リプレイ
①🔑偽装キマイラウィッチによる管理要塞都市襲撃
ジェシカ・ジョーンズ
※アドリブ連携歓迎
面白い依頼だね
ようは民間人をPTSDにすりゃいいンだろ?任せな
付け角や付け尻尾で軽く変装して現場へ向かうよ
手頃な人数のいる通りを狙い、【通信障害】を展開しつつまずは榴弾砲で空砲ドカーン!
デカい音はそれだけで怖いだろ?
爆音で人々の足が止まったら素早く縦横無尽にドギーを走らせ、人々の足を引っ掛け転ばせる
転んだ連中を観客に見立て、派手に一芝居入れるとしよう
あな妬ましや!
妬ましやァ!
我はキマイラウィッチ、外から流れ着きし者!
家畜の安寧に満足を覚える、貴様等蝦夷民が妬ましや!
ひとつ彩を加えるとしよう!
転んだ連中の周囲の床を撃ち、手頃な距離に爆発を起こす
こっちは弾入りだが当てなきゃいいンだよ、当てなきゃ
道路の被害程度は出した方がそれっぽいし、軽い衝撃や熱波が当たる程度なら映画館でもやってる
悲鳴が上がりだしたら高笑いしとこう
アーッハッハッ!恐怖してる顔も似合うじゃァないか!
新選組が来たら軽く殺陣を演じて逃げ仰せよう
仕方ないねェ、ここは引いてやる!
他の場所で暴れさせてもらうとするよォ!
①🔑偽装キマイラウィッチによる管理要塞都市襲撃
アウグスト・フェルニール
※アドリブ連携歓迎
仲間と共に襲撃地点へ
蝦夷の民はドラゴニアンも見たこと無さそうですし、僕はいつもの衣装でも騙せそうです
禍々しい怪異になりきり、開き直って外道を演じましょう
こんにちは。外から流れ着いたキマイラウィッチと申します
日々幸せにお暮らしなのですね、その幸福を分けて頂けません?
そう言って【罪縛りの鎖】で一般市民を拘束
特に避難を促すリーダー格は念入りに縛る
ゆったりと歩み寄り、黒い竜翼を大きく広げて脅します
ねえ、貴方達は他の誰かの幸せに貢献する事でも幸福を感じるのでしょう?
では死んでもらっていいですか
貴方達が苦痛と怨嗟の中で死んでくれたら、僕はとっても幸せなのです
失神しない程度に鎖を締め上げ恐怖を感じさせつつ、悍ましい言葉責めを続けます
ああ、死にゆく儚いその姿、とても好ましい
キマイラウィッチの僕すら幸せに出来て、貴方達も幸福ですよね?
新選組が来たら撤退、その際も可能なら鎖を操り一般人を盾にしながら逃げます
去り際にも言葉の毒を残しておきましょう
また来ます、次こそ僕等を幸せにしてくださいね?
●混乱を与える者
蝦夷共和国の管理都市は今日も『幸福』である。だが、その幸福を揺るがそうとする者たちが、城壁の上から管理要塞都市を見下ろしていた。
「面白い依頼だね。ようは民間人をPTSDにすりゃいいンだろ? 任せな」
ジェシカ・ジョーンズ(元『Jの血族』エージェント・g10406)の変装はバッチリだ。付け角に付け尻尾も装備し、彼女はキマイラウィッチに扮していた。
彼女の隣にはアウグスト・フェルニール(膝カックンで死にそう系呪術師・g08441)の姿もある。
「蝦夷の民はドラゴニアンも見たこと無さそうですし、僕はいつもの衣装でも騙せそうです」
禍々しい怪異になりきり、開き直って外道を演じれば、市民たちも恐怖に慄くに違いない。
歪んだ幸福で思考停止になった彼らの脳みそを揺るがしてやろう。
「準備完了だ。さあ、派手に一芝居といこうじゃないか」
榴弾砲を抱えるジェシカに、アウグストが力強く頷いてみせた。
「はい。今から僕はキマイラウィッチです」
二人は城壁から都市内へと飛び降りる。市民らが歩いている通りに目を付けそちらへと移動。ジェシカは通信障害を展開し、榴弾砲から空砲を撃ち鳴らした。
「Fire!」
ジェシカの掛け声と共に、発射音が通りに大きく響き渡る。実弾を込めていないとはいえ、その大音量は道行く人々を驚かせた。
「な、なんだ? 何の音だ!?」
思わず足を止める彼らへと、すかさずドギーを走らせる。
「行ってきな、ドギー!」
「ワンッ!」
ドギーは縦横無尽に駆けて、動揺する人々の足に激突。そのまま次々に引っ掛けて転ばせる。道に転がった市民らへと、ジェシカは恨みに満ちた言葉をぶつけてゆく。
「あな妬ましや! 妬ましやァ! 我はキマイラウィッチ、外から流れ着きし者! 家畜の安寧に満足を覚える、貴様等蝦夷民が妬ましや!」
迫真の演技に、市民たちの顔が恐怖に引き攣った。
「キマ……? だ、誰ですか? あなたは!」
恐怖を植え付けたなら、次はその恐怖を咲かせる番だ。ひとつ、彩を加えるとしよう!
