リプレイ

音羽・華楠
はぁ、なるほど……グラビアですか……。
…………。
……いえ、一つ思い付いた内容はあるんですが……!
コーサノストラの時代……1920年代よりは少し後の時代になりますけど、アメリカを熱狂させた、世界的にも有名な女性が居るじゃないですか――
――マリリン・モンローさん。
そして、彼女の映像の中でも、多分誰もが一度は目にしたことがある、最終人類史でも極めて有名な『あれ』があるでしょう?
……地下鉄の通気口からの風圧で思い切りスカートが捲れてるやつが。
あれを模したグラビアで表紙を飾るのはどうかなと思うわけですよ。
最終人類史のグラビアは、コーサノストラでは先進的かもしれませんけど……逆に『先進的過ぎ』て受け入れてもらえない可能性もあるかと。
逆にマリリン・モンローさんのあれは、『時代を越えて』人々の目を引き付ける力がありますし、利用させてもらっても良いんじゃないかなと。
……ええ、まぁ、言い出しっぺですし。
モデルは私がやりますよ。
でも――
絶対!
何が何でも!
下着は見えないようにお願いしますね!?
オズリフォーデ・メーベルナッハ
さて、コーサノストラ攻略の重要な布石。
きっちりこなしていくとしましょうか。
記事の中身は他の人にお任せして、アタシはグラビアの写真を撮影するわ。
被写体は勿論アタシ。
コンセプトは「あなただけの小悪魔お嬢様」。
最初はちょっと生意気げな笑顔を浮かべた写真、読み進めていくごとに屈託ない感じの笑顔に変化。
後半は、はにかんだ笑顔や照れ笑いに。
読み手に対して、だんだん自分に惚れていってるかのように見せるのがポイントね。
煽り文もそんな感じで付けてくれたらと。
服装は、この時代のお嬢様らしいワンピース姿。
前半は体型が目立たないゆったりした服装、後半は露出こそ多くないけど体型を強調する服装。
ロケーションは、前半は街角っぽい場所。
後半は屋内、それも労働者の部屋っぽい場所。読者が「自分のところへ遊びに来てくれた」と感じてくれそうな雰囲気を出すわ。
あ、そうそう。
後半部分は袋とじにするわ。
見たかったらちゃんと買いなさい?
もし表紙に採用されるなら、前半の最後のカットを使いましょうか。
過程とその後への期待を抱かせる意味で。
ラキア・ムーン
ふむ、労働者向けの記事……か
なかなかに難しいが、まあ最初だ
あまりセンセーショナル過ぎるのも悪目立ちするやもしれん
無難なラインを突きながら、分かる人には分かるような記事にするのが良いか
先ずは分かり易くグラビア中心の記事にしていこう
この時代と言えば、労働者向けの作業着としてジーンズが流通しだした時期だった……筈だ
当時基準の労働者の作業着としてのジーンズの着こなしを何枚かグラビアとして撮影
ジーンズと言えば丈夫で動きやすい……みたいな作業着としての特性について述べた記事を付けておこう
作業着としてのジーンズ記事を完成させたら、その後にファッションとしての記事を作成しよう
普段使いやファッションとしてのジーンズのグラビア記事を作成し、作業着としてだけでは無くファッションの一部としての使い方を提案する記事も作成
同じ物でも使い方次第でカジュアルにも使える的な特集記事を作成しよう
後は合間合間にディアボロス株式会社の取り扱う商品広告の記事を差し込んでおこう
あまりクドくならないように少し小さめにしておこう
大崎・朔太郎
アドリブ連携可
こういうお仕事は役に立てるかなとやって来ましたが
記事についてはあっちの世界のアンカレジを良く知らないから
書きようがないしなぁ…とはいえアラスカなので寒いでしょう。
安価で見た目に影響を出来るだけ与えない靴の中に唐辛子や正しい重ね着コーデ等の
小さな防寒法とかを沢山紹介してみますか。
労働者だった身としては実体験として
仕事場に持っていく荷物は出来るだけ少なくしたいから
こういうただ着込みまくるじゃない防寒法は知りたいでしょうしね。
とはいえそのレベルじゃない寒さかもですが…少しでも楽になれば。
そして今僕はアイドル、グラビアもやってみますか、
幾らでも身体は張れますよ。
コートの前をはだけさせ、
折角予知に出てましたしメイプル味のキャンディバーを食べ、
ベタベタトロトロさせて蠱惑的な感じにしてみますか。
使えるなら【庇護欲の瞳】を無意識に使ってカメラマンを乗せつつ撮影。
まあ労働者は男だけじゃないですしね、
グラビアの場所は任せますが
何なら男も思いっきり惚れて貰えるように【誘惑】出来る様頑張りますか。
「ふむ、労働者向けの記事……か」
ラキア・ムーン(月夜の残滓・g00195)は片眼鏡のフレームをいじる。
