私立MM学園

【戦】Unbreakable

奉利・聖 2021年11月11日
あるいは、Immortal

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その力を確かめたい。

要約すれば、つまりはこういうことだ。

だから一方は誘い、一方は頷いた。

経緯はたったのそれだけ。それだけで十分なのだ。

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不退転の覚悟がキマった2人の戦士の名は、


#グスタフ・カツラギ

#奉利・聖




不壊/不死
2
2

グスタフ・カツラギ 2021年11月11日
僕もまだ、やれますが。
(言いつつ、機械の両手はだらんと力なく下ろして)

先にひとつだけ確認をしても? (無効票)
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奉利・聖 2021年11月11日
よろしいですよ。

(さっきから妙に気運が荒ぶっている、棒切れを構え直した) (無効票)
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グスタフ・カツラギ 2021年11月11日
(手の甲でコンコン、とディスプレイを叩けば表情が戻り)

そちらの遺産、何か変化はありましたか?
前に検分した時にお聞きした状態と似ていると思いますが……。
ああいえ、詳細までは結構ですよ。隠したいものかもしれませんからね。 (無効票)
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奉利・聖 2021年11月11日
…実はこれでクロノヴェーダを倒した時、気運の上昇が普段より大きいのです。
加えて先ほど…死んだとき。明確に分かるほどの反応を示しました。

何かを吸い取る、あるいは食っている…というのは正しいかと。
これは推測ですが──所持者が死に触れていると、それを一部吸い取っているのかもしれません。 (無効票)
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グスタフ・カツラギ 2021年11月11日
……ふーむ、やはり奇妙な物質ですね。
概念干渉……そうであると思ってしまったが故か本人の気質か……。

ま!後にとっておきますか!
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グスタフ・カツラギ 2021年11月11日
さてさて、お時間をとらせてしまってすみません。

(フ、と再び表情は消えて)
(白い剣は赤熱し、青い剣は氷を纏い)

仕切り直し、ということですからね。
最初は僕から参りましたので——ではどうぞ。 (無効票)
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奉利・聖 2021年11月11日
では──参りましょう。

(あの剣…相反する性質を持つのか)
(呼吸を深くして、気を練り上げる)
(──周天錬気。体力の消費を犠牲にハイブースト)
(加えて──隠していた宝石や人形を、全て消滅させた)
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奉利・聖 2021年11月11日
(魔法式を思い浮かべ、維持)
(バシュンッ!!と駆けだした)

『爆気功』

(爆発の推進力を得たような、杭打機のような火力を与える気功)
(横薙ぎの一撃、棒切れを突き出して一閃!!) (無効票)
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グスタフ・カツラギ 2021年11月11日
『月光』『夜天光』——!
(どっしりと構え、上下に構えた両の剣で)
(当然のように、死地に飛び込んだ)
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グスタフ・カツラギ 2021年11月11日
(既に融解を始め、既に脆性崩壊を始め、しかしてまだ武器としては扱える)

(一方体を抉る棒は衝撃が骨を通じて内臓を揺さぶって脳裏に響いて目眩がアラートがデンジャーが)
(でも、それでも、片足だけでも、踏みしめて、十字に刃を振るう) (無効票)
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奉利・聖 2021年11月11日
(横の傷口が焼け、縦の傷口が凍り付く。裂傷に加えて、筋組織を破壊する属性の攻撃。苦痛を感じない身体とはいえ、ダメージは随分蓄積されている)

『────』

(小さく呟く詠唱を、動き回りながら仕込む)
(『斬気功』──触れればなんでも切り裂く気功を、足先に纏わせて二連蹴り!!) (無効票)
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グスタフ・カツラギ 2021年11月11日
(——響く。アラート。デンジャー。エラーメッセージ。シャットダウン申請。All delete)
(響く、響く、脳内に黄色がうるさくて、知ったこっちゃないんですよ。(思考転換)

(応手、次の手、次の札を——いや、ここは受けて前に進むだけ!!!)
(受けながら引っ張り出せばいい——)
『軻遇突智』『Scatha』——
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グスタフ・カツラギ 2021年11月11日
(響く、響く、響く。黄色は赤に、危険を越えた警告に。知らない、知るか。そんなもの。)

(続けざまの、もう一発の斬撃音)

(——無音。真っ暗。シャットダウン。)(前に、前に。)(転倒) (無効票)
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奉利・聖 2021年11月11日
(次はどうする。掌底でいくか。何を出してくる)
(耐えて、進んで───)

(倒れ、た?)
(限界が、来た?)
(荒くなった呼吸のまま、式を維持しながら…彼を見つめる)

終わり…ますか…? (無効票)
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グスタフ・カツラギ 2021年11月11日
(…………………………——。)

(胸元から、電気の流れる音が響いた)

(小さな、小さな声が僕の脳裏に響いた)
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グスタフ・カツラギ 2021年11月11日
(ポーン!)

