🍁最終人類史の秋祭り2024

 今年も秋祭りの季節がやってきました。
 最終人類史に奪還し、人々が帰還した多くの地域で、秋祭りを実行しましょう。
 奪還した日本の地域に加え、オーストラリアをはじめとした国々でも、地域の住民がディアボロスと一緒に楽しもうと秋祭りを開催してくれているようです。
 最終人類史の人々と共に、秋祭りを堪能しましょう。

!🍁秋祭りアイコンフレーム!
 このシナリオでプレイングが採用された方(トレインチケット含)は、秋祭りアイコンフレームをゲットできます!
 デザインはこちらをご確認ください。

秋のスイーツフェスティバル!(作者 瀬和璃羽
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●秋の誘惑
 モンブラン、スイートポテト、洋梨のタルト……。
 きんつば、栗ようかん、大学芋……。
 新宿駅の本棚の前。焼き芋ドーナツを食べながら、秋のスイーツ特集のページを開くのは時先案内人の月読・栞。
「あっ、みなさん! そろそろ秋祭りの季節ですね」
 そう言いながら、集まったディアボロスたちにスイーツのページを見せながら栞は続ける。
「今回、新宿の皆さんが私たちのためにスイーツフェスティバルを開いてくれるそうです」
 季節は夏が終わり秋を迎える頃……奪還した日本各地だけではなく、オーストラリアなどでも秋祭りが開催されると言う。
 ディアボロスが共に居てくれるのは、奪還した地の住民たちに安心感を与え、人々はより強く応援してくれる。
 その応援の力が、心が、歴史の奪還戦(ディアボロス・ウォー)におけるディアボロスの力となるのだ。

 栞が誘ってくれたのは、新宿駅から新宿中央公園までの中央通りで開催されるスイーツフェスティバル。
 秋の果物などを使った和洋スイーツの出店が立ち並び、皆の来訪を待っていると言う。
「一流パティシエの名店から、落ち葉で焼いた焼き芋まで……様々なスイーツが待っています。秋の味覚を食べ歩きませんか?」
 勿論、ディアボロスの出店も歓迎していると言う。振る舞うもよし、振る舞われるもよしとどちらで参加しても美味しいイベントだと栞は告げる。
「夜になれば都庁が秋色にプロジェクションマッピングで飾られるそうですよ」
 そう言う栞は楽しそう……どうやら昼から夜まで楽しめるお祭りらしい。

「丁度浴衣コンテストの時期なので、浴衣で参加するのも良いですね! それにしても、皆さんは秋の食べ物は何が好きですか?」
 そう言えば栞も普段とは違い浴衣姿であった。
 そんな栞は、どんな物が食べたいかと楽しそうに尋ねてくるのであった。

●中央通りにて
「やっぱりモンブランだよな、秋のスイーツの王様だぜ!」
「いや、大学芋も捨てがたいっしょ? あの素朴な味……忘れられない!」
 新宿駅前から新宿中央公園を結ぶ中央通り。
 普段は車で溢れているこの通りは、今日は人で溢れていた。
 カップルがお互いのお勧めスイーツを片手に道を歩く。
 そんな二人の前に、カチカチと火ばさみを持ったおじさん店主が声を掛ける。
「ふっふっふっ、お二人さんよ……秋と言えば、落ち葉で焼く焼き芋だー!!」
「「な、なんだってーっ!?」」
 カップルは声をあげると、屋台の前に陣取る。そんな二人の前で落ち葉に火が点けられ……濡らした新聞紙で巻いた大きなサツマイモが投入された。
「いやー、パチパチと弾ける音が良いね」
「んー、お芋の香りがしてきたわ」
 二人は芋が焼けるのはまだかまだかと待ちわびる。
 そんな楽しそうなスイーツフェスティバルが、ディアボロスの参加を待っていた。


→クリア済み選択肢の詳細を見る


●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【飛翔】
1
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【強運の加護】
1
幸運の加護により、周囲が黄金に輝きだす。運以外の要素が絡まない行動において、ディアボロスに悪い結果が出る可能性が「効果LVごとに半減」する。
【プラチナチケット】
2
周囲の一般人が、ディアボロスを関係者であるかのように扱うようになる。効果LVが高い程、重要な関係者のように扱われる。
【平穏結界】
2
ディアボロスから「効果LV×30m半径内」の空間が、外から把握されにくい空間に変化する。空間外から中の異常に気付く確率が「効果LV1ごとに半減」する。
【活性治癒】
1
周囲が生命力溢れる世界に変わる。通常の生物の回復に必要な時間が「効果LV1ごとに半減」し、24時間内に回復する負傷は一瞬で完治するようになる。
【口福の伝道者】
1
周囲が、ディアボロスが食事を摂ると、同じ食事が食器と共に最大「効果LV×400人前」まで出現する世界に変わる。
【クリーニング】
2
周囲が清潔を望む世界となり、ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の建造物や物品が、自動的に洗浄殺菌され、清潔な状態になる。
【アイテムポケット】
2
周囲が、ディアボロスが2m×2m×2mまでの物体を収納できる「小さなポケット」を、「効果LV個」だけ所持できる世界に変わる。

