サルガッソー海域再侵攻作戦

 アビスローバーの拠点を目指すディアボロスは、サルガッソー海域に広がる『粘りつく海』に船が捕らわれる危機を脱しました。
 その後、ディアボロスは「ジェネラル級アビスローバー『海竜提督』フランシス・ドレーク率いる船団が巨獣大陸ゴンドワナから海賊島へ撤退して来る」ことを察知。
 サルガッソー海域攻略中にドレーク海賊団との挟み撃ちに遭う可能性を危惧し、ドレークの迎撃へと向かいました。この戦いではドレーク本人との決戦には至らず、海賊島への撤退を許す結果となりましたが、ドレーク海賊団の海賊船を複数撃沈に追い込み、戦力を削る事は出来たはずです。

 ドレーク海賊団が海賊島に退き、後顧の憂いは無くなりました。当初の予定通り、海賊島に向けて移動を開始します。
 サルガッソー海域を守る海賊達は『粘りつく海』の利用に加え、新たな戦術でディアボロスの殲滅を図っています。これを退け、海域の主であるジェネラル級アビスローバー『サルガッソー』への道を切り開きましょう。


サルガッソー

その愉悦、砕くべし(作者 天野ハザマ
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#黄金海賊船エルドラード  #サルガッソー海域再侵攻作戦  #サルガッソー海域  #サルガッソー 


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●サルガッソーは今
「前回は逃げられちゃったけど、今度はそうはいかないよ、ディアボロス!」
 ディアボロスの再侵攻を予期して準備を行っていたサルガッソー。
 それは今、ディアボロスが海域に近づいてきたという報告を聞いて、自信満々に勝利を確信していた。
「きっとディアボロスは、船を後方に下げた上で、少数精鋭でサルガッソー海域を突破しようとするよね。狙いは、この海域の主である、ボクの命で間違いない!」
 そこにサルガッソーは一切の疑いはなく、だからこそ自身の配下たちに命令を下していく。
「ボクの命を狙う不届き者は返り討ちだ! さぁ、お前達、作戦通りに出撃するんだよ。サルガッソー海域に入ったディアボロスを皆殺しだ!」

●事件の概要
「皆、今回の件についてはある程度聞いていると思う」
 時任・夕弥(人間のガジェッティア・g03228)は集まった面々を前にそう切り出した。
「ドレーク海賊団は、どうやら海賊島に撤退を完了させたようだ。海賊団を率いるジェネラル級アビスローバー『海竜提督』フランシス・ドレークを撃破できなかったのは残念だったが、これで後顧の憂いは無くなった。ならばドレーク海賊団迎撃の為に中断していた、サルガッソー海域の攻略を再開し、海賊島への道を切り開くとしよう」
 では、具体的にどうすればいいのか?
 サルガッソー海域を攻略する為には、海域の主である、ジェネラル級アビスローバー『サルガッソー』の撃破が必須となるだろう。
 サルガッソーに決戦を挑む為にも、サルガッソー海域に攻め込み、敵を撃破する必要がある。
 ただ、サルガッソーも、この時間でディアボロスに対する作戦を考えていたようなので、その作戦を潰す必要もあるだろう。

●するべきことは?
「ディアボロスの海賊船でサルガッソー海域に入ると巨大海藻に捕まってしまうので、海賊船を安全な後方に下げた上で、精鋭部隊でサルガッソー海域に突入して欲しい」
 サルガッソー海域の敵を撃破する事で、サルガッソー海域の攻略を進める事が出来るだろう。
 しかし、当然そう簡単にはいかない。
「ジェネラル級アビスローバー『サルガッソー』は、このディアボロスの戦略を予測し、サルガッソー海域に入り込んだディアボロスの退路を断つ為の別動隊を用意しているようだ」
 この別動隊に退路を遮断されてしまえば、サルガッソー海域に閉じ込められたディアボロスは増援のアビスローバーに包囲されて壊滅する事は避けられない。
「別動隊の進路は判明しているので迎撃する事は難しく無いが、包囲部隊の撃破に失敗すれば、サルガッソー海域で戦っていたディアボロスが最悪死亡する可能性もあるので、退路は絶対に遮断されないように気を付けてくれ」

●夕弥より
「サルガッソー海域の『粘りつく海』は、粘度が高く【水面走行】などが無くても、その上を歩く事もできるくらいだ」
 もっとも、ネバネバに足を取られるので、慣れたクロノヴェーダでなければ、まともに動くのは難しいようだが……そこは気を付ける必要があるだろう。
「得るべき情報は前回の戦いで得ており、ディアボロスの海賊船の安全も確保できている。今回は戦闘に集中できるだろう」
 肝心の包囲部隊は、巨大海藻で作成した小型の海賊船でサルガッソー海域の外を回り込み、ディアボロスの退路を遮断しようとしているようだ。
 巨大海藻製の小型船は耐久力が低く、戦闘には耐えない造りのようだ。敵は、それも見越してサーフボードに乗るなど、海上で戦えるような工夫をしているようだ。
「一筋縄ではいかないだろうが……皆なら大丈夫だろう」

●包囲部隊の現状
「流石サルガッソー様だぜ!」
「めっちゃイケてますサルガッソー様!」
「素晴らしい作戦だ……めちゃイケですサルガッソー様!」
 下っ端鮫・シャークパイレーツ、クラヴィアン、キャプテン・オルカ……。
 どれもあんまり頭が良くないのか、似たような褒め言葉が飛ぶ。
 しかし褒めているのは事実なのだ。そのくらいに素晴らしい作戦だと思えるし、勝利を確信していたのだ……!


