リプレイ
クィト・メリトモナカアイス
【星図】で連携、タグ外との連携も歓迎
ん-む、高い! いつも(【飛翔】)より高い。いい眺め。
んむ、そんなことは言ってられぬ。攻撃が飛んでくるだろうしー、脱出! ゆくぞー。
パラドクストレインを飛び出し天空寺院へと降下開始。
パラドクストレインが壊れる爆風とかでコースが逸れるかもしれぬし、流れ弾が飛んでくるかもしれぬ。そんな時は【エアライド】で方向補正や回避。
ガルーダたちが飛び出てきたら浮遊球形ガジェット「モナカ」斬撃型たちを呼び出して迎撃。
猫と鳥なら猫の方が強い……たぶん。
というわけで、モナカ斬撃型、ゆけー!
たくさん呼んだモナカ斬撃型に、敵の頭上からだけでなく左右や下からも縦横無尽に攻撃を行わせ、切り裂こう。
反撃の吹き飛ばし攻撃をされては天空寺院に辿り着けず場外してしまう。
【エアライド】の使用回数が残っていればそれを使って元の落下コースに戻り、なければ羽ばたく敵にモナカ斬撃型をぶつけて切裂き、飛ばされる前に嵐を止めよう。
着地は【落下耐性】を借りて。
んむ、着地成功。暴れるぞー。
伏見・逸
(連携アドリブ歓迎)(仲間は苗字呼び)
無茶をするのも、目的あっての事なら悪かねえ
俺の身ぐらい、いくらでも賭けてやるよ
「同行者全員の無事な降下」を最優先目標とする
【落下耐性】の力を借り、翼を広げて姿勢を制御しつつトレインから降下
【飛翔】は利用可能な高度になったら、姿勢制御や仲間が天空寺院を外れて落下しそうな時の救出用に使う
そこまでは【エアライド】を借りての跳躍や【フライトドローン】を足場として借りる事で、立体的な動きで戦闘
仲間と声を掛け合い連携。互いの位置把握に努め、見失わないように注意
集中攻撃を受けている仲間がいれば、動きや攻撃で自分に引き付ける
仲間への包囲・集中攻撃の妨害>降下ルート上の邪魔な敵を殴り飛ばす>撃破可能な敵を倒す>他、の順に優先
【竜翼翔破】使用。長ドスや翼・尻尾等、なんでもぶつけて敵を殴り飛ばす喧嘩殺法
敵の攻撃は長ドスや尻尾で受け流す
掴まれた場合は、接触しているのを好機として敵の体に長ドスを突き刺すが、既に地面(天空寺院)が近ければ、受け身を取りつつ叩きつけられ着地とする
空木・朱士
※アドリブ連携歓迎
ラクシュミ倒すために仲間達が頑張ってくれてんだ、横槍なんざ入れさせねぇよ。
分かっちゃいたが、やっぱ高ぇなぁ!
うなじ辺りがサワサワするが、ここまで来といて尻込みするのもカッコ悪い。
攻撃が始まったら先にドローンを囮としてトレインから飛び出させて敵が間違ってそっちに攻撃してる隙に腹括って一気に飛び出す!
先ずは全員が天空寺院に無事着地しないとだからな。
勿論向かってくる敵にはこっちからも攻撃するけども
敵からの反撃をなるべく封じる為に仲間の攻撃で倒しきれなかった敵を優先的に狙って重ねて攻撃。
取り囲まれて孤立したりさせたりしないように周りの戦況にも気を付けて
積極的に連携して動き、場合に因っては援護にも入る。
パラドクス通信があれば良し。無ければ簡単なハンドサインで意志疎通。
交戦中に敵の反撃や成り行きで着地のコースから外れそうになったら出現させたドローンを足場にして蹴ったりエアライドで体勢を立て直す。
最後は高度的に使えるなら飛翔を使ってか、無理っぽかったら落下耐性をお借りして着地。
呉鐘・承李
【星図】で連携、タグ外との連携も歓迎
さて、一番槍の勲章は頂くとしようか。
トレインが停車し次第、仲間たちの【落下耐性】と【エアライド】【飛行】を借りて、先行してトレインから降下。気負わずに空中に身を投げる
空中で体勢を整え、薫風の柄に手を置く
あかしま流には踏み込みも予備動作もない。故に空中でも、万全にその刃が届く
薫風を抜刀、周囲の風を手繰り刃と為し、こちらに気が付いた敵からそのそっ首を叩きとおす
その嵐と、荒れ狂う暴風。どちらの風がより鋭いか……試してみるがいい
敵の攻撃を搔い潜り、反撃を行いながらも、エアライドも併用して空を蹴り加速しながら只管に下へ
ガルーダの風で進路を邪魔されれば飛行かエアライドを用いて軌道を修正。
着地の衝撃は落下耐性で軽減し、同時に暴風を展開
地上付近の敵を蹴散らし、仲間たちが降り立つ空間を作る
ここからは耐久戦だ
仲間たちが降下しきるまで、この空間を守り切る
さぁ――かつて剣鬼と恐れられたこの影を、踏めるものならば踏んでみろ
伊佐沼・チカ
辻連携歓迎
『あーでてや』は、仏様ぁお守りする神さまのフリをして、悪ぃこと三昧だって言うのです
そんなとんでもねぇ奴ら、チカが絶対、許しません!
お空のお寺から叩き出して、みぃんな、こらしめてやります!
高ぇ所から落っこちるのは怖ぇけど、【落下耐性】を皆さんと分け合えば、大丈夫なのです
あとは地面に近づいた時のための【飛翔】とか、落ちてる時に向きを変える【エアライド】を借りられれば、万全じゃねぇでしょうか
残留効果と本物の神様仏様を信じて、腹ぁ括って飛び降ります!
チカ達が落ちるのを邪魔する輩は、『飛蝗槍』で、叩き落としてやるのです!
普段は下の方で待ち構えてる敵さんをば倒して、道を切り開くのを最優先、です
でも、お仲間さんが敵さんに囲まれて危ねぇ時は、狙いを移して助けに入ります
敵さんの爪は《防弾シールド》で押し返して、チカの体を捕まれねぇように、気ぃつけるのです
遠くまで投げ飛ばされちまった時は、【エアライド】で跳んで、お寺に落ちれる道筋まで戻るのです
民草ぁ騙す悪もん共に、チカ達を止められやしないのです!
