新宿島にハロウィンを(作者 のずみりん)
#最終人類史(新宿島)
#新宿島のハロウィン
#ハロウィン
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●ハロウィンのお誘い
「ハロウィンだよ、ハロウィン!」
声と体を弾ませて、シャーロット・アルシェピス(人間の撃竜騎士・g03299)はディアボロスたちに熱弁する。
というのも、かつて日本を席巻したハロウィンイベントが新宿島では盛り上がりをさほど見せていないのである。
まぁ無理はないのかもしれない。新宿島はディアボロスの尽力により日常を不自由なく送れているといえ、歴史の消滅の衝撃はあまりに大きい。ハロウィンパレードで有名だった池袋も跡形もなく消えてしまったのだから。
「だからさ、ボクたちでやろうよ。お祭りだって大事な歴史だよ。このままじゃハロウィンを忘れちゃダメだよ!」
歴史の尊厳を奪われた幻想竜域の騎士は熱く語る。
残された最終人類史を、自分たちのようにしてはならないと。
●ようこそ、新宿島のハロウィンへ
さて、日本でハロウィンと言えば仮想して更新するハロウィンパレードだ。
「ボクだってちゃんと予習してきたからな……えーと、日本のハロウィンは仮想して行進するパレードが有名なんだってね。ほら」
メモ帖を舐めながら説明するシャーロットが取り出したのは一枚のチラシ。
新宿島の有志が準備したという市ヶ谷駅から新宿駅までのパレードコースだ。
「みんなかっこいいし、可愛いし、仮装もきっと似合うから参加したら絶対盛り上がるよ。新宿島なら、パラドクスだって目一杯使えるしね」
そういうと、ひょいと『浮遊』して見せるシャーロット。
残留効果全てを最大で使用できる新宿島なら、こんなミラクルも起き放題。
ド派手なパフォーマンスは人々の目を引く事になるだろう。
「そうそう、ハロウィンパレードのコース周辺の町内からもお誘いが来てたよ。ディアボロスのみんなで出店やイベントをやらないかって」
これは新宿島の人々と、そしてディアボロス同士で交流する絶好の機会だろう。
今の所ディアボロスの旅団は、新宿島の一般の人々にはあまり馴染みがない。この機会に交流を持てればハロウィンを盛り上げ、また新たな出会いに繋がるだろう。
「もちろん、みんなも客として参加してもいいし、こっちでもパラドクス効果を使ったパフォーマンスは人気になると思うよ」
●みんながハロウィンを待っている
「そうそう、ボクたちのハロウィンは、カボチャじゃなくてカブのランタンだったな。でも……ダメだな、もうだいぶ忘れちゃってる」
一気に語り切ったシャーロットは、遠くを見ようとして失敗した。
声が詰まり、つまんない話をしちゃってごめんと言葉を切る。
「みんなは忘れちゃダメだよ。日常の生活を再現するだけが『元の暮らし』じゃないんだ」
ハロウィンが盛り上がらなくても、すぐに新宿島が最終人類史から改竄世界史に転落する事は無いだろう。
けれど、だからといって歴史が失われないわけではないのだ。
「お祭りって大事だよ。たまには不安を忘れて、イベントを楽しんで、明日の暮らしのエネルギーを作ろう!」
そう言ってシャーロットは、力強い笑顔を弾けさせた。
「へぇ、じゃあディアボロスの皆さんも参加してくれると」
「あぁ。こいつは伝説のハロウィンになるぜ」
新宿島のハロウィンとディアボロスの参戦は瞬く間に広まった。
かつての池袋を知る者は手ぐすねを引いて、話に聞いたものは想像に心ときめかせて、誰もがお祭りを待っている。
「ディアボロスが来るの!?」
「おぅ、来る来る。ディアボロス旅団は、不思議が一杯なんだぜ」
広告を取り合う子供たちへ、商店街の大人たちがちょっと得意げにチラシを渡す。
さぁ、お祭りの始まりだ。
リプレイ
伊藤・芳男
『市ヶ谷コントロール、こちらファイター1-1、ハロウィンパレードコースの確認飛行を実施する、侵入許可もとむ』
ハロウィンパレードのコース下見と最後の宣伝を兼ねて日中に零戦に乗ってコース上空を飛行する
まずコース上空を低空低速で飛行し、路面に異常がないかを確認
