【吸血ロマノフ王朝奪還戦】⑯チェルニーヒウ要塞
このシナリオは【吸血ロマノフ王朝奪還戦】に関連する特別シナリオです。
サンクトペテルブルク及びウクライナの地に集結したジェネラル級ヴァンパイアノーブル及び『鮮血の革命術式』で重要な役割を持つジェネラル級アークデーモンに対して、戦闘を仕掛けます。
また、吸血ロマノフ王朝の排斥力の低下と攻略旅団の提案により、アルタン・ウルクのディヴィジョン『融合世界戦アルタン・ウルク』への逆侵攻も一部可能となっています。
この戦闘によって、敵の戦力を削ることが出来ます。
勝利したシナリオ数に応じて、対応する戦場の敵の数が減少し、戦いを有利に進めることが出来るようになります。
このシナリオの攻撃対象は【スネグーラチカ】の軍勢です。
『スネグーラチカ』は、【吸血ロマノフ王朝奪還戦】の後、竜血卿ドラキュラが、ウクライナ全土を手に入れる為、ウクライナ北部の要衝の占拠を行っています。
「成功したシナリオ数×5%」だけ、「⑯スネグーラチカ」の敵残存率を低下させます。
【吸血ロマノフ王朝奪還戦】氷上移動はお手のもの(作者 メリーさんのアモル)
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●氷上移動はお手のもの
ジェネラル級ヴァンパイアノーブル『スネグーラチカ』の力により凍りついたチェルニーヒウ要塞。
その周囲は同じく『スネグーラチカ』の力で凍結させられており、一面銀世界……どころか、周辺の戦場全てが氷で覆われている。
そんな一面氷の広大なスケートリングのような場所をスケート靴を装備して滑走しているのは、寒さへの優れた耐性を持ち、雪上移動を得意とする選ばれたトループス級ヴァンパイアノーブル『国境警備吸血隊』だ。
慣れた様子で氷上を滑走している。
今のままでは地の利は向こうにあることだろう。
●吸血ロマノフ王朝奪還戦、始まる
「ディアボロスの皆さんの活躍により、『鮮血の革命術式』によって、最終人類史に現れたジェネラル級ヴァンパイアノーブルは見事全滅させることができました、流石ですね」
そう言って、ディアボロスを讃えるのは、時先案内人の仲村・裕介(人間のワールドハッカー・g08579)だ。
「最終人類史の一般人に被害を全く出さずに撃破できたのは、素晴らしい事です。これにより、『吸血ロマノフ王朝』のジェネラル級は大きく数を減らし、ディヴィジョンの排斥力も大きく揺らいでいます。
だからでしょうか、【吸血ロマノフ王朝奪還戦】発生を示す断層碑文が出現しました」
つまり、『吸血ロマノフ王朝』の大地を奪還する絶好の機会だ。
「ヴァンパイアノーブルの主力はサンクトペテルブルクに集結しています。
勢力を保っている竜血卿ドラキュラの軍勢もウクライナを拠点として、それ以外の地域にの戦力はシベリアに冬将軍がいる程度ですが、シベリアでの排斥力が一気に下がっていますから、奪還戦時にはアルタン・ウルクの侵攻がほぼ確実に発生するでしょう。恐らく、シベリアにアルタン・ウルクを招き寄せる事で、ディアボロスに二正面作戦を強いるという作戦なのだと思われます」
追い詰められたと言っても、断片の王『吸血皇帝ニコライ2世』は起死回生の策を諦めていない、と裕介は指摘する。
