吸血ロマノフ王朝

➡地域と年代
➡ディヴィジョン説明
➡断片の王および、敵幹部、重要施設に関する情報
➡調査・探索依頼
➡出現クロノヴェーダ種族
➡発生中の事件

(1)ディヴィジョンの地域と年代

地域:ロシアおよび東欧の旧ソ連構成国、フィンランド、スウェーデン、ノルウェー

年代:西暦1916年(最終人類史-107)年

ディアボロスが奪還した大地:未奪還


(2)ディヴィジョン説明(2023年5月更新)

 ここでは、攻略旅団でまとめられたディヴィジョン説明を掲載します。
 ディアボロスの活躍(リプレイ)によって得られた情報や、その情報から予測された推測情報となりますので、参考にしてください。
吸血ロマノフ王朝はロシア及び東欧の旧ソ連構成国、北欧諸国を領土とする広大なディヴィジョンです。
気候は一年を通し非常に寒冷で永久凍土に覆われており、住民は過酷な暮らしを強いられています。

『冬将軍』の撃破や断片の王の居城へと迫るフィンランド湾の突破は惜しくも成功に至りませんでしたが、ラスプーチンの居所やコトリン島への敵の配備状況が判明、着実に攻略を進めています。
4月に行われた群蟲三国志奪還戦においては『アレクサンドル・コルチャーク』の撃破に成功しました。
攻略旅団の投票により吸血実験室の残党である研究者たちを討つことに成功、また『原典血統・ルスヴン卿』の追跡とコトリン島の攻略が進められています。
北欧に集結する革命軍を討つ作戦、モスクワ鉄道網を破壊する作戦も引き続き行われています。

吸血ロマノフ王朝の攻略開始よりちょうど一年が経ちました。
いまだ大きな力を持つ敵ですが、確実に攻略を進めていきましょう。

(3)断片の王および、敵幹部、重要施設に関する情報

 敵クロノヴェーダの首魁である『断片の王』や、有力な敵幹部、重要施設などに関する情報です。この情報は攻略旅団で情報提供されたものです。
✔断片の王は皇帝「ニコライ2世」です。
✔「ニコライ2世」はペトロパヴロフスク要塞を拠点にして活動している模様。
✔吸血鬼は一般人に1~2%程度の割合で存在し、ヴァンパイアノーブルの貴族に仕える者も多くいます。
✔本来の歴史において帝政ロシアの領土でなかった範囲も、「元々領土であった」ように認識されています。
✔樺太方面の境界は宗谷海峡の中間地点あたりまで。付近に異変はないため、吸血ロマノフ王朝側はこの国境を重要視しておらず、他のディヴィジョンから侵入されてもシベリアで対処すれば良い、と考えている模様。
✔エルミタージュ美術館はジェネラル級『死妖姫カーミラ』の支配下にあり、少女の亡骸が美術品のように飾られている。
✔他の大領主の研究について他のヴァンパイアノーブルが全て知っているとは限らない。
✔トループス擬きの資料奪取
・装置の機構を含め、めぼしい資料と記録とデータの山を持ち帰ることに成功。
それを解析し光明を見出すのは、相応しい専門家たちに任せるほかない。
✔アレクセイが言うには、ウプイリを人に戻すことは不可能。
✔アレクセイはルスヴン卿を研究者として実力を認め、切磋琢磨して自らを高められる相手だとライバル視していた。
✔革命軍の本拠地はストックホルムにある模様。
✔ラスプーチンは3月現在極東にいる模様。

(4)調査・探索依頼

 ディヴィジョンで活動するディアボロスへの、攻略旅団からの調査・探索依頼です。
 これらの項目は、主に「新たな選択肢の発生」や、「従来の事件の状況変化」といった形でシナリオに反映されます。
「適切な状況(選択肢)かつ適切な手段で」調査や探索を行うことで、情報を得られる可能性が大幅に上昇します。
 通常は得られないような情報を獲得できたり、新たな事件のきっかけになったりすることもあるでしょう。
 内容は毎月更新されるので、余裕がある範囲で調査・探索を行ってください。
 調査・探索に成功した場合、結果はリプレイ中で描写されます。

調査・探索依頼内容

✔革命軍の本拠地と目されるストックホルムへの潜入調査を行う。
✔鉄道網破壊後は赤の広場へと進軍。鉄道復旧前にクレムリンを制圧しましょう。
✔白軍司令コルチャークが活動していた地域を特定して調査、撃破の影響がでているかも
✔コトリン島に敵が集中している隙を狙い、シュリッセリブルク要塞監獄へ潜入調査
✔七曜の戦いに向けリエパーヤなどのバルト海に面した港を偵察し、海軍戦力を把握。
 調査・探索依頼は、毎月2日頃に、攻略旅団の情報を元に更新されます。
 なお、上記の内容には、依頼者の願望や誤った情報が含まれる場合もあります。


出現クロノヴェーダ種族



ヴァンパイアノーブル

 西洋の伝承に現れるような、ヴァンパイアの姿をしたクロノヴェーダです。共通して飛行能力を持ち、支配地域の人間を奴隷のように『従属』させることでエネルギーを得ます。
 支配する人間が多ければ多いほど、その『従属』の状況が悲惨であればあるほど強い力を獲得できます。
 強い従属状態の人間に対して『吸血』を伴う儀式を施し、吸血鬼にしたり、配下のヴァンパイアノーブルとして覚醒させたりして戦力を増大させています。
 ヴァンパイアノーブルの多くは貴族的な嗜好を持っており、壮麗な屋敷に住み、華美な服装を好んで着用します。『〇〇卿』や『〇〇騎士侯』といった身分を自称するものも多いようです。


身体特徴

 西洋の吸血鬼のような姿の、体長1.5m~3mのクロノヴェーダです。
 長い牙や爪を生やす、血の外装を纏う、オーラの翼を背中につけるなど、戦闘用の怪物的な姿を取る者もいます。

宿敵設定

 クロノス級のヴァンパイアノーブルは、「西暦1855年から1915年8月の帝政ロシア及び周辺各国」で過去の歴史のディアボロスと戦いました。
 特に第一次世界大戦の戦前~戦中期に、圧政に苦しめられる人々を救わんとした、過去の歴史のディアボロスとの戦いを繰り広げたようです。
 ジェネラル級のヴァンパイアノーブルには、第一次世界大戦を戦った将軍や英雄の他、伝承や物語に登場する吸血鬼の名を持つ者が多いようです。