●(1)ガルーダ
空の果てはもう近いのか。
そんな感覚を抱いてしまうほどの高みだった。
だから彼等が宙空に身を躍らせた時、空から五つの星が墜ちたと、例えば空を見上げる生き物たちは思ったかもしれない。
けれども毘沙門天天空寺院のアーディティヤ達は敵を正しく認識し、その乗り物の破壊を開始した。
ガルーダ達もまた命令に従い、空を駆った……そしてこのすべてを、ディアボロス達は想定済みだった。
【星図】の二人が、真っ先に虚空に出現したパラドクストレインの扉から宙にダイブした。
クィト・メリトモナカアイス(モナカアイスに愛されし守護者・g00885)が高空の大気に緑色の瞳を瞬かせる。
「ん-む、高い! いつも飛ぶ空より高い。いい眺め」
呉鐘・承李(剣鬼・g06193)はごく勇敢に言ってのけた。
「さて、一番槍の勲章は頂くとしようか」
「んむ、ゆくぞー」
承李がまるでフワリと空中に身を投げて、空を墜ちる黒点となった。一本だけの妖狐の尾が黒衣の下で風を孕む。
クィトも承李と共に飛び出した。ヒューンと身を包む風に銀髪が巻き上がる。
(「天空寺院へと降下開始。……皆脱出したかな」)
敵の攻撃が始まる中、ディアボロス達は各車両から次々に飛び出していた。
次には空木・朱士(Lost heart・g03720)と伊佐沼・チカ(土興しの鎚・g08514)が飛び出した。
「分かっちゃいたが、やっぱ高ぇなぁ!」
飛び出す間際、ボソリ呟いた朱士の言葉を偶然聞いたのが、チカだった。
「高ぇ所から落っこちるのは怖ぇけど、【落下耐性】を皆さんと分け合えば、大丈夫なのです」
「あ……」
素朴な慰めが心に響くというもので。一瞬、人の好さそうな眼差しで彼はチカを見た。チカのほうは、もちろん大真面目だ。
正直、うなじが少しさわさわしてた朱士だったがカッコ悪いところを見せるつもりはなかった。朱士もこの作戦に参加する覚悟は確りとあった――ラクシュミ倒すために仲間達が頑張ってくれてんだ、横槍なんざ入れさせねぇよ。
「……っと。敵の攻撃か、ちょっと待て」
「何かするですか?」
朱士は事前に考えていた通り、フライトドローンを囮に放ち、タイミングを計った。
「今だ、行こうぜ」
「はいぃっ。(残留効果と本物の神様仏様を信じて、腹ぁ括って飛び降ります! )」
チカは思い切りよく朱士に続いた。彼女の心にはアーディティヤに対する純粋な怒りがあった。全身に風を受けながら、チカは復讐者としての怒りを思い返す。
(「『あーでてや』は、仏様ぁお守りする神さまのフリをして、悪ぃこと三昧だって言うのです。そんなとんでもねぇ奴ら、チカが絶対、許しません!
お空のお寺から叩き出して、みぃんな、こらしめてやります!」)
チカだけではない。
こんな大変な作戦に参加する皆は、それぞれに強い意志を持っていたらしい。
殿に飛び出した伏見・逸(禍竜の生き先・g00248)は天空に堂々とドラゴニアンの翼を広げた。逞しい翼で姿勢を制御しつつ、彼も落ちてゆく。
(「無茶をするのも、目的あっての事なら悪かねえ。俺の身ぐらい、いくらでも賭けてやるよ」)
トレインからとぶ刹那、そんな感情が一瞬、静かに駆け抜ける。
逸にとっても『同行者全員の無事な降下』が最優先の目標だった。その目標の為に身を賭すのも悪くないと、彼は無骨な表情の裏で心底思っていた。
そしてその為には……彼は邪魔者どもが馳せ上がってくるはずの方向に目を凝らす。
ディアボロス達の上空で残してきたパラドクストレインが破壊されていったが、彼等には空の派手な花火を眺めて車両を惜しむ余裕はなかった。
下から上がってきたガルーダの部隊が、まずはこの作戦の第一の障害だった。
トレインを狙う敵の攻撃をよけながら、クィトが滑空する。その視線の先で、先頭を墜ちる承李が精霊刀の柄に手を置き――抜刀した。空中で音もなく抜かれた薫風は銘のとおりに刀身に風を纏っている。
『あかしま流……秘奥、十の型。――暴風』
風を手繰り寄せて刃となし、暴風をもって刀身とす。承李は昇ってきたガルーダに向けて初撃を放った。
「そのそっ首を叩き落とす」
神話の霊鳥の名を騙るアーディティヤは、甲高い咆哮とともに嵐を巻き起こした。風がぶつかり、弾けてガルーダの翼が削げた。同時に怪鳥の甲高い咆哮が響き渡る。
これを皮切りに、ディアボロス達は次々にパラドクスを発動した。
忽ち大空は戦場となり、逆説連鎖戦が展開した。時と空間が乱れる騒乱の始まりだ。
「猫と鳥なら猫の方が強い……たぶん」
クィトはそう嘯くとパラドクスを放った。
「モナカ斬撃型、ゆけー!」
刃を生やした浮遊球形ガジェットがガルーダを縦横無尽に取り囲んで撃墜する。
このとき、恐らく敵も味方も天空寺院に落下するまでの時間が非常に長く感じられた。
(「先ずは全員が天空寺院に無事着地しないとだからな」)
ガルーダに反応しながら、朱士の脳裏を思考が駆けぬける。瞬時に彼のパラドクスである青鷺も敵を貫いてとびぬける。後には青白い炎の筋がゆらめいた。
時の流れが敵との攻防のうちにディアボロス達を結末へと導く。
気配を感じて振り向いた朱士の、視線を遮るようにガッと大きな翼の影が射し、後背の敵が吹き飛んだ。朱士は逸にハンドサインを送り、フライトドローンを蹴って落下軌道を修正する。
逸は頷き返し、自分も同様に借りたフライトドローンを足場に次の敵へ仕掛けた。長ドスは抜かれたままで、翼や尻尾が縦横に空気を割いて敵を叩きのめす。
別の一体をぶん殴り、もう天空寺院が近いと彼は悟った。
チカは、パラドクス飛蝗槍でガルーダとやり合いながら、侵入路を開いて、敵地に突入した。
(「ここまで来たら、敵さんをば倒して、道を切り開くのを最優先、です」)
防弾シールドも使用しながら敵の反撃と渡り合い、飛蝗槍でトドメを刺す。落下耐性は無事役に立った。
