【戦】アメアメフレフレ
シュエ・ハヅク 2021年10月21日
極夜番長の机に手紙が一通。
『放課後、校庭にて一手御指南願います。※雨天決行の事』
内容は簡潔すぎる一文と差出人の名前のみ。
#林・蓮花
#シュエ・ハヅク
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シュエ・ハヅク 2021年10月21日
(小雨の降る学園校庭。黒い傘を差して立つ少女)
……さて、どうしたものでしょう
林・蓮花 2021年10月21日
(傘を手に、傘も差さずに校舎から少女がやってくる。お決まりの雨合羽に当たった雨粒がぱたぱたと音を立て)
お待たせ、嫌な天気ですね。
シュエ・ハヅク 2021年10月21日
いえ、こちらこそ応じてくださりありがとうございます。
(深々と頭を下げて)
雨は嫌いではありませんよ。あまり濡れるのは、良くはないでしょうが。
林・蓮花 2021年10月21日
いえ、全然構わないよ。向上心があるのは良いことだから。
(片手をひらひらして)
そう?(私はあまり好きじゃないとは言わなかった)
まぁ、私は濡れてもすぐに乾燥できるから問題ないんだけれど。
シュエ・ハヅク 2021年10月21日
そう言って頂けると幸いです。やはり実地でテストするのが一番ですので。
蓮花番長は……ああ、いえ。やめておきましょう。
あまり雑談を重ねると、剣を向ける手がブレそうです。
(子供に、とは口に出さなかった。己より上に立つものへあまりに無礼だ)
林・蓮花 2021年10月21日
実践は百の思考に勝るからね。
うん?(はてなと小首を傾げ)
まぁ、分からなくはないけれど、それは直した方が良いかもしれないね。
いつでもどうぞ?
(右手で傘を剣のように持ち、下げて)
シュエ・ハヅク 2021年10月21日
全くです。身体だけでなく、思考も機械の如くあれれば、楽なのでしょうが……。
(傘を閉じ、雨で軟化し始めている地面へ突き立てて、)
(無効票)
シュエ・ハヅク 2021年10月21日
参ります。
(半身に立ち、開いた右手を蓮花へ向け――視界を埋めるほどの規模の豪炎が放たれる)
林・蓮花 2021年10月21日
それは良いことなのかなぁ。
(苦笑を零しながら眼鏡を外してポケットにしまい)
(無効票)
林・蓮花 2021年10月21日
(なんだか唐揚げみたいなのが迫ってきてる……火かな?)
(良く分からないけれど、とりあえずは)
切る。
(一歩踏み込み、大上段に振り上げた傘に沿わせた斥力場で、一息に炎を割断!)
シュエ・ハヅク 2021年10月21日
なるほど。
(初手より想定外。水を操る能力であれば、と鎮火を誘導する試みは即座に炎ごと断たれた)
(無効票)
シュエ・ハヅク 2021年10月21日
では、白兵戦です。
(とはいえ、想定を覆されることもまた想定すべきこと。自身の足元からも炎を噴き上げることで推進力とし割断された炎の間を抜けて、手元に生成した大振りの両手剣(クレイモア)を叩きつけるように振り下ろす)
林・蓮花 2021年10月21日
(あれ、なんだか予想外みたいな反応されてる……? 対応間違えたかな)
あ、はい、どうぞ。
(能力は……使い方は私と似たようなところがあるけれど、まったくの別物。 あれは、アポート? いや、錬金術的なものかな?)
(想像を巡らせながら傘を両手で持ち、両手剣の刃が接触した瞬間に左腕の力を抜き、斜めに衝撃を逃がし)
(無効票)
林・蓮花 2021年10月21日
(掲げた状態になった左手を傘から離し、左手で握った石突きをくるりを逆手持ちに変え、シュエの脚に引っかけて思いっきり引っ張る)
シュエ・ハヅク 2021年10月21日
っ!
(文字通りの意味で浮足立っているとこを取られ、背から倒れる)
(無効票)
シュエ・ハヅク 2021年10月21日
流石に、其処までの無様は見せられません、ね……!
(その寸前。両手剣を即時分解、身を捻って無理矢理にでも手を付き支え、自由な片足を蹴り込もうと)
林・蓮花 2021年10月21日
(消えたというより崩れた、やっぱりその場で作ってるみたい)
(追撃、は許して貰えなさそう。 傘で蹴りを受け止めながらバックステップで衝撃を抑える……けど、抑えきれずに腕に響く)
いたた……やっぱりまだ下手ですね。
シュエ・ハヅク 2021年10月21日
傘をああ使うとは思い至りませんでした。
受けの技量からしても、その歳でしたら十分以上であると判断できますよ。
体格差、体重差で押さねばならない此方こそ、まだまだ、というものです。
(スカートに付いた土を落としながら立ち上がり)
さて。よければそちらの攻め手も、体験させていただきたいですね。
林・蓮花 2021年10月21日
そうかな?
