漂着する亜人、その行く先は(作者 相馬燈
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#蛇亀宇宙リグ・ヴェーダ  #漂着する亜人と敵拠点の捜索 

●古代都市の狂宴
「醜いな、見るに堪えぬ」
 ジェネラル級アーディティヤ『カーリー』が苦虫を噛み潰したような顔をして、拠点の窓越しに外を見ていた。
 パキスタンの古代都市は酷い有り様だった。
 都市で繰り広げられているのはまさしく狂態。
 集められた亜人どもが、一般人の女を襲っている光景だったのだ。
「法正がいれば、このような不快な都市は、奴に任せておくことが出来たというのに。無駄死にしおって」
 今は亡き蟲将に毒づくカーリー。
「だが、互いに争うのは蟲将の性か。その性を軽視した事は反省し、次に生かすべきであろうな」
 亜人が女たちを襲っている向こう側には巨大なガネーシャ像があり、その額には王冠のようにファロスの光が輝いていた。

●漂着する亜人と敵拠点の捜索
「蹂躙戦記イスカンダル奪還戦の勝利、祝着至極です」
 ディアボロスを心から讃えつつも、宵星・影晃(人間の陰陽師・g03235)はいつもながらの真面目な表情を崩さない。
 戦いはまだまだ続くのだ。勝って兜の緒を締めよ、を実践しているようにも見える。
「攻略旅団の方針もあり、次なる攻略目標は、蛇亀宇宙リグ・ヴェーダとなりました」
 と言っても、いきなり派手な作戦は取れない。
「蹂躙戦記イスカンダルからは、多数の亜人が、蛇亀宇宙リグ・ヴェーダに漂着しているようです。まずこちらを見つけ、攻撃をかけていただきたく」
 大勢の亜人がリグ・ヴェーダに合流すれば、それは敵の戦力増強を意味する。
「亜人どもは、パキスタンのイラン側の海岸に漂着します。漂着する亜人の集団を早期に発見し、戦ってください」
 海岸といってもリグ・ヴェーダは空の上を飛んでいる。海は遥か下だ。海岸とは名ばかりの崖であり、周辺には草花が茂っている。
「海岸付近では、漂着する亜人を確保すべく、法正配下だったと思われる蟲将が警戒活動をしています。したがって蟲将より早く漂着する亜人たちを見つけることが肝要です」
 発見が早ければ早い程、余裕をもって亜人と戦うことができる。

「漂着する亜人『ゴブリン盗賊団』は、蹂躙戦記イスカンダル奪還戦の戦いに加わることのなかった、若い亜人のようです」
 亜人の性質を鑑みても、放置などできるはずもない。
「現在、攻略旅団の作戦により『ファロスの光の破壊』が提案されております。ファロスの光の所在は不明ですが、敵の目的が『ファロスの光による亜人戦力の量産』であるのならば、漂着した亜人たちは、ファロスの光がある拠点に連れていかれることでしょう」
 そこで、もうひと工夫。
「可能であれば、案内役のトループス級蟲将『馬一族騎蟲兵』と漂着した亜人の双方を『全滅させず』に、アヴァタール級を撃破していただきたいのです。生き残った案内役の蟲将と亜人を敢えて逃がせば、追跡することができるでしょう。そうすればファロスの光がある拠点の位置を割り出せるかもしれません。もちろん、逃す敵の数は最小限にすべきですが……」
 戦場から遠く離れた地域まで追っていくことは出来ないが、複数の情報を集められれば、敵拠点の方角などを割り出せるに違いない。

「『ファロスの光』がある限り、亜人戦力は時間と共に強化されていきます。早急な破壊が必要です」
 そのためには、まずファロスの光の在処を掴まねば。
「撤退方向から敵の拠点を探すというのは、通常は不可能です。が、今回は『漂着する地域が広範囲』であること、攻略旅団の提案によって情報の精度が上昇することなどの条件が合わさった結果、可能となっております」
 いずれにせよ好機である。
「今回も皆様のお力をお貸しいただきたく。どうぞよろしくお願いいたします」

●漂着した盗賊団
「くそが、なんだってんだ」
 蛇亀宇宙リグ・ヴェーダに漂着した『ゴブリン盗賊団』は面食らっていた。
 集団で弱者をいたぶり蹂躙する彼らだが、互いの仲は悪い。利害や欲得のみで結ばれている関係に過ぎない。
「なにがなんだかさっぱり分からねえ!」
 今は予期せぬ事態に混乱して結束しようとしているものの、危機に陥れば自分だけ逃げ出そうともするだろう。
 ディアボロスにとっては、利用できる性質と言えるのかもしれない。


→クリア済み選択肢の詳細を見る



POW  騎蟲蹂躙

技能:吸血/騎乗/突撃 (各22LV)

巨大昆虫に騎乗しながら、自身の跳躍力と巨大昆虫の重量を活かした連携攻撃を行います。戦場に合わせて巨大昆虫を使い分け、悪路では蟻やオケラ、空中では蜂や蜻蛉、水辺ではアメンボやゲンゴロウなどに騎乗します。
(元パラドクス:鮮血騎行)

SPD  騎蟲進撃

技能:不意打ち/騎乗/貫通撃 (各22LV)

巨大昆虫に騎乗して突撃し、槍で貫いた敵を引き摺り回します。戦場に合わせて巨大昆虫を使い分け、悪路では蟻やオケラ、空中では蜂や蜻蛉、水辺ではアメンボやゲンゴロウなどに騎乗します。
(元パラドクス:黄泉逆矛)

WIZ  騎蟲疾走

技能:ジャンプ/騎乗/投擲 (各22LV)

巨大昆虫に騎乗して突撃し、敵を刀剣で切り裂きます。戦場に合わせて巨大昆虫を使い分け、悪路では蟻やオケラ、空中では蜂や蜻蛉、水辺ではアメンボやゲンゴロウなどに騎乗します。
(元パラドクス:飛蝗鎗)

特殊ルール この選択肢の🔵が👑に達すると、この敵集団を倒す。完結までにクリアしていない場合、この敵集団は撤退する。
👑7 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​


POW  奴等の得物は略奪品

技能:早業/一撃離脱/偵察 (各22LV)

略奪によって得た武器を手に忍び寄り、手際良く高速の一撃を繰り出します。
(元パラドクス:クイックアサルト)

SPD  奴等の威勢は張り子の虎

技能:突撃/撹乱/大声 (各22LV)

略奪をするため、威勢良く鬨の声を上げて敵陣へと乗り込み、撹乱します。
(元パラドクス:雷槍乱れ突き)

WIZ  奴等の略奪は電光石火

技能:不意打ち/騎乗/貫通撃 (各22LV)

不意を打って敵に飛び掛かり、馬乗りになって武器で滅多刺しにします。
(元パラドクス:黄泉逆矛)

特殊ルール この選択肢の🔵が👑に達すると、この敵集団を倒す。完結までにクリアしていない場合、この敵集団は撤退する。
👑11 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

