獣神王朝エジプト

➡地域と年代
➡ディヴィジョン説明
➡断片の王および、敵幹部、重要施設に関する情報
➡調査・探索依頼
➡出現クロノヴェーダ種族
➡発生中の事件

(1)ディヴィジョンの地域と年代

地域:アフリカの北半分

年代:紀元前-2565年(最終人類史-4587)年

ディアボロスが奪還した大地:未奪還


(2)ディヴィジョン説明(2022年12月更新)

 ここでは、攻略旅団でまとめられたディヴィジョン説明を掲載します。
 ディアボロスの活躍(リプレイ)によって得られた情報や、その情報から予測された推測情報となりますので、参考にしてください。
断片の王「クフ王」に支配された北アフリカ全域を版図とするディヴィジョン。
首都は史実とは違いテーベに置かれている。

テーベへと迫るサフィーナ・ミウを背後から強襲しようとする敵の企みを看破した復讐者たちは襲い来る敵を殲滅。
とうとう敵の本丸であるテーベの城壁を破ることに成功した。
『太陽の船』を動かし決戦態勢へ移行しつつあるクフ王の宮殿。
そこへ突入しようとする復讐者の前に立ちはだかった『神域の守護神』マフデトとの決戦がテーベ城壁で行われている。

獣神王朝エジプトでの戦いはいよいよ佳境。
けれど、断頭革命グランダルメにはランヌ元帥率いる遠征軍が。トルコ方面のディヴィジョンには巨大砂上船スフィンクス二号機の突撃によって陣容が明らかになった、黒山羊の亜人率いる一団が。
それぞれ排斥力の弱まった獣神王朝エジプトを虎視眈々と狙っている。
そちらの警戒も捨ててはおけぬ。

偽りの神と信仰。打ち倒す時は今。

(3)断片の王および、敵幹部、重要施設に関する情報

 敵クロノヴェーダの首魁である『断片の王』や、有力な敵幹部、重要施設などに関する情報です。この情報は攻略旅団で情報提供されたものです。
✔断片の王は「クフ王」です。一般人にも現王として認知されています。
✔『旧都メンフィス』と『ピラミッド神殿』はクロノヴェーダにとって侵入されたくない重要拠点である。
✔かつて断頭革命グランダルメのナポレオンは獣神王朝エジプトに侵攻し、オベリスク型クロノ・オブジェクトを奪った(断頭革命グランダルメで『1793年』を発生させている)。
✔アブ・シンベル神殿の巨大神像の修復に成功した。使用者はエネルギーを急激に消耗するが、復讐者であれば誰でも動かすことが可能。
✔南方調査で7本の20m級オベリスクが円陣となって設置されていた場所を発見。不活性状態だが、巨大神像と巨獣の痕跡からエジプトが南方のディヴィジョンへ関与するための施設との推測。
✔断頭革命グランダルメの外征先は獣神王朝エジプトの可能性が高い。方面軍の司令はランヌ元帥。
✔🆕亜人(ディアドコイ)に関する情報
・エジプトに侵攻中のゴブリンの種族は『亜人(ディアドコイ)』。様々な人型怪物からなる種族。
・指揮官と目される人物の名前は『プトレマイオス』。
・プトレマイオスが断片の王であるか否かは、ゴブリンたちが「断片の王という概念」を理解していなかったため現状不明。
✔🆕隣接ディヴィジョン侵入時の情報
・交戦した大軍のほとんどをゴブリンが占め、後方には豚のディアドコイの姿もあった。指揮官はヤギのディアドコイ。
・年長の有力なゴブリンに指揮された集団ごとに、命令系統を持っているらしい。兜やケープの飾りに共通の意匠があり、主従や血統、あるいは氏族のような繋がりを伺わせる。シナイ半島で交戦したゴブリンとは比較にならないほど練度が高い。
・スフィンクス二号機は敵の利用を避けるため、修復不可能になるように、重要と思われる複雑な機関をおおむね破壊。
・トルコ方面の気候風土は、『獣神王朝エジプト』側のシナイ半島とさして変わらない砂漠。

