最終人類史の初詣2025

 昨年に引き続き、最終人類史で初詣を行い、その信仰エネルギーを『円卓の間』のエネルギーとする作戦を行います。
 まずは、奪還済の日本各地の神社に向かって、初詣を行ってください。  初詣に参加する事で、自然に『信仰』が集まる事でしょう。
 奪還した海外の地域については、残念ながら『年越しに関係する宗教的習慣が盛んでない』地区も多い為、信仰を集めるのには不向きですが、今後の事を考えて、ディアボロスの手で初詣の為の神社を建立して、初詣の作法などを教えてあげるのも良いかもしれません。

※中国について
 奪還した中国では、初詣の習慣がありますが、行うのは春節(2025年だと1月29日)となっています。
 中国で初詣を行う場合は、初詣では無く『日本のお祭りの一つ』といった説明をするのが良いかもしれません。

兎と蛇、新春万福(作者 凪未宇
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#最終人類史(新宿島)  #最終人類史の初詣2025  #初詣 


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 去年に引き続き、『円卓の間』に信仰のエネルギーを集める為、初詣を行いたいと思う。
「巨大神像の心臓を利用する事で、『円卓の間』のエネルギーを持ち出す事が可能になりましたので、『円卓の間』のエネルギーを利用できる幅は広がっています。うまくすれば『巨大神像の心臓』も含め、フルチャージする事もできるかもしれません」
 新年を祝いながら、ルゥルゥラナ・レイラ(宵闇の刃・g08924)は説明する。
「今年も日本各地の神社仏閣で行われる初詣に、皆さんが参加して、信仰の力を集める手助けをして頂くだけです」
 ディアボロスが、率先して、初詣で真剣にお祈りをすることで、他の参拝者の人達もより真剣にお参りして、信仰エネルギーが集まりやすくなるはずだ。
 奪還した海外の地域でも、日本式の初詣を教えながら行う為に準備をしているようなので、そちらに向かう人は、裏方のお手伝いなどもするといいだろう。

「私がご案内するのは、奈良の大神神社です。ここは白蛇に姿を変え顕現したという大物主大神がご祭神であったり、なで兎という可愛らしい置物がある神社です」
 ここは神の山と言われる三輪山そのものが大神神社のご神体であるため本殿がない原初の神祀りの形をとっている。
「もし神社に向かう前にご来光をみたいというのでしたら、街の方から大鳥居越しに三輪山から日が昇る光景を見れる場所がありますのでご案内しますね」
 山頂から昇る朝日の美しい姿は、大変見ものだと言う。
 そこから大鳥居をくぐり、二の鳥居を潜ったら、緑に包まれた参道を歩き、途中に心身を祓い清めてくれる祓戸の四神を祀られた祓戸神社と夫婦岩の前を通り抜けると手水舎が見えてくる。
 そうして立派な大注連縄の鳥居を潜ってやっと拝殿に到着。
「神社では、お賽銭を納めたら鈴を鳴らして、二礼二拍手。目を閉じてお参りし、最後に深く一礼。これで参拝の作法も大丈夫ですね」
 拝殿の近くには白蛇が棲んでいるという「巳の神杉」という樹齢五百年の御神木があり、蛇の好物の生卵がお供えされているらしい。
 参集殿の入り口には「なで兎」が置かれており、撫でると運気向上したり、なでた部分の体の痛みをとってくれるらしい。
 他には国宝の三ツ鳥居や成願稲荷神社や市杵島姫神社など複数の末社や、万病に効くといわれるご神水が汲める薬井戸などがあるので、ゆっくり境内を散策してみるのもいいだろう。
「もし、神の山にご興味があったら、登拝してくるのもいいかもしれませんね」
「山はいいぞ! 無心になれるし空気も上手い、それから滝行は外せないな!!」
 この寒さで誰がやるのかと思ったが、どうやら神剣・雷皇(神成る雷・g11471)はその気のようだ。
 片道1時間ぐらいの緩やかな登山をすることも可能だ。
 途中に滝行出来る小さな滝があるので、挑戦したい人は希望すると良いだろう。
「それから可愛らしい御守もあるんですよ」
 説明に合わせ、蒼狐・珠萌(猫狐な天使・g03640)が、うさぎを模した「源氣うさぎ守」と「土鈴」、それから白蛇の「えと守陶器」に鈴のついた「招福えと守」をスケッチブックに描く。
「他にも色んな御守があるので、初詣と一緒にお迎えするのもいいのです」
 後は、周囲の街にある色んな屋台で、温かい甘酒やお茶や甘い物を楽しむのもいいだろう。
「三輪山の麓は、そうめん発祥の地なのです。この時期だとあったかい煮麺(にゅうめん)で楽しめるのです」
「いか焼き、ポテト、唐揚げ、りんご飴。屋台グルメもいっぱいですね」
 一年の感謝を捧げ、新年の無事と平安を祈願しに向かうのもいいだろう。


→クリア済み選択肢の詳細を見る


●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【強運の加護】
1
幸運の加護により、周囲が黄金に輝きだす。運以外の要素が絡まない行動において、ディアボロスに悪い結果が出る可能性が「効果LVごとに半減」する。
【浮遊】
1
周囲が、ディアボロスが浮遊できる世界に変わる。浮遊中は手を繋いだ「効果LV×3体」までの一般人を連れ、空中を歩く程度の速度で移動できる。
【過去視の道案内】
1
移動時、目的地へ向かう影が出現しディアボロスを案内してくれる世界となる。「効果LV×1日以内」に、現在地から目的に移動した人がいなければ影は発生しない。
【完全視界】
3
周囲が、ディアボロスの視界が暗闇や霧などで邪魔されない世界に変わる。自分と手をつないだ「効果LV×3人」までの一般人にも効果を及ぼせる。
【修復加速】
1
周囲が、破壊された建造物や物品の修復が容易に行える世界に変わる。修復に必要な時間が「効果LV1ごとに半減」する。
【植物活性】
1
周囲が、ディアボロスが指定した通常の植物が「効果LV×20倍」の速度で成長し、成長に光や水、栄養を必要としない世界に変わる。
【操作会得】
1
周囲の物品に、製作者の残留思念が宿り、ディアボロスの操作をサポートしてくれるようになる。効果LVが高い程、サポート効果が向上する。
【クリーニング】
1
周囲が清潔を望む世界となり、ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の建造物や物品が、自動的に洗浄殺菌され、清潔な状態になる。
【狼変身】
1
周囲が、ディアボロスが狼に変身できる世界に変わる。変身した狼の咆哮は「効果LV×10m」以内の指定した通常の生物を怯えさせ、「効果LV」分の間、行動不能にするが、変身中はパラドクスは使用できない。