→クリア済み選択肢の詳細を見る


●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【悲劇感知】
1
「効果LV×1時間」以内に悲劇が発生する場合、発生する場所に、ディアボロスだけに聞こえる悲劇の内容を示唆する悲しみの歌が流れるようになる。
【光学迷彩】
2
隠れたディアボロスは発見困難という世界法則を発生させる。隠れたディアボロスが環境に合った迷彩模様で覆われ、発見される確率が「効果LV1ごとに半減」する。
【壁歩き】
2
周囲が、ディアボロスが平らな壁や天井を地上と変わらない速度で歩行できる世界に変わる。手をつないだ「効果LV×1人」までの対象にも効果を及ぼせる。
【完全視界】
1
周囲が、ディアボロスの視界が暗闇や霧などで邪魔されない世界に変わる。自分と手をつないだ「効果LV×3人」までの一般人にも効果を及ぼせる。
【通信障害】
1
ディアボロスから「効果LV×1,800m半径内」が、ディアボロスの望まない通信(送受信)及びアルタン・ウルク個体間の遠距離情報伝達が不可能な世界に変わる。
【防衛ライン】
1
戦場が、ディアボロスが地面や床に幅10cm、長さ「効果LV×10m」の白い直線を出現させられる世界に変わる。敵はこの直線を突破できず、上空を飛び越える場合、最低「効果LV」分を要する。直線は戦場で最初に出現した1本のみ有効。
【影忍び】
1
周囲が、ディアボロスが「自身が視認している、3m以内にいる一般人1人」の足元の影に変身できる世界に変わる。変身中は対象とした一般人の足元を離れられず、この効果の解除を除く自発的な行動は行えない。最大「効果LV✕10分」で解除。

効果2

【命中アップ】LV3 / 【ダメージアップ】LV1 / 【ガードアップ】LV2 / 【反撃アップ】LV1 / 【ダブル】LV1 / 【ロストエナジー】LV1

●マスターより

相馬燈
『漂着する亜人と敵拠点の捜索』のシナリオをお送りします。
 蛇亀宇宙リグ・ヴェーダに漂着した亜人『ゴブリン盗賊団』を、蟲将『騎蟲将・馬岱』率いる軍勢が回収しようとしています。
 まずゴブリン盗賊団を発見するのが先決となります。上手く発見できれば、彼らを蹴散らすのも楽になるでしょう。

 今回は『ゴブリン盗賊団』とそれを先導しようとしているトループス級蟲将『馬一族騎蟲兵』の両方について、最小限の個体を残し、その上でアヴァタール級『馬岱』を撃破することをおすすめします(『ゴブリン盗賊団』と『馬一族騎蟲兵』の選択肢がクリアにならない程度)。
 残存する亜人と案内役のトループス級蟲将は『馬岱』が撃破されると逃走します。したがってそれを追跡できれば、敵拠点の位置のヒントが掴める可能性があるのです。この流れの場合、追跡を開始するところで本シナリオは完了となります。
 それでは、皆様のプレイングをお待ちしております。
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このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


クロエ・アルニティコス
海岸……なるほど、確かに海との境ではあるのでしょうね。
下の海もろくに見えませんが。
「ファロスの光」がなければ亜人が増える余地はなく、また亜人の寿命は短い。放っておいても勝手に死にそうなものですが……
それを待ってあげるほど私は悠長ではありませんし、何よりファロスの光は「ある」。
確実に殺し尽くしましょう。

まずは亜人どもを見つけなくてはなりませんね。
とはいえ蟲将もいる中では【飛翔】も困難でしょう。
【完全視界】を使用して良好な視野を確保、多少の砂煙や舞い散る花があろうと、地平線のギリギリまで見通す視界で索敵範囲を広くします。
他の復讐者がいれば索敵の方向を手分けすることで移動速度を早くし、より短時間で広範囲を索敵できるように。

亜人を発見できた場合はまずは落ち着いて周囲の様子を伺います。
蟲将の迎えが来ているようならすぐに戦闘を、そうでなければゆっくりと岩や植物の陰に隠れてこっそりと近づき、不意を撃つことを狙います。
亜人どもが生きている限り、私の戦いも終わりません。
まずはお前たちから、ここで殺します。


靫負・四葉
アドリブ・連携歓迎します。

……リグ・ヴェーダの土地というのは慣れませんね……
土地と海がここにはあり、端から遥か下を見ればまた海がある、ということになるのでしょうか。
認識がおかしくなりそうです。
亜人の禍は絶ったと思いたかったところですが、未だにファロスの光がある以上、急がねばなりませんね。
ファロスの光を設置している以上、法正が亜人を引き渡していないはずもない。既に繁殖は始まっているはずです。
自分としては、数体程度を――業腹ではありますが――逃し、早期にその場所を突き止めたい所です。

周りの風景に馴染む偽装用の布を纏い【光学迷彩】を使用。
なるべく地形を活用し、物陰などに身を潜めながら進みます。
目標は多勢、かつ、警戒を考えてもいない様子ですし、騒がしくもしていることでしょう。
捜索自体は多少雑でも、近くへ行けば見つけることは難しくないはず。
なるべく急いで、けれど自分がうっかり見つけられることはないように心がけつつ広範囲を探すようにしましょう。


●密かに、そして速やかに
「……リグ・ヴェーダの土地というのは慣れませんね……」
 パラドクストレインから降り立った靫負・四葉(双爪・g09880)は、首を巡らせて周辺状況を確認していた。蛇亀宇宙リグ・ヴェーダ――その在りようは今までのディヴィジョンとはまるで異なっている。何しろ大地そのものが『海上数十kmを飛行する小惑星級の巨大陸亀』に背負われているのだ。
「海岸……なるほど、確かに海との境ではあるのでしょうね。下の海もろくに見えませんが」
 便宜上、海岸と呼んでいるものの、見た目は断崖絶壁である。ディヴィジョンの特異性を示す境界に目をくれて、クロエ・アルニティコス(妖花の魔女・g08917)は言った。ここからでは海さえも見えない。周りを見渡せば草木が茂り、色とりどりの花が咲き誇っているばかりだ。
「土地と海がここにはあり、端から遥か下を見ればまた海がある、ということになるのでしょうか」
 四葉が吐息する。
 まるで大地から隔絶された別世界である。四葉の知る青い空も海も、遥か真下だ。
 だというのに、ここには地面があり、空がある……。
 ――認識がおかしくなりそうです。
 ふるふると首を振って、四葉は気持ちを切り替えた。
「亜人の禍は絶った。そう思いたかったところですが、未だにファロスの光がある以上、急がねばなりません」
 その言葉にクロエが頷く。
「『ファロスの光』がなければ亜人が増える余地はなく、また亜人の寿命は短い。放っておいても勝手に死にそうなものではありましたが……」
「あのクロノ・オブジェクトを設置している以上、法正が亜人を引き渡していないはずもない。既に繁殖は始まっているはずです」
 クロエの言葉を受けて四葉が言った。
 繁殖という手立てを失えば、亜人は窮地に陥る。人間の女を苗床に繁栄してきた醜悪なるクロノヴェーダは、ディアボロスによって大打撃を被り、落日を迎えつつあると言えなくもない。
 けれど、とクロエは思う。
 ――絶滅を待ってあげるほど私は悠長ではありませんし、何よりファロスの光は『ある』。
「確実に殺し尽くしましょう」
 妖花の魔女は紡ぐ言葉に力を込めた。

