【吸血ロマノフ王朝奪還戦】⑧ネヴァ運河離宮
このシナリオは【吸血ロマノフ王朝奪還戦】に関連する特別シナリオです。
サンクトペテルブルク及びウクライナの地に集結したジェネラル級ヴァンパイアノーブル及び『鮮血の革命術式』で重要な役割を持つジェネラル級アークデーモンに対して、戦闘を仕掛けます。
また、吸血ロマノフ王朝の排斥力の低下と攻略旅団の提案により、アルタン・ウルクのディヴィジョン『融合世界戦アルタン・ウルク』への逆侵攻も一部可能となっています。
この戦闘によって、敵の戦力を削ることが出来ます。
勝利したシナリオ数に応じて、対応する戦場の敵の数が減少し、戦いを有利に進めることが出来るようになります。
このシナリオの攻撃対象は【ミリツァ・ニコラエヴナ】の軍勢です。
『ミリツァ・ニコラエヴナ』は、ネヴァ運河を望む瀟洒な宮殿に、旧カーミラ派を集結させています。軍部からは期待されていないようですが、復権を望む野心を持っているようです。
「成功したシナリオ数×5%」だけ、「⑧ミリツァ・ニコラエヴナ」の敵残存率を低下させます。
【吸血ロマノフ王朝奪還戦】期待されずとも復権のために(作者 メリーさんのアモル)
#吸血ロマノフ王朝
#【吸血ロマノフ王朝奪還戦】⑧ネヴァ運河離宮
#吸血ロマノフ王朝奪還戦
#サンクトペテルブルク
#⑧ミリツァ・ニコラエヴナ
⊕
タグの編集
現在は作者のみ編集可能です。
🔒公式タグは編集できません。
|
🔒
#吸血ロマノフ王朝
|
🔒
#【吸血ロマノフ王朝奪還戦】⑧ネヴァ運河離宮
|
🔒
#吸血ロマノフ王朝奪還戦
|
🔒
#サンクトペテルブルク
|
🔒
#⑧ミリツァ・ニコラエヴナ
|
●優雅とは言えぬお茶会
ネヴァ運河を望む離宮。その瀟洒な庭園で、ジェネラル級ヴァンパイアノーブル『ミリツァ・ニコラエヴナ』がお茶会を開いている。
参加しているのはアヴァタール級の女性ヴァンパイアノーブル達。けれど、望んで参加していると言うわけではないようで、そのお茶会にはあって然るべき会話もなく、ただ、茶器をかちゃかちゃ言わせたり、周囲をキョロキョロとしていたりと、優雅さのかけらもない。
その様子を見て、『ミリツァ』はため息を吐く。
「カーミラ様がいたころは、このような事はありませんでしたのに。軍部ごときに、エルミタージュを追い払われて、なんて不幸なのかしら」
吐き出されるのは愚痴。これまた優雅なお茶会とは程遠い言葉達だった。
「まったく、ドラキュラ様との縁を繋いだのが誰だと思っているのよ。これだから、戦うしか能の無い軍部は……」
結果、『ミリツァ』が軍部への不満を愚痴るだけのお茶会が過ぎていくのだった。
●吸血ロマノフ王朝奪還戦、始まる
「『鮮血の革命術式』によって、最終人類史に現れたジェネラル級ヴァンパイアノーブルは見事全滅させることができたようだねぇ」
最終人類史の一般人に被害を全く出さずに撃破できた上、『吸血ロマノフ王朝』のジェネラル級の数を大きく減らし、更に、ディヴィジョンの排斥力まで大きく揺らがせることに成功している、と説明するのは、時先案内人のプリメーラ・ヴィダル(セイレーンのパイレーツ・g10812)だ。
「この影響だろうねぇ。【吸血ロマノフ王朝奪還戦】発生を示す断層碑文が出現したようだよ。つまり、攻撃を仕掛け、『吸血ロマノフ王朝』の大地を略奪し返す絶好の機会ってことさ」
ヴァンパイアノーブルの主力はサンクトペテルブルクに集結しているようだ。
他は、勢力を保っている竜血卿ドラキュラの軍勢もウクライナを拠点として、それ以外の地域にの戦力はシベリアに冬将軍がいる程度。
「ただし、シベリアでの排斥力が一気に下がっているようだから、奪還戦時にはアルタン・ウルクの侵攻がほぼ確実に発生するだろうねぇ。シベリアにアルタン・ウルクを招き寄せる事で、ディアボロスに二正面作戦を強いるということかね」
逆に言えば、アルタン・ウルクに頼らねばならないほど、『吸血ロマノフ王朝』は追い詰められている状態にある。
「とはいえ、断片の王である『吸血皇帝ニコライ2世』は、起死回生の策を諦めていない様子だ。ここは油断せず、徹底的に叩いてやろうじゃないか」