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●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【怪力無双】
1
周囲が、ディアボロスが怪力を発揮する世界に変わる。全力で力仕事をするならば「効果LV×3トン」までの物品を持ち上げる事が可能になる。
【フライトドローン】
1
最高時速「効果LV×20km」で、人間大の生物1体を乗せて飛べるドローンが多数出現する。ディアボロスは、ドローンの1つに簡単な命令を出せる。
【エアライド】
1
周囲が、ディアボロスが、空中で効果LV回までジャンプできる世界に変わる。地形に関わらず最適な移動経路を見出す事ができる。
【熱波の支配者】
1
ディアボロスが熱波を自在に操る世界になり、「効果LV×1.4km半径内」の気温を、「効果LV×14度」まで上昇可能になる。解除すると気温は元に戻る。
【スーパーGPS】
1
周囲のディアボロスが見るあらゆる「地図」に、現在位置を表示する機能が追加される。効果LVが高ければ高い程、より詳細な位置を特定できる。
【無鍵空間】
1
周囲が、ディアボロスが鍵やパスワードなどを「60÷効果LV」分をかければ自由に解除できる世界に変わる。
【水面走行】
2
周囲の水面が凪ぎ、ディアボロスが地上と同様に走行や戦闘を行えるようになる。ディアボロスと手をつないだ「効果LV×3人」までの一般人も同行可能。
【コウモリ変身】
1
周囲が、ディアボロスが小型のコウモリに変身できる世界に変わる。変身したコウモリは最高時速「効果LV×50km」で飛行できるが、変身中はパラドクスは使用できない。
【水中適応】
3
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」が、クロノヴェーダを除く全ての生物が水中で呼吸でき、水温や水圧の影響を受けずに会話や活動を行える世界に変わる。
【防衛ライン】
1
戦場が、ディアボロスが地面や床に幅10cm、長さ「効果LV×10m」の白い直線を出現させられる世界に変わる。敵はこの直線を突破できず、上空を飛び越える場合、最低「効果LV」分を要する。直線は戦場で最初に出現した1本のみ有効。

効果2

【命中アップ】LV1 / 【ダメージアップ】LV4 / 【ガードアップ】LV5 / 【反撃アップ】LV1 / 【ラストリベンジ】LV1 / 【ロストエナジー】LV1

●マスターより

天野ハザマ
皆さまこんにちは。
今回は中々に難しい作戦ですね。
粘りつく海の敵は、1体1体が、巨大な海藻の上に乗った状態で戦闘を行ってきます。
これはクロノ・オブジェクト化している上に全部の海藻が別の海藻なので、1つ対処しただけでは他には影響はありません。
破壊する場合はパラドクスによる破壊をする必要があり、それが1度の攻撃とみなされるため、反撃を受けることになります。

それでは皆様のプレイングをお待ちしております!
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このシナリオは完結しました。


『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。


発言期間は終了しました。


リプレイ


アンゼリカ・レンブラント
逃げたつもりはないんだけど
サルガッソーにはそう感じているみたいだね
よーし、必ずたどり着いてやっつけないと!
ドレークに挑めなかった分までさ

さてまずは退路を断とうとしている別動隊を倒しに行こう
別動隊の進路は判明しているとのことだから
安全を確保しないとさ

【水面走行】で海上をダッシュで駆け
別動隊に近付くと共にパラドクスの砲撃をずどん!
びっくりした?お前達の考えはお見通しだよ
めっちゃイケてるサルガッソーの作戦でディアボロスが倒せると思ったら
そうはいかんがに、ってね

タックルで攻めて来る相手に、得意の体術で捌き
砲撃で確実に1体1体落としていこう
甲羅のつなぎ目を撃ち抜いて倒すよ
横じゃなく縦向きで相対するようにして
相手の攻撃で引き倒されるのを防ぐね

共に戦う仲間がいれば連携を重視
私は1体攻撃だし、反撃での手数を増やすべく
POWでディフェンスは積極的に行うよ

海はみんなのもの
必ず取り戻してみせると想いを籠め
さぁ輝け《光彩粒子砲》!私達の勝利の狼煙となれっ!

片付いたかな。これで安心してサルガッソー海域に挑めるね!


ジェーン・コーネリアス
あっちも黙って攻撃されちゃくれないか
ま、あの海域の外でアビスローバーたちの戦力を削れると思えば悪くない
有利に戦えるサルガッソー海域から、のこのこ出てきたことを後悔させてやろうじゃないか!

こっちが待ち構えているとは思ってなさそうだ【水中適応】で海中に潜み、海藻の船がやってきたら浮上して『葬笛の丹青』
サーフボードに乗ろうとするより先に二丁のピストルから放つ赤青の弾丸で船ごと蜂の巣にしてやろう
その後は【水面走行】を借りて水上で戦い、他の復讐者と標的を合わせて一気に殲滅するよ

なんとか態勢を立て直そうと号令をかける小隊長みたいな奴や、用心深くすぐにサーフボードに乗れるようにしていた奴は優先的に狙い、迎撃で敵集団が混乱しているままに沈んでもらおう
蟹脚で掴みかかられたら引き裂かれる前に至近距離からパラドクスで反撃、逆に吹き飛ばすよ

勝てる作戦に乗っかるつもりで来たんだろうけど、悪いね
デカい獲物を逃したばっかりでこっちは気が立ってるんだ
全員海に沈んでなよ!