「なかなかに難しいが、まあ最初だ。あまりセンセーショナル過ぎるのも悪目立ちするやもしれん」
ディアボロス側でも雑誌の検討で、思案に暮れていた。
タレントの経験が役立つかとやって来た大崎・朔太郎(若返りサキュバスアイドル・g04652)も。
「僕は、あっちの世界のアンカレジを良く知らないから、記事の書きようがないしなぁ……。オズリフォーデさんは?」
「フッフッフッ。コーサノストラ攻略の重要な布石となれば、アタシはきっちりこなすわよ!」
ギャングスタの女性、オズリフォーデ・メーベルナッハ(運命を弾く指・g11686)は意気込む。
「グラビア撮影をね!」
「その……なにか、現地の情報はないです?」
音羽・華楠(赫雷の荼枳尼天女・g02883)がおずおずと、重ねて尋ねた。
「ないわ! アメリカは広いのよ! 記事の中身は他の人にお任せするわよ!」
出身地に不案内。
新宿島に流れ着いた者の多くにはわかる境遇だ。咎める空気にはならず、むしろラキアは踏ん切りがついたようである。
「無難なラインを突きながら、先ずは分かり易くグラビア中心の記事にしていこう」
「はぁ、なるほど……グラビアですか……」
華楠がまだ口ごもるので、反論を覚悟した皆は肩透かしをくらう。
「……いえ、一つ思い付いた内容はあるんですが……!」
出てきたのは、肯定的な意見。
「コーサノストラの時代……1920年代よりは後の時代になりますけど、アメリカを熱狂させた、世界的にも有名な女性が居るじゃないですか――」
「あー。もしかして」
朔太郎がその名を言い当てた。華楠は頷き、続ける。
「そして、彼女の映像の中でも、多分誰もが一度は目にしたことがある、最終人類史でも極めて有名な『あれ』があるでしょう? ……地下鉄の通気口からの風圧で思い切りスカートが捲れてるやつが。あれを模したグラビアで表紙を飾るのはどうかなと思うわけですよ。最終人類史のグラビアは、コーサノストラでは先進的かもしれませんけど……逆に『先進的過ぎ』て受け入れてもらえない可能性もあるかと。あれは、『時代を越えて』人々の目を引き付ける力がありますし、利用させてもらっても良いんじゃないかなと!」
気付けば、妖狐が熱弁をふるってる。
オズリフォーデは、件の画像をみせてもらって躊躇した。
「アタシのコンセプトは『あなただけの小悪魔お嬢様』だから、何年目だろうが移り気なのはちょっとね」
恰好の恥ずかしさが理由ではない。
「……ええ、まぁ、言い出しっぺですし。モデルは私がやりますよ」
華楠でさえ、意欲的だ。
ラキアが、ふと小首を傾げる。
「ちょっと待て。グラビアのモデルをやりたい者、挙手!」
四人分の手が上がる。
「ぜ、全員か。やれやれ。いいだろう、私もさっきグラビア中心と提案したばかりだ……」
呆れたように首をふるラキアの手もしっかりと上がっている。
「表紙はアンタに譲るわ。そのかわり、巻末の袋とじはアタシよ!」
ニヤリと華楠に笑いかける、オズリィ。
「はい! でも――」
喜びながらも、顔を赤らめる。
「絶対! 何が何でも! 下着は見えないようにお願いしますね!?」
セッティングが完了して、白いドレスに身を包んだ後でも、注意はする。
始まってしまえば、撮影は順調に進んだ。朔太郎が、もともと裏方だったおかげもある。
『あなただけの小悪魔お嬢様』にしても、オズリィの希望や考えがスタッフに滞りなく伝えられていく。
「最初はちょっと生意気げな笑顔を浮かべた写真、読み進めていくごとに屈託ない感じの笑顔に変化。後半は、はにかんだ笑顔や照れ笑いに。読み手に対して、だんだん自分に惚れていってるかのように見せるのがポイントね」
「煽り文は? 結局、文章を書くことになりますけど」
「そんな感じで付けといてくれたら」
「はいはい。衣装は……前半がこっちで後半はこう。どちらも露出は抑えめだけど、お嬢様らしいワンピース姿から、体型を強調するものへと変わります。新宿の街中では撮れないから、スタジオと画像加工でなんとかしましょう」
街角のシチュエーションからスタート、後半は屋内、それも労働者の部屋っぽく。
「読者が『自分のところへ遊びに来てくれた』と感じてくれそうな雰囲気を出したいわ」
「いいですね」
「ほう。撮影に付き合っていると、分かることも多いな」
ラキアは、現場で自分用のアイデアを固めた。
「この時代と言えば、労働者向けの作業着としてジーンズが流通しだした時期だった……筈だ。当時基準の労働者の作業着としてのジーンズの着こなしを何枚かグラビアとして撮影。ジーンズと言えば丈夫で動きやすい……みたいな作業着としての特性について述べた記事を付けておこう」