ジェシカは転んだ市民ら周辺の道路へと、今度は実弾入りの銃撃をお見舞いした。衝撃で道路の一部が砕け飛び、市民らが悲鳴を上げる。弾入りとはいえ、当てなければ何も問題は無いのだ。
「アーッハッハッ! 恐怖してる顔も似合うじゃァないか!」
上がり出す悲鳴に、ジェシカはプロ顔負けの悪役顔で高笑いを上げる。その高笑いが市民らの恐怖をさらに増大させた。リーダー格の市民が恐怖に屈さず、パニックを起こす人々を落ち着かせようとする。
「皆さん、落ち着いてください! 冷静になって、決められた通りに避難を……」
だが、そんなリーダー的存在も、この後すぐに混乱へと突き落とされてしまうのだ。
突如として多数の鎖が伸び、周辺の市民を縛り上げる。それはリーダー格も例外でなく、むしろ念入りに雁字搦めにされた。アウグストの罪縛りの鎖だ。
「なんだこれは!? 動けない……!」
動きを封じられ蒼褪めるリーダー格へと、アウグストは普段より気持ち凶悪な声色で告げた。
「ふふ、捕まえましたよ」
黒い竜翼を大きく広げながら、恐怖を煽るようにゆったりと歩み寄る。悪役らしい立ち回りとしてはこれで合っているはずだ……サブカルで学んだ。
「こんにちは。外から流れ着いたキマイラウィッチと申します。日々幸せにお暮らしなのですね、その幸福を分けて頂けません?」
「な、なにをするつもりですか?」
震えるリーダー格の市民へと、アウグストは歪な笑みを浮かべてみせた。
「ねえ、貴方達は他の誰かの幸せに貢献する事でも幸福を感じるのでしょう? では死んでもらっていいですか。貴方達が苦痛と怨嗟の中で死んでくれたら、僕はとっても幸せなのです」
鎖の締め上げる力を強める。当然、失神しない程度の強さではあるが、市民の恐怖を煽るには充分だ。
「ひぃっ……!」
体に喰い込む鎖に、リーダー格の市民は恐怖の悲鳴を上げた。
「ああ、死にゆく儚いその姿、とても好ましい。キマイラウィッチの僕すら幸せに出来て、貴方達も幸福ですよね?」
悍ましい言葉責めを続けることで、恐怖の炎をさらに燃え広がらせる。
「や、やめてくれ! 殺さないでくれぇ……!」
恐怖に苛まれた彼に砲口を向けて、ジェシカがさらに燃料を投下した。
「殺さないでくれだァ? 家畜に命乞いする権利なんざないよ!」
「ひいいぃっ……!」
もはやリーダー格も他の市民と同じ。冷静さを失った家畜に成り下がった。あまりの恐怖で、鎖で強く縛らずとも失神するのではないか――そう思い始めた頃。
「新選組だ! 幸福を侵害する者たちめ、斬り捨ててやろう!」
新選組……に扮したディアボロスたちが現場に駆けつける。混乱する市民たちの表情に希望が灯った。彼らには本物と偽物の区別が付かないのだ。キマイラウィッチなアウグストが忌々しげに言った。
「おや、どうやら邪魔者が現れたようですね」
偽新選組の武器を榴弾砲で受け止めながら、ジェシカは撤退の動きを見せる。
「仕方ないねェ、ここは引いてやる! 他の場所で暴れさせてもらうとするよォ!」
彼女の言葉にアウグストも頷き、鎖で縛った一般人を盾にしながら退散する。一般人を盾にすることで、新選組が攻撃できないように仕向けるという演出である。
「また来ます、次こそ僕等を幸せにしてくださいね?」
去り際にも言葉の毒を残せば、主に彼の言葉責めに苦しめられていたリーダー格の市民が叫んだ。
「もう来ないでくれぇ……!」
悲痛な叫び声を背にして、ジェシカとアウグストはその場から撤退するのであった。
大成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1 【通信障害】LV1が発生! 【罪縛りの鎖】LV1が発生! 効果2 【反撃アップ】LV1が発生! 【ロストエナジー】LV1が発生!