「油断せず、徹底的に叩き、『吸血ロマノフ王朝』との決着をつけましょう」
「竜血卿ドラキュラは、『鮮血の革命術式』が成功した後、断片の王が不在となった吸血ロマノフ王朝のディヴィジョンを受け継ぎ、新たな断片の王となるつもりのようです。
つまり、『鮮血の革命術式』が完全に成功したならば、最終人類史を強奪した『吸血皇帝ニコライ2世』のディヴィジョンと、吸血ロマノフ王朝を引き継いだ『竜血卿ドラキュラ』のディヴィジョンが並び立つ……という事になるのでしょう」
これが成立すれば、追い詰められていた筈のヴァンパイアノーブルが、一気に最大勢力となりえるので、まさに、『革命』の名にふさわしい術式といえるかもしれない。
「最終人類史の強奪は、当然阻止しなければなりませんが、その場合でも、竜血卿ドラキュラ勢力は、ウクライナを中心とした広大な地域を奪って新たな断片の王となろうとするはずです。
それを阻止する為に、サンクトペテルブルクだけでなく、ドラキュラ派閥の拠点にも攻撃を行う必要があります」
だから、この前哨戦も決して軽視していいものではないのだ、と裕介は告げる。
リプレイ
クィト・メリトモナカアイス
サンクト新宿ベルク。
サンクト新宿ベルクとは……
サンクト新宿ベルクのセンスは置いておいて。
新宿島がサンクト新宿ベルクになったら、新宿の民もきっと『鮮血の革命術式』に使おうとする。のっとりとか許せぬし許さぬ。
いつもの服は寒いのでパイロットスーツで戦場へ。モナカ砲撃型と一緒に攻撃を仕掛ける。
おぉ……!氷がいっぱい!流石ロマノフ。こんなに凍るのは新宿島では見られぬ。
それはそれとして。戦いに利用はさせぬ。
【泥濘の地】を使用して一帯の氷地形を泥濘に変える。水面にも地面にも泥濘の地は通用するし、たぶん氷にも使える……はず。
スケートで滑れぬようにして、相手から地の利を奪い取ろう。
相手を動きづらくさせたところでモナカ砲撃型から「重力砲」発射。
重力の波動で国境警備吸血隊を捻じ曲げていこう。モナカぐらびてぃーきゃのん、はっしゃー。
FAで敵の数は多数。劣勢にあればあるほど威力が増す吹雪は幸いそこまで威力が高くならぬ……はず。ガンガン攻撃して、ある程度倒したら無理せず撤退。
さむい!とても寒い。そろそろ帰ろう。
瀬良・朔也
○連携アドリブ可
……さっむ!流石ロシア、極北の地。一面氷だらけやん
しかも敵サンは地の利を上手く使っとるようやねぇ
やったらこっちも、それなりの対策をせんとね!
バルカン=バルクのタイヤをスノータイヤに改造
氷によく食い込んで滑りを抑制する改造を施せば、あとは俺の運転技術でカバーや
オフロードで鍛えた<騎乗>スキルを目に焼き付けたる!
気合と共にバルクのギアをフルスロットルに
勢いよく『国境警備吸血隊』に向かっていけば、スパークリング六角ソケットを充填したショットガンの弾を、その寒そうなどてっぱらに至近距離からぶち込む
綺麗なねーちゃんやろうけど、喧嘩に容姿は関係あらへん
ごめんなぁ、手加減下手やねん…!
そのままスピードを落とすことなく突っ切れば、旋回・蛇行と愛車を自由自在に操り、反撃の魔法弾を被弾を避ける
流れるように再び近接すれば、ショットガンをぶっ放し、電磁波で吹き飛ばしていく
なんでかこのパラドクス中はブレーキが効かん
どうせ止まられへんから、そのまま撤退や!
