私立MM学園

【個】浮かれた気分の中で

音海・凪 2021年11月5日
初めての京都。初めての旅行。

落ち着ける場所が良かったから、神社仏閣を中心に巡ってみたりして。のんびりと一人旅気分。

しかし、歩き回っていると身体も疲れを訴えてくるというもので。

お腹も甘いものとか食べたいと主張してくるというもので。

では、折角だからと雰囲気の良い時代劇めいた茶屋にて足休め。

そんな時。


●ばったり会うのは
#野々矢・一三郎
#音海・凪





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野々矢・一三郎 2021年11月5日
学習能力があるから下がったンだろうが!!!! 人前ではっ倒してほしかったか!(がるる、と吠えながら団子の乗った皿を受け取って)

……はっ(付いてきた緑茶を見る。しまった……! 団子を頼むと緑茶もついてくるタイプだったか……!?)
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音海・凪 2021年11月5日
して欲しいわけないでしょう。結構痛いんですから、アレ。
それに、この場ではっ倒して野々矢さんが不評を買うのも気分が良くないですしね。

さて、では……。
(まずはお茶を、と口に含み。程よい渋みと暖かさに心地よい安心感を覚える)
(……うん、美味しい) (無効票)
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音海・凪 2021年11月5日
……? どうしました、野々矢さん。食べないんです?
(次は団子を、と黒文字で串から外しているところに、何やら躊躇する様子の野々矢さんが見えて)
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野々矢・一三郎 2021年11月5日
……ぐぬぬ(まあこの場ではっ倒しなどしたら、大変なことになることには間違いない)

一応女子相手だからな、知り合いの誰かに見られていたら明日から変なぬれぎぬを着せられちまう (無効票)
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野々矢・一三郎 2021年11月5日
食べるっての!!!!!(と、団子を口に運んだ。がつがつがつと凄い勢いで食い進んでいって) (無効票)
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野々矢・一三郎 2021年11月5日
美味ェ! おっ、結構甘ェなこれ! もちもちで甘くって……美味ェ!(がつがつがつがつ)
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音海・凪 2021年11月5日
知り合いじゃなければ、傍から見れば女性同士なんですけどね。
まあ、だとしても不審には思われるでしょうが。 (無効票)
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音海・凪 2021年11月5日
そうですか。なら良いのですが……。
(串から外した団子を黒文字で刺して、続くように口に含み。ゆっくりと食べ終えて)

……あぁ、本当ですね。それでいて甘すぎず、上品な味わいで食べやすくて……。
(それに、と緑茶を再び飲んで)

このお茶にも、よく合います。
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野々矢・一三郎 2021年11月5日
うっ(お茶を見て息を呑んだ。緑色である。とてもいい香りのする緑茶である)

……おい…………おい(呼びかけようとして、名前がぱっと出てこなくて。結局「おい」って二回口にして)

……茶のおかわりいらねェか?
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音海・凪 2021年11月5日
ああ……なるほど。
(先程の様子に、合点がいって)

……緑茶、苦手なんです?
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野々矢・一三郎 2021年11月5日
苦手っていうかよ……苦いだろ
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音海・凪 2021年11月5日
そりゃあ、まあ。緑茶ですし……。

……でも、甘いものに苦いお茶って合いませんか?
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野々矢・一三郎 2021年11月5日
抹茶アイスは美味ェよな!!!!!
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音海・凪 2021年11月5日
甘い団子と一緒に飲めば、抹茶アイスが美味しいのと同じ理屈ですよ?
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野々矢・一三郎 2021年11月5日
えっマジで……い、いや騙されねェぞ!

緑茶は苦ェだろ……抹茶アイスはな、甘いンだぞ!?
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音海・凪 2021年11月6日
ほら、抹茶アイスだって抹茶の風味に仄かな苦みがあったりするでしょう?
あれと一緒ですよ、あれと。

それに、この緑茶。渋みも程よい程度で、そんなに苦くもないですし。
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野々矢・一三郎 2021年11月6日
……飲ませる方に誘導してねェか?
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音海・凪 2021年11月6日
はい。普段ならともかく……今日は旅行中ですから。

旅先での感覚を、少し共有したい気分になりまして。

……駄目でしょうか?
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野々矢・一三郎 2021年11月6日
ええええ……オレと?(なんで? という顔で)

そういうのはダチとやれよダチと。いねェのかよ(ふん、と団子を食べながら)
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音海・凪 2021年11月6日
友人と呼べる相手はいませんし、今日も生憎、一人で好んで回っていたので。

野々矢さんと、というのは……まあ偶然この場にいるからですね。
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野々矢・一三郎 2021年11月6日
友人がいない?(は? という顔をして)

……ンだよもしかしてお前、アレか? ぼっちか?(その性格じゃあなあ、という顔をして)

それぐらい作っとけよ、一人静かな方がいいったって、こういう旅行の時とか困るだろうが(ふん、と) (無効票)
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野々矢・一三郎 2021年11月6日
(というかもしかして、こいつそういう友達がいないからこっちに良く絡んでくるんだろうか……というやや同情の視線を向けた)
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音海・凪 2021年11月6日
はい。ぼっちですよ?
(知り合いと呼べる相手はいても、自分から見て友人と呼べる相手は特におらず)

いえ、その場その場の偶然の出会いを楽しむ……というのも旅の醍醐味だと思いますし。
……なんですか、その顔は。
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野々矢・一三郎 2021年11月6日
いや……なンだ。流石にそれはかわいそうだな……と思ってだな

