き「覆面ドライバー」としての演技と戦い方(素とも言う)を継続、それを観てくれるお客様の熱気と期待に魅せる立ち回りを最重視
敵の広告攻撃に対してはこちらの「令嬢」としての興味を引き立てるように誘導を狙い、目を奪われる様をわざと見せつつ強襲攻撃を妖精刀で切り払い防御できるようにしておく(敵の精神攻撃を防御に転用)
紅茶、菓子、扇・・・でも私が一番欲しいのは何か当ててみなさいな?
敵が見せた隙を反撃の好機と捉えてクリティカルロックオン
妖精刀並びに魔銃・魔散弾銃の二丁銃によるコンビネーション突撃で提供の部位を弱点と定めて命中アップと能力値アップ込みの集中攻撃
味方と攻撃を合わせる場合は僭越ながら合体攻撃の音頭を取る
申し上げたはずですわよ?全員が主役と
フィナーレは一緒にキメましてよ
ひっさーつ!全力全開の地球人の底力ああああッ!
ネリリ・ラヴラン
貴方もあのお方(誰かは知らない親玉的な存在)も
何でも自分達の筋書き通りにゆくと思っている
それが気に食わないのよ
コマ―シャライザーさんの返答もよくあるコミカル台詞と思えばよし
ただ、そういうメタ台詞を放つ敵は大抵やられ役なので
ここは盛大に散って貰わなくてはね
戦いは派手な接近戦はしないよ
遠くから横槍をお見舞いしてヒーローのトドメに繋げるサポートね
貴方達だけの力で勝ったと思わないことね、的なあれ
反撃は今欲しい物、興味のある物なので
自分のUSAライブチケットになるのだけれど、まだ開催の目処もたっていないんだよね
甘んじて受けて、夢をみせてくれてありがとう、とでも言っておこうかしら
立ち回りはそんな感じに前座のつもりだけれど
トドメを一斉にって展開ならもちろん合わせるわ
敵同士で戦った経験があるからこそ、突然でも息が合ってしまう
なんて言うのも良いよね
アドリブは大歓迎だよ!
●やっぱヒーローの締めといえばコレ
アヴァタール級『マッド・コマーシャライザー』が怒りに震えている間も、話はどんどん進んでいく。
「フハハハハ! 侵略宇宙人のファーストステップもここまでのようですわね!」
高らかにナイナ・ヴィラネスティズム(喜殺令嬢・g00383)が笑い、指を突きつける先は、相原・相真(銀腕・g01549)の旗槍『技装:Bravely』の穂先が向くマッド・コマーシャライザーである。
「残るは一人。この舞台、最後までやり通させてもらいましょうか!」
「ええい、さっきからゴチャゴチャと。最後ですって? 話の筋書きまでも勝手に……」
反駁しようとしたマッド・コマーシャライザーだが、一瞬黙り込むと、咳払いをして優雅に両手を広げた。
「いえ、そうしましょう。貴方がたに最期を与えましょうとも」
にこやかな声音で言い放つワイズガイに、ネリリ・ラヴラン(★クソザコちゃーむ★・g04086)は眉をひそめる。
「貴方もあのお方も何でも自分達の筋書き通りにゆくと思っている。それが気に食わないのよ」
『あのお方』と言っているものの、ネリリはそれが誰なのか知らない。こういう敵の背後には親玉っぽい人が多分いるのよ、多分ね。
「そう、貴方のような裏切り者にも死を与えねば」
とマッド・コマーシャライザーは手にした看板広告でネリリを指し示す。
その程度のアドリブ力はあったようだ、とネリリは目を瞬かせた後、にっこりと笑った。
「盛大に散って貰うのは、コマーシャライザーさんのほうね」
マイクパフォーマンスはもう十分だろう。
先に仕掛けたのはナイナだ。
「今こそヒーローの出番の時ッ! 紅茶、菓子、扇……でも私が一番欲しいのは何か当ててみなさいな?」
