Blue Bard

【個・低速】流れゆくもの

竜城・陸 2021年11月10日
――そういえば、金属類とは少し違うんだけど。

フローライト、と呼ばれる鉱物がある。
古くは古代文明において彫刻石として愛され、今も装身具などに用いられることの多い鉱石だ。
含まれる不純物によって内部に様々な色を内包するばかりでなく、特定の条件下では淡く光る――というその見目の性質も、人の関心を引き付けて止まぬ一因だろう。
ただ、この鉱物、勿論そのためだけに使われるわけではなく――

◆場所
幻想竜域キングアーサー北部・とある山の中

◆書き込み可能
浮島・燕
竜城・陸

◆ 採掘 ◆
・発言と共にダイスを振り、採掘の判定を行うことができます
・何もしなくても、60レス経過か、12月9日を迎えた時点で、自動的に採掘成功となります
・ただし、採掘中にゾロ目を出した場合、それに加えて目的の鉱石が追加で手に入ります
・追加採掘に成功すると、その分報酬が増えます




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竜城・陸 2021年11月13日
失礼。白々しい物言いだったな。
(もの言いたげな視線の意味は、なんとなく理解できる)(まあ、そう振舞ってきたツケのようなものだ。甘んじて受け取った)

……まあ、自然を尊ぶというのは本心だけれどね。
俺は世界が好きだから。
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浮島・燕 2021年11月14日
いちいち謝られる方が癪に触る人間もいるのよ。覚えときなさい。

世界が好き、ねえ。
(博愛主義は博愛主義なのだろう。

この男の場合嫌いなものを聞いた方がもう少し人となりが見えそうであるが。)

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竜城・陸 2021年11月14日
難しいことを言うね。
どう言えば正解なんだい、そういう時は。

そう。……不可解かい?
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浮島・燕 2021年11月14日
私の場合謝られるより別の話題に切り替えられた方が好きね。
いちいち謝られた所で、なにか被害や損害食らったわけでもないんだし
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浮島・燕 2021年11月14日
…世界が好き。
……ってこの世の全てに対して興味が無いってのと違いが分からないのよ。正直。
全てが好きって全てが嫌いとか全てがどうでも良いと変わらない気がしない?

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竜城・陸 2021年11月15日
成程……まあ、参考までに覚えておくよ。

――そうかな?
嫌いならとっくに命なんて絶っているし、どうでも良いなら近づいたりしないだろ。
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浮島・燕 2021年11月15日
あ、そ。
……アンタ自殺出来るんだ。
強過ぎて死ねない、とかそんなレベルかと思った。

どうでもよくても近寄ったりはするんじゃない?どうなろうが構いやしないんだから。


……ああそっか。アンタの場合本当にどうなっても良いなら力抑えずに全部凍らせてるのか。

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竜城・陸 2021年11月16日
出来る……と思うよ。
毒を飲んで死にかけたこともあるからね。
(――まあ、“こう”なる前だから、今も効くかはわからないが)

……どうかな、実際にそう思っていたとしてどう振る舞うかはわからないよ。
ただ少なくとも、こうして自然と向き合うようなことをしてはいなかったろうね。
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浮島・燕 2021年11月16日
(壁の出っぱった部分にノミを当てて見る。加減が分からないのか、勢いよく砕けた)

毒飲んだって……暗殺未遂?

自然と向き合うねえ……。
私も自然は嫌いじゃないけど、全く人の手が入っていない洞窟まで来るほどではないわね。


暗くて狭い洞窟とか、好きか嫌いかで言ったら嫌いだし。

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竜城・陸 2021年11月17日
母親を殺した化け物を殺してやろう、という衝動的で稚拙な犯行が暗殺と呼べるならそうかもね……と、大丈夫? 怪我には気を付けてよ。

そう。採掘も、採集も、……まあ釣りもそうといえばそうかな。
いずれもその世界に在る自然が育んできた恵みを受け取る行為だからね。

暗くて狭いところは俺だって好きじゃないよ。
こういう楽しみがあるから、嫌いとまではいわないけどね。
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浮島・燕 2021年11月18日
(力が変に入ったのか手をぶんぶんと振っている)
母親をって……アンタねえ。そんな込み入った話はもっと仲良くなった奴にやりなさいよ。
(それから少しこめかみを抑えて)