効果2

【能力値アップ】LV1 / 【ダメージアップ】LV3 / 【ガードアップ】LV1 / 【リザレクション】LV1 / 【先行率アップ】LV2 / 【アヴォイド】LV1 / 【ダブル】LV1 / 【グロリアス】LV2

●マスターより

瀬和璃羽
 皆さんこんにちは、瀬和璃羽です。
 今回は新宿駅前から新宿中央公園までの間で開催されるスイーツフェスティバルのお誘いです。

 公園までの通りは歩行者天国になっており、当日は様々な秋スイーツの出店が出ております。
 食べたいスイーツを探しながらお店を巡るのはきっと楽しいでしょう。
 またディアボロスによる出店も歓迎しております。新宿の皆さんを、得意のスイーツで唸らせて下さい。
 夜は新宿都庁に秋をイメージしたプロジェクションマッピングが行われます。
 浴衣コンテストの時期ですので、浴衣で見学するのも良いかも知れませんね。

 なお、このシナリオですが、希望があれば時先案内人の月読・栞と同行することが可能です。
 またこのシナリオに参加された方は、秋祭りアイコンフレームがゲット出来ます。
 ぜひご参加頂き、アイコンフレームを獲得して下さい。

 それでは、どうぞよろしくお願い致します。
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このシナリオは完結しました。


『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。


発言期間は終了しました。


リプレイ


櫻田・結依
【葵結】

去年のお気に入りの浴衣を着て

片手に2個、ミニサイズの栗モンブランカップケーキと南瓜カップケーキを持って
スマホで都庁をバッグに自撮りしてると掛かる声にびっくり

えっと、確か、葵だよね
一緒に遊ぼうか、いいね、楽しそう!

誘いは喜んで受けて、手にしていたミニカップモンブランを1つ差し出す

お店すっごい一杯あるよね!!もうSNSで調べた時からワクワクなんだよねぇ
映えるのいっぱい食べたいし、定番も捨てがたいなぁ

私も甘い物大好きだから、目をキラキラさせて辺りをキョロキョロ
おっと、そうだね、迷子になったら分かんなくなるから
手を繋いで見よう

私も色々好き!
洋菓子いいよね、でも和菓子の良さもあるよ
あの素朴な感じとか……例えばこの栗大福は栗が素朴だけど、中身はなんと生クリーム入り!

半分こしてくれたのにはちょっとびっくりして
でも、笑顔でありがとっ!って受け取って
半分こしたら2倍色んなもの食べれるねっ

それにしても、映える浴衣可愛いなぁと見て
写真、一緒に撮らない?ちょうど都庁のプロジェクションマッピングも始まるし


姫乃・葵
【葵結】

今年の浴衣着用

ゆいおねえちゃんはお話はじめましてだけど
水着コンテストの時に会ったことあるから
写真撮ってるところ見つけてとてとてかけより

ねぇねぇおねえちゃん、いっしょにあそぼー!
うん、あおい!
あおちゃんでもいーよ?

モンブランを貰ったらわーいありがとう!と嬉しそうに

みてみてゆいおねえちゃん、おいしそうなお店がいっぱいだね
どれ食べるか迷っちゃう
ゆいおねえちゃんも甘いものすきなんだね
ね、はやく行こ!

甘いものはだいすきだから
えがおをキラキラさせながらゆいおねえちゃんの手を引く

あ、えへへ、おててつないでもいいー?

ゆいおねえちゃんはどういうお菓子すき?
ぼくはね、えっとね…いろいろすき!
でも、よーがしの方がすきかな
わ、ほんとだ生クリーム!おいしそうー!

スイートポテトとかどーなっつとかは
僕がはんぶんこしてゆいおねえちゃんにあげたいな
きれいにできたらみてみてー、ほめてーってして
大きさ変わっちゃったらおっきい方あげるの!

しゃしん?
いいよ!
んと、僕じどり?みたいなのしたことなくて
どうしたらいいのー?


シル・ウィンディア
相棒のアンゼリカさん(g02672)と一緒に一杯食べるっ♪

浴衣を着ていっぱい楽しむよー♪
赤の和ロリ浴衣。ニーハイソックスもあるから寒くないんだっ♪

二人で行くのもいいけど、せっかくだから…。
ね、栞さん。せっかくだからスイーツツアーに一緒に行かない?
おすすめを聞きたいしっ♪

それじゃ、そこのカフェに入ろうか?
食べ歩きもあとでするけど、一息つきたいしね。

秋のスイーツっていうと、お芋とか栗が多いんだろうけど…。わたしは梨を推したいっ♪
ほら、瑞々しくてしゃりっとしたものとか、タルトに使われているものとか…。いいよね、すっごくいいよねっ♪

ねね、みんなはどんなものが好きなの?