ダチ作るの手伝ってやろうか(そうすれば、こういう時も絡まれずに済みそうだし)
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音海・凪 2021年11月6日
いや、別に気にしてないので憐れまなくても……。
というか、そもそもとして不用意にそういった相手が出来ないようにしているので。
手伝って頂かなくても結構です。
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野々矢・一三郎 2021年11月6日
すっげェダチが出来なさそうな発言で、はっきりぼっちなンだなってわかったわ

ったく。ダチはいらねェ。旅先の思い出は共有してェ……オイオイオイワガママってヤツじゃねェかァそれはよ!(へっへっへと追い込むように笑みを浮かべて団子を食べる)
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音海・凪 2021年11月6日
…………そうですね、ワガママです。
(相変わらずな言い草ではあるけれども。言っている内容はその通りだから)
(ふわついた気分に冷や水を被せられたようで) (無効票)
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音海・凪 2021年11月6日
……貸しがあるわけでもないのに、私の事が嫌いな野々矢さんにこういうことを頼むのは失礼でしたね。
すみません、浮かれすぎてました。今のは忘れてくださって結構ですよ。
(謝罪の意を込めて、小さく会釈をして)

……あ。緑茶、いらないんでしたよね。
残しちゃうのも良くないですし、代わりに飲みましょうか?
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野々矢・一三郎 2021年11月6日
ああン?(団子を食べる手を止めて)いや確かに失礼だけどよォ……(突然殊勝になったのを見て、あ、しまった言い過ぎたか、という顔をするが)

いや、また貸しかよ……(むむむむ、と睨むような顔をして)……(とりあえず茶を前に出した)
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音海・凪 2021年11月6日
ありがとうございます。
まだ自分の分を飲み切ってないので、飲み終わったら野々矢さんの分もいただきますね。
(と言いつつも、もう一つも出来れば暖かいうちに飲んだ方がよいだろうと、少し飲むペースを上げて)
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野々矢・一三郎 2021年11月6日
いやだからなンでお前がありがとうございますとか言うンだよ(そりゃオレの台詞だ……とは言えなかった。だって意地でもありがとうとか言いたくないし)

……(一応、と残りの団子を食べる。ただ微妙に奥歯に何かが挟まったかのような顔で凪を見て)
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音海・凪 2021年11月6日
いえ、どんな理由だろうと頂いたものにはお礼を言うべきだと思うので……。
(時折団子を交えながら、もう少しで飲み終わるというところまで自分の分を飲み終えたところで)

……どうかしました?
(ふと、野々矢さんの表情が目に入り)
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野々矢・一三郎 2021年11月6日
いや……(むむむ)そう、だな……あー(少し考えた後) (、)
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野々矢・一三郎 2021年11月6日
……団子美味かったな!(ちょっと作った笑顔で、そんなことを言った)

(気を使ってるというか、つまり「少し共有」というやつである)
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音海・凪 2021年11月6日
…………えっ、と。
(急な言葉に、きょとんとする) (無効票)
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音海・凪 2021年11月6日
(が、程なくして何が言いたいのかは理解が出来て)

(……つまりは、私のワガママを彼なりに許せる範疇で受け入れてくれたということで) (、)
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音海・凪 2021年11月6日
……はい。次は、現実の方で食べに来たいものです。
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野々矢・一三郎 2021年11月6日
現実の京都か……(オレは行かねえからな! とは流石にこの流れでは言えなかったので)……まァ、そうだな。取り戻したら、行ってみるのもいいかもなァ(と、無難に返した)
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音海・凪 2021年11月6日
ええ。今回の修学旅行、VR空間とはいえ非常に本格的で楽しませて頂いてますが……。
現実で訪れると、また別の楽しみもあるでしょうからね。
季節の違う時に旅行するのも良いでしょうし……。
(こくり、と浮かれた気分で頷く。勿論、本人は一人で行く気満々である)
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野々矢・一三郎 2021年11月6日
季節ごとのあれそれはまァ、あるだろうな

……それにモノを食うなら、やっぱ現実がいいしな(と、団子を食べきって)
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音海・凪 2021年11月6日
ですね。いつか、現実世界でも初旅行が出来る時が楽しみです。
(と言いながら、野々矢さんの分の緑茶を飲み始める。)
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野々矢・一三郎 2021年11月6日
さて……(食い終わったし、と立ち上がる)

……あー、なンだ。そっちはどうすンだ?(一応、声をかけた)
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音海・凪 2021年11月6日
そうですね。野々矢さんから頂いたお茶もまだありますし……もう少し、ゆっくりしていこうかと。
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野々矢・一三郎 2021年11月6日
(うっ、という顔をして)……じゃあ飲み終えるまでは残る(すとんと座った)
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音海・凪 2021年11月6日
別に、気にしなくても良いですのに……。

……なんか、前に弁当を食べてもらった時と同じ感じですね?
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野々矢・一三郎 2021年11月6日
うるせー、知らねェ、覚えてねェ!(ふん、とふんぞり返りながら、お茶を飲む様子を見て)
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音海・凪 2021年11月6日
はいはい。

……野々矢さんが忘れても、私は覚えておりますので。
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野々矢・一三郎 2021年11月6日
(ふン、とそのままそっぽを向いた)
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音海・凪 2021年11月6日
(その後、お茶を飲み終わるまでの少しの時間、二言三言交わす程度ではあったものの。穏やかな時間を――少なくとも凪としては――過ごせたそうな)
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音海・凪 2021年11月6日
【おしまい】
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