「ふぅ。ようやく文字情報が入りそうですか」
朔太郎が、実用的な記事について賛成する。
「僕も素材を用意しながら、アラスカなので寒いと思って。安価で見た目に影響を出来るだけ与えない、例えば靴の中に唐辛子や正しい重ね着コーデ等の小さな防寒法とかを沢山紹介してみようと」
具体的に案がでれば、専門家の歴史考証もしやすくなるだろう。
「労働者だった身としては実体験として仕事場に持っていく荷物は出来るだけ少なくしたいから、こういうただ着込みまくるじゃない防寒法は知りたいでしょうしね。とはいえそのレベルじゃない寒さかもですが……少しでも楽になれば」
「では、特集として合わせてみよう。同じ物でも使い方次第でカジュアルにも使える的な……」
防寒とジーンズ。
実用性をアピールしたあとは、グラビアに繋がる構成だ。
ラキアは執筆と並行して自分の撮影に臨む。
普段使いやファッションとしてのジーンズの着こなしを魅せた。
「そして今僕はアイドル、幾らでも身体は張れますよ」
朔太郎の順番がまわってきた。
コートの前をはだけさせ、予知に出ていたメイプル味のキャンディバーを再現して口元に。
ベタベタトロトロさせて蠱惑的な感じを、カメラマンにむかってアピールした。
「まあ労働者は男だけじゃないですしね」
防寒特集を読んでいたら、載っていた男性モデルが脱ぎだすのである。
「何なら男も思いっきり惚れて貰えるように、『誘惑』出来る様頑張りますか」
サキュバスの本領発揮ともいえる。
捲れ上がるスカートを押えて笑う華楠の表紙から始まり、労働者むけの実用記事、その流れからのラキアと朔太郎が着たり脱いだりするグラビア。街角のお嬢様、オズリィが部屋へとやってきたら、続きは袋とじ。
「す、刷り上がったものは、売っていかなければな!」
ラキアは、槍での突貫めいた様子だ。ディアボロスたちは、アンカレジのオコナー氏の事務所に向かう。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【口福の伝道者】LV1が発生!
【勝利の凱歌】LV1が発生!
【プラチナチケット】LV2が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV2が発生!
【フィニッシュ】LV1が発生!

音羽・華楠
自分が表紙の雑誌を売り込むのは、何か恥ずかしいですね……。
そ、それでも、頑張って作った雑誌が無駄になるのは哀しいです。
オコナー氏との交渉も頑張りますよ!
……表紙の人物だとばれないよう、男物の服装で帽子を目深に被っておきますが。
【友達催眠】と【プラチナチケット】で誠実に対応してもらえる下地を作り、雑誌の現物を見せて交渉を。
……売り上げが見込める雑誌を作れたという自負はあります。
余程目が節穴の人物でない限り、食い付いてはくるかと。
その上で、グラビアのモデルはさらなる綺麗所が控えてると、私の去年の水着コンテストの画像をプリントアウトしたものを見せて嘯き、次の雑誌にも期待感を持たせ、契約に踏み切るよう促していきましょう。
……私は去年の水着コンテストではネメシス形態でしたから、表紙と同一人物とは気付かれないはずです。
買い付ける商品は、オコナー氏たちが扱ってるメイプルシロップ味のキャンディバーを。
……これ、メイプルシロップが特産品のはずのカナダから流れてきた商品では?
彼の地の情報が何か得られるかも。
ラキア・ムーン
……まあ、とりあえず売り込みを掛けねば始まらんな
プラチナチケットを重ね、更に商売関係者として振舞おう
建前としては……そうだな、新興会社として名前の売込も兼ねて商談に寄ったという感じで
オコナー氏の商店に接触したら交渉開始だ
一応それっぽく名刺でも作っていくか
株式会社ディアボロス営業部……とかそんなのを
まずはサンプル用として数部オコナー氏に渡そう
内容は確認して貰って構わん、それと立ち読み用の無償サンプルとして使って貰うのも問題ない
グラビア多めなのは……まああれだ、創刊用の特別版的な感じと思って貰って構わん
とりあえず、うちの雑誌を此処で取り扱って貰えるだろうか
それで、だ……此処からは交渉だ
可能ならうちの雑誌を積極的に客へと勧めてほしい
うちにも出資者が居てね、創刊から少しの間は採算度外視で名前を売れと言うんだ
とはいえ建前も必要
雑誌の売上をそのまま此方に渡してくれれば、多少高くても売れ残りを纏めて買って帰ろう
このキャンディバーなんかは、高級そうだ
うちの雑誌1冊より高いんじゃないか?