●
偽新選組が、偽キマイラウィッチを追い払った。
「助かった! ありがとうございます!」
「新選組の皆さんがいなかったらどうなっていたか……!」
市民たちは涙で顔をべしょべしょに濡らしながら偽新選組へと感謝した。
そこへ、本物の新選組『新選組パトロール部隊』が駆け付ける。通信障害が彼ら本物の到着を僅かながら遅らせたのだ。
「妙な騒ぎが起きていると思えば……ディアボロス、貴様らか」
本物の新選組はすぐにディアボロスの変装を見抜き、戦闘態勢に入る。
だが、新選組に正体が知られているとはいえ、『ディアボロス』として戦ってはならない。
新選組として戦い、市民を欺き続けるのだ。
③👾新選組vs新選組の戦い『新選組パトロール部隊』
八雲・譲二
※アドリブ連携歓迎
キマイラウィッチ役の二人めっちゃノリノリだったな……等と思いつつ
白鉢巻を巻いて浅葱色の羽織を着用、新選組に扮した姿で本物の新選組と対峙
反論を挟ませないように、且つ一般人にも伝わるように、大声で怒鳴り返そう
ふむ、増援には感謝する!
しかしそのバイクは飾りか!?
来るのが遅い!侵入者なら既に逃げ去った後だ!
しかも何故こちらに敵意を向ける?手柄を奪われて立腹したか?
まさか武功を上げるために、わざと駆けつけるのを遅らせたのか?
市民を危険に晒す愚行、同じ新選組とて許せんぞ!
新選組本体やバイクの銃口を特に狙って光輪を放つ
散弾の一部をプロペラにも当てて制御不能にし、周辺の建物や前後の部隊を巻き込みを狙おう
反撃の電撃はエンジェルオーラで軽減を図る
なお【罪縛りの鎖】はちゃっかり引き継いで、一般人は縛りっぱなしにしておき
庇ってるように見せかけて、連中が突進しづらい状況を作るのに利用させてもらう
至近距離に一般人がいるのに戦闘態勢に入った新選組が悪いよな
ド迫力なガチ戦闘を最前列で存分に堪能してくれ
③👾新選組vs新選組の戦い『新選組パトロール部隊』
ソレイユ・クラーヴィア
連携アドリブ歓迎
ここの人々を見ていると、幸福とか何かと、改めて考えてしまいますね…
それはさておき、新撰組として新撰組を打ち倒すとしましょうか
うーん、新撰組ゲシュタルト崩壊
新撰組の羽織りを着て、鍵盤を展開
ヒロイックシンフォニーを演奏します
喚ぶ幻想の英雄も新撰組
本来の歴史で戦った人の新撰組です
ダメージアップの加護を纏わせ、刀で斬りかからせましょう
新撰組の名を汚す紛い物を成敗しなさい!
仲間と攻撃対象を揃え、体力の低いものから各個撃破
戦う時は人々に余波が飛ばないように立ち位置に注意を払い
あくまで新撰組が偽物を討伐しているかのように堂々と振る舞います
増援を呼びに行こうとする者がいれば、仲間に呼びかけて優先して攻撃しましょう
反撃には守護の青薔薇を展開して凌ぎます
新撰組は完璧ですから、これくらいでは倒されません
私たちの攻撃で壊れてしまう適度の強度しかないなら、やはり欠陥品のようですね
これでは人々を幸福にすることはできません
纏めてスクラップにしてあげましょう
●偽物VS本物
新選組に扮したディアボロスたちは、張り詰める緊張感と共に本物の新選組――『新選組パトロール部隊』と対峙する。
(「キマイラウィッチ役の二人めっちゃノリノリだったな……」)
八雲・譲二(武闘派カフェマスター・g08603)は、キマイラウィッチに扮していた仲間を思い返す。見事悪役を演じてくれた彼らのためにも、次はキッチリと『正義の味方』を演じなくては。
偽キマイラウィッチに襲撃された市民たちの、縋るような視線を感じる。ソレイユ・クラーヴィア(幻想ピアノ協奏曲第XX番・g06482)は、つい複雑な気持ちを抱いてしまう。
(「ここの人々を見ていると、幸福とは何かと、改めて考えてしまいますね……」)
思うことはあるが今は新選組として新選組を打ち倒そう。ゲシュタルト崩壊してゆく新選組という単語に、頭が混乱しそうだ。
心の中で考えていることはともかくとして、譲二もソレイユも変装はバッチリだ。白鉢巻に、浅葱色の羽織を着用。まさに新選組そのものである。敵の発言を無視して、譲二は大声で怒鳴り返した。
「ふむ、増援には感謝する! しかしそのバイクは飾りか!?」
「なにっ!?」
「来るのが遅い! 侵入者なら既に逃げ去った後だ! しかも何故こちらに敵意を向ける? 手柄を奪われて立腹したか? まさか武功を上げるために、わざと駆けつけるのを遅らせたのか? 市民を危険に晒す愚行、同じ新選組とて許せんぞ!」
