阿修羅王を追い詰める布石(作者 天木一
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#蛇亀宇宙リグ・ヴェーダ  #阿修羅王退路遮断作戦  #モヘンジョダロ  #妄執の阿修羅王 

●新宿駅グランドターミナル
「モヘンジョダロにジェネラル級アーディテイヤ『妄執の阿修羅王』の軍勢が侵攻してきてるみたいで、今まさに防衛戦を行ってるんだって」
 音葉・遥風(風は遥か彼方に吹く・g03189)が阿修羅王の軍勢がモヘンジョダロに攻めて来ていることを伝える。
「でも、攻略旅団で作戦を考えてくれたみたい。防衛戦に成功したら、その勢いで妄執の阿修羅王との決戦が行われる事になるんだけど、決戦で絶対に阿修羅王を倒そうって、阿修羅王の退路を断つ後方遮断作戦をすることに決まったよ」
 防衛の後、決戦のことを考えた布石を打つこととなった。
「特別なパラドクストレインで敵軍勢の後背に回り込んで、撤退ルートにいる敵を倒しておいて、阿修羅王の撤退を絶対に許さない状況を作ろう」
 先んじて敵の撤退ルートに回り込み、決戦に備えて邪魔な敵勢を排除するという作戦となる。

「阿修羅王の軍勢は、指揮官はアーディティヤだけど、トループス級の大半が亜人の軍勢なんだって。それはみんなに襲撃してもらう後方の部隊も同じみたい」
 軍勢の多くはトループス級亜人で構成されている。
「みんなに戦ってもらうのは指揮官のアヴァタール級『金剛力士「阿形」』とトループス級亜人『『トロル兵団』ファランクス兵』だよ」
 指揮官のアーディティヤと、配下のトループス級の部隊との戦闘になる。中心部から離れた建物の少ない平地での戦いとなるだろう。
「後方部隊の亜人も、阿修羅王がめちゃ厳しく訓練してるみたいで、士気が高くって規律も守る、亜人らしくない練度を持ってるみたい」
 亜人であってもしっかりと規律正しい軍人として訓練を受け、指揮官の命令に忠実な油断できない戦力となっているようだ。
「どんな訓練をしたのかと思ったら、『女性と接触させずに厳しい訓練を行う』って方法で強くなったみたい。だからそこを突いて、女性が亜人の本能を刺激したら、亜人らしさが出るんじゃないかな、たぶん」
 女性断ちをして訓練したことで高い練度を保っている。そこへ女性がアプローチすれば、亜人の抑え込んでいた本能が剥き出しとなるかもしれない。

「あの亜人の軍勢を精鋭に鍛えるなんて阿修羅王はめちゃスゴイよね」
 亜人の性質を知っていれば、その手腕は純粋に絶賛できるものだろう。
「そんな阿修羅王が、今後も奪還戦で敗れて流れ着いたクロノヴェーダを鍛えたらヤバイよね」
 亜人以外のクロノヴェーダも、阿修羅王が鍛えれば精鋭となる可能性が高い。
「だからここで討ち取ってリグ・ヴェーダの将来的な戦力も削っちゃおう」
 今攻めて来ているのはモヘンジョダロを奪われるピンチでもあるが、逆に阿修羅王を討ち取れるチャンスでもある。成功すればリグ・ヴェーダの力を大きく削ぐことに繋がるだろう。
「モヘンジョダロの防衛も、後方遮断作戦も成功させて、決戦に持ち込もー」
 決戦での布石を打つべく、ディアボロス達は後方に回り込むパラドクストレインに乗り込んだ。

●阿修羅王軍進撃!
「モヘンジョダロを取り戻す! 我々は後詰めだ。前衛部隊が乱れたところに入り、ディアボロスを突き崩す! いいな!!」
「はっ!! 了解であります!!!」
 指揮官のアヴァタール級『金剛力士「阿形」』が命じると、トループス級亜人『『トロル兵団』ファランクス兵』が背筋を伸ばして返事をする。
「よし! 訓練の成果を見せる時だぞ! 鍛え上げられたその武を示せ!!」
「はっ!! 必ずやディアボロスを討ってみせます!!」
 声を上げると足並みを揃え、亜人とは思えぬ規律で進軍していく。
「…………」
 返事以外には誰一人無駄口も叩かない。練度の高い亜人の精鋭部隊はディアボロスを滅ぼすべく歩を進めた――。


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●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【飛翔】
1
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【一刀両断】
1
意志が刃として具現化する世界となり、ディアボロスが24時間に「効果LV×1回」だけ、建造物の薄い壁や扉などの斬りやすい部分を、一撃で切断できるようになる。
【避難勧告】
1
周囲の危険な地域に、赤い光が明滅しサイレンが鳴り響く。範囲内の一般人は、その地域から脱出を始める。効果LVが高い程、避難が素早く完了する。
【プラチナチケット】
1
周囲の一般人が、ディアボロスを関係者であるかのように扱うようになる。効果LVが高い程、重要な関係者のように扱われる。
【断末魔動画】
2
原型の残った死体の周囲に、死ぬ直前の「効果LV×1分」に死者が見た情景が動画として表示される世界になる。この映像はディアボロスだけに見える。
【コウモリ変身】
1
周囲が、ディアボロスが小型のコウモリに変身できる世界に変わる。変身したコウモリは最高時速「効果LV×50km」で飛行できるが、変身中はパラドクスは使用できない。