効果2

【能力値アップ】LV3 / 【命中アップ】LV1 / 【ダメージアップ】LV2 / 【ガードアップ】LV1 / 【リザレクション】LV1 / 【ドレイン】LV1 / 【ダブル】LV1 / 【ロストエナジー】LV1

●マスターより

凪未宇
あけましておめでとうございます。
今年も何卒よろしくお願い申し上げます。

『奈良の大神神社』への初詣をご案内します。季節ものですので、参加される方はお早めに。

特に時間帯のご指定が無ければ、お昼の参拝となります。
初日の出を楽しまれる場合は、前夜から屋台を巡ったり、早朝訪れてゆっくり巡ることも出来るかと思います。

NPC
蒼狐・珠萌はルゥルゥラナ・レイラ、神剣・雷皇が参加しています。
お声がけがあれば、一緒に楽しんだりご挨拶にまいります。

作業日や状況等は、タグやマスターページにてご確認くださいませ。
それでは、皆様のプレイングお待ちしております。
80

このシナリオは完結しました。


『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。


発言期間は終了しました。


リプレイ


ルリラ・ラプソディア
【遊歌】
呼び方:名前+さん

そうね。干支の蛇…というのは再生の司る使いといわれているのよね
新しい一年…新宿島にも良いことがあるように、たくさんお祈りしましょうか

ルゥルゥラナさんにご挨拶を
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします、なの
そして、ご案内を参考にみんなで登山をするの
ん。教会の朝ははやいから…朝日は毎日のように
…ふふ。紘希さんはどんな時でも元気いっぱい、ね
日頃から見る朝日でもこの景色から臨む夜明けは本当に美しかった
きれいね…と零して、そっと朝日に祈りを一つ捧げて
2人の後をついてゆく

鳥居を潜れば、参拝へ
新宿島に来てだいぶ慣れた作法でお参りを
――みんなの笑顔が絶えぬ日々が続きますように
わ…すごいね
白蛇さまのために、しっかりとお祀りされてるのね
うん。うさぎさん、わたしも触ってみたいの
ふふ、幸せを感じた分
運気もきっとあがってゆくわ

りんご飴はお土産に1つ
お守りは…そうね
わたしは、土鈴をいただこう、かな…
見守ってくれてる恭弥さんにも招福えと守を贈りましょうか


不知火・紘希
【遊歌】
呼び方:ルリラお姉さん、キョウちゃん(恭弥)

奈良の神社かぁ。
こうやって初詣出来る場所が増えていくのは嬉しいね。
今年は干支だと蛇だよね、本で読んだよ!
兎と蛇が両方見られるなんて新年から幸せになれそう!

キャンプ用のセットを背負って、準備は万端
ルゥルゥラナさんにご来光が見れる場所を案内してもらうよ
あけましておめでとう! 今年もよろしくね。
早朝の新鮮な空気を吸いながらみんなで楽しく登山しよう
お姉さんは朝日見たことある? あ、温かい紅茶持ってるよ!
わくわくする中、顔を出す朝日に目を輝かせる

夫婦岩を通り過ぎて、拝殿についたらお参り
キョウちゃんやお姉さんを見ながら参拝をするよ
願うのはみんなの幸せな世界が広まること
大事なみんなに悲しいことが起きませんように
お参りしたあとは周りをきょろきょろ。あ、生卵!
すごい、これが己のご神木だね。見て! 兎さん。
かわいいね。みんなも触って運気向上だっ。
撫でてるだけで幸せになれそう。

りんご飴にほくほく。お守りもほしいな。
兎さんのやつ! 幸せな初詣ありがとう!


大和・恭弥
【遊歌】
呼び方:ルリラさん、紘希
ルリラさんには丁寧語口調で

新年に、祈りを捧げる初詣は背を正す気分になるな
今年も来られたことに感謝しよう

ルゥルゥラナさんがいたら挨拶を
明けましておめでとうございます。ご案内に感謝します
あまり体力を使い過ぎたらあとが持たないぞ
ふと笑みを零しつつルリラさんを窺いながら登る
地平線から覗く朝日を認めて、心が洗われる
さあ、参拝にも行っておこうか

立派な鳥居をくぐって駆けていく紘希を宥める
静けさの余韻に浸りながら手を清めて
お賽銭を投げ入れ、二礼二拍手で丁寧に参拝する
今年は戴冠の戦がある。
……願わくは、新宿島の平穏が脅かされないことを祈って
礼を終えるとそわそわ辺りを見回す紘希に苦笑いする
神聖な境内だからあまり騒がしくするなよ。
ルリラさんも兎、触りますか? 