(「なんとかお寺に降りられましたのです……お仲間さんは……」)
チカは油断なく警戒しながら周囲を確認する。
「上、来るぞ」
暴風の中から承李が姿を現し、抜き身の薫風を携えたまま即座に残敵掃討にとりかかる。
「はいぃっ。チカも負けてられねえのです」
チカも強靭な脚力をみせて地を蹴る。敵の頭上で彼女の体はしなやかに槍を構え、放った。普段の穏やかな表情から一変した、凄まじい気迫とともにパラドクスが放たれ、爆発とともに敵の悲鳴が上がった。
ディアボロス達は、さすがに空中でガルーダを殲滅できたわけではなかった。ガルーダにしても、ディアボロスを掃討する命令を諦めることもなく、襲いかかってくる。残敵を索敵する必要もないのだった。
(「さぁ――かつて剣鬼と恐れられたこの影を、踏めるものならば踏んでみろ」)
承李も気合は十分。忽ち一体が風の刃の前に倒れる。
ここからは耐久戦だ……彼は仲間が皆無事に降下しきるまで、剣を収めるつもりはなかった。
そしてその承李の守りの中、悠々とクィトが着地する。
「んむ、着地成功。あれで全員だなー」
承李を加勢して『モナカ』を操りながら、緑色の瞳が高い空を映した。
逸は地が近いことを悟ると、敵の反撃を逆手にとって接触した身体に長ドスを深々と突き刺していた。長々と敵は甲高い悲鳴をあげながら、彼をつかんだまま地面に放り投げた。
(「叩きつけられてやるぜ?」)
逸は受け身を取りながらこれを利用し……着地すると、追いかけてくる敵を倒しにかかった。
「手伝うぜ」
スムーズに着地をとげた朱士も参戦する。
『此れ、夜に棲まうモノ』
朱士は青白い炎を纏う青鷺をガルーダに差し向ける。
逸の突進に屈し、朱士のパラドクスに炙られて、このアーディティヤも命脈を絶たれ、直にディアボロス達は最初の困難を克服した。
……いよいよ、作戦は次の段階に進む。
「よし、これで当面の邪魔ものはいなくなった。暴れるぞー」
クィトが周囲をキラリと緑の眼光を発しつつ見渡す。
「どうやら寺院の中庭のような場所に着地できた。周囲の建物を片っ端から壊すべし」
小さな整えられた庭。だがここは敵地である。直前の戦闘の余波ですでに一部砕けた建造物もある。
「ああ。無事着地成功、だがこれからが本番だぜ」
朱士は不敵にそう呟き、彼の瞳には赤い光が瞬いた。
「油断は禁物。だが恐れる必要もない」
承李は再び刀に手をかけ、逸は静かに長ドスを握りなおした。
そしてチカは凛と背筋を伸ばして意気揚々と宣言した。
「『あーでてや』が邪魔しようと、やってやります。民草ぁ騙す悪もん共に、チカ達を止められやしないのです!」
破壊作戦を実行すれば、じきにカバンダの警備隊もやってくるはずだ。アーディティヤと戦いつつ、天空寺院の施設をどれだけ破壊できるか……ディアボロス達はやる気にあふれていた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【エアライド】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
【フライトドローン】LV1が発生!
【一刀両断】LV1が発生!
【落下耐性】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV2が発生!
【反撃アップ】LV2が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
クィト・メリトモナカアイス
ふんむー、敵が来るのはもうちょっとかかりそう……?
すむーずな着地のおかげでよき。それじゃあ壊すかー。ちょっともったいない気もするけど……
浮遊球形ガジェット「モナカ」突撃型と爆撃型を呼び出して「突撃&爆撃のサイベリアン」。どかんどかんと爆撃するモナカたちに、体当たりで突撃するモナカたち。周囲の建物をどかんどかんと壊してついでに庭園も荒らす。
ゆけー、モナカたち。てってーてきにやるのだ。
カバンダたちがやってきたら戦闘開始。
爆撃にカバンダたちを巻き込み、爆風にまかれたところをモナカ突撃型の突進で仕留めていく。
接近されそうになった時は掴み上げ攻撃や牙を黄金猫拳打棒で牽制して掴まれないよう、また掴まれても黄金猫拳打棒をつっかえ棒に噛み砕かれるのを防ぐ。
んむ、流石毘沙門天は強力なジェネラル。天空寺院もとてもいい感じ。
それはそれとして壊すけども、我らの天空寺院のでざいんの参考にはしよう。ふんむむ。
伏見・逸
(連携アドリブ歓迎)(仲間は苗字呼び)
好きなだけぶっ壊していい、ってのは正直ちょっと楽しくもあるよな
壊し放題暴れ放題ってのは、性に合ってる
周囲の仲間とは声を掛け合い、互いの隙や死角を減らす立ち位置を心掛ける
互いの位置を把握し、はぐれたり見失ったりしないように注意
基本は近接戦闘。以下3項目を上から順に優先
・敵から包囲・集中攻撃を受けている者がいたら、そちらの敵群を攻撃して味方を救出
・敵を攻撃で吹き飛ばしてぶつける、或いはパラドクスに巻き込んで、敵と建造物を同時に削る(敵の配置や動きから「建造物の重要そうな部分・より効率よく壊せそうな部分」がわかれば、そこを優先して破壊)
・撃破可能な敵を攻撃し、数を減らす
攻撃時は【禍竜の凶舞】使用、足技メインに尻尾を加えた喧嘩殺法
敵の攻撃は自分の攻撃をぶつけて受け、【ガードアップ】も利用して消耗を抑える
敵が掴んだり踏んだりしてくるなら、長ドスを突き刺して抵抗する
はぐれた味方の救出等、緊急の移動には【エアライド】や【フライトドローン】(足場として利用)を借りる
空木・朱士
※アドリブ連携歓迎
作戦前は一瞬だけ神殿を壊したりして良いのかなって思ったけど
よくよく考えないでも偽りの神様なんだから寧ろ壊して良しってなるな!
