【個】その血🩸 どんな血❤ 気になる血💉
リップ・ハップ 2021年10月9日
メイドちゃんとどっごんばっきん。
電撃ドラゴニアンくんともごっつんびりびり。
聞いた話じゃ赤ばんちょともやったんだって。
きっと他にもやってんだろけど、血の気が多い、っちゅー単純な理由じゃないっぽいよな。
野望の話とかから想像するにね。
まそれは置いといて。
全部。ぜーんぶ拳でやりあったんかな。
なんか拘りってやつ?
ししし。
こーゆーのにゃ愛が絡んでるってのが世の常よ。
解き明かすぜ姫兎の愛。名探偵リップちゃん出動だ。
……直接聞くのってこれ、調査より取調っぽいな?
んじゃ今日は刑事リップちゃんでいくぜ。
ほら、腹減ったろう。点滴打つか。
Blood of Boxer
Reaper Harper
1
リップ・ハップ 2021年10月9日
(そんなこんなで)
(放課後)
(ホームルームが終わるや否や少女は椅子から立ち上がり)
姫兎暇か? 暇だな? よし。
(ぱーん。クラスメイトの机の前、そこに手を突き彼と顔を合わせるのだった)
恋南川・姫兎 2021年10月9日
(チャイムの音で目を覚ます)(半分寝てた)
ふぁ……あん? (声をかけられて見てみれば目の前には同級生の少女)
こっちの話聞く前に決めんなよ。まぁ暇だけどさ。
リップ・ハップ 2021年10月9日
どー見ても暇だろ。寝るんで忙しいとかなら手ぇ引いたけど。
てかどんだけ興味ねいのさホームルーム。
そいか夜更かしでもしたか?
恋南川・姫兎 2021年10月9日
いや、だって面白いもんねもねぇだろ、ホームルームなんて。
夜更かしってわけじゃねぇけど、身体動かしてって眠くなるんだよ。
……んで、何か用か? デートの誘いなら、俺はいつだってオッケーだぜ。
リップ・ハップ 2021年10月9日
大事な連絡事項あるかもしんねいだろ?
連絡に興味なっしんは広報としちゃ見過ごせんな。ししし。
なーに言ってんだ。そーいうのの誘いは男からして来いよ。
待ってるだけじゃ何も始まらないぜ~~??
(無効票)
リップ・ハップ 2021年10月9日
まそいは置いといて。
単刀直入に聞くけどさ。姫兎って戦う時拳オンリー?
(しゅしゅっ。緩いんだかキレのあるんだか、何ともわからない拳を打って)
メインでもなくて、もう完全にオンリーって感じ?
(何事にも咄嗟の例外はあるかもしれないが、気持ちとしてどうなのかと、そんな問いかけだ)
恋南川・姫兎 2021年10月9日
生徒会の広報にそれ言われると耳が痛ぇなぁ。
まぁなんか大事な連絡あったら、後でリップが教えてくれよ(他力本願)
じゃあ、今からデート行こうぜーって言ったら来てくれるのかよー
(なんて冗談を言って)
(無効票)
恋南川・姫兎 2021年10月9日
……あん? 急になによ。
(鋭いという感じはしないが単純に速そうな拳を見て)
そりゃまぁ拳オンリーだろ。事故みてぇな例外はあるけどよ。
(当然とばかりにそう返す)
リップ・ハップ 2021年10月9日
ずうずうし。締め切り系はぎりぎりのぎりのぎりに教えてやろうか。
(マスク越しでも十分分かるくらいに大きく息を吐いて)
いいけど?
じゃあ行きながら話す?
(話したい話が出来れば何も問題ない。冗談相手にもそんな様子で)
(無効票)
リップ・ハップ 2021年10月9日
よ。と。
(断りなど入れず彼の机に腰かける)
やね。それが、その拘りが何でかなって。どっから来てんのかなって。
戦法として扱うってのは分かる。
でもさ、徒手空拳の中でさらに武器絞るって半ば縛りみたいなもんじゃん?
このままじゃリップちゃん気になって夜も眠れずホームルーム居眠りの仲間入りしちまうかもしれんから。わはは。
恋南川・姫兎 2021年10月9日
ちぇ、つれねぇなぁ……。
お、いいのか? そんじゃあ……って言いてぇところだが、話があるんだろ?
話すんなら、こっちの方が楽だしまたの機会だな。
(無効票)
恋南川・姫兎 2021年10月9日
勝手に座んなよ。別にいいけど。
(机の上には何も広げていなかったので座りやすいだろう)
居眠り仲間になるか?(なんてな、と笑い)
んで、拳で戦う理由か? どっからって言われてもな……
(無効票)
恋南川・姫兎 2021年10月9日
俺はボクサーなんだから、拳しか使わねぇのは当然じゃね?
リップ・ハップ 2021年10月9日
そりゃわかる。誰かと模擬でやりあうのも、他流試合的に捉えりゃよーわかる。
でも模擬でもない、ガチの戦いでもそうなんだろ?
