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レイラ・ドヴォルザークのパラドクス

レイラ的小品“しじまな森の中で”(レイリック・ピース・クリッド)

『森に包まれお眠りなさい、坊やたちよ』
音楽を奏でることで、対象に“靄がかかった森の中の静けさ”にいるような錯覚を与え、喜び、怒り、哀れみ、悲しみなどといった一切の感情を徐々に失わせる。強い意思や信念を持っている場合、完全に失うまでには時間がかかる。音楽は感情を与えるものだとレイラは考えるが、その曲は真逆の結果を生む。
POW46 273ダメージ(1体) 【完全視界】 【ロストエナジー】 No.801

レイラ的交声曲“初夜の肌衣は”(レイリック・カンカータ・スヴァテルビー・コシュレ)

『お捨てなさいな、その祈りの本は岩よりも重たい。お捨てなさいな、僕について行きたいなら。本を捨てて身軽になるのです。』
彼の生還を待つ少女のもとに、幽霊が現れ黄泉の国に誘おうとする物語を歌うカンカータ。誘惑の魔力が籠められたソプラノに魅了されると、レイラが特別美しく感じられ(性別問わず)誘惑せずにいられなくなってしまう。性欲のないものには効かない。また、レイラは人を操ることをよしとは考えていない。
SPD135 451ダメージ(1体) 【傀儡】 【反撃アップ】 No.83

レイラ的交響曲“新しい世界から”(レイリック・シンフォニア・ス・ノヴェオ・スニェタ)

『ああ、懐かしの私の祖国よ』
偉大なる作曲家である大祖父様の交響曲をレイラ自身の解釈で演奏する。耳を囚われた者は曲の魔力によって戦意を喪失し、武器が扱えなくなる。多くの旅を重ね、刻逆によって故郷すら奪われたレイラだからこその“郷愁の想い”が曲にはあるはずなのだが、レイラの演奏からそれらを感じることはできない。
WIZ224 415ダメージ(4体) 【強運の加護】 【リザレクション】 No.819

レイラ的序曲 自然と命と愛について“謝肉祭”(レイリック・アペルトゥーラ・カルナバル)

『踊れや踊れ、舞えや舞え。そして華々しく死して、新たな生命の血肉となりなさいな。』
弱肉強食、自然にはひとつの法則しか存在しない。レイラの魔曲に魅了された動物、植物、そしてその演奏に抗えなかった者たちはその大原則を思い出し、対象を喰らおうと襲い掛かる。その衝動は演奏が激しければ激しいほどに強くなる。レイラはただ皆とカーニバルを楽しみたかっただけなのだが。
WIZ224 415ダメージ(4体) 【ハウスキーパー】 【アクティベイト】 No.882