【個】常夏の楽園にて
霧雨・龍雅 2021年11月7日
修学旅行、三日目。
どうせなら、誰かと一緒の方が楽しいでしょう?
そんなお誘いを受けて、やって来たのは常夏の島ハワイ。
いつもはクールな雰囲気を醸し出している彼も、この日ばかりは、どこか気持ちが浮ついているようで……?
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霧雨・龍雅 2021年11月7日
うん、任せて。
(どん、と胸を叩きます。頼りにされると嬉しい、だって男の子だもん)
大丈夫、水の中でも外れにくいようにしてるんだ。
普段使ってるサングラスでも、掛けたまま水の中に潜ったりしたことは何度かあるし。
(だから問題ないよ、と返して)
うん。ありがとう、つづら。
そうだね、せっかくハワイに来たんだし、海を眺めてるだけじゃあね。
……とはいえ、海遊びってあんまり種類を知らないんだよね。
雨谷・葛良 2021年11月7日
あ、そーなんですね。
そのへんは考えられてると言うか――……普段のもそうなんですね。
(なるほどー…とばかりに、まじまじとサングラスを、その下にあるだろう目を見て、)
(無効票)
雨谷・葛良 2021年11月7日
こういう時は水とたわむれてーみたいな感じでも何となく楽しいと思うですよ、たぶん。
まずは行ってみてから考えるです。
ちなみに龍雅さんは泳げるですかね?
つづらは……まぁ、泳げなくも、ねーかなくらいの……です。
(基本インドア派である。溺れるまではいかないが、得意でも無いのでしょう)
(と言いながら、そっとワンピースの後ろのホックに手をかけます)
霧雨・龍雅 2021年11月7日
うん。魔力……っていうのかな? なんかそういう感じので、身体から離れにくくしてるの。
(サングラス自体がそういう仕組みというわけではありませんでした)
そういうものなんだ……
……そうだね。考えて止まってる時間も勿体ないし、動きながら考えた方がいいかも。
(うん、と頷きを返して)
……ん?
うん、俺は泳げるよ。
復讐者としての依頼で、水の中に潜って調査とかしたこともあったし……
(なんて、過去の事件を思い返して言いながら、ぼんやりとつづらさんの動きを眺めて)
(無効票)
霧雨・龍雅 2021年11月7日
(彼女が後ろのホックへ手を伸ばしたところで、彼の心の警鐘が俄かに騒がしくなり始めました)
雨谷・葛良 2021年11月7日
魔力、魔術、魔法。
つづらも勉強し始めたばっかりって感じでまださっぱりですけど、すげーですよね。
応用したら色々できそうです。
(なんて言いながら背中のファスナーを下ろして、)
(無効票)
雨谷・葛良 2021年11月7日
(するりとワンピースを下ろせば、下は水着姿です)
(フリルを飾ったトップスと、スカートを備えたボトムのビキニ。セクシーよりは可愛いよりなのは趣味でしょう。多少は露出も抑えられますし。)
(無効票)
雨谷・葛良 2021年11月7日
龍雅さんが泳げるなら安心ですね。
いえ、つづらも溺れるほどどんくさいとは思ってねーですが、万が一って言うこともあるで――……?
(ワンピースを畳んでビニールシートへ、置こうとしたところで)
(何やら見られていた気がして、小さく首を傾げた)
霧雨・龍雅 2021年11月7日
(ジィ、とファスナーが下りる音で予感が確信に変わり、彼は思わずつづらさんから視線を逸らしました。いえ、下に水着を着てるであろう事は容易に想像がつきますが、下に着てるとか着てないとか以前に、その動作自体から漂う色気が男子中学生にとっては目の毒なのです)
(無効票)
霧雨・龍雅 2021年11月7日
そ……そうだね。
もっと使い方を勉強すれば、もっと便利に扱えるかも……
(そんなことを言って場をごまかそうとしますが、赤くなった頬はごまかせません)
その時は、俺が全力で助けるから。
万が一のことなんて考えずに、安心して遊んでいいよ。
(水着姿も首を傾げる姿も直視できないまま、彼はそう言うのでした)
雨谷・葛良 2021年11月7日
ええ、その時はお願いするです……なんて、駄目な時を想定してたら楽しみきれねーんです……けど……?