……そういう事だ
「自分が表紙の雑誌を売り込むのは、何か恥ずかしいですね……」
音羽・華楠(赫雷の荼枳尼天女・g02883)のつぶやきが聞こえて、ついその横顔を見たラキア・ムーン(月夜の残滓・g00195)だったが、咳払いをしたっきり。
「……まあ、とりあえず売り込みを掛けねば始まらんな」
と、一拍も二拍も置いてから口にする。華楠はといえば、表紙の人物だとばれないよう、男物の服装で帽子を目深に被っているのだ。
「頑張って作った雑誌が無駄になるのは哀しいですから、オコナー氏との交渉も頑張りますよ!」
ディアボロスたちは、『友達催眠』に『プラチナチケット』も重ね、商売関係者としてのふるまいも調べたうえで練習や打ち合わせもしてきた。
アンカレジの雑踏に溶けこみ、ギャングの事務所まで何食わぬ顔で通った。
白スーツを着こなした若者ともすぐ会う運びとなり。
「よう……」
ソファにどっかと座り、席もすすめてくれる。
「新しい商売を始めるんだって?」
エフェクトのおかげで親しい印象だが、目の鋭さは予知のとおりだ。ラキアはぐだぐだとした前置きを避け、サンプル用としての数部を白スーツ、ギャングの若頭オコナーに渡した。
「ふうん……雑誌を作ったのか」
「内容を確認して貰って構わん、それと立ち読み用の無償サンプルとして使って貰うのも問題ない。うちの雑誌を此処で取り扱って貰えるだろうか」
事前の検討どおり、単刀直入に要件を伝える。
華楠はそっと見ていて。
(「……売り上げが見込める雑誌を作れたという自負はあります。余程目が節穴の人物でない限り、食い付いてはくるかと」)
証左として、オコナーは渡されたもののページを丹念にめくっていた。
一回だけ、華楠のほうを見たときはドキリとしたものだが、すぐにラキアのほうへ向き直り、ジーンズのグラビアを示してきた。
「グラビア多めなのは……まああれだ、創刊用の特別版的な感じと思って貰って構わん」
「いや、いい。コレって売れ筋商品になる気がする」
評価は高そうだ。
ニューススタンドで店主から言われたことを、ここで繰り返している。オコナーが探していたものに合致したのだろう。部下に命じて、ハサミを持ってこさせるくらいに。
そこからは具体的な販路や分け前の話になり、契約は成立した。
とにかく店に並べてみなければ分からない。
次のパラドクストレインでアンカレジに来たときには、もう結果が出ていた。
「よう♪」
オコナーは上機嫌で、事務所の玄関先まで出迎えにきたのである。
ラキアたちは、アラスカドルの札束を受け取り、増刷と次号以降の打ち合わせまでできた。華楠は、グラビアのモデルはさらなる綺麗所が控えていると、見本を提示する。
自分の水着コンテストの画像だったが、ネメシス形態だったから表紙と同一人物とは気付かれないつもりで。
新宿島に戻ってから、ようやく息がつけた。
「よ……良かったです……。ホッとしました、ふう~」
「私もだ。や、すぐにまたアンカレジに行かねばな。ディアボロス株式会社の真の狙いはここからだ」
ラキアは専門家チームに頼んで、手に入れた札束と同額のニセ札を用意する。
本物の処分にも立ちあい、華楠とともにニセ札を使っての買い付けに出かけた。アンカレジでなら市場に出回る紙幣の量は変わらず、経済破壊は起こらない仕組みである。
品目は、ふたりのあいだで一致していて、売れ残っているといわれるメイプルシロップ味のキャンディバーを引き取りにいく。
オコナーのギャングを支援することになるし、必需品の買い占めも避けられる。
ただ、聞いていたよりは売れ行きがあるようだ。
「まさか、朔太郎のグラビアのおかげか?」
「……これ、メイプルシロップが特産品のはずのカナダから流れてきた商品でしょうか。彼の地の情報が何か得られるかも」
ラキアと華楠の疑問への答えは得られなかったものの、新宿島での分析で発見もあった。
史実に比べて、大量生産品の精度が高かったのである。
商品を本数まとめて、直に瓶へ入れた状態で卸していたものが、この20年代で個別包装が進み、最終人類史でも見られるような流通がはじまった。
手に入れたコーサノストラのキャンディバーの包装紙は、はじまったばかりとは思えないしっかりしたものなのだ。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【友達催眠】LV1が発生!
【プラチナチケット】がLV3になった!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!
【リザレクション】LV1が発生!