あ、乗ってく?背中に捕まりや~
片瀬・斎
共闘、アレンジ歓迎。
「氷上。なるほど。器用に滑るものですな。」
スケートと縁遠いので素直に関心。
「とはいえ、この程度で地の利などと。笑止」
普通に【浮遊】する。忍者卑怯。
その上で
超長距離からスナイパーライフルをばっすばっすと撃ちまくる。
中距離に来たらハンドガンで対応。鉤縄が届くものがあれば投げつけ器用に他所へ飛びつつスモークグレネードを投げて攪乱。
着地の際も【浮遊】。
敵が焦れて近距離に来たらパラドクスを使用。
「隙だらけだ。戯けめ」
距離を瞬時に詰め右手で掌底を放ち剄を打つ。
敵の魔法弾は体術と忍者刀でさばき弾く。
撤退時は無理せず。声を掛け合い。
シュニィ・ヴィンターフェイ
素敵な戦場でございますわね。
この様な方々が人類を蹂躙し、血濡れに染め、大勢の命と新宿島を潰そうとしている……等という事実から目を背けたくなる程に。
ヴィンターフェイ流のスケートでお相手致しますわ。
Nibelheimer Rammbock 起動。
足と背中のジェットパックを吹き上がらせ超高速で氷上を滑りながら、氷柱のパイルバンカーを射撃として撃ち出したり(砲撃)、懐に飛び込んで氷杭を突き刺したり致しますわ。
(氷雪使い)と【アイスクラフト】で、方向転換する時は氷の壁やブロックを冷気を吹き出して一瞬作り、氷壁を蹴り出す様にして自在に方向を変えさせて頂きます。
そして隙あらば爆発的な加速力で氷柱を1体1体ぶち込む感じで。
相手の攻撃はパラドクスによる六花のシールドビットで防ぎますわ。
わざわざ狙ってくれるのですから、どこに飛んでくるかなんてお手の物。
今度お兄様も一緒に誘ってスケートを楽しみたくありますわ。
――ああ、貴女方はそこでお眠りに。
「サンクト新宿ベルク。サンクト新宿ベルクとは……」
『吸血ロマノフ王朝奪還戦』の概要を耳にして、そう呟くのは銀髪が茶色の肌によく映える無表情のリターナー、クィト・メリトモナカアイス(モナカアイスに愛されし守護者・g00885)だ。今回はパイロットスーツを着ている。いつもの服は寒いからだ。
「サンクト新宿ベルクのセンスは置いておいて。新宿島がサンクト新宿ベルクになったら、新宿の民もきっと『鮮血の革命術式』に使おうとする。のっとりとか許せぬし許さぬ」
そう、『新宿島』を危険に晒すわけにはいかない。そのために、今ここに、ディアボロスがいる。
「おぉ……! 氷がいっぱい! 流石ロマノフ。こんなに凍るのは新宿島では見られぬ」
パラドクストレインから降り立ちその光景にクィトが目を輝かせ……ているのだろうか、無表情なのでよく分からないが。
「……さっむ!流石ロシア、極北の地。一面氷だらけやん」
その隣に、パラドクストレインから降り立つのは赤色の帽子がよく目立ついつも笑顔な人間のディアボロス、瀬良・朔也(オオサカ製自動車整備士・g11284)だ。
「しかも敵サンは地の利を上手く使っとるようやねぇ」
その視線の先には、凍った地形を滑るように移動するトループス級ヴァンパイアノーブル『国境警備吸血隊』の姿。
「氷上。なるほど。器用に滑るものですな。」
さらにその隣で、その様子を見て頷くのは黒髪、黒い瞳に、衣装まで黒で統一したヒルコのディアボロス、片瀬・斎(忍者・g08456)だ。スケートとは縁遠いので、素直に感心している。
「素敵な戦場でございますわね。この様な方々が人類を蹂躙し、血濡れに染め、大勢の命と新宿島を潰そうとしている……等という事実から目を背けたくなる程に」
その様子にそう言って頷くのは極端に白い肌と青い瞳が美しいサイボーグのディアボロス、シュニィ・ヴィンターフェイ(サイボーグのガジェッティア・g04070)だ。
「やったらこっちも、それなりの対策をせんとね!」
朔也はそう言って、唯一無二の相棒、戦闘用オートバイの『バルカン=バルク』のタイヤをスノータイヤへと改造。氷に食い込んで滑りを抑制する改造を施す。
勿論、それだけで万全とは言えないだろうが。
「あとは俺の運転技術でカバーや。オフロードで鍛えた騎乗スキルを目に焼き付けたる!」
と朔也は自身ありげだ。
「この程度で地の利などと。笑止」
その一方、斎はパラドクス効果を発動し、空中に浮遊する。
歩く程度の速度でしか移動できない【浮遊】は、戦闘には不向きであるが、斎には考えがあった。
「戦いに利用はさせぬ」