相変わらず食べものには目がないな
温かいものをそれぞれ手に一息しようか
御守りについて話し合う彼らを眺める
新年の賑やかな平和を暫し楽しもう


●陽昇⛩
 まだ夜が明けきらない時間から、キャンプセットを背負い大神神社の近くへと彼らは降り立った。
 空は暗く、吐く息がぼんやりと白く広がる。
「奈良の神社かぁ。こうやって初詣出来る場所が増えていくのは嬉しいね」
「そうだな。新年に、祈りを捧げる初詣は背を正す気分になるな」
 楽しそうに見上げる不知火・紘希(幸福のリアライズペインター・g04512)に、大和・恭弥(追憶のカースブレイド・g04509)が軽く微笑み返す。
「今年は干支だと蛇だよね、本で読んだよ! 兎と蛇が両方見られるなんて、新年から幸せになれそう!」
「そうね。干支の蛇……というのは再生の司る使いといわれているのよね。新しい一年……新宿島にも良いことがあるように、たくさんお祈りしましょうか」
 ふわりとルリラ・ラプソディア(Ⅻの子守歌・g00784)が返したところで、キュキューとダンジョンペンギン『フラート』が、元気よく駆け付け手旗を振ると、その後ろよりルゥルゥラナ・レイラ(宵闇の刃・g08924)が晴れ着姿でやってくる。
「皆様、あけましておめでとうございます。お早いですね」
「明けましておめでとうございます。ご案内に感謝します」
 恭弥が挨拶すると、ルリラと紘希も並び挨拶する。
「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします、なの」
「あけましておめでとう! 今年もよろしくね」
 軽く言葉を交わし合うと、成程とルゥルゥラナは頷き、普段はまだ開けてないんですけどと入山場所へと案内していく。
「参拝道は階段になっていますので、焦らず登ってくださいね」
 ルゥルゥラナとフラートに見送られ、三人は登拝へ。
 まだ日が昇る前の山の参道なので、妙に辺りは静かで空気も一層冷たく感じる。
 天の星以外、用意したライトの灯りしかないが、不思議と山の闇を怖いと感じることは無い。
 それはこの場所が神のおわす山というだけあり、どことなく神聖な空気が漂っているせいもあるが。なにより、信頼する者と一緒に居る心強さが大きいだろう。
 段差は一定ではなく急な場所もあるが、ディアボロスにとっては大したことは無い。
 薄っすらと開け始めた空に、自然と足が急くが、不思議と疲れもない。
「あまり体力を使い過ぎたらあとが持たないぞ」
 わくわく楽しそうに登る紘希の背に、恭弥は苦笑しながら大丈夫かとルリラを振り返る。
 彼女もディアボロスのおかげか、疲れた気配は無さそうだ。
 深い緑を通りぬけ、少し開けた場所へ抜けると、高宮神社が登拝者を待ち受けている。
 その東、太陽の昇る方に奥津磐座がある。
 磐座(いわくら)とは、神道において神が天下る岩や、その信仰の対象。ここは太陽信仰の最上の聖地なのだ。
 そしてこの聖地から見て朝日の昇るところに、天照大神を鎮める伊勢の神宮が創建されたという。
 もうすぐ、日が昇る。
 神聖な場所と、早朝の新鮮な空気を感じながら。
「温かい紅茶持ってるよ! お姉さんは朝日見たことある?」
「ん。教会の朝ははやいから…朝日は毎日のように。……ふふ。紘希さんはどんな時でも元気いっぱい、ね」
 紅茶で身体を温めながら、並んで待っていればゆっくりと朝日が昇り始める。
「心が洗われるようだな」
 わくわくと目を輝かせ、朝日を見つめる紘希の様子を、恭弥は微笑ましそうに眺め、今年も来られたことに感謝しよう。
「きれいね……」
 日頃から見る朝日でも、この景色から臨む夜明けは美しいと、ルリラは眩しそうに目を細め零し祈りを捧げる。
 朝を中心に、赤く閃光が広がり。幕開けのように橙に黄と染まり、やがて青色に。
 だんだんと染まっていく夜明けの空の下、参拝にもいこうと山を降り拝殿の方へ。少し大きく回り込むよう下り、立派なしめ縄を使った大注連縄の鳥居を潜ってく。
 新宿島に来て何度目かの初詣。さすがに作法にもだいぶ慣れてきたようだ。
 願うのは何だろう。
 二礼二拍手。
 ――みんなの笑顔が絶えぬ日々が続きますように。
 ルリラお姉さんとキョウちゃんをうかがいながら、同じように紘希は祈る。
 ――みんなの幸せな世界が広まりますように。大事なみんなに悲しいことが起きませんように。
 新年独特の静けさの余韻に浸りながら、恭弥は祈る。
 ――今年は戴冠の戦がある。……願わくは、新宿島の平穏が脅かされないように。
 来たるその日までに、何が出来るのだろうか。今よりもっと奪還が広がっているかもしれない。 
 その時、果たして自分はどうしているのだろうか……。
 お参りを終え、何処へ行こうかと紘希は周りをキョロキョロと見回し何かに気付いたように、樹齢五百年の御神木『巳の神杉』に駆け寄った。
「あ、生卵! すごい、これが己のご神木だね」
「わ……すごいね」
 はしゃぐ紘希と同じようにルリラはお供えを覗き込み、恭弥は苦笑いを浮かべる。
「神聖な境内だからあまり騒がしくするなよ」
「白蛇さまのために、しっかりとお祀りされてるのね」
 他の場所ではあまり見ないお供えを珍しそうに眺め、授与所の方へと移動していけば今度は兎がお待ちかね。
「見て! 兎さん。かわいいね」
 可愛らしい『なで兎』の像に紘希がはしゃいだ声をあげさっそくなでなで。
「撫でてるだけで幸せになれそう」
「ルリラさんも兎、触りますか?」
「うん。うさぎさん、わたしも触ってみたいの」
「みんなも触って運気向上だっ!」
 本物の兎を愛でるように、なで兎を撫でてこれからも健康でいられるようにと願って。
「ふふ、幸せを感じた分、運気もきっとあがってゆくわ。お守りは……そうね」
 可愛らしい姿に迷うけど。
「わたしは、土鈴をいただこう、かな……」
「僕は兎さんのやつ!」
「見守ってくれてる恭弥さんにも招福えと守を贈りましょうか」
 御守は何にしようかと紘希とルリラが迷いながら盛り上がっているのを、微笑ましそうに可愛いのは二人の方だと、恭弥は眺めて。
 りんご飴や温かいものをこの後は頂こうかと声をかければ、紘希が笑顔を浮かべ。相変わらず食べものには目がないなと、思わず口元が緩む。
 他に何を食べようかと賑やかに、幸せで平和な初詣は続くのであった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【強運の加護】LV1が発生!
【過去視の道案内】LV1が発生!
【操作会得】LV1が発生!
効果2【リザレクション】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!