音羽・華楠
さて……私たちは結構派手に雑誌販売で成果を上げました。
そろそろそれを快く思わない商売敵たちから、殺し屋が送られてくる頃合いでしょうかね……。
向こうが襲撃を掛け易そうな人通りの少ない裏路地などを敢えて通り、誘い出しましょう。
いつ、何処から攻撃が飛んできても良いように、【ガードアップ】を重ねておきます。
まずはトループス級から撃破を。
《雷幻想・煉獄》を用い、魔術的マイクロ波で焼き殺してやります。
私は戦場全体の俯瞰を心掛け、位置取りもそれに則ります。
危機の味方には即座に援護を飛ばせるように、弱った敵にはさらに畳み掛けられるようにしっかり戦況の把握を。
また、敵側も一般人を巻き込みたくないと考えてること。
その反面、トループス級たちのパラドクスがどれも音を伴うものであることを利用します。
「そんなに騒がしくしたら、一般人が野次馬として集まってくるかもしれませんよ?」
そう言葉でも揺さぶりを掛けて、敵側の動きが僅かでも精彩を欠くように誘導します。
グラビアモデルが副業でこちらが本業なんです。
舐めないで下さい!
大崎・朔太郎
アドリブ連携可
どうやら色々と効果はあったみたいで身体を張った甲斐がありました。
となると次は釣りの時間ですかね。
目立つように撮影の時のコートを着て、
【偵察】しながら他の人と連携して人通りが無い所に誘い出していきますか。
釣れたらこっちの正体を見抜いてくるでしょうが
今回はこっちが待ち構えて仕掛ける側、
出来るだけ早く【ルアーダンス】を発動して踊りで魅了しつつ
攻撃していきますか、アイドルとして観客が少ないのは残念ですが
被害は最小限のが良いですもんね。お互いに。
グラビアモデルを殺しにかかるギャングって訳わかんないですし。
反撃が来ても【誘惑】も【歌唱】も自分のが腕は上、
心が迷う前に自分を誘惑させて少しでも精神的に引っ張られ切れないようにする。
名無しのBGMだけじゃエンターテイナーとして燃えきれないんですよ。
だからそろそろ大物さんが相手してくれませんかね?と煽ってみたり。
ラキア・ムーン
さて、では後はワイズガイのヒットマンを相手しようか
商売が上手くいけば、当然目立つ
出る杭は打たれる……か、モテるのは辛いな
だが、目的通りだここで敵を殲滅する
《RE》Incarnationを構え、キラーブルースを迎撃する
地を蹴り、一気に敵の懐まで駆ける
【Call:Flame_Slash】起動
槍に炎の魔力を込め、槍を燃やす
敵の連携を崩すよう、敵同士の間に割って入りながら広く槍を振り『薙ぎ払い』
槍で大立ち回りをして、敵を攻撃して行こう
攻撃しながら敵の間を駆け続け、少しでも攪乱
仲間が攻撃し易いように立ち回って行こう
敵のギターの動きをよく観察し、チェンソーを槍で迎撃
斬り払い攻撃の方向をズラして、正面からチェンソーの一撃を喰らわないように弾いていこう
少しでも受けるダメージを軽減し、継戦能力を維持していこう
……前々から思っていたが、チェンソーの振動でチューニングがズレそうなギターだな
それを心配する必要のないくらい、良い性能ならば羨ましい物だ
1つ土産に欲しいくらいだよ
アドリブ連携等歓迎
アンカレッジでは、雑誌とメイプルシロップ味の両方で、結構派手に販売成果をあげた。
「どうやら色々と効果はあったみたいで身体を張った甲斐がありました」
大崎・朔太郎(若返りサキュバスアイドル・g04652)は、あえてグラビア撮影時のコートを着ている。胸元は閉めているし、シロップも垂らしていないが。
「そろそろ、私たちの売り上げを快く思わない商売敵から、殺し屋が送られてくる頃合いでしょうかね……」
周囲に目配せする、音羽・華楠(赫雷の荼枳尼天女・g02883)。ラキア・ムーン(月夜の残滓・g00195)も、長物の武器を隠し場所から取り出し、元の形へと伸ばした。
「商売が上手くいけば、当然目立つ。出る杭は打たれる……か、モテるのは辛いな?」
最後の言葉を、誰もいないはずの物陰へと投げる。
ディアボロスたちは、人通りの少ない裏路地を歩いていた。片側は薄汚れた灰色の壁で塞がれ、反対側は工事現場とその資材置き。向こうが襲撃を掛けやすいように誘ったのだ。
はたして、ラキアが察したとおり、積み上がった鉄骨の影から、太った黒服とギラギラに輝く衣装の数人が姿を現わす。
「釣れましたね。ご挨拶は不要でしょう」
朔太郎はコートの襟を引っ張ってみせ、雑誌のモデルと発行人、それを襲うワイズガイのヒットマンという図式を明らかにした。