効果2

【ダメージアップ】LV3 / 【ガードアップ】LV1 / 【フィニッシュ】LV1 / 【先行率アップ】LV1 / 【ドレイン】LV1

●マスターより

天木一
 こんにちは天木一です。
 モヘンジョダロに攻め込んでいる阿修羅王の軍勢の背後に回り込み、敵の退路を断つべく攻撃を仕掛ける後方遮断作戦となります。

 ①女性のみが行えます。お色気作戦で亜人を誘惑し、本能を刺激して訓練を忘れさせれば、烏合の衆となります。

 ②トループス級亜人『『トロル兵団』ファランクス兵』との戦闘です。精鋭部隊ですが、①が成功すると烏合の衆と化します。

 ③指揮官のアヴァタール級『金剛力士「阿形」』との戦闘です。怪力で苛烈な攻撃を行います。部下が敗れようとも一歩も引かずに戦い続けます。

 それでは阿修羅王を逃がさず討つ為に、退路を遮断してしまいましょう!
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このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


ハニエル・フェニックス
わぁ、すっごーい!
あの本能全開な亜人をあそこまできっちり従えちゃうなんて……阿修羅王って人、めちゃくちゃやり手じゃん!
ファランクスって言うのも本来は前みたいに遮二無二突進するんじゃなくて、隊列をしっかり組んで息を合わせて前進してくるもんなんだよね?映画で見た!
これは強敵……ここまでするのにきっと苦労したんだろうなぁ。
でもその努力、無駄にしちゃうよ。
このハニィちゃんの魅力でね!

そんな訳で露出度の高いスーツで亜人達の前にお目見え!
多分この人達には奥ゆかしさとかより、ずばっとお肌を見せちゃう方が効く気がする!
ひらひらと空をダンスするみたいに飛翔して、近付いては離れてしながら誘惑しちゃおう。
空を飛ぶ事で正面からだけじゃなく色んなアングルから女の子としての魅力を伝えられるし、何より目立つからね!
触られるのはノーサンキューだけど、上手く近付けば視覚だけじゃなく嗅覚にも訴えられるかも?
なんたって良いシャンプー使ってるから!
どう?私が欲しくなっちゃわない?
それなら……早い者勝ちだよ!


●亜人の本能
 ザッザッとトループス級亜人『『トロル兵団』ファランクス兵』の部隊が整然と並んでモヘンジョダロへと行進していた。
「わぁ、すっごーい! あの本能全開な亜人をあそこまできっちり従えちゃうなんて……阿修羅王って人、めちゃくちゃやり手じゃん!」
 それを見たハニエル・フェニックス(第七の天使・g00897)は本能に忠実な亜人を躾けた阿修羅王の手腕を絶賛する。
「ファランクスって言うのも本来は前みたいに遮二無二突進するんじゃなくて、隊列をしっかり組んで息を合わせて前進してくるもんなんだよね? 映画で見た!」
 これがきっと本当のファランクスの行進なんだろうと、映画と同じ光景に納得する。
「これは強敵……ここまでするのにきっと苦労したんだろうなぁ。でもその努力、無駄にしちゃうよ。このハニィちゃんの魅力でね!」
 ニッコリと笑みを浮かべ、亜人を矯正した阿修羅王の努力を全て水の泡にしてしまおうと、露出度の高いスーツ姿で亜人達の前に姿を晒した。

「何者か!!」
「ディアボロスならば串刺しに――なっ!?」
 露出の高いハニエルを目にした亜人が思わず絶句する。
(「多分この人達には奥ゆかしさとかより、ずばっとお肌を見せちゃう方が効く気がする!」)
 女性らしく柔らかで魅力的なボディを見せつけようと、【飛翔】してひらひらと空をダンスするように舞う。こぼれんばかりの胸が揺れ、ハイレグのように脚の付け根もはっきりと見える衣装は目に毒、否――猛毒となって亜人達に襲い掛かる。
「ごくり……」
「なんだ、あのけしからん服は……」
 知らず知らず亜人達は足を止めて空を見上げ、踊るハニエルに目を奪われていた。
「空を飛べば一度に大勢に見られるし、正面からだけじゃなく色んなアングルから女の子としての魅力を伝えられるし、何より目立つからね!」
 ぷりんとしたお尻も、髪の毛の隙間から見える背中も、女性としての魅力に溢れている。行軍中だという事は意識から消え、ただただ肌色だけを亜人達の視線は追っていた。
「おんな……女だ!!」
「ああ、女がいる……うぅっ!!」
 ハニエルの煽情的な姿に本能が刺激されて亜人達は興奮し股間を押さえて蹲る。
「何をしている!! 足を止めるな!!!」
「は、はいっ!!」
 指揮官のアヴァタール級『金剛力士「阿形」』が怒鳴って喝を入れる! すると前屈みの情けない体勢で返事をした。