シャナオウ・ナラシャ
◆暁降

有名な神社なのか?
そういや去年も奈良だったな

ん?祭神?祀る神様ってことか
俺の国にもあったな、白いコブラを祀っていたことが
何処の世界でも『白い蛇』ってのは特別なんだな

ご来光、か
太陽は何処から見ても同じかと思ったけど
日本の太陽は、優しいな(砂漠の太陽は灼熱だが。と要の肩に凭れ)

応、了解
うん、確かに凄いな。
しかし、(参道を歩きながら)雪景色じゃないのが、ちょっと残念
ほぉ、これが夫婦岩。俺等にもご利益あるんかな?
そしてお参り(3年目になると慣れたもので)

凄いな…樹齢500年(ちょっと感動)
蛇神様は降りているんかな?
えっ、この巳神様は生卵が好きなのか?(へぇー…)
なで兎。何故に兎?(痛いところ…あったかな? でも取り合えず全体を撫でる)

これがご神水か、丁度喉の調子がよろしく無くてな…効くといいな
今年こそは山を登るぞ!
いや、滝行は遠慮しておくよ

御守りか、俺は土鈴も欲しいな
おっと甘酒も忘れないようにしないとな!
小腹が空いたんであと煮麺も貰おうかな

まぁ、そうだな籤引きも大事だな


瀬良・要
◆暁降

奈良の大神神社ったら一度は来てみたかったんだよなァ!

紗那はもう知ってる? 白い蛇はここじゃ祭神様だっけ?
日本じゃ白蛇ってのは、とにかく縁起が良いんよ

ご来光からまず見に行くかァ
日本の初詣ってことで一通りやってこうぜ♪
……こりゃあ、すごいな、見ものっつか霊験あらたかというか
(両手を合わせてみたり)

さて、参道通ってお参りに行こうぜ、こっからが本番だろ?
しかし、大鳥居から二の鳥居、そっから参道ってスゲーな

ここが大神神社かァ……流石にデカいな、一段と荘厳だ
勿論、お参りは欠かさず、二礼二拍手一礼
願いは俺の周りに不幸がないように、良縁に恵まれるように
そして、夫婦円満

っし、そしたら御神木も拝みに行こうぜ
巳年ってことで白蛇様も戻っていらしてるかもよん?
それに、御神木以外にも境内散策もなかなか楽しそうだ
なで兎なんてのも初めて聞いたりするわ俺ェ♪
体中御利益あるように撫でてやろうぜェ♪

あと、お守りに招福えと守、買ってこうぜ

締めは当然、お御籤だ! 今年もお互いいいことありますよーにっ!
(結果はお任せします)


●結時⛩
 夜明けの気配が緩やかに広がりだし。
 薄っすらと開け始めた空に、三輪山のシルエットが浮かび始める。
「奈良の大神神社ったら一度は来てみたかったんだよなァ!」
「有名な神社なのか? そういや去年も奈良だったな」
 慣れない寒さに互いに肩を寄せ合いながら、シャナオウ・ナラシャ(『-紗那皇-』・g02191)と瀬良・要(死は我が踊り手・g00797)は日の出を待っていた。
「紗那はもう知ってる?  白い蛇はここじゃ祭神様だっけ? 日本じゃ白蛇ってのは、とにかく縁起が良いんよ」
「ん? 祭神? 祀る神様ってことか。俺の国にもあったな、白いコブラを祀っていたことが」
 不思議なことだが、世界のあちこちで白い生き物は神聖視され。中でも蛇というのは特に多く、生命力の象徴や財宝の象徴であったり、太陽の象徴でもある。
「何処の世界でも『白い蛇』ってのは特別なんだな」
 どこか懐かしいような、国が違っても同じ思いを抱くと思うとシャナオウもどことなく嬉しい。
 出発前に「ご来光からまず見に行くかァ。日本の初詣ってことで一通りやってこうぜ♪」と要に言われ、ご来光から眺めることになり、こうして早朝から訪れその時を二人は待っていた。
「ご来光、か……」
 黄金色に空が染まり、薄雲に纏われた神の宿る山の姿を浮かびあがらせ。空高く昇ろうとしている太陽が、頂きより地上へと後光を届ける。
 美しく幻想的な光景に、二人は暫く互いの肩にもたれあい、優しく照らしながら色を変えていく空と朝日を眺める。
 光は山肌を撫で、大鳥居を通りぬけ二人の元へも届く。
「……こりゃあ、すごいな、見ものっつか霊験あらたかというか」
「太陽は何処から見ても同じかと思ったけど、日本の太陽は、優しいな」
 砂漠の太陽は灼熱でとても厳しいとシャナオウが故郷を思い出していれば、後光にありがたいと要は手を合わせて見せた。
 やがて日が昇りきり山の頂きより太陽が離れると、命の息吹が訪れるように朝が来る。
「さて、参道通ってお参りに行こうぜ、こっからが本番だろ?」
「応、了解」
「しかし、大鳥居から二の鳥居、そっから参道ってスゲーな」
「うん、確かに凄いな。しかし、雪景色じゃないのが、ちょっと残念」
 ゆっくりと大鳥居を潜り、そのまま参道を彼らは進んでいく。
「ほぉ、これが夫婦岩。俺等にもご利益あるんかな?」
 縁結び・恋愛成就・夫婦円満の霊験あらたか。仲良く寄り添い並ぶ二つの霊岩を眺め、ポツリとシャナオウが零す。
 日本の神々もそうだが、神々は男女関係なく縁で真に結ばれていくのが普通だ。つまり正しき縁さえあれば、それは夫婦となり結ばれていくのだ。
「ここが大神神社かァ……流石にデカいな、一段と荘厳だ」
 拝殿の立派な姿を前にし、要が見上げていればお参りの時に。
 二礼二拍手一礼で。
 要が願うのは――俺の周りに不幸がないように、良縁に恵まれるように
そして、夫婦円満。
 三回目ともなれば、シャナオウもお参りの作法に慣れたもので、同じように互いの幸せと夫婦円満を願う。
「っし、そしたら御神木も拝みに行こうぜ。巳年ってことで白蛇様も戻っていらしてるかもよん?」
 要に誘われるままに御神木の元へ行けば、その立派な大きさに圧巻されながらシャナオウは感動を口にする。
「凄いな……樹齢五百年。蛇神様は降りているんかな?」
 故郷では見ることのない長寿の樹木は、どこで見ても驚くばかり。感動しながら見上げていた視線をシャナオウが下げれば、そこにはお供えされた幾つもの生卵。
「えっ、この巳神様は生卵が好きなのか?」
「そうらしいな、面白いよな。それに、御神木以外にも境内散策もなかなか楽しそうだ」
 説明書きを読んだ要が他の場所も巡って見ようと、神社デートだとシャナオウを誘う。
 体力があるうちにと登拝へと向い、軽い山登り。
 今年こそはと意気込んで山に挑んでいったが、さすがにこの寒さだ滝行はお断り。神聖な山の空気を存分に取り込み、二人っきりの時間をじっくり過ごし下山してきたらご神水を頂きに。
「これがご神水か、丁度喉の調子がよろしく無くてな……効くといいな」
 少し口に含み飲んでみて、効果を願って持ち帰り用にも一汲み。
 授与所の方へといけば、ちょこんと耳を立てた『なで兎』がお出迎え。
「なで兎なんてのも初めて聞いたりするわ俺ェ♪」
「なで兎。何故に兎?」
「体中御利益あるように撫でてやろうぜェ♪」
 いわれが気になりながらも、痛いところあったかなとシャナオウは首を傾げながら要と一緒にお互い健康でいられるようにと全身を撫でまわし。
「あと、お守りに招福えと守、買ってこうぜ」
「御守りか、俺は土鈴も欲しいな」
 御守も授かり後はどうしようかと、屋台へと視線が吸い寄せられる。
「おっと甘酒も忘れないようにしないとな! 小腹が空いたんで、あと煮麺も貰おうかな」
 今日は朝早かったのだ、ゆっくりと胃袋も満たしていこうかとシャナオウが要に聞けば、嬉しそうに頷き。
「締めは当然、お御籤だ! 」
「まぁ、そうだな籤引きも大事だな」
「今年もお互いいいことありますよーにっ!」
 さてさて結果は如何に?