「多くのディアボロスの活躍で市内の一般市民は既に避難しているようだ。今まで以上に派手に破壊してしまって構わないよ。人々の犠牲をなんとも思わないヴァンパイアノーブル達に、目にもの見せてやってくれ」
そう言って、プリメーラは話を締め括った。
リプレイ
峰谷・恵
「茶会に興じてるならさっさと数削って出てくる前に帰ろうか」
可能な限り連携を取る。アドリブOK。
物陰伝いに身を隠しながら接近、敵小集団を見つけたら破軍衝で奇襲攻撃を仕掛け、ガードアップで自分と味方の被ダメージを低減させる。
敵の反撃はLUSTオーラシールドと魔闘気で防いで可能な限り直撃を避け、ダメージを少しでも抑える。
その後はダメージを負った敵を優先して攻撃し数を減らし、敢えて敵小集団と真っ向から打ち合って敵の攻撃に反撃することでHP消耗と引き換えに攻撃回数を増やす。
HPが4割を切る、対処しきれない規模の敵増援が来る、ジェネラル級襲来のいずれかで撤退する。
「今回で吸血ロマノフ王朝は終わる。なら最期の晩餐でも茶会でも今のうちにやっておくといい」
「ここで無理するより本番しっかり戦うほうが効率いいからね、無理しないうちに退くよ。」
アイリーク・ビフロスト
一般市民が避難済みなら、思いきり動いても問題ないな。
いまは無き故郷のため……なんて、私怨だけで復讐するつもりはないけど。ロマノフ王朝を奪還する機会とあらば出来ることはやっておこう。
沈黙のお茶会とは、また酔狂なことをやっているね。
話題がないなら、これから始まるヴィランたちの終わりについて、なんて言うのはどう? 有意義な時間になると思うよ。
戦いが始まり次第、派手にFryseを投げ入れて注目を集めよう。
敵の意識がこちらに向いたら禁書の封印を解きながら乱入する
防塵マスクと防御魔術で血霧への対策を講じておく
仲間と連携してより多くの敵を倒せる動きを意識するよ
敵が手首を斬る予備動作が見られたら、速やかに闇魔術で「ダークネスコフィン」を発動。霧のダメージを可能な範囲で軽減して封じ込める
詠唱で生み出した漆黒の棺を振り回して
物理的な立ち回りもしつつ、撃破する敵数を効率的に増やすよ
必要数倒せたら仲間を連れて撤退を
どうやら優雅なお茶会はお開きだな。
続きは棺の中でどうぞ。羊の代わりに罪を数えて永遠に眠るがいいよ。
レイラ・イグラーナ
ミリツァ……というのはかつて冬将軍の口からも名前が出た死妖姫カーミラの取り巻きでしたね。
危機感の欠如は彼女たち貴族派閥の日常なのでしょうか。
たとえそれが見えずとも、危機はそこにあるものだと教えて差し上げましょう。
離宮へと攻め込み、迎撃に出てきたブラッディサクリファイスと銀の針を手に戦闘。
まるで生き物のように地面を不規則に跳ねる針を投擲する【手製奉仕・跳】。を用いて一体ずつ確実に仕留めます。
まともな指揮がされていないというお話でした。であれば【通信障害】を用いて通信を阻害し前線で戦う者同士も連携かま取りづらいように。上からの指示なく現場での連携も取れず三々五々で出撃してくる敵を各個撃破します。
エルミタージュで見たあの光景。
あのような醜悪な展示を二度とさせるわけには参りません。
ウォーターカッターとなった血の鞭は防刃コートChat Noirで体を保護し、他の復讐者と固まって動くことで包囲されないように。
敵の増援が増え、対処が困難になれば撤退を。
戦果は十分に得られました。今は退きましょう。
「ミリツァ……というのはかつて冬将軍の口からも名前が出た死妖姫カーミラの取り巻きでしたね」
パラドクストレインから降り立ちながら、そう呟くのは銀髪に赤い瞳が美しい吸血鬼のディアボロス、レイラ・イグラーナ(メイドの針仕事・g07156)だ。
「危機感の欠如は彼女たち貴族派閥の日常なのでしょうか。たとえそれが見えずとも、危機はそこにあるものだと教えて差し上げましょう。」
そう言って、レイラは銀の針を構える。
「一般市民が避難済みなら、思いきり動いても問題ないな。
