フランシスコ・ピサロ&エルナン・コルテス
~黄金海賊船エルドラード:アマゾン植民地帝国・帝都マナウス~

海が金色に染まったとの報告があった。
我らが断片の王、海神様によるものだろう。
だが、同時に予定されていた海面上昇が確認されていない。
原因は考えるまでもない。ディアボロスだな。

既にカラル遺跡に『海神チャルチウィトリクエ』がいることはディアボロスに気付かれている。
ならば、我が『ケツァルコアトル』として新たな『断片の王』となる機が訪れるかもしれん。
ディアボロスはまだマナウスには辿り着けていない。海神の滅ぶ時が、我らのチャンスだ。

空想科学コーサノストラからは軍門に下るよう誘いも来ているが……。
奴らの態度には腑に落ちんところがある。
あの連中の傘下に加わるよりは、たとえ勝機が薄くともお前が王となる道に賭けた方がマシだろう。