新宿島のハロウィン
ディアボロスの協力により、新宿島では残留効果の力もあって、約35万人の住人が日常生活を送ることに成功しています。
しかし、残念ながら元の現代日本での生活に近いとはいえ、様々なイベントや娯楽については、充分ではありません。
それもそのはず、日本全国・世界各地を旅行して、観光やイベントを体験できた頃に比べ、新宿島の中だけで楽しめるイベントはたかが知れているのです。
日常生活に不自由が無くても、この状況は、あまり良いとはいえません。
そこで、新宿島の人々に、とびっきりのイベントをプレゼントする、ディアボロス主催の『ハロウィンパーティ』を実行します。
パラドクスの力を駆使して、新宿島の人々に、夢と希望を与えてあげましょう!
ハロウィンドリームを君と(作者 天野ハザマ)
#最終人類史(新宿島)
#新宿島のハロウィン
#ハロウィン
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#ハロウィン
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●ハロウィン、参加しませんか?
「10月31日はハロウィンだな」
時任・夕弥(人間のガジェッティア・g03228)はそう言うと、机に置かれた小さなジャックオーランタンを指で突く。
例年ならば、有名なテーマパークなどでハロウィンイベントが盛り上がる季節だが……新宿島では、まだ、それほど盛り上がっていないようだ。
東京区内では池袋のハロウィンパレードが有名だったが、その池袋が最終人類史に存在していない影響も大きいのかもしれない。
新宿島の人々はディアボロスの尽力により、日常生活を不自由なく送る事ができているようだが、人はパンだけで生きるわけではない……みたいな言葉もある。
「こういった非日常のイベントも、忘れてはならない。つまりはそういうことだが……皆も、そう思うだろう?」
ディアボロスの皆の力で、新宿島以外の地球が全てクロノヴェーダに奪われたという厳しい現実を忘れ、非日常の楽しさを満喫してもらえれば素晴らしいだろう。
●ハロウィンパレードに参加しよう
「ハロウィンといえば、仮装して行進する、ハロウィンパレードだな」
ディアボロスは美男美女が多いし、新宿島の人々の尊敬を集めるアイドルでもある。
そんなディアボロスが仮装して市街を練り歩けば、ハロウィンのパレードはきっと盛り上がること間違いなしだ。
「パレードのコースなども準備しているので、是非パレードに参加して新宿島の人達を楽しませてあげてほしい」
勿論、自分達が楽しむ事も、とても重要だ。
パレードを行っているディアボロス自身が楽しむ事で、その楽しさが周囲に伝播して新宿島のハロウィン気分を盛り上げてくれるだろう。
そう、これは誰もが幸せな気分になれるイベントなのだ。
「俺が手配したのはJR埼京線……新宿駅から高田馬場駅のコースだ」
駅にはディアボロスの控室が用意されており、パレードに使う為の、大掛かりな仕掛けなども準備することが出来る。
チームを組んで盛り上げるも自由、まさにアイデア次第と言えるだろう。
●ハロウィンストリートには何がある?
「ハロウィンパレードが行われる沿道には、多くの人が観覧できるスペースの他、ディアボロスが自由に屋台や出店を出せるスペースも確保されている」
折角の機会なのだ。旅団の仲間などで、このスペースに出店するのも良いだろう。
「ディアボロスの旅団は、新宿島の一般の人々には馴染みがないものだからな。こういう機会に交流を持つ事は良い事だろう」
新宿島内は、全てのパラドクス効果が『LV10』で維持されているので、その効果を利用すれば一般人の皆に、夢の世界のような楽しいイベントを用意できるかもしれない。
そう、まさに発想次第……というわけだ。
「勿論、ディアボロスの皆も、お客様側で参加する事も可能だ」
一般人に混ざって遊ぶのも、交流の1つではあるだろう。
●夕弥より
「ハロウィンが盛り上がらなくても、いますぐに、新宿島が最終人類史から改竄世界史に転落する事は無いだろう」
だから、それに関しては心配する必要はない。
「だが……日常生活を再現するだけで、元の暮らしができている事にはならない」
新宿島の人々が不安を忘れ、イベントを楽しみ、明日からの暮らしへのエネルギーになるようなハロウィンを過ごす事ができれば最高だろう。
このハロウィンは、その為のイベントなのだ。
「まあ、これ以上言うのは野暮だな」
要は全力で楽しめということだ、と。
夕弥はそう言って笑うのだった。
●新宿区民たちは
「ハロウィンかー」
「知ってるか? ディアボロスの旅団は、不思議が一杯で凄いんだぜ!」
新宿島では、もうハロウィンの話でいっぱいだ。
今の状況になってしまってからの、初めての明るいイベント。
親しげな友人たちも、家族サービスを考えるお父さんも……誰もがハロウィンに出かける準備をしていた。
いったい、どんな楽しいことが起こるのだろう?