確認後高度を上げてスモークを焚きながら上空で宙返りや木の葉落としのようなアクロバット飛行をいくつか行う
最後に他の参加者にコース上に異常がないことを伝えて、周辺低空を大きく旋回、宣伝のビラをまきながら離脱する
涯辺・こより
(サポート)
『絶対に取り戻す。消えた世界の、日常を……!』
人間のガジェッティア×ワールドハッカー、18歳の女です。
普段の口調は「女性的(私、~君、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、機嫌が良いと「女性的(私、~君、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。
パラドクスは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他のディアボロスに迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
●ハロウィンストリートの空
「市ヶ谷コントロール、こちらファイター1-1、ハロウィンパレードコースの確認飛行を実施する、侵入許可もとむ」
フライトデバイス『零式艦上戦闘機六二型』を駆る伊藤・芳男(自称戦闘機乗り・g04524)は染み付いた癖で無線に声を掛けていた。
新宿島の空は芳男の知るどの空よりも自由だ。
歴史が消えた今、国内国外と行き来する飛行機はなく、暮らす人々はわずかに三十五万人余。
市ヶ谷基地のコントロールを受ける事もない、芳男の知る時代と比べても自由で空虚な空だった。
「と……いかんいかん、責務を果たさんとな」
青空を堪能した芳男は声に出して首を振り、『飛翔』する速度を緩めて低空飛行に移る。
天候快晴、路面に目立つ異常なし。
「作戦開始、我ニ追イツク敵機ナシ……」
ふと声に出した芳男は普段『航空爆弾』を収めているラックを開き、預かった積荷の透過を開始する。
今日、ここにあるのは敵を撃つ爆弾ではなく、花吹雪のように舞い散るチラシ。
ロックを外せば滑りだした紙束が新宿の風に乗り、はらはらと地上へ散らばっていく。
「おぉ、いよいよですね。おつかれさまです!」
地上を見やれば涯辺・こより(人間のガジェッティア・g03387)が手を振っている。
「お姉ちゃん、これなぁに?」
「これはパレードの案内ですよ。新宿駅までの通りで、この後で仮装行列が始まるそうです」
「知ってるー! トリック・オア・トリート! だよね!」
子供たちに囲まれ、ここからここまで……と、手を降って説明するこより。
通りは既にハロウィンの開催を聞いた子供たちでいっぱい。こよりたち以外でも多くの人々がチラシを手に取り、何処へ行こうか、何をしようかと話題を躍らせている。
「ファイター1-1、コース上に異常なし。これより帰投する」
オレンジ色のスモークを引き、木の葉落としの軌道でカボチャの絵を空に描く芳男は、晴れ晴れとした気持ちで通信するディアボロスたちへと報告していった。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【アイテムポケット】LV1が発生!
【操作会得】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
今城・姫愛
おばけの仮想で参加するっすよ!
…おや?あそこに居るのはアタシの元ご学友の皆さんじゃないっすか!
よーし、ちょっと驚かせてるっすかね!
【光学迷彩】と【モブオーラ】で姿や気配を隠して皆の前に行ったところで解除して驚かせるっす!
ばぁ!あっはっは!驚いたっすか?いやぁ皆さんの姿が見えてのでつい、申し訳ないっす!
お詫びにアイテムポケットからお菓子を取り出してプレゼントするっすよ!
さぁ!パレードはまだまだこれから!一緒に行くっす!
【浮遊】と【飛翔】を使って皆とゆっくり低空を浮きながら行進するっす!
ついでに【動物の友】や【使い魔使役】を使えって動物を引き連れればもっと賑やかの行進になるかもしれないっすね!
