リプレイ
クローディア・ベネット
アビスローバーは冥海機との直接対決にかなり力を注いでいたようだな
境界を越えようとしていたリヴァイアサンの動きといい、こんな離島にまで拠点を用意してることといい……
切り込み部隊のジェネラル級を全滅させた挙句、獲物を横取りしてやったと思うと痛快だね
このままサン・フェリクス島も奪ってやろう!
【水中適応】で海中に潜って、予知にある浜辺まで近づいていくよ
飽くまでも岸から海での警戒をしているだけで、海上や海中には敵はいないんだろうか?
念のため鉢合わせに注意し、浅瀬に近づくまでは深めに潜っておこう
万が一海中に敵がいて逃げたり回り込んだりが出来ない距離なら、じっと動かず漂流した死体のフリをしてやり過ごす
出来ればそんな面倒なことにはならないで欲しいもんだがね……
双眼鏡で浜辺の様子が見える距離まで来たら一回浮上し、レンズの反射に気をつけつつ敵の様子を探ろう
可能なら敵陣の側面から攻めたいが、無理なら出会い頭に先制攻撃を仕掛けて機先を制したい
まぁお互い同時に敵を見つけることになっちまったら、その時はその時だね!
●サン・フェリクス島へ
デスベントゥラダス諸島沖には、穏やかな海風が吹いている。
クローディア・ベネット(黒き旗に矜持を掲げて・g10852)は眼前に広がる海を眺め、思考を巡らせた。
(「アビスローバーは冥海機との直接対決にかなり力を注いでいたようだな。境界を越えようとしていたリヴァイアサンの動きといい、こんな離島にまで拠点を用意してることといい……」)
そこまで考えて、クローディアは口元にふっと笑みを浮かべた。
「切り込み部隊のジェネラル級を全滅させた挙句、獲物を横取りしてやったと思うと痛快だね」
いけ好かない連中に、上等な獲物をくれてやるつもりはない。獲物を狩れないまま、陸の上で飢死でもすれば良い。
「まあ、飢死する前に私らが狩るけどね。このまま、サン・フェリクス島も奪ってやろう!」
クローディアは海へと飛び込んだ。水中適応で海中へと潜り、目的地までの移動を開始する。岸からの警戒だけでなく海上や海中に敵がいる可能性も考慮して、彼女は深い場所を潜行する。
(「海中に敵影はなし。海上にも、今のところは敵影なしか」)
もっと近付けば、海中にも監視の目があるかもしれない。万が一、避けることができない状態で敵に遭遇したのなら、躊躇いなく『漂流した死体のフリ』をする準備もできている。
(「出来ればそんな面倒なことにはならないで欲しいもんだがね……」)
彼女の心配をよそに、心地よい海の音が水を伝わり、次々と耳元を通り過ぎていった。
そろそろ浜辺が見える頃合いだろう。クローディアは深い地点からゆっくりと浮上した。
(「さて、奴らの様子は……」)
頭だけを海上に出す。敵からの視認を防ぐため浜辺から離れた位置ではあるが、双眼鏡ならば様子を確認できる。
レンズが反射しないよう角度に気を付けつつ、浜辺にいる敵の様子を探った。アビスローバーたちが、波打ち際で日向ぼっこをしている……ようにも見える。
(「退屈そうだ。だが、誰かしらの視線は常に海側を向いてるね」)
寛いでいるように見えて、その実、敵が訪れる時を待ち焦がれている。
表面上は緩んでいるように見えても、いざ敵を見つければ、瞳をギラ付かせて襲い掛かってくるだろう。
攻撃を仕掛けようとすれば、こちらの存在に気付くに違いない。
(「側面は……難しいか。機先を制するためにも、仲間の到着を待ってから攻撃に移った方がいいな」)
飢えた獣どもと、真っ向から勝負するのも悪くない。クローディアは海の中に姿を隠し、仲間が到着する時を待つ。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【水中適応】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
アンゼリカ・レンブラント
それにしてもアビスローパーは
冥海機が美しくて手に入れたいって
思っているのは性別問わずに共通なのかな?
でも一般的に美しい容姿ではないのもいたような…
(寿司ネタのとか、ドルオタさんとか)
まあアビスローパーの嗜好はどうでもいいか
今は故郷に帰ってきたダッチマン号を無事停泊させ
そして断片の王がいるかもしれないペルー攻略にまい進だよ!