いったい、何が待っているのだろう?
夢のような楽しさを期待する人々の表情が、そこにはあった。
リプレイ
ラトクシア・ミレーシオ
(サポート)
どなたとでも仲良くお話しできたら嬉しいです。
「ハッピーハロウィン、ですよ」
おとなしくて真面目な性格ですが、ハロウィンではちょっと浮かれ気味です。
「なんだか不思議な感じ、ですね。どうですか、似合っていますか?」
いつもアジア~東欧の各国の民族衣装を着ていますが、
パレードなど仮装で参加の場合は、とんがり帽子の魔女の扮装で、
老木の杖を握っています。
「これは何でしょう……美味しいですか?」
出店で珍しい食べ物があったら積極的に挑戦します。
もちろん、出店のお手伝いでも頑張ります。
お色気と虫は苦手で、近づこうともしません。
もしリアルな虫のオーナメントがあったら、びっくりして声を上げてしまいそうです。
方堂・明音
(サポート)
アドリブ歓迎、基本お任せで。
今、手が足りないのはドコですか!?
戦闘? 救助?
なんでもするので、遠慮なく頼って下さい!(フォロー体質)
将来は何か世の中の役に立つ仕事に、とか漠然と思ってたんですけど
まさか、『世の中』の方が消えちゃうなんて……
でも、私自身は消えずに残りましたから。
痛かったり、怖かったり、苦しかったり、疲れたりしますけど
まだ、生きて、考えて、動けるなら
今できる事を精一杯頑張ります。
平時は自宅か図書館か喫茶店で過ごす事が多いですね。
情報収集も人脈より、本やネットが中心かな。
あ、でも、喫茶店で本を読みながら、
周りの席の人達の会話を聞いてると、
色々興味深い話が結構聞こえてくるんですよ。
エトワール・ローデット
どっ、どうしよう…陽気な雰囲気に誘われてふらふら寄ってみたは良いけど、なんだか大規模なパレードに巻き込まれたっ
(赤ずきんの仮装をしてフードを深く被りながらなるべく空気になってディアボロスに紛れながらパレードを進む)
えっ、あっ…あ、しまった。沿道の人と目が合っちゃった!えっと、楽しませなきゃいけないんだよね?
「とっ、トリックオアトリートっ!お菓子くれなきゃ食べちゃうぞぉ!」
(などと言いながら籠やらポッケやらに詰め込んでいるお菓子を渡していく)
●ハロウィンパレード!