刀と銃を握り、飛びかかるナイナへと、マッド・コマーシャライザーは広告のチラシ紙吹雪を差し向ける。
「くっ」
紙吹雪にナイナが翻弄されていると見たマッド・コマーシャライザーが、武器を振りかぶる。
「今なら無料! 数量限定! あなただけにお見せしますとも、ご令嬢!!」
看板広告型武器が振り下ろされるとき、ナイナはその看板を足場に更に跳んだ。
「見敵必中! 狙い奪いたる足の小指の泣き所!」
銃弾の雨がマッド・コマーシャライザーの顔面たる『提供』の二文字に降り注ぐ。
「ぎゃあああっ」
空いている手で弾雨を払おうと振り回しているマッド・コマーシャライザーの懐へ、深く踏み込む相真。
「接続、起動。志示奮刃……!」
相真が全力で突き穿つ槍に貫かれながらも、マッド・コマーシャライザーの声音には余裕の笑みが滲む。
「おやおやぁ、どうやら貴方の物欲は弱々しいようですねぇえ!」
「物は大事に使いたいでしょう。思い入れのあるものなら尚更……!」
相手の物欲が弱いほど強まるマッド・コマーシャライザーの渾身の攻撃が迫る中、相真はきっと眦を厳しくする。
物欲の弱さは性分故に致し方ない。ならば、と相真は槍を水平に構えた。
「その攻撃も正面から対峙し打ち勝ちます!」
ガキィイン!! 看板の柄と相真の槍の柄が激しくぶつかり合い、大きな音を立てる。
「くっ、う……」
手が痺れるほどの攻撃だが、どうにか旗槍を取り落とさずに済む相真。
しかし、ぎりぎりと看板を上から押し込まれて相真は徐々に腰を落としていく。
「お困りかしら? この程度で困られていては、困るのだけどね」
「ごあっ」
光の矢がマッド・コマーシャライザーの背に刺さり、悲鳴とともに彼は相真から離れた。
「何てことをしてくれるのでしょう」
と憤るマッド・コマーシャライザーがネリリにばらまいた広告は、なんと『ネリリのUSAライブチケット』。
「……まだ開催の目処も立ってないんだよね。夢を見せてくれてありがとう、とでも言っておこうかしら」
広告の嵐だけは受けつつ、マッド・コマーシャライザーの看板攻撃はするりと避けたネリリが、
「貴方達だけの力で勝ったと思わないことね」
と微笑むと、ナイナは今が機と叫んだ。
「フィナーレは一緒にキメましてよ!」
えっ? と相真とネリリがナイナの方を見やると、ナイナは得意げにウインクを返す。
「申し上げたはずですわよ? 全員が主役と」
「……そう言ってもらってのらないのも野暮ですね。その言葉、応えさせてもらいましょう!」
「もちろん合わせるわ」
ディアボロス三人は同時に武器を構える。
ナイナは『妖精刀【カノー】』を、相真は『技装:Bravely』、そしてネリリは詠唱して発現させた光り輝く月型の弓と光の矢『月灯りの道標』。
「ひ、ひぃっ、ここはいったんコマーシャル……」
流石に分が悪い、とマッド・コマーシャライザーは後ずさる。だが、ディアボロスがそれを許すはずもない。
「さあフィナーレです!」
「これが今の全力! 絶対に……外さないわ!」
「ひっさーつ! 全力全開の地球人の底力ああああッ!」
三人の目にも止まらぬ連続攻撃になすすべもなく、
「この番組はご覧のスポンサーの提供でお送りしましたァアア!!」
マッド・コマーシャライザーは妙な断末魔だけを残して塵になったのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【勝利の凱歌】LV1が発生!
【修復加速】LV1が発生!
【寒冷適応】LV1が発生!
効果2【グロリアス】がLV3になった!
【能力値アップ】がLV2になった!
【ダブル】LV1が発生!