(伏見さんに頷き返し)
街中で建物壊さないようにって戦う場合は気を使うけど
今回みたく敵の施設を思いっきりぶっ壊して良いってのは爽快だよな。
取り敢えず目に付いた建物を片っ端から《紅蓮》で破壊して回りつつ出くわしたカバンダに攻撃。
常に仲間達の状況を気に掛けながら声掛け合い連携。
視野を広く見るように心掛け、仲間から離れすぎたり敵に囲まれて孤立したりさせたりしないように留意。
場合によっては仲間のフォローにも入る。
わざと逃げるような素振りをしてみせて敵を建物の中や近くに誘い込んで
攻撃のどさくさ紛れに破壊したり殴り飛ばした敵もろとも建物を巻き込んで壊したりを狙う。
反撃に対しては敵の盾にこちらも対抗して丸盾を構えて体勢を崩さないように踏ん張ったり
籠手の拳で殴り返す心意気で!
掴まれたり噛まれそうになったら、逆にこっちから炎を纏った拳を口に突っ込んでやるぜ!
伊佐沼・チカ
敵さん、まだチカ達に気づいてねぇのです
寄って集って来るられる前に、偽物の仏さまのお寺なんか、粉々にしてやります!
『天魔機構・山嵐』をば使って、建物を壊しまくるのです
ぐるぐる回りながら、力一杯≪天魔鎚『山崩』≫を叩きつけりゃあ、分厚い壁を砕いて、高い柱も折っちまいます!
チカ、建物のどこを崩せば倒しやすいのかは知りませんが、一番「重さを支えてそう」な部分をやっちまえば、一息なんじゃねぇでしょうか
それとお仲間さんが、ここを壊せばいい、ってのに気づいてたら、しっかり聞くのです
敵さんが出てきたら、そいつらも『山嵐』に巻き込むのです!
ぐるぐる回り続けるのを活かして、一回転目で盾をば弾いた後、すぐにぐるんと振り向いて、二度三度と殴り続けてやります
敵さんと建物、「ぱらどくす」で同時に狙えるなら、そうするのもいいのかもしれねぇ、です
余裕があれば、なのですが
盾で殴り付けてきたら、しっかり踏ん張って、転ばされねぇように耐えます
本物の仏さまぁ!悪ぃ紛いもんを凝らしめるために、どうか力を貸してくだせぇ!
南無三宝!
呉鐘・承李
【連携・アドリブ歓迎】
さて、強襲は成功。敵が駆けつけてくるまでにはまだ時間があると来た
ならば今のうちに壊せるだけ壊してしまおうか
残火を抜刀、そのまま炎の力を用いた斬撃で適当に燃やしつつ、大黒柱のようなものがあれば一刀両断で切断する
敵の気配を感じれば真っ先にそちらに向かい、戦端を切る。
もとより大規模破壊作戦には向かない身だ。ならばここで障害となる敵をできる限り処理、もしくは足止めするのが俺にできる最善だろう
斬撃一振り、焔を纏った剣閃で地面に焦げ跡の線をつける。
そのまま残火は鞘に納め、居合の体勢へ。
さぁ――死にたい奴から、踏み越えてこい。
盾の一撃には残火の居合を合わせ、力押しでの相殺を狙う。
残火を使用するために考えられた型、焔華流はもとより防御の体勢に入った相手をそのままハメ殺す型。盾との力押しは本望だ。
相手が体勢を崩したが最後、そのまま踏み込み押し合わせている盾を残火で弾く。相手が引くならば更に踏み込み足払い。致命的な隙が出来れば――終炎を叩き込む。
●(2)カバンダ
ディアボロス達の突入に対して、アーディティヤ側も即応した。この場合は『燃火のアスラ・シュンバ』がトループス級を叱責する。
「……お前たちの目は上空監視には向いていないが、防衛なら大丈夫だろう。俺様の面目をつぶすなよ。死守だ、ゆけぃ!」
カバンダは腹についた怪物らしい目玉をぎょろぎょろさせて、ドスドスと出動していった。
ディアボロス達は速やかに敵地侵入を果たし、作戦の第二段階を進めようとしていた。
「ふんむー、敵が来るのはもうちょっとかかりそう……? すむーずな着地のおかげでよき」
クィト・メリトモナカアイス(モナカアイスに愛されし守護者・g00885)がそう言って、賢そうな瞳で小さな庭っぽい場所を見渡した。控え目にいって、なかなか立派に見えたから、クィトは少しばかり名残惜しそうにいった。
「それじゃあ壊すかー。ちょっともったいない気もするけど……」
しかし任務は任務と思っていたら、傍で伏見・逸(禍竜の生き先・g00248)がフッと笑った。
「好きなだけぶっ壊していい、ってのは正直ちょっと楽しくもあるよな」
何だかいたずら好きの少年のような言い種であるが、壊し放題暴れ放題ってのは、性に合ってると逸は思う。いかついドラゴニアンの尻尾も楽しそうに揺れたようだ。
空木・朱士(Lost heart・g03720)も彼に頷いた。
「街中で建物壊さないようにって戦う場合は気を使うけど、今回みたく敵の施設を思いっきりぶっ壊して良いってのは爽快だよな」
……ここに少年の魂ふたつ。
朱士は実は最初作戦を聞いたときはちょっと迷った。
「作戦前は一瞬だけ神殿を壊したりして良いのかなって思ったけど、よくよく考えないでも偽りの神様なんだから寧ろ壊して良しってなるな!」
「うむ。それはその通り」
伊佐沼・チカ(土興しの鎚・g08514)がやる気をみせる。天性の怪力のみせどころとばかり、戦鎚を手にしていった。
「敵さん、まだチカ達に気づいてねぇのです。寄って集って来るられる前に、偽物の仏さまのお寺なんか、粉々にしてやります!」
「……だな。今のうちに壊せるだけ壊してしまおうか。大黒柱みたいなのがあれば、切断しておくぞ」
呉鐘・承李(剣鬼・g06193)がさっと抜刀し、炎のくすぶる精霊刀を手に破壊を開始した。忽ち樹木があっさりと燃え、建物の壁はガラガラと燻され……ディアボロス達はそれぞれ思い思いに敵地破壊を開始した。
『『モナカ』突撃型、爆撃型。やってしまえー』
クィトは浮遊球形ガジェット「モナカ」突撃型と爆撃型を操って、どかんどかんとやった。ついでに庭園も荒らしておく。
「ゆけー、モナカたち。てってーてきにやるのだ」
信仰……いや、偽信仰を司る寺院の厳かな佇まいはあっけらかんと破壊されていった。
逸はこの後の戦闘の事を考えて、皆に声をかけておく。
「敵地だ、あまりはぐれるなよ」
了解、と破壊音に返答が混ざる。
朱士はとりあえず、近くの壁を炎の拳でぶっ壊した。
チカも天魔鎚『山崩』を手に膂力を見せる。高速スピンでグルグル回転しながら、壁や柱にダメージを与えていく。建物は軋み、美麗な装飾を施された壁が音を立てて崩れてゆく。
(「一番『重さを支えてそう』な部分をやっちまえば、一息なんじゃねぇでしょうか……みつけたら一気に……」)
効率的な破壊方法を考えながら、チカはとにかく片っ端から壊していった。
さて煙が立ち上り、破壊の音が響き渡ると、間をおかずに敵が姿をみせた。
「ココニイタカ、ディアボロス!」
グオオオオ……!