そんな気合い十分に水着着用で海にどぼん
戦友が準備してくれた【水中適応】を
ありがたく使わせていただき、こちらは
【完全視界】を活用し警戒しつつ海中を進むよ
防衛拠点にいるアビスローパーは緩んでいると思われるけど
それでも海中に偵察部隊がいる可能性だってゼロじゃないものね
万一作戦が台無しにならないよう注意しながら進んでいこう
でも、ね
海底の方から見る海って本当に綺麗なんだよね
魚が泳ぐ姿も、現代よりもい美しい海も
海藻が揺れる姿だって幻想的に見れるかな
なんかバカンス気分
2月だけど南半球のこちらは夏だものね
心も弾みつつ進むよ
防衛拠点近くまできたら敵を視認かな
さぁ本番、気合い入れていくよ!
●青く染まる
よく晴れたデスベントゥラダス諸島沖の海は、美しい青色を映し出している。
陽光に輝く水面を眺めつつ、アンゼリカ・レンブラント(光彩誓騎・g02672)は事前に聞いた敵の様子を思い、首を傾げた。
「アビスローバーは、冥海機が美しくて手に入れたいって思っているのは性別問わずに共通なのかな? でも一般的に美しい容姿ではないのもいたような……」
寿司ネタの冥海機や、ドルオタの冥海機を思い出す。もしかしたら、アビスローバーたちは美しい冥海機の話しか知らないのかもしれない。
「まあ、アビスローバーの嗜好はどうでもいいか」
今は故郷に帰ってきたダッチマン号を無事停泊させ、断片の王がいるかもしれないペルー攻略に向けて邁󠄀進すべき時だ。
「それじゃあ、行っくよー!」
気合十分に、アンゼリカは海へとダイブした。戦友が用意した水中適応に加えて、完全視界を活用する。
海中に偵察部隊がいる可能性もゼロではない。十分に警戒しながら、彼女は慎重に移動する。
進みながら、アンゼリカは上を見た。海の中から見上げた景色に、彼女は瞳を奪われる。
「綺麗……」
マリンブルーの海面へと柔らかに広がる淡い光。通り過ぎる熱帯魚たちは、まるで空を飛んでいるかのよう。漂う海藻は緑色のカーテンのように優しく揺れていた。数多の生命が囁く、夏の海だ。
「2月だけど、南半球のこちらは夏だものね」
敵が周辺に居ないのも相まってバカンス気分だ。任務とはいえ、美しい景色を見せられては心が弾むというもの。
丸い影が海底の方から浮上してきた。アオウミガメが、アンゼリカの横を通り過ぎる。
「あっ、ウミガメだ! かわいい……!」
ウミガメは幸運の象徴として知られている。ほんのりと幸せな気持ちを胸に抱きつつ、アンゼリカは前へと進み続けた。いくら絶景であっても、足を止めるわけにはいかないのだ。瞳に映る美しい景色を、記憶へと焼き付ける。
「ウミガメも見れたし、今回の任務も上手く行くといいな」
無論、運頼みにするわけではない。たゆまぬ努力と先を見据えた的確な行動にこそ、幸運はついてくるのだから。
サン・フェリクス島まで、あともう少し。もうすぐ、先に到着している戦友と合流できるはずだ。
そうなれば、アビスローバーとの戦いが待っている。アンゼリカは、きゅっと表情を引き締めた。
「さぁ本番、気合い入れていくよ!」
デスベントゥラダス諸島のアビスローバーたちを掃討し、必ずやディアボロスの拠点とするのだ。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【完全視界】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
クローディア・ベネット
くそったれ共はぼんやり海を眺めてるが、私達が仕掛けようとしたらすぐ気付くだろ
大事なのは「こっちから攻撃を始める」強みを生かすことだ
出会い頭、相手が状況を理解する前に全員で一斉にパラドクスを叩きこんでやる
準備はいいかい。……よし、行くぞ!