お店で頼むのは、梨のタルトに、フルーツたっぷりの生クリームケーキ。
はぁぁ…。すっごくおいしそー。

せっかくだからみんなとシェアして食べちゃうよ。

カフェでゆっくりした後は、お散歩しつつ…。
あ、ドーナツが売っている。
豆乳ドーナツだって。せっかくだから買おっか。

こういう機会って滅多にないから…。
楽しい日々がずっと続きますように…。


アンゼリカ・レンブラント
相棒のシル(g01415)といっぱい食べにきたよ!
甘いものを食べにいっちゃおー、ってこの前話していたしね

着用していく浴衣は、シルから贈られた
「雪月花の抱擁」という紺色の浴衣だよ
まだ日中は暑いから気分が涼やかになって嬉しい

ぜひ栞も一緒に食べ歩こうよっ
私、栞のおすすめスイーツ是非聞きたいな~♪

まずはカフェで一息ついてからにしよう
シルは梨がお奨めなんだ
しゃりしゃりとした食感は確かに堪えられないものがある~
私は栗もお芋も大好きだけど、ここで南瓜を推してみようっ
硬いイメージあるかもしれないけど、しっかり焼いて味付けすれば
しっとり優しい甘さで最高なんだ♪ 栄養も満点だしね
……野菜克服のため、恋人が作ってくれたんだけどね~~えへへ

惚気てる?シルだって惚気てもいいんだよ~!
きゃいきゃいと騒ぎつつかぼちゃのシフォンケーキを注文してシェアするよ
ほんのり甘いふわふわ感だよ、栞もどうぞだよ♪

カフェで寛いだ後は、お散歩しつつまだまだ食べ歩き!
焼き芋も食べたくなってきたな~♪
こんな平和な日が、沢山ありますようにだね


リコリス・ライブレス
【奴崎組】
スイーツフェスティバルということで、今日は組の皆とスイーツを食べ尽くそうという意気込みで来た。
いもくりなんきん、その他甘い物が勢揃いと聞く秋のスイーツフェスティバル……こんなに嬉しい催し物は無いな(見た目によらず甘い物好きのため、いつになく目がキラキラ)。

折角なので、浴衣で散策しようか(浴衣祭2024のイラスト参照)。
ふふ、バーンも楽しいか?おや、イリヤさんとお話がしたい?そうかそうか(ニコリ)
──おっ、あそこに美味しそうなモンブランの出店が……行ってみないか?イリヤさん(しれっと手を引っ張っていく)
すごいなこのモンブラン、目の前で栗ペーストを絞ってくれるのか(楽しそう)
──おっと、こちらには「宝石ケーキ」なる物が……鞠花さんに似合いそうな、美しいケーキだぞ。(手招きして呼んでみる)
──おお、こちらは「白雪ティラミス」なるものが。雪路さんの髪のように美しいケーキだな。(雪路さんとケーキを目を細めて見比べる)

締めにはりんご飴を……!
やはりりんご飴が一番落ち着くな(シャリシャリ)


白木・鞠花
【奴崎組】
アドリブ歓迎、口調は控えめなですます調です
誘われて組の仲間とスイーツを堪能しに
浴衣は借り物、シンプルに黒と藍の雨絣に裾へ菖蒲、帯は淡い紫と黒のレースを重ねた兵児帯で花結びに

魅力的なスイーツがあちらこちらにありますね、イリヤさん。

まず目を奪われたのはマロンショコラ、チョココーティングされた栗を6個入り数箱買い求め、組へのお土産に
リコリスさんの呼びかけに振り返れば、まるで宝石を乗せたケーキ

私に似合うでしょうか?でも美味しそうで綺麗で嬉しいですね。

季節の果物をジュレでコーティングしたキラキラ可愛らしい季節のケーキを、その場で食べるのは勿体ないので2個、自分用に包んでもらう

白雪ティラミスを買い求めて舌鼓を打っていると、聞こえた雪路の声に、そっと笑う

お陰様で、甘いものなら食べられるようになりました

皆が居るから前に進めた
感謝しつつ、次なる甘味へと迷いなく向かう
ぶどうジャムとクリームのクレープ、洋ナシのジュースも頂いて

リコリスさん、イリヤさん、雪路さん、誘って頂いてありがとうございました。


左雨・雪路
【奴崎組】の皆と参加 
アドリブ歓迎、基本名前呼び捨て

スイーツフェスティバルか、こんな魅力的なイベントがあるなんて現代恐るべしだ。
甘味大好きな身としては満喫せねばなるまい、きゃっほーい。
(普段と変わらない表情ではしゃいでる)

