ray

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おほをそどりは嘘を吐きました。
──いつかまた、あの青空の下で自由に翔ける日が来る。
傷付いて翼も捥がれたしろいとりにそう言い続けました。
それを信じたしろいとりは、


***

とある屋敷の近く、監視塔のように建つツリーハウス。
鬱蒼とした森の中、此処だけは空がよく見える。

　

　
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