まず海中にいる内に合流した仲間と相談し、攻撃のタイミングを合わせられるようにしてから開戦だ
【水中適応】がありゃ水の中でも喋れるのは助かるね
姿を見せると同時に『神業の早撃ち』
目にも留まらぬ速さで、≪ピストルセット≫から抜いた二丁拳銃の狙いをつけ敵の胸を撃ち抜く一連のシークエンスをこなす
敵陣に穴が開いたらそこから上陸して、敵が得意な水中戦の時間をなるべく短く
敵が反撃で槍を放って来たら右手の得物を≪船長のサーベル≫に持ち替え、刀身に≪聖遺の護符≫の弾き飛ばす力を纏わせて振るう
槍を斬り払って弾き飛ばし、見当違いの方向に受け流すことで威力を軽減しよう
掠る程度でもひどく冷たいのが厄介だが、頭やどてっ腹に喰らわなきゃそれでいい!
冥海機だと思ったか?残念だったな、海賊だ!
●望まれない襲撃者
「くそったれ共はぼんやり海を眺めてるが、私達が仕掛けようとしたらすぐ気付くだろうな」
水中に身を潜めていたクローディア・ベネット(黒き旗に矜持を掲げて・g10852)だったが、後続の仲間との合流を果たす。合流したならば、次にやることは決まっている。
「タイミングを合わせて一斉攻撃といこうか。私はいつでも準備できてるよ」
今回大切なことは、こちらから攻撃を始める強みを生かすことだ。相手が状況を理解する前に、パラドクスを一斉に叩き込むのである。水中適応の効果で、仲間との会話も容易だ。タイミングは取りやすい。
合流した仲間も準備万全。攻撃の準備は整った。
「準備はいいかい。……よし、行くぞ!」
海から飛び出し、海上へと姿を見せる。同時、神業の早撃ちを発動。目にも留まらぬ速さでフリントロック式ピストルを2丁取り出し、2体の海神の娘たちに向けて弾丸を放つ。高速の弾丸は、海神の娘たちの胸部をブチ抜いた。
「一発必中ってね。こいつが海賊流の挨拶さ!」
貫かれ倒れ伏す海神の娘たち。敵の襲撃に気付き、他の娘たちが戦闘態勢に入る。
「敵だわ、敵が来たわ~!」
「冥海機が来たの~? でも、なんか思ってたのと違うような?」
「そりゃそうだろ。あいつらと一緒にされちゃ困るね!」
冥海機のように、第二次大戦期前後の兵器とも海の生物とも融合していないので、勘違いされ続ける方が変だ。上陸したクローディアに対し、海神の娘たちは腑に落ちない顔をしている。
「うぅん、よくわからないけれど、串刺しにしちゃいましょ~」
ゆるい口調に反して、竜を模した水の槍が鋭く放たれた。クローディアは右手のピストルを、船長のサーベルへと持ち替える。刀身には聖遺の護符の力を付与し、敵の攻撃を弾き飛ばす力を纏わせた。
(「頭やどてっ腹に喰らわなきゃそれでいい! 冷たいのは我慢だ!」)
凍り付くような冷たさと共に水の槍が迫り来る。軌道を見定め、その穂先が急所を捉える前にサーベルで弾き飛ばした。何よりも致命傷を負わないことが肝要だ。掠める程度の痛みや衝撃は受け入れる。
攻撃を耐え抜いたクローディアを眺め、海神の娘たちがガッカリしたように溜息をついた。
「やっぱり冥海機じゃないのね……」
そんなに冥海機の襲撃に期待していたのか。落胆する海神の娘たちに対し、クローディアは強気な笑みを浮かべてみせる。
「残念だったな、海賊だ! だが、刺激的な戦いをお望みってんなら、死ぬほど満足させてやるよ!」
死ぬほど満足したあとに待つものは、文字通りの『死』であるが。
アビスローバーたちが途中で「もう十分だ」と泣き喚いたとしても、当然やめてやるつもりはない。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【エイティーン】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!
アンゼリカ・レンブラント
クローディアが上手く仕掛けた!
しっかり攻撃タイミングを水中で合わせていたもの
重ねるよう私の方も攻撃を開始だち
ダッシュで近づき、パラドクスの格闘攻撃っ
友の攻撃に続け波状攻撃となるよう仕掛け、
相手が立ち直る隙も許さないよう徹底的に攻撃
冥海機じゃなじゃなくて残念でしたっ
彼女達なら大概は海の底。そしてやがて全員そうなるよ
貴方達も逢いたいならしっかりと倒しておくよ!
相手からの水の槍は盾で受け、
障壁を展開、突き出すようにして冷たさを弾き飛ばしていこう
そんなアイスの棒みたいなので止まるような鍛え方はしてないよ
お返しに私の拳や蹴りを受け取ってもらうからねっ!