●別動隊を撃破せよ
「あっちも黙って攻撃されちゃくれないか」
 ジェーン・コーネリアス(pirate code・g10814)がそう呟けばアンゼリカ・レンブラント(光彩誓騎・g02672)も「そうだね」と頷く。
「逃げたつもりはないんだけどサルガッソーにはそう感じているみたいだね。よーし、必ずたどり着いてやっつけないと! ドレークに挑めなかった分までさ」
「そうだね」
「さて、まずは退路を断とうとしている別動隊を倒しに行こう。別動隊の進路は判明しているとのことだから、安全を確保しないとさ」
「ああ、あの海域の外でアビスローバーたちの戦力を削れると思えば悪くない。有利に戦えるサルガッソー海域から、のこのこ出てきたことを後悔させてやろうじゃないか!」
 そうして動き出したのはジェーンだ。
(こっちが待ち構えているとは思ってなさそうだ。なら……!)
 水中適応で海中に潜んでいたジェーンは、海藻の海賊船がやってきたら浮上してパラドクス『葬笛の丹青』を発動させていく。
「最期に目に焼き付けるといい」
 サーフボードに乗ろうとするより先に赤い魔力を纏うカトラス「Macha」と青い魔力を纏うカトラス「Mórrígan」から魔力を供給した二丁のピストルから放つ赤青の弾丸で船ごと蜂の巣にしてやるべく放った攻撃は、クラヴィアンに見事に命中する。
「勝てる作戦に乗っかるつもりで来たんだろうけど、悪いね。デカい獲物を逃したばっかりでこっちは気が立ってるんだ。全員海に沈んでなよ!」
 なんとか態勢を立て直そうと号令をかける小隊長みたいな奴や、用心深くすぐにサーフボードに乗れるようにしていた奴は優先的に狙い、迎撃で敵集団が混乱しているままに沈んでもらおうという作戦だが……そこに突っ込んでいったのがアンゼリカだ。
 水面走行で海上をダッシュで駆けクラヴィアンに近付くと共にパラドクスの砲撃……光彩粒子砲を放つ。
 海はみんなのもの。必ず取り戻してみせると想いを籠めて太陽の輝きをオーラの奔流に変えて放つ砲撃は、クラヴィアンへと放たれて。
「さぁ輝け《光彩粒子砲》! 私達の勝利の狼煙となれっ!」
「くそっ、ディアボロスどもめ……! 反撃、反撃だー!」
「びっくりした? お前達の考えはお見通しだよ。めっちゃイケてるサルガッソーの作戦でディアボロスが倒せると思ったらそうはいかんがに、ってね」
 そんなギャグまで飛び出るアンゼリカだが、クラヴィアンのクラヴィアンタックルを得意の体術で捌こうと試みていく。
 しかし、アンゼリカも分かっている通り1人ではない。
 最高の攻撃のタイミングを作ってくれたジェーンが……共に戦う仲間がいるからこそ、大事なのは連携だ。
「行こう、ジェーンさん!」
「ああ、やろうアンゼリカ」
 そんな2人の活躍は、ついにクラヴィアンたちを全滅させて。
「片付いたかな。これで安心してサルガッソー海域に挑めるね!」
 そんなアンゼリカの声が響く。そう、最大の不安材料はこれで消した。
 しかし、戦いの本番はこれからだ……!
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【水面走行】LV1が発生!
【水中適応】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV2が発生!

桜・姫恋
連携・アドリブ歓迎

【ヨアケ】
仲間はWIZでDF

ネバネバはイヤだけど倒すチャンスを逃す意味はないからね

海藻に乗れるとか意味がわからないけど海藻をどうこうする案もないし水中での泥仕合といきましょうか

念の為【水中適応】発動し水中でも無理なく戦えるようにし

さて、やりましょうか
サメたちを挑発しながら海へと引き込み水中対決へ!
仲間たちと協力しながら確実に1体ずつ仕留めていくわ

桜魚にて人魚の姿になり海藻に乗ってる敵の元へと飛び込み1体ずつ海へと引きずり込む

必要とあれば海藻に乗りつつ戦っていく

ふぅ、だいぶ片付いたかしら?
それにしてもネバネバして気持ち悪いわ……早く終わらせて帰ってシャワー浴びたいわね


天夜・理星
サルガッソーで思い出したんだけど名前が猿かに合戦みたいでなんか面白いよね。
んで今海の上じゃん。素敵だね。

……ああでもそっかこの海やべえじゃん。
確かにネバネバはあれか。
じゃあささっと【ヨアケ】のみんなと一緒に片付けますか、サメを。
海に落とすならこれだな、銀の羨望――六聖剣。
これを解放して球体の状態のまま遠隔で動かして、サメにぶつけて海に落としていくぜ。弱っているものから順に片付けていくなら、ちゃんと数も減っていくはずだしさ。勿論味方の動きもちゃんとよく見て、連携を噛み合わせていくぜ。
ダメージアップも重ねて、より効率的にお片付けできたらもっと良いよな?
自分が危なさそうになったら海藻に乗り移ることも考えて、自分が海に落ちないようにもしておくか。それくらいの備えをしとく。
さあみんなはどんな調子かな、海には出来るだけ落ちない方がいいぜー?
アオイさんに麻緒さんにひーちゃんがいるんだから大丈夫、精一杯乗り切っていけるだろうってアタシも自信満々に頑張れるってもんよ。

……人魚姿のひーちゃんもマジ美しいな。


アンゼリカ・レンブラント
さて後顧の憂いもなくなった
張り切ってサルガッソー海域を突破しようか!
先程同様水着姿で参加だよ

巨大な海藻を破壊すると反撃を受けるのがあれだなー
じゃあ覚悟を決めて、『粘りつく海』を進んでいこうかな

無策で行くのではなく、共に作戦にあたる仲間と
足並みを揃え向かうよっ

動きは鈍るので近づくのは大変かもしれないけれど、
パラドクスは必中さ
相手の攻撃を衝撃で防いで盾で凌ぎ、
1体技の重い反撃を必ず叩き込んで落とす!
太刀筋は読みにくくても鍛えた体は簡単に落ちないよ
凌いでカウンターの格闘攻撃で仕留めるっ!