「目的通りだ。ここで敵を殲滅する」
突撃槍『《RE》Incarnation』を構え、ラキアは地を蹴り、一気に敵の懐まで駆ける。ギラギラのほう、トループス級『キラーブルース』は、前に出る人員と、黒服のアヴァタール級『ルイ・アームストロング』の護衛とに分かれた。華楠は魔術の詠唱にはいる。
「まずはトループス級から撃破を」
『雷幻想・煉獄(ファンタズム・ムスペルヘイム)』、魔術的マイクロ波で敵後衛を焼いた。分子振動で、資材の鉄骨まで灼熱化する。
残った護衛役に向けて、まさしく釣り出す『ルアーダンス』を、朔太郎は踊る。
「アイドルとして観客が少ないのは残念ですが、被害は最小限のほうが良いですもんね。お互いに」
サキュバスの誘惑の力を乗せたダンスだ。
キラーブルースたちの足は、アヴァタール級のそばから離れて、朔太郎に近づいていく。制動はかけられないが、腕はギターをかき鳴らし、ミステリアスな魅力を秘めたブルースを歌いだす。
ワイズガイも朔太郎の心を惑わし、失神に追い込んできた。
抵抗するには、むしろ自分に酔ったほうがいい。
「誘惑も歌唱も自分のほうが腕は上……!」
精神的に引っ張られ切れないようにする。すぐそばまで来たギンギラギンに、さりげない手刀をかまし、朔太郎は物理的に相手を昏倒させた。
すでに騒々しかったかもしれないが、表通りを歩く人たちの注意を引きたくはない。
魅了、魅惑の対決は続く。
護衛との分断を果たしたが、アヴァタール級には手を出さず、配下殲滅の方針を推し進めた。華楠は魔術を繰り出しながら、戦場全体の俯瞰を心掛け、位置取りもそれに則っている。いまは、敵前衛と戦うラキアを援護だ。
すると、『ルイ・アームストロング』に動きが見えた。
トランペットを掲げて、口にあてがっている。
「トループス級たちもそうだけど……どれも音を伴うパラドクスね」
華楠は、敵側も一般人を巻き込みたくないと考えていることを利用した。
「あんまり騒がしくしないほうが。野次馬が集まってくるかもしれませんよ?」
「……!」
牽制の言葉に、トランペット吹きの指が止まる。
この揺さぶりで、僅かでも精彩を欠くように誘導できれば。
「グラビアモデルを殺しにかかるギャングって訳わかんないですし!」
朔太郎も踊りながら、口で加勢する。
そうしておいて、華楠は詠唱の残りを。
「激しい大いなる怒りの姿をされる不動明王よ。迷いを打ち砕き給え、障りを除き給え、所願を成就せしめ給え……! 急急如律令!!」
陰陽木行に属する雷の術へ、火行の術と不動明王火界咒を組み込み、妖精たちの補助で昇華する。
魔術マイクロ波の放射で、キラーブルースたちの衣装まで、バチバチと火花を散らした。もはや、配下たちには音を気にする余裕はない。
「なぁ~みぃ~だぁ~のぉ~♪ ギタギタチェンソォ~♪」
旋律と共にギターに仕込まれたチェンソーが唸りをあげる。
詠唱に集中する華楠をかばい、ラキアが槍で迎撃する。敵のギターの動きをよく観察していた。
斬り払い攻撃の方向をズラし、正面からチェンソーの一撃を喰らわないように弾いていく。
「前々から思っていたが、チェンソーの振動でチューニングがズレそうなギターだな。それを心配する必要のないくらい、良い性能ならば羨ましい物だ。ひとつ土産に欲しいくらいだよ。……『Call:Flame_Slash(コール・フレイムスラッシュ)』!」
炎の魔力を込め、槍を燃やす。
ギターをそろって振り下ろしてくる敵に、連携を崩すよう、敵同士の間に割って入りながら広く槍を振って、薙ぎ払った。
衣装を燃やしながら、灰色の壁まですっとんでいく、トループス級たち。
華楠の魔術と合わせて前衛部隊を片付けると、ラキアの槍は護衛役にむかい、朔太郎のダンスで誘い出された者たちにトドメを刺してまわる。
『ルイ・アームストロング』は、不可思議な形状をした口をぽかんとあけて、配下の全滅に呆然としている。
「グラビアモデルが副業でこちらが本業なんです。舐めないで下さい!」
怒鳴りつける、華楠。
「名無しのBGMだけじゃエンターテイナーとして燃えきれないんですよ。だからそろそろ大物さんが相手してくれませんかね?」
朔太郎は、アヴァタール級を煽った。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【口福の伝道者】がLV2になった!
【士気高揚】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV2になった!
【ダメージアップ】がLV5になった!