敵陣が立ち直ってきたら
倒せそうな個体を巻き込むよう格闘術を振るい
敵の数を減らしていくのを優先にするよ
攻撃回数を減らせばそれだけこちらが楽になるからね
殲滅完了までしっかりクローディアとの連携を意識
敵数が少なくなってきたら1体も逃がさないよう挟み込むよう位置取り
唸れ我が拳!《光獅子乱舞》を浴びせしっかり全滅させるね!
さぁ後はイプピなんとかだね、覚悟だよ!
●怒涛
退屈な平穏に停滞していた空気は、ディアボロスの強襲によって搔き乱された。
「クローディアが上手く仕掛けた! 私もいくよっ!」
アンゼリカ・レンブラント(光彩誓騎・g02672)も重ねるように攻撃を開始する。ダッシュで敵へと接近し、光獅子乱舞を繰り出した。黄金獅子の如きオーラを纏い戦場へと乱入。海神の娘たちを黄金に輝く拳で殴り倒してゆく。
「あらぁ!? もう一人いたのぉ?」
「こっちも冥海機じゃないわ~!」
衝撃に殴り飛ばされながらも、海神の娘たちが口々に言った。
彼女らへと、アンゼリカは凛と眼差しを向ける。
「冥海機じゃなくて残念でしたっ。彼女達なら大概は海の底。そしてやがて全員そうなるよ」
アンゼリカの言葉に、海神の娘たちは漸く気付いたようだ。
「海の底? ……もしかして貴女たちが狩っちゃたのぉ?」
「そういうこと! 貴方達も逢いたいならしっかりと倒しておくよ!」
アンゼリカは攻撃の手を緩めない。海神の娘たちが、慌ただしく水の槍を作り出す。
「私たちの獲物だったのに~」
竜を模した水の槍が、アンゼリカに向けて放たれた。
敵の攻撃にも決して臆しない勇気を以て、アンゼリカは光盾を前方へと構える。
「絶対に、耐え抜いてみせるっ!」
気合に満ちた声と共に、水の槍を受け止める。槍は砕け水飛沫をアンゼリカへと浴びせるが、冷たさなど怖くない。
「闘魂障壁、展開! ぜんぶ弾き飛ばすよ!」
鍛え上げた腹筋に力を込め、誓翼の闘魂障壁を広げた。鎧のように頑丈な防御障壁が、冷たい水を弾いてゆく。
「あららぁ? あんまり効いてない……」
海神の娘たちの表情に焦りが滲み始める。ポセイドランスでいくら攻め立てようとも、アンゼリカは止まらない。
「そんなアイスの棒みたいなので止まるような鍛え方はしてないよ!」
水の槍を捌ききった後は、アンゼリカの番だ。沢山の槍のお返しに、拳と蹴りの猛攻をお見舞いする。
「唸れ我が拳! 黄金獅子のラッシュ、受けてみてよねっ!」
傷が多い敵を見定め、その敵を中心に敵陣へと突進した。多数を巻き込みながら、拳と蹴りで蹂躙する。
止め処ない攻撃は、順調に海神の娘たちの数を減らしてゆく。残り僅かとなった敵を仲間と共に挟み込み、逃げ場すら完全に失わせた。
「はわぁ……これ、まずいわぁ」
「イプピアーラさまぁ、おたすけ――」
これ以上嘆く暇すら与えず。弾丸と格闘技のラッシュが、海神の娘たちを穴だらけの痣だらけにした。
浜辺に打ち上げられた魚のように転がる海神の娘たち。彼女らから視線を外し、アンゼリカはアヴァタール級を瞳に映す。
「さぁ後はイプピなんとかだね、覚悟だよ!」
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【未来予測】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】がLV2になった!
●
「……イプピアーラ、なんだけど。まぁ、覚えなくても構わないよ」
配下が全員倒された『星影の簒奪者』イプピアーラであるが、彼は穏やかな笑みを崩さずにディアボロスたちを眺めている。
彼の瞳の内には、興味を引く何かを見つけた時に見せる光があった。
「冥海機ではないけれど……まあ、悪くない。ディアボロスも容姿に優れた者が多いようだから」
彼は美しい物を奪うことを好む。ディアボロスのことも、奪う対象として認識しているのだろう。
クローディア・ベネット
はっ、デスベントゥラダス諸島の連中は冥海機の女がどうこうって話ばかりだな
さっきくたばった連中も顔と胸は悪くなかっただろ。あいつらと遊んでたら良かったろうに
兎に角……こっちとしちゃ魚野郎とデートする気はないんでね
この後は、私たちの代わりに地獄の悪魔が相手をしてくれるだろうさ
《船長のサーベル》を手に接近戦を挑む
――『あんたの魂まで奪い取ってやるよ』!