「もう一押しかな。触られるのはノーサンキューだけど、上手く近付けば視覚だけじゃなく嗅覚にも訴えられるかも? なんたって良いシャンプー使ってるから!」
 ハニエルは手が届きそうで届かぬ位置まで降り、低空を飛行すると甘い女性らしい香りが漂う。
「良い匂いが……はぅっ!!」
「これが女の匂い……うぅ………!」
 亜人達は鼻血を流しもう我慢できないと鼻息荒く獣のような目をしていた。
「どう? 私が欲しくなっちゃわない?」
「ほしい!! 女、女、おんなぁ!!」
「抱かせろぉお!! すぐに孕ませてやる!!」
 そこには毅然とした戦士の姿はなく、ただ獣じみた肉欲に支配された亜人本来の姿があった。
「それなら……早い者勝ちだよ!」
 挑発的にハニエルがウインクしてお尻を見せるように背を向け逃げ出す。
「うぉおおおおおおおお!!!」
「俺のもんだ!!」
「退けっ!! オレが先だ!!!」
 ファランクス兵は我先にと駆け出し、仲間内で喧嘩まで始まって大混乱となりながらハニエルを追った。
「ハニィちゃんの魅力にめろめろになったね! あとはやっつけるだけだよ!」
 最早規律もなにも存在しない。ただ女を求める烏合の衆となったファランクス兵を倒すべく、待ち構えていたディアボロス達が動き出す――。
超成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【飛翔】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!

ハニエル・フェニックス
うん、手応えばっちり!
思った通り以上の結果でびっくりするくらい。
ハニィちゃんの魅力ってばすごくない?
とは言えこんなに興奮されると危機感を覚えちゃうね。
情熱的って言うのを飛び越えてそんなにがっついたらモテないよ?
でもそんな接し方なのは亜人君達が阿修羅王さんに女の子との接点を奪われてたからだよね、かわいそー!
もう阿修羅王の訓練なんかやめて、ハニィちゃんと遊ぼうよ。
そうだなぁ……女の子取り合いゲームとかどう?

ここまで煽ったらもう仲良く陣形組んで隊列組むなんて無理だよね。
伸びる槍だってどのくらい使いこなせるかな?
でも油断はせずにロッドやオーラで防御を固めながら戦おう。
追い掛けなくても向こうからすごい勢いでやって来てくれるだろうから、そこは一つ楽かもね。
そのめちゃくちゃ突撃して来る子達を待ち受けて、翼を使って攻撃するよ!
もういい香りは届けてあげない。
代わりに届く私の小悪魔の瘴気には気を付けて、めろめろのままぼろぼろになっちゃうんだから!


●烏合の衆
「待てぇえ!!」
「抱かせろぉおおお!!!!」
「うん、手応えばっちり!」
 欲望を剥き出しにした亜人に追われるハニエル・フェニックス(第七の天使・g00897)は大成功だと笑みを浮かべる。
「思った通り以上の結果でびっくりするくらい。ハニィちゃんの魅力ってばすごくない?」
 振り返り涎を垂らし鼻息も荒く追ってくる亜人を見て自画自賛する。
「おんなぁ!!! 壊れるまで抱いてやるぅうううう!!」
「ふひいいいい!! 孕ませる!! ぜったいにぃいい!!!」
 トロル達は最早獣のようになって、ただただ女を求めてハニエルを追っていた。
「とは言えこんなに興奮されると危機感を覚えちゃうね。情熱的って言うのを飛び越えてそんなにがっついたらモテないよ?」
 逃げながらハニエルが振り返ってそう告げると、さらにトロル達の興奮が高まった。
「でもそんな接し方なのは亜人君達が阿修羅王さんに女の子との接点を奪われてたからだよね、かわいそー!」
 我慢していた分だけ、反動が強くなり亜人達は完全に暴走して烏合の衆となっていた。
「もう阿修羅王の訓練なんかやめて、ハニィちゃんと遊ぼうよ。そうだなぁ……女の子取り合いゲームとかどう?」
「「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」」
「俺のもんだぁあああ!!!」
「いいや、オレだあああああああ!!!」
 ニッコリと笑ってハニエルが煽ると、完全に暴走したファランクス兵は味方同士で喧嘩しぶつかり合いバラバラに襲い掛かる。

「ここまで煽ったらもう仲良く陣形組んで隊列組むなんて無理だよね。伸びる槍だってどのくらい使いこなせるかな?」
 既に女の事しか頭にないトロルは槍を捨ててしまった者まで出る始末。それでも油断はしないでいこうと気を引き締め、パラドクス『デーモニック・ウィング』を発動して翼を羽ばたかせ瘴気を帯びた風を起こす!
「もういい香りは届けてあげない。代わりに届く私の小悪魔の瘴気には気を付けて、めろめろのままぼろぼろになっちゃうんだから!」
「なんだっ!? うげぇえええええ!!!!」
「気分が……悪い………」
 瘴気を浴びたファランクス兵が倒れていく。興奮している分だけ呼吸も荒く、瘴気を多く吸ってしまい内部がただれて呼吸も出来なくなり窒息していった。
「この瘴気のせいか!!」
「息を止めろっ!!」
 呼吸を止めても瘴気は皮膚から浸透して身体をぼろぼろにしていく。
「お、おんなぁっ!!」
 瘴気に侵されてもまだ本能に突き動かされるトロルが女を犯したいと手を伸ばす。
「残念だけど、もうサービス期間は終わりだよ。瘴気に包まれて逝っちゃってね!」
 ハニエルは瘴気を浴びせ、トロルの身体をぼろぼろに腐らせて死を与えた。
「順調だね。この調子で亜人君達を全滅させるよ!」
 完全に亜人としての本能に目覚めてしまったファランクス兵を瘴気に飲み込み、阿修羅王軍に大打撃を与えた。
🎖️🎖️🎖️🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【断末魔動画】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!