●パレードに行こう
既に市ヶ谷駅前は仮装したパレード参加者、それを見学する人々ですっかりと溢れかえっていた。
「おや? あそこに居るのはアタシの元ご学友の皆さんじゃないっすか!」
お化け姿へと仮装した今城・姫愛(スピリットギア装者・g00800)が、見覚えある後ろ姿に声を弾ませたのはそんな時。
「よーし、ちょっと驚かせてるっすかね!」
整った顎に指を這わせて一計。
パレードの列を眺めながらどの出店から回ろうかと盛り上がる少女たちの後ろへ、『光学迷彩』に『モブオーラ』も重ねた姫愛は息を潜ませて接近。
「ばぁ! トリック・オア・トリートぉっ」
「ひゃぁっ!? あ、え……今城!?」
突然の声に驚き飛んだ少女たちの勢いは『エアライド』もかくや。
驚き、振り返り、その顔が歓喜に代わる。
「あっはっは! 驚いたっすか? いやぁ皆さんの姿が見えてのでつい、申し訳ないっす!」
「今城、ディアボロスになってたんだ!? すっげーじゃん!?」
アイテムポケットからお菓子を取り出す姫愛に、ようやっと気付いた旧友が興奮した声でバンバンと肩を叩く。
まるで知り合いがスターやスポーツ選手に出会ったような、でもそれが精一杯の感覚で、変わらない日常が姫愛には嬉しくて。
「今城もパレード出るの?」
「そうそう、まだまだパレードはこれからっすよ。みんなも一緒にレッツゴーっす!」
「うわーっ!? 浮いてるー!」
手を取っての『浮遊』にスカートを抑える少女たち。明るい声に応え姫愛は空へと級友たちと繰り出していった。
成功🔵🔵🔴
効果1【託されし願い】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
ネレッセ・シュナイダー
コース確認すると自分が生活してる廃雑居ビルのそば通りますね
ちょっと驚かせてみましょう
キョンシーの仮装でパレードをピョンピョン練り跳ね(両足が攣りそう)自分が生活している廃雑居ビル近くになったら【飛翔】で思い切りジャンプ
そのまま屋上に着地してギャラリーの反応を見ます
手を振るなどして反応を返したらそのまま屋上に座り込みます
さっきのジャンプで足が攣りました……
ぐおぉぉ……
まあ、こういうこともあって良いかもです
アドリブ連携歓迎
ココ・ジスカールアンベル
シスター服の出で立ちで、南瓜をくり抜いた形のランタンを手に行進しますわ。
本来ならお菓子を頂く側かもしれませんが、お菓子を配り歩きますわ。
クッキー等の焼き菓子を配ります。
「斯様に平和な日々もあるのですわね…。貴方がたを大いなる主が見守り下さる…。共に祈りましょう…。」
ひとときの平和を慈しむような言葉をハロウィンの参加者(街の一般人)に投げ掛けますわ。
ハロウィンパレード中、ずっと糸目の笑顔のままです。
「あれ? これ、すぐそこじゃないですか」
芳男のまいたビラを拾い、ハロウィンパレードのコースがネレッセ・シュナイダー(まな板・g02357)の暮らす廃雑居ビルの蕎麦と気づいたのは沿道が賑やかになりだした頃だった。
「うん、ちょっと驚かせてみましょう」
ふと思い立った感情にネレッセは廃雑居ビルを探索に出る。
歴史の消滅で主を失ったか、何の店だったかわからない廃ビルだが中にはまだ使い手を求める服や道具も残っている。
たとえば中華風の衣装に暖帽、それといかにも怪しげなお札とか。
「よし」
お借りして組み合わせれば瞬く間、ネレッセの姿はキョンシーへと早変わり。
しまわれた衣装は艶を失っていたが、光の反射による曝露を嫌う彼にはむしろちょうどいい。
出発したパレードを見計らい、ピンと手足を伸ばしてぴょんぴょんと幅跳びで列へとネレッセは飛び込んでいく。
「あら、あれは……」
「キョンシーだ、懐かしい!」
不気味にもユーモラスな姿への反応は世代様々。
糸目の修道少女へ説明する中年男性はかつてのブームを知る者だろうか?
