【吸血ロマノフ王朝奪還戦】⑤血の上の救世主教会
このシナリオは【吸血ロマノフ王朝奪還戦】に関連する特別シナリオです。
サンクトペテルブルク及びウクライナの地に集結したジェネラル級ヴァンパイアノーブル及び『鮮血の革命術式』で重要な役割を持つジェネラル級アークデーモンに対して、戦闘を仕掛けます。
また、吸血ロマノフ王朝の排斥力の低下と攻略旅団の提案により、アルタン・ウルクのディヴィジョン『融合世界戦アルタン・ウルク』への逆侵攻も一部可能となっています。
この戦闘によって、敵の戦力を削ることが出来ます。
勝利したシナリオ数に応じて、対応する戦場の敵の数が減少し、戦いを有利に進めることが出来るようになります。
このシナリオの攻撃対象は【バアル・ゼブル】の軍勢です。
『バアル・ゼブル』は、血の上の救世主教会で儀式を行っています。バアル・ゼブルは『新宿島を破壊する』事で、TOKYOエゼキエル戦争を再興しようと企図しているようです。
「成功したシナリオ数×5%」だけ、「⑤バアル・ゼブル」の敵残存率を低下させます。
【吸血ロマノフ王朝奪還戦】PM1910が教会を守る（作者 メリーさんのアモル）
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●血の上の救世主教会にて
『鮮血の革命術式』と呼ばれる儀式の中枢、血の上の救世主教会。
最重要地点たるその場所を防衛するため、トループス級ヴァンパイアノーブル『機械化吸血鬼小隊・重機関銃仕様』が周囲に展開している。
ただし、その目には生気はなく、怪我もないのに血まみれの姿で、虚ろな表情をしている。
「血を捧げよ」
「命を捧げよ」
彼らはぶつぶつと小さな声でそんな言葉を呟き、そして。
ババ、と突如として左腕のP1910重機関銃を発砲する。
そこにいたのは小さな虫であった。
彼らは教会に近づくものは、小さな虫でさえも排除するためにそこにいるのだった。
●吸血ロマノフ王朝奪還戦、始まる
「『鮮血の革命術式』によって、最終人類史に現れたジェネラル級ヴァンパイアノーブルは見事全滅させることができたよ、お疲れ様」
そう言って、ディアボロスたちを労うのは時先案内人の有馬・福栄（零式英霊機のボトムマリナー・g09820）だ。
「最終人類史の一般人に被害を全く出さずに撃破できたのは、素晴らしい事だよね。そして何より、作戦の失敗により、『吸血ロマノフ王朝』のジェネラル級は大きく数を減らし、更に、最終人類史に攻め込んだことで、ディヴィジョンの排斥力も大きく揺らいでいるよ」
この影響により、【吸血ロマノフ王朝奪還戦】発生を示す断層碑文が出現した。まさに攻撃を仕掛け、吸血ロマノフ王朝の大地を奪還する絶好の機会となるだろう。と福栄は話を続ける。
「ヴァンパイアノーブルの主力はサンクトペテルブルクに集結しているよ。勢力を保っている竜血卿ドラキュラの軍勢もウクライナを拠点として、それ以外の地域にの戦力はシベリアに冬将軍がいる程度だね。けど、シベリアでの排斥力が一気に下がり、奪還戦時にはアルタン・ウルクの侵攻がほぼ確実に発生するだろうね」
恐らく、シベリアにアルタン・ウルクを招き寄せる事で、ディアボロスに二正面作戦を強いるという作戦なのだろう。
「これまでの戦いで多数のジェネラル級を撃破し、追い詰めた状態ではある。けど、だが、断片の王である『吸血皇帝ニコライ2世』は、起死回生の策を諦めていない。油断せず、徹底的に叩き、『吸血ロマノフ王朝』との決着をつけよう！」
そう言って、福栄は話を締め括った。
「完全な『鮮血の革命術式』は、敵のジェネラル級が広大なロシアの大地制圧の為に退去して攻め込んで来た時点で、集結した自軍の戦力を首都ごと敵本拠地に転移させ、敵本拠地の制圧及び断片の王を撃破して速攻で勝利するというカウンターを可能とする秘術みたいだね。
これまで大領地の解放やモスクワ鉄道会社の活動をはじめとして、多くの人々を助けて来た僕らディアボロスの活躍は、吸血ロマノフ王朝の人々の『従属』の感情を減らしていた。だから、一度は完全な発動を阻止できたみたいだ。