ハニエル・フェニックス
かーんぺき!
この調子でどんどんやっつけちゃおう!
あれだけやられたら、流石に亜人君達も懲りた?
それともまだ本能に突き動かされて私を取り合っちゃうのかな?
どっちにしてもこっちに突撃してくるのは間違いない。
これだけ被害を受けたら、私を捕まえるなり倒すなりしないと収まりつかないもんね。
それに何より……魅力的だからね、ハニィちゃんは!

さて、今まではバラバラに襲って来たけど、そろそろ皆で協力して私を何とかしようとしてくるかも知れないね。
心が平静じゃなくても、体で覚えた訓練の成果を見せてくるかな?
そうなったらもう一回本能に訴えかけて隙を作ろう。
ちょっと前かがみになって胸を腕で寄せて、瞳をうるうるさせながら上目遣い。
えー、もう少しで私を独り占め出来るのにー!
みたいな感じで声をかければ、一瞬だけでも敵の連携を邪魔出来るはず。
そしたら盾できっちり守ったり歩調を揃えたり出来なくなっちゃう。
それが私の罠!
その瞬間を逃さず槍を呼び出して、盾と盾の隙間から捩じ込んであげちゃうよ!


風祭・天
お、ハニィちゃんガチのマで完璧じゃーん☆
これは天さんも負けてられない…と、飛び出したいところなんだけれども、大混乱演出の為に最初は我慢だぜぃ☆ ただ、まぁ…私とハニィちゃんのコンビなら大勝利間違いなしだし☆

とりま、伏兵に囲まれた感を出してからの亜人大混乱で、厳しい教練も全然意味がなかった感を強めたいよねー☆ 「なんか適性とか見る目なき☆」みたいな煽りとか今後の戦いにも使えそうだし、レッツ混沌☆
その為に、先ずは身を隠しての肆式疆域でゴーゴー☆ 派手派手な肆式疆域を隠れたまま色んな場所から発動することで、コッチが大戦力だと誤認させて更に混乱を誘発させるイメージだぜぃ☆
ある程度削ったら、私も姿を見せて行動するよ。ハニィちゃんに前線お願いしちゃったらからターゲット分散も兼ねて、美少女参上―☆ 姿を見せた時にちょっと暑そうに服をパタパタしたりして挑発してみよっかな☆ 末期のテンアゲ、ドンと来い返り討ちだし☆


「かーんぺき! この調子でどんどんやっつけちゃおう!」
 めろめろに魅了された阿修羅王軍に甚大な被害を与えたハニエル・フェニックス(第七の天使・g00897)がさらにテンションを上げて敵軍の様子を観察する。
「あれだけやられたら、流石に亜人君達も懲りた? それともまだ本能に突き動かされて私を取り合っちゃうのかな?」
「まてぇええええ!!!」
「逃がさねぇぞ!!!!!」
 どっちだろうかと眺めるが、その視線が未だにこっちに釘付けなのだけはよくわかった。
「どっちにしてもこっちに突撃してくるのは間違いない。これだけ被害を受けたら、私を捕まえるなり倒すなりしないと収まりつかないもんね。それに何より……魅力的だからね、ハニィちゃんは!」
 自信満々に笑みを浮かべて昂って迫る亜人達を迎え撃つ。
「お、ハニィちゃんガチのマで完璧じゃーん☆」
 援軍に駆け付けた風祭・天(逢佛殺佛・g08672)は、少し離れたところで様子を見てニコニコと笑みを浮かべる。
「これは天さんも負けてられない……と、飛び出したいところなんだけれども、大混乱演出の為に最初は我慢だぜぃ☆ ただ、まぁ……私とハニィちゃんのコンビなら大勝利間違いなしだし☆」
 二人で力を合わせれば絶対に勝てると自信に溢れる笑みを見せた。
「とりま、伏兵に囲まれた感を出してからの亜人大混乱で、厳しい教練も全然意味がなかった感を強めたいよねー☆ 「なんか適性とか見る目なき☆」みたいな煽りとか今後の戦いにも使えそうだし、レッツ混沌☆」
 驚かせてやろうと岩陰に身を隠しタイミングを窺う……。

「さて、今まではバラバラに襲って来たけど、そろそろ皆で協力して私を何とかしようとしてくるかも知れないね。心が平静じゃなくても、体で覚えた訓練の成果を見せてくるかな?」
 あれだけやられれば少しは頭を使うようにはなるもの。ハニエルに向かい一人では無理と集団で迫ろうとしていた。
「女ぁ!! 逃がさねぇぞ!!!」
「おい! 俺が押さえ込む! そこを一気に圧し掛かっちまえ!!」
「そうだ! 協力して捕まえて全員で使えばいい!!」
 ファランクス兵は一人では手に負えないと、盾を構え集団で協力し半包囲して距離を縮める。
 それに対してハニエルはちょっと前屈みになると、胸を腕で寄せて上目遣いで瞳をうるうるとさせる。
「えー、もう少しで私を独り占め出来るのにー!」
 誘惑するように亜人達を煽る。
「お、オレが先にいく!!」
「待てっ! オレが先にやる!!」
 それを目にした亜人達は我慢できずに、盾を捨てて身軽になって我先にと飛び出した!
「やっぱり引っ掛かったね!」
 悪戯っぽく笑うハニエルがパラドクス『アンホーリー・スティング』を発動し、かつて食らったアークデーモンの槍を呼び出して、向かって来る敵の身体を貫いた!
「がぁぐぁっ!!」
「このっ!!!」
 貫かれながらも欲望に突き動かされた亜人が手を伸ばす。
「お触りは禁止だよ!」
 だがハニエルが槍を引き抜くと血を噴き出して地面に伏した。