伏見・萬
(トレインチケット)
ワイズガイ『ルイ・アームストロング』は大きな口を閉じ直すと、そこにトランペットをあてがった。
いずれの楽曲も、聴いた者の行動を阻害するパラドクスになっている。
ヴィルジニー・フラムヴェールト(緑焔の奇蹟・g09648)から、いつもの前のめりさが失せる。
「いえ、大丈夫よ……」
こめかみのあたりを押えながら、仲間に向かって微笑を浮かべた。
「ギャングのヒットマンなんて、戦ったことないわよね」
信仰を利用する敵や、一般人を虐げる敵とは違うので、調子がでないのだとヴィルジニーは言うが。
景気をつけようとしたのか、伏見・萬(錆びた鉄格子・g07071)がズイと前へ出る。
持ち前のガラの悪さから、ワイズガイの襲撃を『出入り』に例えた。
「むこうがギャングなら俺はァ……」
と、あんまし言わないほうが良さそうな経歴を吹聴する。持ったままのスキットルで真実味が増すが、実のところ萬には漂着前の記憶がない。
風体から自分で思っているだけだ。
はたしてギャングのヒットマンは隠密を諦めたのか、音量をあげる。
ディアボロスたちは身構えたが、『ディッパー・マウス』は強力だ。誰もが聞き惚れる素晴らしいトランペット演奏に夢心地となり、自然とその足は無防備に引き寄せられてしまう。
ルイ・アームストロングが楽器のマウスピースから唇を離したところ、その口のなかには細く鋭い歯が乱雑に並んでいた。
だが、引き寄せた相手を丸かじりするはずが、甲高い金属音に阻まれる。
萬の腕から生えた『魔骸連刃』が、クロノヴェーダの歯とぶつかったのだ。
「そう簡単に喰われるか。むしろ、てめェのほうこそ喰われて、同じになれよ」
デーモンイーターは刃を振りぬく。
細い尖りの数本がへし折れる。
「……ふぎゅ、ぐは!!」
口元を抑えてよろよろと後ずさり、トランペットをあてがいなおす、ルイ・アームストロング。
『ディッパー・マウス』で、再び夢心地にさせるつもりだろう。
そもそも、萬の不意打ちが、曲の途中で覚醒したのか、はじめから演技だったのかも判然としない。わかっているのは、いまやヴィルジニーによって音色をかき消されていること。
「ゆるせないわ!」
『パッショネイトヴォイス』による威厳と情熱に満ちた演説のほうが、トランペットよりもひときわ大きい。
話す内容は、一般人のささやかな幸せ、ちょっとした娯楽でさえも奪うのかという抗議だった。
「『ルイ・アームストロング』が史実でどうだったか、わたしはよく知りませんけど!」
このアンカレジでは、ギャングの運営をするのは一般人。ディアボロスもその片棒を担がせてもらって雑誌を売っている。
クロノヴェーダが務めるのは、あくまでも抗争の実行者としてだけだ。
そのへんの事情がややこしかったとしても。
「神の裁きを受けなさい!」
ロザリオを掲げるヴィルジニーの圧には、アヴァタール級も抗い難い。
善戦🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【士気高揚】がLV2になった!
【活性治癒】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【ドレイン】LV1が発生!

音羽・華楠
……残るはルイ・アームストロングだけですね。
先程はああ言いましたが……私も本心では一般人たちが集まってくるのは好ましくありません。
その前に――迅速に片付けましょう。
敵が聴覚を攻めてくるなら、こちらは視覚で対抗しましょう。
実戦初投入のパラドクスを使います――
――《雷幻想・邪眼》!
ルイ・アームストロング、あなたの演奏は聞き飽きました。
指一本動かせないようにして、止めてあげます!!
……まぁ、これは逆説連鎖戦。
敵のパラドクスである演奏をそう簡単に止められるとは思いませんが――
――ルイ・アームストロングは、曲がりなりにも音楽家。
自分の指が麻痺する体験は、楽器を演奏出来なくなるかもしれないという実感は、僅かなりとも動揺に繋げられるかと。
それにより行動に精彩を欠いてくれれば御の字です。
敵の反撃は、高めた【ガードアップ】を信じて耐久を。
精神の高揚は、それで暴走して自滅する前にケリを付けます!
また、戦場全体を俯瞰出来る位置取りを心掛け、味方の危機は見逃さないように。
しっかり援護しますよ!
大崎・朔太郎
アドリブ連携可
まあ煽るだけの実力はあったという事で納得していただけましたか?