私だって風景見ているのは好きよ?旅先で山や海や森を見たりとかね。

でも狭いのは嫌。……というか、何かに私の行動を阻まれることがただただ嫌ね。

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竜城・陸 2021年11月18日
訊かれたから答えただけだよ。隠すようなことではないからね。
(――それ自体はなんと言うことのない事実だ)(もうどこにも残っていない事実)

こういう洞窟だって別に阻んでいるわけではないだろうに。
入るも出るも君の自由なのだから、ね。
……それこそ、嫌なら外で待っていてくれても構わないし。
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浮島・燕 2021年11月19日
いや隠しなさいよ……ディアボロスである前に学生よ?私たち。生き死にの話なんて込み入ったこと、学友にはしないの?OK?

「仕事」のクオリティは下げたく無いの。
キューブ化するには触らないといけないし、わざわざアンタに洞窟出たり入ったりしてもらっても時間の無駄でしょ?

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浮島・燕 2021年11月19日
…狭いとこ嫌いなのよ。狭くて暗いともっと嫌いだけど。

……他人に言わないでよ?

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竜城・陸 2021年11月19日
それは失礼。俺のいた世界では割合普通のことだったものだから。
次から気を付けるよ……今のは謝っていいところだよね?

……軽々にそれを他人に漏らすほど軽率ではないよ。
それに君のそういう、仕事に真摯なところは信頼している。
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浮島・燕 2021年11月20日
まあ良いんじゃ無い?
次からは謝礼の品もつけなさいね?
(なんて冗談めかして言いつつ)

仕事は仕事だからね。好悪ではやらないわ。

まあ言いふらしたいなら好きにしたら良いわ。許さないけど。

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浮島・燕 2021年11月20日
……そういやアンタは採らないの?石。

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竜城・陸 2021年11月20日
言いふらしたりしないってば、信用がないな……?

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竜城・陸 2021年11月20日
ああ、(壁面を指さして)
ここにある大きな塊を刳り貫かなくちゃいけないんだけど、傷を付けたくないからね。
今地脈の流れとかそういうのを把握しているところ。
……細かい作業が苦手でね、少し時間がかかるんだ。
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浮島・燕 2021年11月21日
大丈夫よ。アンタじゃなくても釘刺すのは変わらないわ。(またノミを振るってみる。固い。)


…それ把握が終わったらドカーンと砕く気?デカ過ぎる塊は私でもキューブには出来ないんだけど…

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竜城・陸 2021年11月21日
そう? ……まあいいけど。

さすがに手に持てないサイズではないかな。
両手で抱えられるサイズにはするよ。どのみち掘り出した後になるけれどね。

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浮島・燕 2021年11月23日
(カーンカーンとノミを当てる。かなり細かくなってしまった。当てる場所が難しい。)

ちゃんと重量考えてよね。
アンタが、じゃなくて私が抱えられるサイズじゃないとキューブに出来ないんだから。
か弱い女の子の細腕をしっかり意識するように。

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竜城・陸 2021年11月24日
それに関しては君に手を借りる以上当然のことだろう?
さすがにそこまで配慮のないつもりはないさ、心配しなくてもいいよ……、ああ、燕。

そこ、少し斜めに当てて叩くと、多分うまく採れると思うよ。

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浮島・燕 2021年11月25日
(指示に従い、斜めからノミを当てて叩く。
すると、丁度良い大きさの蛍石がポロリと落ちた)
……ありがと。

(その蛍石をキューブに変換して)
でも実際蛍石をどう使おうかしら……グスタフ・カツラギ辺りに渡したら何かと取引出来たりするか……?