宣言通り、魂までも斬り裂く死霊術の斬撃を仕掛けるよ
仲間より先に動く場合は走りながら斬りつけ、多少一撃が浅くなるとしても素早く確実に刃先を当てる
魂を削られた相手が怯んだ隙に強烈な追撃を加えてくれれば、いい流れになりそうだ
逆に後詰めに回って、敵に隙ができたり仲間に意識が集中した所に攻めかかれるなら、首を狙って骨まで断ち切る全力の一閃をブチこもう
反撃で私を喰おうとしてきたら、サーベルを振るったり腕を掴んだりして、変化した肉体での攻め手を迎撃だ
そうだ。言い忘れてたんだが、冥海機の王様はもうあの世にいる
絶世の美女らしいぞ(大嘘)。追いかけに逝ったらどうだ?
●水に棲む悪魔
押し寄せる波が、浜に転がる海神の娘たちの死体を洗う。トループス級の死体を踏み越えて、クローディア・ベネット(黒き旗に矜持を掲げて・g10852)は『星影の簒奪者』イプピアーラと対峙した。
「はっ、デスベントゥラダス諸島の連中は冥海機の女がどうこうって話ばかりだな。さっきくたばった連中も顔と胸は悪くなかっただろ。あいつらと遊んでたら良かったろうに」
「彼女らも確かに悪くはなかったけれど、同じ味ばかりじゃ退屈するだろう?」
イプピアーラが当たり前のように返す。クローディアは、やれやれと呆れたように首を横に振った。
「嫌だねぇ、節操がない男ってのは」
言いながら、船長のサーベルの切っ先をイプピアーラへと向ける。太陽の光を照り返し、刃がギラリと輝いた。
「兎に角……こっちとしちゃ魚野郎とデートする気はないんでね。この後は、私たちの代わりに地獄の悪魔が相手をしてくれるだろうさ」
悪魔。その言葉に、イプピアーラは瞳を細めてみせる。
「地獄の悪魔か。興味深いけれど、そいつと先に会うのは君らの方かもしれないよ?」
彼は肉体の構造を造り変え、肉食獣のような牙を剥いた。同時、クローディアもパラドクスを発動する。
「地獄までの渡し船はこっちが出してやる。当然片道、船賃はあんたの魂だ」
湿った砂浜から駆け出した。船長のサーベルを手に、イプピアーラへと接近する。
「――『あんたの魂まで奪い取ってやるよ』!」
その斬撃は単に肉や骨を斬るだけではない。死霊術――魂に干渉する能力を応用した攻撃は、敵の魂まで届くのだ。
船長のサーベルが、イプピアーラの体を斬り裂く。傷口からは血だけでなく、気力や生命力までもが零れ落ちた。
「……へぇ、面白いじゃないか」
イプピアーラは瞳を凶悪に光らせ、クローディアへ噛み付こうとする。
クローディアはサーベルで敵の攻撃を受け止めた。喰い付かれたサーベルから、ギリギリと金属音が鳴り響く。耳障りな音をBGMに、クローディアはふと思い出したように言葉を紡いだ。
「そうだ。言い忘れてたんだが、冥海機の王様はもうあの世にいる。絶世の美女らしいぞ。追いかけに逝ったらどうだ?」
大嘘である。美女な超大和はこの世界に最初から存在していない。サーベルを大きく振るい、イプピアーラを振り払った。
「へえ! それは是非一度お会いしたかったな!」
振り飛ばされながらもイプピアーラが叫ぶ。美女な超大和(幻想)に興味こそあるようだが、死ぬ気はないらしい。もっとも、あちらに死ぬ気がなくとも、こちらとしては殺す気満々なのだが。
「安心しな。すぐに会えるさ」
体勢を整えようとする敵へと、クローディアは再び肉薄する。敵へと隙を与えぬように、仲間が追撃しやすいように、彼女は立ち回る。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【エイティーン】がLV2になった!
効果2【リザレクション】LV1が発生!