けど、敵は再度の『鮮血の革命術式』の発動を狙っている。迅速に決着をつけなければ、ディヴィジョンの人々は死に絶え、新宿島も甚大な打撃を受けることになるだろうね」
そんなことは許してはいけない。
「奪還戦を有利に進めるためにも、この前哨戦、絶対にやり切ろうね」
そう言って、福栄は話を締め括った。
リプレイ
アイリーク・ビフロスト
ついにロマノフ王朝奪還のチャンスが来たな。
『鮮血の革命術式』による犠牲はなんとしても止めたいところだ。
機械的に無差別攻撃するなら、こちらも数を多く仕掛けるか。
魔導書の封印を解いて氷雪魔術を詠唱
「氷像乱舞」を発動して、Fryseを作り出し敵に撃ちだす
同時にPM1910からの銃撃にも備えて周囲にisskjold、氷の盾を形成。出来る限りダメージを軽減しながら次の攻撃へ移る
狙いを定めにくくするために戦場は臨機応変に移動
一時的でも身を隠せる場所があれば利用するよ
Fryseも囮として投げて少しでも相手の隙を作ろう
多くの敵を撃破する目的で左腕のPM1910を狙い、
氷雪魔術で銃弾のような鋭い氷塊を撃ち込んでいく
ダメージを負った敵から優先的に攻撃を行って効率性を上げよう。機械的に戦闘する相手なら、自らの防御は疎かになっているだろうから。
仲間とも密に連携して重傷を負うものがいないよう注意する
ある程度の敵を倒したら速やかに撤退を行うよ
大戦はこれからだ。次は必ず殲滅しに来るさ。
ア・ンデレ
ついにくる。
アンデレちゃんの家族を喰らった悪魔、バアル・ゼブル。
正直ちょっと怖いけど、それは絶対に表に出さない。
笑顔で、いつも通り、戦う。
「アンデレちゃんがきたよ！ぜんぶぜんぶぜんぶ、かえしてもらう！」
アンデレちゃんは輝く鏡を召喚する。
その鏡にはたくさんの友達が映し出される。
アンデレちゃんにはたくさんの友達がいる。
友達がいるから、怖くなんて、ないんだ。
「てらしていこー！」
鏡の中の友達と声を合わせて叫ぶ。
鏡から、極太のすごい光線が放たれる。
光線は敵をどかんどかんと薙ぎ払っていく。
それを何発か。
敵をある程度倒すか、バアル・ゼブル自身が出てきたら
「いまはまだそのときじゃない。またね。」
と挨拶して撤退する。
ジェーン・コーネリアス
戦場は教会か
罰当たりだけど、そんなところに武装した連中どころか「バアル・ゼブル」なんて名前の奴が陣取ってるんだからお互い様だね
君らがまともにお祈りでもしてれば話は違ったかもしれないが……敬虔そうには見えないね
捧げよなんて変わってるね
本当に聖職者だったのかい？くっくっ、もしくは悪魔憑きか
僕は捧げよなんて言わないよ。僕らの流儀じゃ、命っていうのは奪っていくものだ
さぁ、その命を寄越しなよ！
右手に「Macha」、左手に「Mórrígan」の二振りのカトラスを持ち戦闘
『斬影乱舞』で横一列に並んだ敵を飛ぶ斬撃の衝撃波で切り裂くよ
他の復讐者とは分かれて別々の方向から攻撃を仕掛ける。盾一つじゃ身を守れないよう、挟撃できるとベストだね
僕らの時代とは射程も威力も連射も段違いだ
なるほど、火器が発達するとこういう戦い方になるのか
だからって遅れを取りはしないけどね！
次々と出てくる敵に対し、こっちの消耗が増えてきたら撤退
まったく無尽蔵だね
今日はこれくらいにしとこうか
「ついにロマノフ王朝奪還のチャンスが来たな。『鮮血の革命術式』による犠牲はなんとしても止めたいところだ」
パラドクストレインから降り立ちながらそう呟くのは中性的な顔立ちをした紫の瞳に紫の髪のヒルコのディアボロス、アイリーク・ビフロスト（Politikk: Kos.・g08954）だ。
「戦場は教会か。罰当たりだけど、そんなところに武装した連中どころか『バアル・ゼブル』なんて名前の奴が陣取ってるんだからお互い様だね」
同じく、パラドクストレインから降り立ちながら呟くのは、赤と青のメッシュの入った銀髪が美しいセイレーンのディアボロス、ジェーン・コーネリアス（pirate code・g10814）だ。
「アンデレちゃんがきたよ！ ぜんぶぜんぶぜんぶ、かえしてもらう！」
さらに、パラドクストレインから降り立ちながら、大きな声を上げるのは、オレンジの肌と赤い瞳が黒い髪とよく映える鬼人のディアボロス、ア・ンデレ（すごいぞアンデレちゃん・g01601）だ。