「同じ方向を探すのも不合理。手分けしましょう」
「良いですね。亜人たちは海岸近辺からそう離れていないはずですから、捜索範囲もある程度は絞れるはずです。手分けすれば効率も上がるでしょう」
 クロエの提案に、四葉は賛同する。
 同意を得られたこともあり、クロエは早速、周囲を警戒しながら歩き出した。
「蟲将もいる中では飛翔も困難でしょう」
 下手に飛んでしまえば、蟲将と亜人双方に発見されてしまうおそれがある。そうなれば、その時点で奇襲は失敗だ。
 そこでクロエは、完全視界の効果を発揮して、ひとまず良好な視界を確保した。
「多少の砂煙や舞い散る花があろうと……」
 そうして索敵範囲を広げ、出来る限りを見渡す。
 景色だけを見れば、周辺は穏やかなものだった。
 この辺りだけかも知れないが、花が咲き乱れ、草木は繁茂し、ちょっとした仙境のようでもある。
「蟲将より早く見つけたいところですね」
 クロエが歩みを進めながら呟く。
 そよ風が草花を、そして彼女の銀髪や纏う衣を撫でていく。

「敵に見つかるわけには行きません」
 美しい景色に溶け込むような偽装用の布を纏い、四葉は光学迷彩も使用して繁茂する草花に身を隠していた。姿勢を低くして、周囲を伺い――そして耳を澄ませる。
(「目標は多勢、かつ、警戒を考えてもいない様子ですし、騒がしくもしていることでしょう」)
 四葉の考えは、敵の窮状を正確に捉えたものだった。
 突如として別のディヴィジョンに漂着し、何がなんだか分からず途方に暮れているクロノヴェーダ――それが他でもない『亜人』となれば、彼らが静かにしていられるはずもない。身を隠して警戒するなどという機転をきかせることもまた、できはしないだろう。
 そうした敵の状況を念頭に入れて捜索するだけでも、結果は大きく違ってくる。蟲将より早く発見しなければならない状況下では、尚のことである。
「あれは……境界の霧ですか」
 ディヴィジョン境界の霧。それを四葉は見つけ、周囲を探索していたクロエも、ほどなく同じ地点にそれを見出すこととなった。
 二人がより一層、警戒を強める。
 霧が存在するということは、亜人も近くにいるはずだ。
 果たして――。
『おいどうなってんだこいつは!』
『ここは何処だってんだ畜生!』
「……いましたね。やはり混乱しているようですか」
 四葉はできるだけ物音を立てぬように移動し、集団の死角になる岩陰に身を潜めることに成功した。
 そこへクロエがやって来て、同じように身を潜め、言った。
「幸い蟲将は到着していない様子。仕掛けるのであれば今でしょう」
 ここへ来るまでの間にも、蟲将が近付いてきていないか注意していたクロエであった。もし蟲将が間近にいるなら、すぐにでも亜人に攻撃を仕掛けなければならない。それは自分のみならず味方にも寄与する必要不可欠な警戒であったが、どうやら杞憂に終わってくれたようだ。それだけ、二人が迅速に亜人を発見できたのだとも言える。
「やるしかありませんね。殲滅できないのは業腹ではありますが」
 生き残りを逃すというのは、やはり四葉としても複雑なものだ。
「敵は未だこちらに気づいていません。私は別方向から攻めましょう」
 言うとクロエは敢えて四葉から離れ、姿勢を低くして草花に身を隠し、挟撃するような位置を占めた。
「亜人どもが生きている限り、私の戦いも終わりません」
 その瞳が妖しく光る。
 言葉は刃のように亜人たちに注がれた。
「まずはお前たちから、ここで殺します」
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【完全視界】LV1が発生!
【光学迷彩】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【ダブル】LV1が発生!

●ゴブリン盗賊団、未だ気付かず
『いつまでもここに居たって仕方ねえ』
『よくわからんが、動き回ってみねえことにはな』
 流石に短慮な亜人たちも……いや、短慮であるからこそ、じっと思いを巡らせることなどできないのだろう。
 盗賊団のうちリーダー格らしき者が、どうにか皆を纏めて動き出そうとしていた。
 けれど彼らは気付いていない。
 既にディアボロスに捕捉され、自分たちが危地に立たされているということに――。
クロエ・アルニティコス
なるほど、あれがこの小集団のリーダー。分かりやすくて良いことですね。

【セイレーン・カンパニュラ】を使用し、セイレーンを象った植物の怪物を作り出します。
有利な状況は作れました。これは活かすべきでしょう。他の復讐者と挟撃、まだこちらに気付いていない敵を奇襲し、セイレーンの金切り声で先導しようとしたリーダーの身体を引き裂きます。
反撃の飛び掛かりはセイレーンを盾に馬乗りになられるのを避け、至近距離からの金切り声で反撃。
お前たちに触れられるなんて、想像するだけでも汚らわしい。

数だけは大したものですね。
四葉と二人なら一切加減せずとも全員を倒してしまうことはないでしょうし、加減をせず。
他の復讐者も駆けつけて3人以上となるなら殺し切らないように手加減を行い、数体を敢えて逃がして跡を追えるようにします。

蟲将がやってきた時に不意をうたれぬよう周囲は警戒しておき、騒がしくなったらすぐにそちらへ対応できるようにしておきます。


靫負・四葉
アドリブ・連携歓迎します。

動き出す前に発見できたのは幸運でした。
何体かは逃がさざるを得ないとしても、散らばってしまわれては考えた以上に多く取り逃がしかねません。

初手はクロエにお任せしましょう。
僅かにタイミングをずらし、クロエの奇襲に注目が集まったところでその背後を襲い、そのまま集団の中に斬りこみます。
仮とはいえリーダーを失い、影法師も含めて奴らの好む「女」が複数飛びこんで来た状態。
統率は確実に取れず、我先にと突っ込んでくるはず。
自身と影法師を囮に引っ掻き回し、殺していきましょう。自分も撹乱の経験はそれなりにあります。
敵の攻撃は浮遊腕や腕甲、結界などで防ぎます。

影法師の方なら捕まえられても問題ないですし、多少強引に突っ込ませてもいいですね。
例えば逃げ出そうとしていたとしても、目先の餌に釣られるかもしれませんし。

殺し切る事は恐らくないでしょうが、数体は逃がすことを忘れぬように。
蟲将の援軍にも警戒しなければなりませんし、亜人の頭数が減って来たなら周囲の警戒、全体の把握をなるべく意識しましょう。