(場違いなほど明るく陽気なSEが周囲に響く)

『これからあなたにいくつか質問を致します!』

(女性の声で流れたそれは、所々ノイズが混じり、別の言語が混じっているような不思議な言葉だった)
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グスタフ・カツラギ 2021年11月11日
『ひとつめ。■ではなくなります。
ふたつめ。とても■く■しいです。
みっつめ。■■むかわかりません。
よっつめ。よくなることはあり■ません。
いつつめ。■■■だけで■わりではありません。
むっつめ。ずっと■く■■します。
ななつめ。■のままより■■が■えます。
やっつめ。■■の■に■り■えます。
ここのつ。■■けてくれる■を■つけなくてはいけません。
とお。これらすべて、もう一度よく考えた上でなお「はい」と言える覚悟がありますか。』
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グスタフ・カツラギ 2021年11月11日
(——『了。』)
(電流の勢いが増す)
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グスタフ・カツラギ 2021年11月11日
『一つ目。一生人■■戻■■■■。
二つ目。一生苦痛■続■■■。
三つ目。一生残■拒否反応■出■■■■■■■■。
四つ目。一生性能上限■決■■■■。
五つ目。一生補助機構■■■■回■■■。
六つ目。一生今■■■■■■■■早■悪化■■■。
七つ目。一生金銭■手間■■■■■■。
八つ目。一生体■メス■入■■■■。
九つ目。一生技師■探■続■■■■■■■■■■。
十。一生これらすべて、もう一度よく考えた上でなお後悔せずに生きていけますか。』
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グスタフ・カツラギ 2021年11月11日
(——『了。』)
(電圧の勢いが強くなり続ける)
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グスタフ・カツラギ 2021年11月11日
『最後。それでも、あなたは■せを目指せますか?』
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グスタフ・カツラギ 2021年11月11日
(——『了。』)
(電荷が迸る)
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グスタフ・カツラギ 2021年11月11日
(ゆっくり、ゆっくりと、その体が起き上がる)

(電流稼働による強制再起動、エラーの全消去、行動ルーチンの変更。)

『プログラム『PDS-1-1』起動、保護プロセス開始——システムオールグリーン、再起動、強制稼働実行——。』
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グスタフ・カツラギ 2021年11月11日
(一際大きな体が、獣のように前のめりに。そしてどこかいつも通りなフラットさを感じさせたまま。)

(【Unsterblich:Verlassen】、捨て身の不退転。いずれ磨耗するなら、今。)

(使用禁止戦闘スタイル——ジョブRPG風に呼称するなら、「アバンドン」)

【 https://tw7.t-walker.jp/garage/gravity/show?gravity_id=21531 】
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グスタフ・カツラギ 2021年11月11日
(じ、と見据えたまま、その身が電流となりて相手の後ろに回り込み、静止した) (無効票)
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奉利・聖 2021年11月11日
(これは……これは!)
(原理は、解らない。意味だって分からない)
(だが変わった。この土壇場で、彼は奮い立った)
(結果を見れば己と同じ。再び、起き上がったのだ)

(そして)
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奉利・聖 2021年11月11日
(見え、な───)
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奉利・聖 2021年11月11日
(追いつけず、知覚できず)

(後ろに回られたことに、ようやく気付いた)

(ぐるり。慌てて振り向いて)

(棒切れを、振るう) (無効票)
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グスタフ・カツラギ 2021年11月11日
(その動きは、コマ送り)
(瞬きする間に、背中に担いだケースで遮って、その瞳が開かれ切らぬうちに、その場を離れていて)

(ただ、出血とひび割れた機械音声だけがダメージを物語り)
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グスタフ・カツラギ 2021年11月11日
ン、Nn、n、んー、ああ。
(ネックウォーマーの中に手を突っ込んで捻り捻り)
(エラーだらけの声がやっと普段通りだ)

あー、聖さん、その、申し出たいことがあるんですけど。 (無効票)
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奉利・聖 2021年11月12日
なんで、ございましょう。

(速すぎる。こちらの攻めが、間に合わない) (無効票)
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グスタフ・カツラギ 2021年11月12日
(ぐい、背中のケースを引っ張って逆さまに)
(中からじゃらじゃらと出てくるチャクラムやらワイヤーやらメイスやら刀やら鞭やら——の残骸たち)
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グスタフ・カツラギ 2021年11月12日
(そのままケースも投げ捨てて、おぼつかない様子で両手を上げる)

武器と残存電力がなくなったので、降参って、ありですか? (無効票)
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奉利・聖 2021年11月12日
………えーと。
僕は構わないのですが……今のは……?