気炎をあげながらの、カバンダ部隊である。
「来たな」
だが、それを待っていたかのように、味方のパラドクスがいち早く炸裂した。
『焔華流……秘奥、十の型。――終炎』
詠唱とともに炎の剣閃が走り、承李が精霊刀「残火」を手にカバンダに仕掛けた。
「俺は大規模破壊には向かない。こいつらの処理は任せろ」
仲間にひと声、そのまま承李は敵に向かう――自分にできる最善はこいつらの処理または足止めだ。
地に炎の跡を黒く残して、承李は残火を鞘に納め、居合の構えで敵を挑発した。
「さぁ――死にたい奴から、踏み越えてこい」
承李は敵の振りかざす盾を残火の居合で迎え撃つ。
(「焔華流はもとより防御の体勢に入った相手をそのままハメ殺す型。盾との力押しは本望だ」)
眼光鋭く、承李の銀の瞳が敵を射る。次の瞬間、残火の炎がカバンダがふりかざす盾に走った。
クィトも「突撃&爆撃のサイベリアン」をカバンダ隊に向けた。
『『モナカ』突撃型、爆撃型。やってしまえー』
猫耳猫しっぽの浮遊球形ガジェットは可愛くも逞しく、カバンダに爆撃を開始する。
ドドドドン!
耳をつんざく爆発音の中、突撃型の『モナカ』がガシガシと敵を襲う。同時にクィトは黄金猫拳打棒を駆使して敵の反撃の盾と渡り合った。ガガーンと耳障りな音が響き、クィトは猫のようにしなやかな動きで衝撃に耐えた。
ひらりと体勢を立て直し、クィトは声をあげる。
「反対側からも来るぞー」
「任せろ」
朱士は新手のカバンダを引き付けるように声をあげた。挟み撃ちなどさせてはならない。
「おいっ、こっちだ」
鬼さんこちら。
やつらにわざと声をかけ、朱士は逃げるように近くの建物に誘いこんだ。彼は一石二鳥の作戦を考えていたのだ。
(「敵もろとも建物も破壊してやるぜ」)
狭い室内はあっという間にパラドクスの余波に巻き込まれていく。盾を振りかざすカバンダの大きな図体に、朱士は炎の拳を次々に撃ち込んだ。
ガンと敵の突き出してくる盾を殴って止め、もう片方の拳を腹に……腹にある口に容赦なく突き入れる。
炎が内部から溢れ、怪物は目玉をギョロつかせて倒れ込むと炎と建物の欠片が派手に舞い散る。
朱士は軽いフットワークで倒れる敵の巨体をよけ、次に備えた。
休む間もなく敵はやってくる……そして味方も。
「手伝うぞ」
「頼む!」
逸が後続のカバンダを蹴り飛ばして現れる。
(「囲ませるわけにはいかねえからな」)
『さあ、存分に踊ろうぜ』
禍竜の凶舞を発動し、逸は暴力の舞踏に身をゆだねる。パラドクスをのせて強力な蹴りがカバンダにめり込んだ。逸は嵐のごとく荒れ狂い破壊に熱中する。
ガイン、と盾と逸の硬化した竜尾がぶつかり、カバンダは勢いよく装飾のある壁面に倒れ込んだ。
そこにチカもグルグル回りながら飛び込んでくる。
チカはアーディティヤの残骸になりつつある寺院で、本物のチカの仏様に祈っていた。
「本物の仏さまぁ!悪ぃ紛いもんを凝らしめるために、どうか力を貸してくだせぇ! 南無三宝!」
回る勢いで敵の盾を弾き、二度三度と攻撃を加える。『山嵐』の技名どおり、豪快にチカは敵を粉砕する。
轟音とともに小さな室は廃墟と化した。
だが、逸は早くも次の標的を見定めていた。敵が数体、ひとつのお堂のような場所にとどまっている。
「おい、あっちを攻めよう」
「なんですか、あそこ守っているですか?」
「何だか知らねえが、行こうぜ!」
朱士が飛び出す。彼の瞳も拳も赤い炎のように燃えた。
「柱が三本……あれやっちまえば、ここも崩れます」
「そりゃいいね」
「ここのアヴァタール級には大事な場所なのかもしれねえな、やっちまおうぜ」
決着はすぐについた。逸が倒れ込むカバンダから長ドスを引き抜き、朱士は敵を打ちのめした返す拳で柱を攻撃する。
そして――南無三宝!
