リプレイ
ハニエル・フェニックス
海神の旗、かぁ。
信心深い海賊に加護を与えるなんて、そんなものが……今回の敵の中にアークデーモンいるじゃん!
もー、ほんとに邪教集団って感じ!
私は神様は一人しか認めない!なんてスタンスじゃないけど、こいつらにまで加護を与えちゃうんじゃ碌な神様じゃなさそうだね。
とにかく敵を強くするものがあるのは困るから、まずはあれを壊しちゃおう!
せっかく拠点の外から見えるようにしてくれてるんだから、じっくり狙いを付けられて上手く狙える位置を探さなきゃね。
敵に見つかって守られたら面倒だから、その辺は慎重に。
近付きすぎないようにしようっと。
よーく狙ったら、まずは旗を支えてる柄を撃って折っちゃおう。
それだけだとすぐに掲げ直せるだろうから、旗そのものにも何本も矢を放ってぼろぼろにしてあげる!
出来れば地面に落ちて回収なんかされる前にばりばり撃ちたいね。
一番難しいのは最初の柄を折る一射。
命中アップも使って頑張るよ!
メリィ・ローランド
異なる信仰を咎めるつもりはありませんが、賜った力で悪事を働こうとなされるのでしたら話は別です。
私は、その海神様を知りませんが、そのような者にまで恩寵を与える神では我が主と相容れることはないでしょう。
【光学迷彩】を使用いたします
すぐにでも破壊すべきではありますが、固まって守られては多勢に無勢ですから
残留効果に加え、自らも身を潜め彼等の動向を観察します
祈りが始まっているのでしたら、参加されている方々はそちらに集中されるでしょうから
気にかけるべきは参加せずに見回りなどをしている方でしょうか
警備の穴が見つからない場合は、味方と場所を合わせずに
どなたかが見つかった際、敵の注意が向くのを、互いの機と見て狙うのが良いかと考えています
旗を狙う際は、天罰の雷にて遠くから撃たせていただきます
ただ、真っ先に見つかった場合は囮となるのも手ではありますね
遠方にいるディアボロスたちからも砦のてっぺんは捕捉できた。
「海神の旗、かぁ。信心深い海賊に加護を与えるなんて、そんなものが……今回の敵の中にアークデーモンいるじゃん!」
天使、ハニエル・フェニックス(第七の天使・g00897)は、かろうじて見える儀式の輪に嫌悪を感じる。
「もー、ほんとに邪教集団って感じ!」
「異なる信仰を咎めるつもりはありませんが、賜った力で悪事を働こうとなされるのでしたら話は別です」
メリィ・ローランド(†Holy Executor†・g11584)は祈るような仕草で応える。
「うんうん。私だって、神様は一人しか認めない! なんてスタンスじゃないけど、海を荒らしまわるやつらにまで加護を与えちゃうんじゃ碌な神様じゃなさそうだね」
「はい。私は、その海神様を知りませんが、そのような者にまで恩寵を与える神では我が主と相容れることはないでしょう」
ふたりは、旗への攻撃に適した位置取りを探して移動をはじめる。
「せっかく拠点の外から見えるようにしてくれてるんだからね」
「すぐにでも破壊すべきではありますが、固まって守られては多勢に無勢ですから。ハニエルさん、これを」
メリィは、『光学迷彩』を活性化させる。
身を潜めて、儀式の連中の動向を観察しながら、慎重に場所を変えていった。近付きすぎないことも注意点のひとつだ。
アヴァタール級淫魔が先導する踊りは、禍々しい。
ざっとみたところ、シャークパイレーツも含めて、砦のほとんどが儀式に加わっており、歩哨や見回りもいなかった。誰もが、海神の加護を渇望しているからだろう。
ハニエルとメリィは頷きあう。
どちらかが囮となる策も考えたが、これなら集中攻撃が可能そうだ。
『命中アップ』エフェクトを、ふたりぶん重ねる。
「よーく狙ったら……『ホーリー・シルバー・エンジェリック・アロー』」
ハニエルが、聖なる力を秘めたオーラによって作られた銀色に輝く矢をエンジェル・ムーンに番え、悪しき心の源へと射る。
見事、海神旗を支える柄に命中し、へし折った。
淫魔『ポンパドゥール夫人』は、両手を掲げた姿勢のまま、腰の動きをぴたりと止める。ぐらぐらと揺れるマストに悲鳴を上げているらしく、踊りの輪も乱れた。
旗が右、左と傾くたびに、アークデーモン『ショゴス』の軟体が同じ方向へと曲がる。
このままなら、いずれは地面に落ちて、また掲げ直せるのだろうが、そうはいかない。
「撃たせていただきます。『天罰の雷(ディヴァイン・レイ)』!」
メリィは、自身の神の加護を右腕に集め、光線として放った。
邪悪なる存在を消し去る聖なる雷は、触れたものをだいたい消し去る。はらはらと落ちてくるところを受け止めようとしていたシャークパイレーツたちの頭上で、海神旗は跡形もなく散った。
クロノヴェーダたちの焦燥たるやかなりのもので、内向きだった輪はくるりと外側にひっくり返り、防御姿勢をとるものの、てんでに喚きちらして統率がとれていない。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【寒冷適応】LV1が発生!
