場末の場末。
煌びやかな新宿島都市部の隅にある、寂れた社交場。
酩酊に恋する者同士の集会所。
それも、かつての繁栄。夢の跡。
古びた調度品。軋んだ建付け。
歴史を感じると呼べれば幸い。
けれども、何故か物好き達が出入り口を行き交う。
腐っても社交場。
集まるには訳がある。
「てめぇも寄ってく? おいらは歓迎さ」
そこから、だらしない格好をした鬼人が顔を覗かせて、手招く。
「おどれやおどれ、飲めや呑め、社交の出会いは一瞬だからこそ楽しいんだぜ」
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