ダメ押しにチカが残りの柱を力任せに破壊した。
敵の叫び、味方の気合、炎と轟音。壁の画もメラメラと燃えた。
「崩れる、退くぞ」
逸は空中を滑りながらチカを連れて脱出し、朱士も身軽に続く。
瓦解する建築物から仲間達が飛び出してくるのを、承李とクィトも確認できた。
この時までに、最初に庭に現れたカバンダ達は承李とクィトによって撃退されていた。まだ焼け焦げた庭木や木材の破片がぷすぷすと小さな炎をあげていた。
クィトは爆風で飛んできた塵を振り払い、改めて破壊した建造物を眺めた。
「よし、我ながら見事にこの辺りは破壊できた」
「そうだな。更地というわけではないがこんなものだろう」
承李が残火を鞘におさめて同意する。
「んむ、流石毘沙門天は強力なジェネラル。天空寺院もとてもいい感じ。
破壊はしたけども、それはそれとして我らの天空寺院のでざいんの参考にはしよう。ふんむむ」
そんなクィトのつぶやきを承李はなごやかに聞いていたが、近づく影に気づいて刀の柄に手をかけた。
「もう来たか」
「……汝が燃火のアスラ・シュンバか」
クィトは緑の瞳を向ける。
「貴様ら……よくもこんな罰当たりな真似をしてくれたな? 俺の怒りの炎が燃えているぜ」
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【通信障害】LV1が発生!
【照明】LV2が発生!
【書物解読】LV1が発生!
【温熱適応】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】がLV3になった!
【ガードアップ】LV2が発生!
【ドレイン】LV1が発生!
【命中アップ】がLV3になった!
伊佐沼・チカ
罰当たりなのは、神さま仏さまだってウソついてる、おめぇさん達の方です!
みんなぁおめえさん方を信じてるのに、どうしてお寺を街に落としたり、ひでぇことする輩の助太刀に行くのですか!?
ぜってぇに許さねぇ……成敗いたす、なのです!
『金剛亀重槌』を仕掛けるのです!
高く振りかぶった≪天魔鎚『山崩』≫を、頭のてっぺんに叩きつけてやります!
チカは真っすぐ突っ込んで、目一杯力ぁ込めて、鎚を振るしか知らねぇのです
でも、勢いに敵さんが怯んだ隙に、お仲間さんが首を獲ったり、逆に味方の技で敵さんが動けなくなった時、迷わず駆け込んでぶっ潰したりできればいいのです
敵さんの技で頭ぁ熱くなっても、チカの「いつも」とおんなじです!
勝った後は、地面の淵から飛び降りるのです
【ガードアップ】で固くなって、邪魔者は反撃で追い払います
自分から攻めるのは、目の前からどかない奴を叩く時だけです
耐える戦いをした末に、【飛翔】と【落下耐性】で地べたに降りるのです
ほわぁ!お空に、まだまだ沢山敵さんがいます!
くっそぉ、何とかなれぇ~!なのです!
クィト・メリトモナカアイス
そっかー。
そんなことを言ったところで。当てられる罰など存在せぬ。
汝ら神を騙り民を惑わす者。
ただ「強い」だけの偽神に、畏れ敬うものはなし。
汝らの名は語られず、刻まれず。
そんなに燃えたいならそのままここで燃え尽きるべし。
黄金猫拳打棒に神々しい光を集めて撃ち出す「夜天再臨」。
遠距離より光の奔流を放ち、アスラ・シュンバを呑み込もう。
他の近接攻撃を行う復讐者を援護するようにチャージ時間短めの光びーむを撃ったり、他の復讐者が攻めている間に光をちゃーじ、大きめの光ビームを撃ったりで、他の復讐者と一緒に戦うことで有効に攻撃を当てていこう。
相手が遠距離から撃ってくる武器はパラドクスの光びーむで撃ち落とし、槍を持ち直接攻撃は黄金猫拳打棒で防御。
我の武器はこれとモナカたちだけだけど。我の肉球は何にも負けぬ。
戦闘が終わったら再び地面へとダイブ。
んむ、「重傷」の危険も再三言われている。
気を抜いてはならぬ。
【エアライド】で攻撃を避け地面が近づいてきたら【飛翔】で加速。【落下耐性】で勢いよく着地しよう。
んむー、無事。
呉鐘・承李
【星図】(居れば)【アドリブ連携歓迎】
生憎と無神論者でな。罰を貰う謂れは無い。
怒りの炎であればいくらでも燃やしてくれて構わないが……
吹き荒ぶ暴風の中で灯し続けられるか、試してみるか?
薫風を神立風に解心。
その姿を刀から翡翠色の槍へと変えると共に、周囲を風が逆巻く。
飛来する武器を神立風で叩き落し、その権能により高速移動でアスラ・シュンバの背後へと回り込み一撃を叩き込んだ後、高速移動で距離を取るヒット&アウェイを続ける。
攻撃を当てるたびに吹き荒れる風は強くなり、やがてそれは立つことすらままならない暴風へと至る。
それは神立風に力が最大まで溜まった証。今、取り巻く風が刃となり、神立風はハルバードへと姿を変えた。
従えるは嵐。シュンバ自身が飛び込んでくるタイミングに合わせて、破壊の化身へと至った神立風を叩きつける。
さて、後は飛び降りるだけだが……ここが一番の鬼門とさえ言ってもいい。
殿を務め、仲間が全員飛び降りたのを確認してから飛び降りる。
空中でエアライドを駆使し体勢を整えて、落下耐性で着地する。
伏見・逸
(連係アドリブ歓迎)
必要に応じ、仲間をディフェンス
「同行者全員の無事着地」を最優先目標に
こちとら、罪や罰当たりが今更二つ三つ増えたところで変わりゃしねえよ
仲間と声を掛け合い連携、互いの隙を減らす
近接戦闘で敵の視野や行動範囲を狭め、仲間が攻撃する為の隙を作る
消耗が大きい仲間がいれば、守る立ち位置を意識
【竜翼翔破】使用
長ドスから殴る蹴る尻尾までなんでも使う
敵の攻撃は武器や尻尾で受け流し、【ガードアップ】も乗せてダメージを減らす
降下も考慮して、動けなくなる程の無茶は避けるが
「手早い撃破で自分や味方の消耗を抑える」を基本に
呪いがどうした。こんな所まで飛んでくる奴が、怪我に怖気づくと思うか?