(僅かに、挙動不審を感じて)
(サングラス越しの視線が反らされているような、そんな雰囲気を感じて、)
(無効票)
雨谷・葛良 2021年11月7日
……や。ま、まー。
つづらもこういうトコあんま来ねーもんですから、ちょっと考えなしだったかもしれねーですけど。
水着になるだけのがそんなに気になったです、か。
(目の前で脱いだもんだから、視線を反らしてくれたのだろうけど。意識されてるとなると逆にこちらも気になってしまうもので。)
霧雨・龍雅 2021年11月7日
……ご、ごめん。
下に着てるだろうって思ってても、その……なんか、見ちゃいけない気分になって。
(しどろもどろ。そわそわしながら、なんなら若干恐る恐る視線をつづらさんの方へと向けなおして)
(サングラスの奥の瞳で、つづらさんの姿を捉えて)
…………
……ええっと、その。
(駄目だ、この空気をなんとかしないと。脳みそをフル回転させ、無い知恵を絞って)
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霧雨・龍雅 2021年11月7日
…………
……可愛くて、似合ってると思うよ。
(無効票)
霧雨・龍雅 2021年11月7日
(言ってから、ますます頬を赤らめて俯き、黙りこくるのでした)
雨谷・葛良 2021年11月7日
い、いえその、そもそもつづらがもう少し気を遣うべきだったですし、確かにじっと見られてたら恥ずかしかったかもですし、
(無効票)
雨谷・葛良 2021年11月7日
(オタク時々早口になるけど、今日は早口だけど言葉にキレはなく、しどろもどろと、)
その、えと、
(無効票)
雨谷・葛良 2021年11月7日
……あ、ありがとれしゅッ……ありがとです。(噛んだ)(言い直した)
………ううう、そういうつもりじゃなかったですけどちょっとだけ照れるですね、そう言われると。
(ちょっとどころじゃない様子で頬を染めて。水着姿を褒められるなどインドア少女には未知の経験である)
霧雨・龍雅 2021年11月7日
ど……どういたしまして。
(つづらさんの反応にさらに気恥ずかしさがこみ上げてきましたが、このまま黙っているわけにもいきません。ちょっとだけ気合を入れなおして)
えっと、それじゃあ次、俺が水着になるから……
(むこう向いてた方がいいよ、と言外に含めて麦わら帽子を脱ぐのでした)
雨谷・葛良 2021年11月7日
はひっ。(くるーっと体ごと向きをかえて視線をそらすと、翼だけを龍雅さんに向けて)
(無効票)
雨谷・葛良 2021年11月7日
(緊張を示すようにぎこちなくゆらりゆらり、揺らしながら。まだ置いてなかったワンピースをぎゅっと抱きしめて)
(おおおおちつくです、びーくーる、びーくるですつづら)
霧雨・龍雅 2021年11月7日
(つづらさんがむこうを向いたのを確認して、脱いだ麦わら帽子をシートの上へ。それから、アロハシャツに手を掛けます。ビーチの人々の声やさざ波の音に混じって、衣擦れの音が聞こえてくるかもしれません)
(無効票)
霧雨・龍雅 2021年11月7日
(発揮する怪力に比して肉付きの少ない、まだ発展途上の上体が露わになって。下半身にはヤシの木の柄をあしらったご機嫌なサーフパンツ。脱いだ衣服をシートの上に置き、ちょっぴりそわそわした様子で)
えっと……準備、出来たよ。
雨谷・葛良 2021年11月7日
//いつものつづらテンションここから
『おおー……いつもの格好だとわかんねーですけど、意外と細身なんですね。
それでもやっぱりつづらよりおっきいのは男の子ですよね、ええ。
まぁ比較対象兄さんくれーなもんですけど―――』
//いつものつづら【だったら】のテンションここまで
(無効票)
雨谷・葛良 2021年11月7日
(―――現実のつづらテンションはというと)
(くるりと向き直ると、)
えと、はい、では行くですか……
いえほらお水の一つや二つ頭からかぶったら落ち着くと思うですね、うん。
(つまり今はまだ落ち着いてないと自白して)
(こういう時はなんだろうエスコートしてもらえば良いのかと――おずおずと手を伸ばした。)
(やめときゃいいのに)(びーくーるは無理だったようです)
霧雨・龍雅 2021年11月8日
ん……
そ、そうだね。俺も……ちょっと、頭を冷やそうかな。
(こちらもまだまだ冷静にはなれていない様子で)
(差し出された手に、思わず硬直してしまいます)
(先日の京都でも似たようなシチュエーションがあり、その時もだいぶ気恥ずかしかったのですが……今の恥ずかしさときたら、あの時以上です)
(無効票)
霧雨・龍雅 2021年11月8日
(けれども)
(その手を拒む、なんて選択は彼にはありません。意図が何であれ、差し出された手を取ってもらえないというのは……とても悲しいことだと、そう思っているから)
……うん。
それじゃ、行こうか。
(そっと、その存在を確かめるようにつづらさんの手に触れて。そっと柔らかにその手を握り、波打ち際へと向かおうとします)
雨谷・葛良 2021年11月8日
(ああああこれ余計に気恥ずかしい奴じゃねーですかなんでやったですかつづら)
(うううううう)
(無効票)
雨谷・葛良 2021年11月8日
(―――という内心を秘めたまま。手を取られたまま波打ち際まできて)
(無効票)
雨谷・葛良 2021年11月8日
(不意に結んだ手を離すと、その腕を抱くようにがっちりホールドして、)
(無効票)
雨谷・葛良 2021年11月8日
………う……うぅぅぅー……っ!
