新宿島の片隅に、ひっそりと立つ雑居ビル。
外見は何処にでもある普通のビル……だが、一歩足を踏み入れると内部には不思議な空間が広がっている。
入った者が抱く夢によって景色は揺らぎ、何処かから流れ込む夢によって景色は移ろう。
最近このビルに住み始めた少女によって、現実へと染みだした"夢"が空間に影響を与えているようだ。
ここは現実であり、夢である。
ここは夢ではなく、現実ではない。
夢と現実の狭間と化した空間で、少女は微睡み、微笑む。
――いつの日か、夢見た景色を夢に見ながら。
【一応個人旅団……の予定】
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【どなたでも歓迎。初対面の方でも気にせずどうぞ】
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