撃破後は【落下耐性】を借り降下
降下中も仲間を見失わないよう注意
【飛翔】可能な高度まで降下した時点で、倒しきれない数の敵が追ってきていたら
仲間を先に降下させ、敵を攻撃と挑発で引きつけつつ別方向へ飛び、仲間が撤収する時間を稼ぐ
(モナカアイスのお嬢、今度こそお前さんは無事に帰す)
(一緒に大怪我なんざ、もうさせねえよ)
空木・朱士
※アドリブ連携歓迎
奇遇だな。実は俺も怒ってんだよ。
神様騙って沢山の人を苦しめて、自分達の思い通りにならなきゃ懲罰名目で虐殺しようとする。
お前らの方がよっぽど罰当たりだってんだよ!
仲間同士での連携を意識して、声掛け合いスムーズに近接攻撃者同士の入れ替わりが出来るように立ち回る。
時にはディフェンスに入ったりとフォローし合って行動。
反撃はされてもアスラからの攻撃が出来る隙がないくらいには猛攻したいトコ。
反撃に対しては籠手や丸盾での防御。
ティアボロス舐めんな!
闘いに囚われ過ぎて仲間を危険に晒すような奴はここには居ねぇよ!
アスラ・シュンバを倒した後は地面の淵から飛び降りる。
落ちながら落下の勢いそのままに敵を蹴りつけたり、エアライドやドローンで進路変えつつ殴り付けたりと対応。
最優先は皆で無事に帰り着く事。
周りの状況にも気を付けて囲まれたり孤立してる仲間がいたら援護する。
地面が近付いてきたら【飛翔】で速度調整し最後は【落下耐性】で着地。
●(3)燃火のアスラ・シュンバ
怒れる鬼神がそこにいた。まがいもののカミだ。多分、こっちを挑発しようとしているのかもしれないが。
緑の瞳が敵を射る。
クィト・メリトモナカアイス(モナカアイスに愛されし守護者・g00885)がするりと少女の体を鬼神騙りに向けた。
「そっかー。そんなことを言ったところで。当てられる罰など存在せぬ。ただ強いだけの偽神を、恐れ敬うものはなし」
「……しかし俺様の強さは認めるのだな?」
フン、と呉鐘・承李(剣鬼・g06193)は鼻で笑ったようだった。
「生憎と無神論者でな。罰を貰う謂れは無い」
「俺様にはある!」
伏見・逸(禍竜の生き先・g00248)がいかにもつまらなさそうに吐き捨てた。
「こちとら、罪や罰当たりが今更二つ三つ増えたところで変わりゃしねえよ 」
「なんだとぉ」
伊佐沼・チカ(土興しの鎚・g08514)は全力でこの不毛の会話を遮った。
「罰当たりなのは、神さま仏さまだってウソついてる、おめぇさん達の方です!
みんなぁおめえさん方を信じてるのに、どうしてお寺を街に落としたり、ひでぇことする輩の助太刀に行くのですか!?
ぜってぇに許さねぇ……成敗いたす、なのです! 」
「フハ。俺様は、正真正銘、アーディティヤの『燃火のアスラ・シュンバ』様だ。俺様の怒りで……」
空木・朱士(Lost heart・g03720)は敵と同じ赤い瞳を燃やして受けて立つ。
「奇遇だな。実は俺も怒ってんだよ」
「ほお?」
「神様騙って沢山の人を苦しめて、自分達の思い通りにならなきゃ懲罰名目で虐殺しようとするお前らの方が、よっぽど罰当たりだってんだよ!」
冷静さに混ぜる炎の戦意は、敵だけの専売特許ではない。
「ハ……まあいい。生意気な貴様らは、それなりには強いんだろうな? 俺様を楽しませろよ?」
視線がぶつかる……ディアボロス達は次々にこの傲慢なアーディティヤに攻撃を開始した。
『獣神王朝はもうないけれど。我が民の守護者であることに変わりはなし。民のために我は戦おう』
「夜天再臨」
クィトが手にする黄金猫拳打棒が光を集める。光の奔流が神の威光のごとくアスラ・シュンバに降り注ぐ。
「汝らの名は語られず、刻まれず。そんなに燃えたいならそのままここで燃え尽きるべし」
「フ……くらえ!」
「そうはいかぬ」
どちらが本当に神々しいか。
試すぞとばかり、アスラ・シュンバは真言・降三世夜叉明王を発動する。クィトは光のビームで飛んでくる武器を討ち落とし、黄金猫拳打棒で応戦した。
「我の肉球は何にも負けぬ!」
「……ム」
光と炎が戦場を席捲する。その煌めきの中から風が生まれた。
『颶風颯々として虚ろを紡ぎ、天壌吹き荒れて無窮を祓え。薫風解心――神立風』
詠唱が力を喚び、承李の手にある『薫風』が翡翠色を纏って姿を変える。
「怒りの炎であればいくらでも燃やしてくれて構わないが……吹き荒ぶ暴風の中で灯し続けられるか、試してみるか?」
「面白い。いくぞ!」
従えるは嵐。承李は逆巻く風を伴って目覚ましい動きをみせ、アスラ・シュンバと渡り合った。
クロノヴェーダは喜々として戦闘に興じ、承李は銀の瞳を細めた。こっちにはこの後も脱出という大事な一番が待っているのだ。
風を操り、アスラが放つ武器を及ぶ限り叩き落とす。そうしながら剣客たる承李の眼は、そのあとから押し寄せる炎の鬼神をとらえていた。
風と炎がぶつかり、炎が散る。
「やるな」と嘯くアスラは傷を厭わずますます身に纏う炎を燃やしたが、そこに翼のある重く大きな影が射した。
懐に入り込み、肉弾戦を仕掛けたのは逸である。ことさら無茶をするつもりはないが、彼には考えがあった。
(「手早い撃破で自分や味方の消耗を抑える」)
そのためには渾身の一撃を狙う必要があったし、アスラ・シュンバの視界を覆うような肉弾戦にもちこみ、隙を作りたかった。
「カーハハハ」
アスラは手負いをものともせず、歓喜の表情をみせた。振り下ろされる炎をまとった剣を、逸は長ドスで受ける。
火花が散るような一瞬からつなぐ本命の一撃――その刹那、彼我の時が交叉する。
「呪いだ、貴様は私の呪いを受けた。戦いの中で朽ちろ」