前の学校の時に、通学中に男子がふざけてやるのをたまに見かけて真似してみたんだけれど。
(これは意外と使えそうだと心のメモ帳に記しつつ)
あるものを有効に使うのは当たり前のことだよ。 それも実力の内でしょう。
(無効票)
林・蓮花 2021年10月21日
うーん、私あんまり攻めには向いてないんだけれど……じゃあ、意趣返しかな。
(たっぷり雨を含んだ傘の留め紐を外して)
じゃあ、行くよ。
(ばっと開いた傘から大量の雨粒が視界を覆うように飛び散る)
シュエ・ハヅク 2021年10月21日
当たり前、ですか。
(こともなげに言うのは、それがどれ程の事か自覚していないが故だろうか、と思考する)
持ち得るものを、必要な時に適切に用いる。確かに当たり前ですが、同時に理想的なことでもあるのです。
(本来柔らかな雨粒が弾丸に思える中で、鉄板染みた大剣を生成。炎で赤熱させ、雨粒を灼き払う盾として身を守る)
林・蓮花 2021年10月21日
当たり前。 やり直しはないから、後悔しても遅いから。
適切に使えればね。 使えなければ持ち腐れ、私がそうだよ。
(扱いきれないほどの力に何の意味があるのか、今はまだ分からない)
(傘を閉じ、周囲の雨粒を左手に引き寄せ、赤熱化した大剣に叩き込んで大量の蒸気に変換して、周囲を熱気で満たし)
シュエ・ハヅク 2021年10月21日
今でも、強力な使い手と言えるでしょうに。
(視界が封じられたなら、全方位を攻めるまで。炎を円環状に広げて放ち対応を見極める)
林・蓮花 2021年10月21日
それは違うよ。 みんながホースで水道から水撒いてるのに対して、私が持たされたのは消防車のホースだっただけ。
これは持たされた能力の違いでしかないよ。
(すっと呼吸を整える。 一瞬雨が止まる)
(無効票)
林・蓮花 2021年10月21日
(シュエの頭上に、一瞬の間分の"グラウンドに降るはずだった雨"が集束された巨大な雨粒が落ち始めた)
シュエ・ハヅク 2021年10月21日
…………ふふっ。
(思わず笑みが溢れた。なにせ笑ってしまうほどのスケールの差を見てしまったのだから)
(演出継続)
シュエ・ハヅク 2021年10月21日
(刃でも、炎でもあの大質量は防げないし破れない。仮に焼き尽くせたとして、水蒸気爆発で消し飛ぶだろう。剣を分解し、両手をだらりと下げて目を瞑り、深く呼吸)
ですが、抗わなければ。
(でなければ、並べない。彼女には、彼らには)
(雨粒が、落ちる)
林・蓮花 2021年10月21日
(あれ、避けもしない……大丈夫かな? まぁ、ただの水だから死にはしないと思うけれど……)
(無効票)
林・蓮花 2021年10月21日
(諦めた様子ではないから大丈夫かと納得し、ぽたりと落ちる雨粒を眺め)
(地面にぶつかり、弾け、流れた大量の水が斥力場に当たり左右に浅く流れていく)
シュエ・ハヅク 2021年10月21日
(残ったのは、地面に座り込んだずぶ濡れのシュエ)
……圧し潰されるのは防げましたか。耐久テストも兼ねられたと思っておきましょう。
(水に呑まれたと同時、喉を潰さんばかりの歌声を放ち振動によって己を逸れるように水流を生んだ。当然耐え切れるわけもなく、全身水浸しで声も若干枯れる結果となったが)
林・蓮花 2021年10月21日
(あ、大丈夫だったよかった)
これが洪水とか津波なら、凄いダメージになるんだろうけれどね。
(そんな能力ではないから出来ないと言い)
まだ続ける?
シュエ・ハヅク 2021年10月21日
いいえ。まだまだ正確ではないのでしょうが、力量差は実感できました。
(立ち上がり、スカートや制服を絞って少しばかり身なりを正し)
完敗です。御指南、感謝致します。極夜番長。私達の上に立つ『格』の一端、学ばせていただきました。
(深く頭を下げる)
林・蓮花 2021年10月21日
(戦闘終了とみて、眼鏡を掛けなおし)
全部手の内を見せる訳にもいかないしね、そこはね。
私なんてまだまだだけれどね。
技術ならミーレさんやクリスタさんが凄いし、単純な力なら陸さん、他の三人も別方向に凄いしね。
シュエ・ハヅク 2021年10月22日
星の遠さや大きさなど、地上から見ても差はわかりませんよ。
それに、並び立てるからこそ貴女も此処に居るわけですし……他の番長方の技も、体感してみたくはありますが。
林・蓮花 2021年10月22日
みんなもそのうちこうなるよ。 むしろ、なってもらわないと困る。
(演出継続)
林・蓮花 2021年10月22日
え、それはお勧めしないけれど……。
シュエ・ハヅク 2021年10月22日
それは、無論です。負けた分際ではありますが、子供を守れない程弱いままでは居られない。
居られませんが……やはり危険ですか、他の方々は
林・蓮花 2021年10月22日
期待してます。
私は甘いからね。 出来るだけ流血沙汰にならないように無力化するようにしてるし。
他の人は保健室送りパターン多いよね。
シュエ・ハヅク 2021年10月22日
……精神性の問題は考えていませんでしたが。
まあ、それはまた追々考えることにします。
体が冷えますので、一度校舎へ戻りましょうか
林・蓮花 2021年10月22日
まぁ、他の番長とやり合うときは身体壊さない程度にね。 物理的にも。
ん、後者に戻ろうか。
ぬかるみは後で何とかしておきます。
シュエ・ハヅク 2021年10月22日
お手数をお掛けします。
(もう一度頭を下げてから、校舎へ足を向け)
お礼も兼ねて、ココアでも淹れましょう。家庭科室に買い置きをしてありますので。
林・蓮花 2021年10月22日
いいんだよ。 『壊したものは自分で直す』 それが黒のクラスの方針だから。
お代の代わりに頂きます。
シュエ・ハヅク 2021年10月22日
(その後。先の戦闘は嘘だったかのように、温かいココアで和む少女二人の姿があったとか)
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