敵の反論を挟ませない勢いで、かつ市民にも聞こえるように一方的に責め立てた。ソレイユも便乗し、後に来た敵の罪状を強調するように言葉を重ねる。
「到底許せるものではありません。斯様な行いは厳罰に処すべきです。市民を護るべき新選組として、私たちが裁きを下して差し上げます」
「貴様ら好き勝手言」
「問答無用です。覚悟しなさい!」
相手の話を一切聞かない。徹底的に敵の言葉を封じ、ソレイユは鍵盤を展開する。
譲二も天使の運勢占いを発動し、天使の光輪を複数召喚した。
「悪い行いをすれば、悪い結果が跳ね返ってくる。つまり今のお前らの運勢は大凶!」
光輪をブーメランにように新選組本体やバイクの銃口へと放つ。光輪は敵と彼らが乗るバイクへと着弾し、その場で散弾銃のように弾け飛んだ。撒き散らされた魔力弾はプロペラに巻き込まれ、バイクの制御を乱す。
「ぬおおおぉっ!?」
制御を失ったバイクが複数の敵を巻き込みながら横転した。
「一番大事な時に駆け付けられないお飾りのバイクなんていらないよな!」
辛辣に言い放つ譲二へと、1体の敵が先陣を切ってバイクで走り出す。
「我々を騙るのは止めろ!」
バイクに激しい電撃を纏い譲二へと突撃。他の隊士が続けて迫るが、譲二はエンジェルオーラで全身を覆い、電撃と衝撃を軽減した。
「都合が悪いから俺たちを偽物扱いか? 笑わせる!」
隊士たちの動きはどうにも鈍い。その理由は譲二にも分かっていた。
「さらに突撃だ!」
「し、しかし。これ以上は市民を巻き込む危険が」
隊士たちの会話が耳に届く。そう。前回仲間が残した罪縛りの鎖をちゃっかり引き継いで、市民を拘束したままの状態にしていた。
「一体何がどうなってるの?」
「なんでもいいから早く解放してくださいぃ!」
混乱する市民らには、鎖を譲二が操作している事など知る由もない。庇っているように見せかけつつ、敵が突進しづらい状況を作り出していた。
(「すまんが、ド迫力なガチ戦闘を最前列で存分に堪能してくれ」)
隊士たちが手をこまねいている間に、ソレイユも攻撃を敵群へと浴びせてゆく。
ヒロイックシンフォニーを演奏すれば、英雄たちの幻影が姿を現した。雄々しき楽曲と共に幻影たちは刀を抜く。彼らは本来の歴史で戦った人類側の『新撰組』だ。
「さあ、新選組の名を汚す紛い物を成敗しなさい!」
ソレイユの声に応じ、幻影たちは雄叫びを上げながら新選組パトロール部隊へと突撃した。
(「――この言葉は演技でもあり本心でもあります。新選組は、新撰組を汚していると言えるのですから」)
ダメージアップの加護を身に纏う英雄たちは弱った者を目敏く見つけ、優先的に襲い掛かる。偽物はあくまで向こう側。堂々と振る舞い、本物側として正義を執行する。
「おのれディアボロス! これ以上好きにはさせん!」
隊士らが上空へとバイクで跳び、ソレイユの頭上からリープバーナーを展開した。プロペラ部分から噴き出す猛烈な熱風が彼を焼こうとする。ソレイユは守護の青薔薇を広げ、自分の体を茨と花で包み込むことで熱風から身を守った。
「新選組は完璧ですから、これくらいでは倒されません。しかし、あなたたちはどうでしょうか?」
ソレイユはあくまで『新選組』として、厳しい眼差しを敵へと向ける。壊れかけのバイクに乗る傷付いた隊士たち――彼らは完璧とは程遠い。ソレイユは呆れたように溜息を吐いた。これも演技の一環である。
「私たちの攻撃で壊れてしまう程度の強度しかないなら、やはり欠陥品のようですね。これでは人々を幸福にすることはできません。纏めてスクラップにしてあげましょう」
敵に対しては冷たく告げつつ、譲二に対しては穏やかな視線を向ける。
「人類の皆さんの幸福のために、もうひと頑張りといきましょうか」
譲二はソレイユへと力強く頷いてみせた。
「おう! 自分の利益しか見えてない奴らは一人残らず成敗してやる!」
二人は引き続き『新選組』として、新選組の隊士らを厳格に処分していった。
大成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1 【強運の加護】LV1が発生! 【プラチナチケット】LV1が発生! 効果2 【ダブル】LV1が発生! 【ダメージアップ】LV1が発生!
