【個】はじめての畑当番
竜城・陸 2021年10月3日
畑で何か作ってみたい、なんて話をしていたのを聞いて。
それではまずは、と誘ったのは共用畑の畑当番。
新宿島の住民たちに流通するための食材を育てるここは、
毎日収穫があり、手入れも同じくほぼ毎日必要になる。
ひとまず、イメージを掴んでもらうのにはちょうどいいだろう。
場所:
生産区画・共用畑
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#レイ・シャルダン
#竜城・陸
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レイ・シャルダン 2021年10月3日
いいえ、実は今日が初めてかもしれません。
何から何までわからない事ばかりなので、今日はご教示お願いしますね。
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竜城・陸 2021年10月3日
そうか。じゃあ、来たばかりの頃の俺と一緒だな。
大丈夫、すぐ慣れると思うよ。
……こちらこそ、今日は宜しく。
竜城・陸 2021年10月3日
さて、今日は……朝は手入れを、夕方には実るタイミングだから、放課後に収穫を手伝ってもらう、というスケジュールになる。
(新宿島に行き渡る【植物活性】の残留効果の恩恵である。未明に植えた植物が、朝には茂り、夕には収穫可能になる)
学業とか、自分の研究分野とか、大変そうだったら朝だけでも大丈夫だよ。(どうする? と首を傾げて)
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レイ・シャルダン 2021年10月3日
いえっ、今日は一日開けていますので大丈夫ですよ。
手入れも収穫もとても興味があります、最後までお手伝いさせてください。
ちなみにここは何を育てているんですか?
(ぱっとみてもわからない様だ。綺麗な緑だけど?)
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竜城・陸 2021年10月3日
そう、それならよかった。
急な用事とか、そういうのがあれば言ってくれていいからね……ああ。
ここはジャガイモの畑だよ。
確か、国に馴染みがある……とか言っていただろう。
そのうち挑戦してみるのなら、一足先に体験しておいてもいいかなと思って。
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レイ・シャルダン 2021年10月3日
はい、何か思い出したら伝えますね。
あっ♪
ジャガイモってこんななんだ。
(畑にしゃがみこんで葉っぱをまじまじと見つめる)
そっかぁ~、この下に埋まってるんですねぇ。
不思議だなぁ。
レイ・シャルダン 2021年10月3日
ジャガイモはドイツでは国民食?の様なもので。
もーー毎日食べてますからね。
チュートリアルに選んでもらって感謝しかないです。
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竜城・陸 2021年10月3日
ああ、そうなんだ?
……俺の時代だとどうだったんだろうな。やっぱりずっと同じものを食べているのかな?
(ドイツ、というと海を挟んで向こう側にある土地に現存する(尤も、今は存在しないが)国だったはずだ。大陸から訪れた侵略者と交戦した、というような話なんかは幼いころ偶に耳に入っていたが、その相手の文化様式など露知らず)
(…………ディヴィジョンとなってからは大陸自体が消失しているから、余計に知る機会もなかったし――)
竜城・陸 2021年10月3日
…………と、すまない。
(思考をいったん切り上げて)……そうか、そういうことなら丁度良かったな。
それじゃ、さっそく手入れしていこうか――(同じく、隣の畝に屈み込んで。青々と茂る葉の一つに手を触れる)
まずはね、この芽を間引いていくところからなんだけど。
……間引く理由ってわかる?
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レイ・シャルダン 2021年10月3日
ん??
(何か考え事でもされていたのかなぁーなんて思いつつ。)
陸さんの時代って言うと幻想竜域の事ですか?