●奪われしもの
「行くぞ野郎ども。付いてこい」
 頭目らしきゴブリンがナイフを振り上げた。
 確かに心なしか体が大きく、面構えも他のものとは違うが、大した差ではない。天にナイフを突き上げたその合図は亜人の集団に向けたものながら、ディアボロスに自らの存在を示す役割を果たした。
「動き出す前に発見できたのは幸運でした」
 亜人の動きは、岩陰に隠れた靫負・四葉(双爪・g09880)に、完全に捕捉されていたのである。ゴブリンどもは醜悪な姿に不似合いな花々に囲まれたままでいたが、ようやく何処かへ移動を始めようとしていた。
 だが、数が多ければ多いほど、動きに機敏さを欠くのは当然である。固まっていれば尚のことだ。
「何体かは逃がさざるを得ないとしても、散らばってしまえば考えた以上に多く取り逃がしかねません。今が好機」
 四葉が視線を向けていたのは、集団の頭目であった。精神的な結びつきのない者どもだ。頭目を失えば、その結束は更に綻びを見せることだろう。
「初手はクロエにお任せしましょう」
 四葉はじっと息を潜めてその時を待つ。生い茂る草花の中に身を隠したクロエ・アルニティコス(妖花の魔女・g08917)が、この機を逃すはずがない。
「なるほど、あれがこの小集団のリーダー。分かりやすくて良いことですね」
 クロエは屈んだ状態のまま、掌にカンパニュラの種を乗せ、魔力とともに鬱々とした想いを注ぎ込んだ。その瞳の奥に燃える想念は外から窺い知れるものではない。けれどその内なる想いの一端は、種子の爆発的成長という形で表れた。

 ――種子に宿るは我が憂い、芽吹け『セイレーン・カンパニュラ!』

 植物が象るのは、ギリシア神話に名高い半人半鳥の女怪――即ちセイレーンである。羽のように葉を広げた植物の妖婦は、鳴き声めいた甲高い音を発して飛び、亜人たちの死角から襲いかかった。
「な、なんだっ!?」
「ちくしょう、こんな時に」
 尚も悪態を吐こうとしたゴブリンたちだったが、直後に迸ったのは言葉ではなく、喉を裂かれたことによる薄汚い血であった。集団を率いる頭目も呆気なく斃れている。
 噴出した血液が花々を穢すのを見てクロエは僅かに目を細め、仕留めたという確かな手応えに軽く頷く。
「不意を打つことが出来ればこのようなものですか」
 クロエの前で、亜人たちはバタバタと倒れていった。
 脆いが、もちろん一息に全滅させられるような敵の数ではない。
「数だけは大したものです」
 流石に盗賊『団』と名がついているだけのことはある。
 そのうちの僅かな数を残すとなれば或いは全滅させるよりも難しいかも知れないが、この場にいるディアボロスは二人。
 ――四葉と二人なら一切加減せずとも全員を倒してしまうことはないでしょう。
 今までの経験から言っても、全滅させるまでには至らないだろうとクロエは判断していた。ならば全力で戦うのみ。殺し尽くしてしまえば目的は果たせなくなるが、手心を加えてやるような相手かと言えば、否――断じて、否だ。
「あんなところに隠れていやがった!」
「いつの間に!」
「ヤっちまえ!」
 野卑な声をたてて飛びかかろうとするゴブリン盗賊団に、クロエは慌てずセイレーンを差し向ける。妖花の魔女の唇から紡がれるのは……あらんかぎりの不快の念を籠めた言の葉だった。
「お前たちに触れられるなんて、想像するだけでも汚らわしい」

「チッ、ボスがやられやがったぞ!」
「どうなってんだこりゃあ!」
 やはり、と四葉はその瞳を光らせた。頭目が倒れたことで、ゴブリンたちは混乱の度を増している。亜人共は、ともかく眼前の脅威――即ちクロエを何とか排除しようと試みているが、そうすればするほど、後ろはがら空きとなる。
 それこそが四葉の――ディアボロスたちの狙いだ。
 一方が気を引けば、もう一方が背後を突くのはそれだけ容易となる。潜んだまま挟撃の形を取った開戦前の配置を、巧く活かしたやり方と言っていい。
「今……!」
 四葉は狼狽するゴブリンの背後へ、ここぞと斬り込んでいった。
 駆けるその姿を写したように、影法師が分離し、共に亜人たちの群れに突っ込んでいく。四葉の代名詞とも言うべき浮遊腕――参七式次元断裁器・裂天割地と四壱式次元破断器・四海抱擁が容赦なく亜人を引き裂き、影法師もまた、別のゴブリンを切り裂いていた。
「まだいるのかっ!?」
「嘘だろう!?」
 自分たちが有利な状況であれば、飛び込んできた『女』に欲情しながら斬りかかったはずのゴブリンたちだが、もはやそれどころではなかった。クロエに飛びかかった段階ではまだその気があったのかも知れないが、挟撃されて仲間が次々に殺されていく状況では、欲情などしてはいられない。いや、彼らは同胞を気にかける余裕さえ完全に失くしていた。
 それもクロエと四葉が有利な状況で戦いを始め、且つ、無駄のない動きで敵を仕留め続けているからである。
「なにやってんだ突っ込め!」
「お前がやれよ畜生!」
「んだとコラァ!」
 仲間割れしながら破れかぶれに振り回す刃。
 それをまともに食らう四葉でも、クロエでもない。
「無様なものですね」
 クロエが敵の攻撃を避けて植物のセイレーンをけしかけ。
「欲望だけで結ばれた集団はやはり脆いものです」
 四葉が浮遊腕の腕甲で敵の斬撃を弾いて逆に斬り捨てる。狙いの定まらぬゴブリンは、四葉の影法師を捉えることさえできはしない。
 尻餅をついたゴブリンの胴に浮遊腕の爪が突き刺さる。
 略奪者たる亜人共は、命を奪われる側に回ったのである。
 ――これでほぼ全滅にまで追い込めましたね。
 思い、クロエは問うた。
「まだ戦うというのですか?」
 氷のように冷たい視線に射抜かれ、残るゴブリンは総毛立ち、
「ひっ、ひいっ……!」
 背中を見せて逃げ出した。恐怖と絶望に突き動かされた亜人どもは完全に腰を抜かしていて、走っては転び、まるで何かに追いかけられる悪夢でも見ているかのようだった。
 クロエは呆れと侮蔑を込めて吐息すると、敵の屍を冷たく見下ろしながら言った。
「亜人の方は上手くいきましたか。後は――」
「蟲将ですね」
 まさに紙一重と言えるだろう。
 ディアボロスたちの視線の先には、急ぎ駆けつける蟲将どもの姿があった。
超成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【通信障害】LV1が発生!
【壁歩き】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!

