29/12

水月・瑠音のパラドクス

穿雨(ペネトレイト・バレットスコール)

『五臓も六腑もないくらい、グチャグチャにメチャクチャにその身を散らして野垂れ死ね!』
多銃身機関銃型魔銃『氷雨』より至近距離から放たれる魔力弾の一点集中射撃。如何に堅固な装甲も防壁も、秒間100発に迫る魔力弾の集中豪雨で強引に削り貫く最強の力業。当然魔力の消費も相応に激しいが、無茶苦茶なゴリ押しを可能とする驚異的な瞬間火力は文字通り“必殺技”と称するに相応しいもの
POW175 696ダメージ(1体) 【隔離眼】 【命中アップ】 No.80

潰嵐(デモリッション・バレットストーム)

『かくれんぼはお終いだ。ガラクタ諸共、更地と化すがいい』
多銃身機関銃型魔銃『氷雨』より着弾時に爆発する魔力弾を乱れ撃ち、障害物諸共敵を殲滅する。障害物ごと敵を爆砕する事に重きを置いているため、魔力弾の直撃による傷よりも着弾後に生じる爆風の方が破壊力も殺傷力も高く危険。命中精度も手数と爆風で補う前提の為、使用には細心の注意を払う必要有り
POW175 418ダメージ(4体) 【建造物分解】 【ダメージアップ】 No.203

猟剣(サーティーン・ブラックハウンド)

『さあ、狩りの時間だ。追われる獲物はお前達、追い立てる狩人はわたしたち。何方が狩られる側なのか、骨の髄までその身に刻め!』
浮遊する13本の魔剣『涜神』を魔術で遠隔制御し、指定した対象を自動的に追尾・攻撃させる。魔剣の強度は大して高くないが、瑠音の血肉と魔力を消費すればいくらでも再生成可能なので魔剣を破壊する行為に意味はあまりない。無尽蔵かつ執念深く襲い掛かる魔剣の群れは本命を中てる為の伏線にもなる
POW175 627ダメージ(2体) 【飛翔】 【ダメージアップ】 No.52

翻刃(リレントレス・バイティングエッジ)

『逃れられるものなら逃れてみせるがいい。わたしの剣は執念深いぞ』
瑠音の戦闘経験より対象の行動を予測し、浮遊する13本の魔剣『涜神』を対象の行動先に向けて順次投射する。投射された魔剣自体には誘導性もなく真っ直ぐ飛ぶため回避に専念すれば避ける事はそう難しい事ではないが、回避した数拍後に対象に向けて急旋回し追撃する悪辣な魔術が仕掛けられている
SPD93 435ダメージ(2体) 【操作会得】 【能力値アップ】 No.26

怨雷(エンミティ・レトリビューション)

『逃げるなよ。これはお前達が負うべき業だ』
携行式魔力砲『雷火』に宿る「事象を集め束ねる集約の魔力」を用いて、刻逆により存在しなかったことにされた人々の怨憎の残滓を収集・濃縮し、雷の如き魔力砲の一撃と共に撃ち放つ。濃縮された怨嗟の余波は瑠音の心身をも蝕むが、魔力砲の直撃を受けた対象は瑠音よりも強く深く呪い祟られる事になる
WIZ93 483ダメージ(1体) 【悲劇感知】 【ロストエナジー】 No.803

贋筒(コピーキャット・ショットガン)

『私の奢りだ、血反吐吐くまでたっぷりと鉛玉の雨霰を喰らいな!』
散弾銃型魔銃『風沙』に宿る「事象を写し増やす複製の魔力」により、装填した弾丸ごと魔銃『風沙』の複製体を多数生成する。瑠音の周囲を浮遊する複製体は複製元の引金を引く動作に連動して込められた弾丸を射出した後、自壊する。有効射程は短いが散弾の特性故の圧倒的な物量による制圧力は非常に高い
POW175 385ダメージ(4体) 【隔離眼】 【先行率アップ】 No.129

砂没(ベーリング・サンドストリーム)

『圧倒的な物量を前に埋もれ死ね。埋葬する手間も省けて一石二鳥と言うものだろう?』
携行式錬金砲『隕星』に宿る「事象を創り変える変換の魔力」により周囲の物質を大量の砂に変換し、魔砲『隕星』の砲内への転移と放出を同時に行う事で砂の濁流を引き起こし敵陣広域を砂の海に埋没させる。凄まじい勢いで砂が放出されるため、ある程度の高さまでなら空中の相手にも直接ぶつける事も可能
POW175 321ダメージ(4体) 【建物復元】 【ガードアップ】 No.828

屠星(リトルコメット)

『お前達をぶちのめせるのなら、この程度の痛苦など安いものだよ』
逆手に持った携行式魔力砲『雷火』の砲撃の反動を利用して物凄い勢いで敵陣に向けて吹き飛び、着弾と同時に魔力砲の余波として周囲に漏れ出た魔力を起爆。自身諸共敵陣を消し飛ばす。「小さな彗星(リトルコメット)」なんて可愛らしい呼び名を与えられているが実態は「屠り星」の名に違わぬ殺意の塊
POW175 482ダメージ(3体) 【照明】 【ガードアップ】 No.834

腥狼(ラペイシャス・ワイルドファミリア)