【光学迷彩】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV2が発生!
ハニエル・フェニックス
よーし、旗は上手く落とせたね!
思ったより大事なものだったのかな、結構混乱してるみたい……つまり、今がチャンス!
このまま攻め込んで、外側からやっつけちゃおう!
誰かが旗を壊したって事は分かるだろうけど、まだここにディアボロスがいるって事に気付かれてないなら、出来る限り光学迷彩で隠れて近付きたいね。
急に敵が出て来たらより一層びっくりしてくれるかな?
かと言って落ち着いて統率を取り戻す時間もあげたくないし、その辺りは上手くバランスを取らなきゃね。
そんな感じで文字通り斬り込みをかけて、近くの敵からやっつけるよ。
相手の武器も剣だし、相手にとって不足なし!
と思ったら噛み付いてきた!?
もー、私のお肌に歯型付けようなんて生意気なの!
そのお行儀の悪いお口に刀と呪いを放り込んであげる。
目には目を、歯には刃をってね!
勢い任せの攻撃なんて効かないよ!
……なんて事はないけど、きっちり学んだ人の攻撃に比べたら防御なんかはしやすいはず。
あんまり勢い付かせる前にやっつけちゃいたいね!
白堂・虹
(トレインチケット)
桜坂・凜々花
(トレインチケット)
「よーし、旗は上手く落とせたね!」
ハニエル・フェニックス(第七の天使・g00897)は、弓型の武器を下げる。
「思ったより大事なものだったのかな、結構混乱してるみたい……つまり、今がチャンス!」
天使の翼を象ったこの『エンジェル・ムーン』は、剣としての成り立ちのほうが先である。刀身に『神蝕呪刃(しんしょくじゅじん)』をかけると、ふたたび高く掲げた。仲間から見えるように。
後方待機のディアボロスたちは呼応し、一斉に立ち上がった。
「このまま攻め込んで、外側からやっつけちゃおう!」
切り込みの合図がハニエルの剣だったからか、ふたりいたカースブレイド、白堂・虹(デーモンズ・ロア・g01947)と桜坂・凜々花(Dusty Pink・g10777)は、共に妖刀を掲げて追従する。
アルマロス・サクリフィキウム(堕天・g05234)は魔法の弓を生成し、番える矢を召喚しながらだ。
いっぽうで、どちらかというと両手を素手にした集団が、メリィに率いられて『ショゴス』へ向かった。光学迷彩をはっていたのだから、出来る限り隠れて近づく手もあった。
誰かが旗を壊したとは判っても、まだここにディアボロスがいるとは気付かれていなかったかもしれない。
突然近くから襲撃者が出て来たらより一層びっくりしただろう。
ただし、その場合は敵に、落ち着いて統率を取り戻す時間をあげることにもなる。歴史改竄との戦いで、もしもの話をするのも奇妙だが、ディアボロスは両方同時の選択はできない。ハニエルたちは隠密を捨てて、一斉攻撃をとった。
「相手の武器も剣だし、相手にとって不足なし!」
得物を振りかぶって向かうさきは下っ端鮫、『シャークパイレーツ』。
「と思ったら噛み付いてきた!? もー、私のお肌に歯型付けようなんて生意気なの!」