盛り上がってきたところで立地もいい感じだ、そろそろ頃合いだろう。
「はっ」
「おぉぉー!」
足首を伸ばし、思い切りジャンプ。【飛翔】に切り替えぐんぐんと飛び上がる先は先ごろ出発した廃雑居ビルの屋上だ。
「あら、まぁっ!」
「よっ、セン道士!」
拍手と喝采に手を振って応え、心地よい達成感でネレッセはゆっくりと屋上に座り込んだ。
「ぐおぉぉ……あ、足が」
ピンと硬くなった足は攣っていた。
痺れる痛みにネレッセは笑いかけて失敗する。まぁ、こういうことがあっても良いのかもしれない。
「まぁ、痛められてしましましたの?」
「えぇ、まぁ。しばし……」
痛みに耐えるネレッセが差し込む光に見上げれば、そこには南瓜型のランタンを手にしたココ・ジスカールアンベル(甜血の蟲籠・g04970)が心配そうに見つめていた。
「先ほどは素晴らしい仮装でしたわ。子供たちもみな、大喜びで……私が言うのも変かもしれませんけれど」
「いえ。ありがとう」
労いながら糸目のシスター少女は伸びたままのココの足をそっと診る。
「来たれ……来たれ……わが主のお優しい声……」
元より新宿島はパラドクスの効果全てが最大に発揮できる場所だ。ココが苦悶に駆け付けてくれたのは同じ『飛翔』だし、働かせた『活性治癒』も瞬く間にネレッセの痺れを取り去ってくれる。
「感謝します。だいぶ楽になりました」
「こちらこそ、人々に笑顔をありがとうございます」
立ち上がったネレッセに手製の焼き菓子を渡して労い、ココもパレードへと戻っていく。
「斯様に平和な日々もあるのですわね……。貴方がたを大いなる主が見守り下さる……共に祈りましょう……」
見下ろすネレッセの耳に、ひとときの平和を慈しむココの声が響いてきた。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【操作会得】がLV2になった!
【活性治癒】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV2になった!
【ドレイン】LV1が発生!
ナイナ・ヴィラネスティズム
心情メイン
アドリブ可
可能であればシャーロットとの絡み希望
死者の慰霊祭がかようにも賑やかなものとは未来とは先がわかりかねますわね・・・
あちらの屋台に出されているハロウィン南瓜ラテを飲みつつ、私はひっそりと楽しませて頂きましょう
あら、あなた(妖精カノー)も欲しいですの?ここまで付き合ってくれた労いの褒賞という扱いでよろしいかしら
思えば今日までの数ヶ月間、イギリスのディヴィジョンで斗いに明け暮れていましたわね
アイルランド軍の救援にラキ火山の竜鱗兵殲滅、妖精郷のエルフ救出、そしてドラゴン退治
・・・一令嬢で有り続けたら体験できなかった出来事ばかりです事
「元」ですけどもね
日向・雷斗
(サポート)
ハロウィンだ!
まあ、俺、ゲーム好きだし、インドア派なんだけど。
今日くらい普通の中学生に戻るぜ!
パレードも楽しみたいけど、仮装は犬の付け耳くらいにしておくぜ。
俺くらいの年齢が一番恥ずかしいんだって。
パラドクスで派手に練り歩けってことなら、アークデーモン呼ぶな!
祭りだし、今日だけは、力で抑え込んで言うこと聞いてもらうな。
ハロウィンくらい、こいつ等にも協力をお願いしたい訳だよ。
あと、沿道の人達に豆撒きヨロシク、お菓子を全力投球で投げるぜ!(明らかに奇行)
出店は、とりあえず食べ物系から回るだろー。
そんでもって残りの時間はゲーム系の出店を制覇していかないとな。
ゲーマーの血が騒ぐぜ!
基本お任せ!
夜露死苦!