●
劣勢であった新選組パトロール部隊からの救援要請がようやく届き、現場へと急行したアヴァタール級『山南敬助』は、現場の惨状に溜息をついた。
「……パトロール部隊は全滅。敵は我々に変装したディアボロスですか。状況は把握しました」
プラズマブレードを抜き、山南は静かに構える。
「貴方たちを排除します。……鎖のような物で市民を繋いでいるようですが、彼らを利用できると思わないことです。私の刀はどのような状況であろうと、貴方たちに届くのですから」
④👿アヴァタール級との戦闘『山南敬助』
ソレイユ・クラーヴィア
連携アドリブ歓迎
偽物の新選組がまた現れたようですね
何体現れても本物には叶わないという事を教えて差し上げましょう
市民の幸せは何人たりとも侵させはしません!
新選組同士の戦いならば、刀を抜いての鍔迫り合いの方がらしいのでしょうけれど
残念ながら私には扱えませんし
嵐で吹き飛ばしてやりましょうか
宙に展開した鍵盤で「嵐」を演奏
周囲の砂礫を巻き上げて猛進する嵐を喚び、隊士を吹き飛ばし叩きつけよ、と指揮します
頭に両手に、と刀3本は流石に非効率的ではありませんか?
多ければ強いと思っているのなら、演算能力が低すぎると言わざるをえませんんね
挑発しつつ仲間を攻撃の機を合わせ、挟撃するように動きましょう
市民が攻撃に巻き込まれないように立ち位置はさりけ無く注意しておきます
反撃には守護の青薔薇を展開して急所を避けるように受け流します
錯覚を操るのであれば、気配と音を読めばいい
音楽家……ではなく、新選組の耳をナメないで頂きましょう
幸福の守り手としては実力不足だったようですね
新選組を騙った事を後悔しながら消えてください
④👿アヴァタール級との戦闘『山南敬助』
八雲・譲二
※アドリブ連携歓迎
今回は一般人に新選組への不安や疑心を植え付けるのが主目標
勿論アヴァタールの出現自体も利用する
新選組としての演技を続けよう
これはこれは…山南隊長にお相手頂けるとは光栄ですな
えぇ、わかりますよ?
歯舞群島に侵入者…キマイラウィッチ、先程市民を襲っていた奴等の同族が漂着し、それなりの戦闘があったとか
対応にあたった大天使はよくやりましたな、武功を上げるチャンスを逃さないとは
それで貴方は考えたのでしょう?手柄を立てるには『敵』が必要だと
しかし敵をわざと招き入れ救援部隊の到着を遅らせ、別働隊の我々を変装した偽物扱いとは流石に看過できませんな
この鎖も連中が市民を拘束した物です、外してやる猶予をくれなかったのはそちらだ。言い掛かりは止して頂きたい!
引き続き市民の近くで戦う
奴の刀は確かに俺に届くが、一般人が逆説連鎖戦を正確に理解できるか怪しい
遠慮なく至近距離でチャンバラされたらそれだけで怖いだろうよ
刀に対し刃渡り長めの包丁で打ち合い、押し込んで叩き斬る
野心に目が眩むなど!
隊長格とて許さぬ!
④👿アヴァタール級との戦闘『山南敬助』
遠宮・秋
新選組の羽織を着て戦場に合流
利用する? 鎖を?
何をいってるか分かんないね
そんなことをして市民の人たちを戦闘に巻き込んだら、あの人たちの幸せはどうなんのよ
あたしたちは侵入者のキマイラウィッチから市民の人たちを守った
後からやってきてそれに文句つけるとか、あんたたちどうなってんのよ
市民の幸福の邪魔になるなら、同胞だろうと容赦しないから
あくまでも自分たちは市民とその幸福を守ってる……ってスタンスで受け答えして戦闘に入るよ
大太刀「白河泡沫分」を手に山南敬助と戦闘
二刀に対してこっちは大太刀一本で対抗するよ
……ってちょっと、あんた剣士じゃなかったっけ!?