 シャナオウは吉。 
 一点雲なくまさに名月 清く明るく輝けるさま 邪魔する雲の行方いずくぞ それぞれ叶う二つの願い。
 願いは叶い、縁談は整うだろう。明らかな心持ちが大切である。心の月が曇らないように正しい道を進むべし。

 要は大吉。
 花開きて陽もほかほかと 車に積める宝の数々 時の帝の覚えめでたく 意気洋々と馬にまたがる。
 願いは叶い、失ったものも出てくるであろう。悪いことはなく、思うように叶うだろう。
 だが地位に負けぬよう注意を。正しい道を歩む者の果報であると胸に。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【完全視界】LV1が発生!
【修復加速】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV2になった!

椿野・燕
【椿藤】

日本最古の神社です
ふむ、確か同じ山なら富士山を祭る神社も有りましたね。あと変わり種で言うと大地を神様に見立てて本殿の床板が無い神社なんかも有ります。

アミさんと一緒にご挨拶をして
ルゥルゥラナさん達にご来光スポットへと案内をお願いします
鳥居を潜るように顔を出すご来光はより特別な物に見えます
こちらこそ、今年もどうぞよろしくお願いします、アミさん、モラさん

元旦の朝ともなると寒いですが
その寒さが余計に神聖さを醸し出してる気がしますね
2人で作法に則って神社を参拝しつつ

この木には神様の化身の白蛇が棲んでるそうですね
やはり丸呑みしやすいんでしょうか、生卵

お守りも中々バリエーション有りますね
この兎のお守りは可愛らしくてお守りでなくても買いたいかも
確かにモラさんそっくりです、家でも並べて写真を撮りましょう
では私は折角なのでこの「えと守陶器」を
白蛇はお店に飾るのに縁起が良いですし

アドリブ歓迎


シャルロット・アミ
【椿藤】

おおみわじんじゃ、というのね
山が神様なんてやっぱり日本は不思議だわ
こういう神社は多いのですか?(椿野さんの蘊蓄待ち)
さすが椿野さん!(目をきらきら)

ルゥルゥラナさんたちに新年のご挨拶をして
ご来光が見たいとお願いするわ
大鳥居もすごいわねえ
そして山から昇る今年初めてのお日様
椿野さん、モラさん、今年もどうぞよろしくね

緑の参道は冬の朝は神聖で寒くて
本当に心身を祓い清められているみたい
手水舎と参拝の作法は椿野さんに教えてもらってあるの

お祈りをしてから「巳の神杉」にも手をあわせて
…蛇は生卵好きなのかしら?

お守りも買っていきましょう
蛇年だから巳のお守りもいいけれど…
この「源氣うさぎ守」見て下さい、モラさんに似てませんか?
(モラさん横に並ぶ「もきゅ?」)
私はこれにします
モラさんもこれでいい?(「もきゅー!」)
椿野さんはどれにしますか?