ん~、私も食文化にはそんなに詳しく無いですけど
ジャガイモがうちに入ってきたのは
少なくとも西暦1000年以降の話だったと思いますよ。
もっと昔は皆何を食べていたんでしょうねぇ。
レイ・シャルダン 2021年10月3日
はい、よろしくお願いします。
マビク、まびくまびく…
(うーんと考え込み)
ごめんなさい、ちょっとわからないかもです。
(どうやら間引くという言葉がわからない様だ。)
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竜城・陸 2021年10月3日
そう、幻想竜域……1500年くらい前、だね。
ああ、そうなんだ? だとしたらなんだろうな。
俺のところはパンと、幾らかの肉や野菜を食べていたけど……大陸も同じようなものを食べていたのかな。
竜城・陸 2021年10月3日
ああ、…………えーと。
(そうか、単語の意味からか、ということを改めて銘記して)
まず、見てほしいんだけど……
一か所に固まったものの中にも、大きくてしっかりした茎のものと、少し細くて頼りないものがあるだろう。
これらはすべて、同じ種芋から生えてきているのだけど……それを全部育てきるには栄養が足りなくて、そのままにしておくと収穫物が十分に大きくならないんだ。
だから、細い方の芽を抜いて、栄養がひとつの苗に行き渡るようにする、んだってさ。
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レイ・シャルダン 2021年10月3日
(パンってそんな昔からあったんだぁ。って顔)
はぇ~。
同じヨーロッパですから、きっと食生活は似てたと思いますよ。
レイ・シャルダン 2021年10月3日
(丁寧に教えてくれる陸さんの話をしっかり聞いている)
なるほど?
植えたものは全部育てて、全部収穫するわけでは無いんですね。
ある程度の数にしぼって栄養を集めたほうが
より美味しいジャガイモになる…と。
今からその残す方とマビク方を選定していくんですね。
(今はどっちになるかわからないジャガイモの葉を撫でている)
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竜城・陸 2021年10月3日
かもしれないね。
海を挟めば風土も違うかな、と思ったけど……夏と冬くらい変わるということでもない限り、似たようなものは育ちそう。
竜城・陸 2021年10月3日
そうみたい。俺もこちらへ来て作業をするようになってから初めて知ったんだけどね。
……あるいは昔にはなかった手法なのかもしれないな。
今みたいに食糧が豊富で誰もが食べるに困らない、みたいな世情ではなかったから。
(貧困層においては恐らく、満足に食事が食べられないなどということもあったろう――推測するにとどまるけれど)
そう。……基本的にはしっかりしていて元気なものを残す、ということになる。
早速だ、その苗の一番元気な子を選んであげて。
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レイ・シャルダン 2021年10月3日
私は国は違っても時代がこの時代の人間なので、
影響はまだ少ない方だとは思うのですが(それでも苦労しましたけど)
陸さんは時代も国も違うから色々大変だったでしょうね。
ん…?(陸さんって外国人だよね??とちょっと引っかかっている)
レイ・シャルダン 2021年10月3日
ふーーん…。
(これかな…?と細い茎を引っ張ると簡単に抜けてしまった、根っこが土の中に全然広がっていなかったようである)
…なるほど、確かにこの子に未来は無かったみたいですね。
なんか可哀そうな気もしますが。
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竜城・陸 2021年10月3日
そうだね、時代も違うし国も違って……来たばかりの時は大変だったな。右も左もわからなくてね。
幸い、先に漂着していた復讐者や新宿島出身の復讐者が先んじて体制を整えていてくれたから、さほど混乱はしなかったけれど。
…………うん? どうかした?
竜城・陸 2021年10月3日
そうだね。もの言わぬとはいえ、生命ではあるから。
……ああ、抜く時は土の中に根が残らないように注意してね。
残っていると結局、そこからまた伸びてきちゃうらしい。
(らしい、というのは、自分のやり方だとそもそも根が残らないからである)
(――魔力で不要なものだけ凍らせて剪定している、という形なので、誰にも真似ができないのだが)
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レイ・シャルダン 2021年10月3日
あっ…えっと。
(聞いちゃっていいのかなぁ~~。と一瞬迷う素振りを見せつつも、こういうのは素直に聞いちゃうのがボクなんだよね。)
陸さんって日本人なんですか?
(聞いちゃったたはー。)
レイ・シャルダン 2021年10月3日
おっと、流石の生命力ですね。
(今抜いた茎の周辺の土をさらさらと掻き分け。)
(彼女の手の上に1つの物体が乗る。)
(ミミズだ。)
!!?
(一瞬彼女の姿が激しく揺れ、その後ピタリと静止して動かなくなる。)
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竜城・陸 2021年10月3日
うん? いいや。
言ったろ、幻想竜域の出身だって。もちろんそこで――(正確には、ディヴィジョン化する前の、だけれど)生まれ育っているよ。
(なんでそんなことを聞かれたのだろう、と僅か首を傾げて思案し、)……ああ、もしかして名前のことが気になった?