せっかくのお祭りだ、浴衣をこさえた甲斐があったね。
モンブランも美味しそうだけど、まずはスイートポテトかな。
んー、しっとり濃厚……んまんま。

ふふ、イリヤも甘味好き?
食べきれない程の種類のスイーツがあるなんて、幸せだよね。

イリヤとリコリスの様子を微笑ましく見守ろう。


うん?どうしたのリコリス。
あぁ、「白雪ティラミス」か美味しそうだね。俺っぽい?あはは、こんなに甘くないよ?
こういうケーキは初めて食べたけど、美味しいね。

鞠花も満喫しているようで、それだけ食べるようになったのは良い事、だね。
ん、其れなら少し安心だ。

……………洋梨のタルトかぁ。
ん、お土産に買って帰ろうか。
土産話と一緒に2人で食べるとしよう。


たまにはこうやって仲間たちと過ごす時間も悪くはない、かな。


イリヤ・レダ
【奴崎組】

※アドリブOK、呼称は「さん」付けで。

リコリスさんのお誘いで甘味を満喫に。
偽かっぷる作戦以来の催し事かも。もはや懐かしい。

白木さんは黒基調の落ち着いた雰囲気。穏やかな笑顔だ。
街中で見掛けた頃は深刻そうだったけど、今日は楽しそうで一安心。

左雨さんは花柄のコントラストとマフラーがお洒落。
忍者でもスイーツ好きなんだ!親近感。
身のこなしが気になって目で追ってしまう。

リコリスさんは赤と黒の組み合わせが綺麗。
相棒のバーンさんとお近づきになれないかな?

スイーツもみんな美味しそうで目移りしまくりなんだよね。
モンブラン旨そうだなあ。全部食べるのは無理そうだから画像を撮ろう。

ペンダントに仕舞ってある写真の仲間にもいつか見せたい。
彼らの不在は何時でも胸を締めつけるけど、この痛みは彼らが存在した証。絶対に無くさない。

追憶の淵で気付いたら、リコリスさんの声。
自然に引かれた手にびっくりする。魔法を使われたみたいだ。
…赤面してないといいのだけれど。

そうだね。仲間と楽しむ為に来たのだから、今は笑っていたいな。


月下部・鐶
義妹の小雪ちゃん(g00930)と秋祭りに出動!
とくべつに注文したモーラット柄の浴衣、せっかくだから着て歩かなきゃね!

秋の味覚に目移りしてたらコダマちゃんがすごいの見つけてきた!
まさかの公園のスペース使った『あつめた落ち葉で焼き芋焼くやつ』だ!
マンガとかなら見たことあるけど実物ははじめて見たよ!

焼き上がり迄もうちょっと店のおじさんに言われて
興味津々で燃える落ち葉の燃え残り、いわゆる熾火(おきび)を見つめる小雪ちゃんとコダマちゃん
スケッチブックに一枚描き上げちゃおう

できあがったほくほくの焼き芋を受け取ったら、早く食べ過ぎて喉に詰まらせて
慌てて近くの出店でジュースを頼んだら秋ぶとうのジュースが出てきた! ふたつちょーだい!

そのまま色々見ていたら、気が付けば日も落ちてもう夜
新宿都庁のプロジェクションマッピングがはじまるよ! 小雪ちゃんとそろって駆け足で見に行くのでした

人増えてきたから、はぐれないように手を繋いでね!

アドリブ連携大歓迎!


月下部・小雪
お姉ちゃん(g00960:義姉)と秋祭りを楽しみに、きました!
えへへ、お揃いのモーラット浴衣を着てお出かけ、です。もちろんコダマも一緒です!

お店、いっぱいあって目移り、しちゃいますね。
迷っていたらコダマが手招きしてきて……わわっ、お姉ちゃん、あのおじさん落ち葉で焼き芋さんを焼いて、います!
熟練のまなざし、あ、あの人は焼き芋マスターさんに違いありません。

お姉ちゃんとコダマと一緒に受け取った焼き芋さんをほおばります。
とってもホクホクで甘々で美味しい、ですね。
よ、夜は少しずつ冷え込んできたので温かいお芋さんがとっても美味しい、です。
お姉ちゃんが買ってきてくれたぶどうジュースと一緒に食欲の秋を堪能です♪

日が暮れてきて、プロジェクションマッピングが始まると聞いて、お姉ちゃんと都庁に向かいます。
食欲の秋の次は芸術の秋、ですね。

※アドリブ連携大歓迎


柳谷・凪
音無・サカハ(g10149)と参加
アドリブ歓迎

スイーツ祭りなんだよ!美味しそうなスイーツいっぱいで目移りしちゃうんだよ
いろんなスイーツを楽しむために少量ずつたくさんの種類を手に取っていくんだよ
「どれもとっても美味しいんだよ。サカハちゃんはどれが特に気に入ったかな?お勧めある?」
サカハちゃんに聞きながら、自分の気に入った洋ナシのタルトをサカハちゃんの口にあーんしたり


音無・サカハ
アドリブ歓迎
凪ちゃん(g00667)と一緒

スイーツだ‥‥!スイーツが一杯!ここは天国か…最高か、ここは!
おっといけない、せっかくの祭りだ、一緒に楽しめないと。
チョコにパイ、タルトに焼き芋…数と種類の勝負だ。
「ちなみに、俺のおすすめはこれ、栗のテリーヌオマロンだ!これはホントにおいしいのよ、はい、凪ちゃん。あ~ん」