「クソッ抵抗しやがって!」
「絶対に組み敷いてやるぞ!!」
 血を流していきり立つ亜人達は諦めずにハニエルを狙う。
「みーんなハニィちゃんに夢中だね。今がチャンス、ゴーゴー☆」
 隠れていた天がパラドクス『肆式疆域守節(シシキキョウイキシュセツ)』を発動し、大量の重火器を召喚してそれが自動的に発砲を始める!
「ドンドン攻撃しちゃうぜぃ☆」
 隠れながら天は移動して、次々と重火器を並べていく。それはまるで軍勢を包囲しているように見えた。
「ぐげぇっ!!!」
「なんだっ!?」
「まさか、ディアボロスの伏兵か!?」
 それを見たファランクス兵が慌てて身構える。だが四方八方から銃弾を浴びて血塗れになって倒れていった。
 そうして大混乱に陥ったところで、天が堂々と敵の前に姿を見せる。
「美少女参上ー☆」
 そしてちょっと暑そうに服をパタパタして挑発する。
「女だッ!!」
「こっちにも女がいるぞ!!」
「この女はオレがもらう!」
「いいや俺だ!!」
 ファランクス兵が争いながら天に向かって駆け出した。
「天さんの魅力にメロメロになったみたい☆ 末期のテンアゲ、ドンと来い返り討ちだし☆」
 天の元に向かう進路はちょうど重火器の射線が重なる位置だった。
「ぐああああああっ!!」
「がっ! お、女が目の前にいるのにっ!」
 十字砲火が放たれてファランクス兵が吹き飛び大地に伏していく。

「あ、天ちゃん!」
「いぇー☆ 手伝いに来たよ☆」
 ハニエルと天がハイタッチして笑みを交わす。
「それじゃあ二人の魅力でささっとやっつけようか!」
「こんな魅力的なコンビにやられるんだから、亜人もラッキーだぜぃ☆」
 天が火砲を叩き込み、敵が薙ぎ倒されたところにハニエルが突っ込んで槍を突き入れる! そうして二人の魅力に本能を剥き出しとなったファランクス兵を殲滅した。
「これで亜人は全滅。残るはアーディティヤの指揮官だけだね!」
「あっちは私たちの魅力を理解できなさそうな堅物だねー☆ まあ倒すことには変わりないけど☆」
 ハニエルと天は暴走して全滅した亜人達の指揮官である『金剛力士「阿形」』へと視線を向けた。
超成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【コウモリ変身】LV1が発生!
【避難勧告】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!
【先行率アップ】LV1が発生!

●怒れる金剛
「馬鹿な、女の色香に惑わされて全滅だと……」
 アヴァタール級アーディティヤ『金剛力士「阿形」』が全滅した亜人部隊を見て思わず呆然とする。
「貴様らを鍛えるのにどれだけの手間を掛けていると思っているのだ!!」
 精鋭として鍛えたのにその力を発揮することなく、情けなく死んだ亜人達に怒鳴りつける。
「これでは阿修羅王様に申し訳が立たぬ! せめてディアボロスの首を持って帰らねば!!」
 怒りに燃える阿形の巨体がディアボロスを見下ろす。
「この我に魅惑などが効くと思わぬことだ!! 真に鍛え抜かれが心技体を持つ武人の力を見せてやろう!!!」
 力強く足を踏み出すと大地が震動してへこむ! その鍛え抜かれた金剛の肉体を以てディアボロスを粉砕せんと戦闘が始まる――。
夏候・錬晏
※連携アドリブ歓迎

女子らが頑張ってくれたのだ、ここからは私も存分に武を振るおう

「阿呆な部下を持つと苦労するな」

そのお陰で、我らもイスカンダルを制せたのだが
救援機動力で先行していた仲間と合流し、『金剛力士「阿形」』の前に立ち、本心で声をかける

左腕には黒龍偃月刀。戦意に呼応して朱殷の闘気が怒龍を形成し、背に纏えば、流れるような所作で腰を落とし臨戦態勢に

<精神集中>でわずかな筋肉の動きを捉え、動き出しを<看破>して同時に近接
大声も殺気も、己の動きを鈍らせるには程足りないと躊躇なく懐に踏み込んで偃月刀を一閃
その身に刃が届けば、朱殷の怒龍も大口を開けて牙を穿ち【ダメージアップ】の一撃を叩き込む