竜城・陸 2021年10月3日
根こそぎ、なんて言葉もあるけれどまさにそれだね。
(なんて、隣の畝で作業を始めながら)
生命って強いものなんだなって実感する――
(彼女の動きがどうにも変だな、とちらりと視線を向けて)…………どうしたの?
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レイ・シャルダン 2021年10月3日
(ちょっと…。)
(ちょっとだけ待ってください。)
(あああああ手の上で…今くねってしたよね!??)
レイ・シャルダン 2021年10月3日
(あーーーー。)
(あーーー!!!やる!!!!!)
(目は手の方を見ないまま、思いっきり腕を左右振って)
(少し身震いした後、ジャージで手の甲を何度も拭く。)
レイ・シャルダン 2021年10月3日
はぁっ…はぁっ…。
え…えっと、何の話してましたっけ??
そ、そうだ。陸さんの名前がその気になって…。
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竜城・陸 2021年10月3日
(おや)
(ぶんぶんと手を振る様子と)(その後の動きを見て)
(……何か“とても小さいもの”が離れていく気配を感じ取った)
……もしかしてレイ、虫が苦手……?
竜城・陸 2021年10月3日
――……と。そう、名前の話だったね。
単純な話。こっちに来てから名乗った偽名だからね。
新宿島の文化様式に合わせた名前の方が、皆が馴染みやすいかと思って。
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レイ・シャルダン 2021年10月3日
えっ!?
虫ですか?私って虫苦手なんですかっ?
ご…ごめんなさい、正直全然この状況になる予想をしてなくて
すっごいびっくりして、頭が真っ白になっちゃった。
(ふぅーーと長い溜息をつき)
(ふぅ…ともう一度溜息をつき)
よし、大丈夫です。
レイ・シャルダン 2021年10月3日
(わーーー本当に偽名なんだ)
(そーだよねぇ。とチラチラご尊顔を見ている。)
(いつか本名教えてもらおっと。なんて思いながら隣の茎の選定を始めた。)
そういえば先ほど言ってましたけど
元々農業をされてた訳じゃなかったんですね。
青のクラスの代表だったので私てっきりこの道の第一人者とばかり。
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竜城・陸 2021年10月3日
……? 少なくとも俺にはそう見えたけど…………ああ、(そういえば、と畑の隅にある道具袋から、軍手を一組取り出して)
……手袋越しなら大丈夫かい? よかったら使って。
けっこう、畑は小さい生き物が多いから。
(葉野菜なんかにも幼虫が付くしな……と思ったけれど言うとパニックにさせそうなので思うだけにとどめた)
竜城・陸 2021年10月3日
?(視線を感じて、首を傾げ)……あ、うん。
元々は全く……青のクラスの分野のどれにも関わりのない家柄だったよ。
代表なのはほら、単純にこれに選ばれたからというだけで。
(髪紐に括られた青い鉱石を、指で軽く弾いてみせた。“卍器”と呼ばれる最上位の“遺産”――番長たる証だ)
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レイ・シャルダン 2021年10月3日
お気遣いありがとうございます。
(陸さんから軍手を受け取り)
いえ、ちょっと予想してなかっただけなので。
前もって意識してればきっと多分大丈夫です。
あはは、自分でもこんなにびっくりするって思いませんでした。
レイ・シャルダン 2021年10月3日
(弾かれて左右に揺れるその青い石をじっと見つめる)
(自分には感じ取れないけど、その石には不思議な何かがあるのを理解出来てしまう。)
(欲しいなー、ちょっと持ち帰りたいなーなんて、研究魂に火が付くのを堪える。今は農業中だぞ。)
レイ・シャルダン 2021年10月3日
なるほど、機械にも縁が遠そうだと思ってたので
なんで青クラスなんだろうって思ったのですが、
逆に青のクラスに選ばれたんですね。
不思議な話だなぁ~。
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竜城・陸 2021年10月3日
そう? ……まあ、それでもこの場所だと、意識の外から急にということもあるし。
備えておくにこしたことはないと思うよ。
……まあ、俺もいきなり熊とかが出てきたら驚くかもしれないし。
実際はそういう不意の遭遇って経験したことないんだけどね。
竜城・陸 2021年10月3日
(視線を意識するように、卍器を左右にゆらゆらしてみせたり)
青のクラスに所属することを決めたのは、選ばれたからというわけじゃないけどね。
この時代では、好きに興味のあることを学んでもいいだろう。人の生活を支える仕事、というのに興味があったから。
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レイ・シャルダン 2021年10月3日
ありがとうございます。
次、もし体が止まっていたら取ってやってくださいね。
そう…です?