「呪いがどうした。こんな所まで飛んでくる奴が、怪我に怖気づくと思うか?」
呪いのパラドクスを逸は耐え抜き、その言葉ごと祓って捨てる勢いで……ゴッと重い竜尾がアスラ・シュンバのボディを穿つ。
ディアボロス達の勢いは止まらない。
チカが金剛亀重槌を発動し、天魔鎚『山崩』を高く振りかぶって突撃していた。
(「チカは真っすぐ突っ込んで、目一杯力ぁ込めて、鎚を振るしか知らねぇのです」)
恵まれた体躯、天性の膂力。 そんなチカは、皆を守れる存在になりたいという願いを込めて、自分の力いっぱいを敵にぶつける。
「成敗いたす、なのです!」
「くそぉ痛ぇ……けどおもしれぇ戦いよ。こんな面白れぇ戦いは死ぬまでやめられねえ。お前もつきあえ」
呪いを放ち、狂笑しながら炎の剣を携え、アスラ・シュンバが向かってくる。しかしチカは委細構わず、自分の戦いに集中した。
「頭ぁ熱くなっても、チカの『いつも』とおんなじです!」
鬼神の剣が炎の筋を描くが、チカはそれをものともせずに天魔槌をアスラに振り下ろした。
何かが砕ける嫌な音が響く。
オオオオオオオォ……クワァッと体液をまき散らしてアスラが吠えた。
「今ですっ、やっちゃってくださいぃっ」
チカに入れ替わるように朱士が間合いに滑り込んでくる。
『此れ、月に棲まうモノ』 ――玉兎(ギョクト)。
跳ねるアレのように朱士はアスラ・シュンバに猛攻をかけた。体内で燃えるのは朱士の場合、ハートじゃなくて動力炉だ。いやその二つは、もしや同じものかもしれないが……。
しなやかに強靭に、力を込めて、死にぞこないのアーディティヤが放つ燃火の祟りに対抗する。
「ディアボロス舐めんな! 闘いに囚われ過ぎて仲間を危険に晒すような奴はここには居ねぇよ!」
籠手と丸盾を駆使して炎剣から身を守り、朱士はアーディティヤの体躯に蹴りを叩きこんだ――。
「見事だ、ディアボロス……!」
ここまで息もつかせぬ攻撃だったと言っていいだろう。アスラ・シュンバは笑ったまま吹っ飛んだ。
「……」
朱士は無言で敵を見送り、結局アスラは戦闘に満足して最期を迎えたのかもしれないと思ったが、その感覚も一瞬に過ぎ行く。
「終わった。撤退だ」
彼等は急がねばならなかった。まだ、この天空寺院から撤退するという大仕事があるのだから。安全な脱出のためには援護の部隊が来る前に逃げ切る必要があった。
幸い今のところ事はスムーズに運んだようだが……。
「すぐに追撃部隊がくるぞ、急ぐべし」
クィトが身をひるがえし、皆は哀れな破れ寺となった場所を駆け抜けた。
案の定、敵の声が追ってくる中、彼等は果敢に天空寺院からダイブした。地面のふちが途切れ、空に連なる場所でチカが地を蹴る。同時に突き刺さる敵のパラドクスに対して、チカは一斉に反撃した。
「ほわぁ! まだまだ沢山敵さんがいます! くっそぉ、何とかなれぇ~!、なのです!」
ところがチカが願ったそばから敵が吹っ飛んだ。
ガスッ。
朱士が落ちるついでに敵を蹴りつけて、そのままフライトドローンを呼んだのだ。「最後まで皆で無事に帰りつこうぜ」
「はいっ!、なのです!」
殿をつとめたのは承李で、追撃するアーディティヤに暴風を叩きつけて阻んだ。
(「後は飛び降りるだけだが……ここが一番の鬼門とさえ言ってもいい」)
彼は追っ手をできるだけ抑え、皆が飛び降りるまで踏ん張った。そして、敵に攻撃を放っておいて、自らも空中へと飛び出す。
敵の追撃をさけて空中を滑りながら、承李は薫風を手にしたまま、忽ち遠くなる毘沙門天の天空寺院を警戒した。
5人は任務を果たし、反撃のパラドクスを花火のように散らしながら虚空を落ちていく――周囲で耳鳴りのように風が歌った。
クィトはふと、近くを落ちていく逸に気が付いた。
見守るように……視線があったのは一瞬で、逸は敵を探して上空を仰いだ。彼の豪胆さはかわらず、いざとなれば身を賭す覚悟はできていた。それに、かつて戦場を共にした仲間を今度こそ傷つけたくないという思いが、逸の胸の内にはあったのだ。
空が広がり、天空寺院も敵も見る間に遠くなっていくが、まだ諦めていない敵がいるらしい。承李が思ったように、脱出がおそらくこの作戦の一番難しい部分だった。
しかし、どうやら敵には無茶な追撃命令がでていたわけではなさそうだった。素早い作戦遂行が功を奏して……あるいはディアボロスの作戦が見事に決まって、天空寺院には混乱が起こっていたのかもしれぬ。
「最後まで気をぬいてはならぬが、なんとかなりそう」
「そうだな。凌げそうだ」
大地はぐんぐん近づいてくる――ディアボロス達はそれぞれに残留効果を利用して工夫を凝らし、着地した。
スタッと朱士が素晴らしい着地を決め、承李も続く。彼の風の剣はもうなりを潜めていた。
一方、赤いほっぺのチカは着地をおえてほっとした声を出した。
「ほわぁ~うまくいった、です!」
「んむー、無事」
クィトも思わず軽い伸びをし……その横で。
「今回は大けががなくてよかったな」
そんな逸の言葉には、皆が頷いたのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【防衛ライン】LV1が発生!
【狼変身】LV1が発生!
【水面走行】LV1が発生!
【飛翔】がLV2になった!
【壁歩き】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV4になった!
【ダメージアップ】がLV2になった!
【命中アップ】がLV4になった!
【反撃アップ】がLV4になった!