姫兎はどうしてそこまでボクサーであることを貫くのかって、そーいう話。そーいう疑問。
例えば。この前グラウンドでやってた、電撃喰らってた時の模擬。
振り向いて殴るんじゃなく、後ろに向かって蹴りでも入れてたら間に合ってたんじゃねいのって思う場面あった。
模擬で起こんだから実践でも十分ある場面っしょ?
そういうのを想定しても、ボクサー、貫くんしょ?
恋南川・姫兎 2021年10月9日
電撃っつうと、誠一郎とやった時のことか。
まぁ、確かに蹴りだったら間に合ったかもな。
(以前にやった戦いを思い出しながら)
当然、どんな時でも拳しか使わねぇよ。
なんでって言われると、そうだな。うーん……
(どう言ったら良いかと言葉を探して)
(無効票)
恋南川・姫兎 2021年10月9日
前に、野望がどうとか言っていた事あったじゃん?
あれってのは、俺の強さを証明するって事なんだが、それって単純に俺が強いって事を証明してぇ訳じゃねぇんだよ。
『ボクサーである俺』の強さを証明したいわけよ。
(だから、実戦でも拳を使わないのだと)
リップ・ハップ 2021年10月9日
(ゆら。ゆら。右に左にと頭を揺らし彼の言葉を待って)
うん。暴竜ちゃんとかまおまお居たときの。
(こっくり)
……ボクサーである姫兎の。
そりゃボクシングで闘わねいと証明しようもねいなー。
(こくこく)
(無効票)
リップ・ハップ 2021年10月9日
そんだけ好きなんだ。ボクシング?
そいか、ボクシングに打ち込んできたことへの誇り、みていな?
恋南川・姫兎 2021年10月9日
好き……誇り……そうだな……
改めて言葉にすると難しいんだが……(顎に手をあてて考え)
ボクシングを始めるまでの俺は、まぁ普通……かどうかは分かんねぇが、まぁ良くいるような奴でなぁ。
何もやりたいこともねぇし、どんな奴でもなかった。
んで、そんな生き方に意味を与えてくれたのが、ボクシングなわけよ。
出会ったのが柔道だったら柔道だったし、プロレスだったらプロレスだったかもな。
でも、俺が会ったのはボクシングだったわけで。
(無効票)
恋南川・姫兎 2021年10月9日
そうだな、だから俺はボクサーって事にプライドを持っている。
リップに合わせて言えば……「ボクシングへの愛」ってところか?
(無効票)
恋南川・姫兎 2021年10月9日
……って、真面目に話すとちょっと恥ずいな(少しそっぽを向く)
リップ・ハップ 2021年10月9日
(じ。それは視線も、身体も。身じろぎせず、彼を見つめて、語りを聞いて)
(無効票)
リップ・ハップ 2021年10月9日
(ボクシングに出会ったのが、始めたのが、転換点的な。人生変わっちまうくらいの? 劇的だな。)
ボクシングラブ、か。
(そりゃ落ちるってもんだ。)
(まるで人と人との恋愛模様のように少女は考える)
(無効票)
リップ・ハップ 2021年10月9日
照ーれーんーなーよー。
(うりうり。肘で突いて)
愛ってのはな、好きなだけ語っていいんだぜ。
姫兎にとってそんだけ大事なもんで、素敵なもんだから、だから貫く。
よくわかったよ。
(メインでなくオンリーを選ぶ。そうするだけの熱量が彼の語った理由には籠っているのだと、少女は楽しげに、満足気に頷いて)
恋南川・姫兎 2021年10月9日
ありきたりだが、そんくらいの時期にちょい荒れてたのもあってな。
何せ、この図体だから田舎だと目立つし、色々と因縁もつけられてよ。
売られたもん全部買ってるような時期だったからな……
(俺も若かったと昔を思い出し)
(無効票)
恋南川・姫兎 2021年10月9日
うーるーせー(突かれる)
そうは言っても真面目に自分のこと話すと恥ずかしいんだよ。
まぁ、どこまで貫けているかってのはあるけどな。
拳一本ってのは貫いてるけど、腰の下も狙ったり後ろから狙ったり、ボクシングだと反則みてぇなこともしてっし、他の競技の技も入れてっし……(指を折って数え)
まぁ、愛にしてもプライドにしても、ちっぽけな一線だな。
リップ・ハップ 2021年10月9日
ありきたりがどうした。言い換えりゃ王道よ王道。
姫兎の言う通りありきたりとしても、こんだけの純度なら頭一つも二つも抜きんでてって。
自分のスタイル一本貫き続ける、まさに純愛だな。ししし。
(無効票)
リップ・ハップ 2021年10月9日
まその辺は今この時代に合わせての進化、そいか適応ってことで。な?
そゆことあるある。よく知らんけど。
(細けーこと気にしない。と軽い調子で)
リップちゃんがこーして押しかけてきたんだぜ?