●時すでに遅く
「おいおい、まさか先を越されちまったってのかよ。幾らなんでも速すぎだろう!」
 馬一族騎蟲兵を率いる『騎蟲将』馬岱は、予想外の事態に思わず驚きの声を発していた。漂着する亜人たちを捜索していた彼が見たのは、ゴブリンの屍が幾つも転がる光景だったのだ。
「おのれディアボロス」
「全滅させられてはいない、のか……? しかし……」
 呻くように言ったのは、馬一族騎蟲兵たちである。
 彼らトループス級のうち数体をどう残しどう逃すかという点も、思案のしどころだろう。騎蟲兵を減らした後に、将たる馬岱の首を取ってしまうというのも手だ。将が討たれれば騎蟲兵も撤退せざるを得なくなる。
「こうなったら仕方ねえ。まずはディアボロスを片付けるとしようか。行け騎蟲兵よ! お前らの強さを見せてやれ!」
「必ずや討ち果たしてみせましょう」
 応じた馬一族騎蟲兵たちが、ディアボロスに襲いかかる。
靫負・四葉
アドリブ・連携歓迎します。

早すぎる、ですか。こちらとしては、辛うじて先手を打てたという感覚なのですが。
単にその一手の差でこうなる程にこの亜人共が弱すぎただけの話ですよ。
お前達が回収に動くのは想定内。
あわよくば生き残りを餌に罠でも、と思っていましたが……こうも早く現れるとは。
これではただの逃がし損ではないですか。やはり今からでも……

生き残りの亜人を狙う演技をしてみせましょう。
パラドクスは、視線が通れば殺せる。
半端に後ろに下げる意味は薄いですし、隊の一部を分けて急いで遠くへ下げたりしないでしょうか。
あるいは後ろへ手を出す余力を奪おうと攻めてきますか?

どちらにせよ舌打ちして騎蟲兵と戦います。
隊を分けたなら残りは殲滅狙い。でなければ最速での決着の為に仲間を馬岱の元に行かせようと、道を切り開くことを優先し殺しすぎないように。

槍の間合いや巨大昆虫の上という位置は本来面倒なものでしょうが、「青」はパラドクスの「見えていれば当たる」を突き詰めたような力。障害にはなりません。
反撃は浮遊腕と結界で防御です。


●眼差しに導かれる魔手
「ディアボロスめ、やってくれる」
「寡兵とて見くびるな。奴らは一人一人が油断ならぬ猛者」
 『騎蟲将』馬岱に率いられた馬一族騎蟲兵が、先行し突撃してくる。
 名は体をなすようにその勢いは烈しいものがあったが、靫負・四葉(双爪・g09880)には迎え撃つ準備を整えるだけの時間があった。
「早すぎる、ですか。こちらとしては、辛うじて先手を打てたという感覚なのですが――」
 四葉の言葉は敢えてのものだ。
 亜人共の屍を見回して更に続ける。
「――単にその一手の差でこうなる程に、この亜人共が弱すぎただけの話ですよ」
「なんだと」
「待て、挑発に乗るな」
 敵も必死だ。微塵の油断もなくディアボロス討伐に命をかけている。
 だからこそ四葉の言葉に惑わされぬよう注意していたのだが、それは却って、彼女の言動に集中するような結果を招いた。
「お前達が回収に動くのは想定内。あわよくば生き残りを餌に罠でも、と思っていましたが……こうも早く現れるとは」
 四葉の意図は、挑発などではない。
「これではただの逃がし損ではないですか。やはり今からでも……」
 亜人を――こちらに背を向けて逃げ出した数体を気にする素振りを見せれば、
「おのれ!」
 馬一族騎蟲兵が慌てて攻撃を放ってきた。
 ――パラドクスは、視線が通れば殺せる。
 故にその気になれば、四葉は逃げる亜人にトドメを刺すことは十分にできた。それを知っているからこそ、騎蟲兵は必死に四葉を止めにかかったのだ。
「させぬぞ!」
 舌打ちし、対応に回る四葉。
 けれどそれすらも演技に過ぎない。
(「――概ね予想通りですね。やはり攻めてきましたか」)
 巨大昆虫――パラドクスにより生じた『蟻』に文字通り騎蟲して突撃をかけてくる馬一族騎蟲兵たち。状況的に四葉より先んじることになった彼らは、ここぞと槍を振りかぶり、突撃とともに突き出してくる。
 浮遊腕と結界を駆使して刺突のダメージを抑えた四葉は、冷静な面持ちのまま言葉を紡いだ。

「次元干渉式・青――起動」

 すれ違った騎蟲兵、そしてこれから攻めようとしていた騎蟲兵が瞬間、無惨に引き裂かれる。
「なッ……!?」
 青く輝く爪痕をその目に焼き付けたのは、攻撃を受けた騎蟲兵たちと、そして水天の瞳を持つ四葉のみ。周囲の者どもは、不可視の『何か』に同胞が切り裂かれたとしか思えない。
 涼しい顔で、四葉は敵に言葉を投げかける。
「あなたがたはどちらの護衛なのですか。亜人どもか、それとも馬岱か」
「おのれ……!」
 四葉は馬一族騎蟲兵の数を減らし、続くディアボロスのために道を切り開こうとしている――少なくとも、騎蟲兵たちにはそう見えた。亜人を護るべきか、それとも馬岱と共に眼前のディアボロスを倒すことに集中すべきか。四葉の言葉に惑わされ、騎蟲兵たちには動揺が生じていた。
 ――倒しすぎないようにせねばなりませんが。
 四葉の視線を受けた蟲将どもが、まるで裂かれた写真のように無惨な屍と化した。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【影忍び】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV2になった!

松中・誠 (トレインチケット)



●物理で殴る
「チッ、仕方がない! ディアボロスを倒し、しかる後に亜人を救出する!」
 トループス級の馬一族騎蟲兵たちが、ディアボロスの前に立ちはだかった。
 状況はなかなかに複雑だ。
 ディアボロス側としては、亜人とトループス級蟲将を数体逃亡させ、それを追いかけて情報を得たい。
 その第一段階として、まず蛇亀宇宙リグ・ヴェーダに漂着した亜人である『ゴブリン盗賊団』を、既に壊滅させることに成功していた。亜人の僅かな生き残りは、いま、ディアボロスに背を向けて逃げ出している。
 一方、アヴァタール級の馬岱に率いられた『馬一族騎蟲兵』は亜人たちを回収しにきたのだが、ディアボロスに先んじられ、保護しようとしたゴブリン盗賊団を蹴散らされてしまった形だ。
 そして今、ディアボロスの攻撃で、馬一族騎蟲兵そのものも数を減らしつつある。
 作戦の都合上、ここで馬一族騎蟲兵を全滅させるわけにはいかないが、
「敵を減らしておくんだぜぃ」
 戦場に降り立った松中・誠(ヤンドラ・g03037)は眼光鋭く敵集団を見据えた。まだかなりの敵が残っている。全力でブチのめしても数匹は残るだろう。
「新手か。このような時に!」
 馬一族騎蟲兵はヤンキードラゴニアンである誠の貫禄ある姿を見ると、即座に攻撃を仕掛けてきた。蟻の『巨大昆虫』に騎蟲して突撃し、手にした刀剣で斬りつけようというのだ。
「まとめてかかってくるといいんだぜぃ」
 迎え撃った誠が手にしていたのは、バールのようなものだった。バールに色々付け足したり叩いたりした『バールだったもの』である。
 互いがすれ違った刹那、騎蟲兵がものすごい音と共に吹き飛ばされた。
「ぶん殴りがいがあるんだぜぃ」
 にやりと口角を釣り上げる誠。
 蟲を潰すにはやはり鈍器である。
 誠が体を斬られながらも痛烈な反撃を繰り出していけば、騎蟲兵は蟻の巨大昆虫の上から吹き飛んで地面を転がり、動かなくなる。
「どんどん叩き潰していくんだぜぃ」
 それは獲物をいたぶるような戦い方だった。一体一体を楽しみながら叩きのめす。それ故に、倒しすぎるということがない。
 僅かな敵を残さねばならないというこの状況において、誠の戦い方は適したものだった。まるでショートケーキの苺を最後まで残しておくように。
「来るならぶちのめしてやるんだぜぃ」
「こ、こいつ……!」
 誠が漂わせる威圧感に、僅かに残った馬一族騎蟲兵たちは明らかにたじろいでいた。
善戦🔵​🔵​🔴​🔴​
効果1【悲劇感知】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】LV1が発生!