鋭い鮫の牙とまるで石のような硬さの頭で、噛みつきと頭突きをしてくる。
確かに、一方的に先手をとれはしなかったが、このトループス級は砦の守護が任務だったのだ。旗の破壊と即座の攻めがなければ、なんらかの防衛手段をとられ、その対処が必要になったはずである。
さらには、鮫の硬い頭にサクサクと、上から矢が突き刺さる。
「天が奪うというのなら、地より奪い返す!」
『蒼穹へと撃ち上がる弓』を用いて、アルマロスが放った魔法の矢だ。誘導性能が高く、引力を無視して鮫頭を射る。
「俺の人生というステージだ、好きに踊らせてもらうぜ」
「ありがとう! 派手にやっちゃってね! 私は、お行儀の悪いお口に刀と呪いを放り込んであげる!」
矢で顎を縫い止められたシャークパイレーツの歯を、ハニエルは横なぎに斬ってトドメをさした。
「目には目を、歯には刃をってね!」
「まずまずって感じだな」
虹が繰り出すのは、『斬妖閃(ざんようせん)』。鮫と人型の混合ていど、妖怪変化のようなもの。牙で脅したあとのカトラスなど、そのまやかしごと斬り捨ててしまえる。
海賊の円陣を、笑みさえ浮かべながら崩していく。
「今日も楽しくヤろう♪」
「そうそう、鮫の勢い任せの攻撃なんて効かないよ!」
『エンジェル・ムーン』とカトラスが打ち合った。ビーンと手がしびれる。
「……なんて事はないけど、きっちり学んだ人の攻撃に比べたら防御なんかはしやすいはず」
野卑な太刀筋は、しかしそれなりに整ってきた。海神の加護は得られないものの、敵も冷静になりつつある。
「あんまり勢い付かせる前にやっつけちゃいたいね!」
「押忍! 凜々花、全力でいくぜ! 『八劈姫(ヤツンザキ)』!」
急かされたからではなかろうが、刹那の内に妖刀は、『刺突と斬撃』を無数に放った。虹とは逆方向から、敵の円を削っていく。
激情に身を任せた矢鱈滅多羅な攻撃、常軌を逸した手数により辛うじて技としての体裁を保っている。ハニエルの言う、『きっちり学んだ人』には該当しない、凜々花の『我流殺法(ガリュウサッポウ)』なのだ。
「叩いてバラシてぶちのめすッ!」
「下っ端鮫は、これでおしまい!」
ハニエルの剣が、拠点防衛の最後の一体を両断すると、トループス級は刃から受けた呪詛に浸蝕され、腐りはてた。
「踊り足りないな。こんなものは地獄に程遠い」
アルマロスが、残った矢を昇華している。
「だが、悪魔はちゃんといるようだな。というか、なんだあれは?」
『シャークパイレーツ』の内側の円陣、『ショゴス』たちはまた違う変化を遂げていた。腐ってはいないが、ブヨブヨのドロドロだ。
善戦🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
効果1【腐食】LV1が発生!
【エイティーン】LV1が発生!
【一刀両断】LV1が発生!
【無鍵空間】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
【命中アップ】がLV3になった!
【ラストリベンジ】LV1が発生!