リオーネ・クア
「綺麗なものじゃなくてごめんね!」
そんなことを言いつつサーヴァントのロッソと一緒に攻撃を仕掛ける
攻撃後は反撃に備える
ダメージを受けるのは自分だから、攻撃を受ける覚悟をしながら(根がビビリなので覚悟しないと弱気になってしまう)魔力を高めて魔力障壁を展開
同時に大鎌で攻撃の勢いを殺せるように防御姿勢をとる
ロッソはその間もちょこちょこ飛び回るけれど、万が一ロッソが攻撃されるならロッソを庇いに行くよ
なにもしなくてもダメージを受けるのは俺だとわかってるけど、それでもロッソが攻撃を受けるのを見たくないんだ
肉体が変化する様子では恐れを抱かない
デーモンである俺も得意なことだから
大人しく喰われるつもりもない
武器を駆使して敵の喰いつきを極力弾きたいな
敵の攻撃には丁寧に対処し、攻勢に出られるときはきっちり攻める
けど攻撃の本命はロッソが放つ魔弾なんだ
俺の方が大きいし俺が本体だから倒すべきは俺と判断されやすいんじゃないかな
その間に動き回っているロッソがダメージを着実に与え、いつの間にか消耗している形に持っていきたい
アンゼリカ・レンブラント
まったくここのアビスローバーは節操ない奴らばかりだね
本当に素敵な女性を愛し、愛されることの幸せと尊さ
貴方達に永遠に理解はできないよ
さぁ、貴方に送るのは女性の肌じゃなく光の剣だ
【先行率アップ】で先手を取れれば幸い、
共に戦う仲間と動きを合わせ、光剣を力強く叩きこむっ
反撃もしっかり盾で凌ぎ、そのまま近接戦を挑むね
クローディアがつけた傷をさらに抉るように斬りこむ
みんなで積み重ねていくのが復讐者の戦いだ
敵につけた傷も、私達の能力を高める残留効果も財産だものっ
POWで仲間にも積極的にディフェンス
敵は肉体が変化することで視界の外から攻撃が来るかもしれない
障壁をしっかり張り、致命打を防ぎ凌いでいき
こちらもしっかり反撃をねじ込むよぉ!
相手を追い詰めても油断せず、共に戦う仲間と挟み込む位置をキープし
攻撃タイミングを合わせ、あるいは波状攻撃となるよう叩き込み
敵の消耗が分かればさぁ攻め時っ!
全力全開!《光剣収束斬》で両断を狙うね
1人じゃないこと、愛している人が常に心にいること
それは無限の力を私達にくれるんだっ!
●弾と剣閃
仲間がイプピアーラへと入れた傷。それは深く、はっきりと、イプピアーラの肉体と魂に刻まれた。
さらに追撃を積み重ね、敵を死へ追い込むべく。リオーネ・クア(ひつじの悪魔・g01176)とアンゼリカ・レンブラント(光彩誓騎・g02672)は、総攻撃を仕掛ける。
リオーネはロッソと共に翼を広げた。魔力を注ぎ込めば、翼は赤い光に包まれる。
「さあ行こう、ロッソ。一緒に敵を倒そう」
「めー」
ロッソが応えるように鳴き、まんまるの黒い瞳で敵をむっと睨んだ。一人と一匹は赤い魔力の弾丸を生成し、狙いを定める。
「綺麗なものじゃなくてごめんね!」
弾丸が撃ち出され、イプピアーラへと雨嵐のように叩き込まれた。
赤の双翼魔弾が放たれると同時、アンゼリカもイプピアーラへと接近する。
「さぁ、貴方に送るのは女性の肌じゃなく光の剣だ!」
距離を詰める彼女の手に、膨大な魔力を集束させた巨大な光剣が構築された。光剣を力強く握り締め、アンゼリカは光剣収束斬を振るう。
「裁きの光よ、我が手に集いて剣となり、全てを斬り裂けぇっ!」
繰り出された一撃は眩い光の柱を突き刺すかの如く、イプピアーラの体へと叩き込まれた。
魔弾の砲撃と光剣の斬撃が、敵の体に穴を開け、その肉を容赦なく斬り捌いてゆく。イプピアーラは全身から血を流しながらも、残忍な光をその眼にギラつかせた。
「――ハハッ! 君らも、血を見せろよ!」
尾には無数の棘、口には肉食獣の牙を生やし、彼はディアボロスたちへと飛び掛かる。
突き刺さるような殺気と威圧感に、リオーネは表情をきゅっと引き締めた。