●秋のスイーツフェスティバル!
 新宿、中央通り……新宿駅前から新宿中央公園までの直線道路。
 ここは普段車でひしめき合っていたが……今日は違う。
 秋の味覚をふんだんに使ったスイーツの出店がずらっと列をなして立ち並び、甘い匂いがそこかしこから漂っているのだ。
「スイーツだ……! スイーツがいっぱい! ここは天国か!? ……最高だぜ、ここは!」
 そう力強く叫ぶのは音無・サカハ(若き流星・g10149)であった。
 そんなサカハの姿に、彼の恋人である柳谷・凪(お気楽極楽あーぱー娘・g00667)にも興奮が感染ってしまう。
「確かに美味しそうなスイーツいっぱいで目移りしちゃんだよ……!」
 彼女の目には、色とりどりの季節のスイーツが目一杯並んでいる。ショーケースに並んでいるどれもこれもが美味しそうだ。
「サカハちゃん! ここは、いろんなスイーツを楽しむために、少量ずつ沢山の種類を選ぶのが吉かな!?」
「確かにそうだな! 凪ちゃん、まずは色々食べ歩こうぜ!」
 そうして二人は腕を組みながら会場を回り始めるする。一周しながら、気になったスイーツを選び、食べ、感想を伝え合う。
 フルーツを使ったチョコにパイ、タルト……そしてなんと公園では落ち葉で焼いた焼き芋も売られていた。
「……これは、数と種類の勝負だな」
「つい手が止まらなくなっちゃうよ……これはあとで体重計が怖いかな?」
 その分運動すればいいさ、ディアボロスらしくと言いながらサカハは、二周目でとあるお店の前で脚を止める。
「サカハちゃん、何か気に入ったのあったのかな? どれどれー……お勧めある?」
 そう尋ねる凪に、サカハはお店の人に洋菓子を一つ頼んだ。
「俺のお勧めはこれ、栗のテリーヌオマロンだ! さっき食べたけど、これはホントにおいしいのよ!」
「へー……そこまでお勧めされたら気になるんだよう!」
 凪も同じ物を頼もうとした時、横からサカハがすっと彼女の口元に栗のテリーヌを差し出す。
「はい、凪ちゃん。あ~ん」
 こんなところで!? もう、恥ずかしいよ……と呟きながら、あーんと口を開き差し出された栗のテリーヌを頬張る凪。
 確かに、それはまるで口の中で栗の味が弾けるように濃く、それでいてしっとりとしていて、とても美味しかった。
「やるねサカハちゃん……ボクのお勧めはコレ! 洋梨のタルト! ……お返しに、サカハちゃんにもあ~んしてあげよう!」
 ほらほら、口を開く! と凪に詰め寄られ、やられる方は恥ずかしいなコレ……と呟きながらサカハも観念したのか口を開く。
「どうどう、美味しいでしょ?」
 そう話しかけて来る凪に対し、緊張で味なんて分からない……そんなことは言えないサカハなのであった。