アドリブ歓迎


●誇魅⛩
 到着し降りた場所は、まだまだ静かに眠る新年の早朝。
 夜明け前の空に包まれた街並みを眺めながら、椿野・燕(詭弁家・g02761)とシャルロット・アミ(金糸雀の夢・g00467)は冷たい空気を吸い込んだ。
「明けましておめでとうございます。寒い中いらっしゃいませ」
「おめでとうなのです」
 物静かなルゥルゥラナ・レイラ(宵闇の刃・g08924)と笑顔の蒼狐・珠萌(猫狐な天使・g03640)が出迎え案内のお手伝いをしてくれる。
 丁寧に燕とシャルロットが新年の挨拶をし、ご来光をと言えばさっそく移動だ。
 寒さには強いのかダンジョンペンギン『フラート』が先頭に立ち、手旗信号を振りながらご案内。
 その小さく振られる尻尾についていくように、ピョコンと飛び出したモーラット・コミュ『モラさん』も続いていく。
 スポットにつく頃には、薄っすらと空が開け始め、朱と紫が鬩ぎ合いはじめ和らな色が溢れ、鳥居や山のシルエットを見せ始める。
「おおみわじんじゃ、というのね。山が神様なんてやっぱり日本は不思議だわ」
「日本最古の神社です」
 拝殿から直接、神の山に祈りを捧げるという原初の神祀りを残していることもその理由の一つ。
「こういう神社は多いのですか?」
「ふむ、確か同じ山なら富士山を祭る神社も有りましたね。あと変わり種で言うと大地を神様に見立てて本殿の床板が無い神社なんかも有ります」
 神道は自然が教えであり答え。
 本来は、宮などの建物がないのが自然な形だったとか。
「さすが椿野さん!」
 燕の蘊蓄を聞いて、さすがとシャルロットは目を輝かせる。
 神様も分類していったらオカルトの仲間。それに陰陽師にとって神社は何かと縁が深かったことだろう。
 ゆっくりと開け始めた空と共に、照らす朝日が大鳥居の影を静かに伸ばし二人に届かせる。
 大鳥居もすごいわねと、思わずシャルロットが零しているとご来光が山の頂に。
 美しく輝きながら昇るご来光が、頂きを離れ大鳥居を潜るよう光の帯を伸ばし、二人をも照らす。
「椿野さん、モラさん、今年もどうぞよろしくね」
「こちらこそ、今年もどうぞよろしくお願いします、アミさん、モラさん」
「モキュー」
 新年の夜明けを迎え改めて挨拶をし合えば、自然と笑顔もこぼれる。
 鳥居を潜るように顔を出すご来光が燕にとって特別な物に見えたのは、決してこの場所のせいだけではないだろう。
 ご来光の作った光の道を辿るように、大鳥居を潜り参道へと入れば、今度は緑の道が伸びていく。
「元旦の朝ともなると寒いですが、その寒さが余計に神聖さを醸し出してる気がしますね」
「本当に心身を祓い清められているみたい」
 山が御神体というのならば、もしかするとこの参道も神の一部なのかもしれない。
 冬特有の澄んだ空気がより一層この場を神聖なものに感じさせてくれ、言葉は少なくとも不思議と互いを強く感じながら二人は拝殿へ。
 手前の立派な手水舎に入れば俗界と神界を分ける神垂が揺れており、巳(みぃ)さんと慕われる蛇神が鎮座し出迎えてくれる。
 柄杓で汲んだ清水で左手を清め。次に柄杓の清水を左の手の掌に受け、口をすすぎ。もう一度左手を清める。
 そして最後に柄杓をたて、残った水で柄杓の柄を清めたら、元の場所に返して終わり。
 丁寧に燕がやるように、教えて貰ったシャルロットも同じように清めていく。
 そうして拝殿へと向かい参拝を。
 ここから奥の御神体の山に祈るのだから、不思議なものだ。
 それぞれ熱心にお願いをすると、振り返った先でまず目につくのは『巳の神杉』。
「この木には、神様の化身の白蛇が棲んでるそうですね」
 それならば、こちらにもと二人は軽くてをあわせてから、ゆっくりと神杉を見上げ視線を戻せば自然と、お供えされた生卵へと注がれる。
「……蛇は生卵好きなのかしら?」
「やはり丸呑みしやすいんでしょうか、生卵」
 どうやら好物らしいというが、シャルロットと燕はかるく首を傾げ、もう一度神杉を見上げてみた。
 姿は見えないが、かなり大きな樹に棲んでいるのだ。白蛇もかなりの大きさではないのだろうか。小さな蛇であれば丸のみも一苦労だと思うが、大きな蛇であれば問題ないだろう。
 ゆっくりと神社の中を散策しながら授与所へ向かい、今度は兎と御対面。
「お守りも買っていきましょう」
「お守りも中々バリエーション有りますね。この兎のお守りは可愛らしくてお守りでなくても買いたいかも」
 干支の御守は勿論、近くにある『なで兎』に因んだ兎の御守も目を引く。
「蛇年だから巳のお守りもいいけれど……この『源氣うさぎ守』見て下さい、モラさんに似てませんか?」
「もきゅ?」
 呼んだと可愛いお返事と共にモラさんが源氣うさぎ守の横に並べば、白いボディにつぶらな瞳がそっくり。
「確かにモラさんそっくりです、家でも並べて写真を撮りましょう」
「決めました。私はこれにします。モラさんもこれでいい?」
「もきゅー!」
 シャルロットがモラさんに聞いてみれば、友達が増えたかのように嬉しそうにモラさんがフワリと跳ねてみせる。
 燕が言うように、後で写真に納めたらとっても可愛いこと間違いない。
「椿野さんはどれにしますか?」
「では私は折角なので、この『えと守陶器』を。白蛇はお店に飾るのに縁起が良いですし」
 この場の御神体でもあるのだから。きっと何でも屋の商売も良い方へと守ってくれることだろう。
 何より国造りの神は縁結びにも繋がる。ここまで育てた縁をより強く先へ。そう願いながら、二人は手を繋ぎ穏やかな時をすごすのであった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【クリーニング】LV1が発生!
【完全視界】がLV2になった!
効果2【ドレイン】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!

リューロボロス・リンドラゴ
アンデレ(g01601)と初詣よ!
大神神社か……。
主祭神は大物主であったな。
となれば我が身の……いや、何でも無い。
祈るにはまたとない神であろうよ。
準備が良いの、アンデレよ。
この場合は気遣いが行き届いておると言うべき……待て。
額はこの際ツッコまぬ。
特別祈祷神符とかあるようだし。
だがせめて我の分は我に払わせよ。

アンデレに倣い一緒に唱えたりするよ。
当然、お祈りも忘れぬよ。
祖神と言えなくもない遠い縁のある神よ。
ぬしがおったからこそ我も生まれた。
沢山の出会いを得た。
数多の幸せにも囲まれた。
こやつ(アンデレ)に会うこともできた。
感謝する。
ぬしら神々(過去)から連なる人々(今)へと繋がる歴史も全て取り戻す故、見守っておくが良い。
武運は託すものではなく、我ら自身で掴み取って見せる故、願いはせぬが。
我らが護りし今と取り戻せし過去の人々が、沢山神へと祈るであろう。
叶えよとは言わぬ。ただ、その願いを聞いてやって欲しい。
それが子孫の願いである。
……あとなんだ。何を願うておるか分からぬが。
アンデレの願いも頼む。