(限界を迎えた精神は唐突に、妙な声を上げて)
(海辺へ倒れ込むように――それも自分ごと、一緒にずぶ濡れになるように)
(思いっきり引っ張った!)
霧雨・龍雅 2021年11月8日
(……さて)
(水と戯れるだけでも充分楽しいはずと彼女は言っていましたが、冷静さを欠いた今、果たして心から楽しむことが出来るのだろうか。そんな一抹の不安を抱えながらも、歩む足は止めず、やがてその素足にひんやりとした海水の温度が伝わってきて)
(ほんの少しばかり、頭の熱が抜けたような感じを覚えた、まさにその時に事件は起こりました)
(無効票)
霧雨・龍雅 2021年11月8日
……?
つづら、どうし……
(突然手を放され、どうしたのかと問い掛け――るよりも先に)
(無効票)
霧雨・龍雅 2021年11月8日
……!!?
(柔らかな感触が腕を襲って、彼の思考はそこでフリーズ。言葉も出ず、身体も動かず。もはやされるがままの状態で)
(引っ張られた勢いのまま顔から思いっきり海辺へと倒れ込むのでした)
(無効票)
霧雨・龍雅 2021年11月8日
(全身を包むひんやりとした感触でようやく思考を取り戻し、派手にぶち上げた水しぶきの中から上体を起こして)
な、なな……
何、どうしたの急に……!?
(珍しく、本当に珍しく。慌てふためいた声をあげました)
雨谷・葛良 2021年11月8日
(自分も頭から水でダイブ。そう。)
(無理矢理に頭を冷やして―――さすがにここで溺れるだなんてかっこ悪い事はしねーですが)
(無効票)
雨谷・葛良 2021年11月8日
……ぷふぁっ(ざばーっと水の中から、身体を起こして)
(腕を開放して、すいーっと波打ち際から離れていって)
(無効票)
雨谷・葛良 2021年11月8日
――リセットですよ、リセット。
ほら、変な緊張なんて飛んでくじゃねーですか。
(自分で仕掛けておいて何だが――実際、意表を突いた事態というのは、空気を一変させる効果があるわけで)
(無効票)
雨谷・葛良 2021年11月8日
(慌てる様子を見て小さく笑って)
あ、でも苦情は受け付けるですよ。
追いつけたら、ですけど?
(そのままゆらーっと、海辺から離れていきます)
(それほど泳げるわけではないので、追いつこうと思えばすぐに追いつけるでしょう)
霧雨・龍雅 2021年11月8日
り、リセットって……
(確かに緊張で強張っていた思考も身体も、すっかりとほぐれはしましたが。些か手段が強引ではないかとさすがの彼も苦言を呈しそうになります)
(無効票)
霧雨・龍雅 2021年11月8日
(が、それよりも先に、つづらさんが海の向こうの方へと泳いで行って)
…………もう。
(まだ脳裏に残る柔らかな感触を払拭すべく、ぶんぶんと首を横に振って)
それじゃ、ひとこと言わせてもらうからね。
(ばしゃばしゃと水を蹴立てて泳ぎ、つづらさんへと追いつきます)
雨谷・葛良 2021年11月8日
おー……おー、泳げるのは本当だったですね。
(別に疑っていたわけではないけども。スムーズに追いついてきた姿をみれば、自分よりはずっと泳げるのは間違いないのだろうと)
(無効票)
雨谷・葛良 2021年11月8日
ちょーっと強引な手を使ったのは、そうですからね。
ええ、一言でも二言でも、龍雅さんは言う権利があるです。
(あえてそれ以上は遠ざかるのをやめて、素直にその場に留まった)
霧雨・龍雅 2021年11月8日
本当のことしか言わないよ、俺は。
(なんて、特に気を悪くした様子も無くそう言って)
(演出継続)
霧雨・龍雅 2021年11月8日
うん。それじゃあ……
(その場に留まるつづらさんの顔を、真面目な表情で少しの間じっと見つめて)
(ふ、と。柔らかに笑みを浮かべて)
……ありがとう。今日は楽しもうね。
(先ほどまでの照れはどこへやら。肩の力を抜いて、そう言うのでした)
雨谷・葛良 2021年11月8日
ええ、ええ。どうぞどうぞ――
(と)(少しの間、じっと見つめられる目を――サングラス越しですが、見返して)
(無効票)
雨谷・葛良 2021年11月8日
……。(ふわりと)(かけられた言葉に、力の抜けた様子で)
(無効票)
雨谷・葛良 2021年11月8日
ええ、ええ。そのために来たですからね。
まーつづらはそれほど泳げるわけでもねーですし?
これ以上遠くに行く気もしねーですから?
(ぷかぷかと、かろうじて足が付く程度のところで浮かびながら)
も―っと楽しむです、
(ここより浅い範囲でできる水遊びを、僅かに考えて、)
(演出継続)
雨谷・葛良 2021年11月8日
ねっ。
(ばじゃあっと)
(両手いっぱいにすくった水を、龍雅さんへとかけるのでした)
霧雨・龍雅 2021年11月8日
【〆】