陸さん、急に熊が出てきても
「おや?」って言って軽くあしらっちゃいそうなイメージですけどね。
…驚いた表情、少し見てみたいかな?
レイ・シャルダン 2021年10月3日
(ゆらゆら揺れているのを自然で目で追って気が付く。)
あっ…。
(今完全に間抜けな表情をしてしまっていた。馬鹿だーー。)
こほん、立派な心掛けだと思います。
私も青のクラスの活動内容を見た時に
役に立てるならここしかないって思いました。
青のクラス、好きです。
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竜城・陸 2021年10月3日
御安い御用だ。そのくらいの手助けならいくらでも。
驚きはすると思うよ、顔に出る程かは別だけどね。
……まあ、脅威にならない生物を恐れたりはしないから、出てきたところで問題はないのだけど。
(……驚いた顔したことあったっけ、最近)(考えたがわからなかった)
竜城・陸 2021年10月3日
(くすっと笑いながら、卍器を揺らす手を止めて)
そう思って戴けたのなら幸いだ。
……あらためて言うことでもないかもしれないけれど、これからもどうぞ宜しくね。
竜城・陸 2021年10月3日
……さて、作業を続けようか。
この区画を始業までに終わらせなければならないからね。
(ぐるりと見渡した、畑の一区画)(そこそこ広い)
……あ、そういえば、君は機械の扱いに秀でていたのだっけ。
分野としてはどういうものにあたるのか、気になるな。
運転のことも含めて……今度そちらの方も教えてもらえたら嬉しいよ。
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レイ・シャルダン 2021年10月3日
ありがとうございます♪
なるほど、ドラゴンが居る世界を基準に考えると
私達の世界の動物じゃちょぉっと荷が重いですね。
だから陸さんが顔に出るほど驚く可能性があるとしたら
陸さんの世界には無い最先端技術の粋ですね!
いつか私の国に来てください。
面白い物沢山お見せしますから。
レイ・シャルダン 2021年10月3日
わっ、そうだそうだ。
ちょっとお話に夢中になっちゃいましたね。
朝の間にこれ全部、頑張っちゃいましょう!
(ジャージの裾をまくって気合を入れる。)
レイ・シャルダン 2021年10月3日
ええ、私はそっち専門です。
パ…、
うん。
父が重機の制作をしてまして、私も色々と。
大型重機の運転は流石に経験無いですけど
車関係なら大体運転出来ますよ。
今回のお礼と言ってはなんですけど
陸さんが免許取れるように指導させて頂きますね♪
(一息)
竜城・陸 2021年10月3日
そうだね、まあドラゴンと出会っても驚きはしないかもしれないけど……
(多分、“怒り”のほうが先に出るだろう)
……でも、そうだな。
この世界にある、新しい技術か。船も鉄でできていて、鉄でできたものが空も飛ぶのだろう? 疫病も簡単に治せてしまうとも聞くし。
(それを、)(もしも、見ることが叶えば――)……ああ、きっと、驚くことばかりだろう。
いつか、もし。そんな機会があるとしたら、是非。
竜城・陸 2021年10月3日
ああ、なるほどね。父上の影響、というわけか。
そうやって継いでいくものがあるのは、いいことだね。
……今も。いつか世界を取り戻した後も。
それは君にとって、大切な軸になるのだろうから。
ああ、そちらの方も是非お願いしたいな。
期待しているよ。
竜城・陸 2021年10月3日
(それじゃあ、頑張ろうか)(なんて、声をかけて)
(ぽつりぽつり、疑問点を説明してみたり)
(他愛ない話をしながら)
(彼女にとって初めての畑当番は、つつがなく進んだことだろう)
(一息)