【個】宇宙に一番近い場所
狐坂・香風 2021年11月5日
古来より、山というものは神の宿るものとされている地域は多い。
ここハワイでもそれは当てはまり。
標高4,205m
「白い山」マウナ・ケア
雪の女神ポリアフの住まうこの山の頂は、天候が安定し空気が澄んでいる事から、宇宙に一番近い場所と呼ばれていた。
#リュヌ・ドゥートランキルンテ
#狐坂・香風
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狐坂・香風 2021年11月5日
なぜ、走っているのか。
そう、それはこの少女が途中にあるインフォメーションセンターでお昼寝をしすぎたので、歩いていたのでは山頂から陽が沈むのに間に合わないからなのであった!
(走りながら誰かに向けて語り掛けるのであった)
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リュヌ・ドゥートランキルテ 2021年11月5日
(少女へ並走するように、金の髪を揺らす少女のような少年がひたすらに走る、走る、走る。)
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リュヌ・ドゥートランキルテ 2021年11月5日
(登山にしては、につかわしく無い。パーカーに七分のズボンといった格好。
見る人が見れば、山を軽んじている──と言っても差し支えない服装だ。
それでも、普段の彼からして見れば、十分に厚着をしている。
なにせパーカーの前は閉めて、ズボンの下にはインナーを穿いているのだ。これは彼にとっては大変珍しい事で──)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2021年11月5日
いやーっ、それにしてもたくさん寝たよな。オレは全然寝れなかったから羨ましいくらいだぜ。
(明るい内はあんまり寝ない──そんな彼は、お昼寝が少し羨ましかった)
(だがしかし、白い息を小刻みに吐き、ペースを上げて走るこの状況は──なかなかに楽しい)
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狐坂・香風 2021年11月5日
いやー、だって山登りで程よく疲れた体にお昼ご飯なんて入ったら、眠くなるじゃん?寝るじゃん?って起こしてよもう!
確かに陽が沈むのみたいっては言ってなかった気もするけど!
(2,804mにある施設までは歩いて登っていたが、そこで事件は起きていた)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2021年11月5日
だってオレ、体冷やさないように動いてたんだもーん。
(標高が高ければ気温も低い。肌感覚で感じ取っていたそれから、体の調子を整える方向へなんとなく感じていたのだ)
(まあ、そんなことをしなくても元気いっぱいだったのだが)
狐坂・香風 2021年11月5日
走り出したの途中からだったとはいえ、うち寝てる間も動いててまだ元気なの。どんだけなのリュヌっち。
(と話しているうちに山頂へとたどり着き)
とーちゃく!
狐坂・香風 2021年11月5日
見やすそうなところは……登っちゃう?
(少し離れたところにみえる、円柱状の建物。すばる望遠鏡とは知らずを指さし)
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リュヌ・ドゥートランキルテ 2021年11月5日
夜にならなきゃ元気なままでいられるぜー!
(元気な声で返事をする。と、到着の声を聞き)
うおーっ、もう着いたのか!意外と早かったな!
リュヌ・ドゥートランキルテ 2021年11月5日
そうだなー。一番良さそうなところを探そうか!
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狐坂・香風 2021年11月5日
普通の人だったら絶対無理な登頂速度だったと思うし。
流石に酸素薄くてうちも息あがってるよ。
(肩で息をしているのを整えるように、大きく伸びながら息を吸うと、建物へと近づいていき)
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狐坂・香風 2021年11月5日
(大きな建物を下から見上げ)
これ絶対リアルだったら登ると逮捕される系だよね。
でも平地で見るよりも高いとこから見れそう。
VRだしいっか。いいよね。うんうん。
(そして勝手に納得する)
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リュヌ・ドゥートランキルテ 2021年11月5日
あんまり息を吐きすぎないようにして、肺に空気を溜めておけばなんとかなるぜー?
(これまでの道中で、低酸素環境下での動きがなんとなくわかってきた)(ほぼ勘である)
(ふー、と軽く息を吐き。建物を見る)
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リュヌ・ドゥートランキルテ 2021年11月5日
でっけ〜〜!
(近くで見ると壮観だ。そしてこの形、どこかで見たこともある)
ね、ね。これって天文台ってやつじゃないか?
星とか見るやつ!
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狐坂・香風 2021年11月5日
肺に空気を……?何その天性の運動能力持ってる人みたいな発言。
(ぴょんぴょんと登れそうな所を飛び乗っていき上まで行くと)
あ、ほんとだ。なんかそれっぽいのあるよー。
(観測器の収まったものが溝に中に見える)
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狐坂・香風 2021年11月5日
望遠鏡があるって事は星も見える場所だろうし、ここで一休みする?
(バックパックを降ろすと水筒を取り出し)
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リュヌ・ドゥートランキルテ 2021年11月5日
? え、だって空気薄いし…。
(素早く登るのを見て、同じ所を通っていく。ぴょーんぴょん)
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リュヌ・ドゥートランキルテ 2021年11月5日
おー、合ってた合ってた!やったぜ。
そーだね。たくさん走ったし、ちょっと休もうか!
(リュックを下ろして、オヤツと水筒を出す)
あ、バナナ食べる?
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狐坂・香風 2021年11月5日
食べる食べる。バナナはおやつに含まれないから遠足に最適だよねー。
(こぽこぽと水筒から湯気の立つ紅茶を注いだあたりで、太陽は一面の雲海へと沈み始め)
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狐坂・香風 2021年11月5日
……乾杯する?