●貴様を殺す者がここにいるぞ!
「迅速果断ってやつか。面白ぇ、俺が相手してやる」
 『騎蟲将』馬岱は護衛が蹴散らされるのを見て、ディアボロスたちの前に出た。
 護衛が壊滅状態に陥っても動じた様子はなく、戦意を滾らせている。
 亜人の生き残りも僅かだが、何にせよ、ここでディアボロスを倒してしまえればそれでいい。そう考えているのだろう。
 陽気と剛毅が渾然となった蟲将は複数の腕を動かし、二槍と二刀――都合四振りの武器を構えた。
「さあ、かかってきな! でなきゃこっちから行くぜ!」
プターハ・カデューシアス
連携・アドリブ歓迎

上手く事が進んでいますね、敵に違和も感じさせていない様子
見事なお手並です
心で賞賛を送りつつ

多勢に手間取っている様子、助太刀します
と参戦
折角の演技を私が台無しにする訳にはいかない
仲間に話を合わせての会話を心がけます

首魁さえ倒せば烏合の衆
どうにでもなります
血気盛んな物言いの馬岱に
こちらも好戦的に立ち向かっていきましょう

私は地神の守りで攻撃
蟲には天敵の土竜で対抗しましょうか

馬一族は機動力が自慢の様ですから
その機動力、妨害させて頂きますよ
騎乗している巨大昆虫ごと突き上げ、可能であれば翅や脚の一つでも
土竜に噛みきってもらいましょうか
パラドクスで構築した土壁で移動が妨害出来れば【命中アップ】の効果も相まって
更に仲間の攻撃も当たりやすくなるでしょう

反撃は突撃技、一直線に向ってきそうです
ある程度のダメージなど織り込み済みですが
土壁を壁歩きで足場に利用するなどして軌道をそらし
臨機応変に躱していきましょう

戦いが無事終われば、追跡を
根城への道案内をお願いします
無理せず可能な限り方向の精査を


クロエ・アルニティコス
逃げる亜人と先導する蟲将はごく少数。
少数とはいえ、亜人どもの命など今すぐに潰しておきたいですが……
えぇ、分かっています。
亜人を根絶するためには忍耐も必要ということでしょう。

抑え込んだ感情は、この球根に注ぎましょう。
カラーリリーの球根に魔力と衝動への忍耐を注ぎ【カルキノス・ザンテデスキア】を使用。カラーリリーを馬岱の周辺へと広げます。
巨大昆虫の押しつぶしは左右に動き、間一髪でも避けて直撃は避けるように。【ガードアップ】で衝撃によるダメージは軽減します。

巨大昆虫で跳び跳ねれば生い茂るカラーリリーの陰、それも巨大昆虫で死角となる自身の真下は見えないでしょう。
跳び跳ねた着地を狙うようにしてカルキノスを忍ばさせ、そのハサミで巨大昆虫ごと馬岱を切り裂きます。

馬岱を撃破したら戦闘で負った傷を抑えるしぐさを見せましょう。
戦いの傷で追撃ができない、と思わせて今のうちに撤退……と敵がしたところで【光学迷彩】を使用し、周囲の植物などの陰に隠れながら亜人と蟲将を尾行します。


靫負・四葉
アドリブ・連携歓迎します。

さすがにこれ以上騎蟲兵を倒されるわけにはいかないという事ですか。
……こちらにとっても、というのは口に出す必要はありませんね。
さすがにアヴァタール級に出て来られては、他に気を逸らしていては命取り。
部下相手に手間取り過ぎましたね……仕方ありません。
と、気を切り替えた風に振る舞いましょう。

そちらが四腕ならこちらも四腕。
生身の腕が飾りとは思わぬことです。
等と見栄を切りつつ立ち向かいましょう。
騎乗している相手との戦いはなかなかに厳しい。攻めあぐねているよう振舞い、守りを意識して耐えます。
そして、ここぞという瞬間を狙って影法師を呼び出し奇襲を。
自分の双爪と影の双爪、これにて四腕。
ああ、生身の腕は無論飾りではありませんが、もとより戦力に数えてはおりませんので。
奇襲で仕留めきれなくとも、あちらは四腕であれど身体は一つ。
こちらに比べて自由度は低い。押しきってみせますとも。