「血を捧げよ」
トループス級ヴァンパイアノーブル『機械化吸血鬼小隊・重機関銃仕様』の警戒範囲に入ったディアボロスに対し、『機械化吸血鬼小隊・重機関銃仕様』がそのPM1910重機関銃を向ける。
「てらしていこー」
先手を打ったのは、やる気満々のア・ンデレ。
ア・ンデレはパラドクス『奴咫鏡』によって、輝く鏡を召喚した。
鏡にはたくさんの虚像の友達が映し出される。
（アンデレちゃんにはたくさんの友達がいる。友達がいるから、怖くなんて、ないんだ）
「てらしていこー！」
もう一度、虚像の友達と一緒に声を合わせて叫ぶ。
鏡から極太の光線が放たれる。
「命を捧げよ」
『機械化吸血鬼小隊・重機関銃仕様』も負けじと横一列に並び、防御用の防盾を左腕に装着し、PM1910重機関銃による弾幕攻撃を放つ。
光線と重機関銃の弾丸、本来ぶつかり合わないはずの二つの事象は、しかし、共に事象を書き換えて生じさせているパラドクスであるが故にぶつかり合い、時空が軋みを上げる。
「ふむ、機械的に無差別攻撃するなら、こちらも数を多く仕掛けるか」
その様子を見て、アイリークもまた、パラドクスを発動する。
発動したパラドクスは『氷像乱舞』。
魔術によって動く氷像を作り出すパラドクスだ。
作り出されるは、『Fryse』と呼ばれる戦輪と、『isskjold』と呼ばれる氷の盾。
それらは動き出し、『機械化吸血鬼小隊・重機関銃仕様』に向けて襲いかかる。
「血を捧げよ」
『機械化吸血鬼小隊・重機関銃仕様』は背中から蝙蝠の羽を生やし、空中に飛び上がりながら、PM1910重機関銃から自らの血液を弾丸にして銃撃を開始する。
血の弾丸と『isskjold』がぶつかり合い、時空が軋みを上げる。
戦術という意識の一切ない『機械化吸血鬼小隊・重機関銃仕様』はただひたすらに弾薬を撒き散らし続ける。正面の２人のディアボロスに対して。
あれ？ 最初に、もう一人いた気がするな、という発想は、彼らにはない。
「命を捧げよ」
横一列、防御陣を組みながら戦う『機械化吸血鬼小隊・重機関銃仕様』。その側面から一人のディアボロスが飛び出してくる。
「捧げよなんて変わってるね。本当に聖職者だったのかい？くっくっ、もしくは悪魔憑きか」
右手に血のように赤い魔力を帯びるカトラス『Macha』、左手に妖しく艶やかな青い魔力を帯びるカトラス『Mórrígan』を構え、ジェーンは攻撃を開始する。
「僕は捧げよなんて言わないよ。僕らの流儀じゃ、命っていうのは奪っていくものだ。さぁ、その命を寄越しなよ！」
高速で振られるは２本のカトラス。幾つもの衝撃波が生み出され、『機械化吸血鬼小隊・重機関銃仕様』を飲み込んでいく。
『機械化吸血鬼小隊・重機関銃仕様』は慌てたように、ジェーンの方へ方向転換し、PM1910重機関銃で弾幕を展開する。
「僕らの時代とは射程も威力も連射も段違いだ。なるほど、火器が発達するとこういう戦い方になるのか」
１分間に５５０発も放てるという、その驚くような発射レートに驚いたそぶりを見せるジェーン。
「だからって遅れを取りはしないけどね！」
結局、銃火器の弱点は一緒だ。
いちいち方向転換をしていては、挟撃には対処できない。
正面を担当していた２人のパラドクスが再度発動し、背中を向けた『機械化吸血鬼小隊・重機関銃仕様』を撃ち抜いていく。
だが、敵の数は多い。
「血を捧げよ」
それどころか、戦闘の音を聞きつけて、増援までやってくる始末だ。
「まったく無尽蔵だね。今日はこれくらいにしとこうか」
そう言って、ジェーンが撤退を始める。
「大戦はこれからだ。次は必ず殲滅しに来るさ」
「いまはまだそのときじゃない。またね」
アイリークとア・ンデレもそれに続く。
敵は防衛戦の防御のみを命じられているのだろう。追撃はなかった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【アイスクラフト】LV1が発生！
【照明】LV1が発生！
【飛翔】LV1が発生！
効果2【ダブル】LV1が発生！
【ガードアップ】LV1が発生！
【ダメージアップ】LV1が発生！
メリーさんのアモル