ちっぽけでもきらきらよ。きらっきら。
恋南川・姫兎 2021年10月9日
流石にボクシングも人間以外を相手することは想定してねぇしなぁ。
(ドラゴンを殴ることになるとは思わなかったぜ、と軽くシャドー)
俺のボクシング並に、リップも愛に拘るよなぁ。
俺としちゃそっちの理由の方が気になるぜ。
リップ・ハップ 2021年10月9日
広報だかんな。
(意訳するなら、愛への拘り故に広報になった、だろうか。当然とばかりに)
理由。理由なー。
だって素敵じゃん? 愛。
私がお熱なのは人対人のだけど、姫兎見たいにボクシングに向けんのもそう思う。やっぱ愛は愛だ。
私はさ。愛の事よく、よーく知りたいわけ。感じたいわけ。
だからこやってラブな話聞くのも好き。コイバナとかはもっと好き。
恋南川・姫兎 2021年10月9日
まぁ愛が悪いもんとは、俺も思わねぇけどなぁ。
ここまで拘るのは結構凄くね? まぁだから生徒会に入ったのかもしれねぇけどさ。
あ、でもコイバナも好きなんだな。そういうのは分かる。
リップ・ハップ 2021年10月9日
ししし。だろー?
(すごくこだわっている。それは自認するところで、嬉しそうに)
その為のマスク。その為の点滴。愛の為ならえんやこらだ。
恋南川・姫兎 2021年10月9日
そのマスクと点滴も愛のためってことなのか?
(前から気になってると言えば気になっていた。何せ目立つ)
リップ・ハップ 2021年10月9日
そ。
愛を知りたいから。感じたいから。
……んー。
(ぽりぽり。頭を搔いて)
(いくら何でも説明になっていないだろうと、さしもの彼女も思い)
(そして今話している相手は、聞きたかったことをちゃんと話してくれた相手で)
(きょろり。教室内を見)
(無効票)
リップ・ハップ 2021年10月9日
(そこそこに会話が続き、もう他に同級生も居ない教室)
(机の上、腰かけたまま彼の顔に、耳元に口を寄せて)
(くい。とマスクを顎まで降ろす)
(無効票)
リップ・ハップ 2021年10月9日
(秘密の話をするように)
(そっと)
愛の味、知りたいから。
(囁いた)
(無効票)
リップ・ハップ 2021年10月9日
(元の姿勢に戻るころには、マスクも普段の通りだ)
恋南川・姫兎 2021年10月10日
……? そりゃどういう意味……
(と思っていれば、目の前の相手がマスクを外して)
(無効票)
恋南川・姫兎 2021年10月10日
(そう言えばマスク外したところ初めて見たなぁとか、呑気な感想)
(気づけば、耳元で囁かれる)(少しドキッとした)
(もう一発いくぜ)
恋南川・姫兎 2021年10月10日
(以前にリップは愛と血を同じに並べていた)
(ということは……いや、流石に考えすぎか)
……イマイチ意味は分かんなかったけどよ。それ俺に言って良かったのか?
リップ・ハップ 2021年10月10日
ま交換こ? 的な?
開けっ広げにゃしてねいけど、でも絶対の秘密ってわけでもねいし。
別に気にしなくていーよ。
(ふりふり。軽い調子で手を動かし)
恋南川・姫兎 2021年10月10日
交換でいいのか?あんま釣り合ってねぇような……ま、リップがいいならいっか。
どっちにせよ、勝手に言いふらしたりはしねぇけど。
リップ・ハップ 2021年10月10日
愛の話に重いも軽いもねいの。
釣り合う釣り合わないとかないんだ、よっと。
(足で反動をつけ、机から降り)
そいに、
(もう一発いくぜ)
リップ・ハップ 2021年10月10日
これで私の事全部知ったと思ったら100年はえいぜ。わはは。
で。どうすんの?
デートまじで行っちまうか~~??
(ゆるくスカートを翻しながら振り返って)
恋南川・姫兎 2021年10月10日
(反動で少し机が揺れる)
秘密の多い女ってことか? そういうのは好きだぜ、俺
(椅子から立ち上がると鞄を手に取り)
お、行っちまうか!!
飯……は、アレか。ゲーセンでも行こうぜー。
リップ・ハップ 2021年10月10日
食ってんの観察する係になっちまうしな。や別に私はいんだけどね?
(でも別案があるのなら)
三丁目の? いーよ。んじゃ行こ行こ。
(快く乗っかって)
てか姫兎ゲーム上手い? クレーンのさー、今ぬいぐるみ可愛いのあってな――、
(自分の机に戻り、鞄やらマイガートルやらを手に姫兎と二人教室を後にするのだった)
恋南川・姫兎 2021年10月10日
俺一人食うのもなー。
ふつー。クレーンゲームはあんまやった事ねぇんだよなぁ。
(取れっかなぁとか言いながら、リップと一緒に教室を後にした)