POWでディフェンスも近場の仲間に行い
反撃の機会を得て撃破の機会を得ていくよ

此方から動きまわるのが難しいなら、
殲滅スピードは落ちても確実に撃破していくね
狙いが集中されるような無理な進軍はせず、
確実に戦線を押し上げていくよ

徐々に敵が少なくなってきたら一気に押していこう
呼吸を整え最大までパワーを溜め
《光獅子闘拳》を、受けてみろーっ!

さぁここは片付いたかな
ねばねばべたべたは後で洗い流すとして
いざアヴァタール級戦だね!


アオイ・ダイアログ
【ヨアケ】から!
アドリブ歓迎

パラドクスでもないのに立って歩ける海とか意味わかんない神秘ですね?
でもこんなとこで戦ったらべとべとになりそう……あとでお風呂入んなきゃ

海の上で身動きとり辛いなら相手も同じ土俵に引き摺り込めばいいのだー!
ブラストハウル、ファイアー!
奴らを海藻ごと粉々にしてしまえーぃ!

拡散型の声砲撃で雑魚津波を吹き飛ばしつつ蹴散らして援護していきますよ!
攻撃密度で押し込めば反撃を過剰に恐れることはありません!

【水面歩行】で埋まるのは避けたいですね
いざとなったら海藻ガードとか出来る、出来ません?
いやボロ切れもいいとこですねこれ
持ったら手がべとべとになったしやらなきゃ良かったぁ

さてと、取り巻きさんたちはここで退場して貰いましょうか
私たちは奥のヤツに用があるのでね!


三苫・麻緒
【ヨアケ】
ねばねばの海藻と聞いてめかぶを想像したけど、これはだいぶ絵面がひどくなるやつー…
おいしいなら持ち帰ってみたかったけど、これじゃ試す気もなくなるね
そうなるとこんなところに長居する理由もないし、早いところ倒しちゃおっか

他の仲間と協力して確実に数を減らしていくために、基本は弱った個体から優先的に攻撃していくよ
不意打ちや集中砲火等で危険な状況になっている仲間がいる場合はそちらのフォローを優先
あと一応【水面走行】も使っておくね

下っ端鮫を海に突き落とす方針でいくとして、【告げる箒星】の魔弾で攻めていこうかな
魔弾は直接海藻の影響を受けることのなさそうだし、ゼロにはできないけれど私自身が動く必要性も少し減るからねばねばの影響もいくらかマシなんじゃないかな
≪高速詠唱≫で攻撃と攻撃の間を短くして、弾幕を分厚くしていくよ
余裕があるうちは海藻の破壊にも手を回したいところ