そんな訳で残るは貴方だけです。覚悟は良いですか。
まあそれでも油断は禁物、
パフォーマンスをやられると人目が集まったり被害者が出るかもなので【魂への一撃】で分身に襲わせる事で
多少でもやりにくくされますか。それでも当然カウンターは出来るでしょうが、
サキュバスミスト製の分身に心臓は無いので、僕が最悪凄いダメージ喰らってもずっと襲ってくれるでしょうから。
そして運がいいのか今までの動きで【ダメージアップ】と【ガードアップ】が参加人数の割に高くなってるので
そこを信じて戦って行きましょう。こうやって後に繋げてやっつけていくのが僕等の戦い方なのですから。
全部終わって後は追手が来る前に逃げるように帰るだけなんですが…
とはいえグラビアの反応は当人として調べておきたかったなぁと本音もぽつり。
「そんな訳で覚悟してください。まあ煽るだけの実力はあったという事で納得していただけましたか?」
軽く頭をふってから、大崎・朔太郎(若返りサキュバスアイドル・g04652)は戦線に復帰する。
加えて、サキュバスミストで出来た分身を左右に控えさせていた。
音羽・華楠(赫雷の荼枳尼天女・g02883)も、自身ありげに立ち上がった。
「敵が聴覚を攻めてくるなら、こちらは視覚で対抗しましょう。実戦初投入のパラドクスを使います――」
一、八、十と印の結びを増やしていく。
「――『雷幻想・邪眼(ファンタズム・バロール)』!」
視線を媒介に、対象の神経に干渉する。
電気信号を強制停止させ、麻痺状態へ陥らせるのだ。『ジャズ・トランペッター』には、致命的な技である。
(「……まぁ、これは逆説連鎖戦。自軍の妨害工作が効いたとしても、パラドクスである演奏をそう簡単に止められるとは思いませんが――」)
アヴァタール級『ルイ・アームストロング』は、よりいっそうリズムにノッている。
(「――曲がりなりにも音楽家。自分の指が麻痺する体験は、楽器を演奏出来なくなるかもしれないという実感は、僅かなりとも動揺に繋げられるかと。それにより行動に精彩を欠いてくれれば御の字です」)
印を見せる通り道は残したまま、朔太郎の分身がステップを踏んで並ぶ。
別で本体がいるはずだが、見当たらない。
もしかしたら、分身の列に紛れているのだろうか。どのような攻撃なのか、味方であっても察知しづらい。
華楠の技も、敵の内部で起こっているので、外観に変化はなかった。
「ルイ・アームストロング、あなたの演奏は聞き飽きました。指一本動かせないようにして、止めてあげます!!」
などと言葉を足してみるが、アヴァタール級の動揺は感じられなかった。
判断のために耳をすますわけにもいかない。
「先程はああ言いましたが、私も本心では一般人たちが集まってくるのは好ましくありません。その前に――迅速に片付けましょう」
たまらず呟いた華楠の言葉に、朔太郎がすぐ返事する。
「ええ。敵はもう音量を気にしてなくて。パフォーマンスを派手にやられると人目が集まったり被害者が出たり、するかもなので」
すぐ前で踊っている朔太郎が、朔太郎だった。
「けど、さっきから結構、音をハズしていますね。与えたダメージのせいなのか……油断は禁物ですが。もしかして、華楠さんの印で本当に指が効かなくなっているのでしょうか?」
「そのとおり、指の麻痺を狙っています。ね、念のため、確認しますけど、朔太郎さんは敵の音楽を聴いても不調にはならないのですよね?」
誰もが聞き惚れる音楽攻撃に完成されると、興奮からの自滅や心臓爆発につながる。
「いえ、二回か三回は、大爆発しているでしょう」
「……へ?」
「ごめんなさい。サキュバスミスト製の分身に心臓はありません。攻撃はすべて分身に命中しているので、僕の心臓は無事です。それに運がいいのか今までの動きで防御エフェクトが参加人数の割に高くなってますから」
「そういえば……ダメージも高くなっていますね」
敵、味方の攻撃は、表にあまり出ないものだった。
トランペットを吹き鳴らして不調を誘う。指の動作で、秘かに神経を侵す。そして、攻撃をくらっても踊る分身でふせぎ、かわりにエネルギーを吸い取っていく。
見た目には奇妙なセッションで、幸いにも表通りから一般人が迷いこむこともなかった。
「そこを信じて戦って行きましょう。こうやって後に繋げてやっつけていくのが僕等の戦い方なのですから。……『魂への一撃(ソウルブレイクショット)』を追加です。バキューン」
朔太郎の撃った弾丸が、また分身となった。
突然、アヴァタール級ワイズガイ『ルイ・アームストロング』の身体が、工事現場の資材のなかへと倒れ込む。プペッと最後に一音吹いて。限界がきたようだ。
詳しく検めているヒマはない。
ディアボロスたちは、追っ手が来る前に裏路地から引き上げた。騒がしい戦闘は、ひとまず終わる。
「とはいえ……グラビアの反応は当人として調べておきたかったなぁ」
朔太郎は、静かに本音をぽつり。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【防空体制】LV1が発生!
【狼変身】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV4になった!