(オレンジに染まっていく空をバックにコップをリュヌへと向け)
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リュヌ・ドゥートランキルテ 2021年11月5日
はいよ〜(一本もぎ取って、香風へ投げ渡して)
それにおいしーしねー、助かる助かる
(水筒から温かいミルクティーを入れる。特製のやつで、すごく甘いのだ)
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リュヌ・ドゥートランキルテ 2021年11月5日
お、いいね。(コップを持って)……何に乾杯しよっか。
──沈む太陽と、訪れる月夜とかがいいかな。
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狐坂・香風 2021年11月5日
全く、その顔でそんな事言って、何人の女の子を落としてきたんだか。
(苦笑しつつコツンとコップをぶつけ)
知ってる?ここ、ハワイアン……先住民の人たちの聖地なんだって。
昔の人たちも、こうしてこの非日常な景色を見ながら何か思いにふけったりしたのかな。
(オレンジの空を見つめつつ紅茶を一口飲み)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2021年11月5日
なんのことー!?(こん、と軽快な音が響いた)
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リュヌ・ドゥートランキルテ 2021年11月5日
(ずずっ)へぇー、聖地なんだ。これだけ高いのなら、星も高めそうだしね。
秘密の特別な場所って思っていても不思議じゃないや
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狐坂・香風 2021年11月5日
自覚ないなら尚更たち悪いし!
(この末恐ろしい後輩めと苦笑い。そして陽が落ちるにつれ満天の星空が現れ始め)
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狐坂・香風 2021年11月5日
特別な場所だったんだろうね。雪の女神様が住んでるらしいよ?
で、敵対する火山の女神様がー
(あたりをぐるりと見渡すと、雲海の切れ目、天の川の下に浮かぶ真っ赤な火山を指さし)
あれ。キラウエアのペレ。
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リュヌ・ドゥートランキルテ 2021年11月5日
えぇーっ!理不尽!
リュヌ・ドゥートランキルテ 2021年11月5日
(空に星々が飾られる頃──此処では少し夜が早いのだろうか。まだ眠くはない)
雪の、女神…(そして火山の。指差す方を見ると、赤々と燃ゆる山があった)
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狐坂・香風 2021年11月5日
ポリアフっていうらしいよ。登る前に少し調べたんだけど。
由来はね―
(と言いかけた所で白く、冷たいものが鼻につき、そして溶け)
……冬になると、ハワイなのに雪が積もるんだって。
(ぱらり、ぱらり、微かにではあるが、マウナ・ケアに初雪が降りだした)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2021年11月5日
ひゃっ(鼻の上に雪が降りた。ちべったくて、くすぐったくて、ちょっとびっくりして)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2021年11月5日
ウゥン。南国なのに意外だな……こりゃあ益々特別な場所なわけだよ。
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狐坂・香風 2021年11月5日
満天の星空。ぱらりと降る雪。そして遠くには火噴いてる火山。
大昔の人たちからしたら、異常も異常。神様が住んでるとしか思えないよねぇこれは。
(縁に座って、足をぶらつかせながらバナナを頬張る)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2021年11月5日
うんうん──なんだか思わずシンセーな気分になってくるってやつだな。
(バナナおいしい。もぐもぐ)
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リュヌ・ドゥートランキルテ 2021年11月5日
(反面、ちょっとだけむにゃむにゃしてきた。そろそろ夜だからだろうか)
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狐坂・香風 2021年11月5日
こういうのに触れて、うちの魔力も強化されたりは……
ってリュヌっちおねむ?良い子が寝る時間にしても早すぎじゃない?
リュヌ・ドゥートランキルテ 2021年11月5日
暗くなると眠くなっちゃう〜〜
(うと、うと…と瞼が重くなる。が、頑張って起きる。起きてる)
狐坂・香風 2021年11月5日
子どもか!
……ってまだ小学生なんだよね。忘れそうになるけど。
このまま下山も危ないし、ちょっと寝てく?
膝貸そっか?
(ぽんぽんと自分の膝の辺りを叩き)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2021年11月5日
大丈夫…!(カッと目を見開き)
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リュヌ・ドゥートランキルテ 2021年11月5日
(またすぐに落ちた)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2021年11月5日
むにゃ…まあ、なんとか…なる、よ。
(ぽわーっとした雰囲気で、瞼が半分落ちたような表情になる)
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狐坂・香風 2021年11月5日
もー、なんともなってないじゃん。
ほれほれ。毛布もあるよ?
(バックパックの近くに座りなおすと、ぎゅっと圧縮されていた毛布を取り出しばさりと広げ)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2021年11月5日
うん……(ふ、と立ち上がり。空を見る、地を見る、彼方を見る。
天井の星々、雪の降る山、燃ゆる大地が、緩んだ目に飛び込んでくる)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2021年11月5日
(.もう一度、、空を見上げる。黒のカーテンに彩られた飾りが、星々が、空を煌めかせる)
映像…なんだろう、けれど…それでも…何か、気持ち…が、昂って…来るよね…。
(ぽつり、ぽつりと、何かを確認するように。声を出す)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2021年11月5日
……感受性、高い人…なんかは、さ。
こういうの、で…何か、感じ取れたり…するんだろう、ね…。
(自分は違う、と語るように、認識するように)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2021年11月5日
………ねむい。
(むにゃ。と鳴き声一つあげてから、毛布にくるまり、眠りに入るのだった)
(発言終了)
狐坂・香風 2021年11月5日
ふふっ。おっきな犬とか猫みたい。
(毛布にくるまり眠る姿を見)
狐坂・香風 2021年11月6日
~♪
(眠るリュヌをとんとんと優しく叩き、そして見上げれば夜空に煌めく満天の星空。思わず口元からはそんな時にぴったりな歌がこぼれる)
狐坂・香風 2021年11月6日
(疑似的なものではあるのだろう。
しかし、二人がこの大自然から受け取ったものは確かにここにあり。)
狐坂・香風 2021年11月6日
(想いを空へ馳せ。
神の住まう頂で、夜は更けていくのであった。)
(発言終了)