●日常に戻って、振り返って
「死霊の慰霊祭がかようにも賑やかなものとは、未来とは先がわかりかねますわね……」
「へー……そういえばシャーロットもそんなこと言ってたよな。海外だとそんななのか」
ナイナ・ヴィラネスティズム(凱閃令嬢・g00383)は餅まきの勢いでばらまかれた日向・雷斗(デジタルサマナー・g03297)の菓子袋をキャッチして、驚いた様子の彼にそんな話をしみじみとしていた。
「あらカノー、あなたも欲しいですの? ここまで付き合ってくれた労いの褒賞という扱いでよろしいかしら」
「お、デーモンどもも食うか?」
ナイナは妖精騎士、雷斗はデジタルサマナー。
相手は違えど、同じ使役者というこれも何かの縁だったのかもしれない。
「思えば今日までの数ヶ月間、一令嬢で有り続けたら体験できなかった出来事ばかりですこと」
「それな。俺、ゲーム好きだし、インドア派の普通の中学生だったし。今日は戻る、って感じだもんな」
「良いことじゃありませんの。私は戻っても『元』ですわ」
お互いの世界の話をかわし、ナイナはコロコロと笑う。
アイルランド軍や妖精郷の救援に向かい、またラキ火山の迷宮に挑む。ほんの数ヶ月ですっかりと冒険者になってしまったような気分だ。
「ナイナみたいの……悪役令嬢ってヤツ? らしくていいと思うぜ。貴族って冒険するもんだろ」
「何か知識の偏りを感じますわね……そういう雷斗はどうですの? 随分と大人しい仮装ですこと」
出店のハロウィン南瓜ラテに口をつけながら、ナイナは串焼きを頬張る雷斗のつけ耳をツンと弾いて見せる。
「いやほら、コスプレとか頑張る奴もいるけどさー、俺くらいの年齢が一番恥ずかしいんだって!」
からかわれ、快活な顔を朱に染める雷斗。そそくさと通りに見出したのは景品の並ぶゲームの屋台。
「っし! 腹ごなしは済んだし、いってみっか! ナイナもやろうぜ、ゲーム系の出店を全部制覇してやるんだ!」
「ふふ、殿方のお誘いとあらば、断るわけにはいきませんわね」
射的の屋台に誘う雷斗へ、ナイナは挑戦的にコルク銃を受け取った。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【エアライド】LV1が発生!
【熱波の支配者】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!
緋塚・ヤスオ
【スワ7】同旅団の
御倉・クズハさん(g05167)
リト・ハリーリーさん(g05408)と一緒に
「新宿島になってから初めての祭りらしい祭りだが…思ったより賑やかで何よりだ」
ポテト、唐揚げ、たこ焼きと…酒の肴になりそうなら尚良し
「リトさん良ければ食ってみるかい?」
同行メンバーと分け合うってのもこういう祭りの楽しみだろう
色々食べようとしてるなら手伝うぜ…ってマウも結構いけるくちだな…
御倉さんと一緒にアルコールを手に飲みながら食べながら折角の祭りを楽しもう
どこか落ち着いてパレードを見れる場所があればゆっくり過ごしても良いな
「あぁ、来年はパレードを見る側じゃなくて参加してみるってのも良いかもしれねぇな」
御倉・クズハ
【スワ7】の人達と一緒に
「いやあ、ハロウィンと言えばコスプレする日ってイメージしかなかったけど、なかなかどうして盛況してるじゃない」
缶ビールを片手に仮装パレードを観覧しつつ、一緒に着てるメンバーと食べ歩きを楽しむよ。
出店に出てる食べ物って、別に特別なモンでもないのに食べると美味しく感じちゃうから不思議だよねぇ。
「リトと緋塚の旦那は楽しんでるかい…ってのは愚問だったみたいだね」
さて、喧騒の中飲んでお喋りするのも悪くないが、そろそろ落ち着いたとこに行きたいね。パレードも見れるならなおよしだ。
こうして親交を深めていくのは悪くない、ね。
「…うん、悪くない。また来年もこうやって遊びたいもんだ」
リト・ハリーリー
【スワ7】一緒に参加なの♪
魔女子衣装。マウは黒尖り帽子とリボン
とりっくおぁとぉりぃーと?って言ったら、
近くの大人にお菓子もらった…そういうイベントだったんだね。
パレードもいいけど…(もみくちゃにされた後で疲れている)
美味しそうなものいっぱいあるの…何にしようかな?