メリィ・ローランド
目標は一つ達しましたが、罰を受けるべきもの達は未だ健在ですから
一息つくには時期尚早ですね。
動揺が見て取れるのでしたら僥倖です
冷静さを取り戻す間を与えないよう急ぎ戦いを始めましょう
船上へと乗り込みつつ、身に神聖なる霊を降ろし
その正しき力を宿した拳と脚を、醜悪な化物へと打ち込みます
触れるのに少し躊躇いを覚える姿ですが、遠慮をせず罰を下せると安堵もします
魂の清らかさは必ずしも外見に添うものではありませんが
あなた方の内に、それを見てとることはできません。
巨大化する姿は、彼等の悪意を肥大させているようにも感じますし
逃げだすのではなく抵抗の意志をみせるのであったのでしたら、改心の余地もないのでしょう
反撃は無理に受け止めて動きを止められたくはないので、抑え切ろうとはせずに、ガードした手を支えに身を翻してやり過ごしたいですね
巧くかわせましたら、その足で次の敵を狙ってしまいましょう
皇・銀静
(トレインチケット)
タタミ・ヤスマ
(トレインチケット)
七田・ナナ
(トレインチケット)
光線に焼かれた海神旗を惜しむかのように、『ショゴス』はまだ左右に揺れている。
体当たりしてくる様子はない。
「動揺が見て取れるのでしたら僥倖です。冷静さを取り戻す間を与えないよう急ぎ罰を与えましょう」
メリィ・ローランド(†Holy Executor†・g11584)は砦に乗り込みつつ、身に神聖なる霊を降ろす。その正しき力が拳に宿った。
自ら肉体に負荷をかける方法で、七田・ナナ(エンジョイガール・g05125)は腕力を強化する。
「ウチの出番ッスか? ハイパーにお任せッスよ、先輩!」
「ん……この敵の姿は苦手。嫌いよ」
光のオーラを静かに纏う、タタミ・ヤスマ(幼幻竜・g01941)。皇・銀静(銀雷閃・g02337)は膂力を籠める。
「みなさん、敵は防御に特化するつもりのようですよ!」
拳を握りつつ、冷静な分析をした。
銀静の指摘と前後して、『ショゴス』の揺れが踊りでは説明つかなくなる。むくむくとその全身が膨らんでいき。隣のショゴスと接触した。
合体しているわけではないが、まるで浮き輪のような形態となり、その中央に、淫魔『ポンパドゥール夫人』を隠す。
「……トループス級の護衛役、これがアークデーモンのやり方なの……?」
前髪から片方だけ覗いたタタミの眼が、嫌悪で険しくなる。
「構わないッス! やっちまいましょうよ、先輩方!」
ナナにとっての先輩は、他のディアボロスの人全員。銀静は、メリィに視線を移してから頷いた。彼女も応じる。
「巨大化する姿は、彼等の悪意を肥大させているようにも感じます。逃げだすのではなく抵抗の意志をみせるのでしたら、改心の余地もないのでしょう」
ならば、この悪魔の原形質を破壊し、アヴァタール級のところへ攻め込むまでだ。
ディアボロスたちは、文字通りに四方へ散ると、ショゴスの輪を取り囲む。各々の力を込めた拳を叩き込んだ。
「貴方を……『仕留め』ます」
銀静の、『悪鬼粉砕撃(あっきふんさいげき)』。全身の膂力から、強烈な一撃を繰り出す。
軟体がたわんだ。
両サイドから挟んでいる同族にまで衝撃が伝播する。その個体の消滅に、銀静はこだわった。めり込んでいた腕のまわりで、黒い粘液がのけられていく。
固定されたゴム毬を、押しつぶすようなものだ。限界まではあとわずかであろう。『ショゴス』が巨大化したところから、その性質を観察し、対処法を看破していたのだ。
「死んでいって」
タタミのオーラは、『屠竜撃(とりゅうげき)』となった。竜をも屠るような一撃。
ややもすると、打撃後に軟体はもとの形に戻り、影響はなかったかのように思える。タタミの性格と同じで、それは静かに寄せた。
粘液の内部で、ゴボっと気泡が浮かぶ。
殴った相手の左右にまで、同じ症状がでていた。
『灼光気』は身体能力強化だけではない。熱を生みだし操る力が備わっている。『ショゴス』は沸騰しかけていた。
「ハイパー全力で、やってやるッス!」
ナナは、一時的な生命の危機に近づくことで、僅かな時間だけ人ならざる怪力を発揮する。
『インヒューマン・アソールト』の連続打撃だ。
これはもう、一体を目掛けて、ひたするに殴るのである。グチョッとか、ネチョッとか、拳になにかついたみたいだが、気にする暇はない。先輩方も、みんな殴っている。
最初は復元されていた『ショゴス』の体表も、ナナの拳跡が無数に残るほどとなる。
「触れるのに少し躊躇いを覚える姿ですが……!」
メリィは、遠慮をせず罰を下せると安堵もしている。『聖体降臨(コミュニオン・モード)』は、悪しき者を処すための必殺技だからだ。
穢れ無き御霊によって強化された四肢による攻撃は、触れたものをだいたい粉砕する。
正しき力を宿した拳を、醜悪な化物へと打ち込んだ。
黒い内部から、まばゆい光が洩れてくる。
巨大化『ショゴス』の防御姿勢は、ディアボロスによる四方からの殴打に耐えきれない。すべての個体の表面に亀裂がはしると、あとは細胞膜がしわしわになるまでドロドロの粘液を吐きだし続けた。
「魂の清らかさは必ずしも外見に添うものではありませんが、あなた方の内に、それを見てとることはできません」
もちろん、破裂した浮き輪の中から現れたのは、淫魔『ポンパドゥール夫人』だ。
「はっ! はうう……。海神様、この者たちの無礼を御赦しください。愛を知らぬ、無知な存在なのですわっ!」
なにか、勝手な理屈で、祈りを捧げはじめた。
神罰執行者メリィのみならず、ディアボロスたちの神経を逆なでするような。
善戦🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
効果1【防衛ライン】LV1が発生!