(4)調査・探索依頼

 ディヴィジョンで活動するディアボロスへの、攻略旅団からの調査・探索依頼です。
 これらの項目は、主に「新たな選択肢の発生」や、「従来の事件の状況変化」といった形でシナリオに反映されます。
「適切な状況(選択肢)かつ適切な手段で」調査や探索を行うことで、情報を得られる可能性が大幅に上昇します。
 通常は得られないような情報を獲得できたり、新たな事件のきっかけになったりすることもあるでしょう。
 内容は毎月更新されるので、余裕がある範囲で調査・探索を行ってください。
 調査・探索に成功した場合、結果はリプレイ中で描写されます。

調査・探索依頼内容

✔地中海側に防衛線。グランダルメの上陸を防ぎエジプトの技術を持ち帰らせないように。
✔今度こそメンフィスの様子を調査、ジェネラル級がいれば可能な限り戦力を削りたい
✔サフィーナ・ミウが開いた道を辿って巨大神像もテーベへ進軍。歴史の奪還戦に備える。
✔ルクソール神殿の制圧後にオベリスクを奪取し、可能なら歴史の奪還戦時に新宿島に回収
✔手薄な内に、王家の谷など、テーベ周辺の敵拠点を調査。敵の目論見を妨害しよウ。
 調査・探索依頼は、毎月2日頃に、攻略旅団の情報を元に更新されます。
 なお、上記の内容には、依頼者の願望や誤った情報が含まれる場合もあります。


出現クロノヴェーダ種族



エンネアド

 獣頭人身の古代エジプトの神々を模したクロノヴェーダで、『信仰』をエネルギーとし、総じて飛行能力を持ちます。エンネアドは神としてディヴィジョン内の古代エジプトの民から信仰され、強い支持を受けています。エンネアドと敵対した過去の歴史のディアボロスは、エンネアドが偽りの神であることを看破できた、ごく少数だけだったようです。
 エンネアドは古代エジプトの神々の名を名乗ります。現代に伝わる有名な神は限られていますが、本来の歴史では失伝した、小神の名を持つエンネアドも多数存在するようです。


身体特徴

 体長1.5m~3mの、獣頭人身型のクロノヴェーダです。
 人々の信仰を集める必要がある為、古代エジプトの神々の姿から大きく外れた外見のものは少なく、外見が特異な者ほど、能力が低くなってしまうようです。

宿敵設定

 クロノス級のエンネアドは、古代エジプトの民衆を導き、エンネアドへの信仰を強化すると共に、自分達の存在を否定する、過去の歴史のディアボロスを襲撃して全滅させています。
 ジェネラル級のエンネアドは、特に強力な神々であり、巨大な神殿や神像、神の名を持つ都市の建設などにより、強大な力を有しているようです。

マミー

 古代エジプトの人々が死後、儀式でリターナーにされた後、覚醒したクロノヴェーダです。リターナーからマミーに覚醒する為には、多くの試練を必要とし、大多数はエンネアドに比べて戦闘力に劣ります。
 しかし、断片の王である「クフ王」の存在が示すように、ファラオのミイラなど、蘇った時から強力なリターナーがマミー化した場合、エンネアドを凌ぐ強力なクロノヴェーダとなることがあります。
 マミーは生前の名前に、自分が考えた称号を組み合わせて名乗るのが一般的です(獅子殺しのムウト等)。

身体特徴

 死んだ人間の姿をした、体長1.5m~2mのクロノヴェーダです。
 信仰する神の影響で皮膚が鱗になる、瞳が宝石に変わるといった変化を起こす者もいます。
 神の姿や形状に関わらない変化を起こしてしまうと、能力が低くなるようです。

宿敵設定

 クロノス級のマミーは、死から蘇ったリターナーの中でも、特に神の恩寵を得た者として民衆から尊敬されつつ、自分達の存在を否定する、過去の歴史のディアボロスを襲撃して全滅させています。
 ジェネラル級のマミーは、王や貴族、または将軍や宰相の名を持ちますが、現代に名が伝わっていない者も数多くいます。