新宿島・繁華街の薄暗い路地を進んだ先の一画。
人類史に刻まれた、とある大戦後の混乱期。その際に生じた闇市が起源とされる商店街に、知る人ぞ知る店が存在する。
革ジャンやブーツをはじめとした各国軍の払い下げ品が、入口にずらり並ぶ様はバリケードの如く。
気圧されることなく店内に踏み込めば、実用的な品々の向こうにショーケースに展示されたモデルガンが見える。
――もしかして、実銃？ いやいや、そんなまさか。
Gun＆Military火雷（ほのいかづち）。
刻逆発動を機に、その店では新たな品を取り扱い始めたという。
それは、海の向こうから流れ着いた、在り得なかったはずの武装の類。
鹵獲し、解析し、修理し、改良し。
――全ては、復讐者達の背を支えんが為に。
（身内旅団。入団・友好に関しては未定）
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