『鈍いな。欠伸が出るぞ?』
浮遊する13本の魔剣『涜神』のうち8本を素材として生成した巨狼型の魔法生物に騎乗し、魔砲/魔銃で攻撃しながら戦場を駆け回り敵を翻弄する。体長3m近い巨狼は赤黒い血で構成された半液体状の身体を持つため、並大抵の攻撃であれば損傷後即時再生する。反面凍結や石化等の状態変化には非常に弱い
SPD93 334ダメージ(2体) 【スーパーGPS】 【反撃アップ】 No.157

硬酪(ヘビーフォール・スプリンツ)

『たかがチーズと侮る勿れ。世の中にはチーズの直撃を受けて死んだ女王様もいるのだからね』
携行式錬金砲『隕星』の砲身内部に転移させた物質を魔砲『隕星』に宿る「事象を創り変える変換の魔力」によって、物凄く硬いチーズに変換して撃ち放つ。錬成したチーズには刻逆以前に存在していたチーズ職人達の愛と情熱が何故かこもっている。簡単なものであればチーズ以外の飲食物を錬成する事も可能
POW175 402ダメージ(3体) 【口福の伝道者】 【ガードアップ】 No.156

轟撃(ブーステッドバッシュ)

『ぶっ潰れろ!』
逆手に持ち直した魔砲『雷火』で敵対者を殴打すると同時に魔力砲を撃ち放つ事で、その反動を乗せた強烈な痛打を敵対者の肉体に直接打ち込む。時に盾として、時に鈍器として。そして何より砲として用いられる事を想定して造られた魔砲『雷火』の異常に重く硬い砲身による痛打の威力は破城鎚にも匹敵する
POW175 643ダメージ(1体) 【怪力無双】 【ダメージアップ】 No.813

旋血(サーキュラー・ブラッディヘイロゥ)

『痛苦を叫べ、恐慌に溺れろ。お前達の凄惨な死に様をわたしに晒せ!』
浮遊する13本の魔剣『涜神』が喰らったクロノヴェーダの力の再現。13本の魔剣全てを「666対の赤黒い二重の光輪」に変異させ、敵群へ向けて射出する。光輪の縁は緩やかに波打ち、右回転する上輪と左回転する下輪の二重構造と合わせて触れた対象の接触箇所を酷く損傷させながら削り落とす。
WIZ93 267ダメージ(4体) 【飛翔】 【ガードアップ】 No.53

餓蝕(ボトムレス・ビンジイーター)

『少しばかり色を付けて返してもらうだけだ。お前達が今まで奪ってきたものと比べたら、大したこともないだろう?』
浮遊する13本の魔剣『涜神』が喰らったクロノヴェーダの力の再現。魔剣『涜神』の1本を「撃ち抜いた対象に寄生し体内から対象を解体・捕食する魔弾」に変異させて魔銃より射出する。魔弾の喰い残しは周囲の生物を癒やす生命力の発生源に。この時消費した魔剣は瑠音の血肉と魔力を消費して再生成可能
POW175 536ダメージ(1体) 【活性治癒】 【ドレイン】 No.57

潜刃(ブラックブラッド・インフェクション)

『間抜けめ。精々お前自身の迂闊さを呪うといい』
事前に体内に取り込んでおいた魔剣『涜神』を瞬時に大太刀の形に変異させ、居合術のような形で体内から引き出すと共に敵対者を斬り伏せる。黒血の大太刀は敵対者を斬り裂くと同時にその体内に侵入し、対象を体内から捕食・同化しながら根を張るように全身に広がり絡み付く事で対象を体内から捕縛する。
SPD93 409ダメージ(1体) 【傀儡】 【反撃アップ】 No.83

絞茨(ブラッディソーン・ストラングル)

『目覚める必要などありはしない。茨に埋もれ、永久に眠るがいい』
浮遊する13本の魔剣『涜神』が喰らったクロノヴェーダの力の再現。魔剣『涜神』の3本を「着弾地点から周囲の物質を引き裂きながら成長する血茨を生み出す魔弾」に変異させて魔銃より射出する。血茨は捕えた対象を強く締め付け、成長し続ける事で茨の破壊も茨からの脱出も容易ならざるものとしている
SPD93 372ダメージ(1体) 【トラップ生成】 【ドレイン】 No.820

積塞(ストーンフォール・ランパート)

『邪魔かい? ならば大変結構な事だ』
携行式錬金砲『隕星』に宿る「事象を創り変える変換の魔力」によって周囲の物質を頑強な石材に変換し、魔砲『隕星』の砲身内への転移・砲撃を繰り返す事で石材による質量攻撃と簡易防壁の構築を同時に行う。簡易防壁は急拵えに過ぎない為大した強度はないが、攻撃や進行を阻む障害物としては十分役立つ
WIZ93 334ダメージ(2体) 【セルフクラフト】 【ガードアップ】 No.205

過痕(アピアーレイト・フェイタルワウンド)

『やあ、こんにちは。そしてさよならだ』
小型拳銃型魔銃『夜桜』に宿る「事象を覆い隠す隠蔽の魔力」を纏うことで自身の存在感を極端に希薄化し、その状態で敵対者の急所を魔銃『夜桜』で至近距離より撃ち抜く。音や痛みは疎か、撃たれたという実感さえも隠してしまうその一撃は、時として戦局を左右する致命的な一打となることもあるだろう。
SPD93 409ダメージ(1体) 【モブオーラ】 【フィニッシュ】 No.206