「どっ、どうしよう…陽気な雰囲気に誘われてふらふら寄ってみたは良いけど、なんだか大規模なパレードに巻き込まれたっ」
赤ずきんの仮装をしていたエトワール・ローデット(契約者・g02251)は、自分がハロウィンパレードにうっかり巻き込まれてしまったことを自覚して、フードを深く被って……いわゆる空気になっていた。
楽しませたいという気持ちは勿論ある。あるけれど……ちょっと心の準備が出来ていなさすぎたのだ。
「何かお困りですか?」
そんなエトワールに声をかけてくれたのは、方堂・明音(人間のワールドハッカー・g03535)だった。
同じように仮装をしている明音ではあったが、フォロー体質のせいか如何にも困っているというオーラが全身から出ているエトワールを放っておけなかったのだ。
「えっ、ええっと……」
「大丈夫ですよ。なんでもするので、遠慮なく頼って下さい!」
エトワールが何かを言おうとして言えない、そんな風な空気を感じ取ったのだろうか、ラトクシア・ミレーシオ(そらいろのうた・g03178)もひょっこりと顔を見せる。
「ハッピーハロウィン、ですよ」
普段はおとなしくて真面目な性格なはずのラトクシアも、ハロウィンのせいか、ちょっと浮かれ気味だ。
とんがり帽子の魔女の扮装で、老木の杖を握っているラトクシアにエトワールも頷き返す。
「は、はっぴーはろうぃん……です」
そうして明音とラトクシアに囲まれていると、自然とエトワールの気持ちも落ち着いてくる。
周囲の視線が、それほど緊張するようなものではなくなってきたような……そんな気がしたのだ。
しかしそうなると、周囲……沿道に視線を向ける余裕も出てくる。
当然、沿道で楽しそうに手を振っている子供たちとも、目が合ったりするのだ。
(えっ、あっ……あ、しまった。沿道の人と目が合っちゃった! えっと、楽しませなきゃいけないんだよね?)
オロオロするエトワールを、そっと明音とラトクシアが叩いてくれる。
「大丈夫ですよ。いざって時には私たちがフォローしますから!」
「ええ、そうですよ。それに……今日はハロウィン。怖いことも何もないですから」
そう言われると……エトワールも、何か出来る気がしてくる。
ならば、と。沿道で目をキラキラさせている子供に近づいていく。
「とっ、トリックオアトリートっ! お菓子くれなきゃ食べちゃうぞぉ!」
言いながら間違えたっ、と気付いてしまう。
お菓子を貰ってどうするのだ。むしろあげるほうだ。
しかし口から出てしまった言葉は消えやしない。
勢いのまま、エトワールは子供たちに籠やらポケットやらに詰め込んでいるお菓子を渡していく。
ハロウィンらしく、可愛らしい包み紙のお菓子を……子供たちは目をキラキラさせて受け取ってくれている。
「ありがとう、ディアボロスのおねえさん!」
「大切に食べるね!」
そう言って向けてくれる子供たちの笑顔は、とっても嬉しそうで。
エトワールはただそれだけで、気持ちがほわっとするのを感じていた。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【飛翔】LV1が発生!
【無鍵空間】LV1が発生!
【活性治癒】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
【ドレイン】LV1が発生!
伊藤・芳男
『ファイター1-1、これよりパレードコースの確認飛行を行う』
日が落ちる前に零式艦上戦闘機に乗ってパレードコースに異常がないか上から確認しつつ宣伝を兼ねた展示飛行を行う
コース上空を低速低高度で飛行し、路面の異常や障害物などがないか確認、地上に伝える
その後、周辺を大きく旋回しながらパレードの宣伝ビラを撒く
最後にスモークを焚きながらアクロバット飛行を行い、ハロウィンのモチーフのようなものを空に描いて離脱する
アーリヤ・アマミヤ
(サポート)
アドリブ歓迎
口調:
(エセ)お嬢様口調
~ですわ
味方には(名前)様
キャラ:
高貴な褐色美少女
ノブレスオブリージュ思考
ノリよくお祭り好き
行動:
お祭りの雰囲気に流されてはしゃぐ世間知らずお嬢様
トリックオアトリートには口にグミを投げ込む(ものだと思ってる)
あちこちフラフラ回って積極的に南瓜行列を楽しみます
南瓜行列なんて初めてですわっ
グミを一杯持ってきましたので
トリックオアトリートされたら
悪戯される前にお口にシュートする準備も万全ですわ!
それにしても皆様、随分と凝った衣装が多いですわね
楽しいですわ
え?私は普段着なのですけども
あ、こちらは屋台ですのね!
どうせならば普段食べる機会のあまりない物がいいですわ!