倒し終えれば追跡ですね。
まあ、最後まで追う必要もありませんか。
逃げ帰る方向を確信できればそれでいいでしょう。


●心の底は明かさず
「逃げる亜人はごく少数」
 逃走した盗賊団の残党を気にする素振りを見せて、クロエ・アルニティコス(妖花の魔女・g08917)は呟いた。
 敢えて馬岱に聞こえるように、である。
「少数とはいえ、亜人どもの命など今すぐに潰しておきたいですが……」
「やれるもんならやってみな。だが、そう好きにはさせねえぜ?」
 騎蟲将。その名を冠する馬岱の威圧感は大したものだった。
 ディアボロスが生き残った亜人や騎蟲兵を狙えば、その隙に痛烈な一撃を見舞うつもりなのだろう。自らの武を以て、馬岱はディアボロスを釘付けにせんとしている。
「えぇ、分かっています」
 クロエはゆっくりと首を振り、討つべき蟲将を睨む。
 亜人を屠りたいというのは、クロエの偽りなき本心だ。
 それだけにその言葉には真実味があり、させじと馬岱は身構えた。
(「亜人を根絶するためには忍耐も必要ということでしょう」)
 クロエの冷静な瞳――その奥に燃える感情は計り知れない。白い手が更に白くなるほどに握りしめられる。
 その傍ら。
 残る騎蟲兵を冷たい視線のみで圧倒し、靫負・四葉(双爪・g09880)もまた馬岱と対峙していた。
「さすがにこれ以上、騎蟲兵も倒されるわけにはいかない……そういう事ですか」
「まぁな」
 馬岱が騎蟲兵に目配せする。
 ――こちらにとっても、というのは口に出す必要はありませんね。
 四葉をはじめとしたディアボロスから見れば、後は馬岱を討つだけだ。ここまでは順調だが、気取られぬようにするためにも『騎蟲兵たちを倒しきれぬまま馬岱との戦いに突入した』と思わせておきたい。
 残存する騎蟲兵も未だ戦意を喪失しているようには見えないものの、手を出しかねているようだ。理由は幾つかあるが、最も大きいのは、新たなディアボロスが戦場に降り立ったためだろう。
「多勢に手間取っている様子、助太刀します」
 ドラゴニアンの翼を広げて戦場に降り立ったプターハ・カデューシアス(祝福龍・g03560)が、威圧し返すように馬岱を見据えた。
(「上手く事が進んでいますね、敵に違和も感じさせていない様子。見事なお手並です」)
 称賛すべきはここまで順調に事を進めたディアボロスたちの手際の良さだ。今や騎蟲兵は壊滅状態にあり、無駄のない迅速な戦いのお陰で、亜人たちもまだ目視できる距離にいる。
 故にプターハは先行したディアボロスたちの計画を壊さぬよう、敢えて焦っているかのような演技を見せていた。
「手早く決着をつけたいところですね。首魁さえ倒せば烏合の衆。どうにでもなります」
 視線を送れば、四葉が頷き、
「さすがにアヴァタール級に出て来られては、他に気を逸らしていては命取り。部下相手に手間取り過ぎました。……仕方ありません」
「フン、隙を見せたら串刺しにしてやろうと思ってたんだがな!」
 馬岱は掴んだ二刀と二槍の切っ先を陽光に輝かせた。
 対する四葉も負けてはいない。
「そちらが『四腕』ならこちらも『四腕』。生身の腕が飾りとは思わぬことです」
 四葉の鋭い視線を浴びた馬岱は、肩を揺すって呵呵大笑した。
「いいじゃねぇか。どっちが勝つか、勝負と行こうや!」

●ディアボロス、『騎蟲将』馬岱と雌雄を決す
「行くぜ相棒!」
 パラドクスの力を解き放ち、馬岱は出現した大閻魔斑猫(オオエンマハンミョウ)にひらりと飛び乗った。巨大昆虫たるそれは、肉食甲虫の中でも随一の凶暴さを持つ。大顎をガチガチと鳴らし、飛びかかる速度も目を瞠るほどのものだ。
 だがそれでディアボロスが圧倒されることなどありはしない。
 クロエは内に押し込めた激情をそのまま掌中の球根に注ぎ込んだ。
 膨大な魔力、そして亜人を見逃さねばならぬという忍耐――それらが渾然一体となり戦場に魔を招来する。

「種子に宿るは我が忍従、芽吹け『カルキノス・ザンテデスキア』!」

 妖花の魔女の烈声とともに見る間に成長を遂げたのは、カルキノス。ギリシャ神話において大英雄の踵を挟んだと言われる大蟹だ。
 それだけではない。大蟹と馬岱を包むように、無数のカラーリリーが咲き乱れたのである。
「こんなモンで俺を止められると思ったか!」
 大閻魔斑猫に騎蟲した馬岱はカラーリリーの花群れを無惨に吹き飛ばしながら突進してくる。悪路とも言えなくはない。となればそれは大閻魔斑猫の得意とするところ。跳躍した馬岱は、巨大昆虫たる大閻魔斑猫の重量で、魔女を押し潰そうと迫る。
「こいつでトドメだ!」
「……!」
 咄嗟に花々の中に飛び込むことでクロエは直撃を避けた。急降下攻撃は魔女を押し花のように踏み殺すという目的を達せずに終わり――そして。
「今度はこちらの番です」
「なに!?」
 異常に気付いて驚愕する騎蟲将。
 花影に身を隠していたカルキノスが、着地の瞬間を狙って巨大昆虫の真下から攻撃をかけたのだ。植物の大蟹はそのハサミをたちまち巨大化させ、大閻魔斑猫もろとも馬岱を斬り裂く!
「チッ、花に隠すとはな! やるじゃねぇか!」
「逃しません」
 巨大昆虫を跳躍させて危険地帯から逃れた馬岱に、四葉が仕掛ける。
 鋭い顎に捕まっては危険。だがそれに気を取られていては、本命の斬撃を凌ぎきれはしない。果敢に飛び込みながら四葉は敵の出方を窺う。
「どうした、さっきの言葉は見せかけか!」
「……っ!」
 飛び退きつつ左右の浮遊腕を以て攻撃を弾く四葉。
(「少しでも気を抜けば大ダメージは免れませんか。流石というべきですね」)
「地の神よ、鉄壁の守りを与えよ」
 そこへすかさず、プターハが攻撃を仕掛けた。パラドクスの力と詠唱により蛇亀宇宙リグ・ヴェーダの地面を割って飛び出したのは、地の神。巨大な土竜の姿を取った土地神は、巨大昆虫に騎蟲した馬岱を突き上げ、天高くへと弾き飛ばし――そして大地に叩きつける!
「土竜は蟲の天敵。その恐ろしさを思い知りなさい」
「くそっ、思い通りに行くかよ!」
 強かに叩きつけられながらも、馬岱は大閻魔斑猫を操って反撃の突進を敢行する。が、その目前に土でできた壁がそそり立っていた。それもまた『地神の守』が持つ力だ。
「馬一族は機動力が自慢の様ですからね。その機動力、妨害させて頂きますよ」
「チッ、ここまでやるとはな! だが!」
 その凶暴性もさることながら、俊敏さと硬さもまた、大閻魔斑猫の大きな特徴である。神なる土竜に噛みちぎられたかに見えた巨大昆虫の脚はまだ健在であり、壁を乗りこえる。
「我が名は馬岱、騎蟲将馬岱だ! お前たちを殺すのはこの俺だ!」
 名乗りを上げればその突進は尚のこと烈しいものとなる。
「やはり一直線に攻めてきますか」
 パラドクスで出来た土壁を足場に横に跳んだプターハは辛うじて直撃を避けていた。弾き飛ばされはしたものの、受け身を取って立ち上がる。その程度のダメージで済んだだけでも驚くべきことだった。
 土壁に妨害され、進路が逸れていたことも影響しただろう。状況に適したパラドクスが功を奏した形だ。
(「すれ違いざまの一撃を本命としているならば」)
 四葉は冷静な面持ちで敵を見る。馬岱は巨大昆虫を操って突撃をかけようとしていた。それを読んだ四葉は、突っ込んでくる馬岱の二槍と二刀を浮遊腕で弾いてしまうと、その瞬間に奇襲をかけた。この状態での奇襲? そう、パラドクスならそれが出来る。
「なんだと!?」
 背後から繰り出されたのは、まさしく四葉の爪――分身した影法師の二爪である!
「自分の双爪と影の双爪、これにて四腕」
「貴様、さっきのは……!」
「ああ、生身の腕は無論飾りではありませんが、もとより戦力に数えてはおりませんので」
 背中側からの斬撃は、巨大昆虫もろとも馬岱を深く切り裂いていた。