 赤と黒の二色で染められ、金の月と雲、そして狼をあしらった着物姿のリコリス・ライブレス(アイガナクテハイキテイケナイ・g11070)は、会場から漂う甘い匂いを深呼吸しながら瞳を輝かせる。
「いもくりなんきん、その他甘い物が勢揃いと聞く秋のスイーツフェスティバル……こんなに嬉しい催し物は無いな」
 そのクールな見た目に寄らず、甘い物が大好きなリコリスは、今日はこのお祭りを食べつくそうとの意気込みで旅団のメンバーを誘ったのだ。
 集合場所にはシンプルな黒と藍の雨絣に裾へ菖蒲、帯は淡い紫と黒のレースを重ねた兵児帯で花結びにした白木・鞠花(月夜の白菊・g04664)と、黒地に白菊を沢山あしらった左雨・雪路(低血圧系忍者・g04126)、そして白地に青と黄色の飛沫柄の浴衣を着たイリヤ・レダ(はぐれ天使刃傷派・g02308)と、既にメンバーは集まっていた。
「リコリスさん、今日はお誘いありがとうございます。……オレは偽かっぷる作戦以来の催し事かも?」
「そうなのか……なら、今日は目一杯楽しもうな?」
 自然にリコリスに手を引かれ、顔を真っ赤にするイリヤ。
 そんなイリヤに向け、リコリスのサーヴァントであるミニドラゴン『バーン』が何かを訴えている。
「おや、どうしたんだバーン……イリヤさんとお話がしたい? そうかそうか!」
 ニコリと微笑んだリコリスは、イリヤに向けミニドラゴンを放つ。
 ミニドラゴンはイリヤの胸元に飛び込むと、まるで遊ぼう遊ぼうと言うかのように鳴き声を上げた。
「バーンさん!? ……お友達に、なってくれるんですか?」
 勿論! そんな声を上げ、イリヤの頬を舐めるバーンの姿に、微笑みを隠せないリコリス。
 そんな二人の姿を同じく微笑ましく見ていた雪路であったが、スイーツフェスティバルの会場に入ると声を上ずる。
「スイーツフェスティバルか、こんな魅力的なイベントがあるなんて現代恐るべしだ……甘味大好きな身としては満喫せねばなるまい、きゃっほーい」
 表情は普段の彼のまま、それでいて語尾が興奮で上ずっている。
 ……どうやら、彼なりにかなりはしゃいでいる様子だ。
「せっかくのお祭りだ、浴衣をこさえてみんなで着た甲斐があったね。なあ鞠花?」
 そう雪路は鞠花の方を向くが、すぐ隣に居た筈の彼女の姿がない。
 キョロキョロと探してみると、彼女は一軒の出店の前で、既にマロンショコラの試食をしていた。
「鞠花は何を食べたんだ? あ、俺モンブラン……いや、スイートポテトの気分かな。おねーさん、スイートポテト一つね」
 そう言って雪路はお代を支払うと、スイートポテトを店員から受け取る。さっそく一口食べ、しっとり濃厚な甘いサツマイモの味に舌鼓を打つ。
 そうしてる間に、別の店員が数箱のケーキボックスを用意し鞠花に差し出した。
「試食し美味しかったので、組の皆様へのお土産に……マロンショコラです」
 今日来た四人は旅団【奴崎組】のメンバーであり、スイーツフェスティバルには参加したくても来れなかった団員も居る。
 なので、お土産にと鞠花はチョココーティングされた栗、ひと箱六個入りのマロンショコラを自ら試食したうえで買い求めたのだ。
「それだけ食べるようになったのは良いこと、だね」
「はい。お陰様で、甘いものなら食べられるようになりました」
 そうお礼を告げる鞠花に、雪路は気にしないと返事をする。
「ん、それなら少し安心だ」
「安心して貰えて良かったです。それでは、次の甘味へ向かいましょう」
 そう告げる鞠花の手には、既にぶどうジャムとクリームのクレープと洋梨のジュースが握られていた。
 洋梨のジュースを見ていた雪路は、ふとタルト屋の様子が気になる。
「……洋梨のタルトかぁ。ん、お土産に買って帰ろうか。土産話と一緒に二人で食べるとしよう」
 誰かを思ってか、そう雪路は呟くと、雪路はタルト屋に洋梨のタルトを頼む。
「おっ、あそこに美味しそうなモンブランの出店が……行ってみないか? イリヤさん」
 同じ頃……バーンとじゃれ合っていたイリヤの手を引き、リコリスはモンブランの出店の前へと向かう。
「すごいなこのモンブラン、目の前で栗ペーストを絞ってくれるのか」
「あの、写真撮ってもいいですか? 出来れば動画でも……良いんですか、ありがとうございます!」
 栗ペーストを絞り出す様子に興奮したイリスは、スマートフォンを取り出しお店の人に許可を取る。
 オーケーを貰えた彼は、小さく喜びながら動画を撮影し始める。
「(こんな平和で幸せな光景……ペンダントに仕舞ってある写真の仲間にもいつか見せたい。彼らの不在は何時でも胸を締めつけるけど、この痛みは彼らが存在した証。絶対に無くさない)」
 そんなイリスの心の内を知ってか知らずか、リコリスはりんご飴をシャリシャリと齧りながらそっと手を握る。
 その手の暖かさに、今日は仲間と楽しむ為に来たのだから、今は笑っていたいなと思うイリスであった。