召喚してきた新選組モデル群には他の復讐者に背中を預けたりして対応
複数人による連続斬撃で手が足りなくなって追いつめられることがないようにしつつ、正面の敵を切り伏せて数を減らしてく
いつまでもこいつら相手にしてたんじゃ埒があかない、それなら……!
ある程度数を減らして新選組モデル群たちの後ろの山南が見えたら『蠍尾の太刀』
突きと同時に放つ風の刃で貫くよ
●偽りの粛清
幸福の都市にひりつくような緊張が張り詰める。アヴァタール級『山南敬助』を、援軍に駆け付けた遠宮・秋(アブノーマル中学生・g11768)は鋭く睨み据えた。
「利用する? 鎖を? 何をいってるか分かんないね。そんなことをして市民の人たちを戦闘に巻き込んだら、あの人たちの幸せはどうなんのよ」
新選組の羽織をはためかせ、大太刀『白河泡沫分』を構える。
「あたしたちは侵入者のキマイラウィッチから市民の人たちを守った。後からやってきてそれに文句つけるとか、あんたたちどうなってんのよ。市民の幸福の邪魔になるなら、同胞だろうと容赦しないから」
あくまでも市民とその幸福を守る――いかにも新選組らしいスタンスで、彼女は山南と対峙する。
秋に続き、八雲・譲二(武闘派カフェマスター・g08603)が、新選組になりきって続けた。
「これはこれは……山南隊長にお相手頂けるとは光栄ですな」
今回は一般人に新選組への不安や疑心を植え付けるのが主目標。当然、アヴァタール級の出現自体も利用する。
「えぇ、わかりますよ? 歯舞群島に侵入者……キマイラウィッチ、先程市民を襲っていた奴等の同族が漂着し、それなりの戦闘があったとか。対応にあたった大天使はよくやりましたな、武功を上げるチャンスを逃さないとは。それで貴方は考えたのでしょう? 手柄を立てるには『敵』が必要だと。しかし敵をわざと招き入れ救援部隊の到着を遅らせ、別働隊の我々を変装した偽物扱いとは流石に看過できませんな」
譲二の言葉に、山南は溜息をついた。
「よく口が回る方々だ。どうやら偽物を騙ることに慣れているようで」
冷静な山南へと、ソレイユ・クラーヴィア(幻想ピアノ協奏曲第XX番・g06482)も落ち着き払った声色で告げた。
「あなたも随分と堕ちたものですね。あなたは私たちを偽物と誹りますが、市民を顧みないあなたこそ、偽物と言えるでしょう。……まあいいでしょう、戦えばどちらが正しいかわかりますから」
ソレイユは宙へと展開した鍵盤の上に指を置く。
「偽物が何を言ったところで、本物には敵わないという事を教えて差し上げましょう」
新選組ならば刀を抜いての鍔迫り合いの方がそれらしくなるが……刀を扱えずとも、堂々と振る舞えば良い。
戦闘態勢のディアボロス――偽新選組。彼らを見つめ、山南はプラズマブレードに紫電を纏わせた。
「まだ本物だと言い張りますか。その鎖が偽物の証でしょうに」
動き出すのは同時。譲二は刃渡り長めの包丁を堅く握り、迫る山南を迎え撃った。
「この鎖も連中が市民を拘束した物です、外してやる猶予をくれなかったのはそちらだ。言い掛かりは止して頂きたい!」
引き続き市民の近くで戦う。逆説連鎖戦は常軌を逸した戦いだ。通常の概念で解釈する事が極めて困難とも言える。
(「……奴の刀は確かに俺に届くが、一般人が逆説連鎖戦を正確に理解できるか怪しい。遠慮なく至近距離でチャンバラされたら、それだけで怖いだろうよ」)
『調理器具利用強打』を発動し、包丁へとエネルギーを注ぎ込む。別名フライパンアタックであるその技は、フライパンだけに限らず、攻撃に使える調理器具ならば何でも応用可能だ。
迫り来るプラズマブレードを、譲二は包丁で受け止める。防御ごと斬り破る電熱斬撃が、眼前で激しく爆ぜた。
(「さすが隊長格……だが、ここで押し切られるわけにはいかん!」)
爆ぜる電撃と威力に押されそうになるが、足を踏ん張りどうにか耐える。鍔迫り合いの中、僅かに緩んだ力の隙を突き、強引に押し返す。
「野心に目が眩むなど! 隊長格とて許さぬ!」
鋭く言い放ち、包丁を山南の体へと叩き込んだ。
「中々やりますね」
衝撃を受け流す山南。その側面から、幻想ソナタ「嵐」の旋律が襲う。
「市民の幸せは何人たりとも侵させはしません!」
