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殻芥も生命も等しく流れ着く、序章の岸辺がよく見得る。
白い壁、白い床、白い屋根。
此処は小さな診療所。
勤めていた者が去って久しく、長い間放置されているのだと、知る者は言う。
確かな事だ。
消毒の香りは既に無く、長椅子や寝台は埃を座らせて。
小部屋に続く引き戸は、がたごとと抵抗しながら不恰好に開く。
そんな場所を居処に選んだのは、女。
一人。
否。
一機。
何方とて構わない。
曇った窓を開いて、風を呼んだ。
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概要║RP旅団。少人数での対話を中心に。
交流に集中したい方向け。長文、短文は不問。
団員║停止中。
友好║予定無し。
⋆ 2022.02.05
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