足場悪いのは覚悟のうえでいざとなったら海藻にも飛び乗るけど、正直落とした下っ端を踏み台にしたいよねー
そっちもぬるぬるになってそうだけど


●シャークパイレーツとの戦い
「サルガッソーで思い出したんだけど名前が猿かに合戦みたいでなんか面白いよね。んで今海の上じゃん。素敵だね。……ああでもそっかこの海やべえじゃん」
「ねばねばの海藻と聞いてめかぶを想像したけど、これはだいぶ絵面がひどくなるやつー…おいしいなら持ち帰ってみたかったけど、これじゃ試す気もなくなるね。そうなるとこんなところに長居する理由もないし、早いところ倒しちゃおっか」
 天夜・理星(復讐の王・g02264)に三苫・麻緒(ミント☆ソウル・g01206)がそう応えるが……確かにこの場所は通常の海とは違う。敵に地の利がある場所であり、ある程度以上の苦戦が約束された場所でもあった。
 ちなみにクロノオブジェクトした海藻なので、歯でかみ切るのは少しばかり無理がありそうだ。
「パラドクスでもないのに立って歩ける海とか意味わかんない神秘ですね? でもこんなとこで戦ったらべとべとになりそう……あとでお風呂入んなきゃ」
 アオイ・ダイアログ(響き合う言霊の繰り手・g02687)自身、水面走行の残留効果を利用しても尚、相当な動きづらさを感じていた。
「海の上で身動きとり辛いなら相手も同じ土俵に引き摺り込めばいいのだー! ブラストハウル、ファイアー! 奴らを海藻ごと粉々にしてしまえーぃ!」
 パラドクス「ブラストハウル・フルファイア」による拡散型の声砲撃で海藻を吹き飛ばしつつ蹴散らして仲間を援護していくべく、その一撃が放たれる。
「攻撃密度で押し込めば反撃を過剰に恐れることはありません!」
 とはいえ、この粘りつく海に埋まるのは避けたいアオイとしてはそこら中にあるクロノ・オブジェクト化した海藻でいざとなったら海藻ガードなど出来ないかと考えていたが……やはり無理そうだ。
「いやボロ切れもいいとこですねこれ。持ったら手がべとべとになったしやらなきゃ良かったぁ」
 下っ端鮫・シャークパイレーツの下っ端海賊の人海戦術をそれで受けようと海藻を掴もうとするのも無茶ではあるが、何よりやはり1度で海藻もシャークパーレーツも、全てを吹き飛ばすというのは無理があった。とはいえ、それで落ち込むわけでもない。
「さてと、取り巻きさんたちはここで退場して貰いましょうか。私たちは奥のヤツに用があるのでね!」
 そんな状況で、桜・姫恋(苺姫・g03043)は泥仕合をしっかりと覚悟していた。
「ネバネバはイヤだけど倒すチャンスを逃す意味はないからね。海藻に乗れるとか意味がわからないけど海藻をどうこうする案もないし水中での泥仕合といきましょうか」
 念の為水中適応を発動し水中でも無理なく戦えるようにしているが……そうした念には念を入れるのは、この不利な状況では大事なことだろう。
「さて、やりましょうか」
 姫恋が海藻を加配したシャークパイレーツたちを挑発しながら海へと引き込み水中対決へと持ち込む姫恋だが、やはりこの粘りつく海は普通の海とは全く違う。
(動きづらい……! それでも……!)
 仲間たちと協力しながら確実に1体ずつ仕留めていくことを目指してはいるが、泥仕合という意味が姫恋にはよく分かってしまう。
 パラドクス「桜魚」にて自身に魚の幻覚を纏わせることで人魚の姿になっている姫恋を見ながら「……人魚姿のひーちゃんもマジ美しいな」などと理星が呟いていたが……勿論、戦いを忘れてはいない。
「海に落とすならこれだな、銀の羨望――六聖剣」
 理星が発動するパラドクスは聖剣解放/銀:羨止望月。
「聖剣解放。羨望は此より、月となれ」
 理星の感情から誕生した聖剣“六聖剣・銀/羨望”に心を共鳴させることで聖剣の本来の力を解放、防御のポテンシャルを最大限に拡張し、そして聖剣としての本来の形状“球体”を保ったまま敵に衝突させ、意志を込めて通過させ粉砕する、羨望の復讐の技。
 球体の状態のまま遠隔で動かして、シャークパイレーツにぶつけて海に落としていこうというのだ。
 一体ごとではあるが……弱っているものから順に片付けていくなら、ちゃんと数も減っていくはずだというわけだ。
 勿論味方の動きもちゃんとよく見て、連携を噛み合わせていくのを忘れはしない。
 より効率的にシャークパイレーツを倒すのも、この状況では重要だ。場所の影響もあって、今回不利なのはこちらなのだから。
 自分が危なさそうになったら海藻に乗り移ることも考えて、自分が海に落ちないようにもしておくために残留効果も利用しながら動いていくし、様々な心の準備もしていた。
「さあみんなはどんな調子かな、海には出来るだけ落ちない方がいいぜー? アオイさんに麻緒さんにひーちゃんがいるんだから大丈夫、精一杯乗り切っていけるだろうってアタシも自信満々に頑張れるってもんよ」
 そんな中で麻緒も他の仲間と協力して確実に数を減らしていくために、水面走行しながら弱った個体から優先的に攻撃していく。
 方針としてはシャークパイレーツを海に突き落とす……いわゆる泥沼の戦いに持ち込む方針だ。
 パラドクスである魔弾は直接海藻の影響を受けることがなさそうだし、ゼロにはできないけれど麻緒自身が動く必要性も少し減るからねばねばの影響もいくらかマシなんじゃないか、と。そう考えたわけだ。
 更には高速詠唱で攻撃と攻撃の間を短くして、弾幕を分厚くしていこうともしていた。
 余裕があれば海藻の破壊もしたいが、あれやこれやと手も出せない。あくまで余裕があれば、だ。
(足場悪いのは覚悟のうえでいざとなったら海藻にも飛び乗るけど、正直落とした下っ端を踏み台にしたいよねー。そっちもぬるぬるになってそうだけど)
 心情的にはそんな感じではあるが……。
「空より告げるは凶兆の知らせ。誰の不幸かは神のみぞ知るってね」
 麻緒の告げる箒星に対して下っ端海賊の人海戦術で反撃してくるシャークパイレーツ相手にこの粘りつく海では、中々そうはいかないのが実情だ。
 そして、別動隊の撃破から合流してきたアンゼリカ・レンブラント(光彩誓騎・g02672)も戦場へと果敢に飛び込んでいく。先程とは全く違う戦場ではあるが、怯みはしない。
「さて後顧の憂いもなくなった。張り切ってサルガッソー海域を突破しようか!」
 そんなアンゼリカの姿は先程同様に水着だが……まあ、この状況ではある意味正しい選択肢かもしれない。
「巨大な海藻を破壊すると反撃を受けるのがあれだなー。じゃあ覚悟を決めて、『粘りつく海』を進んでいこうかな」
 無策で行くのではなく、共に作戦にあたる仲間と足並みを揃え戦うことをアンゼリカは決めていた。
「動きは鈍るので近づくのは大変かもしれないけれど、パラドクスは必中さ」
 そう、それだけは此方も向こうも変わらない。
 相手の攻撃を衝撃で防いで盾で凌ぎ、重い反撃を必ず叩き込んで落とす。それがアンゼリカの作戦の骨子だ。
「太刀筋は読みにくくても鍛えた体は簡単に落ちないよ。凌いでカウンターの格闘攻撃で仕留めるっ!」
 そう、アンゼリカの放つパラドクスは光獅子闘拳。
「さぁ受けてみろ、黄金獅子の一撃をっ!」
 正直、厳しい戦いだ。地の利は完全にシャークパイレーツ側にあり、この戦いは完全に不利な状況にある。
 しかし此方から動きまわるのが難しいとしても、殲滅スピードは落ちても確実に撃破していくのが重要だとアンゼリカは理解していた。
 だからこそ狙いが集中されるような無理な進軍はせず、確実に戦線を押し上げていく。
 そうして泥沼の戦いでしかないこの戦いは……しかし、粘り勝ちして勝利を掴むことが出来たのだ。
「さぁここは片付いたかな。ねばねばべたべたは後で洗い流すとして……いざアヴァタール級戦だね!」
 そう、この場の司令官がまだそこにいる。まだ気を抜くわけにはいかない……!
善戦🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​
効果1【水中適応】がLV2になった!
【防衛ライン】LV1が発生!
【怪力無双】LV1が発生!
【水面走行】がLV2になった!
【コウモリ変身】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV3が発生!
【ダメージアップ】がLV3になった!
【反撃アップ】LV1が発生!