反撃には<フェイント>を交えた身体捌きで身をかわしつつ、蹴り技で踢腿飛針をその腕に差して、完全に捕まらないようにし、ねじ伏せのダメージを軽減

攻勢を緩めずに攻め立てて『阿形』に立て直す時間を与えないよう、仲間の攻撃へ繋げる立ち回りを

修練を積んだその武、見事なり
それに後れを取らないよう、こちらも全力を尽くそう


●ぶつかり合う武
(「女子らが頑張ってくれたのだ、ここからは私も存分に武を振るおう」)
 戦場に駆けつけた夏候・錬晏(隻腕武人・g05657)は、身体を張って色仕掛け作戦を成功させてくれた女性陣に感謝して、自分も尽力しようと敵指揮官と向かい合う。
「阿呆な部下を持つと苦労するな」
 相手の苦労が無に帰したのを見て同情の声をかける。
「そのお陰で、我らもイスカンダルを制せたのだが」
「亜人どもを使うのは悪手だというのか……否、それを決めるのは阿修羅王様だ。我はただ、眼前のディアボロスを倒して戦力を減らせばよい!!!」
 アヴァタール級アーディティヤ『金剛力士「阿形」』は筋骨隆々の巨体を踏み出して金剛杵を構える。
「ならば武を競うとしよう」
 錬晏は左手に〈黒龍偃月刀〉を握ると、戦意に呼応して朱殷の闘気が怒龍へと姿を変え、背に纏うと流れるような所作で腰を落として構えた。

「その動き、相当な修練を積んでいるようだな。だがそれは我も同じ!! この鍛え上げた武を見せてやろう!!!」
 阿形が威圧するように闘気を高めるとまるで突風が吹いたように感じる。だが錬晏はそれを涼風のように受け流して身じろぎもしない。
「どうした、アーディティヤの武とはそよ風を起こすだけか?」
「ほう、我が闘気を受けても身動き一つせぬか。ならば行くぞ!! 我が全力の一撃にて粉砕する!! ォオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」
 空気が震える怒りの咆哮を上げ、阿形が大きく足を踏み出す。
「先を取る――」
 しかしその動き出しよりも速く、敵の初動を読んだ錬晏は先んじて懐に踏み込み、パラドクス『鋭鋒噛砕(エイホウゴウサイ)』を発動して偃月刀に龍の頭を模した闘気を宿して横一閃する。
 その一撃は胸の鍛え抜かれた金属のような筋肉を噛み千切るように抉り、背後の朱殷の怒龍も同時に大口を開けて脇腹に牙を穿ち、肉を千切り骨を砕いた!
「ぐぉおおおおおっ!!!」
 血を噴き出して阿形がよろめく。しかし踏み留まると憤怒の顔で錬晏を見下ろした。
「やるなディアボロス!!! だがまだ我は死んでおらぬぞ!!」
 阿形が大きな手で錬晏を捕まえようとする!
 対して錬晏は右に動くというフェイントを入れて惑わせながら蹴りを放って、仕込んだ針〈踢腿飛針〉を飛ばして腕に当て軌道を逸らす。
「むぅん!!」
 阿形が体勢を崩しながらも反対の手を伸ばして錬晏を掴むが、偃月刀を割り込ませて直接握られるのを防いだ。
「ふんっ!!!!」
 だが構わずに偃月刀を掴んだ阿形は錬晏を持ち上げ、振り回して放り投げた!
 砲弾のように飛ばされた錬晏は地面に偃月刀を突き刺して減速し、地面を転がって衝撃を逃す。そして追撃を受けぬように跳ね起きた。
「修練を積んだその武、見事なり。それに後れを取らないよう、こちらも全力を尽くそう」
「来い!! 我が武で正面から打ち倒してくれる!!!」
 錬晏は再び駆け出し、猛る阿形と一歩も引かぬ攻防を繰り広げた――。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【断末魔動画】がLV2になった!
効果2【ドレイン】LV1が発生!

ハニエル・フェニックス
お疲れ様、天ちゃん(g08672)!
と言いたい所だけど……まだ一体残ってるんだよね。
一緒にやっちゃおう!
色仕掛けが効かなくても勝てるよね、私達なら!

そんな訳で、頑張って訓練した亜人君達は私達美少女コンビがやっつけちゃったよ!
亜人の本能ってやつを甘く見ちゃったかな?
阿修羅王って人もあんまり見る目が無かったね!
さぁ、天ちゃんと一緒なら私も刀を使おう。
先に仕掛けてくれてる仲間に甘えて、一旦死角に回って不意打ちだ!
まずは飛び出して左右に分かれよう。
挟み撃ちにしてやるもんね。
その後タイミングをずらして、あっちこっちから攻撃!
真正面からじゃ力負けするかもだし、集中力を削いで隙を作ってやろう。
こっちの人も掴みかかってくるんだぁ、可愛いって辛いね!
何とか上手く刀で捌いていきたい所。
代わる代わる攻撃する事を印象付けて、隙あらば同時攻撃!
タイミング合わせるのは私達ならアイコンタクトで十分。
流水のような天ちゃんの剣技と、炎を纏う私の太刀筋。
受けてみなさい!


風祭・天
あ。お寺の三門で見掛ける仏様…っぽい☆
ムキムキで強そうだけれど、私とハニィちゃん(g00897)の美少女コンビの前では風前の灯火的な? お色気は効かなさそうだけれども、純粋に実力でやっつけてやるしー☆

中途参戦だったんだけどさー…ザ・煩悩の塊みたいな感じでぱおんだったよー? 鍛え方云々より、特性を見抜けてないダメダメ案件だった気がするし☆
この見る目なきなき疑惑、指揮官としても武人としても資質がねー…? 