「来るっ……ロッソ、気を付けて!」
「めっ!」
体内に宿る魔力を外に向けて解放する。反撃は自分がすべて受け止める。強い覚悟と共に、魔力障壁を展開。
(「ロッソが攻撃を受けるところなんて見たくないから。俺が全部、受け止める!」)
敵の肉体変化には動じず、悪魔の大鎌を凛然と構えた。障壁と大鎌を盾にし、振るわれる尾から身を守る。
体の向きを変え、噛み付こうとするイプピアーラ。だが、それも大鎌の一振りで強引に弾き返した。
「大人しく喰われるつもりはないよ」
衝撃に耐えながら、リオーネは言い切る。
イプピアーラは苛立たしげに舌打ちしながらも、次の標的へと視線をやった。
迫るイプピアーラに、アンゼリカは強気な笑顔を向ける。
「反撃が来るのは想定済みだよ! どーんと来いっ!」
勇気の光盾を構え、さらには誓翼の闘魂障壁で体全体を包み込んだ。彼女は万全の構えで反撃を迎え撃つ。
イプピアーラが障壁を喰い破ろうと、必死に牙を喰い込ませようとする。
「……少しくらい、食べさせてくれたっていいじゃないか」
不満げに呟くイプピアーラ。そんな彼へと、アンゼリカは即答した。
「お断りするよ! 貴方にあげるお肉なんてないからね!」
全身の筋肉に力を込めて光盾を振るう。振るわれた光盾はイプピアーラへと激しく打ち込まれ、彼の体を撥ね飛ばした。
「くっ……!」
「かなり消耗してるみたいだね。さぁ、攻め時だよっ!」
一撃、そしてまた一撃。積み重ねていった結果が今だ。戦友が、自分が敵へと刻んだ傷が、未来の勝利に繋がっている。
アンゼリカの呼びかけに、リオーネが頷いてみせた。
「うん、終わらせよう。一気に攻め込むよ」
リオーネとロッソが側面と後方に散開し、敵の退路を塞ぐように陣形を取る。
アンゼリカは正面に立ち、イプピアーラを鋭く睨み据えた。
「横と後ろは任せたよ!」
ディアボロスたちの追い打ちが始まる。
リオーネとロッソは敵の周囲を飛翔しながら、魔力を再装填した。
赤い魔力光を弾丸の形へと変化させ、その照準をイプピアーラへと合わせる。リオーネもロッソも弾を射出できるが、本命はロッソが撃ち込む弾だ。
「ロッソ、怪我はしてないね?」
念のため確認する。ロッソは元気よく鳴いた。
「めー!」
「良かった。それじゃあ、頼んだよ。強烈な一撃をお見舞いしてやるんだ」
「めーぇ!」
任せて、と言うようにロッソは鳴き、瞳をキラリと輝かせる。刹那、一際強い輝きを放つ赤の双翼魔弾が放たれた。
ロッソが撃った弾は真っ直ぐに飛び、イプピアーラの腹や胸を貫いてゆく。
「ぐうっ……地獄行きは、俺の方なのか?」
苦痛に顔を歪ませるイプピアーラ。金色の瞳で貫くように彼を見つめ、アンゼリカは力強く断言する。
「本当に素敵な女性を愛し、愛されることの幸せと尊さ。貴方達に永遠に理解はできないよ。それが、貴方達の敗因!」
彼女は光を纏う。金銀財宝よりも尊き至高の『黄金』――その輝きは、彼女の信念そのものである。
大地を蹴り、敵へと肉薄。巨大な光の剣を振り下ろした。
「1人じゃないこと、愛している人が常に心にいること。それは無限の力を私達にくれるんだっ!」
視界を白く染め上げる光は、邪悪を葬る斬撃となる。光の剣は、イプピアーラの体をその心臓ごと一刀両断するのであった。
絶命の衝撃に言葉を遺せるはずもなく。イプピアーラはボロ布のように崩れ落ち、波にさらわれるだけの残骸に成り果てる。
ディアボロスたちは、デスベントゥラダス諸島の敵拠点を、また一つ制圧するに至るのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV1が発生!
【エイティーン】がLV3になった!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【リザレクション】がLV2になった!