アンゼリカ・レンブラント
流石に、不利な状況での戦いは苦しかったね!
でも乗り越えた、いざ指揮官戦に挑ませてもらうね
ネメシス形態の天使風姿へ。押していくよ

パラドクスの突撃戦法でオルカに挑む
狙うは、海藻に飛び乗って肉弾戦!
トループス級に比べ屈強な相手でも、
相手は1体、他に攻撃は来ないから存分に挑ませてもらうね

思いっきりの体当たりを叩き込んだら、
海賊団の幻影の攻撃を懸命に障壁で凌ぐ
ガードアップのLVも高くなってる、負けるもんかっ
そして耐えたらまた突撃を狙うね

気を吐く言葉をあげつつ、
共に戦う仲間と攻撃を重ね波状攻撃を狙い、
接近戦を行う中でも敵の狙いなど
知りえたことは仲間に周知していくよっ
1vs1なら勝てない相手でも、みんなとならッ!

敵が弱ってきたのが分かれば、仲間のラッシュに合わせ
全力全開の《光雷突撃》でのヒップアタックを叩き込むね
ねばねばファイトでも、私達の勝ちだよっーー!

海に落として、決まったかな?
やったね、私達の勝ちぃ。次はサルガッソーの番だよ!
えへんと胸を反らして勝ち誇ろう
そしてちゃんとねばねばは洗わないとだよね


桜・姫恋
連携・アドリブ歓迎

【ヨアケ】のみんなと。

(ネメシス形態となり、桜色の髪は深紅へと。身体中に桜の紋様が浮かぶ姿へと)

苦しい闘いは乗り越えた。
後は親玉を倒すだけね?

後方支援の方が得意だけど確実に敵にダメージ与えるなら肉弾戦かしら?

身体の紋様から紫や深紅に染まった桜の花びらを浮かばせ

海の生物と言えど毒には耐性ないんじゃないかしら?

食らってみる?(と言いつつ既にオルカに向けて桜の花びらを放ち)

当たればお前の体を毒が蝕むわ

苦しみながら逝くのも一興でしょ?

敵の反撃は花びらを盾のようにしつつ仲間たちと連携しながら仲間はWIZでDFを行っていく

最後まで油断は禁物……
まぁ、毒に侵された者などもはや敵ではないとは思うけど

ネバネバして気持ち悪いから早く帰ってシャワー浴びたいわ


三苫・麻緒
【ヨアケ】
次の相手はシャチの船長かー
海のギャングなんて異名もあるくらいだし、ある意味お似合いなのかな?
それにしても…このねばねば、想像以上に厄介だなぁ
本当に、切実に早く終わらせたい…!

余裕があるわけじゃないし、ネメシス形態に変身して全力でいくよ
【水面走行】で一応の保険をかけつつ、みんなでじっくり着実に追い詰める方針

序盤は自由に動き回る余裕を奪うことを意識
ある程度ダメージが蓄積されたら、本格的に撃破のための一撃を狙いに行きたいね
【爆ぜる泡沫】は2体まで攻撃対象に選べるし、可能かつ有効であればオルカへの攻撃と海藻への攻撃を両立させたいところ
オルカへの攻撃は足元狙いで海藻からの落下を目指すよ
鼻っ面にも球を放って猫騙し的な威嚇になればよし!
海藻狙いはオルカの行動妨害と仲間への行動支援が主な目的
≪誘導弾≫と≪高速詠唱≫で球の数も追尾能力も徹底させていこう!

反撃の音波攻撃は加護の力による防御と気合で我慢
…ねばねばと騒音のコンボってかなりストレス溜まるね!?
やっぱりちょっと恨みの一発ぶちかましたーい!


ジェーン・コーネリアス
さて、果たして作戦は上手くいくかな?
この海域にのこのこやってきた僕らの船を捕まえる……数か月前の作戦が不発に終わっていてなお、今回は上手くいくと無条件に思えるなら。あぁ、おめでたい頭もあったもんだよ

この海での戦いはもう何度もやってるんだ
戦い方だって分かってるんだよ!
キャプテン・オルカが乗る巨大海藻に【エアライド】の空中ジャンプで飛び乗り接近戦を行う
拳と共に衝撃波を放つ『破軍衝』でキャプテン・オルカにボディブローを食らわせていこう
あっちがシャチ海賊団を呼び出し、指揮を取ってきても焦らず対処、カットラスで攻撃してくるやつらは『破軍衝』の反撃で吹き飛ばし、マスケット銃は回避することで致命傷を防ぐ。
狭い巨大海藻の上じゃ本来身動きは取りにくいけど、1回だけ空中をジャンプできる【エアライド】を使って空中を足場にして上手く避け、そのままの勢いでキャプテン・オルカに接近。全力の拳と衝撃波で吹っ飛ばす!

サルガッソーのやつは後ろで見物してるってんなら仕方ない
また出てくる気になるまでやってやろうじゃないか


天夜・理星
よし、サルガッソー……は、今は間に合わないっぽいか。
そっか、親玉いるんだっけ。じゃあそいつだ――
遠慮なく、【ヨアケ】のみんなと一緒に引き続きぶっ飛ばしていこうか。

じゃあちょっと判断力奪いますね。
燃ゆる聖剣。真夏を想え。
14度でいい、周囲の気温を上げて敵の判断力を鈍らせる。これで多少はみんなのやろうとしていることがスムーズになるはずだ……そしたらアタシも剣を振るって戦うよ。
んでこのパラドクス、2体まで指定できるんですよね。しかも攻撃自体は熱波が主体。片方はシャチでもう片方は敵が足場にするであろう海藻に割り当てて、ワンチャンシャチが落ちねえかなって願う。上手くいくといいね……いや、うまくいくさ!
シャチの攻撃そのものに対しては早業技能で聖剣を素早く動かして受け止め、怪力無双をかけてそのまま力任せに押し退けるって寸法よ。無理そうなら避ける。
こっちも落ちないように気をつけつつ、連携をとって戦っていくよ!
海の上でダンスってのも楽しいもんだろうけどさ、そろそろ終わんないとね、やっぱまあネバネバがね……


アオイ・ダイアログ
【ヨアケ】で!