刀は扱えないが、嵐で吹き飛ばすことならできる。鍵盤へと指を走らせ、ソレイユは「嵐」を演奏する。無窮動の旋律は周囲の砂礫を巻き上げ、猛進する嵐を喚んだ。
「市民を守るという重要な責務を放棄した隊士たちを! 吹き飛ばせ、叩きつけよ!」
一般市民らの耳にも入るように、高らかに言い放った。対し、山南は戦闘映像データをソレイユへと投影する。山南は無言のまま、ソレイユへと斬り掛かった。
(「錯覚に陥らせて、正確な位置を掴ませないつもりですね。ならば――」)
視覚ではなく、気配と音に意識を向けた。さらに急所を重点的に包み込むよう、守護の青薔薇を展開させる。大きく開いた花弁が、プラズマブレードを受け止めた。一振りは空を切った。もう一振りは青薔薇に受け止められ、最後の一振りは、青薔薇を突き抜けるも急所には至らない。
「頭に両手に、と刀3本は流石に非効率的ではありませんか? 多ければ強いと思っているのなら、演算能力が低すぎると言わざるをえませんね」
音楽家……ではなく、新選組の耳をナメないで頂きましょう。そう語るソレイユに、山南は紫に光る眼をギラ付かせた。殺気を滲ませる山南へと、秋は大太刀の切っ先を向ける。
「二刀流……いや、一応三刀流? とにかく沢山刀を持ってるみたいだけど、あたしはこの一刀に全力を注ぐよ」
「ならば、こちらは人海戦術といきましょう」
山南は意志なき新選組モデル群を召喚した。向かってくる敵群に、秋はツッコミを入れざるを得ない。
「ってちょっと、あんた剣士じゃなかったっけ!? 召喚とか忍者がすることじゃない!」
連鎖斬行のモデル群に背後を取られないよう仲間を背にする。正面から襲い来る敵を斬り伏せながら、秋は思考を巡らせた。
(「いつまでもこいつら相手にしてたんじゃ埒があかない、それなら……!」)
多数を召喚したからといっても、必ず限界は訪れるものだ。今は辛抱つよく、正面から繰り出される連続斬撃へと対処し続けるのみ。受け止め、時には弾き、隙を突いては倒すを繰り返す。
――今!
数が減り、モデル群の陣形に隙が生まれる。その隙を突き、彼らを掻い潜り、山南へと肉薄した。
「――蠍尾の太刀!」
白河泡沫分で山南を突く。突きと共に生じた風の刃がドリルのように渦を巻き、山南の体を深く貫いた。
「かは、っ……!」
風の衝撃に吹き飛ばされた山南は、ビルの壁へと衝突する。呆然と戦いを眺めていた市民が悲鳴を上げた。市民たちはすっかり蒼褪め、金縛りにあったように動けずにいる。混乱状態が極まっているのだろう。
「さすがに可哀想になってきましたね……」
ソレイユが市民らに聞こえぬよう呟く。譲二が同意するように頷いた。
「なんというか、血圧が凄いことになってそうだ」
「気絶される前に終わらせたいところね」
秋の視線の先。山南が瓦礫を払い落とし、再びディアボロスへと迫った。
「これ以上の好き勝手は許しません……!」
刀を振るおうとする彼へと、ディアボロスたちはパラドクスを一斉に叩き込んだ。
演技も本音もすべて含め、譲二が調理器具で殴り込む。
「それはこっちの台詞だ! 好き勝手してるのはお前らだろうが!!」
フライパンで山南の頭を思いきり殴打してやった。殴り飛ばされた山南へと、秋が追い打ちを掛ける。
「市民の幸福を守れないやつの居場所なんて、蝦夷共和国にはないよ」
蠍尾の太刀が山南を再び穿った。強烈なダメージに、彼の纏う紫電がはっきりと弱まる。
最後の一撃は、ソレイユが喚び寄せる嵐だ。
「幸福の守り手としては実力不足だったようですね。新選組を騙った事を後悔しながら消えてください」
荒れ狂う嵐は、山南の体を原型を留めないほどに引き裂いた。崩れた床にどしゃりと崩れ落ち、アヴァタール級は完全に沈黙する。
現場には、新選組に扮しているディアボロス。そして、混乱状態の一般市民が残されている。
大成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1 【腐食】LV1が発生! 【怪力無双】LV1が発生! 【アイテムポケット】LV1が発生! 効果2 【命中アップ】LV1が発生! 【ダメージアップ】がLV2になった! 【能力値アップ】LV1が発生!