【隔離眼】LV1が発生!
【避難勧告】LV1が発生!
【建造物分解】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【命中アップ】がLV4になった!
【ダメージアップ】がLV3になった!
伏見・しろがね
(トレインチケット)
ソラリオン・レプカ
(トレインチケット)
「粗暴な行い、ご容赦ねがいます。これら復讐の執着者に、私が愛を説いてみせましょう。世はすべて海神様の……」
アヴァタール級淫魔はしつこい。伏見・しろがね(鬼斬り稲荷🦊・g01292)も、神仏がらみの挑発をされれば、黙ってはいられなかった。
「伏見の鬼斬り稲荷とはわらわのことじゃ!」
「モラさん! 助けて〜!!!」
ソラリオン・レプカ(名も無き新米観測者・g10295)は、この淫魔『ポンパドゥール夫人』をやっかいな相手と見て、すぐさまサーヴァントを呼び出す。
「モッキュー!!!」
駆け付ける、モーラット・コミュ。
淫魔に諭されるまでもなく、主人へと溢れる愛情を傾けているのは明白だ。さらにそれを、正義の心に変換する事で発動するモーラットの奥義、『V(ビクトリー)モラキャリバー』がきまった。
「モキュ、モキューン!!」
全力で勝利のヒーローポーズをきめる。背後では、ポンパドゥール夫人の豪奢なドレス姿が、衝撃に仰け反っていた。
「モラさん、がんばれ~!!」
ソラリオンの強い願いが、モーラットの力を増幅してくれる。
「『くろがね』よ。おぬしも見せてくれ、わらわとの連携を」
しろがねは、クダギツネとのあいだに妖気の交感を結ぶ。
「妖力充填、120%じゃ。『管狐波動砲(クダキツネハドウホウ)』、発射!」
エネルギー兵器の一種だが、追尾性能がある。
いったん身を引いたポンパドゥール夫人を追いかけると、正確に撃ちぬいた。
「はうあう……。そーゆう、カップリングですわね」
夫人は、ちょっと焦げ目のついた帽子の傾きを直す。謎の言葉に続いて、両手でハートをつくり、隙間から覗き込んでディアボロスとサーヴァントをその範囲にいれた。
「末永く爆発しちゃいなさいっ♡」
ハート型の紋様が、ソラリオンとモラさん、しろがねとくろがねを引き合わせる。
「ち、近いです。戦いにくくありませんか?!」
「むむ、小賢しや、敵の罠じゃ!」
淫魔からの反撃で、サーヴァントとくっつかされて、爆破される。
旗も配下も失ったが、アヴァタール級はまだやる気だ。
善戦🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【動物の友】LV1が発生!
【通信障害】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV5(最大)になった!
【グロリアス】LV1が発生!