「やってくれるな! だが俺もコイツもまだまだ倒れねえぜ!」
 馬岱のパラドクスは、そのすべてが巨大昆虫に騎蟲して自在に操るものだった。肉食甲虫最強とも呼ばれる大閻魔斑猫を乗りこなす彼は、まさに騎蟲将を名乗るにふさわしい。
 咲き誇る花々の中で馬岱は暴れまわり、ディアボロスたちを翻弄しているようにさえ見えたが、
「お前は敢えてこの花園に踏み込み、踏み荒らすことを選んだ……それが敗因です」
 クロエが言った直後、大閻魔斑猫の脚を植物のカルキノスが挟み、そのままギリギリと拘束する。
「こんなもので……!」
「今です!」
「この機を逃すわけには参りませんな」
 プターハが再び地神たる土竜を召喚し、大閻魔斑猫もろとも馬岱を宙に弾く。地に叩きつけられた馬岱はしかしまだ動きを止めることはなかった。
「負けるわけにはいかねえ……!」
 渾身の突撃を迎え撃ったのは、四葉だった。
 もはや互いに手の内は曝け出している。小細工は無用。
「その意気、受けて立ちましょう」
 馬岱の二槍と二刀。
 そして分身体を合わせた四葉の四爪が閃き、すれ違う。
 相手は身一つ。だが四葉は分身体との連携だ。
 勝因はそこにあった。
 体を切り裂かれ、よろめきながらも、四葉は振り返りもせずに言った。
「『騎蟲将』馬岱。見事だった、と言うべきですね」
「ハッ……全力で敗れちゃ仕方ねえ、な……」
 全身を斬り裂かれた馬岱が大閻魔斑猫から転げ落ちた。
 その目の光もやがて失せ、戦い切った騎蟲将は遂に絶命したのだった。

●追跡開始
「……っ」
 クロエが、傷を押さえて顔をしかめる。
「追撃したいところですが」
 ディアボロスたちは、馬岱との戦いのダメージで満足に動けなくなっている――クロエの演技を見れば、そう判断してもおかしくはない。
 騎蟲兵は自らの責務を果たすため、逃げ出した。
 それを見てプターハは思う。
(「割って入ってこなかったのは彼らにとって賢明の選択であり、こちらにとっては好都合だったと言えましょうか」)
 騎蟲兵は分かっていたのだろう。迂闊に攻撃すれば、反撃されて死ぬと。死をも厭わぬ騎蟲兵ではあるが、全滅しては意味がない。何しろ彼らには亜人たちを導く役目が与えられているのだから――。
「ひとまず無事に終わりましたか。あとは追跡ですね」
 四葉が息をつく。
「蟲たちには根城への道案内をお願いしましょう」
 プターハがそう言うと四葉は頷いて、
「深追いする必要もありません。逃げ帰る方向を確信できればそれでいいでしょう」
「光学迷彩を使っていきましょうか。身を隠せる樹木もそれなりにありそうです」
 自然豊かな場所だけあり、追跡も困難ではないとクロエは考えていた。見つかっては意味がない。細心の注意を払って追っていきたい。
 ここまで最善と思える手を選び続けてきたのだから。
 困難な戦いを乗り越え、ディアボロスたちは慎重に敵の跡を追うのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【防衛ライン】LV1が発生!
【光学迷彩】がLV2になった!
【壁歩き】がLV2になった!
効果2【命中アップ】がLV3になった!
【反撃アップ】LV1が発生!
【ガードアップ】がLV2になった!

最終結果:成功

完成日2024年09月27日

漂着する亜人と敵拠点の捜索

 蹂躙戦記イスカンダル奪還の結果、敗残の亜人達が蛇亀宇宙リグ・ヴェーダに漂着しているようです。
 漂着した亜人は、法正配下であった蟲将によって確保され、戦力に編入するためインド方面へ移動させられているようです。
 彼らの行先には、おそらく、攻略旅団の破壊目標であるクロノ・オブジェクト『ファロスの光』が存在すると予測されます。

 漂着した亜人及び、その亜人を先導する蟲将の部隊と戦闘を行いつつ、あえて敵の一部を逃せば、敵拠点の位置を推測できるかもしれません。
 敵を逃がしすぎると、敵拠点の戦力が増強されてしまいます。逃がす敵は最小限とするのが良いでしょう。


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#蛇亀宇宙リグ・ヴェーダ
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#漂着する亜人と敵拠点の捜索


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選択肢『漂着するクロノヴェーダの捜索』のルール

 パキスタンの海岸に漂着するクロノヴェーダを捜索します。
 素早く発見して攻撃を仕掛ける事で、漂着する敵(大群のトループス級)との戦闘が有利になります。
 また、漂着する敵の撃破前に、救援のアヴァタール級が到着のも避けられるでしょう。

 詳しくは、オープニングやリプレイを確認してください。

 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【🔑】この選択肢の🔵が👑に達しない限り、マスターは他の選択肢のリプレイを執筆できない。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👾護衛するトループス級『馬一族騎蟲兵』のルール

 事件の首魁であるクロノヴェーダ(👿)を護衛するトループス級クロノヴェーダ(👾)と戦闘を行います。
 👾を撃破する前に👿と戦闘を行う場合は、👾が護衛指揮官を支援してくるので、対策を考える必要があるでしょう。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

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 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『この選択肢の🔵が👑に達すると、この敵集団を倒す。完結までにクリアしていない場合、この敵集団は撤退する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👾大群のトループス級『ゴブリン盗賊団』のルール

 事件の首魁であるクロノヴェーダ(👿)配下のトループス級クロノヴェーダ(👾)の大群と戦闘を行います。
 敵の数が多いので、撃退するには時間が掛かるかもしれません。
 👾を撃破する前に👿と戦闘を行う場合は、👾が護衛指揮官を支援してくるので、対策を考える行う必要があるでしょう  詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『この選択肢の🔵が👑に達すると、この敵集団を倒す。完結までにクリアしていない場合、この敵集団は撤退する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👿アヴァタール級との決戦『『騎蟲将』馬岱』のルール

 事件の首魁である、アヴァタール級クロノヴェーダ(👿)と戦います。
 👿を撃破する事で、この事件を成功で完結させ、クロノヴェーダの作戦を阻止する事が可能です。
 敵指揮官を撃破した時点で、撃破していないクロノヴェーダは撤退してしまいます。
 また、救出対象などが設定されている場合も、シナリオ成功時までに救出している必要があるので、注意が必要です。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「1体」出現します。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、敵を倒し、シナリオは成功で完結する。ただし、この選択肢の🔴が🔵より先に👑に達すると、シナリオは失敗で完結する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※このボスの宿敵主は「冰室・冷桜」です。
※クロノヴェーダには、同じ外見を持つ複数の個体が存在しますが、それぞれ別々のクロノヴェーダで、他の個体の記憶などは持っておらず、個体ごとに性格なども異なっています。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。