リタ・レメッティ
(サポート)
アタシはリタ。航空突撃兵。
得意な事は爆撃鎚を使った高空からの急降下攻撃。
それから、機動力を活かした撹乱や偵察かな。
囮役なんかも厭わないから、同行する仲間の目的や作戦がうまく行くように指示してくれればいい。
多少の怪我なら気にしないし、怖くもない。
……ディアボロスの誰かが斃れる方がよっぽど怖いよ。
だから、仲間がピンチの時は少し冷静ではいられなくなるかもしれない。
必要なら『ディフェンス』も積極的に行うよ。
(他のディアボロスの妨害や公序良俗に反する行為、お色気描写はNG)
●ハロウィンストリートにて
「ファイター1-1、これよりパレードコースの確認飛行を行う」
伊藤・芳男(自称戦闘機乗り・g04524)はフライトデバイス「零式艦上戦闘機六二型」を駆り、パレードコースに異常がないかを確認していた。
勿論、それだけではない。これは宣伝を兼ねた展示飛行でもある。
これが上手くいけば、新宿の人々を楽しませ、その心を癒すことにもつながるだろう。
だからこそ、芳男は今後の流れを再確認して……横を飛ぶリタ・レメッティ(在り得ざる翼・g03343)が手を振っていることに気付く。
「やあ、展示飛行だって? 応援してるよ。頑張ってね!」
「感謝する」
ハンドサインでもそう告げると、リタはそのまま別の空域へと飛び去っていく。
今のは文字通り応援も兼ねているのだろう。
リタが派手に飛んできたことで、芳男への注目度も自然と高まってきているのが分かる。
……この展示飛行に、リハーサルなどというものはない。
一発勝負のソレに全てを賭けるべく、芳男は操作を開始する。
まずはコース上空を低速低高度で飛行し、路面の異常や障害物などがないか確認、地上に伝える。
これは地上にいた他のディアボロスたちが合図してくれているので、伝わっているだろう。
さて、アピールは此処からだ。
周辺を大きく旋回しながらパレードの宣伝ビラを撒き、最後にスモークを焚きながらアクロバット飛行を行い、ハロウィンのモチーフのようなものを空に描いて離脱する。
芳男からでは成功したか見ることは出来ないが……歓声からすると、恐らく成功したのだろう。
リタからもグッドジョブの合図が出ているのが、芳男には見えていた。
そして、空中に描かれたスモークによるジャック・オー・ランタンらしきものをアーリヤ・アマミヤ(デーモンのジン契約者・g03479)も地上からしっかりと見ていた。
「凄いですわね。なんだかワクワクしてきますわ」
お祭りの雰囲気に流されてはしゃぐ世間知らずお嬢様なアーリヤだが、今の芳男の展示飛行は実に物珍しく面白いものだった。
周囲の歓声にあわせて「わー」などと声をあげてしまったが、一体感を感じて良かったなどと考えていた。
まあ、残念な事にスモークのジャック・オー・ランタンはすぐに風に流されて行ってしまったが……そのうち、別のディアボロスたちが何か別の催し物をするのだろう。
「トリックオアトリー……もぐっ」
トリックオアトリートには口にグミを投げ込む……そういうものだと思っているアーリヤは、あちこちフラフラ回って積極的に南瓜行列を楽しんでいた。
先程上空から蒔かれた宣伝ビラも、ちゃっかりと拾っていたりする。
「南瓜行列なんて初めてですわっ」
その手には、グミをたくさん入れた袋も握られている。
トリックオアトリートされたら悪戯される前にお口にシュートする準備も万全ですわ、とは本人の談だが。
合ってるのだがそうではない気がしないでもない。
「それにしても皆様、随分と凝った衣装が多いですわね。楽しいですわ……え? 私は普段着なのですけども」
何の仮装か、と聞かれたアーリヤはそう答えて。
「あら」
「やあ」
上空を飛んで誰かのサポートをしているリタと声を交わす。
「あ、こちらは屋台ですのね! どうせならば普段食べる機会のあまりない物がいいですわ!」
ハロウィンストリートには、色んな催し物が溢れている。
これもまた……その光景の、1つなのだ。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【アイテムポケット】LV1が発生!
【浮遊】LV1が発生!
【飛翔】がLV2になった!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV2になった!
【アヴォイド】LV1が発生!