クィトの対策もまたパラドクス効果。【泥濘の地】により、周囲の氷地形を泥濘へと変えた。
あくまで、【泥濘の地】の効果は移動速度を低下させるためだけのものであり、種族特徴として浮遊・飛翔が可能なヴァンパイアノーブルには通じないが、氷の上を滑走している、という地の利を得た状態を放棄させるか、移動力を低下させるかの二択を迫らせるだけの効果はある。
「モナカぐらびてぃーきゃのん、はっしゃー」
そんなわけで、先手を取ったのは、クィト。
相手を動きづらくさせたところで、クィトの周囲に浮遊する猫耳・猫尻尾付き球形のガジェットの中から、巨大な砲が出現し、パラドクス『重力砲』を放つ。
広範囲に見えざる重力の波動を放ち、『国境警備吸血隊』を捻じ曲げようとする。
「やはり、ディアボロス!」
『国境警備吸血隊』は素早くクィトに向けて吹雪を放つ。
(敵の数は多数。劣勢にあればあるほど威力が増す吹雪は幸いそこまで威力が高くならぬ……はず)
そう考えながら、クィトは吹雪により体温が奪われるのを耐える。
そしてその攻防を見ながら、斎はウィンチェスターカスタムモデルのボルトアクションスナイパーライフル『フォーマルハウト』を構える。
そう、定点からの狙撃であれば、浮遊でも問題はない。
とはいえ、パラドクスでない狙撃は、クロノヴェーダには通じないどころか、逆説連鎖戦を発生させられ、一方的に反撃を受けてしまう。
そこで、斎は敵の注意を惹くように『国境警備吸血隊』の周囲の氷床に向けて至近弾を当てていく。
「こちらもか!」
『国境警備吸血隊』は【泥濘の地】に足を取られながらも、滑るように移動しながら、斎に向けて、魔法弾を放つ。
「隙だらけだ。戯けめ」
だが、その魔法弾を放つ瞬間こそが隙。
斎は『ヒルコ縮地撃』で一気に距離を詰め、『国境警備吸血隊』に右手で掌底を放ち剄を打つ。
とはいえ、反撃なので、結果は拮抗止まり。
けれど、それで良い。
「ヴィンターフェイ流のスケートでお相手致しますわ」
「吹っ飛べや!」
斎の行動により、敵は斎に集中している状態にある。
そこへ、2人のディアボロスが突っ込んだ。
片方はシュニィ。
背中に合体させたジェット装置『Himmel Winterfee』と足に合体させたジェット装置『Erde Winterfee』、を起動し、地面を滑走、一気に敵集団に突撃する。
その手には杭の代わりに超硬度の氷柱を打ち出すパイルバンカー『Eiszapfen』。
今上げた三つの装備、その全てのリミッターがパラドクス『Nibelheimer Rammbock』により解除されている。
さらに周囲には六花(雪結晶)のシールドビット。
そのまま、大木のように巨大な超硬度の氷柱を構え、爆発的な加速力で突進して対象を突き崩した。
もう片方は、やっと『バルカン=バルク』のスノータイヤへの変更改造が終わった、朔也。
「綺麗なねーちゃんやろうけど、喧嘩に容姿は関係あらへん。ごめんなぁ、手加減下手やねん……!」
勢いよくフルスロットルで飛び出した『バルカン=バルク』にまたがる朔也はバイクに乗りながら攻撃できる程度のコンパクトなショットガンで、『国境警備吸血隊』を攻撃する。
放たれる弾丸は電気を帯びたボルトやナット。
「しまった、こいつは囮か!」
慌てた『国境警備吸血隊』は魔法弾で迎撃を行う。
シールドビットやボルトやナットとぶつかり合い、時空が軋みをあげる。
2人の接近戦担当は思うがままに敵陣を蹂躙して回った。
しばらく蹂躙していると、この方面にディアボロスがいるとの報告が伝わったのだろう。敵の増援が向かってくるのが見える。
「なんでかこのパラドクス中はブレーキが効かん。どうせ止まられへんから、そのまま撤退や!」
逃走を開始する『バルカン=バルク』と朔也。そこにシュニィも並走する。
そして、クィトと斎のそばを通過し。
「あ、乗ってく? 背中に捕まりや~」
2人を背中にのせて、ディアボロス達は安全圏まで撤退したのであった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【泥濘の地】LV1が発生!
【パラドクス通信】LV1が発生!
【浮遊】LV1が発生!
【アイスクラフト】LV1が発生!
効果2【アクティベイト】LV1が発生!
【グロリアス】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
【先行率アップ】LV1が発生!