(現状あのスピードに対抗する手段が無い。アレで攻められたら、体力が切れてお終いだったはずだが…) (無効票)
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グスタフ・カツラギ 2021年11月12日
あれ、ですか。何て言ったらいいんでしょうねぇ?
強制再起動肉体保護プログラム、とでも言いましょうか。

大まかな概算ですけど、再起動に最大値の半分、移動に残存すべてを使ってしまったもので……。
勝手に際大出力になるから下限が効かないんですよね。

(プルプル震える腕は段々と体の方の震えにも繋がる。電力なしでは腕をあげているのも苦しいらしい) (無効票)
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奉利・聖 2021年11月12日
……な、なるほど。
ガス欠になってしまったと……。

そういうことでしたら…降参を受け入れます。
(深々とお辞儀すると、棒切れを手放し)
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奉利・聖 2021年11月12日
……ふぅ、流石に疲れましたね。
(どさっ、とその場でへたり込んだ)
(リリースして得た魔力が無駄になってしまった)
(まぁでも、よしとしよう) (無効票)
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グスタフ・カツラギ 2021年11月12日
オートパイロット状態だから攻め手には向かないんですよ。
(だらん、と下ろした腕がじゃらじゃらと地面に積み重なっていきその上に座り込み)
(ディスプレイを点灯させる余裕もないようだ)

まさかバイタル消失から戻ってくるとは思わなかったですよ僕だって……。
まぁ、持ちうる手札全部切ってもその厚みには勝てませんでしたが。 (無効票)
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奉利・聖 2021年11月12日
あくまでもダウンしない、というわけですか。
(深呼吸で気を練って、身体を巡らせて)
(じわりじわりと治癒)

いやぁ、僕もああなるとは。想定とは違う感覚でしたもので。
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奉利・聖 2021年11月12日
厚みなんて、大したものではございません。
無駄に長生きしているだけですよ。 (無効票)
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グスタフ・カツラギ 2021年11月12日
死なないことが大事ですからね。
死んだらぶっ殺してきそうな人もいらっしゃいますし……ああこれ今日寮に帰ったら白のクラス組に正座させられそうです……。
て言うか寮長が率先してぶん殴ってきそうです……。
(どっかで程々に逃げないと、と脳内で呟いて)

長生き、ですか。地層みたいな厚みですよ全く、上部だけ真似て掬ってもどうしようもないですのに。
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グスタフ・カツラギ 2021年11月12日
聖さん、何十億?人分ぐらいなんですかあなたって。

ああいえ、答えないでくださいね、今聞きたいわけではないので。 (無効票)
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奉利・聖 2021年11月12日
おやおや、大変ですねえ。
そちらのご武運もお祈りしておきましょう。
(僕はこの後掃除で、帰るのは夜ですし)

でも、地表の方がもっと高く積めますよ。
人の叡智でいくらでもね。
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奉利・聖 2021年11月12日
(軽く片手を上げて、了解と示して)

そちらは治療を受けに行ってください。
こちらはこのフィールドを戻して、掃除を再開しますので…あぁ、その前に着替え着替え。 (無効票)
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グスタフ・カツラギ 2021年11月12日
ああいえ、何から何まですみませんね……。

(ゆっくりと立ち上がって、両肩を引けば延伸腕は人の形に折り畳まれ)
(ちら)(屋上を見る)
(あーーー報告されたなこれって顔)(まぁ今顔点灯してないんですけど)
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グスタフ・カツラギ 2021年11月12日
積めるのは確かですけど、僕は不毛の地になってしまいましたので。
じゃああの今見てる白のクラスが来たらどっか適当な方向にいったと誤魔化してもらえればすみませんお先失礼します!!!
(おぼつかない足取りで武器の残骸を抱えて学外の方に走っていく) (不壊/不死)
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奉利・聖 2021年11月12日
誤魔化しきれますからねえ…幸運を祈ります。
お疲れ様でした。
(走っていくのを見送りながら、深い呼吸を繰り返して)
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奉利・聖 2021年11月12日
(先ほどの『死』を思い返す)

(全てを肯定してくれるような、甘い眠り)

(何もかもを投げ出して、海の底に揺蕩うみたいで)

(幸せな気分だった)

(だからやっぱり思う)

(自分はおかしい。まともじゃない)
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奉利・聖 2021年11月12日
(──頭を振って、溜息)

さて、着替えに行きますか。

(フィールドを元に戻すと、地に降り立つのであった) (不壊/不死)
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奉利・聖 2021年11月12日
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