ア・ンデレ
リューロボロスちゃん(g00654)と一緒に初詣。服装は紋付羽織袴。
「折角歴史ある大神神社に来たのですから、ご祈祷していただきましょう。
もしかしたら舞も見られるかもしれませんよ。」
ご祈祷の申し込みをします。お願い事は身体健康。
祈祷料は新円を使えるかわからないので刻逆前のお金やお米など使えそうなものをいくらかアイテムポケットに詰めてきました。
申し込みの時に聞いて一番喜ばれるものを渡しましょう。
新円を使えるならば二人で10万円相当の新円を支払います。
祝詞を一緒に唱えたり、舞を見たり、お祓いを受けたりした後、玉串拝礼をします。
神様への感謝が基本。
今まで生き残れた奇跡に感謝。
友達がたくさんできた奇跡に感謝。
リューロボロスちゃんに出会えた奇跡に感謝。
本当にありがとう。
そして願わくば、リューロボロスちゃんとこれからずっと一緒に生きられますように。


●竜祈⛩
 立派な大鳥居を潜り、リューロボロス・リンドラゴ(ただ一匹の竜・g00654)と紋付羽織袴姿のア・ンデレ(すごいぞアンデレちゃん・g01601)が大神神社に向かっていく。
「大神神社か……主祭神は大物主であったな。となれば我が身の……」
「どうしたのリューロボロスちゃん?」
「いや、何でも無い。祈るにはまたとない神であろうよ」
 気にせず初詣に行こうと、リューロボロスが言えばアンデレも頷き拝殿や参集殿のある方を目指し進んでいく。
 リューロボスが気にかけた、大物主神は国造りの神と言われており蛇に姿を変える。一説ではヤマタノオロチだったのではないかとも言われている。
「折角歴史ある大神神社に来たのですから、ご祈祷していただきましょう。もしかしたら舞も見られるかもしれませんよ」
「準備が良いの、アンデレよ。この場合は気遣いが行き届いておると言うべき……」
 御神楽祈祷を申し込んでくれていたとはとリューロボロスが感心しながら、参集殿へと入っていけばアンデレが、初穂料を用意してきたと何だか厚みのある包みを巫女に差し出しており。
「待て」
 思わず止めれば、どうしたのと不思議そうに見返してくる。
 何だか物凄い金額が納められた気がするが、どうやらアンデレはそうは思っていないようだ。
「他にもお米や野菜など使えそうなものを詰めてきたんです」
 一番喜ばれるものを渡したいんだと、アイテムポケットを開いて見せる。
「額はこの際ツッコまぬ。特別祈祷神符とかあるようだし……だが、せめて我の分は我に払わせよ」
「玉串拝礼もしましょう。お願い事は身体健康です」
 何だか楽しそうなアンデレの姿に、リューロボスは思わず笑顔を浮かべる。
 祝詞奏上が終わり、神職に続き鎮魂詞を二人は唱える。
 ――幸魂、奇魂(さきみたま、くしみたま) 守給、幸給(まもりたまえ、さきはえたまえ)
 鈴の音を響かせ巫女神楽の『浦安の舞』奉納を見届け、鈴祓いを受け、最後に玉串を。
 玉串となる榊の枝を二人は御神前にたてまつり、二礼二拍手。
 互いの願いを、肩を並べ捧げ。
 リューロボロスは祈る。 
(「祖神と言えなくもない遠い縁のある神よ。ぬしがおったからこそ、我も生まれた。沢山の出会いを得た。数多の幸せにも囲まれた」)
 アンデレは祈る。 
(「神様への感謝が基本。今まで生き残れた奇跡に感謝。友達がたくさんできた奇跡に感謝」)
 隣り合う互いを感じながら、祈る。
(「こやつに会うこともできた。感謝する。ぬしら神々(過去)から連なる人々(今)へと繋がる歴史も全て取り戻す故、見守っておくが良い」)
 アンデレと出会えたことをリューロボスは感謝し。
(「リューロボロスちゃんに出会えた奇跡に感謝。本当にありがとう」)
 こうしてリューロボスと一緒にいられることをアンデレは感謝し。
 そして未来を願う。
 今は奪還を巡る戦いの最中。
 勝利などを願うものも居るかもしれないが、リューロボスは違う。
(「武運は託すものではなく、我ら自身で掴み取って見せる故、願いはせぬが。我らが護りし今と取り戻せし過去の人々が、沢山神へと祈るであろう」)
 その願いを聞いてやって欲しい。それが子孫の願いであると。
 静かに閉じられていたリューロボスの眼はゆっくりと開かれ、まだ祈るアンデレを優しく見守り天を仰ぎ。
(「……あとなんだ。何を願うておるか分からぬが。アンデレの願いも頼む」)
 深々とリューロボロスは一礼した。
 ――願わくば、リューロボロスちゃんとこれからずっと一緒に生きられますように。
 アンデレの願いと重なるように、彼女と共に在るようにと。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【浮遊】LV1が発生!
【完全視界】がLV3になった!
効果2【能力値アップ】がLV3になった!
【ロストエナジー】LV1が発生!

御守・樹
ファギー(g00880)と一緒
防寒しっかりの普段着というか動きやすい服装で。
ファギーは寒くないかな?京都は底冷えだけど奈良はどうだろ?

ここのご祭神の大物主の神話って見るなの神話だっけ?それが有名だった気がする。
自分の正体を知りたがった妻に教えた結果、それが一因で妻が亡くなったってやつ。
確かギリシャにもあったはず…異類婚姻譚にはよくある話だよな。

まずは拝殿で参拝。願うのは無病息災。うっかり細かいのが…ちょこちょこな。
そのあとはゆっくり見て回ろうか。
その時に水先案内人が言ってた兎のお守りが欲しいから買おうかと。なんでウサギかなって思ったら、そうか大物主って大国主命の別名というか別側面だったか。
今年巳年だから蛇の干支守りが出るのはわかるんだけど、俺の干支が卯だからそれがいいかなって。「源氣うさぎ守」って名前からしてめちゃくちゃ御利益ありそう。

毎年ながら神社で自分の名前見るの妙な気分。
まぁ名付けの由来が古い神社の敷地内に捨てられてた事だからなぁ。
うん、いきてればこそだよな。俺からもよろしくだ。


ファギー・ルヴァン
樹さん(g05753)と参加

コートを羽織って手袋をつけて。マフラーは鞄の中に入れています。

見てはいけない…タブーのお話、でしたっけ。
神話は国が違っていても、展開も結末もなんとなく似ていることが多いので不思議です。まるで、事前に打ち合わせしてたみたい…

樹さんの隣でお参り。願い事は…無難に健康祈願でしょうか。
お参り後は樹さんのお買い物についていきます
私、正確な生まれ年を知らないから自分がどの干支か分からないけど…干支のお守りや置物ってかわいいですね。見ていると癒やされる気がします。
蛇の土鈴、買おうかな?