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竜城・陸 2021年11月25日
ん、どういたしまして。

武具に使うには脆すぎるからな……金属の精錬とかに使う場合もあるから、工業用に需要があるかどうかというところだろうね。
(工業用なら量がいるだろうけれど)(などと続けて)

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浮島・燕 2021年11月26日
工業系かあ……



(手に持ったキューブを蛍石に変換し直して眺めて)

…アンタなら幾らで買い取る……って聞いても仕方ないわね。

これから必要な分取るんだし……
さて誰に売りつけるべきか……

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竜城・陸 2021年11月27日
まあ、あるいはあいつが装飾品とかを作ることがあるなら使うかも、くらいだね。
その場合は傷の有無とかそういうのが値段に関わってくるだろうし。

……それこそ緑のクラスならそういう用途で必要な子もいそうだけど。

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浮島・燕 2021年11月29日
あの見た目で装飾に拘るタチにも見えないけど……

あれ、「あいつ」?
あんたの三人称としては気安いわね。仲良かったっけ。あの四角頭と。

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竜城・陸 2021年11月29日
まあ、装飾品自体を制作する機会はほとんどなさそうだけど……でも仕事で手を抜くタイプではないからね。
武具の機構のひとつとしてそういうものが必要とあればやるんじゃないかな。

……ん、ああ。うん、俺としてはそのつもりでいるかな。
(そこも採れそうだよ、と彼女の足元あたりを指さして)

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浮島・燕 2021年11月29日
武器の機構、ねえ。

(胸元からキューブ化を解いた銃を一丁取り出す。
グスタフ・カツラギ製の拳銃だ。)
機能美以外にあり得るのかしらね、そんなの…

(ありがと、と礼を言いながら銃を仕舞い、ノミを当てる。これで追加が二つ目だ。)

男同士の友情ってやつか……案外青春してるのね。

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竜城・陸 2021年11月30日
現代の兵器はそうかもしれないけれど。
たとえば魔術的な機構を持たせる場合だとか、象徴的な意味を持たせる場合には必須のものとなるからね。
……ああ、それ、あいつが作ったもの?

案外、って。意外に見える? ……まあ見えるか。

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浮島・燕 2021年12月1日
(陸の話を聞いて合点がいったように)なるほどね。魔法使いの杖の頭に意匠を付けたりする感じか。

アンタもグスタフ・カツラギも自分から積極的に仲良しこよしするツラじゃないでしょ。赤番ならともかく。

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竜城・陸 2021年12月3日
そう、まあ、そんな感じだね。
魔術の媒介にする場合、一般的な魔術師はそういう道具を使うらしい。

そう……かな。割合誰とでも友好的に接しているつもりだけど?

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浮島・燕 2021年12月5日
一般的なって……(自分には必要ないってことか。と胡乱な目で見つつ)

友好的になってもあまり距離感詰めないタイプだと思ってたから。
私との距離感くらいが一番近いのかなって。

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竜城・陸 2021年12月6日
一般的な。……後世の、と言い換えたほうがいい?
俺の時代の魔術師――祭司は詩歌、まあ、呪歌というほうが通りがいいか。そういうものに魔術を乗せていたから。
まあ、道具を併用する場合もあったかもしれないけれどね。
(――当然、自分にはそのどちらも必要ないのだが)

まあ、それは……普通の人にはね。
(“竜”だとか、“ ”だとか。そういうものは人の世界と通常、分たれているものだから――などとは、勿論、口に出さず、)
……昔はあまり人付き合いもなかったものだから、適切な距離感を見誤りそうで。
(嘘でもない、けれど本質ではない、そんな表向きの理由を述べた)
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浮島・燕 2021年12月7日
道具も使って、ねえ。
会計が魔術道具作ってるし買ってみれば?
私も持ってるわよ?爆弾とか爆弾とか。

適切な距離感なんて、そいつ次第だし……

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浮島・燕 2021年12月7日
―――距離感間違えても許されるのが、学生ってやつなのよ。
詰められるだけ詰めちゃいなさいよ。

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竜城・陸 2021年12月9日
ああいうのは自分で作れてしまうからね。
俺に必要な“道具”というと、基本的には使い捨ての何かより、長く使えて信頼のおけるもの、という向きになるかな。

まあ、それは――そうだけど、…………
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竜城・陸 2021年12月9日
(それで取り返しのつかない過ちを犯してしまうのが、怖い)
(……なんて言ったら、きっと、眉間に皺を寄せるのだろうな)

……許されるかどうかはともかくとして。
見栄を張ってしまうんだよね。うまくやろう、ってさ。難しいね、こういうの。
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浮島・燕 2021年12月10日
長く使えて信頼が置ける……そりゃあ道具に求めることはそういうことだろうけど。
長く使える、の部分が気にはなるけど。一生使う気?