 一方、スイーツフェスティバルを回らず、フェスティバルの会場を見下ろせるカフェで一息ついている者たちも居た。
 赤の和ロリ浴衣を着たシル・ウィンディア(虹を翔ける精霊術師・g01415)と、彼女から送られた「雪月花の抱擁」という紺色の浴衣を着たアンゼリカ・レンブラント(光彩誓騎・g02672)。
 そして赤い花柄の浴衣を着た時先案内人の月読・栞の三人である。
 彼女たちは食べ歩きの前に、作戦会議と言う名目で集まっていた。
「秋のスイーツっていうと、お芋とか栗が多いんだろうけど……わたしは梨を推したいっ♪ ねね、みんなはどんなものが好きなの?」
 力強く推すシルの前に、梨のタルトとフルーツたっぷりの生クリームケーキが運ばれて来た。
「ほら、梨は瑞々しくてしゃりっとしたものとか、タルトに使われているものとか……そのままでもよし、調理してもよし! いいよね、すっごくいいよねっ♪」
「シルは梨がお奨めなんだ。しゃりしゃりとした食感は確かに堪えられないものがある~」
 そう言うアンゼリカの前には、ふわふわなかぼちゃのシフォンケーキが運ばれた。
「アンゼリカさんは南瓜ですか?」
 サツマイモを生地に練り込んだドーナツセットがサーブされた栞は、カフェオレに砂糖を注ぎながらアンゼリカに尋ねる。
「栗もお芋も大好きだけど、私はここで南瓜を推してみようっ! 硬いイメージあるかもしれないけど、しっかり焼いて味付けすればしっとり優しい甘さで最高なんだ♪ 栄養も満点だしね!!」
 力説するアンゼリカに、シルがそれは誰が作ってくれたの? とニヤニヤと笑みを浮かべながら訪ねる。
「……野菜克服のため、恋人が作ってくれたんだけどね~~、えへへ」
 まあ、ご馳走様でした……そう栞がそう告げると、シルもそれに倣う。
「シルだって惚気てもいいんだよ~! ほらほら、何かないの?」
「それは……無くはないけど」
 それぞれ頼んだケーキをシェアし、ガールズトークに三人は花を咲かせる。
「そろそろ良い時間でしょうか?」
 栞が腕時計を確認し、外を見る。
 何時の間にか太陽は傾いて来ており、どれだけ長い時間話していたのかすぐには分からない。
「せっかくだし、スイーツフェスティバルの会場をお散歩しようか」
「今度は食べ歩きだね! よーし、食べるぞー♪」
 シルの言葉に、アンゼリカが同意する。栞も頷き、三人は今度は中央通りに立ち並ぶ出店を買い食いしながら歩く。
「あ、栞さん! ドーナツが売っているよ。豆乳ドーナツだって。せっかくだから買おっか!」
 お財布を握り締めたシルが栞を引っ張ると、反対の手をアンゼリカが取る。
「栞、焼き芋が食べたくなってきた! ほらそこそこ!!」
 道路の反対側に出ている焼き芋の屋台に栞を連れて行こうとするアンゼリカ……栞は裂けちゃいます! と声を上げる。
「ふふ、ふふふっ」
 誰ともなく、笑い声が漏れる。
 そして三人揃って、同じ言葉を口にする。
「こんな平和な日が、こんな楽しい日が、ずっと続きますように……」

 黒に白椿の柄の浴衣を着て、手にはミニサイズの栗モンブランと南瓜のカップケーキを持ちながら、都庁をバックにスマホで自撮りするのは櫻田・結依(人間のカースブレイド・g01624)……角度を変えたりしつつ、パシャパシャとシャッターを切っていると、突然声が掛けられる。
「ねぇねぇおねえちゃん、いっしょにあそぼー!」
 声の主はピンクと青の花柄浴衣を着た少年……姫乃・葵(青の純真・g01627)。初めての対面であったが、実は葵は去年の水着コンテスト際に結依と会っていた。
 それを思い出した結依は、葵に尋ねる。
「えっと、確か、葵だよね?」
「うん、あおい! あおちゃんでもいーよ?」
 少年の誘いに、結依はどうしようか少し悩む……だが、面白そうが勝った。
「よし、じゃあ一緒に遊ぼうか! いいね、楽しそう!」
 そう言って、結依がミニカップモンブランを手渡すと、葵はわーいありがとう! と受け取ると、小さなお口でもぐもぐと頬張る。
「みてみてゆいおねえちゃん、おいしそうなお店がいっぱいだね。どれから食べるか迷っちゃう」
「お店すっごい一杯あるよね!! もうSNSで調べた時からワクワクなんだよねぇ……映えるのいっぱい食べたいし、定番も捨てがたいなぁ」
 立ち並ぶ出店は夕暮れ時もあり、まるで宝石箱のようにキラキラと煌めいていた。
 味で選ぶか、見栄えで選ぶか……迷ってしまう結依であったが、混雑に揉まれて葵と離れそうになってしまう。
 不安に感じたのか、葵は結依の浴衣の袖を少しだけ引っ張った。
「あ、えへへ、おててつないでもいいー?」
「おっと、そうだね。迷子になったら分かんなくなるからね」
 そう言って左手で葵の右手を掴む結依。その途端に葵ははにかんだ。
「ねぇねぇ、ゆいおねえちゃんはどういうお菓子すき? ぼくはね、えっとね……いろいろすき! でも、よーがしの方がすきかな」
 葵の言葉に、結依も笑顔で答える。
「私も一緒、色々好き! 洋菓子いいよね、でも和菓子の良さもあるよ? あの素朴な感じとか……例えばこの栗大福は栗が素朴だけど、中身はなんと生クリーム入り!」
「わ、ほんとだ生クリーム! おいしそうー!」
 結依は買った栗大福を二つに割ると……中からは栗のペーストだけではなく、一緒に生クリームも飛び出して来た。
 それに驚く葵に半分を渡すと、二人で仲良く食べる。
 そして今度は葵がスイートポテトを買って来ると、みててーと声を上げながら半分に割る。
 ……ちょっとだけサイズがズレてしまったが、そこは葵は男の子。大きい方を結依に渡して、笑顔を見せる。
「ありがとっ! 半分こしたら、二倍色んなもの食べれるねっ!」
「うん! いっしょに食べるとおいしいよね!」
 手を繋ぎながら、あっちのお店へ、こっちのお店へと寄っていきながら、二人は会場を一周して都庁の前まで戻って来た。
「どうしたの?」
 何か言いたそうな結依に、葵はどうしたのかと問いかける。
「いえね、映える浴衣が可愛いなぁと思って……写真、一緒に撮らない? ちょうど都庁のプロジェクションマッピングも始まるし」
「しゃしん? いいよ! んと、でも僕じどり? みたいなのしたことなくて……どうしたらいいのー?」
 そう言う葵に、結依はここに立ってーと指示を出し、そしてその横に並ぶとスマホを構えながら頬と頬をくっ付ける。
 近くて良い匂いがする結依に葵は頬を赤らめつつ、シャッターが切られるのであった。