ネバネバがひじょーに不愉快ですね!
さあゴリ押しでそちらの策は食い破らせて貰いましたよ!
ここから逆転の策はあるんですかね?
この海域、奪わせてもらいます!

よし、ここは衣装チェンジと行きましょう!
大量の手下を呼び出して攻撃って手下と似たようなことしてきますね
でもこれ、いい足場になりませんかね?
なるべくねばねば足場につかないように幻影を踏んで切り払って被害を抑えつつ駆け抜けて接近して、隙を突いてあのシャチやろーを居合い斬りでぶったぎります!
仲間がヤツの足場を崩してくれたならより確実ですかね?
幻影が足場にならなそうなら大人しく漂う海藻の大きな破片の真ん中を踏んだりしながら跳躍メインで接近ですね

武者は海賊に強し!きっとそう!
シャチは魚じゃないけど三枚下ろしで〆てあげますよ!

倒したら早く帰りましょ!
体中べとべとするんで私もお風呂入りたいです!


●決戦、キャプテン・オルカ
「ついに来たか……おのれ、サルガッソー様のメチャイケな作戦を打ち破るとは! 貴様等、ただものではないな!」
 キャプテン・オルカの怒りに満ちた声が響く。
 まあ、当然だろう。絶対に勝てると思っていたところに、この結果なのだ。しかしそれでもキャプテン・オルカの姿に余裕が見えるのは自分がいればひっくり返せると考えているからだろう。事実、キャプテン・オルカはそれなり以上に強いのは明らかだった。
 しかし……そんなものは関係ない。
「ネバネバがひじょーに不愉快ですね!」
 粘りつく海。相変わらず地の利は敵にある中で、アオイ・ダイアログ(響き合う言霊の繰り手・g02687)はキャプテン・オルカへと叫ぶ。
「さあゴリ押しでそちらの策は食い破らせて貰いましたよ! ここから逆転の策はあるんですかね? この海域、奪わせてもらいます!」
「させるか! 此処で叩き潰してくれる!」
 あとはもう言葉は不要とばかりに襲い掛かってくるキャプテン・オルカを前にアオイは迎え撃つべく構える。
「よし、ここは衣装チェンジと行きましょう! 天地四方、古往今来。この身ただ一振りの刃と成りて、無類無双の頂きに立つ。故に我が一刀に、断てぬものなし!」
 アオイはEXV:弌輝刀閃の発動で武者姿に衣装チェンジすると、想霊刀・水璃縁 〜ローレライ〜を構えて絶対切断の言霊を纏わせ、神速の斬撃を放つ。
 しかし、流石にキャプテン・オルカをその一撃で両断することは出来ず、オルカパイレーツポッドが発動しカットラスやマスケット銃、ロープで武装した屈強なシャチ海賊団の幻影を召喚し、キャプテン・オルカの指揮の元で群れの如く襲い掛かってくる。
「大量の手下を呼び出して攻撃って手下と似たようなことしてきますね。でもこれ、いい足場になりませんかね?」
 なるべくねばねば足場につかないように幻影を踏んで切り払って被害を抑えつつ駆け抜けて接近しようとするアオイだが、やる気は満々だ。
「武者は海賊に強し! きっとそう! シャチは魚じゃないけど三枚下ろしで〆てあげますよ!」
「やってみろ! 貴様等をそうしてくれる!」
 一方のキャプテン・オルカも戦意は凄まじい。戦い方を間違えればかなり危険な実力も持っている。それでも、此処にいる誰もが負けるイメージなど持ってはいない。
「よし、サルガッソー……は、今は間に合わないっぽいか。そっか、親玉いるんだっけ。じゃあそいつだ――遠慮なく、【ヨアケ】のみんなと一緒に引き続きぶっ飛ばしていこうか」
 天夜・理星(復讐の王・g02264)もそう言いながらパラドクス「聖剣技/紅:盛夏」を発動させていく。
「じゃあちょっと判断力奪いますね。燃ゆる聖剣。真夏を想え」
 向かっていく熱波が周囲に『猛暑を思わせる環境を急速に』作り上げる、激情の剣の技であるそれを発動させながら、理星は思う。
(14度でいい、周囲の気温を上げて敵の判断力を鈍らせる。これで多少はみんなのやろうとしていることがスムーズになるはずだ……そしたらアタシも剣を振るって戦うよ)
 そして、狙いはそれだけではない。キャプテン・オルカと海藻への同時攻撃を狙っていたのだ。
「うおっ!?」
「よし、上手くいった!」
 しかし、キャプテン・オルカのオルカアタックの発動自体は防げない。
 だからこそ理星はキャプテン・オルカの攻撃そのものに対しては早業で聖剣を素早く動かして受け止め、怪力無双をかけてそのまま力任せに押し退けようとしていた。
「海の上でダンスってのも楽しいもんだろうけどさ、そろそろ終わんないとね、やっぱまあネバネバがね……」
 ジェーン・コーネリアス(pirate code・g10814)もそんな理星の気持ちについては理解できる部分があるものの、それ以上に思うところがあった。
「さて、果たして作戦は上手くいくかな? この海域にのこのこやってきた僕らの船を捕まえる……数か月前の作戦が不発に終わっていてなお、今回は上手くいくと無条件に思えるなら。あぁ、おめでたい頭もあったもんだよ」
 確かに、しっかりと罠を張る準備を与え、此処での戦いはジェーンたちに不利だ。しかし、それでもだ。
「この海での戦いはもう何度もやってるんだ。戦い方だって分かってるんだよ!」
 すでに海藻は壊れているが、キャプテン・オルカへとエアライドの空中ジャンプを駆使して接近戦を仕掛けていく。