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浮島・燕 2021年12月10日
(最初から最後まで、眉間に皺を寄せたまま)

上手くやらなくて良いと言っても無駄だろうし……

アンタが失敗したらしっかりゲラゲラ笑ってあげるわよ。

だからさっさと失敗しなさい。失敗したコミニュケーションを見せてみなさい。
あんた見栄より実を取れるタイプでしょうが。

そんなとこだけかっこつけてんじゃないわよ。

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竜城・陸 2021年12月10日
一生……でなくともいいのだけれど。
長く“信頼を寄せられる”道具であるほうが使いやすいんだ。道具を使う時に魔術を介することが多いからね。
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竜城・陸 2021年12月10日
――そうだね、こと自分の事でないのなら。
自身の保身や面子より、他人の利益になるだろうことを優先するよ。
だけれど自分の事となると、それが少し難しいんだ。

(己にしか使えず、己の為にしか使えなかった、“傲慢”の産物を)(世界の為、他人の為に費やすこと)
(ここで何かを為すことを、自身に許す理由)

……そのままでいたいわけではないのだけれど、中々ね。
自分にそれを許せるようになったら、そうするさ。
その時は是非、思い切り笑ってくれれば有難い――さて、それじゃあ少し下がっていて貰える?
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浮島・燕 2021年12月10日
……はいはい。
(少し下がる。陸が少しで良いと言うなら、少しで良いのだろう)

別に、アンタがどうなろうがしったこっちゃ無いけど……
自分に対して許す、とか許さない、とか言ってるのもね……
悩んだり苦しんだりしてる奴見てても、つまんないし。
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竜城・陸 2021年12月11日
君にだってあるんじゃない、どうしてもこれだけは譲れない、っていう部分――というか、そういうの。
それが俺にとっては、他人を傷つけたりしないこと、……とか、そういうものなんだよ。
(少しニュアンスとしては違うけれどね、なんて言いながら)

(彼女が離れたのを確認して)(軽く、鉱石へ手を添える)
(細く細く織った魔力を、糸を通すように巡らせて、網で包むように鉱石を保護する)(あとは、疵を残さず“うまく”割れるように魔力を流し込んでやればいいだけだ)
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竜城・陸 2021年12月11日
(ほどなく。重い音とともに岩壁から剥がれた大きな鉱石を、今度は、持ち運べるサイズに分ける。これも魔力で防護をかけながら、“うまく”割れる――いわゆる劈開が起こるような構造的脆弱点で切り分けてやればいいだけだ)
(十分に触れて理解したものだ、それも、そう時間をかけることなく終えられるだろう)
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浮島・燕 2021年12月12日
(持ち運べる大きさに分けられたなら、後はこちらの仕事だ。)

(それぞれの鉱石に指で触れ、小さなキューブへと変換していく。)

……持って帰るまでが仕事、ってね。
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竜城・陸 2021年12月13日
(いつ見ても便利だな、と思いながらその作業を見守っている)
(周囲に巡らせていた魔力の網にかかる相手もいない。作業が済めば、つつがなく撤収ができるだろう)
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竜城・陸 2021年12月17日
(周囲一帯はドラゴンの勢力圏内。細心の注意を払いながらの帰路は言葉少なく)

(――その間ずっと、)(彼女の言葉を反駁していた)
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竜城・陸 2021年12月17日
(“見栄より実を取れるタイプでしょうが”)

(……ああ、そうだな)

(張りたくもない見栄を、張らなくて済む日が来るのだとしたら)

(どんなに――)
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