断頭革命グランダルメ

➡地域と年代
➡ディヴィジョン説明
➡断片の王および、敵幹部、重要施設に関する情報
➡調査・探索依頼
➡出現クロノヴェーダ種族
➡発生中の事件

(1)ディヴィジョンの地域と年代

地域:フランスの過半、オーストリア等の中欧の一部、イタリアなどの南欧の一部、イベリア半島の一部

年代:西暦1802年(最終人類史-219)年


(2)ディヴィジョン説明(21年11月更新)

 ここでは、攻略旅団でまとめられたディヴィジョン説明を掲載します。
 ディアボロスの活躍(リプレイ)によって得られた情報や、その情報から予測された推測情報となりますので、参考にしてください。
断片の王「ナポレオン」が強大な大陸軍(グランダルメ)を率いて盤石な支配体制を築きあげた、フランス及びその周辺国です。
ナポレオン麾下の有力な将軍は『自動人形(オートマタ)』であり、『淫魔』も配下として協力体制にあります。
彼らはベルサイユ宮殿の断頭台での処刑をエネルギー源として大掛かりな儀式を行っていましたが、ディアボロスがベルサイユ宮殿での事件を解決したことにより、儀式に不具合が生じています。
そのため、現在、ベルサイユ宮殿内では大規模な時空の歪みが発生しており、マリー・アントワネット王妃が処刑された1793年10月16日へと繋がってしまっています。
マリー王妃の処刑が改竄された歴史において重要な意味を持つ考えられ、ディアボロスによる処刑の阻止と救出作戦が開始されています。

(3)断片の王および、敵幹部、重要施設に関する情報

 敵クロノヴェーダの首魁である『断片の王』や、有力な敵幹部、重要施設などに関する情報です。この情報は攻略旅団で情報提供されたものです。
✔断片の王は「ナポレオン」です。
✔重罪人は処刑されているものが殆ど。時折、免れてクロノヴェーダに協力している者がいる。
✔淫魔によりトループス級のクロノヴェーダに変えられた人々は、覚醒直後なら、人としての記憶や意識が強く残る状態で倒すことで元に戻すことができそう。
✔淫魔は自動人形の強さを認め、庇護者として利用しており、自動人形は淫魔の感情収奪能力を自動人形より上だと評価し、互いの欠点を補う関係となっている。
✔ルーブル美術館の展示品はオリジナルの卑猥な絵画や彫刻がメイン。人間の剥製や「モナ・リザ」の二次創作らしき物も存在。
✔多くの客は見た瞬間は動揺するが即座に冷静さを取り戻すなど、不自然な感情の急変が見られる。感情を効率よく回収する大掛かりなシステムと、それを操る強力なクロノヴェーダの存在(おそらくジェネラル級)があると思われる。

(4)調査・探索依頼

 ディヴィジョンで活動するディアボロスへの、攻略旅団からの調査・探索依頼です。
 これらの項目は、主に「新たな選択肢の発生」や、「従来の事件の状況変化」といった形でシナリオに反映されます。
「適切な状況(選択肢)かつ適切な手段で」調査や探索を行うことで、情報を得られる可能性が大幅に上昇します。
 通常は得られないような情報を獲得できたり、新たな事件のきっかけになったりすることもあるでしょう。
 内容は毎月更新されるので、余裕がある範囲で調査・探索を行ってください。
 調査・探索に成功した場合、結果はリプレイ中で描写されます。

調査・探索依頼内容

✔史実における革命の中心人物、ロベスピエールの行方を追いたい。
✔『革命裁判所』の所在と、裁判を取り仕切る裁判官・検事などについて。
✔淫魔によってウィーンに送られたコンテスト上位者がどうしているのか
✔ダブー将軍の動向調査。出兵先や率いてる軍の構成、同行してる他の将軍等の情報。
✔拡張工事が続けられ、日々宴が開催されているウィーンの宮殿の調査
 調査・探索依頼は、毎月2日頃に、攻略旅団の情報を元に更新されます。
 なお、上記の内容には、依頼者の願望や誤った情報が含まれる場合もあります。


出現クロノヴェーダ種族



自動人形(オートマタ)

 自我を持ち、自動的に動く人形型のクロノヴェーダです。人間の感情によるエネルギー回収を行っておらず、人間を殺害してのエネルギー回収量を高める『処刑』を重視しています。様々な外観の自動人形が存在しますが、精巧な人間型の自動人形も、関節部が人形特有の球体関節などになっており、近くで観察すれば、人間でない事が判別できます。
 自動人形は、『漆黒の首切り役人』といった名の者が多いですが、フランス革命期の実在の人名を名乗る例もあります。

身体特徴

 体長1.5m~3mの人形です。
 基本的に人間型ですが、四足歩行などの異形の自動人形も存在します。
 銃や大砲が組み込まれていることもありますが、ナポレオン戦争期に存在しなかった機械部品が組み込まれた自動人形は稀です。

宿敵設定

 クロノス級の自動人形は、「18世紀中頃から西暦1802年のフランス周辺」で、過去の歴史のディアボロスと戦いました。革命期の被害を拡大させ、それを阻止しようとするディアボロスを破るケースが多かったようです。
 ジェネラル級の自動人形は、ナポレオン直属の大陸軍の将軍などの立場の者が多いようです。

淫魔

 人間の欲望を刺激し、『堕落』させることでエネルギーを搾り取る悪魔です。女性型が多いですが、男性型も存在します。
 淫魔は人間の精神に強い影響を与える能力を持ち、己の快楽のため好き放題に操りながら『堕落』へ導きます。特に音楽を利用した場合、その能力は高まります。
 反面、戦闘力は高くなく、種族全体が自動人形の支配下に入っています。
 淫魔は、自分が好む名前を自分でつける事が多いようですが、フランス革命期の実在の人名を名乗ることもあるようです。

身体特徴

 体長1.5m~3mの淫欲をかき立てる外見の悪魔です。
 小悪魔風の角翼尾が生える、髪や下半身が蛇になる、猫耳肉球猫尻尾が生えるなど、人々を性的に堕落させやすく魅力的な外見をしています。

宿敵設定

 クロノス級の淫魔は、「18世紀中ごろから西暦1802年」のオーストリア周辺で人々を堕落させ、堕落させた人間から搾り取った財貨やエネルギーを、フランスの自動人形に上納していました。これを赦せないとした、過去の歴史のディアボロスが現れるのを待ち、迎え撃っていたようです。
 稀に、自動人形の軍勢に加わり、フランスで活動していた淫魔もいます。
 淫魔は種族全体が自動人形に従属しており、ジェネラル級は殆どいないようです。