錬晏さんが正面からぶつかってくれたから、私たちは左右に分かれてからの死角からの挟み撃ちな強襲攻撃でゴー☆ 私とハニィちゃんのテンアゲな連携攻撃を見せたるしー☆
先ずは互いにタイミングをズラしての攻撃で、確実に削って行く感。ある程度削って敵が体勢を崩すとか大きめのチャンスが来たら、同時に攻撃してケリを付けるような流れを目指すよー☆
ハニィちゃんも言ってるけど、タイミングを合わせるのは私たちならアイコンタクトで十分☆ にふふー☆ これがまさに阿吽の呼吸ってヤツで、お後が宜しいぜぃ☆


「お疲れ様、天ちゃん! と言いたい所だけど……まだ一体残ってるんだよね」
 ハニエル・フェニックス(第七の天使・g00897)はこのまま終わりのテンションになりそうなところで、残った筋肉ムキムキの『金剛力士「阿形」』が錬晏と戦う姿に視線を向けた。
「あ。お寺の三門で見掛ける仏様…っぽい☆」
 風祭・天(逢佛殺佛・g08672)はその姿を見て、お寺で見た仏像に似ていると連想した。
「一緒にやっちゃおう! 色仕掛けが効かなくても勝てるよね、私達なら!」
「もち☆ ムキムキで強そうだけれど、私とハニィちゃんの美少女コンビの前では風前の灯火的な? お色気は効かなさそうだけれども、純粋に実力でやっつけてやるしー☆」
 ハニエルと天の美少女コンビは、頭まで筋肉で出来ていそうな阿形に戦いを仕掛けるべく二人は左右に別れて動き出す――。

「錬晏さんが正面からぶつかってくれたから、私たちは左右に分かれてからの死角からの挟み撃ちな強襲攻撃でゴー☆ 私とハニィちゃんのテンアゲな連携攻撃を見せたるしー☆」
 阿形が錬晏に意識を向けている隙に、天が先んじて腰に差した二尺八寸の日本刀〈主殿司宗光〉の柄に手を当て、パラドクス『陸式抜刀「阿那婆達多」(ロクシキバットウ「アナバダッタ」)』を発動し、捨て身の如くただ攻めに集中し、するりと踏み込むと抜刀して鋭い居合を放ち、阿形の鍛えられた胴を容易く斬り裂き、その勢いで血飛沫を払いすっと音もなく納刀した。その一連の動きは流水の如く淀みがなかった。
「っ? ぬぐぅっ!!! 何奴!!」
 あまりにも鮮やかな一刀に、斬られたと一瞬遅れて阿形が気付き、不意打ちを受けたと理解するや錬晏から距離を取り、天を視界に収めた。
「さぁ、天ちゃんと一緒なら私も刀を使おう。挟み撃ちにしてやるもんね」
 反対側からこっそり近づいたハニエルが挟撃を仕掛け、パラドクス『フレイミングディバイダー』を発動し、炎の聖剣を具現化して袈裟に振り抜き、阿形の背中を斬りつけ、燃える刀身が傷口を焼いた!
「ぐぅぉおっ!!!!」
 背中に強烈な斬撃と熱による痛みを感じ、阿形は振り返ってハニエルを睨みつける。
「こそこそと! 亜人どもを色仕掛けで骨抜きにし、まともに戦おうともせぬ! ディアボロスの女は卑怯者ばかりか!!」
 憤怒の顔で阿形は全身に力を込めて筋肉を引き締め出血を止めた。

「そんな訳で、頑張って訓練した亜人君達は私達美少女コンビがやっつけちゃったよ!」
「中途参戦だったんだけどさー……ザ・煩悩の塊みたいな感じでぱおんだったよー? 鍛え方云々より、特性を見抜けてないダメダメ案件だった気がするし☆ この見る目なきなき疑惑、指揮官としても武人としても資質がねー…?」
「亜人の本能ってやつを甘く見ちゃったかな? 阿修羅王って人もあんまり見る目が無かったね!」
 ハニエルと天が挑発的に阿形と阿修羅王を馬鹿にする。
「おのれ!! 我だけでなく、阿修羅王様をも嘲るとは赦せん!!!」
 錬晏と戦っていた阿形が怒りを露わにし、二人へと怒りを向ける。
「赦さないならどうするのかな?」
「叩き潰してくれよう!!!」
 問うハニエルに向かって阿形が手を伸ばそうとするが、その背中を天が再び抜刀術で斬る。
「はいはいお触り禁止☆ ハニィちゃんには指一本触らせないしー☆」
「ぐぅっ!!」
 阿形が顔を歪め動きが鈍ったところへ、ハニエルが炎の聖剣を振るって迫る右腕を深く斬って弾いた。
「こっちの人も掴みかかってくるんだぁ、可愛いって辛いね!」
「ほざけっ!!! 女とわからなくなるくらいの肉塊にしてくれよう!!!!」
 怒りに痛みなど無視して阿形がハニエルを狙う。
「ハニィちゃんに気を取られてていいのかなー? 私が好きに斬っちゃうぜぃ☆」
 だがハニエルが注意を引く隙に、天が背中を連続で斬り裂き、分厚い筋肉を削いで血塗れにしていた。
「ええい! 鬱陶しい!!!」
 阿形がバックハンドで天の刀を弾こうとするが、既に天は引いて間合いから逃れていた。そして今度はハニエルが攻撃に転じ、炎の聖剣は阿形の足を斬って炎が燃え移る。
「ぬぅううっ!!!」
「次は天ちゃんを狙うの? 亜人と一緒で見境がないね!」
「好き勝手ほざきおって!!!!」
 ハニエルと天は代わる代わる攻撃して、隙を作っては阿形にダメージを重ねていく。その鍛え上げられた強靭な体も、度重なる連携攻撃にぼろぼろになっていった。

