季節のショートケーキ。バニラやカカオ香るクッキー。苺のタルト等々。
花組のパティシエ達が愛と情熱と技術を注いで作ったスイーツ達。
硝子ケースの中でお行儀よく並ぶそれらはとても可愛らしくて、
とても綺麗で、
とてもメルヘンで、
そして、美味しい。
でも一つだけ、他と少しばかり違う所がある。
木漏れ日映す白亜の壁。鈴の音響く扉の先。笑顔で貴方を出迎えるのは、
「いらっしゃい!」
「どうも。これ新作」
堅気に見えない堅気おじさんばかりだという事。
それと。
「…味は保証するよ。悪くない」
妖精を連れた、無愛想な少年ひとり。
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