 間も無くプロジェクションマッピングが始まると言う頃……人混みで逸れないように手を繋いだ義姉妹……姉の月下部・鐶(さいつよのお姉ちゃん・g00960)と、妹の月下部・小雪(おどおどサマナーところころコダマ・g00930)の二人は、今年のために特別に注文したお揃いのモーラット柄の浴衣を着て都庁へと向かい中央通りを歩いていた。
「お店、いっぱいあって目移り、しちゃいますね」
 夜になっても賑やかな中央通り……むしろ明かりの関係か、昼間より輝いて見える。
 そんなお店の数々に小雪が目移りしていると、腕の中から彼女のサーヴァント、モーラット・コミュの『コダマ』が飛び出す。
「コダマちゃん、どこ行くのよ?」
 思わず鐶が声を上げ、小雪と二人で追いかける……そして新宿中央公園の端にある、一軒の出店の前で手招きしてるコダマに追いつく。
「わわっ、お姉ちゃん! あのおじさん、落ち葉で焼き芋さんを焼いて、います!」
「まさかの公園のスペースを有効活用するとは……落ち葉で焼き芋だなんて、マンガとかなら見たことあるけど実物ははじめて見たよ!」
 エッヘン、と自信満々な表情を浮かべるコダマを捕まえつつ、小雪と鐶は初めて見た『あつめた落ち葉で焼き芋焼くやつ』に感動する。
 すると店のおじさんから、もう少しで焼き上がるよと言われ、二人は興味津々で待つことに……。
「たのしみですね、コダマ!」
 コダマと一緒に落ち葉の燃え残り……熾火を見つめる小雪の姿に、鐶はスケッチブックを取り出す。
 そしてシュシュシュと鉛筆を走らせると、そこには小雪とコダマが熾火を見つめる姿が描き上がる。
「ほい、熱いぞ、気を付けて食べな」
 まるで鐶がスケッチを終えるのを待っていたかのタイミングで、店のおじさんは火ばさみで焚き火を崩すと、中からほんのりと甘い香りがする焼きたての焼き芋を取り出し渡してくる。
「はい、コダマには半分ですね……とってもホクホクで、甘々で美味しい、ですね」
 コダマと黄金色の焼き芋を半分こした小雪。頬張ると食べたことないホクホク感と蜜が染み出したあまーい黄金に舌鼓を打つ。
「よ、夜は少しずつ冷え込んできたので温かいお芋さんがとっても美味しい、です」
 幸せそうな小雪を見ていたら、何時もより焼き芋が美味しい……食べる手が止まらない鐶は、お芋を喉に詰まらせてしまう。
 急いで隣の出店で売ってたジュースを頼み、一気に飲み干し喉の詰まりを取る鐶……そして胃に落ちてから感じる葡萄の風味。
「慌てて飲んじゃったけど、これ秋葡萄のジュースだ……おねーさん、二つちょーだい!」
 空になったカップを返し、鐶は改めて秋葡萄のジュースを二つ受け取ると、小雪の元へと戻っていく。
「お姉ちゃん……大丈夫、ですか?」
「うん! それよりも小雪ちゃん、これ飲んでみてよ!」
 言われたままにストローに口を付ける小雪……そして新鮮で香り豊かな葡萄の味に目を丸くする。
「美味しいです! コダマも飲む?」
「ふふっ、禍を転じて福と為す……これぞディアボロスだよう!」
 鐶のその言葉に、ふふっと笑う小雪とコダマ。そして何時しか太陽は完全に落ち、プロジェクションマッピングが始まろうとしていた。
「小雪ちゃん! そろそろ新宿都庁のプロジェクションマッピングがはじまるよ!」
「食欲の秋の次は芸術の空、ですね」
 小雪の腕の中で、コダマが鳴く。どうやら彼(?)も芸術を鑑賞したい気分なご様子。
「それじゃ、急ぐんだよ!」
 小雪と揃って駆け足で新宿中央公園を駆ける鐶。
 秋の夜長の楽しい夜は、まだまだ続くのであった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【活性治癒】LV1が発生!
【プラチナチケット】LV2が発生!
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【口福の伝道者】LV1が発生!
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効果2【グロリアス】LV2が発生!
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【ガードアップ】LV1が発生!
【アヴォイド】LV1が発生!
【ダブル】LV1が発生!
【リザレクション】LV1が発生!

最終結果:成功

完成日2024年10月04日