「く、何故そうも息の合った攻撃ができる!!」
「タイミング合わせるのは私達ならアイコンタクトで十分」
 阿形がハニエルと天の連携に翻弄されて、一対一ならば勝っている力を発揮できないでいた。
「ハニィちゃんも言ってるけど、タイミングを合わせるのは私たちならアイコンタクトで十分☆ にふふー☆ これがまさに阿吽の呼吸ってヤツで、お後が宜しいぜぃ☆」
 天はちらっとハニエルと目が合うだけで意志相通し、一糸乱れぬ見事な連携を披露していた。
「流水のような天ちゃんの剣技と、炎を纏う私の太刀筋。受けてみなさい!」
 ハニエルが炎の聖剣を大上段に構えて振り下ろそうとすると、阿形は構わず踏み出す。
「ならば貴様から先に潰す!!!」
 相打ち覚悟で阿形が手を伸ばす。しかしその手が届くことはない――。
「なに!? 我が腕が!!!」
「さっき言ったばかりじゃーん☆ ハニィちゃんには指一本触れさえないって☆」
 流れるような一刀は阿形の強靭な腕を切断し、どさりと腕が地面に落ちる頃には既に天が刀を鞘に納めていた。
「これが私達のコンビネーションだよ!」
 ハニエルの振り下ろす燃える刃が阿形の胸に食い込み、そのまま押し切って心臓を両断した!
「がはっ!!!! まさか。我が負けるとは……阿修羅王様……こやつらは強い……決して油断めさるな……」
 血を吐いた阿形の巨体が崩れ落ち、万が一の可能性を危惧しながら死んでいった……。
「今度こそ、お疲れ様、天ちゃん!」
「ハニィちゃんもおつかれー☆」
 ハニエルと天がもう一度笑顔でハイタッチ交わす。
 ディアボロス達は後続の亜人部隊を撃破し、阿修羅王の逃走経路を潰して決戦に一歩近づけた。
超成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【一刀両断】LV1が発生!
【プラチナチケット】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!
【フィニッシュ】LV1が発生!

最終結果:成功

完成日2025年01月26日

阿修羅王退路遮断作戦

 攻略旅団の方針により、モヘンジョダロに向けて進軍する、ジェネラル級アーディティヤ『妄執の阿修羅王』の軍勢の後背を扼し、妄執の阿修羅王の撤退を阻止する作戦を実行します。
 侵攻する敵の後方にパラドクストレインで移動した後、阿修羅王の退路となる地点の敵部隊の撃破を行ってください。
 期日までに、この作戦を成功させる事が出来れば、阿修羅王との決戦において、阿修羅王が撃破されずに撤退を許してしまう可能性を潰す事が出来るでしょう。

!特殊ルール!
 この事件は攻略期限の延長が行えません。

妄執の阿修羅王

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#蛇亀宇宙リグ・ヴェーダ
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選択肢『対亜人お色気作戦』のルール

 阿修羅王配下の亜人のトループス級は、女性のいない環境で、阿修羅王から徹底的に訓練を受けた事で、厳しい規律を持つ精鋭の軍隊となっているようです。
 が、亜人の本能を完全に殺す事は出来ていません。
 女性のいない環境においてならば、完全な兵士として働く事が出来ますが、魅力的な女性の色香に惑わされれば、亜人の本能が爆発して、敵の連携を阻害し烏合の衆とする事も出来るでしょう(トループス級との戦闘が非常に有利になり、大成功や超成功が出やすくなります)。
 この作戦を成功させれば、戦闘を有利に進めるだけでは無く、自分が鍛え上げた亜人の軍勢の痴態を阿修羅王に見せつける事で、阿修羅王を挑発する効果も期待できるかもしれません。
 詳しくは、オープニングやリプレイを確認してください。


 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『🔵が👑に達すると、選択肢の説明で指定された特別な効果が発生する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👾阿修羅王の亜人軍団『『トロル兵団』ファランクス兵』のルール

 妄執の阿修羅王が鍛え上げた亜人の軍団と戦います。
 阿修羅王の亜人軍団は、亜人とは思えないほどに規律正しく連携して戦う事ができ、指揮官であるアヴァタール級のアーディティヤに忠実に従って献身的に戦闘を行なうため、かなりの強敵と言えるでしょう。
 詳しくは、オープニングやリプレイを確認してください。


 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『🔵が👑に達すると、敵の大規模な作戦に影響を及ぼす。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👿アヴァタール級との決戦『金剛力士「阿形」』のルール

 事件の首魁である、アヴァタール級クロノヴェーダ(👿)と戦います。
 👿を撃破する事で、この事件を成功で完結させ、クロノヴェーダの作戦を阻止する事が可能です。
 敵指揮官を撃破した時点で、撃破していないクロノヴェーダは撤退してしまいます。
 また、救出対象などが設定されている場合も、シナリオ成功時までに救出している必要があるので、注意が必要です。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「1体」出現します。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、敵を倒し、シナリオは成功で完結する。ただし、この選択肢の🔴が🔵より先に👑に達すると、シナリオは失敗で完結する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※このボスの宿敵主は「シメオン・グランツ」です。
※クロノヴェーダには、同じ外見を持つ複数の個体が存在しますが、それぞれ別々のクロノヴェーダで、他の個体の記憶などは持っておらず、個体ごとに性格なども異なっています。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。