いまは無き故郷のため……なんて、私怨だけで復讐するつもりはないけど。ロマノフ王朝を奪還する機会とあらば出来ることはやっておこう」
その隣で、戦闘のことを考えるのは色白な肌に中性的な顔立ちをしたヒルコのディアボロス、アイリーク・ビフロスト(Politikk: Kos.・g08954)だ。事前に聞いている敵の情報を元に、防塵マスクを装備している。
「茶会に興じてるならさっさと数削って出てくる前に帰ろうか」
最後に大変にスタイルの良いサキュバスのディアボロス、峰谷・恵(フェロモン強化実験体サキュバス・g01103)がそう言いながら、パラドクストレインを降りる。
三人は物影伝いに身を隠しながら、接近し、手頃な敵小集団を発見するなり、攻撃を仕掛けた。
「今回で吸血ロマノフ王朝は終わる。なら最期の晩餐でも茶会でも今のうちにやっておくといい」
そう言いながら、恵はパラドクス『破軍衝』を発動。拳の一撃とともに強大な衝撃波をお打ち出し、トループス級ヴァンパイアノーブル『ブラッディサクリファイス』に攻撃を仕掛ける。
「! ディアボロス!!」
上司がお茶会をしているのもあって、彼女らもまた、かなり油断していた。
そこへ完全な不意打ちを喰らってしまったのだから、彼女らが浮き足立つのも仕方ないと言えるだろう。
『ブラッディサクリファイス』も手首を切り裂き、血液をウォーターカッターの如き液体の鞭として、恵に振るうが、浮き足だったその状態の反撃がどれほどのダメージになったことやら。
「沈黙のお茶会とは、また酔狂なことをやっているね。話題がないなら、これから始まるヴィランたちの終わりについて、なんて言うのはどう? 有意義な時間になると思うよ」
直後、アイリークが派手に冷気を帯びた戦輪『Fryse』を投げ入れ、注目を集める。
「こちらにも!」
辛うじて、冷静な判断力を有していた『ブラッディサクリファイス』達がまだパラドクスを発動していないディアボロスであるアイリークを見咎め、先に攻撃しようと、手首を切り裂こうと動く。
が、それより早く、その動きを予期していたアイリークがパラドクス『ダークネスコフィン』を発動。
詠唱と共に現れる「漆黒の棺」が、『ブラッディサクリファイス』手首を切り裂いて溢れ出た霧状の血液もろともを包み込み、圧縮し始める。
「浸す眼窩、泥濘む尾鰭。渇く夜風が波紋を望む」
更なる攻撃が飛ぶ。
レイラが物影から飛び出し、直径約5mm、長さ約15cmの銀の針を投擲したのだ。
それはまるで意思を持った生き物のように地面を跳ね、不規則な軌道で、『ブラッディサクリファイス』を貫いた。
「まだいる!」
『ブラッディサクリファイス』は再び手首を切り裂き、血液をウォーターカッターの如き液体の鞭として、レイラに振るうが、これまた浮き足だった中での反撃である。やはりダメージ量は大したものにはならない。
レイラの発動した【通信障害】の影響か、単に指揮がまともでない状態から解決していないためか、敵増援も散発的で、次々にディアボロスにより撃破されてしまう。
それから何分間戦っただろうか、ようやく指揮系統が回復してきたのか、それなりのまとまった数の増援がやってくる。
流石にこの数の相手は出来なさそうだ。
「どうやら優雅なお茶会はお開きだな。続きは棺の中でどうぞ。羊の代わりに罪を数えて永遠に眠るがいいよ」
アイリークがそう行って撤退の準備を始める。
「えぇ、戦果は十分に得られました。今は退きましょう」
レイラが同意し、やはり退き始める。
「うん、ここで無理するより本番しっかり戦うほうが効率いいからね、無理しないうちに退くよ」
それに恵も同意し、2人に続く。
敵集団は執拗に追撃をしてきたが、やがて3人は振り切ることに成功し、パラドクストレインで無事に新宿島まで帰還したのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【エアライド】LV1が発生!
【書物解読】LV1が発生!
【通信障害】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!