断頭革命グランダルメ

➡地域と年代
➡ディヴィジョン説明
➡断片の王および、敵幹部、重要施設に関する情報
➡調査・探索依頼
➡出現クロノヴェーダ種族
➡発生中の事件

(1)ディヴィジョンの地域と年代

地域:フランスの過半、オーストリア等の中欧の一部、イタリアなどの南欧の一部、イベリア半島の一部

年代:西暦1803年(最終人類史-219)年

ディアボロスが奪還した大地:未奪還


(2)ディヴィジョン説明(22年1月更新)

 ここでは、攻略旅団でまとめられたディヴィジョン説明を掲載します。
 ディアボロスの活躍(リプレイ)によって得られた情報や、その情報から予測された推測情報となりますので、参考にしてください。
断片の王「ナポレオン」率いる強大な大陸軍(グランダルメ)に支配されたフランス及びその周辺国です。
ナポレオン麾下の有力な将軍は『自動人形(オートマタ)』であり、『淫魔』も配下として協力体制にあります。

断頭台での処刑を通じた儀式を幾度も阻止し続けてきたディアボロスたちは、1793年に通じる時空の歪みを通ってマリー・アントワネット王妃をクロノヴェーダの魔の手から救出することに成功します。
1793年における調査拠点として王妃のいるベルサイユ宮殿を城塞化し防衛体制を整えたディアボロスたちは、まずはタンプル塔を目指してダブー元帥配下の大陸軍によって封鎖されたパリ市街への潜入作戦を開始します。

一方、革命裁判を指揮していたジェネラル級淫魔宰相『夜奏のルドヴィカ』が、支配下に置くパルマ公国の全ての民を堕落させる計画を開始。これを阻止すべく、ウィーンからパルマに向かう淫魔楽団を迎撃する作戦も始まっています。

(3)断片の王および、敵幹部、重要施設に関する情報

 敵クロノヴェーダの首魁である『断片の王』や、有力な敵幹部、重要施設などに関する情報です。この情報は攻略旅団で情報提供されたものです。
✔断片の王は「ナポレオン」です。
✔大淫魔都市ウィーンには淫魔の学園があり、コンテストの上位者はそこで教育されて淫魔に覚醒させられる
✔1793年のマリー・アントワネット処刑儀式を担当したパンタグリュエル化ファニーサイスに命令と能力を与えたのはジェネラル級『不敗のダブー』。
✔処刑儀式の目的は『ナポレオンの力になる事』。
✔王妃の処刑を決めたのはロベスピエール達だったが、いつの間にか大陸軍が革命軍と入れ換わっていた。
✔王妃の家族や知人は全て人間であり、大陸軍の出現は革命時と思われる(不確定情報)。
✔ルイ16世含めて、家族は全員安否不明。
✔大陸軍の拠点はパリと思われ、フランス内に王妃が頼れる勢力はないらしい。外国については不明。
✔革命裁判所を率いているのは『淫魔宰相』を名乗る女性。
✔革命裁判所はパリ市内にあり、革命裁判所には何百万体もの死体が安置されているとも言われる。
✔恩赦されてクロノヴェーダに寝返った者はおそらくいない(不確定情報)
✔一般人は外国の脅威(対仏大同盟等)を認識していない。存在も不明。

(4)調査・探索依頼

 ディヴィジョンで活動するディアボロスへの、攻略旅団からの調査・探索依頼です。
 これらの項目は、主に「新たな選択肢の発生」や、「従来の事件の状況変化」といった形でシナリオに反映されます。
「適切な状況(選択肢)かつ適切な手段で」調査や探索を行うことで、情報を得られる可能性が大幅に上昇します。
 通常は得られないような情報を獲得できたり、新たな事件のきっかけになったりすることもあるでしょう。
 内容は毎月更新されるので、余裕がある範囲で調査・探索を行ってください。
 調査・探索に成功した場合、結果はリプレイ中で描写されます。

調査・探索依頼内容

✔1793年にクロノス級本体が居るか捜索
✔「大陸軍を襲う野盗」についての調査
✔冤罪処刑や淫魔の誘惑に対抗する為、各地方を説得して回りレジスタンスを結成させる
✔冤罪処刑や淫魔の誘惑に対抗する為、各地方を説得して回りレジスタンスを結成させる
✔1793年のパリで、大陸軍に成り代わられたロベスピエールら革命軍の消息を探る。
 調査・探索依頼は、毎月2日頃に、攻略旅団の情報を元に更新されます。
 なお、上記の内容には、依頼者の願望や誤った情報が含まれる場合もあります。


出現クロノヴェーダ種族



自動人形(オートマタ)

 自我を持ち、自動的に動く人形型のクロノヴェーダです。人間の感情によるエネルギー回収を行っておらず、人間を殺害してのエネルギー回収量を高める『処刑』を重視しています。様々な外観の自動人形が存在しますが、精巧な人間型の自動人形も、関節部が人形特有の球体関節などになっており、近くで観察すれば、人間でない事が判別できます。
 自動人形は、『漆黒の首切り役人』といった名の者が多いですが、フランス革命期の実在の人名を名乗る例もあります。

身体特徴

 体長1.5m~3mの人形です。
 基本的に人間型ですが、四足歩行などの異形の自動人形も存在します。
 銃や大砲が組み込まれていることもありますが、ナポレオン戦争期に存在しなかった機械部品が組み込まれた自動人形は稀です。

宿敵設定

 クロノス級の自動人形は、「18世紀中頃から西暦1802年のフランス周辺」で、過去の歴史のディアボロスと戦いました。革命期の被害を拡大させ、それを阻止しようとするディアボロスを破るケースが多かったようです。
 ジェネラル級の自動人形は、ナポレオン直属の大陸軍の将軍などの立場の者が多いようです。

淫魔

 人間の欲望を刺激し、『堕落』させることでエネルギーを搾り取る悪魔です。女性型が多いですが、男性型も存在します。
 淫魔は人間の精神に強い影響を与える能力を持ち、己の快楽のため好き放題に操りながら『堕落』へ導きます。特に音楽を利用した場合、その能力は高まります。
 反面、戦闘力は高くなく、種族全体が自動人形の支配下に入っています。
 淫魔は、自分が好む名前を自分でつける事が多いようですが、フランス革命期の実在の人名を名乗ることもあるようです。

身体特徴

 体長1.5m~3mの淫欲をかき立てる外見の悪魔です。
 小悪魔風の角翼尾が生える、髪や下半身が蛇になる、猫耳肉球猫尻尾が生えるなど、人々を性的に堕落させやすく魅力的な外見をしています。

宿敵設定

 クロノス級の淫魔は、「18世紀中ごろから西暦1802年」のオーストリア周辺で人々を堕落させ、堕落させた人間から搾り取った財貨やエネルギーを、フランスの自動人形に上納していました。これを赦せないとした、過去の歴史のディアボロスが現れるのを待ち、迎え撃っていたようです。
 稀に、自動人形の軍勢に加わり、フランスで活動していた淫魔もいます。
 淫魔は種族全体が自動人形に従属しており、ジェネラル級は殆どいないようです。