入口で貰ったお酒なし(米)甘酒を手に
目に付いたカラフルな綿飴に目を奪われ
キラキラ輝くフルーツ飴に、ホカホカのじゃがバター
串に刺さった甘辛そうなお肉にマウは釘付け…他も食べるでしょ、1本だけね?
量が多そうなのは、緋塚さんと御倉さんと分けっこ
美味しそうなのも一口貰いたいなって…お願いするの
初めてのイベント、くたくたになるまで堪能するの。
●【メゾン『スワロウテイル7』】のハロウィン
「いやあ、ハロウィンと言えばコスプレする日ってイメージしかなかったけど、なかなかどうして盛況してるじゃない」
仮装パレードを観覧しつつ、御倉・クズハ(街の用心棒・g05167)は手の缶ビールをグイとあおる。
もちろん、左手にはツマミの唐揚げ串。かじりつく、飲む。奔放なボディに雫が跳ねる。
すなわち、美味い。
「出店に出てる食べ物って、別に特別なモンでもないのに美味しく感じちゃうから不思議だよねぇ?」
「あぁ。新宿島になってから初めての祭りらしい祭りだが……思ったより賑やかで何よりだ」
よければ食ってみるかい? とたこ焼きを差し出すのは【メゾン『スワロウテイル7』】管理人の緋塚・ヤスオ(探偵という名のなんでも屋・g01581)。
差し出すたこ焼きの皿へ、クズハは空いた串を指して拝借。美味と楽しみを御裾分けいただく事にする。
「リトと緋塚の旦那は楽しんでるかい……ってのは愚問だったみたいだね」
「はい、御倉さんも分けっこね」
「いいとも、ってこりゃまた随分と抱えて!」
魔女子衣装のリト・ハリーリー(守護獣と神子・g05408)から渡される御菓子の答えにクズハも笑って、残り一つとなった唐揚げ串を手渡した。
黒尖り帽子とリボンで飾ったスフィンクス『マウ』も愛らしく、串に刺さった甘辛肉を器用に掴みハフハフとかじりついている。
「おっ、マウも結構いける口だな。あとは酒が飲めりゃ良い付き合いが出来そうだ」
「お酒は二十歳になってから、なの」
からかうヤスオに甘酒を突き出すリトの手にはキラキラと輝く手提げの袋。
フルーツ飴にクッキー、ゼリー。カラフルな綿飴の袋……。
「とりっくおぁとぉりぃーと?って言ったら、近くの大人にお菓子もらった……そういうイベントだったんだね」
「あぁそうか。リトは初めてだったね」
少し疲れた様子の少女がしなだれかかるのを受け止めてやりながら、クズハとヤスオも沿道のベンチへ腰を下ろす。
少し火照ってきた体に、買い足したビールを流し込みヤスオはふぅと息を吐いた。
「なかなかいい場所じゃない。こうして親交を深めていくのは悪くない、ね」
「あぁ、悪くない」
賑やかな仮装パレードの列と声がハロウィンストリートを流れていく様子を肴に、三人は祭りの空気に宵を回す。
あの歴史の消滅から二ヶ月と半。半年もたっていないのに、随分と遠くに来た気がして。
「と……リト、イモがついてるぞ? ちゃんと持たないと危ないって」
「む、うー……まだ食べるの……」
疲れがまわってきたのか夢うつつなリトの口を拭いヤスオは膝を貸してやる。
親子のようだとクズハがからかう。
「来年はパレードを見る側じゃなくて参加してみるってのも良いかもしれねぇな」
「悪くない。また来年もこうやって遊びたいもんだ」
パレードの人々を見やるヤスオへピコリと妖狐の耳を動かし、クズハは笑って答えた。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【アイテムポケット】がLV2になった!
【強運の加護】LV1が発生!
【活性治癒】がLV2になった!
効果2【先行率アップ】がLV2になった!
【アヴォイド】LV1が発生!
【ドレイン】がLV2になった!