――周囲を紅葉に囲まれている。
今日は未だパラドクストレインに乗っていない。
だからきっと、新宿島のどこかではあるのだろう。
狐につままれたような感覚に陥りながらも燈籠を辿り石段を登って、遠くに見えた門をくぐればそこには川床の茶屋が一つ。
紅い毛氈に敷かれた畳へ腰掛けると、白髪の少女が店の暖簾を分けて声をかけてくる。
「どうぞ、ゆっくり、して。ね?」
差し出されたのは暖かさが香しいお茶と、透明で濁りのないお饅頭。
現世か、いや幻かなのか、ともするとここは死者の国なのか、黄泉戸喫が頭によぎる。
少女は「食べないのか?」と云いたげに、不思議そうにこちらの顔をのぞき込んでいる。
そのお茶を
そのお饅頭を
促されるまま食べるのかは
――あなたの自由
※RPや雑談する旅団です。どうぞお気軽にお訪ねください。
詳細は『ウェルカムボード』まで。
🍁🍂🍁🍂🍁🍂🍁🍂🍁
募集
団員:よければ
友好:よければ
訪問:おいでませ
🍂🍁🍂🍁🍂🍁🍂🍁🍂
→全団員を見る(1)
→全友好旅団を見る(10)
→退団報告