②市民への演説と撤退
八雲・譲二
※アドリブ連携歓迎
最後の仕上げだ。何をアピールして去るか…
「今後も侵入者や偽の新選組が現れるかもしれない」と伝えて不安の種を残すのも有りだろう
ただ…歯舞群島の虐殺防止戦や幸福矯正施設潜入で見た、市民から新選組への盲信具合を思い出すと
ここで市民を落ち着かせたら結局「まともな新選組員はやはり頼りになる!幸せ!」ってなっちまう気もする
可能な限り世情を混乱させ、新選組への信頼を落とすには…。
パニックに陥っている市民達を大声で怒鳴りつける
うるさい!!
愚民共、静まれェ!!!
怒鳴りつつ【罪縛りの鎖】に肉切り包丁を叩き付け、雑に市民の拘束を解いていく。どうせ2時間で消えるし雑でいい
いいか、新選組とは選ばれし存在!
内輪揉めも不手際もない完璧なエリート!
故に今日貴様等が目撃した事は他言無用!
もし話せば我々は貴様等もまた幸福を乱す異分子と見做す。しかと心得よ!!
実際に市民が口を閉ざすかは重要じゃない
狙いは多少のフォローじゃ払拭できない程に新選組へのトラウマを植え付ける事
新選組の羽織を靡かせ、荒々しく立ち去ろう
●市民への言葉
偽キマイラウィッチは追い払った。新選組に変装して、トループス級とアヴァタール級も倒した。
(「最後の仕上げだ。何をアピールして去るか……」)
一般市民らを前に、八雲・譲二(武闘派カフェマスター・g08603)は選択をしなければならない。
(「今後も侵入者や偽の新選組が現れるかもしれないと伝えて、不安の種を残すのも有りだろう。ただ……歯舞群島の虐殺防止戦や幸福矯正施設潜入で見た、市民から新選組への盲信具合を思い出すと、ここで市民を落ち着かせたら結局「まともな新選組員はやはり頼りになる! 幸せ!」ってなっちまう気もする」)
可能な限り世情を混乱させ、新選組への信頼を落とすには……と考えた末。譲二はパニックに陥っている市民を、大声で怒鳴りつけた。
「うるさい!! 愚民共、静まれェ!!!」
「えっ!?」
「きゃあっ!?」
怒鳴りつけられ、市民たちは大きく震え上がる。怯える彼らに巻き付いたままの罪縛りの鎖へと、譲二は肉切り包丁を叩き付け、雑に拘束を解いていった。拘束を解きながら、彼は大声で市民たちへと続ける。
「いいか、新選組とは選ばれし存在! 内輪揉めも不手際もない完璧なエリート! 故に今日貴様等が目撃した事は他言無用! もし話せば我々は貴様等もまた幸福を乱す異分子と見做す。しかと心得よ!!」
表では厳しく言い放ちながら、その裏で思考を巡らせた。
(「実際に市民が口を閉ざすかは重要じゃない。狙いは多少のフォローじゃ払拭できない程に新選組へのトラウマを植え付ける事だ」)
この行動に対して、市民たちはどう反応するか――。
鎖から解放された人々は、ふらふらと立ち上がり、恐怖に満ちた叫びを上げた。
「……う、うわああぁ……逃げろぉ!!」
「皆さん、こちらが避難経路です!」
リーダー格の市民が他の市民を避難させ始める。市民たちの反応に、譲二は眉を寄せた。
敵に対するそれと同じだ。まさか、自分たちは新選組ではなく、敵として再認識されたのか。
(「あー……そういう反応になっちまうのか」)
市民は『新選組はこんな行動は絶対にしない』と思っているのだろう。だから、市民を怒鳴り付けて言い聞かせた後、敵であると認識された。新選組の内輪揉めからは離れてしまったが、『新選組を一蹴する敵が存在すること』は示せたはずだ。今回の作戦が、今後にどのような影響を及ぼすかは未だ不明である。少しでも、良い結果に向かうことを祈ろう。
大成功 🔵🔵🔵🔵
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