樹さんのはじまりのお話。
施設で育ったことは何度か聞いてるけど…生まれてすぐの事を聞くのは初めて。
親御さんが、せめて誰かに拾ってもらうまでの間、神様に守って欲しかったのかなって思いたいけど、樹さんには言わない。
真実は本人にしか分からないし、ただの憶測は…傷つけてしまうだけ。
だからこの憶測は胸にしまっておく。

私は、その、樹さんが生きててくれて嬉しいです。
だからこれからも…仲良くしてくださいね。


●願来⛩
 どことなく山が神々しく見えるのは、その山こそが御神体だからだろうか。
 パリッとした空気の中に凛と佇む大鳥居。
 潜りながら、京都は底冷えだけど奈良はどうだろと御守・樹(行雲流水の珪化木・g05753)は、ファギー・ルヴァン(明けぬ夜森の魔法つかい・g00880)を振り返る。
「ファギーは寒くないかな?」
「大丈夫だよ。マフラーも用意してあるから」
 日本の冬、ましてや山の寒さを知る樹は動きやすい普段着にしっかりと防寒対策をし首元にはマフラーを。
 ファギーもコートを羽織、手袋を付けて。念の為と鞄に入れたマフラーを開いて見せる。
 少しのぼれば気温がまた下がるだろうから、備えがあるのはいいことだ。
 神聖さを感じる木々の道を並んで歩きながら、ここの神様は何だっただろうかと樹は案内を思い出す。
「ここのご祭神の大物主の神話って『見るな』の神話だっけ?」
「見てはいけない…タブーのお話、でしたっけ」
「それが有名だった気がする」
 確かと記憶を思い起こし、夜しか訪れない大物主神は姿がはっきりとは見えず、妻に懇願され確かその願いを聞き入れ姿をみせたのだとか。
「自分の正体を知りたがった妻に教えた結果、それが一因で妻が亡くなったってやつだったような」
 櫛箱の中にいる自分の姿を見ても決して驚くなと妻と約束したのだが、妻は櫛箱の中にいた蛇の姿に驚いてしまったのだ。
 約束を破られた大物主神は恥じて人の姿に戻り、姫を恨みその結果死んでしまったという。
「確かギリシャにもあったはず……異類婚姻譚にはよくある話だよな」
「神話は国が違っていても、展開も結末もなんとなく似ていることが多いので不思議です。まるで、事前に打ち合わせしてたみたい……」
 神様というのは、実はどこかで繋がっているのかもしれない。
 いつの間にか大きな大注連縄の鳥居を潜り、拝殿の前へ。
 二礼二拍手。
 樹が願うのは無病息災。
(「うっかり細かいのが……ちょこちょこな」)
 とか、何とか。
 ファギーも同じようにし、彼女が願うのは健康祈願。
 無難にと願いながら、隣の樹をそっとうかがい。最後は合わせて、二人で一礼。
「さて、ゆっくり見て回ろうか?」
 御守とかもあるしと、樹はファギーを授与所の方へとエスコート。
「兎のお守りが欲しいから買おうかと。なんでウサギかなって思ったら、そうか大物主って大国主命の別名というか別側面だったか」
 入口で出迎えてくれたなで兎の置物を眺め、腑に落ちたと樹は思い出す。
 大国主命といえば、いなばの白兎の逸話は外せない。
 どれにしようかと干支の御守をはじめ、並んでいる品々を眺め。
「今年巳年だから蛇の干支守りが出るのはわかるんだけど、俺の干支が卯だからそれがいいかなって」
「私、正確な生まれ年を知らないから自分がどの干支か分からないけど……干支のお守りや置物ってかわいいですね。見ていると癒やされる気がします」
 蛇と言うと怖い印象もあるが、神の使い白蛇として形作られてるせいか、その姿はちょこんとしていて可愛らしい。
「蛇の土鈴、買おうかな?」
「俺は、『源氣うさぎ守』かな。名前からしてめちゃくちゃ御利益ありそう」
 にこやかにお互い欲しいものを手にした二人は、のんびり境内を歩き目の前に佇む神樹の前で足を止めた。
「……毎年ながら妙な気分だな」
 神社で自分の名前を見るのはと、神樹を見上げる。
 この木だけに限らず、神社には必ずと言っていいほど神樹や御神木があり、必ずと言っていいほど簡単な名前や説明書きがされているので、木その物だけでなく文字としても目にしてしまうのだ。
「……」
「まぁ、名付けの由来が古い神社の敷地内に捨てられてたって事だからなぁ」
 そりゃぁ目にするよなと静かに笑む。
「樹さんのはじまりのお話。施設で育ったことは何度か聞いてるけど……生まれてすぐの事を聞くのは初めて……」
 今、彼は何を思い神樹を見上げているのだろうか。
 わざわざ神社に連れて来たということは、せめて誰かに拾ってもらうまでの間、神様に守って欲しかったのかななんて、親御さんの気持ちをファギーは考え、それをそっと胸にしまった。
 真実は本人にしか分からないし、ただの憶測は……傷つけてしまうだけ。だから……。
 自然と隣に肩を並べ、ファギーも樹と同じ場所を見上げ。
「私は、その、樹さんが生きててくれて嬉しいです。だから、これからも……仲良くしてくださいね」
「うん、いきてればこそだよな。俺からもよろしくだ」
 微笑ましい彼らの姿を、見守るように。天を細く白雲が過るのであった――。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【狼変身】LV1が発生!
【植物活性】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!
【ガードアップ】LV1が発生!

最終結果:成功

完成日2025年01月13日