 拳と共に衝撃波を放つ『破軍衝』でキャプテン・オルカにボディブローを食らわせていけば、キャプテン・オルカのオルカパイレーツポッドが反撃として発動する。
 それを冷静に対処していくジェーンを見ながら、三苫・麻緒(ミント☆ソウル・g01206)もキャプテン・オルカを見据える。
「次の相手はシャチの船長かー。海のギャングなんて異名もあるくらいだし、ある意味お似合いなのかな? それにしても……このねばねば、想像以上に厄介だなぁ。本当に、切実に早く終わらせたい……!」
 それに関しては、誰も異論は唱えないだろう。ネバネバというだけで、かなり嫌なものであるのは事実なのだから。
 残留効果を使用して尚、有利とはなりえない……のはともかく、ネバネバな場所。好きな人はあんまりいないはずだ。
 だからというわけではないが、麻緒はネメシス形態へと移行している。
 とにかく自由に動き回る余裕を奪うことを意識しているが……ある程度ダメージが蓄積されたら、本格的に撃破のための一撃を狙いに行くつもりでもある。
 鼻っ面にも球を放って猫騙し的な威嚇になればよし! と、そんな狙いではあるが……仲間の行動支援も同時に狙っている。だが、そこにキャプテン・オルカのオルカクリックバーストによる反撃も当然ではあるがやってくる……のを、かごの力による防御と気合で我慢して受けていく。
「……ねばねばと騒音のコンボってかなりストレス溜まるね!? やっぱりちょっと恨みの一発ぶちかましたーい!」
 そして、そんな麻緒の横を通り抜けていくのが、桜色の髪は深紅へと。身体中に桜の紋様が浮かぶネメシス形態へとなった桜・姫恋(苺姫・g03043)だ。
「確かに……ネバネバして気持ち悪いから早く帰ってシャワー浴びたいわ」
 やはりそこは同じなのだろう。まあ、本当に仕方のないことではある。
「とにかく苦しい闘いは乗り越えた。後は親玉を倒すだけね? 後方支援の方が得意だけど確実に敵にダメージ与えるなら肉弾戦かしら?」
 そうして姫恋はパラドクス「桜蝕毒」を発動させていく。
 身体の紋様から紫や深紅に染まった桜の花びらを浮かばせ、姫恋はキャプテン・オルカへと語りかける。
「海の生物と言えど毒には耐性ないんじゃないかしら? 食らってみる?」
 キャプテン・オルカへと桜の花びらを放っていくが……それこそが桜蝕毒だ。
「当たればお前の体を毒が蝕むわ。苦しみながら逝くのも一興でしょ?」
 キャプテン・オルカのオルカクリックバーストを受けながらも、あともう一押しだと姫恋は感じていた。
「最後まで油断は禁物……まぁ、毒に侵された者などもはや敵ではないとは思うけど」
 そう、そこに仕掛けていくのはアンゼリカ・レンブラント(光彩誓騎・g02672)だ。
「流石に、不利な状況での戦いは苦しかったね! でも乗り越えた、いざ指揮官戦に挑ませてもらうね!」
 天使風のネメシス形態となったアンゼリカは、パラドクスの光雷突撃でキャプテン・オルカに挑むべく突撃していく。
 そう、狙うは肉弾戦である。トループス級に比べ屈強な相手でも、相手は1体、他に攻撃は来ないから存分に挑ませてもらおうというわけだ。
「この一撃を、未来のために!」
 魚雷の如き勢いで思いっきりの体当たりを叩き込んでいくアンゼリカは「負けるもんか!」と声をあげる。
「1vs1なら勝てない相手でも、みんなとならッ! ねばねばファイトでも、私達の勝ちだよっーー!」
 そんな声をあげながらの一撃がキャプテン・オルカにトドメを刺す。
「決まったかな? やったね、私達の勝ちぃ。次はサルガッソーの番だよ!」
 えへんと胸を反らして勝ち誇るアンゼリカに、仲間たちも頷く。
「倒したら早く帰りましょ! 体中べとべとするんで私もお風呂入りたいです!」
「ネバネバして気持ち悪いから早く帰ってシャワー浴びたいわ」
「うん、ちゃんとねばねばは洗わないとだよね」
 アオイや姫恋はもうそれで頭がいっぱいだが……皆少なからず、同じ気持ちではあるだろう。
 ネバネバな状態でいたい人間など、そうはいない。多少はいるかもしれない。さておいて。
 そんなアオイたちをそのままに、ジェーンは呟く。
「サルガッソーのやつは後ろで見物してるってんなら仕方ない。また出てくる気になるまでやってやろうじゃないか」
 そう、このままいけば恐らくはサルガッソーと決戦になるだろう。それはきっと……遠い日ではないに、違いない。
善戦🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​
効果1【水中適応】がLV3になった!
【スーパーGPS】LV1が発生!
【フライトドローン】LV1が発生!
【エアライド】LV1が発生!
【熱波の支配者】LV1が発生!
【無鍵空間】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV5になった!
【ダメージアップ】がLV4になった!
【命中アップ】LV1が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!
【ラストリベンジ】LV1が発生!

最終結果:成功

完成日2024年09月16日