亥の刻から卯の刻。
この刻間に、燭火の揺らめく路地が。
新宿に在って、新宿らしからぬ摩訶不思議な路地があれば。
それは天鸙が描かれた看板を掲げる装身具店へと至る路。
その装身具店は、一人の化粧師が営んでいるという。
花期が過ぎ、一段と艶を増した紅花より紅職人たちが生み出す、玉虫色に揺らめく昔ながらの紅。
はじめは藍銅鉱を溶かしたとも、青芥子から生み出したともされる、紅碧色の紅。
……等々、扱う化粧品の噂は数多あれど。
その化粧師の扱う品は何時も同じとは限らず。
店にいる事もあれば、いない事もあるのだとか。
そも、燭火が見えねば、店に至る事すら間々ならない。
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