天風・悠雨
(トレインチケット)
ハートの爆発は派手そうだったが、仲間の様子を見るに致命傷は受けていない。海神旗の破壊が、敵の威力を減じているようだ。
「啓蒙の光よ、あれ」
ポンパドゥール夫人は、携えていた書物を開く。
そこには淫魔独特の宗教観や、祈りの言葉が収められているらしい。ひとたび内容の朗読がはじまると、貴婦人の声は非常に魅力的で、聴いてはいけないとわかっていながらも聴き入ってしまうほどだ。
砦の広範囲に行きわたって、ディアボロスには精神的なダメージとなる。
いかにも邪教っぽい集いには、旗の加護を仲介して、強化や回復となっていたのかもしれない。
「風は、何処までも僕らと共にあるのさ!」
朗読の声に耐えて、天風・悠雨(孤高たる風詠みの旅人・g00820)が立ち上がった。
「私にも、契約の印がある。淫魔の古本がなんだというのか!」
エリン・エーテリオン(最近ようやく誤解が解け始めた元ヤンの虹炎魔王・g08365)も続いた。
ふたりでパラドクスの詠唱がはじまるが、淫魔が書物からの祈りに対し、悠雨は詩だ。
「聞いておくれ、僕の詩を。聞いておくれ、風の囁きを」
――風は謳う。
気まぐれにそよぐ風が、僕らを包み込む。
水面に揺蕩う風を、僕の詩で導こう――。
紡がれる詩が、淫魔の祈りを遮り、ディアボロスたちに戦意を取り戻させた。
「アヒャヒャヒャヒャヒャ!」
エリンの様子がおかしい。
なんなら、敵よりもっと邪教っぽい。
「ジャシンリュウノオウブラッドムーンサマノフッカツデス!」
『邪神王龍復活(ブラッドムーン・バース・エピローグ)』で、邪神龍ブラッドムーンを召喚したのだ。
砦を含む周辺が、崩壊世界に包み込まれた。
淫魔は、ページをくることが出来ず、祈りにも集中できない。折れたマストの土台部分は、クロノ・オブジェクトのままだからか、壊れてはいない。だが、後から追加した城門の鍵は砕け、防御柵はことごとく崩れていく。
「はぁはぁ……。よっしゃ、みんなでぶっ飛ばせ!」
ふらつきながらも、仲間を鼓舞するエリン。悠雨の詩吟はずっと続く。
善戦🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【使い魔使役】LV1が発生!
【水中適応】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV2になった!
【アヴォイド】LV1が発生!
メリィ・ローランド
祈りは捧げ終わりましたか。
あの旗が無ければ恩寵を賜れはしないのですが、それでも祈るというのでしたら、その間くらいはお待ちします
祈りを捧げるという行為は、見返りを求めた打算的な物ではないほど正しいとは思いますから、純粋な信心からのものであれば一応認めたいです
ですが、彼等に与えるべき罰に変更はありません
残念ですが、改心されている様子もありませんから当然です
私は私でこちらの主に祈りを捧げ
賜った御力を全て右手に宿し、輝き放つ拳で以て悪を打ち砕きましょう
爆破攻撃へは、引き合わされる相手次第ですが支え合って、衝撃で吹き飛ばされてしまわないように耐えて、すぐ攻撃に移れるよう努力してみます
いくばか救いはあるのでしょうけれども……
程度はどうあれ他のアビスローパーの方々共々、悪事に手を染めているのは変わりませんからね。
報いを受け入れる時間です!
「祈りは捧げ終わりましたか?」
メリィ・ローランド(†Holy Executor†・g11584)は、淫魔のまえへと進み出る。
「あの旗が無ければ恩寵を賜れはしないのですが、それでも祈るというのでしたら、その間くらいはお待ちします」
猶予を与えているようで、思うところもあった。
祈りを捧げるという行為は、見返りを求めた打算的な物ではないほど正しい。『ポンパドゥール夫人』の唱える想いの言葉が、純粋な信心からのものであるならば、一応認めたいのだ。
「末永く爆発しちゃいなさいっ♡」
聖句のあとで飛んできたのは、紋様の照準。
「ですが、与えるべき罰に変更はありません」
メリィは、近くにいたディアボロスに合図をおくる。
仲間と支え合い、衝撃で吹き飛ばされてしまわないように耐えた。すでに見た技ゆえ、対処が効く。
「残念ですが、改心されている様子もありませんから当然です。私は私でこちらの主に祈りを捧げ、賜った御力を全て右手に宿し、輝き放つ拳で以て悪を打ち砕きましょう」
『神罰執行(ディヴァイン・エグゼクション)』は、ほぼ零距離から放たれた。
「いくばくか救いはあるのでしょうけれども……。程度はどうあれ他のアビスローパーの方々共々、悪事に手を染めているのは変わりませんからね。報いを受け入れる時間です!」
神聖なる拳は、夫人の臓腑を抉るほどめり込んでいた。
「が、はぁっ! か、かひじンさ、さ……ま……」
アヴァタール級淫魔の身体は消し去られ、握ったままのメリィの拳が、すぐさま露わになる。
海賊船からつくられた砦は、その場に残された。
リマ攻略にまた一歩近づく。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【浮遊】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!